JP2017083023A - 凝縮器 - Google Patents

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壽久 内藤
Toshihisa Naito
壽久 内藤
長谷川 恵津夫
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恵津夫 長谷川
沖ノ谷 剛
Takeshi Okinoya
剛 沖ノ谷
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【課題】コア部の剛性を確保しつつ、過熱域冷媒によるサブモジュレータ内の冷媒の再加熱を抑制する。【解決手段】第1ヘッダタンク5とサブモジュレータ12との接合部と、第1ヘッダタンク5における過熱域冷媒が流入する上側内部空間53との間に、冷媒が流通しない断熱空間33を設ける。この断熱空間33の空気層により、第1ヘッダタンク5の上側内部空間53の過熱域冷媒からサブモジュレータ12内の冷媒への熱移動が抑制されるため、過熱域冷媒によるサブモジュレータ12内の冷媒の再加熱が抑制される。また、サブモジュレータ12を第1ヘッダタンク5に接合しているため、コア部2の剛性を確保することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、液相冷媒を貯留するモジュレータタンクを備える凝縮器に関する。
近年、市場では、従来の凝縮器の放熱性能を維持しつつ、搭載性のよい薄型な凝縮器が求められている。このような要求に対し、凝縮器のコア部の側方部に配置された縦置きのメインモジュレータに加えて、コア部の上方側に沿って横に寝かせた姿勢で配置された横置きのサブモジュレータを備える構成が提案されている。
また、コア部の両端部にヘッダタンクが配置され、サブモジュレータの両端部はヘッダタンクに接合されている(例えば、特許文献1参照)。このように、サブモジュレータをヘッダタンクに接合した場合、サブモジュレータはコア部の剛性確保に寄与する。
特開2014−159956号公報
しかしながら、サブモジュレータは冷媒入口部を有するヘッダタンクに接合されているため、外部から供給される過熱域冷媒(すなわち、高温の冷媒)の熱がヘッダタンクを介してサブモジュレータに伝わる。その結果、サブモジュレータ内の冷却された冷媒が再加熱されて蒸発し、システム性能低下要因になっている。
本発明は上記点に鑑みて、コア部の剛性を確保しつつ、過熱域冷媒によるサブモジュレータ内の冷媒の再加熱を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、冷媒が流通する複数のチューブ(3)を上下に積層して構成され、チューブの外側を流れる外部流体との熱交換により冷媒を放熱させるコア部(2)と、チューブの積層方向に沿って延び、コア部におけるチューブの長手方向一端部に接続され、外部から供給される冷媒が流入する入口内部空間(53)を有する筒状の第1ヘッダタンク(5)と、チューブの積層方向に沿って延び、コア部におけるチューブの長手方向他端部に接続される第2ヘッダタンク(6)と、第2ヘッダタンクから流出した冷媒を液相冷媒と気相冷媒とに分離して液相冷媒を貯留するモジュレータタンク(10)と、を備え、モジュレータタンクは、チューブの積層方向に沿って延び、第2ヘッダタンクに隣接して配置され、第2ヘッダタンクに連通するメインモジュレータ(11)と、コア部の上方に配置され、チューブの長手方向に沿って延び、メインモジュレータに連通し、第1ヘッダタンク側の端部が第1ヘッダタンクにおける入口内部空間よりも上方部位に接合されるサブモジュレータ(12)と、を有しており、第1ヘッダタンクは、サブモジュレータが接合された部位と入口内部空間との間に、冷媒が流通しない断熱空間(33)を有する。
これによると、入口内部空間の過熱域冷媒からサブモジュレータへの熱移動が断熱空間により抑制されるため、過熱域冷媒によるサブモジュレータ内の冷媒の再加熱を抑制することができる。また、サブモジュレータを第1ヘッダタンクに接合しているため、コア部の剛性を確保することができる。
