JP6117380B2 - 容易アクセスフットウェア製品 - Google Patents

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Description

関連出願データ
本出願は、「Easy Access Articles of Footwear」と題し、2013年1月17日に出願された米国特許出願第13/744,052号の優先権を主張する。米国特許出願第13/744,052号は、その全体が参照により本明細書に組み入れられる。
発明の分野
本発明は、フットウェアの分野に関する。より具体的には、本発明の局面は、足の容易な挿入および取り出しを可能とするために、シューズの側面区域および/または後面区域を広く開放することができる足挿入開口部を含むフットウェア製品に関する。このタイプの大きい開口部を有するフットウェアアッパーは、装用者の足首まで、または足首を少なくとも部分的に覆って延びている、ハイトップ型の運動競技用フットウェア、ブーツ、または他のフットウェア構造に特に有用であることができる。
背景
従来の運動競技用フットウェア製品は、2つの主要要素、すなわちアッパーおよびソール構造を含む。アッパーは、足をソール構造に対して確実に受け入れて配置する、足のための覆いを提供し得る。加えて、アッパーは、足を保護し、かつ通気を提供して、それによって足を冷やし、汗を取り除く構成を有し得る。ソール構造は、アッパーの下面に固定されてよく、概して、足と任意の接触面との間に配置される。ソール構造は、地面反力を減衰させること、およびエネルギーを吸収することに加えて、トラクションを提供し、かつ潜在的に有害な足の動き、たとえば過度な回内運動を抑制し得る。アッパーおよびソール構造の一般的な特徴および構成を以下さらに詳細に説明する。
アッパーは、足を受け入れるための空所をフットウェアの内部に形成する。空所は足の一般的形状を有し、空所へのアクセスが、足首開口部に提供される。したがって、アッパーは、足の甲およびつま先区域の上、足の内側面および外側面に沿って、かつ足のかかと区域の周囲に延びている。多くの場合、レーシングシステムをアッパーに組み込むことにより、足首開口部のサイズが選択的に変えられ、装用者がアッパーの特定の寸法、特に足囲を変更することを許容して、様々な広さの足が受け入れられる。加えて、アッパーは、フットウェアの快適さを高めるためにレーシングシステムの下に延びている舌革を含んでよく(たとえば、靴紐によって足に加えられる圧力を緩和するため)、アッパーはまた、かかとの動きを制限または抑制するためのヒールカウンタを含んでよい。
いくつかのフットウェア製品、特に、足首高さまで、または足首を覆って延びているアッパーを有するフットウェア(本明細書において、「ハイトップ型」フットウェアとも呼ばれ、たとえば、「ハイトップ型」バスケットボールスニーカーまたは他の運動競技用フットウェア、作業靴、ブーツなど)は、履くことおよび脱ぐことが難しい可能性がある。シューズが、足の甲区域を横断する靴紐などを有する場合、シューズを容易に履くことおよび/または脱ぐことができるように、装用者は、靴紐(または他の固定機構)を大幅に緩めることを必要とされ得る。これらの特徴は、この「ハイトップ型」スタイルのシューズを履くことおよび脱ぐことに関わる時間およびフラストレーションレベルを大幅に増す可能性がある。
したがって、当技術分野において、装用者の足に対する「ハイトップ型」フットウェアの容易な足入れ、取り出しおよび/または固定を可能にするためのシステムにおいて改良の余地がある。
この概要は、詳細な説明において以下でさらに説明する本発明に関するいくつかの全体的な概念を簡略化形態で紹介するために提供される。この概要は、本発明の重要な特徴または本質的な特徴を特定することを意図したものではない。
本発明の少なくともいくつかの局面によるフットウェア構造は、足の容易な挿入および取り出しを可能にするために、シューズの側面区域および/または後面区域(たとえばアッパー)を広く開放する足挿入開口部を含み得る。
本発明のいくつかのより具体的な局面は、(a)装用者の脚が通って延びる開口部を有するかまたは画定するアッパーであって、脚開口部の前部分から少なくともアッパーのヒール区域まで後方かつ下方に延びている足挿入開口部をさらに含む、アッパーと;(b)足挿入開口部を解放可能に閉鎖するための閉鎖システムと;(c)アッパーと係合しているソール構造とを含み得る、フットウェア製品に関する。閉鎖システムはさらに、1つまたは複数の:(a)脚の周囲に少なくとも部分的に(たとえば前部を横断して)延びており、かつアッパーに解放可能に固定されるストラップ、(b)足の甲区域を1回または複数回横断して延びている靴紐(任意で、弾性部品を介してストラップと係合している)、および/または(c)アッパーの足の甲区域を横断して延びている1つまたは複数の弾性要素を含み得る。閉鎖システムは、シューズのはき具合を引き締めて、シューズを装用者の足に固定するための構造を含み得る。
本発明は、フットウェア製品全体に関して上記で説明しているが、本発明のさらなる局面は、そのようなフットウェア製品での使用のためのアッパー、そのようなアッパーおよび/またはフットウェア製品を作る方法、ならびに/あるいは、そのようなフットウェア製品および/またはアッパーを装用者の足に固定する方法に関する。
[本発明1001]
上部開口部と、該上部開口部から前方に足の甲区域に沿って延びている第一の側縁と、該第一の側縁に対向しかつ該上部開口部から前方に該足の甲区域に沿って延びている第二の側縁とを含むアッパーであって、該第一の側縁から少なくとも該アッパーのヒール区域まで後方かつ下方に延びている足挿入開口部を含む、アッパー、
該アッパーと係合している該足挿入開口部を少なくとも部分的に閉鎖するためのジッパーシステム、および
該アッパーと係合しているソール構造
を含む、フットウェア製品。
[本発明1002]
第二の側縁を超えて延びておりかつアッパーに解放可能に固定される、ジッパーシステムのスライダー要素と係合しているストラップ
をさらに含む、本発明1001のフットウェア製品。
[本発明1003]
足の甲区域を横断して延びており、かつアッパーの第一の側縁および第二の側縁を接続する、靴紐要素、ならびに
該第二の側縁を超えて延びておりかつ該アッパーに解放可能に固定される、ジッパーシステムのスライダー要素と係合しているストラップであって、該アッパーに解放可能に固定するための位置まで該ストラップを引くと該足の甲区域で該靴紐要素を締め付けるように、該靴紐要素が該ストラップと係合している、ストラップ
をさらに含む、本発明1001のフットウェア製品。
[本発明1004]
足の甲区域を横断して延びており、かつアッパーの第一の側縁および第二の側縁を接続する、靴紐要素、ならびに
該第二の側縁を超えて延びておりかつ該アッパーに解放可能に固定される、ジッパーシステムのスライダー要素と係合しているストラップであって、該靴紐要素が、第一の弾性要素を介して該ストラップと係合しており、該アッパーに解放可能に固定するための位置まで該ストラップを引くと、該第一の弾性要素が張力下に置かれて、該足の甲区域で該靴紐要素を締め付ける、ストラップ
をさらに含む、本発明1001のフットウェア製品。
[本発明1005]
足の甲区域で第一の側縁と第二の側縁との間に延びている第一の部分、
該第二の側縁を通り過ぎかつ該アッパーのヒール区域の周囲に延びている第二の部分、および
ジッパーシステムのスライダー要素と係合している第三の部分
を含む、アッパーを装用者の足に締め付けるための締め付けシステム
をさらに含む、本発明1001のフットウェア製品。
[本発明1006]
締め付けシステムの第一、第二、および第三の部分が、連続した経路を形成する、本発明1005のフットウェア製品。
[本発明1007]
締め付けシステムの第一の部分の少なくとも一部が、非伸縮性であり、該締め付けシステムの第二の部分の少なくとも一部が弾性である、本発明1005のフットウェア製品。
[本発明1008]
締め付けシステムの第三の部分が、
スライダー要素から第二の側縁を超えて延びており、かつ該第二の側縁を超える位置でアッパーに解放可能に固定される、ストラップ
を含む、本発明1007のフットウェア製品。
[本発明1009]
締め付けシステムの第一の部分の少なくとも一部が、アッパーの複数の層の間を延びている、本発明1007のフットウェア製品。
[本発明1010]
締め付けシステムの第二の部分の少なくとも一部が、アッパーの複数の層の間を延びている、本発明1007のフットウェア製品。
[本発明1011]
締め付けシステムの第一の部分の少なくとも一部が、アッパーの複数の層の間を延びており、該締め付けシステムの第二の部分の少なくとも一部が、該アッパーの複数の層の間を延びている、本発明1007のフットウェア製品。
[本発明1012]
締め付けシステムの第一の部分の少なくとも一部がガイドシステムを通過する、アッパーと係合しているガイドシステム
をさらに含む、本発明1005のフットウェア製品。
[本発明1013]
締め付けシステムの第二の部分の少なくとも一部がガイドシステムを通過する、アッパーと係合しているガイドシステム
をさらに含む、本発明1005のフットウェア製品。
[本発明1014]
締め付けシステムの第一の部分の少なくとも一部および該締め付けシステムの第二の部分の少なくとも一部が、ガイドシステムを通過する、アッパーと係合しているガイドシステム
をさらに含む、本発明1005のフットウェア製品。
[本発明1015]
上部開口部および第一の縁に近接しかつジッパーシステムの上にある位置でアッパーと係合している、グリップ要素
をさらに含む、本発明1001のフットウェア製品。
[本発明1016]
第一の側縁がアッパーの内側面上に位置し、第二の側縁が該アッパーの外側面上に位置し、足挿入開口部が、少なくとも該アッパーの最後部点を通って延びている鉛直線まで延びている、本発明1001のフットウェア製品。
[本発明1017]
足挿入開口部が、アッパーの最後部点を通って延びている鉛直線を超えて延びている、本発明1001のフットウェア製品。
[本発明1018]
第一の側縁がアッパーの内側面上に位置し、第二の側縁が該アッパーの外側面上に位置する、本発明1001のフットウェア製品。
[本発明1019]
アッパーの第一の側縁と第二の側縁との間に延びており、かつそれらを接続する、第一の弾性要素
をさらに含む、本発明1001のフットウェア製品。
[本発明1020]
第二の側縁を超えて延びておりかつアッパーに解放可能に固定される、ジッパーシステムのスライダー要素と係合しているストラップ
をさらに含む、本発明1019のフットウェア製品。
[本発明1021]
上部開口部と、該上部開口部から前方に足の甲区域に沿って延びている第一の側縁と、該第一の側縁に対向しかつ該上部開口部から前方に該足の甲区域に沿って延びている第二の側縁とを含むアッパーであって、該第一の側縁から少なくとも該アッパーのヒール区域まで後方かつ下方に延びている足挿入開口部を含む、アッパー、
該足挿入開口部を解放可能に閉鎖するための閉鎖システム、および
該アッパーと係合しているソール構造
を含む、フットウェア製品。
[本発明1022]
閉鎖システムが、
第一の側縁を覆い第二の側縁を超えて延びており、かつアッパーに解放可能に固定される、ストラップ
を含む、本発明1021のフットウェア製品。
[本発明1023]
足の甲区域を横断して延びておりかつアッパーの第一の側縁および第二の側縁を接続する靴紐要素であって、閉鎖システムが、該アッパーの第一の側面から第二の側縁を超えて延びておりかつ該第二の側縁を超える位置で該アッパーに解放可能に固定されるストラップを含み、該ストラップを引くと該足の甲区域で該靴紐要素を締め付けるように、該靴紐要素が該ストラップと係合している、靴紐要素
をさらに含む、本発明1021のフットウェア製品。
[本発明1024]
靴紐要素が、第一の弾性要素を介してストラップと係合しており、アッパーに解放可能に固定するための位置まで該ストラップを引くと、該第一の弾性要素が張力下に置かれる、本発明1023のフットウェア製品。
[本発明1025]
第一の側縁が、アッパーの内側面上に位置し、第二の側縁が、該アッパーの外側面上に位置し、足挿入開口部が、少なくとも該アッパーの最後部点を通って延びている鉛直線まで延びている、本発明1021のフットウェア製品。
[本発明1026]
足挿入開口部が、アッパーの最後部点を通って延びている鉛直線を超えて延びている、本発明1021のフットウェア製品。
[本発明1027]
アッパーの第一の側縁と第二の側縁との間に延びており、かつそれらを接続する、第一の弾性要素
をさらに含む、本発明1021のフットウェア製品。
[本発明1028]
閉鎖システムが、
第一の側縁を覆い第二の側縁を超えて延びており、かつアッパーと解放可能に係合する、ストラップ
を含む、本発明1027のフットウェア製品。
[本発明1029]
脚開口部を含むハイトップ型アッパーであって、該脚開口部の前部分から該アッパーのヒール区域まで後方かつ下方に延びている足挿入開口部を含む、ハイトップ型アッパー、
該足挿入開口部を解放可能に閉鎖するための閉鎖システム、および
該アッパーと係合しているソール構造
を含む、フットウェア製品。
[本発明1030]
閉鎖システムが、
第二の側縁を覆って延びており、かつアッパーに解放可能に固定される、ストラップ
を含む、本発明1029のフットウェア製品。
[本発明1031]
閉鎖システムが、足挿入開口部を開放および閉鎖するジッパーシステムを含み、ストラップが、該ジッパーシステムのスライダー要素と係合している、本発明1030のフットウェア製品。
[本発明1032]
脚開口部に近接しかつ足挿入開口部の上にある位置でアッパーと係合している、グリップ要素
をさらに含む、本発明1029のフットウェア製品。
[本発明1033]
足挿入開口部が、アッパーの最後部点を通って延びている鉛直線を超えて延びている、本発明1029のフットウェア製品。
本発明の前述の概要、ならびに以下の発明の詳細な説明は、添付の図面と共に考察されるとより良く理解されるであろうし、図中、参照番号が現れる種々の図のすべてにおいて、類似の参照番号は同じまたは同様の要素を指す。
本発明のいくつかの例および局面のフットウェア製品の種々の図である。 本発明のいくつかの例および局面のフットウェア製品の種々の図である。 本発明のいくつかの例および局面のフットウェア製品の種々の図である。 本発明のいくつかの例および局面のフットウェア製品の種々の図である。 本発明のいくつかの例および局面のフットウェア製品の種々の図である。 本発明の少なくともいくつかの局面による、図1A〜1Eのフットウェア製品を装用者の足から取り外すことに関わる工程を示す図を含む。 本発明の少なくともいくつかの局面による、図1A〜1Eのフットウェア製品を装用者の足から取り外すことに関わる工程を示す図を含む。 本発明の少なくともいくつかの局面による、図1A〜1Eのフットウェア製品を装用者の足から取り外すことに関わる工程を示す図を含む。 本発明の少なくともいくつかの局面による、図1A〜1Eのフットウェア製品を装用者の足と係合させることを示す図を含む。 本発明のいくつかの例によるフットウェア製品に含まれ得る、追加の特徴および構造を示す。 本発明のいくつかの例によるフットウェア製品に含まれ得る、追加の特徴および構造を示す。 図4A〜Dは、本発明の少なくともいくつかの例による、フットウェア製品の構造と共に含まれ得る、ガイド部材の例示的構造を示す。 本発明のいくつかの局面による別の例示的フットウェア製品の上面図である。
発明の詳細な説明
本発明のフットウェア構造および部品の種々の例の以下の説明においては、本明細書の一部を形成し、本発明の局面を実現し得る種々の例示的構造および環境が実例として示されている添付図面を参照する。本発明の範囲を逸脱することなく、他の構造および環境が利用されてもよく、具体的に記載される構造および方法に対して構造的および機能的変更が加えられてもよいことが理解されよう。
I. 本発明の局面の概説
本発明の局面は、足の容易な挿入および取り出しを可能にするために、シューズの側面区域および/または後面区域を広く開放することができる足挿入開口部を含むフットウェア製品(たとえば、運動競技用フットウェア)に関する。そのようなフットウェア構造は、「ハイトップ型」運動競技用フットウェア、ブーツ、あるいは装用者の足首までおよび/またはそこを少なくとも部分的に覆って延びているアッパーを有する他のフットウェアに特に有用であり得る。本発明のより具体的な特徴および局面は、以下でより詳細に説明する。
本発明のいくつかの局面は、(a)装用者の脚が通って延びる開口部を有するアッパー(たとえば、上部開口部、上部開口部から前方に足の甲区域に沿って延びている第一の側縁、および第一の側縁に対向しかつ上部開口部から前方に足の甲区域に沿って延びている第二の側縁を含む)であって、さらに、脚開口部の前部分から(たとえば、第一の側縁から)少なくともアッパーのヒール区域まで後方かつ下方に延びる足挿入開口部を含む、アッパー;(b)足挿入開口部を解放可能に閉鎖するための閉鎖システム(たとえば任意で、ジッパー要素または他の解放可能な閉鎖システムを含む);および(c)アッパーと係合しているソール構造とを含み得る、フットウェア製品に関する。閉鎖システムはさらに、1つまたは複数の:(a)脚の周囲に少なくとも部分的に(たとえば、脚の前部を横断して、第一の側縁を覆って、第二の側縁を覆って越えて、など)延びており、かつアッパーおよび/またはソール構造に解放可能に固定されるストラップ、(b)1回または複数回足の甲区域を横断して延びており、かつアッパーの第一および第二の側縁を接続する靴紐要素(または非伸縮性締め付け要素)、および/または(c)足の甲区域を横断して延びており、かつアッパーの第一および第二の側縁を接続する1つまたは複数の弾性または伸縮可能要素を含み得る。この閉鎖システムは、シューズのはき具合を引き締めて、シューズを装用者の足に固定するための構造を含み得る。
任意で必要に応じて、ストラップ(これは任意で、閉鎖システムがジッパーシステムを含むとき、ジッパーシステムのスライダー要素と係合し得る)は、ストラップを引くと足の甲区域で靴紐要素を引き寄せて締め付けるように、靴紐要素と係合し得る。そのような構造では、シューズを装用者の足に固定するためにストラップを引き寄せると、閉鎖システムを閉鎖して(たとえば、ジッパーシステムをジップ閉めする)、次いで足の甲区域を横断する靴紐要素を締め付けるように機能し得る。任意で、そのような構造では、靴紐要素は、実質的に非弾性および非伸縮性であり、この靴紐要素は、1つまたは複数の弾性要素を介してストラップと係合し得る(たとえば、ストラップが所望の締まりレベルまで引かれることを可能にする弾性バンド)。ストラップ、弾性要素、および靴紐要素は、装用者の足の周囲に連続した経路を形成し得る(たとえば、上部足の甲区域から、下腿または足首の周囲に)。
他の構造では、しかしながら、ストラップならびに足の甲区域を横断する靴紐要素および/または弾性要素は、互いから切り離されていてもよく、そのためシューズを装用者の足に固定するためにストラップを引き寄せると、閉鎖システムを閉鎖する(たとえば、ジッパーシステムをジップ閉めする、および/またはストラップを足の周囲に締め付ける)ように機能する一方、この動作は、足の甲区域を横断する靴紐要素または他の閉鎖要素を締め付けないか、あるいはそうでなくとも直接影響を及ぼさない。必要に応じて、ストラップの少なくともいくらかの部分は、脚の周囲でいくらかの締め付けができるように、弾性または伸縮可能であり得る。
また、必要に応じて、本発明によるいくつかの構造において、閉鎖システムの少なくともいくらかの部分(たとえば、靴紐要素の少なくともいくらかの部分、閉鎖システムの弾性部品の少なくともいくらかの部分、ストラップの少なくともいくらかの部分など)は、アッパーの異なる層の間を延びていてもよい。閉鎖システムのいくらかの部分(およびその締め付けシステム構造)は、アッパーの内側および/またはアッパーの外側にも位置し得る。必要に応じて、ガイドシステムは、閉鎖システムの少なくともいくらかの部分が通過し得る経路を形成し維持するために、アッパーに提供され得る。1つまたは複数の個々のパーツまたは部品を構成し得るガイドシステムは、閉鎖システムの部分を収容するためのトンネルまたは他の通路を形成し得る。ガイドシステムの特徴はまた、閉鎖/固定システム要素と他のアイテムとの間の望ましくない相互作用を減少させるかまたは除去するのに役立つことができる。
別の可能性のある特徴として、本発明の少なくともいくつかの例によるフットウェア製品は、シューズの脚開口部に近接する位置に(たとえば、シューズが足に固定されるとき装用者の脚が通って延びる上部開口部に、もしくはその近くに、脚開口部の縁に、もしくはその近くに、足挿入開口部に、もしくはその近くに、および/または足挿入開口部のための閉鎖システムに、もしくはその近くに)アッパーと係合しているグリップ要素を含み得る。このグリップ要素は、装用者が足の取り出しのため、閉鎖システムを開放するためにアッパーの上部分(足挿入開口部および閉鎖システムの上の)を引くときに、装用者によって保持され得る。グリップ要素は触覚またはグリップ向上特徴を含み得る、および/または、グリップ要素はこの区域に追加の耐久性または耐摩耗性を提供し得る(シューズを取り外すためのその繰り返される取扱いを考慮して)。
シューズ内の足挿入開口部は、アッパーの周囲を任意の所望の距離だけ延びていてもよいが、本発明の少なくともいくつかの例では、足挿入開口部は、少なくとも、アッパーの後部ヒール区域まで延びており、いくつかの例では、アッパーの最後部点から上方に延びている鉛直線まで、またはそれを超えて延びている。
上記に提供された本発明の特定の態様による特徴、局面、構造、プロセスおよび構成の概説を前提として、本発明による具体的な例示的フットウェア製品および方法のより詳細な説明を続いて示す。
II. 本発明による例示的フットウェア製品の詳細な説明
図面および以下の説明を参照して、本発明による種々のフットウェア製品およびその特徴を説明する。図示し説明するフットウェアは、運動競技用シューズであり、このフットウェアの種々の局面に関して開示する概念は、バスケットボールシューズ、フットボールシューズ、ハイキングシューズ、カジュアルウェアシューズなどを非限定的に含む広範囲の運動競技用フットウェアスタイルに適用され得る。加えて、本発明の少なくともいくつかの概念および局面は、作業ブーツ、正装用ブーツなどを含む広範囲の非運動競技用フットウェアに適用されてもよい。したがって、本発明は、本明細書に開示されたまさにその態様に限定されず、フットウェア全般に適用される。
図1A〜1Eは、本発明の局面による一例のフットウェア製品100の種々の図を提供する。図1Aは、外側側面図であり、図1Bは、内側側面図であり、図1Cは、上面図であり、図1Dは、背面図であり、図1Eは、この例示的フットウェア製品100のための閉鎖または固定システムの一部分のクローズアップ図である。これらの図に概して示すように、フットウェア製品100は、アッパー102およびアッパー102と係合しているソール構造104を含む。この図示した例のアッパー102は、ハイトップ型運動競技用シューズアッパー(たとえばバスケットボール用)であるが、他のシューズスタイルおよびアッパースタイルが可能である。この例のアッパー102は、(足受入チャンバーの底部を少なくとも部分的に取り囲むための)ストローベル部材、または底部の足底支持面に沿って延びている他の構造を含み得る。アッパー102の上部は、シューズのための脚開口部106を画定する(シューズ100が足に固定されるときに、装用者の脚がそこを通って延びる)。
本発明を逸脱することなく、任意の所望の構成および/または構造をとり得るが、この図示した例示的シューズ100のソール構造104は、ポリマーフォームミッドソール104a(たとえば、ポリウレタンフォーム、エチルビニルアセタート(EVA)フォーム、製品のLUNARファミリーからの軽量フォーム(NIKE, Inc., of Beaverton, Oregonなどから入手可能)から作られる)を含む。追加的または代替的に、必要に応じて、ミッドソール104aは、1つもしくは複数の衝撃力減衰柱状部(たとえば、フォームから作製される)、1つもしくは複数の機械的衝撃力減衰部品(たとえば、「ショックアブソーバー」タイプ構造)、および/または1つもしくは複数の流体充填袋構造を含み得る。このミッドソール104aは、1つまたは複数のアウトソール部品104bと係合し、これは、少なくとも部分的にミッドソール104aを覆い(たとえば、それに接着するかまたは別のやり方で固定することによって)、かつ接地面の少なくとも一部分(たとえば、耐摩耗性特性、1つまたは複数のトラクション要素などを有する)を提供する。ミッドソール104aおよび/またはアウトソール104bは、1つまたは複数の独立のパーツを構成してもよく、それらは、フットウェア製品100の全長および/または全幅あるいはその一部分のみに延びていてもよい。また、この図示した例ではアッパー102の外部に示されているが、ミッドソール104aの一部またはすべては、アッパー102によって画定された内部チャンバー内に収容される(または少なくとも部分的に収容される)こともできる。必要に応じて、前述のストローベルは、省略する(または少なくとも部分的に省略する)こともでき、ミッドソール104aは、フットウェア製品100のための足底支持面(またはその少なくとも一部分)を提供することもできる。
これらの図にさらに示すように、この図示した例のアッパー102は、上部脚開口部106を含む。この例示的フットウェア製品100の全開口部は、第一の側縁108a(たとえば、内側側縁)を含み、これは、上部開口部106から前方に、シューズ100の足の甲区域に向かって下方に、かつそれに沿って延びている。第二の側縁108b(たとえば、第一の側縁108aに対向する外側側縁)も、上部開口部106から前方に、シューズ100の足の甲区域に向かって下方に、かつそれに沿って延びている。アッパー102はさらに、下腿および足首区域の前部に沿い、かつシューズ100の足の甲区域を覆って(側縁108a、108bの下方、かつ側縁108a、108bと装用者の足との間に)位置する、舌革要素110または他の調節部品(たとえば、ブーティータイプ部材)を含み得る。
図1Bおよび1D〜2Cにさらに示すように、この例示的アッパー102はさらに、第一の側縁108aから少なくともアッパー102のヒール区域まで後方かつ下方に延びている比較的大きい足挿入開口部120を含む。閉鎖/固定システム130(ジッパーシステム132を含む)は、足挿入開口部120を解放可能に閉鎖し、かつシューズ100を装用者の足に固定するために提供される。この例示的フットウェア構造100のこれらの特徴は、以下により詳細に記載する。
足挿入開口部120は、シューズ100の上部開口部106およびアッパー102をより広く開放することを可能にして、脚の容易な挿入を可能にする。図1Bおよび2Aに示すように、足挿入開口部120の前方端120aは、アッパー102の足首/下腿被覆区域において、第一の側縁108aから始まる。この前方端120aは、上部開口部分106(任意で装用者の脚の側面に沿う)を含むシューズ開口部全体に沿う他の位置で、または第一の縁108aに沿う(たとえば、上部開口部106により近い、足の甲区域に向かってさらに下の、および、さらには足の甲区域まで下がった位置などの)他の位置から開始し得る。追加的または代替的に、足挿入開口部120は、必要に応じて、第二の側縁108bから始まる(かつ、そこに位置する)こともできる。
上述のように、この図示した例における足挿入開口部120は、第一の側縁108aから下方かつ後方に延びている。開口部120は、少なくとも、アッパー102の後部ヒール区域まで延びていてもよい(たとえば、そのため、開口部120の閉端120bは、後部ヒール区域に位置する)。いくつかのより具体的な例として、足挿入開口部120は、少なくともアッパー102の最後部点を通って延びている鉛直線VLまで、またはこの鉛直線VLさえ超えて延びていてもよい(図1Dにおける閉端120bの位置を参照のこと)。開口部120の閉端120bは、足を受け入れるためにアッパー102をさらに開放するために、図1Dに示す距離よりもさらにもっとアッパー102の反対側まで延びていてもよく、必要に応じて、外側後部ヒール区域(たとえば、図1Dにおける点PLRH)または外側面ヒール区域(図1Aにおける点PLH)までさえ延びていてもよい。
