JP6118209B2 - 接合シート及び補修方法 - Google Patents

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Description

本発明は、接合シート及び補修方法に関する。
貯水池、農業用又は工業用水路、ダム等においては、構築物内に水が浸入することを抑制する目的で、遮水性を有する遮水シートを該構築物の表面に敷設することが行われている。遮水シートとしては、安価で施工性に優れ、かつ遮水性にも優れることから、ポリ塩化ビニルシートが広く用いられている。
一方、ポリ塩化ビニルシートは耐候性が充分でないため、長期使用によって劣化した部分については補修が行われる。補修方法としては、補修箇所におけるポリ塩化ビニルシート上にポリオレフィンシートを接合させる方法が知られている。ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートの接合には、ブチルゴムや接着剤が用いられている。
ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを接合する接着剤としては、例えば、ポリ塩化ビニルとポリオレフィンを含有する接着剤、塩素化ポリプロピレンを含有する接着剤等が挙げられる(特許文献1〜4)。
特開平8−295863号公報 特開平10−52487号公報 特開平10−100342号公報 特開平11−35643号公報
貯水池、農業用又は工業用水路、ダム等におけるポリ塩化ビニルシートまたはポリオレフィンシートの補修は、通常、現場において補修箇所に同種のポリ塩化ビニルシートまたはポリオレフィンシートを積層し、熱風を当ててロールで圧着する方法で行われる。
しかし、ポリ塩化ビニルシートを補修箇所に、ポリオレフィンシートを積層し、熱風を当ててロールで異種材料同士を圧着する方法は、充分な接合強度で接合することが難しく、補修作業を速やかに行うことができない。
そこで、前記ブチルゴムや接着剤を用いて異種材料同士を接合する方法が次善の策として用いられるが、この場合も、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを充分な接合強度で接合することが難しく、補修作業を速やかに行うことができない。
本発明は、熱風を当ててロールで圧着する方法であっても、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを高い接合強度で容易に接合できる接合シート、及び該接合シートを用いた補修方法の提供を目的とする。
本発明の接合シートは、塩素化ポリオレフィンとポリ塩化ビニルを含有する第1接合層と、前記第1接合層上に形成され、塩素化ポリオレフィンとポリオレフィンを含有する第2接合層と、を有し、
前記第1接合層中の塩素化ポリオレフィン及び前記第2接合層中の塩素化ポリオレフィンの塩素含有率が共に20〜40%であり、
前記第1接合層中の前記塩素化ポリオレフィンと前記ポリ塩化ビニルの質量比が95:5〜70:30であり、
前記第2接合層中の前記塩素化ポリオレフィンと前記ポリオレフィンの質量比が9:1〜5:5であることを特徴とする。
本発明の接合シートは、前記第1接合層における前記第2接合層と反対側に形成された、ポリ塩化ビニルシートからなる第3接合層と、前記第2接合層における前記第1接合層と反対側に形成された、ポリオレフィンシートからなる第4接合層と、をさらに有していることが好ましい。
本発明の補修方法は、敷設されたポリ塩化ビニルシートの破損部分を含む補修部分に、前記第1接合層が前記第2接合層よりも前記ポリ塩化ビニルシート側に位置するように、本発明の接合シートとポリオレフィンシートとをこの順に積層して溶着する方法である。
また、本発明の補修方法は、敷設されたポリオレフィンシートの破損部分を含む補修部分に、前記第2接合層が前記第1接合層よりも前記ポリオレフィンシート側に位置するように、本発明の接合シートとポリ塩化ビニルシートとをこの順に積層して溶着する方法である。
本発明の接合シートは、熱風を当ててロールで圧着する方法(熱風溶着)であっても、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを高い接合強度で容易に接合できる。
