JP6116932B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のインストルメントパネル等に取り付けられて、車両情報やナビゲーション情報などを表示する車両用表示装置に関する。
車両の乗員に、ナビゲーション情報等の各種の情報を外景と重畳して視認させる車両用表示装置が多く提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
上記車両用表示装置は、図9に示すように、表示光を照射する照射装置(図示しない)と、表示光を反射する反射面230を有するコンバイナ(反射板)203と、コンバイナ203の下端部に設けられ当該コンバイナ203を倒伏状態(収納位置)から起立状態(展開位置)に亘って回転自在に支持する支持機構と、この支持機構及びコンバイナ203を移動させる駆動手段(図示しない)と、を備えている。この車両用表示装置201は、コンバイナ203を車両のインストルメントパネル(以下、インパネという)Pの上面に起立させ、インパネP内に収納された照射装置からの表示光を、反射面230で反射させこの反射面230に画像を形成し、乗員(ドライバ)にナビゲーション情報等の各種の情報を視認させていた。
この種の車両用表示装置として、上述した従来の車両表示装置の駆動手段の代わりに、回転運動を直線運動に変換するボールねじ機構を用いて、コンバイナを直線的に移動させる車両表示装置が、本出願人によって特願2012−185024に提案されている。この車両表示装置は、コンバイナに連結されてこのコンバイナを直動移動させるボールねじ機構(駆動手段)を備えている。図10に示すように、ボールねじ機構204は、図示しないモータと、このモータの駆動力で回転方向Rに回転する送りねじ240と、この送りねじ240に螺合する雌ねじ部241と、を備えている。送りねじ240は、円柱状に形成され、その外周面に螺旋状のねじ山が切られて構成されている。雌ねじ部241は、送りねじ240を貫通させる貫通孔の内周面に、送りねじ240に切られたねじ山に螺合するねじ溝が切られて構成されている。
特開平9−127456号公報
しかしながら、上述したボールねじ機構204を用いた車両用表示装置において、雌ねじ部241が上下方向に移動しようとする力は、送りねじ240の回転運動を直線運動に変換することにより得られたものであり、この雌ねじ部241が移動しようとする力の全てが、送りねじ240を回転させる力で賄われていたから、送りねじ240とこの送りねじ240に螺合する雌ねじ部241との摺動面にかかる力や摩擦摺動抵抗が大きくなるという問題があった。
本発明の目的は、送りねじに歯合する伝達ギアにかかる力の低減を図った車両用表示装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するために、車両に取り付けられるベースと、反射板と、該反射板に表示画像を投影する投影手段と、前記反射板に連結されて、前記反射板を前記ベースから上方へ突出可能かつ前記ベースに没入可能に移動させる移動部材と、前記ベースに設けられて前記移動部材を突没移動させる駆動手段と、を備え、前記反射板を突没方向に直線的に移動させる車両用表示装置であって、前記駆動手段は、モータと、該モータの駆動力で回転する送りねじと、該送りねじに歯合して、前記移動部材の突没移動方向である前記送りねじの軸方向に沿って転動される伝達ギアと、前記移動部材に回転自在に保持されるとともに、前記伝達ギアを回転不能に軸支する伝達軸と、該伝達軸の両端部に回転不能に設けられて、前記伝達ギアと連動して回転される一対のラックギアと、該一対のラックギアの各々に設けられた複数の歯に歯合する複数の歯を有し、前記移動部材の突没移動方向に直交する方向に間隔をあけて設けられた一対のラックと、を備えたことを特徴とする車両用表示装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記反射板の下端部を保持する保持部材と、一端側が前記伝達軸とともに突没移動されるように回動自在に連結されるとともに他端側が前記保持部材に回動自在に連結されるリンク部材と、をさらに備え、 前記移動部材は、移動部本体と、該移動部本体との間に前記伝達軸を挟んで保持する蓋部と、該蓋部を前記移動部本体に向かって付勢する付勢手段と、を備え、前記保持部材は、前記移動部本体に近接した近接位置と、前記移動部本体から離隔した離隔位置とに、前記移動部本体に回動自在に連結され、前記モータの駆動に伴って、前記保持部材が前記移動部本体の近接位置に位置付けられた状態で前記移動部本体とともに突出方向側に移動され、前記保持部材に保持された前記反射板が前記ベースから突出した突出位置で、前記移動部本体の移動が規制され、前記モータがさらに駆動して前記付勢手段の付勢力に抗しつつ前記伝達軸とともに前記リンク部材の前記一端側を突出方向側にさらに移動させることで、前記保持部材が前記リンク部材の他端側によって押し出されて前記移動部本体に対して前記近接位置から前記離隔位置に向かって回動されることを特徴とする。
請求項1に記載の本発明によれば、モータと、該モータの駆動力で回転する送りねじと、該送りねじに歯合して、移動部材の突没移動方向である送りねじの軸方向に沿って転動される伝達ギアと、移動部材に回転自在に保持されるとともに、伝達ギアを回転不能に軸支する伝達軸と、該伝達軸の両端部に回転不能に設けられて、伝達ギアと連動して回転される一対のラックギアと、該一対のラックギアの各々に設けられた複数の歯に歯合する複数の歯を有し、移動部材の突没移動方向に直交する方向に間隔をあけて設けられた一対のラックと、を備えた駆動手段を用いることにより、伝達ギアにかかる力を、一対のラックギアを回転させようとする力と、上下方向に移動しようとする力と、に二分することができるから、伝達ギアにかかる力の低減を図ることができる。また、伝達ギア及び一対のラックギアの移動量がボールねじ機構の移動量の半分になり、この半分になった移動量に比例して、送りねじを半分の力(低トルク)で回転させることができる。また、送りねじと伝達ギアとの摺動面(接触面)がボールねじ機構よりも小さくなり、送りねじと伝達ギアとの摺動面にかかる摩擦摺動抵抗が低減されるから、モータトルクを小さくできるとともに摩擦摺動による熱の発生が抑えられ、熱による送りねじ及び伝達ギアの変形や劣化を防止できる。
請求項2に記載の本発明によれば、モータの駆動に伴って、保持部材が移動部材の近接位置に位置付けられた状態で移動部材とともに突出方向側に移動され、保持部材に保持された反射板がベースから突出した突出位置で、移動部本体の移動が規制され、モータがさらに駆動して伝達軸とともにリンク部材の一端側を突出方向側にさらに移動させることで、保持部材がリンク部材の他端側によって押し出されて移動部材に対して近接位置から離隔位置に向かって回動されて、保持部材に保持された反射板が傾倒する。即ち、保持部材及びリンク部材をさらに備える容易な構成で、反射板の角度の変更を実現できる。これにより、視点の高いドライバから視点の低いドライバに亘る、全てのドライバの視点の高さに対応した表示像を提供することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる車両用表示装置が設けられた車両の室内を示す断面図である。 図1に示された車両用表示装置の分解斜視図である。 図1に示された車両用表示装置の駆動手段を示す斜視図である。 図3に示された駆動手段の平面図である。 図1に示された車両用表示装置の効果を説明するための説明図である。 第2の実施形態にかかる車両用表示装置の分解斜視図である。 (A)は、図1に示された車両用表示装置を構成する反射板が没入位置に位置付けられた状態を示す斜視図であり、(B)は、(A)に示された反射板が突出位置に位置付けられた状態を示す斜視図であり、(C)は、(B)に示された反射板の傾斜角度が変更した状態を示す斜視図である。 図7(A)、(B)、(C)の断面図である。 従来の車両用表示装置が設けられた車両の室内を示す斜視図である。 図9に示された従来の車両用表示装置の駆動手段の代わりに用いられたボールねじ機構を示す斜視図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明にかかる車両用表示装置(以下、HUD装置という)の第1の実施形態を、図1〜図5を参照して説明する。
車両には、その室内における車両前方にフロントウインドウシールドWが設けられており、このフロントウインドウシールドWの下方には、インストルメントパネルPが設けられている。
インストルメントパネルP(以下、インパネという)は、黒色の合成樹脂などを用いて構成されており、HUD装置1や図示しない各種操作スイッチなどが設けられている。このインパネPの上面は、つや消し加工が施されているとともに、図1に示すように、この上面の運転席正面の部分には、HUD装置1のコンバイナ3を挿通させるためのインパネ開口aが設けられている。