足挿入開口部120の実際サイズは、変化してもよいが(たとえば、シューズサイズなどに依存する)、本発明の少なくともいくつかの例では、足受入開口部120は、かかとの周囲の上部開口部106の周囲寸法(すなわち、第一の側縁108a(P1)から第二の側縁108b(P2)までのかかとの周囲の上部脚開口部106の寸法)のおよそ少なくとも35%の長さ(ジッパーシステム132に沿う点LOEからLCEまで)にわたって延びているであろう。点P1およびP2は、上部脚開口部106がそれぞれ側縁108aおよび108bに出会う場所に位置する。上部開口部106と側縁108aおよび/または108bとの間を移行する明確なコーナー点が、特定のフットウェアモデルにおいて、それらの位置に提供されない場合、点P1およびP2は、上部開口部106および側縁108a、108bが出会う水平接点の位置として決定され得る(シューズ100が水平面上に位置するとき)。いくつかのより具体的な例において、足挿入開口部120(たとえば、ジッパートラックの長手方向長さ)は、この周囲寸法のおよそ少なくとも40%、少なくとも50%、またはさらに少なくとも55%延びているであろう。より絶対的な寸法の観点から、本発明の少なくともいくつかの例では、足挿入開口部120の長さ(ジッパートラックに沿う点LOEから点LCEまで)は、少なくとも5インチ、いくつかの例では、少なくとも6インチ、またはさらには少なくとも7インチであり得る。
鉛直方向の観点から、足挿入開口部120の閉端120bは、閉端120bの位置でのアッパー102の全高さ寸法の35%未満のところに位置し得る。より具体的には、図1Dに示すように、閉端120bからアッパー102およびソール104が出会う位置(この例では、ミッドソール104aの上面における)までの鉛直方向寸法HCEは(シューズ100が水平支持面S上に存在する状態で)、その位置でのアッパー102の鉛直方向全高さHの35%以下である。いくつかのより具体的な例において、足挿入開口部120の閉端102bは、この全高さ寸法Hの30%以下、25%以下、またはさらには20%以下の高さのところに位置し得る。
より絶対的な寸法の観点から、本発明の少なくともいくつかの例では、閉端120b(点LCE)は、その位置でのアッパー/ソール合流点から鉛直方向に1.25インチ未満、いくつかの例では、その合流点から1インチ未満、またはさらには0.75インチ未満のところに位置し得る。水平接触面Sからの実際高さに関して、閉端120b(点LCE)は、接触面Sから鉛直方向に2.5インチ未満、いくつかの例では、接触面Sから2.25インチ未満、2インチ未満、またはさらには1.75インチ未満のところに位置し得る。加えて、水平接触面Sからの実際高さに関して、開端120a(点LOE)は、接触面Sから鉛直方向に少なくとも3.5インチ、いくつかの例では、接触面Sから少なくとも3.75インチ、少なくとも4インチ、または少なくとも4.25インチのところに位置し得る。閉端120b(点LCE)と開端120a(点LOE)との間の鉛直方向間隔距離(図1EにおけるHDIFF)は、本発明を逸脱することなく、変わり得る。いくつかのより具体的な例において、点LCEと点LOEとの間の鉛直方向高さ差異(HDIFF)は、少なくとも1.5インチ、いくつかの例では、少なくとも1.75インチ、少なくとも2インチ、およびさらには少なくとも2.25インチであり得る。
本発明の少なくともいくつかの例によるフットウェア製品のためのフットウェア閉鎖/固定システム(たとえば、システム130)の種々の局面および例示的特徴を、ここでより詳細に説明する。図1A〜3Aに示すように、この例示的フットウェア製品100は、足挿入開口部120を少なくとも部分的に閉鎖するための、足挿入開口部120の対向側縁上でアッパー102と係合しているジッパーシステム132を含む。この例示的構造において、ジッパーシステム132は、足挿入開口部120を完全に閉鎖する(すなわち、点LOEからLCEまで延びている)。したがって、ジッパーシステム132は、上記で説明したかかとの周囲の上部開口部106の周囲寸法の少なくとも35%の長さを有し得る(いくつかの例では、この長さは、この周囲寸法の少なくとも40%、少なくとも50%、またはさらには少なくとも55%であろう)。より絶対的な寸法の観点から、本発明の少なくともいくつかの例では、ジッパーシステム132の長さ(ジッパートラックに沿う点LOEから点LCEまで)は、少なくとも5インチ、いくつかの例では、少なくとも6インチ、またはさらには少なくとも7インチであり得る。ジッパー以外の解放可能な閉鎖システムが、必要に応じて、いくつかの本発明の局面によるいくつかの構造において使用することもできる。
この図示した例におけるジッパーシステム132のスライダー要素134は、ストラップ136と係合している(または、それを含むように一体に形成される)。この図示した例におけるストラップ136は、アッパー102の内側面から、第一の側縁108aを覆い、第二の側縁108bを超えて延びて、アッパー102の外側面に解放可能に固定される(たとえば、マジックテープ式ファスナーシステム146を介して、バックルタイプアセンブリーを介して、他の機械的コネクターを介して、など)。ストラップ136およびその固定特徴は、ジッパーシステム132を閉鎖したままにするのに役立ち(たとえば、スライダー要素134を点LOEに、またはその近くに保つ)、かつシューズ100をぴったり合った快適な方法で装用者の足に固定するのに役立つ。
この例示的フットウェア構造100の閉鎖/固定システム130は、さらに、シューズ100の足の甲区域を横断して延びておりかつアッパー102の第一の側縁108aおよび第二の側縁108bを接続する靴紐要素138を含む。必要に応じて、この靴紐要素138は、フットウェア技術において一般に公知で使用されるような従来の方法で、アッパー102内に形成された(たとえば、側縁108a、108bの近くに)紐穴または紐穴タイプの開口部を介してアッパー102と係合し得る。追加的または代替的に、靴紐要素138はまた、フットウェア技術において公知で使用される方法で、アッパー102の前部/上部で(たとえば、足の甲および/または前脚区域で)結ばれ得る。靴紐要素138は、少なくとも一部分は、非伸縮可能コード、織物、プラスチック、繊維、金属または他の部品を構成し得る。本明細書において使用される用語「非伸縮可能」または「非伸縮性」は、この文脈において、10lbの張力が長さ2インチの材料に加えられるとき、その長さの10%未満(すなわち、材料の長さ2インチに対して0.2インチ未満)伸びる材料を意味する。
この図示した構造100において、靴紐要素138はストラップ部材138aと係合し、ストラップ部材138aは、装用者の足の周囲を少なくとも部分的に、および/またはシューズの足底支持面の下に少なくとも部分的に、延びていてもよい。必要に応じて、ストラップ部材138aの少なくともいくつかは、シューズ100の足底支持面の周囲を縁108aから縁108bまで完全に延びていてもよい。靴紐係合構造およびこのタイプのストラップ部材138aは、米国特許出願公開第2012/0011744号および同第2012/0198720号に記載されており、それら出願は、全体として参照により本明細書に組み入れられる。これらの特許公報に記載された巻き付き型足係合システムおよび/または靴紐係合構造のいずれも、本発明によるフットウェア構造100に関連して使用され得る。これらのタイプの巻き付き型足係合システムおよび/または靴紐係合構造は、フットウェア製品の非常に快適で、適応性があり、かつ確実なフィットを装用者の足に提供するのに役立つことができる。
この例示的フットウェア構造100の閉鎖/固定システム130は、追加の特徴を含む。図1Bおよび1Eに図示するように、ストラップ136が、2つの伸縮可能または弾性部材140aおよび140bと係合している(1つまたは複数の弾性部材が、本発明を逸脱することなく、使用され得るが)。弾性部材140aおよび140bは、たとえば図1Eに示すように、装用者の足の周囲にストラップ136を係合させるためにストラップ136がきつく引かれることを確実にするのに役立つ。必要条件ではないが、図示した例に示すように、弾性部材140aおよび140bの一部分は、アッパーの複数の層の間を延びている(たとえば、図1Bに示すように)。弾性部材140aおよび/または140bは、図4A〜4Dと併せて以下でより詳細に説明するとおり、ガイドシステム160(本明細書において「ガイド要素」または「ガイド部材」とも呼ばれる)を通って延びていてもよい(潜在的なガイドシステム160の位置およびトラックは、図1A、1Bおよび1Dにおいて二点短鎖線で示されている)。この文脈において本明細書において使用する用語「伸縮可能」は、10lbの張力が長さ2インチの材料に加えられるとき、その長さの少なくとも25%(すなわち、長さ2インチの材料に対して少なくとも0.5インチ)伸びる材料を意味する。「弾性」材料は、10lbの張力が解放されると、少なくとも実質的に(すなわち、少なくとも95%)その元の長さに戻る「伸縮可能」材料である。追加的または代替的に、必要に応じて、ストラップ136の少なくとも一部分が、伸縮可能であり得る(弾性部材140a、140bによって提供される任意の伸縮の代わりに、またはそれに加えて)。