また、上記目的を達成するため、請求項3に記載の発明では、冷媒が流通する複数のチューブ(3)を上下に積層して構成され、チューブの外側を流れる外部流体との熱交換により冷媒を放熱させるコア部(2)と、チューブの積層方向に沿って延び、コア部におけるチューブの長手方向一端部に接続され、外部から供給される冷媒が流入する入口内部空間(53)を有する筒状の第1ヘッダタンク(5)と、チューブの積層方向に沿って延び、コア部におけるチューブの長手方向他端部に接続される第2ヘッダタンク(6)と、第2ヘッダタンクから流出した冷媒を液相冷媒と気相冷媒とに分離して液相冷媒を貯留するモジュレータタンク(10)と、を備え、モジュレータタンクは、チューブの積層方向に沿って延び、第2ヘッダタンクに隣接して配置され、第2ヘッダタンクに連通するメインモジュレータ(11)と、コア部の上方に配置され、チューブの長手方向に沿って延び、第1ヘッダタンク側が第1ヘッダタンクの上端面に対向する位置まで延び、第2ヘッダタンク側でメインモジュレータに連通するサブモジュレータ(12)と、を有しており、第1ヘッダタンクおよびサブモジュレータよりも熱伝導率が低い材料にて形成され、サブモジュレータにおける第1ヘッダタンクの上端面に対向する部位と第1ヘッダタンクの上端面との間に配置され、第1ヘッダタンクとサブモジュレータとを連結する断熱部材(40)を有する。
これによると、入口内部空間の過熱域冷媒からサブモジュレータへの熱移動が断熱部材により抑制されるため、過熱域冷媒によるサブモジュレータ内の冷媒の再加熱を抑制することができる。また、第1ヘッダタンクとサブモジュレータとを断熱部材により連結しているため、コア部の剛性を確保することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る凝縮器1を模式的に示す図である。 図1のII−II断面図である。 図2のA矢視図である。 本発明の第2実施形態に係る凝縮器1の要部を模式的に示す図である。 図4の第1ヘッダタンク5における断熱空間33近傍の斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る凝縮器1の要部を模式的に示す図である。 図6の断熱部材40の断面図である。 図6の断熱部材40近傍の分解斜視図である。 本発明の第4実施形態に係る凝縮器1の要部を模式的に示す図である。 図9の断熱部材40近傍の分解斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る凝縮器1の要部を模式的に示す図である。 図11の断熱部材40近傍の分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各実施形態において、先行する実施形態で説明した事項と同一もしくは均等である部分には、同一の参照符号を付し、その説明を省略する場合がある。また、各実施形態において、構成要素の一部だけを説明している場合、構成要素の他の部分に関しては、先行する実施形態において説明した構成要素を適用することができる。
(第1実施形態)
本実施形態に係る凝縮器1は、車両用の空調装置に適用される蒸気圧縮式の冷凍サイクルを構成する熱交換器である。冷凍サイクルは、圧縮機、凝縮器1、減圧機構、蒸発器等を順次配管接続した閉回路として構成される。本実施形態の冷凍サイクルは、圧縮機として、エンジンからの動力により駆動するエンジン駆動式の圧縮機を採用している。なお、冷凍サイクルの圧縮機として、電動モータからの動力により駆動する電動圧縮機が採用されてもよい。
凝縮器1は、不図示の圧縮機から吐出された高温高圧の気相冷媒を外部流体である車室外空気(すなわち、外気)と熱交換させて凝縮させる。凝縮器1は、その内部で凝縮した冷媒を、不図示の減圧機構を介して、冷媒を蒸発させる不図示の蒸発器側へ導出する。
凝縮器1は、車両を駆動するエンジンが設置されたエンジンルーム内に配置されている。凝縮器1は、例えば、エンジンルーム内の最前部に形成された走行風の導入路に配置されている。
まず、本実施形態の凝縮器1の全体構成について、図1を参照して説明する。ここで、図1は、本実施形態の凝縮器1を模式的に示した模式図である。図1では、コア部2を構成するチューブ3およびアウターフィン4の全体は図示されておらず、そのチューブ3およびアウターフィン4の図示が簡略化または省略されている。そして、ヘッダタンク5、6およびモジュレータタンク10は断面図示されている。
また、図1の各矢印DR1、DR2および後述の図2の矢印DR3は凝縮器1が搭載される車両の向きを示す。すなわち、図1の両端矢印DR1は車両上下方向DR1を示し、両端矢印DR2は車両左右方向DR2すなわち車両幅方向DR2を示し、図2の両端矢印DR3は車両前後方向DR3を示している。
図1に示すように、凝縮器1は、モジュレータタンク一体型の冷媒凝縮器である。凝縮器1は、冷凍サイクルの圧縮機から吐出された冷媒を冷却して凝縮させる凝縮部2aと、凝縮部2aから流出する冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離する気液分離機能を備え冷凍サイクル中の余剰冷媒を液相冷媒として一時的に蓄えるとともに液相冷媒を流出するモジュレータタンク10と、モジュレータタンク10から流出する液相冷媒を冷却して冷媒の過冷却度を高めるサブクール部としての過冷却部2bとを備え、これらを一体にして形成されている。
また、凝縮器1を構成する主な部材は、アルミニウムやアルミニウム合金等のアルミニウム製の金属材料で構成されている。凝縮器1は、金属材料で構成される各部材が組み付けられた状態で、各部材の必要な部位に予め設けられたロウ材によりロウ付け接合されている。
本実施形態のモジュレータタンク10はL字状の筒状体を呈し、凝縮器1のうち車両幅方向DR2の端部に隣接して配されてチューブ3の積層方向に沿って延びるメインモジュレータ11と、凝縮器1のうち上端部に隣接して配されてチューブ3の長手方向に沿って延びるサブモジュレータ12とから構成されている。そして、そのメインモジュレータ11の内部空間111とサブモジュレータ12の内部空間121とは互いに連通している。これにより、メインモジュレータ11の内部空間111に加えサブモジュレータ12の内部空間121も液相冷媒を蓄える空間として利用できるので、その分、メインモジュレータ11の小径化が図られている。
凝縮器1は、所定間隔を開けて配置された一対のヘッダタンクである円筒状の第1ヘッダタンク5及び第2ヘッダタンク6を有する。第1ヘッダタンク5および第2ヘッダタンク6は冷媒が流れる圧力容器である。その第1ヘッダタンク5と第2ヘッダタンク6との間には熱交換用のコア部2が配置され、コア部2は第1ヘッダタンク5と第2ヘッダタンク6とによって固定されている。
コア部2は凝縮部2aと過冷却部2bを含んでいる。凝縮器1は、第1ヘッダタンク5に流入した冷媒が複数本の冷媒通路に分かれて第2ヘッダタンク6に向けて流れる、いわゆるマルチフロータイプと称されるものである。なお、本実施形態では、コア部2のうち図1の実線DLよりも上方側に位置する部位が凝縮部2aを構成し、その実線DLよりも下方側に位置する部位が過冷却部2bを構成している。
コア部2は、第1ヘッダタンク5と第2ヘッダタンク6の間で車両幅方向DR2に冷媒を流す断面扁平状の複数のチューブ3と、コルゲート状の複数のアウターフィン4と有している。コア部2は凝縮部2aと過冷却部2bとの何れでも、チューブ3とアウターフィン4とが交互に積層された積層構造になっている。この複数のチューブ3と複数のアウターフィン4とは、車両上下方向DR1へ交互に積層されており、互いにロウ付け接合されている。すなわち、チューブ3の積層方向であるチューブ積層方向は、本実施形態では車両上下方向DR1に一致する。
チューブ3の長手方向であるチューブ長手方向は本実施形態では車両幅方向DR2に一致しており、そのチューブ長手方向におけるチューブ3の一端部は第1ヘッダタンク5内に連通するように配置され、チューブ3の他端部は第2ヘッダタンク6内に連通するように配置されている。コア部2を構成する各チューブ3は、内部に複数の小通路が形成された多穴管である。このような多穴管は、例えば押出成形により形成することができる。
コア部2の上方および下方には、第1ヘッダタンク5と第2ヘッダタンク6とを連結してコア部2を補強する板状のサイドプレート14が配置されている。このサイドプレート14は、アルミニウム材もしくはアルミニウム合金材でプレス加工、押出成形等により成形される。
第1ヘッダタンク5の上端側には、冷凍サイクルに含まれる圧縮機から吐出された冷媒を流入させる外部入口配管が接続される入口側配管コネクタ7が配置されている。また、第1ヘッダタンク5の下端側には、冷凍サイクルに含まれる減圧機構へ冷媒を流出させる外部出口配管が接続される出口側配管コネクタ8が配置されている。その入口側配管コネクタ7および出口側配管コネクタ8はそれぞれ第1ヘッダタンク5に接合されている。
第1ヘッダタンク5の内部には上下に内部空間を仕切る板状の2枚のセパレータ51、52が配置されている。これらのセパレータ51、52により、第1ヘッダタンク5の内部は、車両上下方向DR1に並んだ3つの内部空間53、54、55に仕切られることになる。この第1ヘッダタンク5と同様に、第2ヘッダタンク6の内部にも2枚のセパレータ61、62が配置されている。これらのセパレータ61、62により、第2ヘッダタンク6の内部も、車両上下方向DR1に並んだ3つの内部空間63、64、65に仕切られることになる。このため、コア部2は車両上下方向DR1に並ぶ4つの流路群を有する。そして、凝縮部2aは、その4つの流路群のうちの上側3つの流路群により構成され、過冷却部2bは最も下部の流路群により構成される。
さらに、本実施形態の凝縮器1では、第2ヘッダタンク6の3つの内部空間63、64、65のうち車両上下方向DR1の中央に位置する中央内部空間64とメインモジュレータ11の内部空間111との間は、連通路66が設けられることにより連通している。また、上記3つの内部空間63、64、65のうち車両上下方向DR1にて最も下方に位置する下側内部空間65とメインモジュレータ11の内部空間111との間は、連通路67が設けられることによりフィルタ16を介して連通している。
従って、入口側配管コネクタ7から流入した冷媒は、「第1ヘッダタンク5の3つの内部空間53、54、55のうち最も上方に位置する上側内部空間53→凝縮部2aの最も上方に位置する流路群→第2ヘッダタンク6の3つの内部空間63、64、65のうち最も上方に位置する上側内部空間63→凝縮部2aの2番目に上方に位置する流路群→第1ヘッダタンク5の3つの内部空間53、54、55のうち車両上下方向DR1の中央に位置する中央内部空間54→凝縮部2aの最も下方に位置する流路群→第2ヘッダタンク6の中央内部空間64→メインモジュレータ11の内部空間111→フィルタ16→第2ヘッダタンク6の下側内部空間65→過冷却部2bを構成する流路群→第1ヘッダタンク5の3つの内部空間53、54、55のうち最も下方に位置する下側内部空間55」の順に流通した後、出口側配管コネクタ8から凝縮器1の外部に流出する。このため、冷媒は凝縮部2aにおいて一往復と一往路する流れすなわちS字状の流れを形成し、凝縮部2aを3回横断する。
なお、第1ヘッダタンク5の上側内部空間53は、本発明の入口内部空間に相当し、第1ヘッダタンク5の下側内部空間55は、本発明の出口内部空間に相当する。
モジュレータタンク10に含まれるメインモジュレータ11は円筒状であり、第2ヘッダタンク6に対して車両幅方向DR2でのコア部2側とは反対側に一体に設けられている。このメインモジュレータ11は、凝縮部2aから流入した冷媒の気液を分離して、気液分離された冷媒のうち液相冷媒を外部へと流出させると共に余剰の液相冷媒を一時的に蓄える。
メインモジュレータ11と第2ヘッダタンク6は、上記の連通路66及び連通路67によって互いの内部空間64、65、111同士が連通する関係にある。凝縮部2a、過冷却部2b、及びメインモジュレータ11の各部は、アルミニウム材もしくはアルミニウム合金材でプレス加工、押出成形等により成形され、一体ロウ付け、例えば炉中ロウ付けにて組み付けられる。
モジュレータタンク10に含まれるサブモジュレータ12は、メインモジュレータ11の内部に連通する。サブモジュレータ12は、コア部2の上側の側部である上端部に沿うように、車両上下方向DR1においてコア部2の最上部に配置されている。
サブモジュレータ12は、例えば断面矩形状の筒状体であり、少なくともコア部2の最上部に位置するアウターフィン4との接合部位が平坦をなす平坦部124を含んでいる。サブモジュレータ12は、車両幅方向DR2においてコア部2の全体に亘る長さを有している。そして、サブモジュレータ12の両端部はそれぞれ、第2ヘッダタンク6の上部に配された中継タンク101と、第1ヘッダタンク5の上部に配された端部タンク102とに接続されている。
より詳細には、端部タンク102は、第1ヘッダタンク5と一体に形成され、第1ヘッダタンク5の上側内部空間53よりも上方に位置している。そして、サブモジュレータ12における第1ヘッダタンク5側の端部が端部タンク102に接合されている。
なお、サブモジュレータ12は、第1ヘッダタンク5と一体に構成された端部タンク102に接続されているが、サブモジュレータ12の内部空間121と第1ヘッダタンク5の上側内部空間53とは、後述する2枚の閉塞部材31、32により連通しないように構成されている。また、サブモジュレータ12は、第2ヘッダタンク6と一体に構成された中継タンク101に接続されているが、サブモジュレータ12の内部空間121と第2ヘッダタンク6の上側内部空間63とは仕切り部材21b等により連通しないように構成されている。
このような構成により、サブモジュレータ12は、その両端部が他の部材により支持されるため、振動等に対しても所望の強度を維持し、実使用時間が経過してもコア部2に対する補強機能を発揮してコア部2の剛性を確保することができる。また、サブモジュレータ12が接続されている端部タンク102は、サブモジュレータ12の内部空間121とともにモジュレータ機能を有する。