HUD装置1は、車両情報やナビゲーション情報などの表示画像を表示するものである。また、HUD装置1は、図1、図2に示すように、自動車(車両)に取り付けられるベース2と、ベース2(即ちインパネPの上面)から突出可能かつベース2に没入可能に設けられたコンバイナ3(反射板)と、コンバイナ3に表示画像を投影する投影手段4(図1に示す)と、ベース2内に没入されたコンバイナ3の突出方向側を覆う蓋体5(図1に示す)と、コンバイナ3に連結されて、コンバイナ3をベース2から上方へ突出可能かつベース2に没入可能に移動させる移動部材6と、ベース2に設けられて移動部材6を突没移動する駆動手段7と、を備えて構成されている。
ここで、コンバイナ3の突没方向は、図1に示すように、車両の上下方向即ち重力方向であり、矢印Zで示す高さ方向である。図1、図2中の矢印Yは車両の前後方向を示し、矢印Xは、矢印Yと矢印Zに直交する方向、及び車両の左右方向を示している。
ベース2には、図2に示すように、長方形板状の基板20と、基板20の長手方向両縁部から後方側に向かって立設される一対の第1側壁21と、基板20の幅方向両縁部から後方側に向かって立設される一対の第2側壁22と、を有し、開口2aを有して構成されたケース2Aが設けられている。ケース2Aは、開口2aが、車両後方側を向くように配置されている。基板20は、その長手方向が上下方向Zに沿うとともに、その厚み方向が前後方向Yに沿うように配置される。一対の第1側壁21は、上下方向Zに対向して設けられ、一対の第2側壁22は、左右方向Xに対向して設けられている。
コンバイナ3は、板ガラス(図示しない)と、該板ガラスの一方の面に蒸着された錫や銀などの光半透過膜(図示しない)と、を有する、周知のハーフミラーである。このコンバイナ3は、半透過性を有しており、ドライバが当該コンバイナ3を通して車両前方を目視ですることができるように形成されている。このコンバイナ3は、平面視が長方形状の板状に形成され、ケース2Aの開口2aを塞ぐように配置されるとともに、その幅方向が左右方向Xに沿い、その長手方向が高さ方向Zに沿うようにケース2Aに取り付けられている。また、コンバイナ3は、ベース2、即ちケース2Aから上方に突出した「突出位置」と、ケース2A内に没入された「没入位置」とに移動可能に設けられている。
投影手段4は、液晶パネルに光を透過させて投射する、周知の液晶プロジェクタである。図1などに示すように、この投影手段4は、制御基板(図示しない)から制御信号を受け取ることにより、複数の液晶セルからなる液晶パネル上に該制御信号に応じた文字や図形などの表示画像を形成し、そして、この表示画像がバックライトによって背面から照らされることによって、該表示画像に対応する表示光L(図1に示す)を照射する。
移動部材6は、図2に示すように、板状の移動部本体60と、この移動部本体60の上端部に取り付けられて移動部本体60との間に駆動手段7に設けられたギア部材8(後述する)を回転自在に保持する一対の蓋部61と、移動部本体60から矢印X方向に突出して設けられて駆動手段7に設けられた一対のラック(後述する)の案内溝77に案内される一対の案内ピン62と、を備えている。
この移動部本体60は、図2に示すように、略長方形板状に形成され、その長手方向が左右方向Xに沿い、その幅方向が高さ方向Zに沿うように設けられている。移動部本体60は、その長手寸法が、コンバイナ3の幅寸法よりも小さく形成されていて、コンバイナ3の下端部において、移動部本体60の後方側の面とコンバイナ3の前面と、が対向した格好で固定される。
移動部本体60には、ギア部材8を収容するための収容部63と、蓋部61を係止するための係止突起64と、コンバイナ3を移動部本体60に固定するためのコンバイナ固定部65と、一対の案内ピン62を回転可能に支持するための一対のピン受け部66と、が設けられている。
収容部63には、ギア部材8の伝達軸82を収容するための半円形の収容溝63aと、この収容溝63aの中央部に設けられてギア部材8の伝達ギア81との緩衝を避けるために移動部本体60の上端部を切り欠いて形成された切欠き67と、が設けられている。収容溝63aは、移動部本体60の上面に設けられているとともに、その長手方向Xに沿って延在して形成されている。切欠き67は、収容溝63aの延在方向(左右方向)Xに対して交差する方向Yに該収容溝63aを横切って形成されている。