必要に応じて、弾性部材(たとえば、140a、140b)または他のストラップ136締め付けまたは固定構造は、シューズ100に(たとえば、アッパー102と、ソール構造104と、アッパー102およびソール構造104との間で、など)固定して係合して、ストラップ136を引いて弾性部材140a、140bおよび/またはストラップ136を伸ばすための支持を提供し得る。たとえば、靴紐要素138が従来のデザインのものである(たとえば、装用者によって別個に結ばれる)場合、あるいは靴紐要素138が別のタイプの足の甲閉鎖システム、たとえば1つもしくは複数の弾性バンド(図5と併せて以下でより詳細に説明するとおり)または他の要素と置き換えられる場合、そのようなシステムが使用され得る。しかしながら、図1A〜1Eの例示的フットウェア構造100は、異なる構造を有する。図1Cに示すように、この例示的構造100において、靴紐要素138の2つの対向端は、アッパー102の第二の側縁108bに沿う位置でアッパー102の複数の層の間を延びている。したがって、この例示的構造において、靴紐138は、第二の側108b上よりも第一の側108a上で、より多くの紐穴または他の靴紐係合要素138aと係合し、靴紐要素138の自由端は、互いに接近して、第二の側108b上をアッパー102に沿って延びている。必要に応じて、靴紐要素138は、図4A〜4Dと併せて以下でより詳細に説明するように、ガイドシステム160を通って延びていてもよい。ストラップ136を引いて弾性部材140aおよび140bを伸ばすと、足の甲区域でかつそこを横断して靴紐要素138を引き、かつ締め付けるよう張力が加えられるように、靴紐要素138のこれらの端は、弾性部材140aおよび140bの自由端と係合(直接または間接的に)し得る(たとえば、アッパー102の内側またはアッパー102の複数の層の間の位置で)。
したがって、この図示した例示的フットウェア構造100による閉鎖/固定システム130は、以下を含む:(a)足の甲区域で第一の側縁108aと第二の側縁108bとの間に延びている第一の部分(たとえば、靴紐要素138)(この靴紐要素138は、側面の周囲を少なくともシューズの足底支持区域まで巻き付くストラップシステムを締め付け得る)、(b)第二の側縁108bを通り過ぎて(任意で、アッパー102の内側またはアッパー102の複数の層の間を)アッパー102のヒール区域の周囲に延びている、第二の部分(たとえば、靴紐要素138の少なくとも一部分および/または弾性部材140a、140bの少なくとも一部分)、および(c)第一の側縁108aを通り過ぎ、第二の側縁108bを覆って延びて、アッパー102と解放可能に係合する(たとえば、マジックテープ式ファスナー構成を介して)、第三の部分(たとえば、ストラップ136)。閉鎖/固定システム130の第一、第二、および第三の部分は、連続した経路を形成し得る(たとえば、シューズ100の前部の足の甲区域からストラップ136の自由端まで)。閉鎖/固定システム130の第一の部分および/または第二の部分の少なくとも一部は、非伸縮性であり得るが、一方で、閉鎖/固定システム130の第二の部分および/または第三の部分の少なくとも一方の少なくとも一部は、弾性または伸縮可能であり得る。必要に応じて、閉鎖/固定システム130の第一の部分および/または第二の部分の少なくとも一部(たとえば、靴紐要素138および/または弾性部材140a、140bの少なくとも一部)は、アッパー102の内側および/またはアッパー102の複数の層の間を延びていてもよい。追加的または代替的に、必要に応じて、閉鎖/固定システム130の第三の部分(たとえば、ストラップ136)の少なくとも一部は、アッパー102の内側および/またはアッパー102の複数の層の間を延びていてもよい。
閉鎖/固定システム130の操作を、図2A〜3Aと併せて以下でより詳細に説明する。図1A〜1Eは、たとえば、装用者の足(図示せず)に固定されているときのように、閉鎖/固定システム130が係合してきつく引かれた状態のフットウェア製品100を示す。この構成において、弾性部材140a、140b(または他の弾性部分)は、きつく引かれて、ストラップ136とアッパー102(またはソール構造104)との間の解放可能な係合(たとえば、マジックテープ式ファスナーシステム146介して、バックルアセンブリーを介して、別のタイプの解放可能な接続を介して、など)によって、所定位置に保たれ得る。この構成はまた、ジッパーシステム132のスライダー134を、足挿入開口部120の開端120aまで引き、それによって足挿入開口部120を閉鎖し得る。
足からシューズ100を取り外すために、最初に、ストラップ136が、アッパー102および/またはソール構造104に対する、その解放可能な接続から解放される(たとえば、マジックテープ式ファスナー146の部品を外すことによって)。この動作によって、弾性部材140a、140bはそれらの非伸張状態に向かって戻る。張力がこの方法で解放されると、弾性部品の収縮によって、ジッパーシステム132のスライダー要素134がジッパー132のトラックを下へ動き始めるように(少なくとも、スライダー要素134がジッパートラックの端120aまで延ばされている場合)、閉鎖/固定システム130の弾性部分(たとえば、要素140a、140bおよび/またはストラップ136における弾性)は、サイズ決めされ得る。一例として、張力のこの解放は、図2Aに示すように、スライダー要素134をジッパートラックの下へ少なくとも数歯(たとえば、1〜10歯)、動かし得る。この張力解放はまた、シューズ100の足の甲区域を横断する靴紐要素138を少なくとも部分的にゆるめ得る(たとえば、ストラップ136および弾性部材140a、140bが、靴紐要素138と動作可能に結合されている場合)。
必要に応じて、ストラップ136を引いてスライダー134をジッパートラックのさらに下へ(任意に、閉端120bまで)動かすことによって、ジッパーシステム132を開放し続けることもできる。代替的に、装用者は、足挿入開口部120の上および/または後方の位置でアッパー102を把持して、アッパー102の上部分を後方へ引いてスライダー要素134をジッパートラックの下へ動かす(すると本質的に、アッパー102は装用者の脚の周囲から開かれる)ことができる。図2Bを参照のこと。図2Cに示すように、この動作は、スライダー要素134を後方かつ下方に、足挿入開口部120の閉端120bに向かって、および/または閉端120bまで動かし、足の取り出しおよび挿入のために大きく広い区域を開ける。任意で、必要に応じて、ユーザがこの閉鎖/固定システム130を緩める段階の間、アッパー102を把持する傾向のある位置で、アッパー102にグリップ向上および/または耐摩耗/摩損要素144が含まれてもよい。グリップ向上および/または耐摩耗/摩損材料の層に加えて、あるいはその代替として、要素144はまた、アッパーから外側に延びている(把持することができる)突出タブ(たとえば、編物またはプラスチックの)またはハンドル要素を含み得る。
シューズ100を履くために、シューズ100は、図2Cに示す構成にある閉鎖/固定システム130から始めることができ、ユーザは、足を開放された閉鎖/固定システム130を通してシューズ100内に挿入することができる。必要に応じて、舌革要素110は、たとえば、側縁108a、108bの一方または両方に沿ってアッパー102に固定されて、舌革要素110がシューズ100の内部に落ちる(よって、ユーザが足を挿入するときに邪魔になる)ことを防ぐのに役立ち得る。これは、たとえば、縫製またはステッチングを用いて(舌革要素110を一方または両方の縁108a、108bに縫い付けるために)、1つまたは複数の弾性タイプのストラップ110aを用いて(その結果、舌革要素110は縁に固定されるが、依然として開放区域に対して前方に伸ばすことができる)、あるいは他の方法で、達成することができる。他の可能性のある選択肢として、舌革要素110は、側縁108a、108bに沿って一体に接合される、および/または任意で側縁108a、108bの少なくとも一方に沿うガセット構造などと共に、伸縮可能材料または伸張性材料から、たとえばSPANDEXタイプの伸縮可能/エラストマー編物(たとえば、内側ブーティー要素など)から少なくとも部分的に作られることができる。
ひとたびシューズ100が足に配置されると、、図3Aに示すように、ストラップ136を前方かつ上方に引くことができ、この動作は、ジッパーシステム132のスライダー134をジッパートラックの上へ、足挿入開口部120の開端120aに向かって動かし、それによって足挿入開口部120を閉鎖する。次にストラップ136を、きつく引き、第一および第二の側縁108a、108bを覆って足首/脚の前部の周囲に巻き付け、ジッパー要素132の主要部からアッパー102の反対側面に固定することができる(たとえば、マジックテープ式ファスナー146を使用して)。このストラップ136締め付け動作はまた、少なくとも部分的に、靴紐要素138をシューズ100の足の甲区域を横断して締め付け得る(ストラップ136および弾性部材140a、140bが、靴紐要素138と動作可能に結合される場合)。
図1A〜3Aに示す態様は、主にアッパー102の内側面上のジッパー要素132(および、内側面から外側面に巻き付くストラップ136)を有するシューズ100を示しているが、反対の構成(主にアッパー102の外側面上のジッパー要素132、および外側面から内側面に巻き付くストラップ136を有する)もまた可能である。別の可能性のある選択肢として、必要に応じて、一対のシューズの一方のシューズ100が、主にアッパー102の内側面上のジッパー要素132(および、内側面から外側面に巻き付くストラップ136)を有し得、該一対のもう一方のシューズが、反対の構成(主にアッパー102の外側面上のジッパー要素132、および外側面から内側面に巻き付くストラップ136を有する)を有し得る。
任意で、必要に応じて、図3Bに図示するように、ソール104および/またはアッパー102の後部ヒール区域は、ユーザが把持してシューズ100を足にずっと引き寄せる(そうして、つま先をシューズ100の端部まで送る)のを補助することができる、ハンドルまたはタブ150を含み得る。他の構造が、必要に応じて、この目的のために提供され得る。たとえば、ハンドルまたはタブ150は、ユーザがそれを下に加圧し(または別のやり方でそれに力を加えて)、挿入している足のつま先がアッパー102内へと押されている間、シューズ100を所定位置に保持することができるように、成形されかつ配置され得る(たとえば、床に接触するのに十分な長さに)。別の例として、図3Bおよび3Cに示すように、アッパー102またはソール構造104は、後方への力をシューズ100に加えること(たとえば、反対側の足または脚によって、壁、テーブルまたは椅子によってなど)を可能にするために横方向に延びている、側面に沿う支持要素152を含み得る。任意で、このタイプの支持部材152は、アッパー102および/またはソール構造104の側面に沿って、たとえばヒンジ154上で、前方に折りたためるか、あるいはたとえば、ばね荷重取付によってソール構造104内(またはアッパー102とソール構造104との間に)に引っ込むように取り付けられ得る。
前述のように、必要に応じて、靴紐要素138および/または弾性部材140a、140bの少なくともいくらかの部分は、アッパー102の内側またはアッパー102の複数の層の間を延びていてもよい。別の選択肢として、必要に応じて、これらの部材は、アッパー102の外表面の周囲のシューズ100のヒール区域の周囲に、少なくとも部分的に延びていてもよい。そのような構造において、靴紐要素138、弾性部材140a、140b、およびさらにはストラップ136の、少なくともいくらかの部分は、ガイドシステム160を通って延びていてもよい。ガイドシステム160は、靴紐要素138、弾性部材140a、140bおよび/またはストラップ136をアッパー102に対して所望の位置に維持するのに役立つ、ならびに/あるいはこれらの部品がシューズ100を装用者の足に固定するときにきつく引かれ得るように、明確な経路を維持するのに役立つことができる。ガイドシステム160はまた、他の物体との不必要または不所望の接触および/または相互作用を避けるために、これらの部品を隠すのに役立つことができる。
図4A〜4Dは、ガイド要素160構造の種々の可能性のある例の断面図を示す。ガイド要素160は、図1A、1B、および1Dにおいて二点短鎖線で示すとおり、靴紐要素138、弾性部材140a、140bおよび/またはストラップ136の所望のトラックの少なくとも一部分に沿って提供され得る。
図4Aは、アッパー材料の2つの層、102aと102bとの間(たとえば、スペーサーメッシュ内層と耐摩損TPUまたは合成皮革外層との間)に管状部材として提供されるガイド部材160を示す。ガイド部材160は、硬質または可撓性材料、たとえば、プラスチック、編物または織物材料から作られ得る。ガイド部材160はさらに、たとえば、縫製またはステッチングによって、接着剤またはセメントによって、融合技術によってなどで、ガイド部材160がアッパー層102a、102bの一方または両方と係合することを可能にする構造162を含み得る。ガイド部材160によって画定される内部区域164は、シューズ100の周囲のガイド部材160の位置に依存して、靴紐要素138および/または弾性部材140a、140bの少なくとも一部分(および/または任意に、ストラップ136の少なくとも一部分)を収容する。
図4Bは、同様の2層アッパー構造を示しており、この構造ではガイド部材160'は開放側面を有し、アッパー層の一方(たとえば、この例では、層102b)の表面が、ガイド部材内部区域164'(この内部に、要素138、140aおよび/または140bが収容される)の一側面を画定する。ここでもまた、ガイド部材160'は、たとえば、縫製またはステッチングによって、接着剤またはセメントによって、融合技術によってなどで、たとえば構造162'で、アッパー層102a、102bの一方または両方と係合し得る。
図4Cは、アッパーの単一層102aと係合しているガイド部材160''を示す。ここでもまた、ガイド部材160''は、開放側面を有し、アッパー層102aの表面が、ガイド部材内部区域164''(この内部で、要素138、140aおよび/または140bが収容される)の一側面を画定する。ここでもまた、ガイド部材160''は、たとえば、縫製またはステッチングによって、接着剤またはセメントによって、融合技術によってなどで、たとえば構造162''で、アッパー層102aと係合し得る。この例示的構造では、ガイド部材160''は、アッパー層102aから外側に延び、ガイド部材160''は、このアッパー層102aの内表面または外表面に向けられ得る。
図4Dはまた、アッパーの単一層102aと係合しているガイド部材160'''を示す。この例示的構造において、薄い被覆要素166が、ガイド部材160'''の長手方向長さの少なくともいくらかの部分に沿って提供される(要素138、140aおよび/または140bが内部に収容されている内部区域164'''を封鎖し部分的に画定するために)。この被覆要素166は、たとえば、硬質または可撓性高分子材料、編物または織物材料などを含む任意の所望のタイプの材料から形成され得る。ここでもまた、ガイド部材160'''は、たとえば、縫製またはステッチングによって、接着剤またはセメントによって、融合技術によってなどで、たとえば構造162'''で、アッパー層102aと係合し得る。この例示的構造では、ガイド部材160'''は、アッパー層102a内に延びているかまたは陥没しており、ガイド部材160'''は、このアッパー層102aの内表面または外表面に向けられ得る。いくつかの構造において、必要に応じて、被覆要素166は、少なくとも、ガイド部材構造160'''のいくらかの部分にわたって、省略され得る。
図4A〜4Dにおいて2つの要素138、140aおよび/または140bを含んで常に示されているが、これらのタイプの任意のガイド要素は、閉鎖/固定システム130の単一部分または2つを超える部品を含み得る。たとえば、図1A、1B、および1Dに示すように、ガイド部材は、シューズ構造100の後部ヒール部分(または他の部分)で分割または分離され得、単一の要素138、140aおよび/140bは、ガイド部材の少なくとも一部において提供され得る(たとえば、ジッパーシステム132の両側に)。ガイドシステムは、図1A、1B、および1Dに示す経路全体に沿って連続的に延びている必要はなく、ガイドシステムは、不連続(たとえば、複数の別個のパーツで、たとえば、ベルトループ型構造に類似する)か、またはそうでなければ経路全体よりも短くてもよい。
必要または所望の場合、図4A〜4Dの構造のいずれにおいても、内部区域164の内壁、要素138、140aおよび/または140b、被覆要素166、ならびに/あるいは内部区域164を画定するアッパー102の表面は、内部区域内に収容される種々のパーツ間の滑り摩擦を減少させるように処理され得る(たとえば、要素138、140aおよび/または140bが、引かれるまたは解放されるときに、より自由かつ容易に動くように)。いくつかのより具体的な例として、必要に応じて、処理は、ポリテトラフルオロエチレン被覆または注入、グラファイト被覆または注入、他の潤滑剤での処理などを含み得る。追加的または代替的に、必要に応じて、ガイド要素160の内部区域164の内壁、被覆部材166および/またはアッパー102の表面の少なくとも一部分は、要素138、140aおよび/または140bに対して低い摩擦係数を有する材料から作られ得る。内部区域164内部に収容される要素(たとえば、138、140a、140b)は、互いに対して(あるいは、内部区域164内部の他の表面および/または構造に対して)低い摩擦係数を有するような材料から作られるか、または処理され得る。これらの特徴は、閉鎖/固定システム130が締め付けられるか、または解放されるときに、要素138、140aおよび/または140bが固着するおよび/またはくっつくことを防ぐのに役立つことができる。
足の甲固定要素(たとえば、非弾性または非伸縮性靴紐要素138)が引きストラップ136(たとえば、弾性伸縮部品140a、140bを介して)と直接係合するフットウェア構造100において、非伸縮性靴紐要素138および弾性引きストラップ部品140a、140bの間の移行部の位置は、アッパー構造102の周囲の任意の所望の位置で生じ得る。いくつかのより具体的な例として、この移行部は、外側面ヒール区域(たとえば、図1A、点P4を参照のこと)で、後部ヒール区域(たとえば、図1D、点P5)で、またはさらには内側面ヒール区域(たとえば、図1B、点P6)で生じ得る。この移行部はまた、ガイド要素160内部(もしあれば)、アッパー102の複数の層の間(複数の層が存在する場合)、アッパー102の内側、および/またはアッパー102の外側で生じ得る。2つまたはそれ以上の固定部品(138、140a、140b)経路が、アッパー102の周囲に提供されるとき、非伸縮性材料と弾性材料との間の移行部(もしあれば)は、アッパー102の周囲の同じ位置かまたは異なる位置で生じ得る。
図5は、本発明のいくつかの例による、別の例示的フットウェア製品構造500を図示する。図5のフットウェア構造500は、図1A〜1Dの構造と同様であるが、この図示した例示的構造500では、図1Cからの靴紐要素138は、側縁108aから側縁108bまで足の甲開口部を横断して延びている1つまたは複数の伸縮可能または弾性バンド502によって置き換えられている。弾性バンド502は、シューズ500の足の甲区域のサイズが、足が内部で動くにつれて拡大し、次にそれらの元のサイズまで、またはそれに向けて戻ることを可能にして、装用者の足上でシューズを締め付けられた状態に維持するのに役立つ。必要に応じて、弾性バンド502は、図1Cと併せて上記で説明した(および米国特許出願公開第2012/0011744号および同第2012/0198720号に記載されるような)タイプの巻き付き式および適応性のあるフィットタイプ部品のためのストラップ138aと係合し得る。