また、本発明の補修方法によれば、熱風を当ててロールで圧着する方法(熱風溶着)であっても、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを高い接合強度で容易に接合でき、補修作業を速やかに行うことができる。
本発明の接合シートの一例を示した断面図である。 本発明の接合シートの他の例を示した断面図である。
<第1実施形態>
[接合シート]
以下、本発明の接合シートの一例について図1に基づいて説明する。
本実施形態の接合シート10は、塩素化ポリオレフィンとポリ塩化ビニルを含有する第1接合層12と、第1接合層12上に形成され、塩素化ポリオレフィンとポリオレフィンを含有する第2接合層14と、を有する。この接合シート10は、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを接合する際、第1接合層12をポリ塩化ビニルシート側、第2接合層14をポリオレフィンシート側にして用いる。
第1接合層12は、塩素化ポリオレフィンとポリ塩化ビニルを含有する層である。
第1接合層12中に含有される塩素化ポリオレフィンとしては、例えば、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、クロロスルホン化ポリエチレン等が挙げられる。なかでも、ポリ塩化ビニルシートと第1接合層12の接合強度が高い点から、塩素化ポリエチレンが好ましい。
第1接合層12中に含有される塩素化ポリオレフィンは、1種であってもよく、2種以上であってもよい。
第1接合層12中に含有される塩素化ポリオレフィンの塩素含有率は、20〜40%であり、25〜35%が好ましい。前記塩素含有率が下限値以上であれば、ポリ塩化ビニルとの溶着性が良好である。前記塩素含有率が上限値以下であれば、ポリオレフィンとの溶着性が良好である。
なお、本発明における塩素化ポリオレフィンの塩素含有率とは、塩素化ポリオレフィンにおける炭素原子と結合する水素原子及び塩素原子の合計数に対する、炭素原子と結合する塩素原子の合計数の比率である。
前記塩素含有率は、JISK7229により求められる。
第1接合層12中に含有されるポリ塩化ビニルとしては、例えば、平均重合度1000〜2000であるものが好ましい。また、第1接合層12中に含有されるポリ塩化ビニルは、溶着するポリ塩化ビニルシートを構成するポリ塩化ビニルと同じものであることが好ましい。
なお、平均重合度は、JIS K 6720−2に規定される方法により求められる。
第1接合層12には、塩素化ポリオレフィンとポリ塩化ビニルに加えて、他の樹脂が含有されていてもよい。前記他の樹脂としては、例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の塩化ビニル系共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体等の変成ポリオレフィン系樹脂等が挙げられる。第1接合層12中に含有される他の樹脂は、1種であってもよく、2種以上であってもよい。
また、第1接合層12には、可塑剤、充填剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、着色剤、滑剤、難燃剤等の樹脂以外の成分が含有されていてもよい。
第1接合層12中の塩素化ポリオレフィンとポリ塩化ビニルの質量比は、70:30〜95:5であり、80:20〜90:10が好ましい。第1接合層12中の塩素化ポリオレフィンとポリ塩化ビニルの質量比が前記範囲内であれば、熱風を当ててロールで圧着する方法であっても、第1接合層12をポリ塩化ビニルシートと高い接合強度で溶着できる。
第1接合層12中の全樹脂量(100質量%)に対する塩素化ポリオレフィンの割合は、50質量%が好ましく、70質量%以上がより好ましく、80質量%以上がさらに好ましい。第1接合層12中の全樹脂量に対する塩素化ポリオレフィンの割合が下限値以上であれば、熱風を当ててロールで圧着する方法であっても、第1接合層12をポリ塩化ビニルシートに高い接合強度で溶着できる。
第1接合層12中の全樹脂量(100質量%)に対するポリ塩化ビニルの割合は、5質量%以上が好ましく、10質量%以上がより好ましい。第1接合層12中の全樹脂量に対するポリ塩化ビニルの割合が下限値以上であれば、熱風を当ててロールで圧着する方法であっても、第1接合層12をポリ塩化ビニルシートに高い接合強度で溶着できる。
第1接合層12の厚さは、0.1〜2mmが好ましく、0.5〜1mmがより好ましい。第1接合層12の厚さが下限値以上であれば、ポリ塩化ビニルシートと第1接合層12をより高い接合強度で溶着できる。第1接合層12の厚さが上限値以下であれば、シート溶着により生じる段差を解消するためのトリミング加工を省略することができる。
第2接合層14は、塩素化ポリオレフィンとポリオレフィンを含有する層である。
第2接合層14中に含有される塩素化ポリオレフィンとしては、例えば、第1接合層12で挙げたものと同じものが挙げられ、好ましい態様も同じである。第1接合層12に含有される塩素化ポリオレフィンと、第2接合層14に含有される塩素化ポリオレフィンは、同じであることが好ましい。第2接合層14中に含有される塩素化ポリオレフィンは、1種であってもよく、2種以上であってもよい。
第2接合層14中に含有される塩素化ポリオレフィンの塩素含有率は、20〜40%であり、25〜35%が好ましい。前記塩素含有率が下限値以上であれば、ポリ塩化ビニルとの溶着性が良好である。前記塩素含有率が上限値以下であれば、ポリオレフィンとの溶着性が良好である。
第2接合層14中に含有されるポリオレフィンとしては、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−αオレフィン共重合体;エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体等の変成ポリオレフィン系樹脂;ポリプロピレンにエチレン−プロピレンゴムを分散又は重合した熱可塑性エラストマー等のポリオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)等が挙げられる。なかでも、ポリオレフィンシートとの溶着性の点から、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、TPOが好ましい。
第2接合層14に含有されるポリオレフィンは、接合シート10の第2接合層14側に溶着されるポリオレフィンシートを形成するポリオレフィンと同じであることが好ましい。
第2接合層14中に含有されるポリオレフィンは、1種であってもよく、2種以上であってもよい。
第2接合層14には、塩素化ポリオレフィン及びポリオレフィンに加えて、塩素化ポリオレフィン及びポリオレフィン以外の他の樹脂が含有されていてもよい。第2接合層14中に含有される他の樹脂は、1種であってもよく、2種以上であってもよい。
また、第2接合層14には、可塑剤、充填剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、着色剤、滑剤、難燃剤等の樹脂以外の成分が含有されていてもよい。
第2接合層14中の塩素化ポリオレフィンとポリオレフィンの質量比は、9:1〜5:5であり、8:2〜6:4が好ましい。第2接合層14中の塩素化ポリオレフィンとポリオレフィンの質量比が前記範囲内であれば、熱風を当ててロールで圧着する方法であっても、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを高い接合強度で溶着できる。
第2接合層14(100質量%)中の塩素化ポリオレフィンの含有量は、50〜90質量%が好ましく、60〜80質量%がより好ましい。第2接合層14中の塩素化ポリオレフィンの含有量が下限値以上であれば、第1接合層12と第2接合層14の接合強度が高くなる。第2接合層14中の塩素化ポリオレフィンの含有量が上限値以下であれば、第2接合層14をポリオレフィンシートにより高い接合強度で溶着できる。
第2接合層14(100質量%)中のポリオレフィンの含有量は、10〜50質量%が好ましく、20〜40質量%がより好ましい。第2接合層14中のポリオレフィンの含有量が下限値以上であれば、第2接合層14をポリオレフィンシートにより高い接合強度で溶着できる。第2接合層14中の塩素化ポリオレフィンの含有量が上限値以下であれば、第1接合層12と第2接合層14の接合強度が高くなる。
第2接合層14(100質量%)中の塩素化ポリオレフィン及びポリオレフィンを合計した含有量は、90〜100質量%が好ましく、95〜100質量%がより好ましい。前記含有量が前記範囲内であれば、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートをより高い接合強度で溶着できる。
