JP6119488B2 - 受液器および受液器一体型凝縮器 - Google Patents
受液器および受液器一体型凝縮器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6119488B2 JP6119488B2 JP2013157579A JP2013157579A JP6119488B2 JP 6119488 B2 JP6119488 B2 JP 6119488B2 JP 2013157579 A JP2013157579 A JP 2013157579A JP 2013157579 A JP2013157579 A JP 2013157579A JP 6119488 B2 JP6119488 B2 JP 6119488B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- female screw
- main body
- liquid
- forming portion
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
以下、本発明の第1実施形態について図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態では、本発明の受液器一体型凝縮器1を、車両用冷凍サイクル装置に搭載している。この受液器一体型凝縮器1は、冷媒と空気とを熱交換させて冷媒を過冷却域まで冷却する、いわゆるサブクールコンデンサである。
σ=P・D/2t
そして、受液タンク31の引張強度をσmaxとしたとき、受液タンク31の破壊圧力Pmaxは、次の数式2で表される。
Pmax=σmax・2t/D
受液タンク31を小型化すると、数式2におけるDが小さくなるので、破壊圧力Pmaxが上昇する。このため、破壊圧力Pmaxの上昇分、受液タンク31の板厚tを低減することができる。すなわち、受液タンク31の板厚tを薄くしても、破壊圧力Pmaxを、受液タンク31を小型化しない場合と同様とすることができる。受液タンク31の板厚tを薄くすることで、軽量化を図ることができるとともに、材料コストを低減することができる。
次に、本発明の第2実施形態について図4および図5に基づいて説明する。本第2実施形態は、上記第1実施形態と比較して、受液タンク31が複数設けられている点が異なるものである。
次に、本発明の第3実施形態について図6および図7に基づいて説明する。本第3実施形態は、上記第1実施形態と比較して、受液タンク31の内部空間が複数に区画(分割)されている点が異なるものである。
次に、本発明の第4実施形態について図8および図9に基づいて説明する。本第4実施形態は、上記第1実施形態と比較して、雌ネジ形成部32の非挿入部322に対する受液タンク31の設置位置が異なるものである。
次に、本発明の第5実施形態について図10に基づいて説明する。本第5実施形態は、上記第1実施形態と比較して、受液タンク31および挿入部321の形状が異なるものである。具体的には、図10に示すように、受液タンク31および挿入部321は、四角筒状に形成されている。
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、以下のように種々変形可能である。
31 受液タンク(本体部)
32 雌ネジ形成部
33 キャップ
321 挿入部
322 非挿入部
323 雌ネジ部
331 雄ネジ部
Claims (14)
- 冷凍サイクルの凝縮器(2)から流出した気液2相冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して液相冷媒を溜める受液器であって、
少なくとも一方の端部が開口する筒状の本体部(31)と、
筒状に形成されるとともに、内周面に雌ネジ部(323)が形成された雌ネジ形成部(32)と、
柱状に形成されるとともに、前記雌ネジ形成部(32)内に挿入されて、前記雌ネジ部(323)に螺合する雄ネジ部(331)が形成されたキャップ(33)とを備え、
前記雌ネジ形成部(32)は、前記本体部(31)の内部に挿入されて前記本体部(31)の内周面に接合される挿入部(321)と、前記本体部(31)の外部に配置される非挿入部(322)とを有しており、
前記雌ネジ部(323)は、前記非挿入部(322)に設けられており、
前記凝縮器(2)は、冷媒が流通する複数本のチューブ(21)の長手方向両端側に配設されるとともに、上下方向に延びて前記複数本のチューブ(21)と連通するヘッダタンク(25)を有して構成されており、
前記ヘッダタンク(25)には、前記ヘッダタンク(25)の下方側の空間に冷媒を流入させる流入孔(254)が設けられており、
前記雌ネジ形成部(32)の外周面において、前記ヘッダタンク(25)の前記流入孔(254)に対応する位置には、冷媒が流出する流出孔(324)が設けられ、前記ヘッダタンク(25)の下方側の空間と前記本体部(31)の内部とが連通していることを特徴とする受液器。 - 前記雌ネジ部(323)は、前記雌ネジ形成部(32)における前記流出孔(324)よりも前記挿入部(321)に近い部位に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の受液器。
- 冷凍サイクルの凝縮器(2)から流出した気液2相冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して液相冷媒を溜める受液器であって、
少なくとも一方の端部が開口する筒状の本体部(31)と、
筒状に形成されるとともに、内周面に雌ネジ部(323)が形成された雌ネジ形成部(32)と、
柱状に形成されるとともに、前記雌ネジ形成部(32)内に挿入されて、前記雌ネジ部(323)に螺合する雄ネジ部(331)が形成されたキャップ(33)とを備え、
前記雌ネジ形成部(32)は、前記本体部(31)の内部に挿入されて前記本体部(31)の内周面に接合される挿入部(321)と、前記本体部(31)の外部に配置される非挿入部(322)とを有しており、