この例示的構造500では、ストラップ136は依然として、ジッパーシステム132のスライダー要素134と係合し、かつシューズを装用者の足に固定するのに役立つように、装用者の足の周囲に少なくとも部分的に延びている1つまたは複数の弾性要素140a、140b上に取り付けられる。しかしながら、この図示した例示的シューズ構造500における弾性要素140a、140bは、シューズの足の甲区域に提供された閉鎖/固定要素502までぐるりと延びていない、および/またはそれと係合しない。むしろ、このシューズ構造500では、弾性要素140a、140bは、アッパー102および/またはソール構造104の一方に固定される、および/またはアッパー102とソール構造104との間に保持される。弾性要素140a、140bの端部への固定点は、シューズ構造500の周囲の任意の所望の位置で、たとえば、外側ヒール区域内、後部ヒール区域内、および/または内側ヒール区域内などであってよい(たとえば、図1A〜1Eに関する上記の説明での点P4、P5およびP6として指定された大体の区域に、アッパーとソール構造との間に、など)。追加的または代替的に、必要に応じて、ストラップ136は、伸縮可能材料から少なくとも部分的に作製され、シューズ500を装用者の脚に締め付けるために使用することもできる。
図5のシューズ500は、図1A〜1Dにおいて上記で説明したタイプのストラップ136、ジッパーシステム132および/または弾性要素140a、140bを含んでよく、これらの部品は、図1A〜1Dの構造100に関して上記で説明した(たとえば、図2A〜3Aと併せて説明したような)方法と同じかまたは類似の方法で機能し得るが、ただしストラップ136を緩めること、および要素140a、140bにおける張力の緩和が足の甲区域にわたる張りに影響を及ぼさないことを除く。それでもなお、ジッパーシステム132および閉鎖システム130は、概して同じ方法で、開放および閉鎖され得る。
当業者は、本発明の種々の異なる態様の特徴を含む、本明細書に記載されたフットウェア構造についての構造、選択肢、および/または代替案を、本発明を逸脱することなく、任意の所望の組み合わせ、サブコンビネーションなどで使用してもよいことを理解するであろう。たとえば、必要に応じて、図5の弾性バンド502は、図1A〜3Aの靴紐要素138と共に使用してもよい。別の例として、図5のフットウェア構造500は、本発明を逸脱することなく、図3Bおよび3Cのハンドルおよび/または支持部材を含み得る。図5の例示的フットウェア構造500はまた、必要に応じて、ガイド要素構造160および図4A〜4Dに示すような構成の1つまたは複数を含み得る。具体的な特徴、部品、および組み合わせの他の組合せもまた、本発明を逸脱することなく使用され得る。
図示した構造からのさらなる変形が、閉鎖/固定システム130においてなされてもよい。いくつかの追加例として、必要に応じて、より多くまたはより少ない(または0個の)弾性バンド140a、140bが、本発明を逸脱することなく、提供され得る。追加的または代替的に、弾性バンド140a、140bは、存在する場合には、具体的に図示した構造とは異なるサイズ、断面形状、ストラップ136に対する取り付け位置などを有してよく、単独のシューズ100上のバンド140a、140b(複数のバンドが存在する場合)は、同じかまたは異なる構造を有してもよい。バンド140a、140bはまた、互いに異なる相対方向および/または角度を含む、図示したものとは異なる方向でシューズ100の周囲に延びていてもよい。バンド140a、140bは、図1Bに示すように、アッパー102の内側および/またはアッパー102の複数の層の間を延びている必要はないが、もしその場合には、バンド140a、140bが、アッパー102に対して外部位置から内部位置に移動する位置は、変動してもよい(たとえば、その位置は、ストラップ136のより近く、ジッパーシステム132に対してより高いおよび/またはより低い位置で、後部ヒール区域をさらに周る、シューズの反対側により一層向かう、外周にそってより広く離間した位置などであり得る)。また、バンド140a、140bのための進入位置(すなわち、バンド140a、140bが通ってアッパー102の内側に延びている開口部)は、円形以外の形状、たとえば、正方形、長方形、三角形、他の多角形、長円または楕円形、星形、十字形、ロゴの形状、不規則な形状などを有し得る。1本を超えるバンド140a、140bが、必要に応じて、単一の開口部を通ってアッパー102の内部まで(たとえば、ジッパーシステム132の端を超える位置に)延びていてもよい。この目的のための複数の開口部が、シューズ構造内に存在するとき、個々の開口部は、互いに同じかまたは異なる形状を有し得る。ストラップ136はまた、必要に応じて、図示した構造および構成とは異なるサイズ、形状。および向きであってもよい。上述した種々の選択肢がまた、本発明を逸脱することなく、任意の所望の組み合わせまたはサブコンビネーションで使用され得る。したがって、多種多様な選択肢および設計上の選択が、閉鎖/固定システム130の種々の構造に利用可能である。
靴紐部品138およびシューズ上でのその向きはまた、本発明を逸脱することなく異なってもよい。たとえば、上述のように、靴紐部品138は、足の甲区域でアッパー102を貫く、より従来型の紐穴または孔と係合し得る。靴紐部品138はまた、本発明を逸脱することなく、示されたものとは異なるサイズ、断面形状、および/またはシューズ100の足の甲区域での異なる回数の交差を有し得る。また、図1Cのシューズ100は、シューズ100の外側面でアッパー102の内側に延びている靴紐部品138の両端を示すが、他の構成が、本発明を逸脱することなく可能である。たとえば、靴紐部品138の両端は、シューズ100の内側面でアッパー102の内側に延びていてもよい。別の例として、靴紐部品138の対向端は、シューズ100の対向側面でアッパー102の内側に延びていてもよい(潜在的に、異なるストラップ136と係合するか、または靴紐部品138の端の一方が、方向を変えて、他方の端と同じストラップ136と係合するために、シューズ100上にまたはシューズ100と共に提供された方向変更要素の周囲に巻き付くこともできる)。さらに別の例として、必要に応じて、靴紐部品138の端は、アッパー102の外側に沿って(一側面または両側面上を、任意で少なくとも部分的にガイド部材160内部に)延びていてもよい。したがって、靴紐構造138および構成に多くの変形が、本発明を逸脱することなく可能である。
張力適用システム(たとえば、靴紐要素138および/またはストラップ136を締め付けるための)はまた、本発明を逸脱することなく、他の構造を有してもよい。たとえば、プーリーダブラー型システムが、たとえば張力を靴紐要素138に加えるために必要とされる引張力を減ずるために、提供され得る。追加の選択肢として、他の張力適用装置が、たとえば、シューズ100の前部、足の甲および/または側面足首区域に、たとえば、余分な靴紐要素138を巻き上げる(それによって、張力を靴紐要素138に加える)ために巻かれる回転式「巻き取り」機構を提供することもできる。そのような張力適用装置は、少なくともいくつかのフットウェア構造において、ストラップ136および弾性バンド140a、140bと置き換えてもよく、および/または該張力適用装置は、必要に応じて、張力が解放されるとジッパースライダー134を下方かつ後方に引くように(たとえば、図2Aと併せて上記で説明した、ジッパースライダー134に対する張力解放機能を実施するように)、ジッパースライダー134と係合してもよい。
III. 結び
本発明は、上記および添付図面において、多様な態様を参照して開示されている。しかし、本開示によって果たされる目的は、本発明の範囲を限定することではなく、本発明に関連する様々な特徴および概念の例を提供することである。当業者は、特許請求の範囲によって画定される本発明の範囲を逸脱することなく、上記態様に対して数多くの変更および修飾を加え得ることを理解するであろう。

Claims (33)

  1. 上部開口部と、該上部開口部から前方に足の甲区域に沿って延びている第一の側縁と、該第一の側縁に対向しかつ該上部開口部から前方に該足の甲区域に沿って延びている第二の側縁とを含むアッパーであって、該第一の側縁から少なくとも該アッパーのヒール区域まで後方かつ下方に延びている足挿入開口部を含み、該足挿入開口部が、アッパーの後部ヒール区域、外側後部ヒール区域、または外側面ヒール区域に位置する閉端のところで終端している、アッパー、
    該足挿入開口部の該閉端から該アッパーの該第一の側縁まで延びているジッパートラックを含む、該アッパーと係合している該足挿入開口部を少なくとも部分的に閉鎖するためのジッパーシステム、および
    該アッパーと係合しているソール構造
    を含む、フットウェア製品。
  2. 第二の側縁を超えて延びかつアッパーに解放可能に固定される、ジッパーシステムのスライダー要素と係合しているストラップ
    をさらに含む、請求項1記載のフットウェア製品。
  3. 足の甲区域を横断して延びており、かつアッパーの第一の側縁および第二の側縁を接続する、靴紐要素、ならびに
    該第二の側縁を超えて延びかつ該アッパーに解放可能に固定される、ジッパーシステムのスライダー要素と係合しているストラップであって、該アッパーに解放可能に固定するための位置まで該ストラップを引くと該足の甲区域で該靴紐要素を締め付けるように、該靴紐要素が該ストラップと係合している、ストラップ
    をさらに含む、請求項1記載のフットウェア製品。
  4. 上部開口部および第一の縁に近接しかつジッパーシステムの上にある位置でアッパーと係合している、グリップ要素
    をさらに含む、請求項1記載のフットウェア製品。
  5. 第一の側縁がアッパーの内側面上に位置し、第二の側縁が該アッパーの外側面上に位置し、足挿入開口部が、少なくとも該アッパーの最後部点を通って延びている鉛直線まで延びている、請求項1記載のフットウェア製品。
  6. 足挿入開口部が、アッパーの最後部点を通って延びている鉛直線を超えて延びている、請求項1記載のフットウェア製品。
  7. 第一の側縁がアッパーの内側面上に位置し、第二の側縁が該アッパーの外側面上に位置する、請求項1記載のフットウェア製品。
  8. アッパーの第一の側縁と第二の側縁との間に延びており、かつそれらを接続する、第一の弾性要素
    をさらに含む、請求項1記載のフットウェア製品。
  9. 第二の側縁を超えて延びてかつアッパーに解放可能に固定される、ジッパーシステムのスライダー要素と係合しているストラップ
    をさらに含む、請求項8記載のフットウェア製品。
  10. 上部開口部と、該上部開口部から前方に足の甲区域に沿って延びている第一の側縁と、該第一の側縁に対向しかつ該上部開口部から前方に該足の甲区域に沿って延びている第二の側縁とを含むアッパーであって、該第一の側縁から少なくとも該アッパーのヒール区域まで後方かつ下方に延びている足挿入開口部を含む、アッパー、
    該アッパーと係合している、該足挿入開口部を少なくとも部分的に閉鎖するためのジッパーシステム、
    足の甲区域を横断して延びており、かつアッパーの第一の側縁および第二の側縁を接続する、靴紐要素、
    該第二の側縁を超えて延びかつ該アッパーに解放可能に固定される、ジッパーシステムのスライダー要素と係合しているストラップであって、該靴紐要素が、第一の弾性要素を介して該ストラップと係合しており、該アッパーに解放可能に固定するための位置まで該ストラップを引くと、該第一の弾性要素が張力下に置かれて、該足の甲区域で該靴紐要素を締め付ける、ストラップ、ならびに
    該アッパーと係合しているソール構造
    含む、フットウェア製品。
  11. 上部開口部と、該上部開口部から前方に足の甲区域に沿って延びている第一の側縁と、該第一の側縁に対向しかつ該上部開口部から前方に該足の甲区域に沿って延びている第二の側縁とを含むアッパーであって、該第一の側縁から少なくとも該アッパーのヒール区域まで後方かつ下方に延びている足挿入開口部を含む、アッパー、
    該アッパーと係合している、該足挿入開口部を少なくとも部分的に閉鎖するためのジッパーシステム、
    足の甲区域で第一の側縁と第二の側縁との間に延びている第一の部分、
    該第二の側縁を通り過ぎかつ該アッパーのヒール区域の周囲に延び第二の部分、および
    ジッパーシステムのスライダー要素と係合している第三の部分を含む、
    アッパーを装用者の足に締め付けるための締め付けシステム、ならびに
    該アッパーと係合しているソール構造
    含む、フットウェア製品。
  12. 締め付けシステムの第一、第二、および第三の部分が、連続した経路を形成する、請求項11記載のフットウェア製品。
  13. 締め付けシステムの第一の部分の少なくとも一部が、非伸縮性であり、該締め付けシステムの第二の部分の少なくとも一部が弾性である、請求項11記載のフットウェア製品。
  14. 締め付けシステムの第三の部分が、
    スライダー要素から第二の側縁を超えて延びかつ該第二の側縁を超え位置でアッパーに解放可能に固定される、ストラップ
    を含む、請求項13記載のフットウェア製品。
  15. 締め付けシステムの第一の部分の少なくとも一部が、アッパーの複数の層の間を延びている、請求項13記載のフットウェア製品。
  16. 締め付けシステムの第二の部分の少なくとも一部が、アッパーの複数の層の間を延びている、請求項13記載のフットウェア製品。
  17. 締め付けシステムの第一の部分の少なくとも一部が、アッパーの複数の層の間を延びており、該締め付けシステムの第二の部分の少なくとも一部が、該アッパーの複数の層の間を延びている、請求項13記載のフットウェア製品。
  18. 締め付けシステムの第一の部分の少なくとも一部がガイドシステムを通過する、アッパーと係合しているガイドシステム
    をさらに含む、請求項11記載のフットウェア製品。
  19. 締め付けシステムの第二の部分の少なくとも一部がガイドシステムを通過する、アッパーと係合しているガイドシステム
    をさらに含む、請求項11記載のフットウェア製品。
  20. 締め付けシステムの第一の部分の少なくとも一部および該締め付けシステムの第二の部分の少なくとも一部が、ガイドシステムを通過する、アッパーと係合しているガイドシステム
    をさらに含む、請求項11記載のフットウェア製品。
  21. 上部開口部と、該上部開口部から前方に足の甲区域に沿って延びている第一の側縁と、該第一の側縁に対向しかつ該上部開口部から前方に該足の甲区域に沿って延びている第二の側縁とを含むアッパーであって、該第一の側縁から少なくとも該アッパーのヒール区域まで後方かつ下方に延びている足挿入開口部を含み、該足挿入開口部が、アッパーの後部ヒール区域、外側後部ヒール区域、または外側面ヒール区域に位置する閉端のところで終端している、アッパー、
    該足挿入開口部を解放可能に閉鎖するための閉鎖システム、および
    該アッパーと係合しているソール構造
    を含む、フットウェア製品。
  22. 閉鎖システムが、
    第一の側縁を覆い第二の側縁を超えて延びかつアッパーに解放可能に固定される、ストラップ
    を含む、請求項21記載のフットウェア製品。
  23. 足の甲区域を横断して延びておりかつアッパーの第一の側縁および第二の側縁を接続する靴紐要素であって、閉鎖システムが、該アッパーの第一の側面から第二の側縁を超えて延びかつ該第二の側縁を超え位置で該アッパーに解放可能に固定されるストラップを含み、該ストラップを引くと該足の甲区域で該靴紐要素を締め付けるように、該靴紐要素が該ストラップと係合している、靴紐要素
    をさらに含む、請求項21記載のフットウェア製品。
  24. 第一の側縁が、アッパーの内側面上に位置し、第二の側縁が、該アッパーの外側面上に位置し、足挿入開口部が、少なくとも該アッパーの最後部点を通って延びている鉛直線まで延びている、請求項21記載のフットウェア製品。
  25. 足挿入開口部が、アッパーの最後部点を通って延びている鉛直線を超えて延びている、請求項21記載のフットウェア製品。
  26. アッパーの第一の側縁と第二の側縁との間に延びており、かつそれらを接続する、第一の弾性要素
    をさらに含む、請求項21記載のフットウェア製品。
  27. 閉鎖システムが、
    第一の側縁を覆い第二の側縁を超えて延びかつアッパーと解放可能に係合する、ストラップ
    を含む、請求項26記載のフットウェア製品。
  28. 上部開口部と、該上部開口部から前方に足の甲区域に沿って延びている第一の側縁と、該第一の側縁に対向しかつ該上部開口部から前方に該足の甲区域に沿って延びている第二の側縁とを含むアッパーであって、該第一の側縁から少なくとも該アッパーのヒール区域まで後方かつ下方に延びている足挿入開口部を含む、アッパー、
    該足挿入開口部を解放可能に閉鎖するための閉鎖システム、
    足の甲区域を横断して延びておりかつアッパーの第一の側縁および第二の側縁を接続する靴紐要素であって、閉鎖システムが、該アッパーの第一の側面から第二の側縁を超えて延びてかつ該第二の側縁を超えた位置で該アッパーに解放可能に固定されるストラップを含み、該ストラップを引くと該足の甲区域で該靴紐要素を締め付けるように、該靴紐要素が該ストラップと係合している、靴紐要素であって、第一の弾性要素を介してストラップと係合しており、アッパーに解放可能に固定するための位置まで該ストラップを引くと、該第一の弾性要素が張力下に置かれる、靴紐要素、ならびに、
    該アッパーと係合しているソール構造
    を含む、フットウェア製品。
  29. 脚開口部を含むハイトップ型アッパーであって、該脚開口部の前部分から該アッパーのヒール区域まで後方かつ下方に延びている足挿入開口部を含み、該足挿入開口部が、アッパーの後部ヒール区域、外側後部ヒール区域、または外側面ヒール区域に位置する閉端のところで終端しているハイトップ型アッパー、
    該足挿入開口部を解放可能に閉鎖するための閉鎖システム、および
    該アッパーと係合しているソール構造
    を含む、フットウェア製品。
  30. 閉鎖システムが、
    脚開口部の前部を横断して延びかつアッパーに解放可能に固定される、ストラップ
    を含む、請求項29記載のフットウェア製品。
  31. 閉鎖システムが、足挿入開口部を開放および閉鎖するジッパーシステムを含み、ストラップが、該ジッパーシステムのスライダー要素と係合している、請求項30記載のフットウェア製品。
  32. 脚開口部に近接しかつ足挿入開口部の上にある位置でアッパーと係合している、グリップ要素
    をさらに含む、請求項29記載のフットウェア製品。
  33. 足挿入開口部が、アッパーの最後部点を通って延びている鉛直線を超えて延びている、請求項29記載のフットウェア製品。
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