また、凝縮部2aの最上部に位置するアウターフィン4とサブモジュレータ12は、アルミニウム材もしくはアルミニウム合金材でプレス加工、押出成形等により成形され、一体ロウ付け、例えば、炉中ロウ付けにて接合される。これにより、サブモジュレータ12は、凝縮部2aの最上部に位置するアウターフィン4を上方から支持し、振動や熱による変形からコア部2を保護し、コア部2を補強する機能を発揮する。
また、凝縮器1は、サブモジュレータ12とメインモジュレータ11とを連通させる部材として機能する上述の中継タンク101を備える。中継タンク101は第2ヘッダタンク6の上部に一体に設けられている。その中継タンク101の内部空間101aは、筒状体であるサブモジュレータ12の開口端部122にてサブモジュレータ12の内部空間121と連通している。
更に、メインモジュレータ11と中継タンク101との間には、連通部材20が介在している。連通部材20には貫通孔201が形成されている。メインモジュレータ11には中継タンク101と対向する壁部に冷媒流出口112が形成されている。中継タンク101には、メインモジュレータ11の冷媒流出口112と対向する位置に冷媒流入口101bが形成されている。連通部材20は、中継タンク101とメインモジュレータ11との間に配置されることにより、冷媒流入口101b、貫通孔201、及び冷媒流出口112を繋げる機能を果たす。それに加えて、連通部材20は、中継タンク101とメインモジュレータ11との間に連通部材20の軸方向寸法と同等の隙間を形成するので、中継タンク101とメインモジュレータ11との間に断熱の空気層を形成している。これにより、連通部材20は、中継タンク101とメインモジュレータ11との間の熱の授受を抑制する機能を果たしている。
また、メインモジュレータ11、第2ヘッダタンク6、中継タンク101、及び連通部材20は、アルミニウム材もしくはアルミニウム合金材で成形され、一体ロウ付け、例えば、炉中ロウ付けにて接合される。
メインモジュレータ11内には、フィルタ16および乾燥剤18が収容されている。フィルタ16は、冷媒中の異物を捕捉してから冷媒を流出させるとともに、メインモジュレータ11の下方を塞ぐキャップとしても機能する。乾燥剤18は、袋体の内部に吸水用の粒状ゼオライトが収納されたものであり、冷媒中の水分を吸収する。
図1〜図3に示すように、前述した2枚の閉塞部材31、32は、第1ヘッダタンク5の内部に配置されている。これらの閉塞部材31、32は、アルミニウム材もしくはアルミニウム合金材で板状に形成され、第1ヘッダタンクに一体ロウ付けされている。
これらの閉塞部材31、32のうち、下方側に位置する第1閉塞部材31は、第1ヘッダタンク5の上側内部空間53を塞ぎ、上方側に位置する第2閉塞部材32は、端部タンク102内の空間を塞いでいる。
これらの閉塞部材31、32により、第1ヘッダタンク5の内部には、サブモジュレータ12の端部が接合された端部タンク102と第1ヘッダタンク5の上側内部空間53との間に、冷媒が流通しない断熱空間33が形成されている。
第1ヘッダタンク5の外壁面のうち断熱空間33を囲む部位には、断熱空間33に空気を通過させるための矩形状の貫通孔34が、車両前方側と車両後方側にそれぞれ形成されている。
次に、本実施形態の凝縮器1における冷媒流れについて説明する。
冷凍サイクルの圧縮機から吐出された冷媒は、先ず、図1に示す入口側配管コネクタ7へ流入する。そして、その入口側配管コネクタ7へ流入した冷媒は、入口側配管コネクタ7から第1ヘッダタンク5の上側内部空間53に流入した後、矢印FL1のように凝縮部2aの最上部の流路群を流通して第2ヘッダタンク6の上側内部空間63に流入する。更に、冷媒は、その上側内部空間63から、凝縮部2aの真ん中の流路群、第1ヘッダタンク5の中央内部空間54、凝縮部2aの最下部の流路群を順に流通して、第2ヘッダタンク6の中央内部空間64に流入する。
この中央内部空間64内の冷媒は、それまでの経路でチューブ3の外側を流れる外気との熱交換により冷却されて凝縮しているので、気相冷媒を一部含む飽和液冷媒になっている。そして、中央内部空間64内の冷媒は、その中央内部空間64から連通路66を通過して、メインモジュレータ11の内部空間111へ流入し、気液分離される。これと同時に、その内部空間111内に流入した冷媒の水分は、乾燥剤18によって吸収される。
メインモジュレータ11の内部空間111内で気液分離された冷媒のうち、液相冷媒は、フィルタ16で濾過されてから、連通路67を経て第2ヘッダタンク6の下側内部空間65に至る。その下側内部空間65に流入した液相冷媒は、過冷却部2b、第1ヘッダタンク5の下側内部空間55、出口側配管コネクタ8を順に経て凝縮器1の外部へ流れる。また、メインモジュレータ11の内部空間111に流入した冷媒は、サブモジュレータ12の内部空間121にも流入し得るので、モジュレータタンク10の容積拡大が図られ、凝縮器1の冷媒充填性が向上している。