前記雌ネジ部(323)は、前記非挿入部(322)に設けられており、
前記雌ネジ形成部(32)は、複数の挿入部(321)を有していることを特徴とする受液器。 - 冷凍サイクルの凝縮器(2)から流出した気液2相冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して液相冷媒を溜める受液器であって、
少なくとも一方の端部が開口する筒状の本体部(31)と、
筒状に形成されるとともに、内周面に雌ネジ部(323)が形成された雌ネジ形成部(32)と、
柱状に形成されるとともに、前記雌ネジ形成部(32)内に挿入されて、前記雌ネジ部(323)に螺合する雄ネジ部(331)が形成されたキャップ(33)とを備え、
前記雌ネジ形成部(32)は、前記本体部(31)の内部に挿入されて前記本体部(31)の内周面に接合される挿入部(321)と、前記本体部(31)の外部に配置される非挿入部(322)とを有しており、
前記雌ネジ部(323)は、前記非挿入部(322)に設けられており、
前記本体部(31)は、複数設けられており、
前記雌ネジ形成部(32)は、複数の前記本体部(31)と同一個数の前記挿入部(321)を有しており、
前記挿入部(321)は、それぞれ、前記本体部(31)の内周面に接合されていることを特徴とする受液器。 - 冷凍サイクルの凝縮器(2)から流出した気液2相冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して液相冷媒を溜める受液器であって、
少なくとも一方の端部が開口する筒状の本体部(31)と、
筒状に形成されるとともに、内周面に雌ネジ部(323)が形成された雌ネジ形成部(32)と、
柱状に形成されるとともに、前記雌ネジ形成部(32)内に挿入されて、前記雌ネジ部(323)に螺合する雄ネジ部(331)が形成されたキャップ(33)とを備え、
前記雌ネジ形成部(32)は、前記本体部(31)の内部に挿入されて前記本体部(31)の内周面に接合される挿入部(321)と、前記本体部(31)の外部に配置される非挿入部(322)とを有しており、
前記雌ネジ部(323)は、前記非挿入部(322)に設けられており、
前記本体部(31)は、前記本体部(31)の内部空間を、前記本体部(31)の筒軸方向に垂直な方向に複数の小空間(312)に仕切る仕切部材(313)を有しており、
前記雌ネジ形成部(32)は、前記複数の小空間(312)と同一個数の前記挿入部(321)を有しており、
前記挿入部(321)は、それぞれ、前記小空間(312)内に挿入されているとともに、前記本体部(31)の内周面および前記仕切部材(313)の少なくとも一方に接合されていることを特徴とする受液器。 - 前記キャップ(33)は、樹脂製であるとともに、前記挿入部(321)を前記本体部(31)の内周面にろう付け接合した後に前記雌ネジ形成部(32)に組み付けられており、
前記キャップ(33)は、前記雌ネジ形成部(32)に対して着脱可能になっていることを特徴とする請求項1に記載の受液器。 - 前記雌ネジ形成部(32)は、複数の挿入部(321)を有していることを特徴とする請求項1または6に記載の受液器。
- 前記複数の挿入部(321)のうち、少なくとも1つの前記挿入部(321)は、他の前記挿入部(321)と異なる形状であることを特徴とする請求項3または7に記載の受液器。
- 前記本体部(31)は、複数設けられており、
前記雌ネジ形成部(32)は、複数の前記本体部(31)と同一個数の前記挿入部(321)を有しており、
前記挿入部(321)は、それぞれ、前記本体部(31)の内周面に接合されていることを特徴とする請求項1ないし3、6ないし8のいずれか1つに記載の受液器。 - 前記本体部(31)は、前記本体部(31)の内部空間を、前記本体部(31)の筒軸方向に垂直な方向に複数の小空間(312)に仕切る仕切部材(313)を有しており、
前記雌ネジ形成部(32)は、前記複数の小空間(312)と同一個数の前記挿入部(321)を有しており、
前記挿入部(321)は、それぞれ、前記小空間(312)内に挿入されているとともに、前記本体部(31)の内周面および前記仕切部材(313)の少なくとも一方に接合されていることを特徴とする請求項1ないし3、6ないし8のいずれか1つに記載の受液器。 - 前記キャップ(33)は、前記キャップ(33)と前記雌ネジ形成部(32)との間をシールするシール手段(322)を有していることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1つに記載の受液器。
- 前記本体部(31)の外径は、前記雌ネジ形成部(32)の外径以下の寸法であることを特徴とする請求項1ないし11のいずれか1つに記載の受液器。
- 請求項1ないし12のいずれか1つに記載された受液器(3)が、前記凝縮器(2)に一体ろう付けされていることを特徴とする受液器一体型凝縮器。
- 前記凝縮器(2)は、
冷媒が流通する複数本のチューブ(21)と、
前記チューブ(21)の長手方向両端側に配設されるとともに、前記チューブ(21)の長手方向と直交する方向に延びて前記複数本のチューブ(21)と連通する一対のヘッダタンク(24、25)とを有しており、
前記ヘッダタンク(24、25)は、前記ヘッダタンク(24、25)内の空間を複数のタンク内空間に分割する仕切部材(26、27)を有しており、
前記受液器(3)は、前記ヘッダタンク(24、25)における、前記複数のタンク内空間のうち前記チューブ(21)を通過した冷媒が流入するタンク内空間と対応する部位に接合されていることを特徴とする請求項13に記載の受液器一体型凝縮器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013157579A JP6119488B2 (ja) | 2013-07-30 | 2013-07-30 | 受液器および受液器一体型凝縮器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013157579A JP6119488B2 (ja) | 2013-07-30 | 2013-07-30 | 受液器および受液器一体型凝縮器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015028394A JP2015028394A (ja) | 2015-02-12 |
JP6119488B2 true JP6119488B2 (ja) | 2017-04-26 |
Family
ID=52492176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013157579A Active JP6119488B2 (ja) | 2013-07-30 | 2013-07-30 | 受液器および受液器一体型凝縮器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6119488B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6785144B2 (ja) | 2016-12-14 | 2020-11-18 | 株式会社ケーヒン・サーマル・テクノロジー | 受液器およびこれを用いたコンデンサ |
JP7049556B2 (ja) * | 2018-05-18 | 2022-04-07 | マーレ インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 受液器、受液器の製造方法および受液器を用いたコンデンサ |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4608834B2 (ja) * | 2001-09-18 | 2011-01-12 | 株式会社デンソー | 冷凍サイクル装置 |
KR100654178B1 (ko) * | 2001-12-19 | 2006-12-05 | 한라공조주식회사 | 리시버 드라이어 체적결정방법 및 상기 방법에 의하여결정된 체적을 가지는 리시버 드라이어 일체형 응축기 |
JP3955766B2 (ja) * | 2002-02-20 | 2007-08-08 | 昭和電工株式会社 | レシーバタンク付き熱交換器、レシーバタンク結合部材、熱交換器のレシーバタンク組付構造及び冷凍システム |
JP2003336938A (ja) * | 2002-05-15 | 2003-11-28 | Sanden Corp | 熱交換器 |
US20060070724A1 (en) * | 2004-10-06 | 2006-04-06 | Visteon Global Technologies, Inc. | Integrated receiver dryer sleeve |
-
2013
- 2013-07-30 JP JP2013157579A patent/JP6119488B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015028394A (ja) | 2015-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5651431B2 (ja) | コンデンサ | |
US8950213B2 (en) | Receiver and receiver-integrated condenser | |
JP6905895B2 (ja) | コンデンサ | |
JP6459799B2 (ja) | 凝縮器 | |
JP5593084B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP5412195B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP6119488B2 (ja) | 受液器および受液器一体型凝縮器 | |
JP2014173831A (ja) | コンデンサ | |
JP2009121783A (ja) | 熱交換器 | |
JP6358167B2 (ja) | 凝縮器 | |
JP6768460B2 (ja) | コンデンサ | |
JP2007078292A (ja) | 熱交換器および複式熱交換器 | |
JP2010139089A (ja) | 熱交換器 | |
JP6572031B2 (ja) | コンデンサ | |
JP5553442B2 (ja) | 熱交換器用レシーバタンク | |
JP6460233B2 (ja) | 凝縮器 | |
JP5604140B2 (ja) | コンデンサ | |
JP2017058051A (ja) | 受液器およびそれを備えた凝縮器 | |
JP6742252B2 (ja) | コンデンサ | |
JP2019070503A (ja) | 受液器およびこれを用いたコンデンサ | |
JP2017172866A (ja) | 凝縮器 | |
JP2017083023A (ja) | 凝縮器 | |
JP2016217682A (ja) | 凝縮器 | |
JP6322529B2 (ja) | コンデンサ | |
JP6102710B2 (ja) | 受液器の乾燥剤収納袋 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151130 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160905 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160927 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170313 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6119488 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |