JPH06315403A - 運動靴 - Google Patents
運動靴Info
- Publication number
- JPH06315403A JPH06315403A JP5102292A JP10229293A JPH06315403A JP H06315403 A JPH06315403 A JP H06315403A JP 5102292 A JP5102292 A JP 5102292A JP 10229293 A JP10229293 A JP 10229293A JP H06315403 A JPH06315403 A JP H06315403A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back pad
- fixing band
- instep
- tightening
- pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】足首の後部を覆うバックパッドを有する運動靴
について、甲被の緊締紐を弛めなくともバックパッドを
傷めたりすることなく着用できるようにする。 【構成】バックパッド５を矢示Ｘ方向に回動可能にする
と共に、このバックパッドを後部から囲繞するように緊
締する固定バンド１０を設け、着用の際には固定バンド
を弛めてバックパッドを後方に回動させることにより足
を楽に入れることができるようにし、使用状態では固定
バンドでバックパッドを緊締できるようにしている。
について、甲被の緊締紐を弛めなくともバックパッドを
傷めたりすることなく着用できるようにする。 【構成】バックパッド５を矢示Ｘ方向に回動可能にする
と共に、このバックパッドを後部から囲繞するように緊
締する固定バンド１０を設け、着用の際には固定バンド
を弛めてバックパッドを後方に回動させることにより足
を楽に入れることができるようにし、使用状態では固定
バンドでバックパッドを緊締できるようにしている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、運動靴に関し、特に足
首の後部を覆うバックパッドを有する運動靴に関する。
首の後部を覆うバックパッドを有する運動靴に関する。
【０００２】
【従来の技術】バックパッドを有する運動靴の場合に
は、着用の際にバックパッドを傷めないために、その都
度甲被の緊締紐を一々弛めたり締めたりする必要があ
る。このことは通常でも煩わしいものであるが、緊締紐
による緊締具合がその機能性に大きく影響するので緊締
具合をできるだけ一定に保つことが望まれる運動靴の場
合には、特に煩わしいし、逆に煩わしいが故にその都度
異なった緊締具合で使用してしまうことにもなる。
は、着用の際にバックパッドを傷めないために、その都
度甲被の緊締紐を一々弛めたり締めたりする必要があ
る。このことは通常でも煩わしいものであるが、緊締紐
による緊締具合がその機能性に大きく影響するので緊締
具合をできるだけ一定に保つことが望まれる運動靴の場
合には、特に煩わしいし、逆に煩わしいが故にその都度
異なった緊締具合で使用してしまうことにもなる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の事情
を背景になされたのが本発明で、甲被の緊締紐を弛めな
くともバックパッドを傷めたりすることなく楽に着用で
きる運動靴の提供を目的としている。
を背景になされたのが本発明で、甲被の緊締紐を弛めな
くともバックパッドを傷めたりすることなく楽に着用で
きる運動靴の提供を目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明による運動靴は、
緊締紐で甲部の緊締がなされる甲被を有すると共に、足
首の後部を覆うバックパッドを有し、さらにバックパッ
ドが前後方向に回動可能に形成されると共に、バックパ
ッドを後部から囲繞するように緊締する固定バンドが設
けられてなっている。
緊締紐で甲部の緊締がなされる甲被を有すると共に、足
首の後部を覆うバックパッドを有し、さらにバックパッ
ドが前後方向に回動可能に形成されると共に、バックパ
ッドを後部から囲繞するように緊締する固定バンドが設
けられてなっている。
【０００５】この運動靴は、固定バンドを弛めてバック
パッドを後方に回動させた状態にして着用がなされるも
ので、バックパッドの後方回動により足を入れるための
十分な広さをとれる。従って、緊締紐を弛めなくとも楽
に足を入れることができ、バックパッドを傷めることも
ない。また、着用状態ではバックパッドを固定バンドで
後部から締めつけることにより必要な緊締具合を与える
ことになるが、この固定バンドの操作は緊締紐の操作に
較べ格段に楽なものであるので、緊締紐の操作のような
煩わしさもないし、また緊締具合の調節も簡単であるか
ら緊締具合の一定性も十分に保つことができる。
パッドを後方に回動させた状態にして着用がなされるも
ので、バックパッドの後方回動により足を入れるための
十分な広さをとれる。従って、緊締紐を弛めなくとも楽
に足を入れることができ、バックパッドを傷めることも
ない。また、着用状態ではバックパッドを固定バンドで
後部から締めつけることにより必要な緊締具合を与える
ことになるが、この固定バンドの操作は緊締紐の操作に
較べ格段に楽なものであるので、緊締紐の操作のような
煩わしさもないし、また緊締具合の調節も簡単であるか
ら緊締具合の一定性も十分に保つことができる。
【０００６】このような運動靴のバックパッドは、その
下端部に柔軟部を設け、この柔軟部を介して甲被のかか
と部の上端部に接続することで回動可能に形成すること
ができる。このような構造は、加工性に優れる点で好ま
しい。
下端部に柔軟部を設け、この柔軟部を介して甲被のかか
と部の上端部に接続することで回動可能に形成すること
ができる。このような構造は、加工性に優れる点で好ま
しい。
【０００７】また、このような運動靴の固定バンドは、
甲被に設けた折返し支持部を介してその先端側部を折り
返せるようにし、この折り返した先端側部をバックパッ
ドに沿っている囲繞部に固定するように形成することが
できる。このような構造によると、固定バンドを弛めた
