JP6119571B2 - 光ファイバケーブルおよびその配線方法並びに光通信モジュール - Google Patents

光ファイバケーブルおよびその配線方法並びに光通信モジュール Download PDF

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Description

本発明は、光信号を送信または受信する光通信モジュールに用いられる光ファイバケーブルに関する。
従来、光信号の送信または受信には、光通信モジュールが用いられている。この光通信モジュールは、コンピュータ,伝送装置等の情報処理装置のマザーボード(基板)に実装された中央処理装置(Central Processing Unit)に電気的に接続されている。また、光通信モジュールは、他の情報処理装置に向けて延びる光ファイバケーブルに接続されている。そして、光通信モジュールは、光ファイバケーブルからの光信号を電気信号に変換して中央処理装置に送出したり、中央処理装置からの電気信号を光信号に変換して光ファイバケーブルに送出したりする。
光ファイバケーブルは、光信号を伝送する光ファイバと、当該光ファイバに作用する応力を軽減するテンションメンバとを備えており、これらの周囲は、例えば、シリコーン(silicone)よりなる外皮によって被覆されている。これにより、情報処理装置間に配置された光ファイバを、折り曲げや引っ張り、さらには埃等から保護することができる。このような、テンションメンバおよび光ファイバを外皮によって被覆した技術の一例が、特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載された技術は、テンションメンバおよび光ファイバを外皮によって被覆してなる光ケーブル(光ファイバケーブル)を備え、当該光ケーブルの端部には、情報処理装置のインターフェースに接続される光コネクタが取り付けられている。この光コネクタはハウジングを備え、当該ハウジングの内部には、光電変換部と、電極端子を備えた基板部とが収容されている。そして、光電変換部には、光ファイバの先端部が光ファイバ保持部(フェルール)を介して連結されている。
特開2008−275950号公報(図2,図3)
ところで、情報処理装置間における通信信号の伝送速度は、近年さらに高速化が進んでいる。そのため、外部からの電磁ノイズ等の外乱に、より影響され難い伝送状態が望まれている。このような、電磁ノイズ等の外乱に影響されずに、さらなる高速化に対応するためには、情報処理装置間における通信信号(電気信号および光信号)のうち、電気信号の伝送距離を短くすることが望ましい。これにより、電磁ノイズ等の外乱による影響を最小限に抑えて、伝送速度のさらなる高速化に対応することができる。
しかしながら、上述の特許文献1に記載された技術においては、光通信モジュール(以下、単にEOM(Embedded Optical Module)と言う)が、光コネクタのハウジングの内部に設けられている。つまり、光コネクタを含む光ファイバケーブル自身が、EOMを備えた構造を採用している。したがって、光コネクタを情報処理装置のインターフェースに接続した際に、光コネクタに内蔵されたEOMと、情報処理装置の筐体の内部にあるマザーボードに実装された中央演算装置(以下、単にCPUと言う)との距離が長くなり、ひいては電気信号の伝送距離が長くなって、伝送速度をより高速化するための工夫が必要となっていた。
本発明の目的は、基板上に中央処理装置および光通信モジュールが近接して実装されたものであっても、光ファイバを筐体の内部で容易に取り回すことができ、電気信号の伝送距離を短くしてさらなる伝送信号の高速化に対応し得る光ファイバケーブルおよびその配線方法並びに光通信モジュールを提供することにある。
本発明の一態様では、光通信モジュールに用いられる光ファイバケーブルであって、光信号を伝送する光ファイバと、前記光ファイバに並んで設けられるテンションメンバと、前記光ファイバおよび前記テンションメンバを被覆する外皮と、前記外皮の前記テンションメンバに対応する部分を挟持し、情報処理装置の筐体のパネルに取り付けられるクランプ部材と、を備え、前記クランプ部材を境に前記筐体の外部の前記外皮および前記テンションメンバが残されて、前記クランプ部材を境に前記筐体の内部の前記外皮および前記テンションメンバが除去される。
本発明の他の態様では、前記外皮は、前記光ファイバを被覆する第1被覆部と、前記テンションメンバを被覆する第2被覆部と、を備え、前記第1被覆部と前記第2被覆部との間に、前記第1被覆部と前記第2被覆部との切り離しを誘導する薄肉部が設けられる。
本発明の他の態様では、前記第1被覆部の内部と前記第2被覆部の内部とを連通させる連通路を備える。
本発明の他の態様では、光通信モジュールに用いられる光ファイバケーブルの配線方法であって、光信号を伝送する光ファイバ、前記光ファイバに並んで設けられるテンションメンバ、前記光ファイバおよび前記テンションメンバを被覆する外皮、を有するケーブル組立体を準備するケーブル準備工程と、前記外皮の前記テンションメンバに対応する部分を挟持し、情報処理装置の筐体のパネルに取り付けられるクランプ部材を準備し、当該クランプ部材を、前記ケーブル組立体の長手方向に沿う任意の部分に装着するケーブルクランプ工程と、前記クランプ部材を境に前記筐体の外部の前記外皮および前記テンションメンバを残し、前記クランプ部材を境に前記筐体の内部の前記外皮および前記テンションメンバを除去する外皮除去工程と、前記クランプ部材を前記パネルに取り付けてから前記光ファイバの端部を前記光通信モジュールに連結、または前記光ファイバの端部を前記光通信モジュールに連結してから前記クランプ部材を前記パネルに取り付けるケーブル配線工程と、を備える。
本発明の他の態様では、光信号を送信または受信する光通信モジュールであって、前記光信号を伝送する光ファイバと、前記光ファイバに並んで設けられるテンションメンバと、前記光ファイバおよび前記テンションメンバを被覆する外皮と、前記外皮の前記テンションメンバに対応する部分を挟持し、情報処理装置の筐体のパネルに取り付けられるクランプ部材と、を有する光ファイバケーブルを備え、前記クランプ部材を境に前記筐体の外部の前記外皮および前記テンションメンバが残されて、前記クランプ部材を境に前記筐体の内部の前記外皮および前記テンションメンバが除去される。
本発明によれば、外皮のテンションメンバに対応する部分を挟持し、情報処理装置の筐体のパネルに取り付けられるクランプ部材を設け、クランプ部材を境に筐体の外部の外皮およびテンションメンバを残し、クランプ部材を境に筐体の内部の外皮およびテンションメンバを除去する。
この様にすることで、筐体の内部において、光ファイバケーブルを光ファイバのみとして柔軟にすることができ、筐体の内部での取り回し、つまり配線作業を良好にすることができる。これにより、電気信号の伝送距離を短くしてさらなる伝送信号の高速化に対応することが可能となる。さらに、筐体の外部では、光ファイバケーブルは外皮およびテンションメンバを備えるので、光ファイバケーブルを頑丈にして、ひいては折り曲げや引っ張り、さらには埃等に対して強度を高めることができる。
本発明の光ファイバケーブルを採用した通信システムの一例を示す概要図である。 光ファイバケーブルと情報処理装置との接続部分の詳細構造を説明する斜視図である。 ケーブル組立体の詳細構造を説明する斜視図である。 クランプ部材の詳細構造を説明する斜視図である。 (a),(b),(c)は、図4のa矢視図,b矢視図,c矢視図である。 ケーブルクランプ工程を説明する斜視図である。 外皮除去工程を説明する斜視図である。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の光ファイバケーブルを採用した通信システムの一例を示す概要図を、図2は光ファイバケーブルと情報処理装置との接続部分の詳細構造を説明する斜視図を、図3はケーブル組立体の詳細構造を説明する斜視図を、図4はクランプ部材の詳細構造を説明する斜視図を、図5(a),(b),(c)は図4のa矢視図,b矢視図,c矢視図をそれぞれ示している。
図1に示すように、通信システム10は、情報処理装置Aと情報処理装置Bとを、光ファイバケーブル20によって接続し、当該光ファイバケーブル20を介して互いに光信号の送受信を行うように構成されている。それぞれの情報処理装置A,Bは、各情報処理装置A,Bの外郭を形成するケーシング(筐体)11を備えている。ケーシング11の内部には、CPU(中央処理装置)12が実装されたマザーボード(基板)13が収容されており、このマザーボード13には、CPU12とともにEOM(光通信モジュール)14が実装されている。
CPU12およびEOM14は、マザーボード13上に近接して配置され、これらは、図2に示すように、マザーボード13上にプリントされたプリント配線13aを介して電気的に接続されている。このように、マザーボード13上にCPU12およびEOM14を近接して配置することにより、別途、長い電線等を用いて電気的に接続する必要が無く、比較的短い長さのプリント配線13aにより電気的に接続可能としている。これにより、電気信号の伝送距離を短くして、伝送信号の高速化に対応できるようになっている。
EOM14のCPU12側とは反対側には、ファイバアレイ15を介して光ファイバケーブル20を形成する光ファイバ21a(図3参照)の端部が連結されている。ここで、ファイバアレイ15は、例えば、無色透明の石英(Silica glass)によって略直方体形状に形成され、複数の光ファイバ21aの端部を、精度良く整列されて保持されたものである。
EOM14は、半導体光素子として機能する垂直共振器面発光レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)およびフォトダイオード(Photodiode)を備えている(何れも図示せず)。これらの半導体光素子は、EOM14のCPU12側に配置されている。また、EOM14は、光学ブロック(図示せず)を備えている。この光学ブロックは、透明な樹脂材料あるいはガラス材料により所定形状に形成され、光ファイバ21aからの光信号や、垂直共振器面発光レーザからの光信号が進む経路を、略90°の角度で変換する反射面(図示せず)を備えている。この光学ブロックは、EOM14の光ファイバ21a側に配置されている。
各情報処理装置A,Bのケーシング11には、フロントパネル11aがそれぞれ設けられている。フロントパネル11aには、光ファイバケーブル20を形成するクランプ部材24が装着される装着部11bが形成されている。この装着部11bは、図2に示すように、フロントパネル11aの開口部(図中上方)から所定幅で切り欠くようにして形成されている。つまり、クランプ部材24は、フロントパネル11aの開口部から、マザーボード13が固定される底部(図中下部)に向けて、装着部11bに差し込むことにより、フロントパネル11aに取り付けられるようになっている。
そして、クランプ部材24を境にケーシング11の外部にある光ファイバケーブル20は、外部応力に対し強度が高められている。一方、クランプ部材24を境にケーシング11の内部にある光ファイバケーブル20は、外部応力に対し強度が弱められて柔軟性を有している。
光ファイバケーブル20は、図2および図3に示すように、8心のテープ心線21と、テープ心線21の両脇に並んで設けられた一対のテンションメンバ22と、テープ心線21およびテンションメンバ22の周囲を被覆するジャケット23と、ジャケット23を挟持するクランプ部材24と、を備えている。ここで、クランプ部材24を境にケーシング11の外部にある光ファイバケーブル20は、高強度部20aとなり、クランプ部材24を境にケーシング11の内部にある光ファイバケーブル20は、テープ心線露出部(低強度部)20bとなっている。
図3に示すように、テープ心線21は、8本(8心)の光ファイバ21aと、これらの光ファイバ21aを纏めるテープ被覆21bとから構成されている。テープ心線21を構成する光ファイバ21aは、それぞれ同様に外径が約125μmに形成され、光信号を伝送するようになっている。また、テープ被覆21bは、例えば、ポリ塩化ビニル(Polyvinyl Chloride)やシリコーン等よりなる薄膜によって形成され、各光ファイバ21aを横一列に並べて保持するようになっている。
テープ心線21の両脇には、一対のテンションメンバ22がテープ心線21に並ぶようにして設けられている。各テンションメンバ22は、例えば、ピアノ線等のように炭素鋼よりなる金属線によって形成され、テープ心線21に対して所定間隔を持って配置されている。これらのテンションメンバ22は、テープ心線21とともにジャケット23によって保持されており、ジャケット23の屈曲変形に伴い、テープ心線21および各テンションメンバ22も屈曲変形するようになっている。
ここで、金属線よりなるテンションメンバ22は、ガラス繊維よりなる光ファイバ21aよりも遙かに剛性が高くなっている。これにより、光ファイバケーブル20に作用する曲げ方向や引っ張り方向への負荷から、各光ファイバ21aが折損したり破断したりするのが防止される。このように、各テンションメンバ22は、各光ファイバ21aに作用する応力を軽減し、各光ファイバ21aを保護する役割を果たしている。
テープ心線21および各テンションメンバ22の周囲は、外皮としてのジャケット23によって被覆されている。ジャケット23は、例えば、ポリ塩化ビニル等によって中空状に形成され、テープ心線21を被覆する第1被覆部23aと、各テンションメンバ22をそれぞれ被覆する一対の第2被覆部23bとを備えている。
第1被覆部23aと各第2被覆部23bとの間には、ジャケット23の厚み寸法を薄くする薄肉部23cが設けられている。この薄肉部23cは、テープ心線露出部20b(図2参照)を形成する際に、第1被覆部23aと第2被覆部23bとの切り離しを誘導するようになっている。つまり、例えば、作業者が工具又は爪等を薄肉部23cに当てて、第1被覆部23aと第2被覆部23bとを引き離すように力を加えることで、第1被覆部23aと第2被覆部23bとを、薄肉部23cに沿って容易に引き裂けるようになっている。
第1被覆部23aの両脇に配置される各薄肉部23cは、第1被覆部23aの内部と各第2被覆部23bの内部とを連通させる連通路23dを備えている。これにより、第1被覆部23aと第2被覆部23bとを引き裂くことで、第1被覆部23aを第1分割体BU1と第2分割体BU2(図7参照)とに容易に分けることができる。したがって、後述する「外皮除去工程」を簡素化することができる。
なお、各薄肉部23cの各連通路23dは省略することもできる。この場合、各薄肉部23cをより薄くすることで「外皮除去工程」を簡素化することができる。ただし、各薄肉部23cを薄くする際には、ジャケット23の屈曲変形により自然に裂けないようにするために、ジャケット23に必要とされる最低限の強度を考慮するようにする。
図4および図5に示すように、クランプ部材24は、プラスチック等を射出成形することで断面が略C字形状に形成された第1クランプ本体24aおよび第2クランプ本体24bを備えている。図5(b)に示すように、各クランプ本体24a,24bの径方向に沿う一側(図中左側)には、ヒンジ部24cが一体に設けられている。また、各クランプ本体24a,24bの径方向に沿う他側(図中右側)には、係合爪24dが一体に設けられている。
これにより、クランプ部材24の係合爪24d側が、ヒンジ部24cを回動中心として開口するようになっている。そして、このクランプ部材24の係合爪24d側を開口させて、クランプ部材24の内部に光ファイバケーブル20のジャケット23を装着し、係合爪24dを係合させて開口部分を閉じることで、ジャケット23の長手方向に沿う任意の部分に、クランプ部材24が固定される。
各クランプ本体24a,24bの内側には、ジャケット23を保持する第1クッション部材25aおよび第2クッション部材25bが、それぞれ装着されている(図4,5中網掛け部分)。これらのクッション部材25a,25bは、各クランプ本体24a,24bよりも柔軟な材料、例えば、ゴム等の弾性材料によって所定形状に形成されている。ここで、各クッション部材25a,25bにおいても、各クランプ本体24a,24bと同様に、断面が略C字形状に形成されている。
各クッション部材25a,25bは、凹部25cと、当該凹部25cの両脇から突出された一対の凸部25dとを備えている。凹部25cは、クランプ部材24を閉じた状態のもとで、図5(b)に示すように、クランプ部材24の内部に幅広空間Sを形成するようになっている。そして、当該幅広空間Sには、ジャケット23の第1被覆部23a(テープ心線21)が、凹部25cに対して非接触の状態で配置されるようになっている。これにより、クランプ部材24を閉じたときに、第1被覆部23a(テープ心線21)には応力(stress)が作用せず、テープ心線21を確実に保護できるようにしている。
各凸部25dは、クランプ部材24を閉じた状態のもとで、各第2被覆部23b、つまりジャケット23の各テンションメンバ22に対応する部分を挟持するようになっている。そして、各凸部25dの表面は、図5(a),(c)に示すように略波形形状に形成されている。これにより、各凸部25dに挟持された各第2被覆部23bに対して、その長手方向に外力が作用して引っ張られたとしても、クランプ部材24から容易には脱落しないようにしている。
各クランプ本体24a,24bの長手方向に沿う略中間部分には、クランプ部材24の短手方向に延びる一対の取り付け溝26a,26bが設けられている。これらの取り付け溝26a,26bは、ヒンジ部24c側および係合爪24d側にそれぞれ設けられ、幅広空間Sを挟んで対向配置されている。各取り付け溝26a,26bには、クランプ部材24を装着部11bに装着する際に、フロントパネル11aががたつくこと無く入り込むようになっている(図2参照)。つまり、各取り付け溝26a,26bの溝幅寸法は、フロントパネル11aの板厚寸法よりも若干小さい寸法に設定されている。
ここで、テープ心線21,各テンションメンバ22,ジャケット23およびクランプ部材24は、本発明における光ファイバケーブルを構成しており、以下、光ファイバケーブル20の情報処理装置A(B)への配線方法について、図面を用いて詳細に説明する。
図6はケーブルクランプ工程を説明する斜視図を、図7は外皮除去工程を説明する斜視図をそれぞれ示している。
[ケーブル準備工程]
図6に示すように、まず、テープ心線21,各テンションメンバ22およびジャケット23を備えたケーブル組立体CAを準備する。ここで、ケーブル組立体CAは、ケーブル成形工程(別工程)において予め形成されるもので、当該ケーブル組立体CAを必要とする長さに切断することにより、ケーブル組立体CAの準備が完了する。
[ケーブルクランプ工程]
次に、クランプ部材24を準備し、当該クランプ部材24の係合爪24d側を、ヒンジ部24cを回動中心として開口させておく。なお、クランプ部材24は、クランプ部材成形工程(別工程)において予め形成されたものである。その後、クランプ部材24の開口部分からクランプ部材24の内部にケーブル組立体CAを装着し、ケーブル組立体CAの長手方向に沿う任意の部分にクランプ部材24を配置する。
次いで、図中破線矢印(1)に示すように、クランプ部材24の開口部分を閉じて、係合爪24dを係合させることで、ケーブル組立体CAへのクランプ部材24の装着が完了する。このとき、クランプ部材24は、ジャケット23の各第2被覆部23bを挟持するが、第1被覆部23aを挟持しないので、テープ心線21には応力が作用しない。
ここで、ケーブル組立体CAに対するクランプ部材24の装着位置は、図6に示すように、ケーブル組立体CAの端部を基準として、ケーシング11(図2参照)の内部において必要とされる取り回しの長さLを考慮するようにする。具体的には、クランプ部材24をフロントパネル11a(図2参照)に装着した状態のもとで、クランプ部材24からケーシング11の内部にあるEOM14までの距離を考慮して、クランプ部材24の装着位置を決めるようにする。
[外皮除去工程]
次に、図7に示すように、ジャケット23の長手方向に沿う図中右側、つまりクランプ部材24を境にケーシング11(図2参照)の外部に配置されるジャケット23および各テンションメンバ22を残し、ジャケット23の長手方向に沿う図中左側、つまりクランプ部材24を境にケーシング11の内部に配置されるジャケット23および各テンションメンバ22を除去する作業を行う。
具体的には、図中破線矢印(2)に示すように、光ファイバケーブル用の切断ツールT(詳細図示せず)を、クランプ部材24におけるケーブル組立体CAの端部側(図中左側)にセットする。そして、ケーブル組立体CAのうちのテープ心線21を残し、その他の部分のジャケット23および各テンションメンバ22を切断する。その後、ジャケット23の各薄肉部23cを境に、ジャケット23の各第2被覆部23bを引き離す。
これにより、図中破線矢印(3)に示すように、各第2被覆部23bとともに各テンションメンバ22が、テープ心線21から分離される。また、第1被覆部23aが、第1分割体BU1と第2分割体BU2とに分割された後、テープ心線21からそれぞれ分離される。そして、ケーブル組立体CAのケーシング11の外部側に、高強度部20aが形成され、ケーブル組立体CAのケーシング11の内部側に、テープ心線露出部20bが形成される。
このように、各薄肉部23cを薄肉にしつつ、その内側に連通路23d(図3参照)を設けることにより、ジャケット23を、各テンションメンバ22を含む各第2被覆部23bと、第1被覆部23aの第1分割体BU1および第2分割体BU2に分離(4分割)することができ、外皮除去作業を容易に行うことができる。
その後、テープ心線21の端部を段剥きすることにより、8本の光ファイバ21a(図3参照)のそれぞれを露出させ、各光ファイバ21aの露出された部分を、ファイバアレイ15(図7の二点鎖線参照)に固定する。これにより、テープ心線21の端部にファイバアレイ15が装着された光ファイバケーブル20が完成する。
[ケーブル配線工程]
次に、光ファイバケーブル20を形成するクランプ部材24を、フロントパネル11aの装着部11b(図2参照)に装着する。具体的には、クランプ部材24の各取り付け溝26a,26bに、フロントパネル11aが入り込むようにする(図2参照)。ここで、クランプ部材24を押圧することにより、当該クランプ部材24を装着部11bの正規位置に取り付ける。これに引き続き、ファイバアレイ15をEOM14に装着する。これにより、各光ファイバ21a(図3参照)の端部が、EOM14に連結されて互いに光結合され、光ファイバケーブル20の情報処理装置A(B)への配線が完了する。