第2接合層14中の全樹脂量(100質量%)に対する、塩素化ポリオレフィン及びポリオレフィンの合計量の割合は、90質量%以上が好ましく、95質量%以上がより好ましく、100質量%が特に好ましい。前記合計量の割合が下限値以上であれば、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートをより高い接合強度で溶着できる。
第2接合層14の厚さは、0.1〜2mmが好ましく、0.5〜1mmがより好ましい。第2接合層14の厚さが下限値以上であれば、ポリオレフィンシートと第2接合層14をより高い接合強度で溶着できる。第2接合層14の厚さが上限値以下であれば、シート溶着により生じる段差を解消するためのトリミング加工を省略することができる。
接合シート10の厚さは、0.2〜4mmが好ましく、1〜2mmがより好ましい。接合シート10の厚さが下限値以上であれば、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートをより高い接合強度で溶着できる。接合シート10の厚さが上限値以下であれば、シート接合により生じる段差を解消するためのトリミング加工を省略することができる。
接合シート10を製造する方法は特に限定されず、例えば、第1接合層12と第2接合層14をそれぞれ押出成形等で成形し、それらを熱プレスして貼り合わせる方法、共押出し法により成形する方法等が挙げられる。
接合シート10は、第1接合層12が塩素化ポリオレフィンとポリ塩化ビニルを含有することで第1接合層12とポリ塩化ビニルシートとを高い接合強度で溶着でき、第2接合層14がポリオレフィンを含有することで第2接合層14とポリオレフィンシートとを高い接合強度で溶着できる。さらに、第1接合層12には特定の比率で塩素化ポリオレフィンが含有されているので、第1接合層12と第2接合層14の接合強度も高い。そのため、接合シート10を用いれば、熱風を当ててロールで圧着する方法であっても、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを、高い接合強度で溶着できる。
接合シート10は、例えば、貯水池、農業用又は工業用水路、ダム、廃棄物処分場等の土木構築物表面に敷設されたポリ塩化ビニルシートを、ポリオレフィンシートで補修する際に使用できる。また、接合シート10は、敷設されたポリオレフィンシートをポリ塩化ビニルシートで補修する際に使用してもよい。
また、接合シート10は、他の土木用途で使用されているポリ塩化ビニルシートやポリオレフィンシートの補修に使用してもよい。また、接合シート10の使用は、補修には限定されない。
[補修方法]
接合シート10を用いて敷設されたポリ塩化ビニルシートを補修する方法としては、敷設されたポリ塩化ビニルシートの破損部分を含む補修部分に、第1接合層12が第2接合層14よりもポリ塩化ビニルシート側に位置するように、接合シート10とポリオレフィンシートとをこの順に積層して溶着する方法が挙げられる。
具体的には、例えば、敷設されたポリ塩化ビニルシートの破損部分を含む補修部分に、第1接合層12側がポリ塩化ビニルシートの方を向くように接合シート10を配置し、さらに第2接合層14上にポリオレフィンシートを配置した後、熱風を当ててロールで圧着することで補修する方法が挙げられる。
なお、接合シート10を用いたポリ塩化ビニルシートの補修方法では、現場において第1接合層12と第2接合層14を溶着させてもよい。例えば、敷設されたポリ塩化ビニルシートの補修部分に、第1接合層12を配置し、熱風を当ててロールで圧着し、第2接合層14とポリオレフィンシートとを熱プレス等で接合しておいたものを、補修部分の第1接合層12と第2接合層14が接触するように配置し、熱風を当ててロールで圧着することで補修する方法でもよい。
敷設されたポリ塩化ビニルシートの補修に接合シート10を用いる場合、塩素化ポリエチレンとポリ塩化ビニルを含有する第1接合層12と、塩素化ポリエチレン及びポリオレフィンを含有する第2接合層14を有する接合シート10とし、補修にメタロセン系線状低密度ポリエチレンシート又はTPOシートを用いることが好ましい。これにより、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートの接合がより容易になり、ポリ塩化ビニルシートの補修作業がより速やかに行える。
接合シート10を用いて敷設されたポリオレフィンシートを補修する方法としては、敷設されたポリオレフィンシートの破損部分を含む補修部分に、第2接合層14が第1接合層12よりもポリオレフィンシート側に位置するように、接合シート10とポリ塩化ビニルシートとをこの順に積層して溶着する方法が挙げられる。
具体的には、例えば、敷設されたポリオレフィンシートの破損部分を含む補修部分に、第2接合層14側がポリオレフィンシートの方を向くように接合シート10を配置し、さらに第1接合層12上にポリ塩化ビニルシートを配置した後、熱風を当ててロールで圧着することで補修する方法が挙げられる。
この補修方法の場合も、ポリ塩化ビニルシートを補修する場合と同様に、現場において第2接合層14と第1接合層12を溶着してもよい。
<第2実施形態>
[接合シート]
以下、本発明の接合シートの他の例について図2に基づいて説明する。図2における図1と同じ部分は同符号を付して説明を省略する。
第2実施形態の接合シート10Aは、図2に示すように、第1接合層12と、第1接合層12上に形成された第2接合層14と、第1接合層12における第2接合層14と反対側に形成された、ポリ塩化ビニルシートからなる第3接合層16と、第2接合層14における第1接合層12と反対側に形成された、ポリオレフィンシートからなる第4接合層18と、を有している。すなわち、接合シート10Aは、第1接合層12における第2接合層14と反対側に第3接合層16が形成され、第2接合層14における第1接合層12と反対側に第4接合層18が形成されている以外は、接合シート10と同じである。
第3接合層16は、ポリ塩化ビニルシートからなる層である。第3接合層を形成するポリ塩化ビニルシートは、接合シート10Aによってポリオレフィンシートと接合させようとするポリ塩化ビニルシートと同じであることが好ましい。
第3接合層16の厚さは、0.5〜3mmが好ましく、1〜2mmがより好ましい。第3接合層16の厚さが下限値以上であれば、第1接合層12と第3接合層16の接合強度が高く、またポリ塩化ビニルシートと第3接合層16をより高い接合強度で溶着できる。第3接合層16の厚さが上限値以下であれば、シート接合により生じる段差を解消するためのトリミング加工を省略することができる。
第4接合層18を形成するポリオレフィンシートとしては、例えば、ポリエチレンシート、ポリプロピレンシート等が挙げられる。第4接合層18を形成するポリオレフィンシートは、接合シート10Aによってポリ塩化ビニルシートに接合させようとするポリオレフィンシートと同種であることが好ましい。また、第4接合層18に含有されるポリオレフィンと、第2接合層14に含有されるポリオレフィンは、同じであることが好ましい。
第4接合層18の厚さは、0.5〜3mmが好ましく、1〜2mmがより好ましい。第4接合層18の厚さが下限値以上であれば、第2接合層14と第4接合層18の接合強度が高く、またポリオレフィンシートと第4接合層18をより高い接合強度で溶着できる。第4接合層18の厚さが上限値以下であれば、シート接合により生じる段差を解消するためのトリミング加工を省略することができる。
接合シート10Aの厚さは、1.2〜10mmが好ましく、3〜6mmがより好ましい。接合シート10Aの厚さが下限値以上であれば、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートをより高い接合強度で溶着できる。接合シート10Aの厚さが上限値以下であれば、シート接合により生じる段差を解消するためのトリミング加工を省略することができる。
接合シート10Aを製造する方法は特に限定されず、例えば、第3接合層16、第1接合層12、第2接合層14及び第4接合層18をそれぞれ押出成形等で成形し、それらを熱プレスして貼り合わせる方法、共押出し法等が挙げられる。
接合シート10Aは、第1接合層12が塩素化ポリオレフィンとポリ塩化ビニルを含有するので第1接合層12と第3接合層16の接合強度が高く、第2接合層14が塩素化ポリオレフィンとポリオレフィンを含有するので第2接合層14と第4接合層18の接合強度が高い。また、前述したように第1接合層12と第2接合層14は接合強度が高い。また、同種の材質であるので第3接合層16はポリ塩化ビニルシートと高い接合強度で溶着させることができ、第4接合層18はポリオレフィンシートと高い接合強度で溶着させることができる。よって、接合シート10Aを用いれば、熱風を当ててロールで圧着する方法であっても、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを高い接合強度で容易に接合させることができる。
本実施形態においては、図示しないが、矩形の接合シート10Aにおいて、第3接合層16及び第4接合層18の少なくとも一方が、その1辺から外側に延びた延長部を有する構造としてもよい。この場合、第3接合層16及び第4接合層18の両方が、対向する辺から外側に延びた延長部をそれぞれ有する構造とするのが好ましい。補修の際は、該構造の接合シートを、第3接合層の延長部とポリ塩化ビニルシート、第4接合層の延長部とポリオレフィンシートがそれぞれ接触するよう配置し、各接触部に熱風を当ててロールで圧着することで補修する方法を用いてもよい。この方法によれば、溶着時、接合シートの各接合層が積層された部分が熱風からの影響を受けにくく、熱履歴を最小にすることができ、劣化が生じにくいため好ましい。
接合シート10Aは、例えば、接合シート10と同様に、貯水池、農業用又は工業用水路、ダム、廃棄物処分場等の土木構築物表面に敷設されたポリ塩化ビニルシートを、ポリオレフィンシートで補修する際に使用できる。また、接合シート10Aは、敷設されたポリオレフィンシートをポリ塩化ビニルシートで補修する際に使用してもよい。
また、接合シート10Aは、他の土木用途で使用されているポリ塩化ビニルシートやポリオレフィンシートの補修に使用してもよい。また、接合シート10Aの使用は、補修には限定されない。
[補修方法]
接合シート10Aを用いて敷設されたポリ塩化ビニルシートを補修する方法としては、敷設されたポリ塩化ビニルシートの破損部分を含む補修部分に、第1接合層12が第2接合層14よりもポリ塩化ビニルシート側に位置するように、接合シート10Aとポリオレフィンシートとをこの順に積層して溶着する方法が挙げられる。つまり、接合シート10Aを用いた該補修方法は、第3接合層16を敷設されたポリ塩化ビニルシート側にして使用して、接合シート10の場合と同様に行うことができる。
具体的には、例えば、敷設されたポリ塩化ビニルシートの破損部分を含む補修部分に、第3接合層16側がポリ塩化ビニルシートの方を向くように接合シート10Aを配置し、さらに第4接合層18上にポリオレフィンシートを配置した後、熱風を当ててロールで圧着することで補修する方法が挙げられる。
なお、接合シート10Aを用いたポリ塩化ビニルシートの補修方法では、接合シート10の場合と同様に、現場において第3接合層16、第1接合層12、第2接合層14及び第4接合層18を溶着させてもよい。例えば、敷設されたポリ塩化ビニルシートの補修部分に、第3接合層16及び第1接合層12の積層体、第2接合層14及び第4接合層18の積層体、及びポリオレフィンシートを順次接合してもよい。
接合シート10Aを用いて敷設されたポリオレフィンシートを補修する方法としては、敷設されたポリオレフィンシートの破損部分を含む補修部分に、第2接合層14が第1接合層12よりもポリオレフィンシート側に位置するように、接合シート10Aとポリ塩化ビニルシートとをこの順に積層して溶着する方法が挙げられる。つまり、接合シート10Aを用いた該補修方法は、第4接合層18を敷設されたポリ塩化ビニルシート側にして使用して、接合シート10の場合と同様に行うことができる。
具体的には、例えば、敷設されたポリオレフィンシートの破損部分を含む補修部分に、第4接合層18側がポリオレフィンシートの方を向くように接合シート10Aを配置し、さらに第3接合層16上にポリ塩化ビニルシートを配置した後、熱風を当ててロールで圧着することで補修する方法が挙げられる。
この補修方法の場合も、ポリ塩化ビニルシートを補修する場合と同様に、現場において第4接合層18、第2接合層14、第1接合層12及び第3接合層を溶着してもよい。
以上説明したように、本発明の接合シートは、熱風を当ててロールで圧着する方法であっても、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを高い接合強度で容易に接合できる。よって、貯水池、農業用又は工業用水路、ダム等におけるポリ塩化ビニルシートの補修に本発明の接合シートを用いた場合、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを充分な接合強度で容易に接合することができ、補修作業が速やかに行える。
以下、実施例によって本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の記載によっては限定されない。
[実施例1]
115mmφのTダイ押出機を用いて、質量比9:1の塩素化ポリエチレン(塩素含有率30%)及びポリ塩化ビニル(平均重合度:1300)からなる第1接合シート(厚さ1mm)と、質量比7:3の塩素化ポリエチレン(塩素含有率30%)及びポリエチレンからなる第2接合シート(厚さ1mm)とを作製した。
ポリ塩化ビニルシート(商品名「ビノン土木用シート」、シーアイ化成社製、厚さ1.5mm)上に、接合シートの第1接合層を形成する前記第1接合シートを配置し、さらに第2接合層を形成する前記第2接合シートを配置し、さらにその上にポリエチレンシート(商品名「ビノン メタロバリヤー」、シーアイ化成社製、厚さ1.5mm)を配置した後、自走式溶着装置(商品名「ツイニー」、ライスター社製)を用いて圧力:500N、速度:1.8m/分で500℃の熱風を当て、ロールで圧着することで、ポリ塩化ビニルシートとポリエチレンシートを接合し、接合シートとした。
接合シートとしては、後述する接合強度の評価のため、ポリ塩化ビニルシートとポリエチレンシートの各端部を幅100mm重合し、重合部の隙間に幅100mmの接合シートを挟み込んで熱圧着したものと、同幅のポリ塩化ビニルシートとポリエチレンシートを全体的に重合し、その1辺に沿って幅100mmの接合シートを挟み込んで熱圧着したものとを作製した。前者はせん断剥離強度試験、後者はT字剥離強度試験用のサンプリングに用いた。
[実施例2]
共押出成形法により第1接合層と第2接合層からなる接合シートを作製した以外は、実施例1と同様にしてポリ塩化ビニルシートとポリエチレンシートを接合し、接合シートとした。
[実施例3]
ポリエチレンシートの代わりに熱可塑性ポリオレフィン(TPO)シート(商品名「ビノン TPOシート」、シーアイ化成社製、厚さ1.5mm)を使用した以外は、実施例1と同様にしてポリ塩化ビニルシートとTPOシートを接合し、接合シートとした。
[比較例1]
第2接合シートを用いなかった以外は、実施例1と同様にしてポリ塩化ビニルシートとポリエチレンシートを接合し、接合シートとした。
[比較例2]
第1接合層の樹脂成分を塩素化ポリエチレンのみとし、第2接合シートを用いなかった以外は、実施例1と同様にしてポリ塩化ビニルシートとポリエチレンシートを接合し、接合シートとした。
[比較例3]
第1接合シートを用いなかった以外は、実施例1と同様にしてポリ塩化ビニルシートとポリエチレンシートを接合し、接合シートとした。
[参考例1]
第1接合シート及び第2接合シートを用いずに、ポリ塩化ビニルシート(商品名「ビノン土木用シート」、シーアイ化成社製、厚さ1.5mm)とポリエチレンシート(商品名「ビノン メタロバリヤー」、シーアイ化成社製、厚さ1.5mm)を、実施例1と同様に加熱、圧着したが、それらを接合することはできなかった。
[参考例2]
第1接合シート及び第2接合シートを用いずに、ポリ塩化ビニルシート(商品名「ビノン土木用シート」、シーアイ化成社製、厚さ1.5mm)とTPOシート(商品名「ビノン TPOシート」、シーアイ化成社製、厚さ1.5mm)を、実施例1と同様に加熱、圧着したが、それらを接合することはできなかった。
[参考例3]
第1接合シート及び第2接合シートを用いずに、2枚のポリ塩化ビニルシート(商品名「ビノン土木用シート」、シーアイ化成社製、厚さ1.5mm)を実施例1と同様に加熱、圧着して接合し、接合シートとした。
[参考例4]
第1接合シート及び第2接合シートを用いずに、2枚のポリエチレンシート(商品名「ビノン メタロバリヤー」、シーアイ化成社製、厚さ1.5mm)を実施例1と同様に加熱、圧着して接合し、接合シートとした。
[せん断剥離強度の測定]
