JPS63111461A - ガスクロマトグラフイ質量分析方法 - Google Patents

ガスクロマトグラフイ質量分析方法

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JPS63111461A
JPS63111461A JP25716886A JP25716886A JPS63111461A JP S63111461 A JPS63111461 A JP S63111461A JP 25716886 A JP25716886 A JP 25716886A JP 25716886 A JP25716886 A JP 25716886A JP S63111461 A JPS63111461 A JP S63111461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
mass
chromatogram
retention time
components
Prior art date
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Pending
Application number
JP25716886A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Takeda
武弘 竹田
Katsuhiro Nakagawa
勝博 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
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  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ガスクロマトグラフィ質重分析方法に係り、
特には、ガスクロマトグラフィ質量分析計で測定して得
られるマスクロマトグラムの保持時間の較正方法に関す
る。
(ロ)従来技術とその問題点 一般に、キャピラリーカラムをもつガスクロマトグラフ
は、ピークの分離度が良く、分析時間が短い等の優れた
性能をもつため広く使用されている。しかし、この種の
ガスクロマトグラフを用いても分離がなお不十分であっ
たり、未知化合物を含む試料では、各成分の同定が困難
になる。そのため、従来、ガスクロマトグラフと質量分
析計とを結合し、これによって、同定が確実にでき、し
かも、未知化合物の検出や構造解析もできるようにした
、いわゆるガスクロマトグラフィ質量分析計が提供され
ている。特に、その内でカラム・イオン源直結方式のも
のは、構造が簡単であり、しかも、試料の結合部での損
失が少ないなどの利点がある。しかし、その反面、イオ
ン源が減圧状態にあるため、カラム出口が負圧になり、
ガスクロマトグラフと同一条件で分析した場合でも、得
られるマスクロマトグラムの保持時間は、ガスクロマド
グラムの保持時間と一致しなくなる。このため、未知試
料の同定が十分にできない等の難点があった。
たとえば、未知試料が異性体A4、A1、A3を含む場
合、質量分析計で測定されるマススペクトルのパターン
は互いに似かよったものとなる。したがって、マススペ
クトルを観察すれば未知試料には異性体A、、At、A
、が含まれていることが分かるものの、マスクロマトグ
ラムの各保持時間は、上記の理由からガスクロマトグラ
ムの保持時間と一致しないために、マスクロマトグラム
だけからは各異性体A8、A1、A、を相互に区別する
ことができない。一方、従来より、ガスクロマトグラフ
においては、ガスクロマトグラムの測定データが大量に
蓄積されており、しかも、ガスクロマトグラムでは異性
体A1、A2、A、の場合でも互いに異なる保持時間が
得られるので、各保持時間が分かれば異性体A4、A2
、A3を個別に同定することができる。それゆえに、測
定したマスクロマトグラムに基づいて各異性体AI、A
2、A。
を同定するには、その保持時間をガスクロマトグラムの
保持時間に補正し直し、両者を直接比較することによっ
て可能となる。
ところが、従来は、かかる点について十分に考慮されて
おらず、しかも、マスクロマトグラムの保持時間測定デ
ータがデータベースとして十分に整理されていなかった
こともあって、マスクロマトグラムの保持時間とガスク
ロマトグラムの保持時間とを直接比較するといったこと
は為されていなかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、マスクロマトグラムの保持時間と、ガスクロマトグ
ラムの保持時間とを直接的に比較できるようにして、未
知試料の成分同定等を確実かつ容易に行なえるようにす
ることを目的とする。
(ハ)問題点を解決するための手段 本発明は、上記の目的を達成するために、ガスクロマト
グラフ単独で既知成分を含む試料についてガスクロマト
グラムを測定する一方、ガスクロマトグラフを同一分析
条件に設定して、このガスクロマトグラフで気相分離さ
れた各成分のマススペクトルを質量分析計で測定してマ
スクロマトグラムを作成し、得られた前記ガスクロマト
グラムとマスクロマトグラムの各成分についての保持時
間の値から両者の対応関係を示す校正曲線を求め、この
校正曲線に基づいて未知試料について得られるマスクロ
マトグラムの保持時間を補正するようにしている。
(ニ)実施例 第1図は、本発明方法を実施するために適用されるガス
クロマトグラフィ質量分析計の構成図である。同図にお
いて、符号lはガスクロマトグラフィ質量分析計の全体
を示し、2はガスクロマトグラフ、4は質量分析計で、
ガスクロマトグラフ2と質量分析計4とがインターフェ
イス6を介して結合されている。なお、イオン源直結方
式では、インターフェイス6を介せずに結合される。8
はガスクロマトグラフ2で気相分離された成分を検出す
るガス検出器、10は質1分析計4で質1分離されてた
イオンを検出するイオン検出器、12ハカス検出器6の
検出信号に基づいてガスクロマトグラムを測定するとと
もに、イオン検出器の検出信号に基づいてマススペクト
ルを測定してマスクロマトグラムを作成する計測演算部
、14はTVモニタである。
上記構成のガスクロマトグラフィ質量分析計1を適用し
た本発明方法について説明する。
まず、ガスクロマトグラフ2に一定の保持時間間隔をも
つ既知成分の混合試料を導入し、ここで気相分離された
各成分をガス検出器8で検出して、計測演算部!2で第
2図(a)に示すようなガスクロマトグラムを測定する
。第2図(a)には、4つの成分A、BSC,Dをもつ
混合試料の例を示しており、この場合、測定されたガス
クロマトグラムの各ピークトップ位置が各成分ASBS
CSDの保持時間となる。
次に、同一成分の混合試料を上記と同一分析条件に設定
されたガスクロマトグラフ2に導入し、気相分離された
各成分をさらにインターフェイス6を介して質量分析計
4に導(。そして、質蚤分析計4で質量分離されたイオ
ンをイオン検出器lOで検出して、計測演算部12でマ
ススペクトルを測定する。そして、計測演算部12によ
って、測定したマススペクトルのデータに基づいて、第
2図(b)に示すようなマスクロマトグラムを作成する
。作成されたマスクロマトグラムの各ピークトップ位置
が各成分A、B、C,Dの保持時間となる。
この場合、各成分A、B、C,Dについて得られたガス
クロマトグラム(第2図(a))の保持時間と、マスク
ロマトグラム(同図(b))の保持時間は、ガスクロマ
トグラム2のカラム出口の圧力状態の相異に起因して互
いに異なったものとなる。そこで、次に、上記の保持時
間のデータに基づいて、第3図に示すように、横軸をマ
スクロマトグラムから得られた保持時間、縦軸をガスク
ロマトグラムから得られた保持時間として、両者の対応
関係を示す校正曲線を求める。そして、この校正曲線を
、たとえば計測演算部12内のメモリに記憶しておく。
上記の校正曲線か得られると、次に、未知試料について
マススペクトルを測定し、この測定結果から計測演算部
12において第4図(b)に示すようなガスクロマトグ
ラムを作成する。作成されたマスクロマトグラムの各ピ
ークトップ位置が各成分x、y、z、wの保持時間とな
るが、このマスクロマトグラムの保持時間は、ガスクロ
マトグラフ2で測定した場合に得られるガスクロマトグ
ラムの保持時間(第4図(a))と一致しない。そこで
、予め求めておいた校正曲線(第3図)を用い、マスク
ロマトグラムの保持時間がガスクロマトグラムの保持時
間になるように補正する。この補正により、第5図に示
すように、各成分xSySz、wについて、ガスクロマ
トグラフ(同図(a))と同一の保持時間にマスクロマ
トグラム(同図(b))のピークが出現するので、両者
のピークを直接比較することができる。したがって、未
知試料中にきよう雑物や異性体が含まれているような場
合でも、各成分を確実かつ容易に同定することができる
(ホ)効果 以上のように本発明によれば、校正曲線を予め求めてお
き、未知試料についてガスクロマトグラフィ質量分析計
で測定して得られたマスクロマトグラフの保持時間を校
正曲線に基づいてガスクロマトグラフで測定されたガス
クロマトグラムの保持時間1.:、補正するので、ガス
クロマトグラムのデータとマスクロマトグラムのデータ
とを直接比較できるようになる。したがって、未知試料
の成分同定等を確実かつ容易に行なえるようになる等の
優れた効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明方法を実施するために適用されるガスク
ロマトグラフィ質量分析計の概略構成図、第2図は既知
成分試料について測定されたガスクロマトグラムとマス
クロマトグラムの測定例を示す説明図、第3図は第2図
に基づいて得られた校正曲線を示す特性図、第4図は未
知試料について測定されたガスクロマトグラムとマスク
ロマトグラムの測定例を示す説明図、第5図は保持時間
を修正した後のガスクロマトグラムとマスクロマトグラ
ムとの関係を示す説明図である。 1・・・ガスクロマトグラフィ質量分析計、2・・・ガ
スクロマトグラフ、4・・・質量分析計。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガスクロマトグラフ単独で既知成分を含む試料に
    ついてガスクロマトグラムを測定する一方、ガスクロマ
    トグラフを同一分析条件に設定して、このガスクロマト
    グラフで気相分離された各成分のマススペクトルを質量
    分析計で測定してマスクロマトグラムを作成し、得られ
    た前記ガスクロマトグラムとマスクロマトグラムの各成
    分についての保持時間の値から両者の対応関係を示す較
    正曲線を求め、この校正曲線に基づいて未知試料につい
    て得られるマスクロマトグラムの保持時間を補正するこ
    とを特徴とするガスクロマトグラフィ質量分析方法。
JP25716886A 1986-10-28 1986-10-28 ガスクロマトグラフイ質量分析方法 Pending JPS63111461A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006138755A (ja) * 2004-11-12 2006-06-01 Hitachi Ltd 危険物探知装置および危険物探知方法
JP2009128305A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Shimadzu Corp 試料分析方法及びガスクロマトグラフ質量分析装置
CN104422745A (zh) * 2013-09-02 2015-03-18 中国石油天然气股份有限公司 用于进行样品分析的测试方法、测试装置和测试设备
JP2015117955A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 株式会社島津製作所 クロマトグラム表示方法、並びに、クロマトグラム表示装置及びこれを備えたクロマトグラフ
JP2019045284A (ja) * 2017-09-01 2019-03-22 日本電子株式会社 ガスクロマトグラフ質量分析装置、およびガスクロマトグラフ質量分析方法

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