係止突起64は、図2に示すように、切欠き67の矢印X方向の両側に設けられているとともに、移動部本体60の厚み方向Yに相対する位置に設けられている。コンバイナ固定部65は、移動部本体60の下端部に、矢印X方向に間隔をあけて設けられている。各コンバイナ固定部65は、移動部本体60から後方に向かって突出して設けられ、内面に雌ねじが切られた円筒状に形成されている。一対のピン受け部66は、移動部本体60の下端部に、移動部本体60の長手方向Xに相対する位置に設けられている。
一対の蓋部61は、図2に示すように、移動部本体60の切欠き67を除いた収容溝63aの両端部を覆う一対の覆い部68と、各覆い部68の両端から下方に向かって板状に突出して設けられて、移動部本体60の係止突起64に係止する係止孔69aを有する係止受け部69と、を備えている。この覆い部68には、蓋部61が移動部本体60に係止された際に、移動部本体60の収容溝63aと重なることで円形になる半円溝が形成されている。
一対の案内ピン62は、図2に示すように、それぞれ、ピン受け部66に差し込まれる棒状の軸部62Aと、軸部62Aの先端部に回転不能に固定されて、ラック74に設けられた案内溝77を転動する転動ローラ62Bと、を備えて構成されている。
このような移動部材6は、図2に示すように、ギア部材8を移動部本体60の上方から近付けて、ギア部材8の伝達軸82を収容溝63aに収容し、伝達ギア81を切欠き67に収容し、蓋部61を伝達軸82の上から被せ、係止受け部69を係止突起64に近付けて、係止孔69aを係止突起64に係止する。こうして、ギア部材8、即ち伝達軸82、及び伝達ギア81が移動部材6に回転自在に保持される。一対の案内ピン62は、軸部62Aをピン受け部66に差し込むことで、ピン受け部66に回転可能に支持される。コンバイナ3の下端部をコンバイナ固定部65に近付けて、コンバイナ3と移動部本体60とが対向する格好で、コンバイナ3をコンバイナ固定部65にピンPを用いて固定する。コンバイナ3が移動部材6に固定され、ギア部材8が移動部材6に回転自在に保持される。
駆動手段7は、図2、図3にも示すように、モータ70と、このモータ70に連結されるとともにこのモータ70の駆動力で回転する送りねじ71と、この送りねじ71を回転自在に支持する支柱72及び軸受け73と、送りねじ71に歯合するギア部材8と、このギア部材8に歯合する一対のラック74と、を備えて構成されている。ギア部材8は、送りねじ71に歯合して送りねじ71の軸方向Zに転動する伝達ギア81と、この伝達ギア81を回転不能に軸支するとともに矢印X方向に沿って延在した棒状の伝達軸82と、この伝達軸82の両端部に回転不能に固定されて伝達ギア81からの回転に連動して回転される一対のラックギア83と、を備えて構成されている。
送りねじ71は、高さ方向Zに棒状に立設しているとともに外周面に螺旋状に連続したねじ溝が切られて形成されている。
伝達ギア81は、図2、図3にも示すように、円筒状に形成され、その中心軸方向が矢印X方向に沿う格好で、送りねじ71に歯合されている。この伝達ギア81の側面(円筒面)には、送りねじ71に切られたねじ溝と同じ間隔をあけてはす歯が切られている。
一対のラックギア83は、図2、図3にも示すように、伝達ギア81と同軸に設けられているとともに、その各々に形成された歯ピッチが、送りねじ71のねじピッチと等しく形成されている。また、一対のラックギア83の外側方向X側には、伝達ギア81と同軸であるとともに、一対のラックギア83の各々と一体に設けられて、案内溝77を摺動する一対の摺動ローラ83Aが設けられている。各摺動ローラ83Aの外径寸法は、各ラックギア83の最小の外径寸法よりも小さく形成されているとともに、前述した移動部材6の転動ローラ62Bの外径寸法と略等しく形成されている。
一対のラック74は、図2、図3にも示すように、ベース2の各第2側壁22の内面に取り付けられて、矢印X方向に間隔をあけて互いに対向して設けられている。各ラック74は、長方形板状に形成され、その長手方向が上下方向に沿うように設けられたラック本体75と、このラック本体75から内側方向Xに板状に延出して設けられて、その前面にラックギア83の歯が歯合する複数の歯が形成された延出部76と、を備えてL字状に形成されている。ラック本体75には、その上下方向に延びて形成されているとともに、その矢印X方向の内面から凹に形成された案内溝77が設けられている。この案内溝77は、一対の案内ピン62に設けられた転動ローラ62Bを転動させる第1案内溝(図示しない)と、一対のラックギア83に設けられた摺動ローラ83Aを摺動させる第2案内溝77B(図4に示す)と、で構成されている。第1案内溝は、第2案内溝77Bよりも矢印X方向の外側に第2案内溝77Bと隣接する位置に設けられている。
延出部76は、ラック本体75の後端縁に連続して設けられているとともに、長方形の板状に形成されている。また、延出部76の複数の歯の前端部は、案内溝77の後端縁よりも後方側に設けられている。
第1案内溝には、その下端部から、コンバイナ3の移動距離、即ち、コンバイナ3の「突出位置」から「没入位置」までの寸法と同じ寸法をあけた位置に、案内ピン62の上方への移動を規制する規制部(図示しない)が設けられている。この第1案内溝は、その幅寸法(前後方向Yに沿う寸法)が、転動ローラ62Bの外径寸法よりも僅かに大きくなるように形成されているとともに、規制部が設けられた位置は、その幅寸法が転動ローラ62Bの外径寸法よりも小さくなるように形成されている。このような第1案内溝において、規制部に一対の案内ピン62の転動ローラ62Bが当接すると、コンバイナ3の突出方向Zへの移動が規制されて該コンバイナ3が「突出位置」に位置付けられ、第1案内溝の下端部に転動ローラ62Bが当接すると、コンバイナ3の没入方向Zへの移動が規制されてコンバイナ3が「没入位置」に位置付けられる。
このようなHUD装置1を組み立てる手順を説明する。コンバイナ3を移動部材6にピンPを用いて固定し、ギア部材8を移動部材6に回転自在に保持させる。モータ70の駆動軸70Aに送りねじ71の一端部を回転不能に固定して、モータ70及び送りねじ71をケース2A内に収容する。図3に示すように、移動部材6を送りねじ71に近付け、伝達ギア81の歯と送りねじ71の歯を歯合し、この状態で、移動部材6の一対の案内ピン62を一対のラック74の第1案内溝に進入させ、一対のラックギア83を第2案内溝77Bに進入させ、そして、一対のラックギア83を送りねじ71と、延出部76との間に挟んで、ラックギア83の歯と延出部76に形成された歯とを歯合する。この格好で、一対のラック74をケース2Aの各第2側壁22の内面にそれぞれ取り付ける。この際、図4に示すように、ラック74の歯の先端は、案内溝77の後端縁よりも後方側に設けられ、送りねじ71の歯の先端は、案内溝77の前端縁よりも前方側に設けられている。コンバイナ3はラック74よりも後方側に設けられている。こうしてHUD装置1を組み立てる。なお、図3において、移動部材6の蓋部61、及び案内ピン62は省略されていて、図4において、移動部本体60、及び蓋部61は省略されている。
次に、HUD装置1におけるコンバイナ3の没入位置から突出位置への動作を、図4を参照して説明する。HUD装置1は、コンバイナ3が没入位置に位置した状態、即ち、一対の案内ピン62が第1案内溝の下端部に位置した状態で、駆動手段7のモータ70が駆動され、この駆動力が送りねじ71に伝達されて、送りねじ71が回転方向Rに回転し、送りねじ71の回転に伴って伝達ギア81が送りねじ71の軸方向に沿って転動し、伝達軸82が伝達ギア81の回転を一対のラックギア83に伝達することで、一対のラックギア83が回転する。そして、一対のラックギア83が一対のラック74に転動することで、移動部材6が突出方向に移動され、一対の案内ピン62の転動ローラ62Bが第1案内溝の規制部に当接して、移動部本体60の上方への移動が規制されるとともに、コンバイナ3が突出位置に到達される。
コンバイナ3を突出位置から没入位置に移動する際には、コンバイナ3が突出位置に位置した状態、即ち、一対の案内ピン62が第1案内溝の規制部に当接した状態で、送りねじ71の回転方向を、前述したコンバイナ3を没入位置から突出位置に移動させた際の送りねじ71の回転方向Rと反対方向に回転することで、移動部材6が没入方向に移動され、一対の案内ピン62の転動ローラ62Bが第1案内溝の下端部に当接して、移動部本体60の下方への移動が規制されるとともに、コンバイナ3が没入位置に到達される。
このようなHUD装置1は、送りねじ71一回転毎の伝達ギア81の突没方向側への移動量が、図10に示すボールねじ機構204の半分なり、この半分になった移動量に比例して、送りねじ71が半分の力(トルク)で回転されることとなり、よって、モータトルクを小さく設定することができる。詳しく説明すると、図10に示すボールねじ機構204においては、送りねじ240が一回転する毎に、送りねじ240に螺合された雌ねじ部241が、ねじピッチ分だけ直線移動するが、図5に示すような、駆動手段7を用いて、一対のラックギア83の歯ピッチが送りねじ71のねじピッチと等しく形成されていれば、伝達ギア81にかかる力を、一対のラックギア83を回転させようとする力と、当該伝達ギア81を突没方向側に移動しようとする力と、に二分することができるから、伝達ギア81にかかる力の低減を図ることができる。また、伝達ギア81及び一対のラックギア83の移動量がボールねじ機構の移動量の半分になり、この半分になった移動量に比例して、送りねじ71を半分の力(低トルク)で回転させることができる。従って、モータトルクを小さく設定してもよく、モータ70を小型化してもよい。
なお、上述した第1の実施形態では、伝達ギア81及び一対のラックギア83の歯ピッチは同じに形成され、伝達ギア81に歯合する送りねじ71のねじピッチと、一対のラックギア83に歯合するラック74の歯ピッチは同じに形成されていたが、本発明はこれに限ったものではなく、送りねじ71のねじピッチとラック74の歯ピッチは同じに形成されていなくともよい。送りねじ71のねじピッチと、ラック74の歯ピッチとを適宜変更することで、送りねじ71を回転させるモータ70の回転速度と伝達ギア81及び一対のラックギア83の移動量とを調節することができる。これにより、回転速度の異なるモータ70を適宜選択することができる。即ち、モータ70の選択幅を広げることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態にかかるHUD装置を、図6乃至図8に基づいて説明する。なお、図6乃至図8において、前述した実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。上述した第1の実施形態のHUD装置1は、コンバイナ3(反射板)を、突没方向Zに直線的に移動させていたが、第2の実施形態のHUD装置101は、コンバイナ3を突没方向Zに直線的に移動させて突出位置に到達させた後、該コンバイナ3を傾倒させる、即ち、コンバイナ3を回動させて該コンバイナ3の傾斜角度を変更することで、視点の高いドライバから視点の低いドライバに亘る、全てのドライバの視点の高さに対応した表示像を提供することができるHUD装置について説明する。
このHUD装置101は、図6、図7に示すように、自動車(車両)に取り付けられるベース2と、ベース2(即ちインパネPの上面)から突出可能かつベース2に没入可能に設けられたコンバイナ3(反射板)と、コンバイナ3に表示画像を投影する投影手段4(図1に示す)と、ベース2内に没入されたコンバイナ3の突出方向側を覆う蓋体5(図1に示す)と、コンバイナ3を保持する保持部材109と、保持部材109に回動自在に連結された移動部材106と、ベース2に設けられてコンバイナ3を突没駆動する駆動手段7と、保持部材109を移動部材106に近接させる第1コイルばね110と、一端側116aが駆動手段7に回動自在に支持(軸支)されるとともに、他端側117aが保持部材109に回動自在に支持(軸支)されるリンク部材111と、を備えて構成されている。
保持部材109は、図6に示すように、長方形の板状に形成され、その長手寸法(矢印X方向)が、コンバイナ3の幅寸法Xよりも小さく形成されている。この保持部材109は、移動部材106の後方側に設けられているとともに、ケース2Aの開口2aよりも後方側に突出した位置に設けられている。即ち、保持部材109及びこの保持部材109に保持されたコンバイナ3は、ケース2Aの開口2aよりも後方側に突出した位置に設けられている。保持部材109は、コンバイナ3を前後方向(矢印Y方向)に挟んで保持する一対の挟持部109A、109Bを備えて構成されている。一対の挟持部109A、109Bのうち、移動部材106側、即ち前方側の一方(以下、挟持部109Aと記す)には、リンク部材111に回動自在に連結される連結受け部190が設けられている。この連結受け部190は、挟持部109Aの移動部材106側、即ち前方側の面の上端部における左右方向(矢印X方向)に間隔をあけて一対設けられている。各連結受け部190は、一方の挟持部109Aの移動部材106側、即ち前方側の面から突出して形成されているとともに、各連結受け部190には、左右方向(矢印X方向)に貫通した貫通孔190a(図7(C)などに示す)が形成されている。
移動部材106は、図6に示すように、長方形板状の移動部本体60と、この移動部本体60の上端部に取り付けられて移動部本体60との間に駆動手段7のギア部材8を回転自在に保持する一対の蓋部161と、駆動手段7のラック74の第1案内溝に案内される一対の案内ピン62と、一対の蓋部161を移動部本体60に付勢する複数の第2コイルばね163を備えている。
移動部本体60は、その長手寸法Xが、保持部材109の長手寸法Xと略等しく形成されているとともに、その幅寸法Zが、保持部材109の幅寸法Zよりも小さく形成されている。この移動部本体60は、その下端部と保持部材109の下端部とが回動連結部112によって回動自在に連結されている。また、移動部本体60には、その上端部に設けられてギア部材8を収容する収容部63と、一対の案内ピン62を回転可能に支持する一対のピン受け部66と、が設けられている。
回動連結部112は、図6、図7にも示すように、移動部材106の保持部材109側、即ち後方側の面から突出して形成されているとともに、左右方向Xに間隔をあけて設けられた一対の第1円筒部113と、移動部材106の一方の挟持部109Aの側、即ち後方側の表面から突出して形成されて一対の第1円筒部113の貫通孔113a(図6に示す)と連通する孔部114a(図6に示す)を有する一対の第2円筒部114と、保持部材109と移動部材106とを回動自在に連結するピンP(図6に示す)と、を有して構成されている。第1円筒部113及び第2円筒部114は、貫通孔113a及び孔部114aが、左右方向Xに貫通するように形成されている。
このような回動連結部112は、第1円筒部113が第2円筒部114に重ねられた状態で、第1円筒部113の貫通孔113a及び第2円筒部114の孔部114aにピンPが挿入されることにより、移動部材106の下端部と保持部材109の下端部とが回動自在に連結される。そして、移動部材106と保持部材109とがその下端部において回動自在に連結された状態で、移動部材106、及び保持部材109の上端部同士が近接した位置を「近接位置」と記し、この「近接位置」に対し、その上端部同士が離隔した位置を「離隔位置」と記す。
一対の蓋部161は、移動部本体60の切欠き67を除いた収容溝63aの両端部を覆う一対の覆い部168と、各覆い部168の両端から移動部本体60に向かって板状に突出して形成されるとともに互いに対向する各一対の対向板部169と、を備えている。
複数の第2コイルばね163は、一端部が蓋部161の対向板部169に固定され、他端部が移動部本体60に固定されて、蓋部161を移動部本体60に向かって付勢する。
このような移動部材106は、ギア部材8を移動部本体60の上方から近付けて、ギア部材8の伝達軸82を収容溝63aに収容し、伝達ギア81を切欠き67に収容し、蓋部61を伝達軸82の上から被せる。そして、第2コイルばね163の一端部を蓋部161の対向板部169に固定し、他端部を移動部本体60に固定する。こうして、第2コイルばね163は、蓋部161を移動部本体60に向かって付勢して、ギア部材8、即ち伝達軸82及び、伝達ギア81が移動部材106に回転自在に保持される。
第1コイルばね110は、その一端部が保持部材109の一方の挟持部109Aに固定され、その他端部が移動部材106に固定されて、保持部材109を移動部材106に対して近接位置に向かって付勢する。
リンク部材111は、図6、図8などに示すように、互いの間に伝達ギア81を挟むとともに、収容部63の切欠部67内に収容される一対のアーム部116と、一対のアーム部116の基端側(他端側)を連結する筒部117と、を有してコ字状に形成されている。各アーム部116の他端部117aは、筒部117の両端部に一体に固定されている。各アーム部116には、筒部117から離れた一端部116aに左右方向Xに貫通して、伝達軸82を挿通させる挿通孔が形成される。筒部117には、左右方向に貫通した貫通孔117aが形成されている。リンク部材111の一端部116aに形成されたアーム116の挿通孔に、伝達軸82が挿通されることにより、一対のアーム部116間に、伝達ギア81が挟まれて、リンク部材111は、その一端部116aが駆動手段7の伝達軸82に回動自在に連結(軸支)される。また、リンク部材111は、その他端側に設けられた筒部117が、保持部材109に設けられた一対の連結受け部190間に位置付けられ、筒部117の貫通孔117a及び、連結受け部190の貫通孔190aに、ピン(図示しない)が挿通されることにより、その他端側が保持部材109に回動自在に連結(軸支)される。
次に、HUD装置101におけるコンバイナ3が突没方向Zに対して傾倒する動作、即ち、コンバイナ3の角度が変更する際の動作を図7、図8を参照して説明する。図7(A)、図8(A)に示すように、コンバイナ3が没入位置から、図7(B)、図8(B)に示すように、コンバイナ3が突出位置に移動され、保持部材109が移動部材106に対して近接位置に位置付けられた状態で、さらに駆動手段7のモータ70が駆動する。この際、移動部材106の転動ローラ62Bが案内溝77の規制部に当接して、移動部材106の移動部本体60のみの突出方向への移動が規制される。図7(C)、図8(C)に示すように、さらなるモータ70の駆動に伴って、伝達ギア81が送りねじ71に転動し、これに伴って蓋部161が、伝達ギア81及び、伝達軸82とともに、第2コイルばね163の付勢力に抗して移動部本体60との離隔距離を大きくするように上方に移動する。伝達軸82とともにリンク部材111の一端側116aがさらに上方に移動され、リンク部材111の他端側117aが、リンク部材111の他端側117aに連結された保持部材109を第1コイルばね110の付勢力に抗して押し出して、保持部材109が離隔位置に回動されることにより、保持部材109が移動部材106から離れる方向に傾倒するから、保持部材109に保持されたコンバイナ3が傾倒される。こうして、コンバイナ3の角度が変更される。
このようなHUD装置101によれば、第1の実施形態のHUD装置1に保持部材109及びリンク部材111を追加する容易な構成で、コンバイナ(反射板)3の角度の変更を実現できる。これにより、視点の高いドライバから視点の低いドライバに亘る、全てのドライバの視点の高さに対応した表示像を提供することができる。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1、101 HUD装置(車両用表示装置)
2 ベース
3 コンバイナ(反射板)
6、106 移動部材
7 駆動手段
60 移動部本体
61、161 蓋部
70 モータ
71 送りねじ
81 伝達ギア
82 伝達軸
83 (一対の)ラックギア
109 保持部材
111 リンク部材
116a 一端側
117a 他端側
163 付勢手段(第2コイルばね)

Claims (2)

  1. 車両に取り付けられるベースと、
    反射板と、
    該反射板に表示画像を投影する投影手段と、
    前記反射板に連結されて、前記反射板を前記ベースから上方へ突出可能かつ前記ベースに没入可能に移動させる移動部材と、
    前記ベースに設けられて前記移動部材を突没移動させる駆動手段と、を備え、前記反射板を突没方向に直線的に移動させる車両用表示装置であって、
    前記駆動手段は、モータと、
    該モータの駆動力で回転する送りねじと、
    該送りねじに歯合して、前記移動部材の突没移動方向である前記送りねじの軸方向に沿って転動される伝達ギアと、
    前記移動部材に回転自在に保持されるとともに、前記伝達ギアを回転不能に軸支する伝達軸と、
    該伝達軸の両端部に回転不能に設けられて、前記伝達ギアと連動して回転される一対のラックギアと、
    該一対のラックギアの各々に設けられた複数の歯に歯合する複数の歯を有し、前記移動部材の突没移動方向に直交する方向に間隔をあけて設けられた一対のラックと、を備えたことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記反射板の下端部を保持する保持部材と、
    一端側が前記伝達軸とともに突没移動されるように回動自在に連結されるとともに他端側が前記保持部材に回動自在に連結されるリンク部材と、をさらに備え、
    前記移動部材は、移動部本体と、該移動部本体との間に前記伝達軸を挟んで保持する蓋部と、該蓋部を前記移動部本体に向かって付勢する付勢手段と、を備え、
    前記保持部材は、前記移動部本体に近接した近接位置と、前記移動部本体から離隔した離隔位置とに、前記移動部本体に回動自在に連結され、
    前記モータの駆動に伴って、前記保持部材が前記移動部本体の近接位置に位置付けられた状態で前記移動部本体とともに突出方向側に移動され、前記保持部材に保持された前記反射板が前記ベースから突出した突出位置で、前記移動部本体の移動が規制され、前記モータがさらに駆動して前記付勢手段の付勢力に抗しつつ前記伝達軸とともに前記リンク部材の前記一端側を突出方向側にさらに移動させることで、前記保持部材が前記リンク部材の他端側によって押し出されて前記移動部本体に対して前記近接位置から前記離隔位置に向かって回動されることを特徴とする請求項1記載の車両用表示装置。
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