各例で得られた接合シートから、次のようにサンプリングした。接合した辺と垂直をなす方向を長手方向とする帯状のサンプルであって、幅25mm、長さ300mm、長手方向の中央に接合部が位置するようカットしたサンプルを、剥離試験機(商品名「ストログラフ」、東洋精機社製)に設置し、引張り速度50mm/分で、せん断剥離強度(単位:N/cm)を測定した。
[T字剥離強度の測定]
各例で得られた接合シートから、次のようにサンプリングした。接合した辺と垂直をなす方向を長手方向とする帯状のサンプルであって、幅25mm、接合端部から長さ200mmとなるようにカットしたサンプルを、剥離試験機(商品名「ストログラフ」、東洋精機社製)に設置し、引張り速度50mm/分で、T型剥離における剥離強度(単位:N/cm)を測定した。
各例におけるせん断剥離強度及びT字剥離強度の測定結果を表1に示す。
Figure 0006118209
表1に示すように、本発明の接合シートでポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを接合した実施例1〜3では、せん断剥離強度及びT字剥離強度が、同種のシート同士を接合した参考例3及び4とほぼ同等であった。このように、実施例1〜3では、参考例1及び2のように接合シートなしでは溶着できないポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートとを、熱風を当てて圧着する方法でも高い接合強度で接合できた。なお、実施例1及び3の剥離試験では、接合シートにおける第1接合層及び第2接合層で母材破壊が起きており、実施例2の剥離試験では、接合シートにおける第1接合層と第2接合層との間の界面剥離が起きていた。
一方、ポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを接合する際に、第2接合シートを用いなかった比較例1及び2では、実施例1及び2に比べてせん断剥離強度及びT字剥離強度が低く、熱風を当てて圧着する方法ではポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを充分な接合強度で接合することができなかった。なお、比較例1及び2では、剥離試験において、第1接合シートと、ポリエチレンシートの間で界面剥離が起きていた。
また、第1接合層を用いなかった比較例3では、実施例1及び2に比べてせん断剥離強度及びT字剥離強度が低く、熱風を当てて圧着する方法ではポリ塩化ビニルシートとポリオレフィンシートを充分な接合強度で接合することができなかった。なお、比較例3では、剥離試験において、第1接合シートと、ポリ塩化ビニルシートの間で界面剥離が起きていた。
10,10A・・・接合シート、12・・・第1接合層、14・・・第2接合層、16・・・第3接合層、18・・・第4接合層。

Claims (4)

  1. 塩素化ポリオレフィンとポリ塩化ビニルを含有する第1接合層と、前記第1接合層上に形成され、塩素化ポリオレフィンとポリオレフィンを含有する第2接合層と、を有し、
    前記第1接合層中の塩素化ポリオレフィン及び前記第2接合層中の塩素化ポリオレフィンの塩素含有率が共に20〜40%であり、
    前記第1接合層中の前記塩素化ポリオレフィンと前記ポリ塩化ビニルの質量比が95:5〜70:30であり、
    前記第2接合層中の前記塩素化ポリオレフィンと前記ポリオレフィンの質量比が9:1〜5:5であることを特徴とする接合シート。
  2. 前記第1接合層における前記第2接合層と反対側に形成された、ポリ塩化ビニルシートからなる第3接合層と、前記第2接合層における前記第1接合層と反対側に形成された、ポリオレフィンシートからなる第4接合層と、をさらに有している、請求項1に記載の接合シート。
  3. 敷設されたポリ塩化ビニルシートの破損部分を含む補修部分に、前記第1接合層が前記第2接合層よりも前記ポリ塩化ビニルシート側に位置するように、請求項1又は2に記載の接合シートとポリオレフィンシートとをこの順に積層して溶着する、補修方法。
  4. 敷設されたポリオレフィンシートの破損部分を含む補修部分に、前記第2接合層が前記第1接合層よりも前記ポリオレフィンシート側に位置するように、請求項1又は2に記載の接合シートとポリ塩化ビニルシートとをこの順に積層して溶着する、補修方法。
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