JP6116854B2 - 布団乾燥機およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、敷き布団と掛け布団との間に一部を挿入して使用する布団乾燥機およびその制御方法に関する。
布団乾燥機は、外装体の内部に送風手段と加熱手段とを備え、吸込口から吸い込んだ外気を加熱して吐出口から吐出する。吐出口側が敷き布団と掛け布団との間に挿入配置され、これらの間に加熱した乾燥用空気を供給することにより、各布団を乾燥させる。
特許文献1に記載の布団乾燥機は、敷き布団と掛け布団との間に送風空間である袋体(マット)を配置し、このマットに吐出口を接続する。マットの内部に乾燥用空気を送り込むことでマットが膨張し、マット全面から少量ずつ送出される乾燥用空気が各布団に当てられる。また、乾燥用空気の温度を検出し、ヒータへの通電率および送風機の風量を変更することにより、乾燥用空気を目標温度に温調する。
しかしながら、室温が低い寒冷地で使用する場合、吸い込んだ外気が過度に冷たいため、乾燥用空気を目標温度まで加熱することができない。なお、送風手段による送風量を下げれば、加熱手段を配設した加熱領域を通過する時間を長く確保できるため、目標温度まで加熱することはできる。しかし、送風量を下げると乾燥用空気が吐出口の周辺で滞留し、敷き布団と掛け布団との間の隅々まで行き渡らせることができない。なお、以上の問題は、寒冷地での使用に限られず、加熱手段が劣化した場合にも同様に生じる。
実開平5−70495号公報
本発明は、乾燥用空気を確実に昇温させ、隅々まで行き渡らせることを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明の布団乾燥機は、吸込口を有し、掛け布団の外側に配置される吸込部と、吐出口を有し、敷き布団と掛け布団との間に配置される挿入部と、前記吸込口から前記吐出口に至る送風路中に配設され、外気を前記吸込口から吸い込んで前記吐出口から吐出する送風手段と、前記送風手段により前記吸込口から吸い込んだ空気を加熱する加熱手段と、前記加熱手段によって加熱した乾燥用空気の温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段の検出温度に基づいて前記送風手段および前記加熱手段を制御し、前記温度検出手段による検出温度が設定した下限しきい値より低くなると前記送風手段による送風量を下げ、前記温度検出手段による検出温度が下限しきい値より高い突風しきい値より高くなると前記送風手段による送風量を上げる乾燥ステップを実行する制御手段と、を備える構成としている。なお、敷き布団とは、人が上に横たわるものであり、ベッドのマットを含む。掛け布団とは、人の上に被せるものであり、毛布を含む。
布団乾燥機の制御方法は、温度検出手段の検出温度に基づいて送風手段および加熱手段を制御して、掛け布団の外部に配置される吸込部の吸込口から外気を吸い込み、加熱した乾燥用空気を敷き布団と掛け布団との間に配置される挿入部の吐出口から吐出し、前記温度検出手段の検出温度が設定した下限しきい値より低くなると前記送風手段による送風量を下げ、前記温度検出手段による検出温度が下限しきい値より高い突風しきい値より高くなると前記送風手段による送風量を上げる構成である。
寒冷地で使用する場合や加熱手段が劣化した状態で使用する場合には、加熱手段による加熱で乾燥用空気を目標温度まで加熱できず、下限しきい値より低くなる。そのため、送風手段の送風量を下げることにより、乾燥用空気を下限しきい値より高温に加熱することが可能になる。しかし、送風量を下げた場合には、乾燥用空気が吐出口の周辺で滞留し、敷き布団と掛け布団との間の隅々まで行き渡らせることができない。よって、乾燥用空気の検出温度が突風しきい値より高くなると、送風量を上げることにより、吐出口の周辺で滞留した乾燥用空気を、敷き布団と掛け布団との間の隅々まで行き渡らせることができる。よって、寒冷地で使用する場合や加熱手段が劣化した状態で使用しても、確実に布団乾燥の目的を達成できる。
具体的には、前記送風手段を設定した基準風量を基準として調整し、前記温度検出手段による検出温度が、下限しきい値より低くなると、前記温度検出手段による検出温度が下限しきい値より高い突風しきい値より高くなるように前記送風手段による送風量を下げ、突風しきい値より高くなると、前記送風手段による送風量を基準風量以上に上げる。このようにすれば、吐出口周辺に滞留した乾燥用空気を確実に布団の隅々に行き渡らせることができる。
また、前記乾燥ステップでは、前記加熱手段を一定の加熱量で動作させながら前記温度検出手段による検出温度に基づいて前記送風手段による送風量を調整する。
本発明の布団乾燥機は、乾燥用空気の検出温度が、下限しきい値より低くなると送風手段の送風量を下げて乾燥用空気を昇温させることができる。そして、突風しきい値より高くなると送風量を上げるため、吐出口の周辺で滞留した所定温度の乾燥用空気を敷き布団と掛け布団との間の隅々まで行き渡らせることができる。よって、寒冷地で使用する場合や加熱手段が劣化した状態で使用しても、確実に布団乾燥の目的を達成できる。
本発明に係る実施形態の第1使用状態の布団乾燥機を示す断面図。 図1の斜視図。 折畳み状態の布団乾燥機を示す斜視図。 第2使用状態の布団乾燥機を示す斜視図。 布団乾燥機の構成を示すブロック図。 各乾燥コースの構成を示すタイムチャート。 布団乾燥機の制御を示すフローチャート。 図7の割込停止工程を示すフローチャート。 第1加熱ステップの制御を示すフローチャート。 図9の通常加熱制御を示すフローチャート。 図9の低温判定を示すフローチャート。 図9の割込加熱制御を示すフローチャート。 第2加熱ステップの制御を示すフローチャート。 第3加熱ステップの制御を示すフローチャート。 送風ステップおよび布団冷却ステップの制御を示すフローチャート。 機体冷却ステップの制御を示すフローチャート。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1乃至図4は、本発明に係る実施形態の布団乾燥機10を示す。図2乃至図4に示すように、布団乾燥機10は、乾燥機本体11に対して回動可能にヒンジ接続した吐出部材17を有する外装体を備える。内部には、送風手段であるファン22と、加熱手段であるPTCヒータ24とが配設され、吸い込んだ外気を加熱して吐出する。本実施形態では、寒冷地で使用する場合やPTCヒータ24が劣化した場合でも乾燥用空気を確実に昇温させ、隅々まで行き渡らせる。
図1および図2に示すように、乾燥機本体11は、掛け布団の外側に露出して配置される吸込部12と、敷き布団と掛け布団との間に挿入配置される挿入部である重畳部14とを備える。吸込部12は、横向き(幅方向)に延びる四角筒形状をなし、両側面に外気を取り入れる吸込口13が形成されている。重畳部14は、吸込部12の全高より低く形成され、吸込部12との間に上向きに延びる垂直壁からなる段部15が形成される。この段部15により、吸込部12上に掛け布団が掛けられることを抑制できる。
重畳部14における吸込部12と逆側の端部には、ヒンジ接続部16が設けられている。ヒンジ接続部16は、横方向の両端が開口した円筒状をなし、内部空間が送風路21の一部を構成する。吐出部材17が接続され、図2に示す第1使用状態(布団乾燥状態)および図3に示す折畳み状態の間で回動可能となる。また、図4に示すように、吸込部12の背面12aを床上に配置した起立状態とし、吐出部材17を所定角度で傾斜させて第2使用状態(衣類乾燥状態)にすることもできる。
図2および図3に示すように、吐出部材17は、第1使用状態で重畳部14と一緒に敷き布団と掛け布団との間に配置される挿入部である。ヒンジ接続部16の両側に回動可能に装着される一対の接続部18,18を備える。全高が吸込部12の全高より低く、内部は中空状をなす。先端開口にはルーバー19が配設され、その両側部に一対の吐出口20,20が設けられている。
図1に示すように、外装体の内部には、吸込口13から吐出口20に至る送風路21が形成され、この送風路21内にファン22およびPTCヒータ24が配設されている。ファン22はシロッコファンであり、吸込部12内の吸込口13の内側にそれぞれ配設されている。一対のファン22,22の間に配設した駆動手段である駆動モータ23により回転される。PTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータ24は、周辺温度に基づいた自己温調機能を有する。PTCヒータ24は、多数のフィンを有する伝熱部材25内に配設された状態で、重畳部14内に配設されている。
ファン22を動作させると、外気を吸込口13から吸込部12内に取り入れ、重畳部14内に送出する。重畳部14内ではPTCヒータ24により加熱された後、ヒンジ接続部16内および吐出部材17内を経由して吐出口20から吐出される。なお、PTCヒータ24による乾燥用空気の加熱温度を検出するために、重畳部14内には、ファン22による送風方向に対して伝熱部材25の下流側に温度検出手段であるサーミスタ26が配設されている。
第1使用状態での吸込部12の上面には、段部15の側に位置するように操作パネル27が設けられ、その内側に操作基板28が配設されている。図5に示すように、操作基板28には、操作パネル27の各部に対応するように、入力手段であるスイッチ29a〜29eと、表示手段であるLED30a〜30oとが配設されている。
スイッチ29aは電源入/切スイッチであり、操作の度にオンオフが繰り返される。スイッチ29bはスタートスイッチであり、操作により選択された乾燥コースが実行される。スイッチ29cは選択スイッチであり、乾燥コースを「標準」「送風仕上げ」「エコ」「あたため」「ダニ対策」の順番で選択できる。スイッチ29dは温風/送風スイッチであり、衣類等の乾燥コースを「温風」「送風」の順番で選択できる。スイッチ29eは時間選択スイッチであり、温風または送風の実行時間を「15」「30」「45」「60」「75」「90」「120」「180」分の順番で選択できる。
LED30a〜30eは、「標準」「送風仕上げ」「エコ」「あたため」「ダニ対策」という文字表示の横に設けられ、スイッチ29cの操作による選択状態を示す。LED30f,30gは、「温風」「送風」という文字表示の横に設けられ、スイッチ29dの操作による選択状態を示す。LED30h〜30oは、実行時間の数字の横に設けられ、スイッチ29eの操作による選択状態を示す。
図1に示すように、吸込部12内には、段部15の背面(内側)に位置するように基板ケース31が配設され、その内部に操作基板28に接続された制御基板32が配設されている。制御基板32には、PTCヒータ24に通電される電流値を検出する電流検出回路(電流検出手段)33が実装されている。また、制御基板32には制御手段であるマイコン34が実装されている。
マイコン34は、内蔵された記憶手段であるROM35に記憶されたプログラムに従って、ファン22およびPTCヒータ24を制御し、2種以上の乾燥コースのうち選択されている所定の乾燥コースを実行する。図6に示すように、乾燥コースは、一般的な布団乾燥コースである「標準」「送風仕上げ」「エコ」と、布団用の特殊乾燥コースである「あたため」「ダニ対策」と、衣類等にも使用可能な汎用乾燥コースである「温風」「送風」とを備える。
各乾燥コースは、第1(送風量調整)乾燥ステップ、第2(加熱量調整)乾燥ステップ、第3(非調整)乾燥ステップ、送風ステップ、布団冷却ステップ、機体冷却ステップの組み合わせにより構成されている。そのうち、送風ステップと布団冷却ステップとは実行時間が異なる点でのみ相違するため、実質的に5種のステップの組み合わせである。
ここで、第1または第2乾燥ステップの実行とは、第1乾燥ステップおよび第2乾燥ステップのうち一方を実行することを意味する。同様に、第3または第2乾燥ステップの実行とは、第3乾燥ステップおよび第2乾燥ステップのうち一方を実行することを意味する。本実施形態では、まず、第1または第3乾燥ステップを実行し、サーミスタ26による検出温度Thが設定した上限しきい値T1(例えば70℃)より高くなると、第2乾燥ステップを実行する。
第1乾燥ステップでは、PTCヒータ24による加熱量を一定に維持し、サーミスタ26の検出温度Thに基づいてファン22による送風量Wを設定した基準風量W0を基準として調整する。これにより、乾燥用空気を設定した目標温度(範囲を含む)Tx1に温調する。但し、寒冷地で使用する場合やPTCヒータ24が劣化している場合には、加熱を開始した後、設定した待機時間t0(例えば5分)が経過しても、乾燥用空気の検出温度Thが目標温度Tx1まで昇温しない。そのため、待機時間t0の経過後に、サーミスタ26による検出温度Thが設定した下限しきい値T2(例えば40℃)より低くなると、下限しきい値T2より高い突風しきい値T3(例えば50℃)より高くなるように、ファン22による送風量Wを下げ、乾燥用空気を昇温させる。そして、サーミスタ26による検出温度Thが突風しきい値T3より高くなると、ファン22の送風量Wを基準風量W0に上げ、乾燥用空気を強く吹き飛ばす。なお、ファン22は、基準風量W0より高い風量(例えばデューティ比100%)で動作させてもよい。
第2乾燥ステップでは、ファン22による送風量を一定(最大)に維持し、サーミスタ26の検出温度に基づいてPTCヒータ24をオンオフ制御する。これにより、乾燥用空気を設定した目標温度(範囲を含む)Tx2に温調する。PTCヒータ24のオンオフ制御は、設定した目標昇温時間t(冷熱1サイクル(例えば30秒))以上で、乾燥用空気が目標温度Tx2に温調(加熱)されるように、オン時間t1およびオフ時間t2を調整する。本実施形態では、PTCヒータ24が一定電力で動作され、オフ時間t2が徐々に長くなるように調整される。これに伴い、目標昇温時間t内においてオン時間t1が調整される。
第3乾燥ステップでは、PTCヒータ24による加熱量を一定に維持し、ファン22による送風量を一定(最大)に維持する。送風ステップおよび布団冷却ステップでは、PTCヒータ24の動作を停止し、ファン22による送風量を一定(最大)に維持する。機体冷却ステップでは、PTCヒータ24の動作を停止し、ファン22による送風量を一定(弱(例えばデューティ比35%))に維持する。なお、送風ステップおよび布団冷却ステップでの送風量は、第1乾燥ステップでの送風量より多く、第2および第3乾燥ステップでの送風量以上(同一)である。
布団乾燥コースは、ファン22およびPTCヒータ24を動作させる第1乾燥ステップの前に、ファン22だけを動作させる送風ステップが実行される。これにより、密着した敷き布団と掛け布団との間に隙間(送風空間)を形成する。特殊乾燥コースは、送風ステップを実行することなく、第1乾燥ステップが実行される。汎用乾燥コースの温風は、送風ステップを実行することなく、第3乾燥ステップが実行される。汎用乾燥コースの送風は、乾燥ステップを実行することなく、送風コースが実行される。
全ての乾燥コースは、ファン22だけを動作させる機体冷却ステップが最後(布団乾燥コースでの乾燥ステップの後)に実行される。これにより、昇温した重畳部14および吐出部材17を冷却し、取り扱い上の安全性を向上している。さらに、送風仕上げコースは、乾燥ステップと機体冷却ステップとの間に、ファン22だけを動作させる布団冷却ステップを実行する。これにより、乾燥ステップにより昇温した布団を確実に降温させ、希望に応じた寝床とする。
各乾燥コースでの各ステップの実行時間は、「標準」「送風仕上げ」「エコ」「あたため」「ダニ対策」が予め設定され、「温風」「送風」がスイッチ29eの操作によりユーザが設定する。なお、送風仕上げコースは、布団冷却ステップの実行時間(例えば15分)が機体冷却ステップの実行時間(例えば20秒)より長い。そのため、昇温した布団を確実に降温させ、希望に応じた寝床とすることができる。エココースは、送風ステップの実行時間(例えば46分)が乾燥ステップの実行時間(例えば44分)より長い。そのため、電力消費を削減(省エネ)したうえで、確実に布団を乾燥させることができる。
次に、マイコン34による制御について具体的に説明する。
操作パネル27のスイッチ29c〜29eの操作により所定の乾燥コースが選択され、スイッチ29bの操作により実行されると、図7に示すように、マイコン34は、ステップS1の乾燥工程と、ステップS3の監視工程とを並行処理する。
ステップS1の乾燥工程では、選択されたコースに応じて図6に示す順番で各ステップを実行し、終了すると(ステップS2)、乾燥工程を終了する。なお、各コースで実行される第1乾燥ステップ、第2乾燥ステップ、第3乾燥ステップ、送風ステップ、布団冷却ステップ、機体冷却ステップについては、後で詳細に説明する。
ステップS3の監視工程では、電流検出回路33を介してPTCヒータ24に通電される電流値Aを検出する。検出した電流値Aが設定した下限電流値A0より低くなると、ファン22による送風量Wを20%下げる。これにより、製品の安全性を向上できるPTCヒータ24の劣化状態を監視しつつ、確実に乾燥用空気を目標温度Tx1,Tx2に加熱する。
また、監視工程では、サーミスタ26によって所定時間(例えば25ms)毎に乾燥用空気の検出温度Thを検出する。第1または第3乾燥ステップを実行している場合、上限しきい値T1より高くなると、第2乾燥ステップに移行する。また、過度に加熱した異常加熱温度T4(例えば85℃)より高くなると(ステップ4)、ステップS5の割込停止工程とステップS6の異常報知工程とを並行処理する。なお、異常加熱温度T4は、誤使用等により吐出口20から吐出した乾燥用空気が旋回し、吸込口13から再び吸い込まれて再加熱される場合に生じ易い。
図8に示すように、ステップS5の割込停止処理では、マイコン34は、ステップS5−1でPTCヒータ24を停止(オフ)した後、ステップS5−2でファン22を35%の通電率で動作させる。ついで、ステップS5−3で20秒タイマをリセットしてスタートした後、ステップS5−4で20秒タイマがカウントアップするまで待機する。20秒タイマがカウントアップすると、ステップS5−5でファン22をオフしてリターンする(ステップS7に進む。)。この割込停止所定が終了した状態では、ステップS1の乾燥工程は一時停止(中断)した状態をなす。
また、ステップS6の異常報知工程では、マイコン34は、制御基板32に実装した図示しない圧電ブザーにより報知音を出力するとともに、操作基板28に実装した所定のLED30a〜30eを点滅させる。この異常報知工程は、ステップS7でスタートスイッチ29bが操作されるか、ステップS7で電源入/切スイッチ29aが操作されるまで継続される。
ステップS7では、操作パネル27のスタートスイッチ29bが操作されたか否かを検出する。スタートスイッチ29bの操作を検出するとステップS2に進み、中断されているステップS1の乾燥工程の続きを実行する。また、スタートスイッチ29bの操作を検出しない場合にはステップS8に進む。
ステップS8では、操作パネル27の電源入/切スイッチ29aが操作されたか否かを検出する。電源入/切スイッチ29aの操作を検出すると、マイコン34は、ステップS1の乾燥工程の全ステップが終了していない中断状態でも、乾燥工程を終了する。また、電源入/切スイッチ29aの操作を検出しない場合にはステップS6に戻り、異常報知処理を継続する。
次に、「標準」「送風仕上げ」「エコ」「あたため」「ダニ対策」の乾燥コースで実行される第1乾燥ステップについて説明する。
図9に示すように、第1乾燥ステップでは、マイコン34は、ステップS10〜S16の連続使用判定を行った後に、加熱制御を開始する。この第1乾燥ステップは、各コース毎に設定された実行時間が経過するまで継続される。
具体的には、ステップS10で、駆動モータ23にデューティ比100%で通電させてファン22を動作させた後、ステップS11で、サーミスタ26により非加熱状態の空気である初期温度Th0を取り込む。ついで、ステップS12で、ファン22の動作を開始して2分経過したか否かを判断する。2分経過した場合にはステップS17に進み、2分経過していない場合にはステップS13に進む。
ステップS13では、初期温度Th0の取り込みから5秒経過するまで待機する。5秒経過するとステップS14で、比較温度Th1を取り込んだ後、ステップS15で、初期温度Th0と比較温度Th1との温度差が2℃以下であるか否(Th1-Th0≦2℃)かを判断する。2℃以下でない場合には、取り込んだ比較温度Th1を初期温度Th0としてステップS13に戻り、2℃以下の場合にはステップS17に進む。
即ち、連続使用の場合、PTCヒータ24の余熱により重畳部14内が昇温している。そのため、初期温度Th0と5秒経過後の比較温度Th1との温度差ΔThを演算し、2℃以下である場合には連続使用ではないと判断でき、2℃より高い場合には連続使用であると判断できる。
ステップS17では、デューティ比100%で動作中のファン22をデューティ比75%で動作させるように、段階的に送風量Wを調整する。例えば、1秒毎に1〜5%ずつ減少または増加させることにより、徐々に駆動モータ23の回転数(=送風量W)を調整する。デューティ比75%でファン22を動作させると、ステップS18でサーミスタ26の検出温度(外気温度)Th2を取り込み、ステップS19で温調する目標温度Tx1(上限は例えば68℃)を設定する。この目標温度Tx1は、取り込んだ外気温度Th2に、コース毎に設定された係数α(例えば30℃)を加算した温度としている。
その後、ステップS20で、PTCヒータ24をオンした後、ステップS21の通常加熱制御と、ステップS22の低温判定とを並行処理する。なお、ステップS22の低温判定の結果、低温判定であるか否かを示すフラグfが1(低温判定)である場合にはステップS24に進み、ステップS21の通常加熱制御の代わりに割込加熱制御を実行する。即ち、ステップS21の通常加熱制御は中断される。また、fが0(非低温判定)である場合には、割込加熱制御を実行することなく通常加熱制御を継続させる。
図10に示すように、ステップS21の通常加熱制御では、まず、ステップS21−1で、15秒経過するまで待機する。15秒経過すると、PTCヒータ24により加熱した乾燥用空気の温度Th3が目標温度Tx1より高くなるまで待機する。即ち、ステップS21−2で、加熱した乾燥用空気の温度Th3を取り込んだ後、ステップS21−3で空気温度Th3が目標温度Tx1より高いか否かを判断する。空気温度Th3が低い場合にはステップS21−2に戻り、空気温度Th3が高い場合にはステップS21−4に進む。
ステップS21−4では、デューティ比を設定したβ%(例えば1〜5%)増加させてファン22の送風量Wを上げた後、ステップS21−5で5秒経過するまで待機する。5秒経過すると、ステップS21−6で、空気温度Th3を取り込んだ後、ステップS21−7で空気温度Th3が目標温度Tx1より高いか否かを判断する。空気温度Th3が高い場合にはステップS21−4に戻り、ファン22による送風量Wを上げる。また、空気温度Th3が低い場合にはステップS21−8に進む。
ステップS21−8では、空気温度Th3が目標温度Tx1から5℃減算した温度より高いか否か、即ち空気温度Th3が目標温度Tx1より5℃未満で低いか否かを判断する。高い場合、即ち温度差ΔThが5℃未満で低い場合にはステップS21−5に戻る。また、低い場合、即ち温度差ΔThが5℃以上低い場合にはステップS21−9に進む。
ステップS21−9では、デューティ比を設定したγ%(例えば1〜5%)低下させてファン22の送風量Wを下げた後、ステップS21−10で5秒経過するまで待機する。5秒経過すると、ステップS21−11で、空気温度Th3を取り込んだ後、ステップS21−12に進む。
ステップS21−12では、空気温度Th3が目標温度Tx1から5℃減算した温度より高いか否か、即ち空気温度Th3が目標温度Tx1より5℃未満で低いか否かを判断する。高い場合、即ち温度差ΔThが5℃未満で低い場合にはステップS21−5に戻る。また、低い場合、即ち温度差ΔThが5℃以上低い場合にはステップS21−9に進む。
図11に示すように、ステップS22の低温判定では、まず、ステップS22−1で、PTCヒータ24の動作(加熱)開始から5分経過するまで待機する。5分経過すると、ステップS22−2で、空気温度Th3を取り込んだ後、ステップS22−3に進む。
ステップS22−3では、空気温度Th3が下限しきい値T2未満であるか否かを判断する。下限しきい値T2未満である場合には、寒冷地での使用またはPTCヒータ24の劣化による加熱不足と判断し、fに1を入力してリターンする。これにより、ステップ24の割込加熱制御が実行される。また、下限しきい値T2以上である場合には、寒冷地での使用ではなくPTCヒータ24も劣化していない一般的な使用状態であると判断し、fに0を入力してリターンする。これにより、ステップ24の割込加熱制御が実行されることなく、ステップS21の通常加熱制御が実行され続ける。
図12に示すように、ステップS24の割込加熱制御では、まず、ステップS24−1で、ファン22をデューティ比75%で動作させるように段階的に送風量Wを調整する。その後、ステップS24−2で5分経過するまで待機し、5分経過するとステップS24−3で空気温度Th3を取り込んだ後、ステップS24−4に進む。
ステップS24−4では、空気温度Th3が下限しきい値T2以下であるか否かを判断する。下限しきい値T2より高い場合にはステップS24−5に進み、ファン22をデューティ比75%で動作させるように段階的に送風量Wを調整した後、図10に示す通常加熱制御のステップS21−2に進む。また、下限しきい値T2以下である場合にはステップS24−6に進む。
ステップS24−6では、デューティ比を設定したγ%低下させてファン22の送風量Wを下げた後、ステップS24−7で5秒経過するまで待機する。5秒経過すると、ステップS24−8で、ファン22の送風量Wが設定した最小設定(例えばデューティ比30%)であるか否かを判断する。最小設定である場合にはステップS24−9に進み、最小設定でない場合にはステップS24−11に進む。
ステップS24−9では、最小風量設定が60秒継続しているか否かを判断する。60秒継続している場合にはステップS24−10に進み、ファン22をデューティ比75%で動作させるように段階的に送風量Wを調整し、以後75%に固定して割込加熱制御を継続する。また、60秒継続していない場合にはステップS24−11に進む。
ステップS24−11では、空気温度Th3を取り込んだ後、ステップS24−12で空気温度Th3が突風しきい値T3以上であるか否かを判断する。突風しきい値T3未満である場合にはステップS24−6に戻る。突風しきい値T3以上である場合にはステップS24−13に進み、ファン22をデューティ比75%で動作させるように段階的に送風量Wを調整した後、60秒経過するまで待機してステップS24−2に戻る。
このように、第1乾燥ステップでは、設定した基準風量W0を基準として送風量Wを調整する。しかし、寒冷地で使用する場合やPTCヒータ24が劣化した状態で使用する場合には、PTCヒータ24による加熱で乾燥用空気を目標温度Tx1まで加熱できず、下限しきい値T2より低くなる。そのため、サーミスタ26による検出温度Th3が設定した下限しきい値T2より低くなるとファン22による送風量Wを基準風量W0より下げる。これにより、乾燥用空気の加熱が促進され、下限しきい値T2より高温に加熱することができる。
しかし、送風量Wを下げた場合には、乾燥用空気が吐出口20の周辺で滞留し、敷き布団と掛け布団との間の隅々まで行き渡らせることができない。よって、乾燥用空気の検出温度Th3が突風しきい値T3より高くなると、送風量Wを基準風量W0に上げる。これにより、吐出口20の周辺で滞留した乾燥用空気を、敷き布団と掛け布団との間の隅々まで行き渡らせることができる。そのため、寒冷地で使用する場合やPTCヒータ24が劣化した状態で使用しても、確実に布団乾燥の目的を達成できる。
次に、「標準」「送風仕上げ」「エコ」「あたため」「ダニ対策」「温風」の乾燥コースにおいて、第1または第3乾燥ステップに代えて実行される第2乾燥ステップについて説明する。
図13に示すように、第2乾燥ステップでは、マイコン34は、ステップS30で、ファン22をデューティ比100%の送風量Wで動作させた後、ステップS31で、60秒経過するまで待機する。60経過すると、ステップS32で空気温度Th3を取り込んだ後、ステップS33に進む。
ステップS33では、空気温度Th3が目標温度Tx2(例えば70℃)以下になるまで待機し、目標温度Tx2以下になるとステップS34に進む。即ち、目標温度Tx2より高いか否かを判断し、目標温度Tx2以下の場合にはステップS32に戻り、目標温度Tx2より高い場合にはステップS34に進む。
ステップS34では、PTCヒータ24のオン時間t1およびオフ時間t2を初期設定(例えばt1=3秒、t2=5秒)する。その後、ステップS35でPTCヒータ24をオフした後、ステップS36でオフ時間t2が経過するまで待機する。オフ時間t2が経過すると、ステップS37でPTCヒータ24をオンした後、ステップS38でオン時間t1が経過するまで待機する。
オン時間t1が経過すると、空気温度Th3が目標温度Tx2より高くなるまで待機する。即ち、ステップS39で空気温度Th3を取り込んだ後、ステップS40で空気温度Th3が目標温度Tx2より高いか否かを判断する。目標温度Tx2以下の場合にはステップS39に戻り、目標温度Tx2より高い場合にはステップS41に進む。
ステップS41では、PTCヒータ24をオフした後に30秒以上経過しているか否かを判断する。30秒以上経過している場合にはステップS35に戻る。また、30秒経過していない場合にはステップS42に進み、オフ時間t2を5秒加算してステップS35に戻る。
このように、第2乾燥ステップでは、設定した目標昇温時間t以上で乾燥用空気が設定した目標温度Tx2に加熱されるように、PTCヒータ24のオン時間t1およびオフ時間t2を調整する。そのため、乾燥用空気を確実に目標温度Tx2に加熱しつつ、PTCヒータ24の冷熱サイクル数を減少できるため、確実に製品の長寿命化を図ることができる。
次に、「標準」「送風仕上げ」「温風」の乾燥コースで実行される第3乾燥ステップについて説明する。
図14に示すように、第3乾燥ステップでは、マイコン34は、ステップS50で、ファン22をデューティ比100%の送風量Wで動作させた後、ステップS51で、PTCヒータ24をオンする。その後、ステップS52で、「標準」「送風仕上げ」にて設定されたタイマ設定時間、または、「温風」にてユーザが設定したタイマ設定時間が経過するまで待機し、タイマ設定時間が経過するとリターン(終了)する。
次に、「標準」「送風仕上げ」「エコ」「送風」の乾燥コースで実行される送風ステップ、および、「送風仕上げ」の乾燥コースで実行される布団冷却ステップについて説明する。
図15に示すように、送風(布団冷却)ステップでは、マイコン34は、ステップS60で、ファン22をデューティ比100%の送風量Wで動作させた後、ステップS61で、PTCヒータ24をオフする。その後、ステップS62で、予め設定されたタイマ設定時間またはユーザが設定したタイマ設定時間が経過するまで待機し、タイマ設定時間が経過するとリターン(終了)する。
次に、全ての乾燥コースで実行される機体冷却ステップについて説明する。
図16に示すように、機体冷却ステップでは、マイコン34は、ステップS70で、ファン22をデューティ比35%の送風量Wで動作させた後、ステップS71で、PTCヒータ24をオフする。その後、ステップS72で、予め設定されたタイマ設定時間が経過するまで待機し、タイマ設定時間が経過するとリターン(終了)する。
図6に示すように、送風ステップはPTCヒータ24を動作させる乾燥ステップの前に実行され、その送風量Wは乾燥ステップの送風量W以上である。そのため、密着した敷き布団と掛け布団との間に隙間(送風空間)を形成することができる。よって、送風空間を形成するために、別部品からなるアームやマットは不要である。そのため、部品点数を削減し、コストダウンを図ることができる。しかも、本実施形態の布団乾燥機10は、乾燥機本体11に対して吐出部材17をヒンジ接続して折畳み可能としているため、非使用時の収納スペースを省スペース化できる。
さらに、送風ステップの後に実行される乾燥ステップでは、形成した送風空間により加熱した乾燥用空気を直接布団に供給できるため、乾燥効率を向上できる。しかも、送風ステップにて送風空間を形成しているため、乾燥ステップを実行した際に乾燥用空気の過度の加熱を防止できる。即ち、送風ステップにより送風空間を形成することなく乾燥ステップを実行すると、加熱した乾燥用空気の行き場がなく、吸込部12の側に逆流する。そうすると、乾燥用空気が吸込口13から再び吸い込まれて再加熱されて、過度の加熱が生じる可能性がある。しかし、本実施形態では、このような問題が生じることを確実に防止できる。
PTCヒータ24による加熱量を一定とする第1および第3乾燥ステップを実行し、サーミスタ26による検出温度Thが上限しきい値T1より高くなると、PTCヒータ24をオンオフ制御して加熱量を調整する第2乾燥ステップを実行する。そのため、誤使用等により乾燥用空気が過度に加熱された状態にならなければ、第1または第3乾燥ステップを実行し続ける。よって、製品の安全性を確保したうえで、PTCヒータ24の冷熱サイクル数を大幅に減少できるため、製品の長寿命化を図ることができる。
なお、本発明の布団乾燥機10およびその制御方法は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施形態では、加熱手段として自己温調機能を有するPTCヒータ24を用いたが、電熱線ヒータにより構成してもよい。また、前記実施形態では、全てのコースの最後に機体冷却ステップを実行させたが、送風仕上げコースや送風コースなど、前にPTCヒータ24を動作させないステップを有する場合には、機体冷却ステップは実行しない構成としてもよい。さらに、乾燥ステップの前に実行するステップは、PTCヒータ24を動作させない送風ステップとしたが、ファン22を乾燥ステップでの送風量以上で動作させれば、PTCヒータ24を動作させるステップとしてもよい。
さらにまた、所定範囲を含む目標温度Tx1,Tx2の設定は、外気を考慮して設定する構成としたが、予め設定した固定温度(範囲を含む)としてもよい。そして、前記実施形態では、送風量調整乾燥ステップを実行し、検出温度Th3が設定した上限しきい値T1より高くなると、加熱量調整乾燥ステップを実行し続ける構成としたが、検出温度Th3に基づいて送風量調整乾燥ステップおよび加熱量調整乾燥ステップのうちいずれか一方を実行する構成であればよい。
10…布団乾燥機
11…乾燥機本体
12…吸込部
12a…背面
13…吸込口
14…重畳部(挿入部)
15…段部
16…ヒンジ接続部
17…吐出部材(挿入部)
18…接続部
19…ルーバー
20…吐出口
21…送風路
22…ファン(送風手段)
23…駆動モータ
24…PTCヒータ(加熱手段)
25…伝熱部材
26…サーミスタ(温度検出手段)
27…操作パネル
28…操作基板
29a〜29e…スイッチ
30a〜30o…LED
31…基板ケース
32…制御基板
33…電流検出回路(電流検出手段)
34…マイコン(制御手段)
35…ROM

Claims (3)

  1. 吸込口を有し、掛け布団の外側に配置される吸込部と、
    吐出口を有し、敷き布団と掛け布団との間に配置される挿入部と、
    前記吸込口から前記吐出口に至る送風路中に配設され、外気を前記吸込口から吸い込んで前記吐出口から吐出する送風手段と、
    前記送風手段により前記吸込口から吸い込んだ空気を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段によって加熱した乾燥用空気の温度を検出する温度検出手段と、
    前記温度検出手段の検出温度に基づいて前記送風手段および前記加熱手段を制御する乾燥ステップを実行する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記乾燥用空気を敷き布団と掛け布団との間の隅々まで行き渡らせることが可能な基準風量を基準として、前記送風手段による送風量を調整しており、
    前記温度検出手段による検出温度が設定した前記乾燥用空気の目標温度より低い下限しきい値より低い場合には前記送風手段による送風量を前記基準風量よりも下げ
    前記温度検出手段による検出温度が前記下限しきい値より高い突風しきい値より高くなると前記送風手段による送風量を前記基準風量以上に上げることを特徴とする布団乾燥機。
  2. 前記乾燥ステップでは、前記加熱手段を一定の加熱量で動作させながら前記温度検出手段による検出温度に基づいて前記送風手段による送風量を調整することを特徴とする請求項1に記載の布団乾燥機。
  3. 乾燥用空気を敷き布団と掛け布団との間の隅々まで行き渡らせることが可能な基準風量で送風手段を動作させ、掛け布団の外部に配置される吸込部の吸込口から外気を吸い込み、加熱手段によって加熱した前記乾燥用空気を敷き布団と掛け布団との間に配置される挿入部の吐出口から吐出し、
    度検出手段の検出温度が前記乾燥用空気の目標温度より低い下限しきい値より低い場合には前記送風手段による送風量を前記基準風量よりも下げ、
    前記温度検出手段による検出温度が前記下限しきい値より高い突風しきい値より高くなると前記送風手段による送風量を前記基準風量以上に上げる
    ことを特徴とする布団乾燥機の制御方法。
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