ただし、テープ心線露出部20bの長さに余裕がある場合には、上述とは逆に、ファイバアレイ15をEOM14に連結してから、クランプ部材24を装着部11bに取り付けるようにしても良い。
なお、上述とは異なる配線方法として以下がある。
切断ツールTを用いて、光ファイバケーブル20のテープ心線21を残し、その他の部分のジャケット23および各テンションメンバ22を切断する。
ジャケット23の各薄肉部23cを境に、ジャケット23の各第2被覆部23bを引き離すことで、第1被覆部23a,各第2被覆部23bおよび各テンションメンバ22がテープ心線21から分離され、テープ心線21のみの構造となる。
テープ心線21のみとなった各光ファイバ21aの端部をEOM14と調芯して、各光ファイバ21aの端部をEOM14に実装固定する。
テープ心線21が実装固定されたEOM14を、ケーシング11内に実装し、ジャケット23およびテンションメンバ22を有する光ファイバケーブル20の部分にクランプ部材24を装着する。その後、当該クランプ部材24をケーシング11の装着部11bに固定する。
以上詳述したように、本実施の形態に係る光ファイバケーブル20によれば、ジャケット23の各テンションメンバ22に対応する部分、つまり各第2被覆部23bを挟持し、マザーボード13を収容するケーシング11におけるフロントパネル11aの装着部11bに取り付けられるクランプ部材24を設け、クランプ部材24を境にケーシング11の外部のジャケット23および各テンションメンバ22を残し、クランプ部材24を境にケーシング11の内部のジャケット23および各テンションメンバ22を除去した。
この様にすることで、ケーシング11の内部において、光ファイバケーブル20を光ファイバ21a(テープ心線21)のみとして柔軟にすることができ、ケーシング11の内部での取り回し、つまり配線作業を良好にすることができる。これにより、電気信号の伝送距離、つまりプリント配線13aの長さを短くして、さらなる伝送信号の高速化に対応することが可能となる。さらに、ケーシング11の外部では、光ファイバケーブル20はジャケット23および各テンションメンバ22を備えるので、光ファイバケーブル20を頑丈にして、ひいては折り曲げや引っ張り、さらには埃等に対して強度を高めることができる。
本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。例えば、上記実施の形態において、8本の光ファイバ21aをテープ被覆21bで包囲してなるテープ心線21を採用したものを示したが、本発明はこれに限らず、テープ被覆21bを省略して各光ファイバ21aがそれぞれ外部に露出されたものを採用することもできる。また、光ファイバ21aの本数は8本に限らない。
さらに、上記実施の形態においては、図3に示すように、各テンションメンバ22と各第2被覆部23bとの間に、環状の隙間が存在するものを示したが、本発明はこれに限らず、各テンションメンバ22と各第2被覆部23bとを密着させて一体化しても構わない。また、ジャケット23に必要とされる強度に応じて、各テンションメンバと各第2被覆部とを同じ材料(例えば、硬質プラスチック等)で形成し、境界部分が分からないように両者を完全に一体化させても良い。
さらに、上記実施の形態においては、光ファイバケーブル用の切断ツールTを用い、テープ心線21を残した他の部分を切断するようにしたもの(図7参照)を示したが、本発明はこれに限らない。例えば、クランプ部材24を形成する各クランプ本体24a,24bのファイバアレイ15側(図7参照)に、図示しない切断刃をそれぞれ設け、クランプ部材24を閉じるのと同時に、テープ心線21を残した他の部分を切断するようにしても良い。この場合、切断ツールTおよび当該切断ツールTによる工程を省略することが可能となる。
10 通信システム
11 ケーシング(筐体)
11a フロントパネル(パネル)
11b 装着部
12 CPU(中央処理装置)
13 マザーボード(基板)
13a プリント配線
14 EOM(光通信モジュール)
15 ファイバアレイ
20 光ファイバケーブル
20a 高強度部
20b テープ心線露出部
21 テープ心線
21a 光ファイバ
21b テープ被覆
22 テンションメンバ
23 ジャケット(外皮)
23a 第1被覆部
23b 第2被覆部
23c 薄肉部
23d 連通路
24 クランプ部材
24a 第1クランプ本体
24b 第2クランプ本体
24c ヒンジ部
24d 係合爪
25a 第1クッション部材
25b 第2クッション部材
25c 凹部
25d 凸部
26a,26b 取り付け溝
A,B 情報処理装置
BU1 第1分割体
BU2 第2分割体
CA ケーブル組立体
S 幅広空間
T 切断ツール

Claims (6)

  1. 光通信モジュールに用いられる光ファイバケーブルであって、
    光信号を伝送する光ファイバと、
    前記光ファイバに並んで設けられるテンションメンバと、
    前記光ファイバおよび前記テンションメンバを被覆する外皮と、
    前記外皮の前記テンションメンバに対応する部分を挟持し、情報処理装置の筐体のパネルに取り付けられるクランプ部材と、
    を備え、
    前記外皮は、前記光ファイバを被覆する第1被覆部と、前記テンションメンバを被覆する第2被覆部と、を備え、
    前記第1被覆部と前記第2被覆部との間に、前記第1被覆部と前記第2被覆部との切り離しを誘導する薄肉部が設けられ、
    前記薄肉部の内側に、前記第1被覆部の内部と前記第2被覆部の内部とを連通させる連通路を備え、
    前記クランプ部材を境に前記筐体の外部の前記外皮および前記テンションメンバが残されて、前記クランプ部材を境に前記筐体の内部の前記外皮および前記テンションメンバが除去される、光ファイバケーブル。
  2. 請求項1記載の光ファイバケーブルにおいて、
    前記第1被覆部は、前記クランプ部材に対して非接触の状態で配置されている、光ファイバケーブル。
  3. 光通信モジュールに用いられる光ファイバケーブルの配線方法であって、
    光信号を伝送する光ファイバ、前記光ファイバに並んで設けられるテンションメンバ、前記光ファイバおよび前記テンションメンバを被覆する外皮、を有するケーブル組立体を準備するケーブル準備工程と、
    前記外皮の前記テンションメンバに対応する部分を挟持し、情報処理装置の筐体のパネルに取り付けられるクランプ部材を準備し、当該クランプ部材を、前記ケーブル組立体の長手方向に沿う任意の部分に装着するケーブルクランプ工程と、
    前記クランプ部材を境に前記筐体の外部の前記外皮および前記テンションメンバを残し、前記クランプ部材を境に前記筐体の内部の前記外皮および前記テンションメンバを除去する外皮除去工程と、
    前記クランプ部材を前記パネルに取り付けてから前記光ファイバの端部を前記光通信モジュールに連結、または前記光ファイバの端部を前記光通信モジュールに連結してから前記クランプ部材を前記パネルに取り付けるケーブル配線工程と、
    を備え
    前記外皮は、前記光ファイバを被覆する第1被覆部と、前記テンションメンバを被覆する第2被覆部と、を備え、
    前記第1被覆部と前記第2被覆部との間に、前記第1被覆部と前記第2被覆部との切り離しを誘導する薄肉部が設けられ、
    前記薄肉部の内側に、前記第1被覆部の内部と前記第2被覆部の内部とを連通させる連通路を備える、光ファイバケーブルの配線方法。
  4. 請求項記載の光ファイバケーブルの配線方法において、
    前記第1被覆部は、前記クランプ部材に対して非接触の状態で配置されている、光ファイバケーブルの配線方法。
  5. 光信号を送信または受信する光通信モジュールであって、
    前記光信号を伝送する光ファイバと、
    前記光ファイバに並んで設けられるテンションメンバと、
    前記光ファイバおよび前記テンションメンバを被覆する外皮と、
    前記外皮の前記テンションメンバに対応する部分を挟持し、情報処理装置の筐体のパネルに取り付けられるクランプ部材と、
    を有する光ファイバケーブルを備え、
    前記外皮は、前記光ファイバを被覆する第1被覆部と、前記テンションメンバを被覆する第2被覆部と、を備え、
    前記第1被覆部と前記第2被覆部との間に、前記第1被覆部と前記第2被覆部との切り離しを誘導する薄肉部が設けられ、
    前記第1被覆部の内部と前記第2被覆部の内部とを連通させる連通路を備え、
    前記クランプ部材を境に前記筐体の外部の前記外皮および前記テンションメンバが残されて、前記クランプ部材を境に前記筐体の内部の前記外皮および前記テンションメンバが除去される、光通信モジュール。
  6. 請求項記載の光通信モジュールにおいて、
    前記第1被覆部は、前記クランプ部材に対して非接触の状態で配置されている、光通信モジュール。
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