り締めたりする操作をワンタッチ式に行えるので使い勝
手をよりよいものとすることができる。
甲被に設けた折返し支持部を介してその先端側部を折り
返せるようにし、この折り返した先端側部をバックパッ
ドに沿っている囲繞部に固定するように形成することが
できる。このような構造によると、固定バンドを弛めた
り締めたりする操作をワンタッチ式に行えるので使い勝
手をよりよいものとすることができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。この実施
例による運動靴１は、図１及び図２に示すように、一定
の厚みを持った靴底２上に甲被３を形成し、さらに甲被
３のかかと部４の上にバックパッド５を形成してなって
いる。
例による運動靴１は、図１及び図２に示すように、一定
の厚みを持った靴底２上に甲被３を形成し、さらに甲被
３のかかと部４の上にバックパッド５を形成してなって
いる。
【０００９】甲被３は、緊締紐６を有し柔軟に形成され
た甲部７と所定の形状を保てるように適度な硬さで形成
されたかかと部４よりなっており、緊締紐６で緊締する
ことにより、足に必要な緊締具合を与えることができる
ようにされている。
た甲部７と所定の形状を保てるように適度な硬さで形成
されたかかと部４よりなっており、緊締紐６で緊締する
ことにより、足に必要な緊締具合を与えることができる
ようにされている。
【００１０】バックパッド５は、足首の後部を覆うため
のもので、特にアキレス腱の後部をソフトな当たりで覆
えるような若干の硬さを与えて形成されている。そし
て、このバックパッド５は、その下端部に形成された柔
軟部８を介してかかと部４の上端に縫着されており（図
３）、この柔軟部８をヒンジとして矢示Ｘの如く前後に
回動できるようにされる一方で、固定バンド１０により
固定状態とすることができるようにされている。
のもので、特にアキレス腱の後部をソフトな当たりで覆
えるような若干の硬さを与えて形成されている。そし
て、このバックパッド５は、その下端部に形成された柔
軟部８を介してかかと部４の上端に縫着されており（図
３）、この柔軟部８をヒンジとして矢示Ｘの如く前後に
回動できるようにされる一方で、固定バンド１０により
固定状態とすることができるようにされている。
【００１１】固定バンド１０は、適当な幅を持つ帯び状
の１本物に形成され、その表面には中間部１１に面ファ
スナーの一方のファスナー面１２ａが、また両先端側部
１３、１３に他方のファスナー面１２ｂが形成されてい
る。そして、その中間部１１においてバックパッド５に
形成の保持部１４に保持されると共に、その両先端側部
１３、１３が甲被３の甲部７の後端付近に折返し支持部
用として設けた角形の支持環１５、１５を通って中間部
１１側にそれぞれ折り返せるようにされ、この折り返し
状態で各々のファスナー面１２ｂを中間部１１のファス
ナー面１２ａに押し付けることにより、中間部１１に接
着できるようにされている（図４）。
の１本物に形成され、その表面には中間部１１に面ファ
スナーの一方のファスナー面１２ａが、また両先端側部
１３、１３に他方のファスナー面１２ｂが形成されてい
る。そして、その中間部１１においてバックパッド５に
形成の保持部１４に保持されると共に、その両先端側部
１３、１３が甲被３の甲部７の後端付近に折返し支持部
用として設けた角形の支持環１５、１５を通って中間部
１１側にそれぞれ折り返せるようにされ、この折り返し
状態で各々のファスナー面１２ｂを中間部１１のファス
ナー面１２ａに押し付けることにより、中間部１１に接
着できるようにされている（図４）。
【００１２】従って、両先端側部１３、１３を折返しの
方向に引っ張って前記のように接着させることにより、
バックパッド５を必要な緊締具合で足首の後部に押し付
けて固定状態とすることができ、逆に両先端側部１３、
１３を剥がして開放すればバックパッド５を後方に回動
させて開くことができる。
方向に引っ張って前記のように接着させることにより、
バックパッド５を必要な緊締具合で足首の後部に押し付
けて固定状態とすることができ、逆に両先端側部１３、
１３を剥がして開放すればバックパッド５を後方に回動
させて開くことができる。
【００１３】この運動靴１を着用するには、先ず固定バ
ンド１０の両先端側部１３、１３を開放した後にバック
パッド５を後方に回動させて開いた状態とし、この状態
で内部に足をいれ、それから前記のように固定バンド１
０でバックパッド５を緊締状態に固定する（図４）。
ンド１０の両先端側部１３、１３を開放した後にバック
パッド５を後方に回動させて開いた状態とし、この状態
で内部に足をいれ、それから前記のように固定バンド１
０でバックパッド５を緊締状態に固定する（図４）。
【００１４】
【発明の効果】本発明による運動靴は、以上のように、
バックパッドが前後方向に回動可能とされると共に、こ
のバックパッドを固定バンドで固定できるようにされて
なっており、緊締紐の操作に較べその操作が格段に楽な
固定バンドを操作するだけで着用することができので、
煩わしい緊締紐の操作を不要にでき、しかも足の出し入
れが楽でバックパッドを傷めることもないし、さらに緊
締具合の一定性も十分に保つことができ、履き易さと共
に優れた履き心地を実現できる。
バックパッドが前後方向に回動可能とされると共に、こ
のバックパッドを固定バンドで固定できるようにされて
なっており、緊締紐の操作に較べその操作が格段に楽な
固定バンドを操作するだけで着用することができので、
煩わしい緊締紐の操作を不要にでき、しかも足の出し入
れが楽でバックパッドを傷めることもないし、さらに緊
締具合の一定性も十分に保つことができ、履き易さと共
に優れた履き心地を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による運動靴の側面図。
【図２】図１中の矢示Ａ2 方向から見た背面図。
【図３】図２中の矢示Ａ3 −Ａ3 に沿う断面図。
【図４】固定バンドでバックパッドを固定した状態を示
す図１相当の側面図。
す図１相当の側面図。
１ 運動靴 ３ 甲被 ４ かかと部 ５ バックパッド ６ 緊締紐 ７ 甲部 ８ 柔軟部 １０ 固定バンド １５ 支持環（折返し支持部）
Claims (3)