ここで、断熱空間33の空気層により、第1ヘッダタンク5の上側内部空間53の過熱域冷媒からサブモジュレータ12の端部が接合された端部タンク102内の冷媒への熱移動が抑制されるため、過熱域冷媒によるサブモジュレータ12内の冷媒の再加熱が抑制される。
また、断熱空間33は走行風が流通して断熱空間33の空気の温度上昇が防止されるため、過熱域冷媒によるサブモジュレータ12内の冷媒の再加熱が一層確実に抑制される。
本実施形態によると、コア部2の剛性を確保しつつ、過熱域冷媒によるサブモジュレータ12内の冷媒の再加熱を抑制することができる。また、凝縮器1は、従来の凝縮器と同じ製造工程にて製造することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について、図4、図5を用いて説明する。本実施形態では、第1実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
図4、図5に示すように、第1実施形態の貫通孔34の代わりに、断熱空間33に空気を通過させるための切り欠き部35が形成されている。この切り欠き部35は、断熱空間33を囲む第1ヘッダタンク5の外壁面のうち、コア部2側の外壁面を除く部位のほぼ全域を、切り欠いた形状になっている。換言すると、この切り欠き部35は、断熱空間33を囲む第1ヘッダタンク5の外壁面のうち、車両前方側の外壁面、車両後方側の外壁面、およびコア部2と反対側の外壁面を、切り欠いた形状になっている。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果が得られる。
(第3施形態)
第3実施形態について、図6〜図8を用いて説明する。本実施形態では、断熱空間33に代えて断熱部材40を用いる点が第1実施形態と相違している。本実施形態では、第1実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
図6に示すように、サブモジュレータ12における第1ヘッダタンク5側は、第1ヘッダタンク5の上端面に対向する位置まで延びている。そして、サブモジュレータ12における第1ヘッダタンク5の上端面に対向する部位と第1ヘッダタンク5の上端面との間に、断熱部材40が配置されている。
サブモジュレータ12におけるチューブ3の長手方向端部開口部のうち、第1ヘッダタンク5側の端部開口部は、アルミニウム材もしくはアルミニウム合金材で形成されたキャップ41にて塞がれている。また、第1ヘッダタンク5の上端開口部は、アルミニウム材もしくはアルミニウム合金材で形成された不図示のキャップにて塞がれている。なお、キャップ41は、サブモジュレータ12の一部をなしている。
図6、図7に示すように、断熱部材40は、第1ヘッダタンク5とサブモジュレータ12との間に配置される円柱状の断熱本体部401、断熱本体部401の一端側に配置され、第1ヘッダタンク5の上端部に嵌合される円筒状の嵌合筒部402、および、断熱本体部401の他端側外縁部に配置され、サブモジュレータ12に係合する弾性変形可能な板状の2つの突起片403を有している。断熱部材40は、第1ヘッダタンク5およびサブモジュレータ12よりも熱伝導率が低い材料、例えば樹脂にて形成されている。
図8に示すように、まず、嵌合筒部402内に第1ヘッダタンク5の上端部を嵌合した後に、図6に示すように、突起片403の先端をサブモジュレータ12の上部外壁面に係合させる。これにより、第1ヘッダタンク5とサブモジュレータ12は断熱部材40にて連結される。その結果、サブモジュレータ12は、振動等に対しても所望の強度を維持し、コア部2に対する補強機能を発揮してコア部2の剛性を確保することができる。
また、第1ヘッダタンク5とサブモジュレータ12は非接触であるとともに、断熱部材40は熱伝導率が低い材料よりなるため、第1ヘッダタンク5の上側内部空間53の過熱域冷媒からサブモジュレータ12内の冷媒への熱移動が抑制され、過熱域冷媒によるサブモジュレータ12内の冷媒の再加熱が抑制される。
本実施形態によると、コア部2の剛性を確保しつつ、過熱域冷媒によるサブモジュレータ12内の冷媒の再加熱を抑制することができる。
(第4施形態)
第4実施形態について、図9、図10を用いて説明する。本実施形態では、断熱部材40とサブモジュレータ12との係合位置が第3実施形態と相違している。本実施形態では、第3実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
図9、図10に示すように、サブモジュレータ12の外壁面のうちチューブ3の積層方向およびチューブ3の長手方向に沿って延びる外壁面、換言すると、サブモジュレータ12の外壁面のうち車両前方側の外壁面および車両後方側の外壁面に、サブモジュレータ12の内部側に窪んだ凹部125が形成されている。
そして、図10に示すように、断熱部材40の嵌合筒部402(図7参照)内に第1ヘッダタンク5の上端部を嵌合した後に、図9に示すように、断熱部材40の突起片403の先端をサブモジュレータ12の凹部125に係合させる。これにより、第1ヘッダタンク5とサブモジュレータ12は断熱部材40にて連結される。
本実施形態によると、第3実施形態と同様の効果が得られる。また、突起片403はサブモジュレータ12よりも上方に突出しないため、凝縮器1の搭載性低下を回避することができる。
(第5施形態)
第5実施形態について、図11、図12を用いて説明する。本実施形態では、断熱部材40とサブモジュレータ12との係合位置が第3実施形態と相違している。本実施形態では、第3実施形態と同様または均等な部分についての説明を省略、または簡略化して説明する。
図11、図12に示すように、サブモジュレータ12の外壁面のうち第1ヘッダタンク5側の外壁面、換言すると、サブモジュレータ12の一部であるキャップ41の外壁面に、サブモジュレータ12の内部側に窪んだ凹部411が形成されている。断熱部材40の突起片403は、断熱本体部401の他端側端面に1つ設けられている。
そして、図12に示すように、断熱部材40の嵌合筒部402(図7参照)内に第1ヘッダタンク5の上端部を嵌合した後に、図11に示すように、断熱部材40の突起片403の先端をキャップ41の凹部411に係合させる。これにより、第1ヘッダタンク5とサブモジュレータ12は断熱部材40にて連結される。
本実施形態によると、第3実施形態と同様の効果が得られる。また、突起片411はサブモジュレータ12よりも上方に突出しないため、凝縮器1の搭載性低下を回避することができる。
(他の実施形態)
上述の各実施形態において、メインモジュレータ11とサブモジュレータ12とを接合してモジュレータタンク10を構成したが、モジュレータタンク10は、L字状に曲げられた単一の配管で構成してもよい。
上述の各実施形態において、冷媒は凝縮部2aにおいて一往復と一往路するS字状の流れを形成したが、これとは異なる流れ方であっても差し支えない。また、凝縮器1のコア部2は過冷却部2bを備えていなくても差し支えない。
上述の各実施形態において、凝縮器1のチューブ3は、扁平断面を有する扁平チューブであるが、チューブ3の形状に限定はない。
上述の各実施形態において、凝縮器1のコア部2は、車両幅方向DR2の寸法が車両上下方向DR1の寸法よりも大きい横長形状を成しているが、そのコア部2の形状、幅、および高さに限定はない。
上述の第1実施形態において、矩形状の貫通孔34を2つ設けたが、貫通孔34の形状及び数は変更することができる。
上述の第2実施形態において、切り欠き部35は、断熱空間33を囲む第1ヘッダタンク5の外壁面のうち、車両前方側の外壁面、車両後方側の外壁面、およびコア部2と反対側の外壁面を、切り欠いた形状にしたが、切り欠き部35の形状及び数は変更することができる。
上述の第3〜5実施形態において、嵌合筒部402および突起片403の形状及び数は変更することができる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。
また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
(まとめ)
上記各実施形態の一部で示された第1の観点によれば、第1ヘッダタンクは、サブモジュレータが接合された部位と入口内部空間との間に、冷媒が流通しない断熱空間を有する。
また、第2の観点によれば、第1ヘッダタンクの外壁面に、断熱空間に空気を流通させる貫通孔または切り欠き部を有する。
これによると、断熱空間を空気が流通するため、入口内部空間の過熱域冷媒からサブモジュレータへの熱移動が一層確実に抑制される。
上記各実施形態の一部で示された第3の観点によれば、サブモジュレータにおける第1ヘッダタンクの上端面に対向する部位と第1ヘッダタンクの上端面との間に配置され、第1ヘッダタンクとサブモジュレータとを連結する断熱部材を有する。
また、第4の観点によれば、サブモジュレータの外壁面のうちチューブの積層方向およびチューブの長手方向に沿って延びる外壁面に凹部が形成され、断熱部材は、凹部に嵌合する突起片を有する。
これによると、突起片はサブモジュレータよりも上方に突出しないため、凝縮器の搭載性低下を回避することができる。
また、第5の観点によれば、サブモジュレータの外壁面のうち、第1ヘッダタンク側の外壁面に凹部が形成され、断熱部材は、凹部に嵌合する突起片を有する。
これによると、突起片はサブモジュレータよりも上方に突出しないため、凝縮器の搭載性低下を回避することができる。
2 コア部
3 チューブ
5 第1ヘッダタンク
6 第2ヘッダタンク
10 モジュレータタンク
11 メインモジュレータ
12 サブモジュレータ
33 断熱空間

Claims (5)

  1. 冷媒が流通する複数のチューブ(3)を上下に積層して構成され、前記チューブの外側を流れる外部流体との熱交換により冷媒を放熱させるコア部(2)と、
    前記チューブの積層方向に沿って延び、前記コア部における前記チューブの長手方向一端部に接続され、外部から供給される冷媒が流入する入口内部空間(53)を有する筒状の第1ヘッダタンク(5)と、
    前記チューブの積層方向に沿って延び、前記コア部における前記チューブの長手方向他端部に接続される第2ヘッダタンク(6)と、
    前記第2ヘッダタンクから流出した冷媒を液相冷媒と気相冷媒とに分離して液相冷媒を貯留するモジュレータタンク(10)と、を備え、
    前記モジュレータタンクは、
    前記チューブの積層方向に沿って延び、前記第2ヘッダタンクに隣接して配置され、前記第2ヘッダタンクに連通するメインモジュレータ(11)と、
    前記コア部の上方に配置され、前記チューブの長手方向に沿って延び、前記メインモジュレータに連通し、前記第1ヘッダタンク側の端部が前記第1ヘッダタンクにおける前記入口内部空間よりも上方部位に接合されるサブモジュレータ(12)と、を有しており、
    前記第1ヘッダタンクは、前記サブモジュレータが接合された部位と前記入口内部空間との間に、冷媒が流通しない断熱空間(33)を有する凝縮器。
  2. 前記第1ヘッダタンクの外壁面に、前記断熱空間に空気を流通させる貫通孔(34)または切り欠き部(35)を有する請求項1に記載の凝縮器。
  3. 冷媒が流通する複数のチューブ(3)を上下に積層して構成され、前記チューブの外側を流れる外部流体との熱交換により冷媒を放熱させるコア部(2)と、
    前記チューブの積層方向に沿って延び、前記コア部における前記チューブの長手方向一端部に接続され、外部から供給される冷媒が流入する入口内部空間(53)を有する筒状の第1ヘッダタンク(5)と、
    前記チューブの積層方向に沿って延び、前記コア部における前記チューブの長手方向他端部に接続される第2ヘッダタンク(6)と、
    前記第2ヘッダタンクから流出した冷媒を液相冷媒と気相冷媒とに分離して液相冷媒を貯留するモジュレータタンク(10)と、を備え、
    前記モジュレータタンクは、
    前記チューブの積層方向に沿って延び、前記第2ヘッダタンクに隣接して配置され、前記第2ヘッダタンクに連通するメインモジュレータ(11)と、
    前記コア部の上方に配置され、前記チューブの長手方向に沿って延び、前記第1ヘッダタンク側が前記第1ヘッダタンクの上端面に対向する位置まで延び、前記第2ヘッダタンク側で前記メインモジュレータに連通するサブモジュレータ(12)と、を有しており、
    前記第1ヘッダタンクおよび前記サブモジュレータよりも熱伝導率が低い材料にて形成され、前記サブモジュレータにおける前記第1ヘッダタンクの上端面に対向する部位と前記第1ヘッダタンクの上端面との間に配置され、前記第1ヘッダタンクと前記サブモジュレータとを連結する断熱部材(40)を有する凝縮器。
  4. 前記サブモジュレータの外壁面のうち前記チューブの積層方向および前記チューブの長手方向に沿って延びる外壁面に凹部(125)が形成され、
    前記断熱部材は、前記凹部に係合する突起片(403)を有する請求項3に記載の凝縮器。
  5. 前記サブモジュレータの外壁面のうち、前記第1ヘッダタンク側の外壁面に凹部(411)が形成され、
    前記断熱部材は、前記凹部に係合する突起片(403)を有する請求項3に記載の凝縮器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108458516A (zh) * 2018-02-02 2018-08-28 江阴市双友空调机械有限公司 一种水冷式冷凝器壳体

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