- 【請求項１】 緊締紐で甲部の緊締がなされる甲被を有
すると共に、足首の後部を覆うバックパッドを有する運
動靴において、バックパッドを前後方向に回動可能に形
成すると共に、バックパッドを後部から囲繞するように
緊締する固定バンドを設けたことを特徴とする運動靴。 - 【請求項２】 バックパッドは、その下端部に柔軟部が
設けられ、この柔軟部を介して甲被のかかと部の上端部
に接続することにより回動可能とされている請求項１に
記載の運動靴。 - 【請求項３】 固定バンドは、甲被に設けた折返し支持
部を介してその先端側部を折り返せるようにされ、この
折り返した先端側部をバックパッドに沿っている囲繞部
位に固定できるようにされている請求項１又は請求項２
の何れかに記載の運動靴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5102292A JPH06315403A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 運動靴 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5102292A JPH06315403A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 運動靴 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06315403A true JPH06315403A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14323544
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5102292A Pending JPH06315403A (ja) | 1993-04-28 | 1993-04-28 | 運動靴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06315403A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003061709A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-04 | Mizuno Corp | シューズの緊締構造 |
| KR200470361Y1 (ko) * | 2013-09-05 | 2013-12-10 | 이준규 | 신축 밴드가 구비된 신발 |
| US9854875B2 (en) | 2013-01-17 | 2018-01-02 | Nike, Inc. | Easy access articles of footwear |
| US10499710B2 (en) | 2017-02-01 | 2019-12-10 | Nike, Inc. | Footwear with closing mechanism permitting easy donning and doffing |
| US11350703B2 (en) | 2017-11-08 | 2022-06-07 | Nike, Inc. | Articles of footwear with wrap around closure system and/or foot wrapping securing straps |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5734804B2 (ja) * | 1974-02-15 | 1982-07-26 | ||
| JPS616801U (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-16 | 旭光学工業株式会社 | コバ部の反射を利用したレンズ |
-
1993
- 1993-04-28 JP JP5102292A patent/JPH06315403A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5734804B2 (ja) * | 1974-02-15 | 1982-07-26 | ||
| JPS616801U (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-16 | 旭光学工業株式会社 | コバ部の反射を利用したレンズ |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003061709A (ja) * | 2001-08-29 | 2003-03-04 | Mizuno Corp | シューズの緊締構造 |
| US9854875B2 (en) | 2013-01-17 | 2018-01-02 | Nike, Inc. | Easy access articles of footwear |
| KR200470361Y1 (ko) * | 2013-09-05 | 2013-12-10 | 이준규 | 신축 밴드가 구비된 신발 |
| US10499710B2 (en) | 2017-02-01 | 2019-12-10 | Nike, Inc. | Footwear with closing mechanism permitting easy donning and doffing |
| US11330868B2 (en) | 2017-02-01 | 2022-05-17 | Nike, Inc. | Footwear with closing mechanism permitting easy donning and doffing |
| US11350703B2 (en) | 2017-11-08 | 2022-06-07 | Nike, Inc. | Articles of footwear with wrap around closure system and/or foot wrapping securing straps |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |