JP6115827B2 - 楽曲再生装置、プログラムおよび楽曲再生システム - Google Patents

楽曲再生装置、プログラムおよび楽曲再生システム Download PDF

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Description

本発明は、カラオケサービスを利用するユーザが1人である場合に、歌唱の練習を容易に行うことを可能にし、ユーザが1人でない場合に、歌唱の練習を制限する楽曲再生装置に関する。
近年、カラオケを利用するユーザの利用形態は多様化している。例えば、複数人のユーザが1つのカラオケルームで共通にカラオケを楽しむ形態、または、1人のユーザが1つのカラオケルームで単独でカラオケを楽しむ形態がある。このようなユーザの利用形態の多様化に応じて、ユーザへ提供する新たな機能が考案されている。例えば、特許文献1には、カラオケの効果音の機能を提供する技術が記載されている。具体的には、特許文献1に記載の装置は、カラオケシステムにログインしたユーザIDにより、カラオケシステムを利用するユーザが、単数であるか複数であるかを判別する。ユーザの人数が単数であるか、複数であるかを判別した結果に基づいて、演奏に対する効果音を出力する処理が異なる。ユーザの人数が単数であるとき、歌唱者の歌唱に対して、効果音の発音データが出力される。ユーザの人数が複数であるとき、歌唱者の歌唱に対して、効果音の表示データが出力される。歌唱者以外のユーザは、表示データを見て、効果音を発音することができる。
特開2008−076677号公報 特開2002−351477号公報
前述のように、複数人でカラオケを楽しむ形態と、単独でカラオケを楽しむ形態とがある。ユーザがカラオケを利用する目的は、カラオケの利用人数によって異なるものと考えられる。しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、カラオケの利用人数に応じて、カラオケの効果音の出力方法を異ならせることが考慮されているのみであり、カラオケのユーザの利用目的は考慮されていない。
一般に、ユーザが複数人でカラオケを楽しむ形態での利用目的は、ユーザの親睦を目的とするものと考えられ、各ユーザの好みの楽曲が逐次連続して再生される。一方、ユーザが単独でカラオケを利用する形態の利用目的は、他人の目を気にすることなく特定の楽曲の歌唱を練習することを目的とするものと考えられる。歌唱の練習機能に関して種々の技術が提案されている。例えば、特許文献2には、歌唱特訓機能が備えられたカラオケ装置が開示されている。このカラオケ装置では、ユーザがカラオケ装置を操作入力することにより、特訓モードを選択することが可能である。ユーザが操作入力を行い、特訓モードを選択すると、練習した楽曲を特訓モードで再生することができる。しかしながら、ユーザが複数人でカラオケを楽しむ形態での利用目的であるときに、特許文献2に記載された特訓モードなどの練習モードをカラオケ装置で実行すると、歌唱するユーザ以外のユーザにとって迷惑となる場合がある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、ユーザがカラオケを利用する目的を、カラオケサービスへのログイン人数により判断することにより、ユーザが所望する歌唱練習の実行可否を容易に設定するカラオケ装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の楽曲再生装置は、ユーザが所望する楽曲についてユーザの歌唱が評価された結果を取得する評価取得手段と、楽曲を再生するカラオケサービスにログインするログイン人数を取得するログイン取得手段と、前記ログイン取得手段により取得された前記ログイン人数が1人であるか、1人でなく複数人であるかを判断する人数判断手段と、前記人数判断手段により前記ログイン人数が1人であると判断されたとき、ユーザが所望する楽曲について歌唱を練習させる練習モードを許可し、前記ログイン人数が1人でないと判断されるとき、前記練習モードを制限するモード制御手段と、前記モード制御手段により前記練習モードが許可されたとき、ユーザが所望する楽曲について前記評価された結果が所定レベルより低い部分を再生させる再生制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2記載の楽曲再生装置は、ユーザが所望する楽曲に対応付けて、練習モードを設定するか否かを示す設定情報を取得する設定取得手段を備え、前記モード制御手段は、前記人数判断手段により前記ログイン人数が1人であると判断されたとき、前記練習モードを設定することを示す設定情報が対応付けられた楽曲について、前記練習モードを許可することを特徴とする。
請求項3記載の楽曲再生装置は、ユーザが所望する楽曲を、所定の順序および規則で再生させる指定を取得する指定取得手段を備え、前記モード制御手段は、前記人数判断手段により前記ログイン人数が1人でないと判断されるとき、前記練習モードを制限し、前記指定取得手段により取得された指定に従って、ユーザが所望する楽曲を再生する通常モードを設定し、前記再生制御手段は、前記モード制御手段により前記通常モードが設定されたとき、前記指定取得手段により取得された指定に従って、ユーザが所望する楽曲を再生させ、前記モード制御手段により前記練習モードが許可されたとき、ユーザが所望する楽曲について前記評価された結果が所定レベルより低い部分を再生させる、ことを特徴とする。
請求項4記載の楽曲再生装置は、ユーザが再生を所望する楽曲を示す楽曲情報と、その所望する楽曲の歌唱を練習する練習モードを設定するか否かを示す設定情報とを取得する取得手段と、楽曲の再生が終了したときに、再生が終了した楽曲について、前記人数判断手段による前記ログイン人数の判断結果と、前記設定情報とに従って、前記練習モードを設定するか否かを判断する設定判断手段を備え、前記モード制御手段は、前記設定判断手段により前記練習モードが設定されていると判断されたとき、前記練習モードを許可することを特徴とする。
請求項5記載のプログラムは、ユーザが所望する楽曲についてユーザの歌唱が評価された結果を取得する評価取得ステップと、楽曲を再生するカラオケサービスにログインするログイン人数を取得するログイン取得ステップと、前記ログイン取得ステップにより取得された前記ログイン人数が1人であるか、1人でなく複数人であるかを判断する人数判断ステップと、前記人数判断ステップにより前記ログイン人数が1人であると判断されたとき、ユーザが所望する楽曲について歌唱を練習させる練習モードを許可し、前記ログイン人数が1人でないと判断されるとき、前記練習モードを制限するモード制御ステップと、前記モード制御ステップにより前記練習モードが許可されたとき、ユーザが所望する楽曲について、前記評価された結果が所定レベルより低い部分を再生させる再生制御ステップと、を備えることを特徴とする。
請求項6記載の楽曲再生システムは、ユーザが所望する楽曲を選択する選択装置と、その選択された楽曲を再生する再生装置とを含む楽曲再生システムであって、ユーザが所望する楽曲についてユーザの歌唱が評価された結果を取得する評価取得部と、楽曲を再生するカラオケサービスにログインするログイン人数を取得するログイン取得部と、前記ログイン取得部により取得された前記ログイン人数が1人であるか、1人でなく複数人であるかを判断する人数判断部と、前記人数判断部により前記ログイン人数が1人であると判断されたとき、ユーザが所望する楽曲について歌唱を練習させる練習モードを許可し、前記ログイン人数が1人でないと判断されるとき、前記練習モードを制限するモード制御部と、前記モード制御部により前記練習モードが許可されたとき、ユーザが所望する楽曲について、前記評価された結果が所定レベルより低い部分を前記再生装置に再生させる再生制御部と、を備えることを特徴とする。
請求項1記載の楽曲再生装置、請求項5記載のプログラム、および請求項6記載の楽曲再生システムによれば、ログイン人数が1人であると判断されるときに、練習モードが許可され、ログイン人数が1人であると判断されないときに、練習モードが制限される。カラオケ装置を利用するユーザが、ログインユーザ1人であるときは、カラオケ装置を同時に利用するユーザが1人であることが考えられる。そのため、ユーザは、カラオケ楽曲の歌唱を練習しても、他の人に迷惑がかかることがない。楽曲再生装置を利用するユーザが、ログインユーザ1人であるときは、練習モードの許可がされることより、カラオケ楽曲の歌唱の練習を容易に行うことができる。ログインユーザ1人であると判断されないときは、楽曲再生装置を同時に利用するユーザが複数人存在することが考えられる。練習モードによりユーザが歌唱の練習を行うことが制限されることにより、楽曲再生装置を同時に利用する複数のユーザがカラオケ楽曲の歌唱を楽しむことができる。
ユーザごとに、歌唱を得意とする楽曲と、歌唱を不得意とする楽曲とが、異なることが考えられる。請求項2記載の楽曲再生装置によれば、練習モードを設定するか否かが、設定情報により楽曲と対応付けて設定される。これにより、ユーザは、ログイン人数が1人であると判断され、設定情報により練習モードが設定された場合、練習モードが許可される。ユーザは、練習モードを実行して歌唱の練習を行う楽曲を、容易に設定することができる。
請求項3記載の楽曲再生装置によれば、練習モードが制限されるとき、通常モードが設定され、ユーザが所望する楽曲が再生指示にしたがって再生される。練習モードが許可されるとき、評価結果が所定のレベルより低い部分が再生される。これにより、通常モードでは、ユーザは、所望する楽曲を、指示した設定に従って歌唱することができる。練習モードでは、ユーザは、所望する楽曲の評価が低い部分について、歌唱を練習することができる。
請求項4記載の楽曲再生装置によれば、練習モードが設定された楽曲について、楽曲の再生が終了したときに、ログイン人数と、練習モードを設定するか否かの設定情報とに従って、練習モードが設定される。楽曲の再生が終了したときに、練習モードが設定されているときは、直前に再生され、ユーザが歌唱した楽曲について、続けて歌唱の練習を行うことができる。そのため、ユーザは効率よく歌唱の練習を行うことができる。
本実施形態の楽曲再生システム100の全体構成の電気ブロック図である。 楽曲再生システム100のカラオケ装置1と、リモコン端末3と、サーバ5との間のデータの流れを示す概略図である。 カラオケ装置1の楽曲再生処理における練習モード再生設定の判断条件を示す条件対応表である。 カラオケ装置1により実行される楽曲再生処理の流れを示すフローチャートである。 リモコン端末3のディスプレイ35の表示画面の表示例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態である楽曲再生システムについて説明する。図1は、楽曲再生システム100の全体構成を説明する図である。楽曲再生システム100は、楽曲再生装置110と、サーバ5とを備える。楽曲再生装置110は、カラオケ装置1と、リモコン端末3とを含んで構成される。カラオケ装置1は、カラオケ楽曲を再生する。リモコン装置3は、カラオケ装置1にカラオケ楽曲の再生を指示する。楽曲再生システム100を利用するユーザは、リモコン装置3により、カラオケサービスへログインすると、ユーザのログイン情報を用いて、カラオケ装置1へカラオケ楽曲の再生を指示することができる。サーバ5は、カラオケ装置1により再生されるカラオケ楽曲と、ユーザのログイン情報とを記憶する。
図1を用いて、本実施形態の楽曲再生システム100の構成を説明する。図1に示すように、楽曲再生システム100は、カラオケ装置1と、リモコン端末3と、サーバ5とを備える。カラオケ装置1と、リモコン端末3とは、例えば、カラオケ店舗の各部屋に配置される。カラオケ装置1には、少なくとも一台のリモコン装置3が対応付けられている。リモコン端末3は、赤外線信号によりカラオケ装置1に指令を送る装置である。カラオケ装置1は、ブロードバンドルータBRを経由して、ネットワークに接続される。リモコン端末3は、アクセスポイントAPを介して、ブロードバンドルータBRを経由して、ネットワークに接続される。
リモコン端末3は、ユーザにより操作される操作部35を有する。操作部35が操作されることで、所定の操作信号が、リモコン端末3からカラオケ装置1に送信される。例えば、リモコン端末3の操作部35を操作することにより、カラオケ楽曲の再生が予約される。リモコン端末3から、予約されたカラオケ楽曲の曲番を示す操作信号が、カラオケ装置1に送信される。カラオケ装置1と、サーバ5とは、ネットワークを介して接続される。カラオケ装置1は、リモコン端末3から受信する操作信号が示すカラオケ楽曲を、サーバ5から取得する。カラオケ装置1は、サーバ5から取得したカラオケ楽曲を、予約楽曲として記憶部13に記憶する。カラオケ装置1では、記憶された予約楽曲が再生される。
[カラオケ装置の構成]
カラオケ装置1は、制御部11を備える。制御部11は、CPUと、RAMと、ROMとを含んでいる。制御部11のROMは、カラオケ楽曲の楽曲再生プログラムを記憶する。制御部11は、LANインタフェース部12と、記憶部13と、赤外線受信部15と、操作処理部16と、シンセサイザ17と、ビデオRAM21と、映像再生部22とに接続される。操作処理部16には、操作部14が接続される。シンセサイザ17は、ミキシングアンプ20と接続される。ミキシングアンプ20は、マイク制御部18と、スピーカ19とに接続される。マイク制御部18に入力された音声信号が、ミキシングアンプ20を介して、スピーカ19により出力される。映像再生部22は、ビデオRAM21と、映像制御部23とに接続される。映像制御部23は、制御部11と、ディスプレイ25とに接続される。映像制御部23は、制御部11と、映像再生部22とから受信した映像信号を、ディスプレイ25に出力させる。
記憶部13は、楽曲記憶領域131と、評価情報記憶領域132と、歌詞テロップ記憶領域133とを備える。楽曲情報記憶領域131は、サーバ5から取得したカラオケ楽曲の楽曲情報を記憶する。評価情報記憶領域132は、楽曲再生装置1により再生されたカラオケ楽曲について行われた歌唱が評価された結果を記憶する。評価情報記憶領域132には、後述するログインユーザが、過去に歌唱した結果を示す歌唱履歴が存在する場合には、サーバ5から取得された歌唱履歴を記憶する。歌詞テロップ記憶領域133は、楽曲情報記憶領域131に楽曲情報が記憶されたカラオケ楽曲の歌詞情報を記憶する。制御部11と映像制御部23とは、歌詞情報にしたがって、ディスプレイ25にカラオケ楽曲の歌詞を出力する。
[リモコン端末の構成]
リモコン端末3は、制御部31を備える。制御部31は、CPU、RAM、ROMを含んでいる。制御部31は、赤外線送信部32と、記憶部33と、操作処理部36と、ビデオRAM37と、映像制御部38と、無線LAN通信部39とに接続される。操作部35が、操作処理部36に接続される。ディスプレイ34が、映像制御部38に接続される。ディスプレイ34は、映像制御部38から映像信号を受信し、出力する。
記憶部33は、予約情報記憶領域331と、ログイン情報記憶領域332とを備える。予約情報記憶領域331は、リモコン端末3の操作部35によって操作されたことによるカラオケ楽曲の再生予約を記憶する。リモコン端末3は、カラオケ楽曲が予約されると、予約されたカラオケ楽曲をカラオケ装置1へ通知する。ログイン情報記憶領域332は、リモコン端末3が操作されてログイン処理が行われたユーザの情報を、ログイン情報として記憶する。
[サーバの構成]
サーバ5は、制御部51と、LANインタフェース部52と、記憶部53とを備える。サーバ5としては、例えば、一般的なコンピュータが用いられる。サーバ5は、LANインタフェース部52を介してネットワークに接続され、ブロードバンドルータを介して、カラオケ装置1と通信可能である。制御部51は、CPUと、RAMと、ROMとを含んでいる。記憶部53は、楽曲情報記憶領域531と、ユーザ情報記憶領域532とを備える。楽曲情報記憶領域531は、カラオケ楽曲の楽曲情報を記憶する。楽曲情報は、カラオケ楽曲の楽曲番号と対応付けて記憶される。ユーザ情報記憶領域532は、カラオケサービスを利用する登録ログインユーザのログインIDと、パスワードと、ログインIDが示すユーザの歌唱履歴とを、ユーザ情報として記憶する。登録ログインユーザの詳細は後述する。
[リモコン端末のログイン処理]
図2は、カラオケ装置1により実行されるログイン処理におけるデータの流れを説明する図である。ログイン処理は、リモコン端末3から、カラオケ装置1を介してユーザのログインIDが送信されることにより実行される。ログイン処理が行われると、サーバ5から、カラオケ装置1を介してリモコン端末3へ、登録ログインユーザのユーザ情報と関連する楽曲情報が送信される。
図2を用いてログイン処理を詳細に説明する。カラオケサービスへのログイン処理は、リモコン端末3を操作し、ログインIDとパスワードとを入力することにより実行される。図2に示すように、リモコン端末3は、ユーザにより操作されたログインIDとパスワードとを取得する。リモコン端末3において取得されたログインIDと、パスワードとは、ログイン要求としてカラオケ装置1に送信される。カラオケ装置1は、受信したログインIDとパスワードとを、サーバ5へ送信し、ユーザ情報の有無を問い合わせるログイン要求を行う。
サーバ5は、ログイン要求を受信すると、ユーザ情報記憶領域532に記憶されたユーザ情報に、該当するログインIDおよびパスワードが一致する情報が含まれているか否かを判断する。サーバ5は、判断結果に応じて、ログイン結果を、カラオケ装置1へ送信する。サーバ5は、ログインIDおよびパスワードが一致する情報が含まれていると判断したとき、ログインを許可したことを示すログイン結果を、カラオケ装置1へ送信する。サーバ5は、ログインIDおよびパスワードが一致する情報が含まれていないと判断したとき、ログインが不可であることを示すログイン結果を、カラオケ装置1へ送信する。カラオケ装置1は、送信されたログイン結果を、リモコン端末3へ通知する。本実施形態では、ログインを許可したことを示すログイン結果が通知されたユーザを、登録ログインユーザとする。
リモコン端末3は、カラオケ装置1から通知されたログイン結果に従って、ログインが許可されたとき、サーバ5へ、登録ログインユーザの歌唱情報として、歌唱履歴と、練習モード再生設定情報との取得を要求する。歌唱履歴としては、登録ログインユーザが過去に歌唱した楽曲と、楽曲の歌唱が評価された評価結果とが取得される。練習モード再生設定情報としては、後述する練習モード再生の実行を希望するか否かを示す情報が取得される。サーバ5は、要求された登録ログインユーザの歌唱情報を、ユーザ情報記憶領域532に記憶されたユーザ情報から、ログインIDに従って抽出する。サーバ5は、抽出した登録ログインユーザの歌唱履歴を、要求されたリモコン端末3へ送信する。リモコン端末3は、取得した歌唱情報を、ログインIDと対応付けてログイン情報記憶領域332に記憶する。
ユーザは、リモコン端末3を用いて、カラオケ楽曲の再生を指定することができる。ユーザは、再生を希望するカラオケ楽曲の楽曲番号を、リモコン端末3により指定する。リモコン端末3は、指定された楽曲番号と、その楽曲番号を指定したユーザのユーザ情報とを対応づけて、カラオケ装置1へ送信する。ユーザが、カラオケサービスにユーザ情報を登録していない場合は、リモコン端末3は、指定された楽曲番号と、ユーザがユーザ情報を登録していないゲストユーザであることを示すゲスト情報とを対応付けて、カラオケ装置1へ送信する。本実施形態において、カラオケサービスにユーザ情報を登録していないユーザは、ゲストユーザとしてログインしたゲストログインユーザとする。本実施形態では、登録ログインユーザと、ゲストログインユーザとを総じて、ログインユーザとする。
リモコン端末3は、ユーザにより操作されて指定されたカラオケ楽曲について、カラオケ装置1へ再生を指示する。カラオケ装置1は、リモコン端末3からの再生指示にしたがって、楽曲再生処理を実行する。カラオケ装置1は、楽曲再生処理を実行するとき、練習モード再生の確認として、再生が指示されたカラオケ楽曲に対応付けられたログインIDに従って、そのログインIDが示すユーザが、後述する練習モード再生の実行を希望している否かをリモコン端末3へ問い合わせる。リモコン端末3は、カラオケ装置1から問い合わせされたログインIDについて、ログイン情報記憶領域332に記憶された歌唱情報に含まれる練習モード再生を実行するか否かを示す情報を、カラオケ装置1へ送信する。カラオケ装置1は、リモコン端末3から受信した情報に従って、楽曲再生処理を実行する。
[練習モード再生の設定]
本実施形態のカラオケ装置1では、通常モード再生と、練習モード再生との2種類の再生方法によるカラオケ楽曲の再生が可能である。通常モード再生は、カラオケ楽曲を、リモコン端末3により指示された予約の設定に従って再生する再生方法である。練習モード再生は、カラオケ楽曲の特定部分を重点的に再生する再生方法である。通常モード再生では、リモコン端末3により予約が指示されたカラオケ楽曲について、リモコン端末3により指定された再生規則にしたがって、カラオケ楽曲が1回再生される。再生規則は、例えば、予約時に、リモコン端末3により、再生するカラオケ楽曲を示す楽曲番号とともに指定された、再生するカラオケ楽曲を再生する速度や、再生する音程の高さである。また、リモコン端末3により再生が予約されるとき、再生規則として、楽曲番号を指定するカラオケ楽曲のうち、特定の一部分を再生させる指定がされてもよい。
通常モード再生では、リモコン端末3により、カラオケ楽曲の楽曲番号とともにカラオケ楽曲の一部パートを再生される指定がされた場合は、通常モード再生において、カラオケ楽曲の一部分が1回再生される。練習モード再生では、楽曲番号により指定されたカラオケ楽曲について、後述する歌唱評価がされた結果にしたがって、カラオケ楽曲のうち、歌唱評価の結果が悪かった部分が再生される。練習モード再生では、歌唱評価が悪かった部分が、予め定められた設定にしたがって、1回または複数回繰り返して再生される。
本実施形態のカラオケシステムにおいて、練習モード再生を実行するか否かは、図3に示すユーザまたは曲に対応付けて、ユーザにより付与れた練習モード再生設定の有無に応じて、設定条件A〜Hのいずれかが判断される。練習モード再生設定は、カラオケサービスにユーザ情報を登録した登録ログインユーザごと、または、リモコン端末3により再生が予約されるカラオケ楽曲ごとに設定される。
練習モード再生設定が、登録ログインユーザごとに設定される場合は、練習モード再生設定の有無が、登録ログインユーザのユーザ情報に含んで設定される。例えば、登録ログインユーザは、リモコン端末3により、カラオケシステムに利用登録を行い、ユーザ情報を設定する。このとき、設定するユーザ情報に、カラオケシステムの利用時にカラオケ楽曲の歌唱の練習を希望するか否かを示す意思を、練習モード再生設定の有無として、設定する。カラオケ楽曲の練習を希望するか否かを示す意思は、リモコン端末3の他、サーバ5とネットワークにより接続された携帯端末により、設定されてもよい。練習モード再生設定の有無が設定されたユーザ情報は、リモコン端末3から、サーバ5へ送信される。カラオケ装置1は、サーバ5からログイン結果を受信するとき、カラオケ楽曲の歌唱の練習を希望するか否かを示す意思を、ユーザ情報として、サーバ5から受信する。
練習モード再生設定が、リモコン端末3により再生が予約されるカラオケ楽曲ごとに設定される場合は、練習モード再生設定の有無が、カラオケ端末3により、再生が予約されたカラオケ楽曲の楽曲番号と対応付けて設定される。具体的には、ユーザは、リモコン端末3により、再生を予約するカラオケ楽曲を指定する。このとき、ユーザは、リモコン端末3に、予約したカラオケ楽曲について、歌唱の練習を希望するか否かを示す意思を、練習モード再生設定として設定する。例えば、ユーザは、カラオケ楽曲を予約するとき、予約されるカラオケ楽曲の楽曲番号とともに、その楽曲について、歌唱の練習を希望するか否かを示す練習モード再生設定の有無を、リモコン端末3により指定する。設定された楽曲情報と、練習モード再生設定の有無とが対応付けられた情報は、記憶部33の予約情報記憶領域331に一時記憶される。リモコン端末3は、予約情報記憶領域331に記憶されたカラオケ楽曲の楽曲番号と、練習モード再生設定の有無とを対応付けて、カラオケ楽曲の再生予約指示として、カラオケ装置1に送信する。
本実施形態のカラオケシステムにおける練習モード再生の詳細を説明する。練習モード再生とは、具体的には、ユーザが、過去に一回歌唱し、歌唱結果が評価された履歴が、ユーザ情報と対応付けられているカラオケ楽曲について、評価の結果が悪い部分を、フレーズ単位で抽出し、抽出されたフレーズのみを再生する再生方法である。本実施形態では、直前に歌唱されたカラオケ楽曲について、ユーザによるカラオケ楽曲の歌唱結果を評価し、評価の結果が悪い部分のフレーズが1回再生される。
本実施形態では、楽曲再生プログラムに従って実行される後述の図4に示す楽曲再生処理において、練習モード再生を実行するか否かが判断される。楽曲再生処理の詳細は、後述により説明する。練習モード再生の実行可否は、直前の処理により、楽曲再生装置110を利用するユーザが、1人の登録ログインユーザのみであると判断されたときに、その登録ログインユーザが、カラオケ楽曲の練習を希望しているか否かを判断することにより、判断される。一方、楽曲再生装置110を利用するユーザが、2人以上のログインユーザであるときは、練習モード再生の実行可否を判断せず、通常モード再生でのカラオケ楽曲の再生を行う処理へ戻る。2人以上のログインユーザであるとは、登録ログインユーザが、2人以上存在する、または登録ログインユーザとログインをしていないゲストユーザとが計2人以上存在するときである。
図3を用いて、練習モード再生の実行可否を判断する条件を説明する。図3は、ユーザ情報の歌唱情報に含まれるカラオケ楽曲の歌唱の練習を希望する意思を示すユーザ情報意思情報と、リモコン端末3により再生が予約されたカラオケ楽曲に対応付けられた、歌唱の練習を希望する意思を示す予約楽曲意思情報との組み合わせにより、練習モード再生を実行するか否かを判断する判断条件を、設定条件A〜Hにより示す一覧表である。
ユーザ情報意思情報と、予約楽曲意思情報とが異なる場合は、予約楽曲意思情報に設定されている意思が優先して判断される。また、ユーザ情報意思情報と、予約楽曲意思情報とのいずれか一方のみに、意思が設定されている場合は、その一方のみに設定されている意思が優先して判断される。
[カラオケ楽曲の再生]
カラオケ装置1では、制御部11のCPUが、ROMに記憶された楽曲再生プログラムに従って、楽曲再生処理を実行する。楽曲の再生は、リモコン端末3の予約情報記憶領域331に記憶された予約情報に従って、実行される。
図4は、カラオケ装置1により実行される楽曲再生処理の処理手順を示すフローチャートである。楽曲再生処理は、カラオケ装置1の電源がONになったときに、開始される。楽曲再生処理が開始されると、ステップS102〜ステップS144の処理が実行される。
ステップS102では、リモコン端末3にログインIDおよびパスワードが入力されたか否かが判断される。ステップS102の処理では、リモコン端末3から、ログインIDおよびパスワードを受信したとき、入力されたと判断される(S102:YES)。リモコン端末3から、ログインIDおよびパスワードを受信していないとき、入力されていないと判断され(S102:NO)、ステップS112の処理が実行される。
ステップS104では、リモコン端末3から受信したログインIDおよびパスワードを、サーバ5へ送信する。ステップS106では、ステップS104において送信したログインIDおよびパスワードに一致するユーザ情報を、サーバ5から、ログイン情報として取得する。ステップ106では、サーバ5が、送信されたログインIDおよびパスワードに一致するユーザ情報を記憶していないとき、カラオケ装置1は、サーバ5から、該当するログインユーザがいないことを示すエラーメッセージを受信することも可能である。このとき、リモコン端末3により、ユーザにログインIDおよびパスワードを入力させる操作を促し、ステップ104の処理を再度実行させる。ステップS106において、サーバ5からユーザ情報を取得する処理が行われたとき、ステップS107の処理が実行される。
ステップS107では、サーバ5から取得したユーザ情報が、リモコン端末3へ送信される。ステップS108において、サーバ5から、ユーザ情報が示すログインユーザの歌唱履歴を取得する処理が行われる。ステップS110では、サーバ5から取得されたログインユーザの歌唱履歴が、記憶部13の評価情報記憶領域12に記憶される。
ステップS112では、リモコン端末3により、カラオケ楽曲の再生を予約する指示がされているか否かが判断される。カラオケ楽曲の再生予約の指示があると判断されると(ステップS112:YES)、ステップS114が実行される。カラオケ楽曲の再生予約の指示があると判断されないと(ステップS112:NO)、ステップS102が実行される。
ステップS114では、ステップS112において予約がされていると判断されたカラオケ楽曲を再生する指示がされる。ステップS116では、ステップS114において再生が指示されたカラオケ楽曲が終了されているか否かが判断される。カラオケ楽曲が終了されていると判断されると(ステップS116:YES)、ステップS118が実行される。カラオケ楽曲が終了されていると判断されないと(ステップS116:NO)、ステップS116の判断が繰り返される。
ステップS118では、ステップS114において指示された楽曲の再生に合わせて歌唱されたユーザの歌唱結果が評価される。評価方法としては、例えば、ユーザが歌唱した音程が、楽曲に対応付けられた基準の歌唱音程に対して、所定範囲内の音程であるか否かを評価する方法である。ステップS118では、ユーザの歌唱は、例えば、楽曲のフレーズごとに評価される。ユーザが歌唱した楽曲のフレーズごとに、基準の歌唱音程から所定範囲を超えていると判断されると、練習が必要なフレーズとして、評価が低く判断される。
ステップS120では、ステップS118においてユーザの歌唱が評価された結果が、評価情報記憶領域132に記憶される。
ステップS122では、カラオケ装置1を利用するユーザが、ログインユーザ1人であるか否かが判断される。ステップS114において再生が指示された楽曲を予約したユーザがユーザ情報をカラオケサービスに登録している登録ログインユーザであって、再生予約がされた楽曲を予約したユーザが、ログインユーザ1人であるとき、カラオケ装置1を利用するユーザが、1人のログインユーザであると判断される。ユーザが、1人のログインユーザであると判断されると(S122:YES)、ステップS124の処理が実行される。1人のログインユーザであると判断されないと(S122:NO)、ステップS142の処理が実行される。1人のログインユーザであると判断されないときとは、例えば、カラオケ装置1に再生が予約されているカラオケ楽曲を予約したユーザとして、ユーザ情報をカラオケサービスに登録している登録ログインユーザと、ユーザ情報をカラオケサービスに登録してないゲストユーザとが含まれる場合である。カラオケ装置1に再生が予約されているカラオケ楽曲を予約したユーザとして、ユーザ情報をカラオケサービスに登録している登録ログインユーザが2人存在する場合もまた、1人のログインユーザであると判断されない。また、本実施形態では、カラオケ装置1に再生が予約されているカラオケ楽曲を予約したユーザが、ユーザ情報をカラオケサービスに登録してないゲストユーザである場合は、ゲストユーザが実際は何人であるかを判別不可能であるため、1人のログインユーザであると判断されない。
ステップS124では、ステップS122においてログインユーザが1人であると判断されたログインユーザが、練習モード再生を設定しているか否かを判断する。ユーザは、ユーザ情報に対応付けて、カラオケ楽曲の練習を希望することを示す練習モード再生の設定が可能である。ユーザは、練習モード再生の実行を希望するか否かを、ユーザ情報に対応付けて設定する。カラオケ楽曲ごとに、練習モード再生を希望するか否かを設定してもよい。具体的には、ステップS124では、1人であると判断された登録ログインユーザのユーザ情報に、練習モード再生の設定がされているか否かが判断される。または、ステップS112において予約指示がありと判断され、ステップS114において再生指示されたカラオケ楽曲について、練習モード再生の設定がされているか否かが判断される。登録ログインユーザのユーザ情報と、再生指示されたカラオケ楽曲との少なくともいずれかに、練習モード再生の設定がされているとき、練習モード再生の設定がされていると判断される。練習モード再生の設定がされていると判断されると(ステップS124:YES)、ステップS128の処理が実行される。練習モード再生の設定がされていると判断されないとき(ステップS124:NO)、ステップS126の処理が実行される。
ステップS126では、リモコン端末3のディスプレイ34に、図5(A)に示すように、練習モード再生を実行することを確認する表示をさせる。リモコン端末3のディスプレイ34に、練習モード再生を実行することを確認する画面が表示されたとき、ユーザは、表示を確認し、練習モード再生の実行を確認する指示を、操作部35により行う。ステップS124において、練習モード再生の設定がされていると判断され、ステップS126において、練習モード再生の実行が確認された場合であっても、ユーザは、練習モード再生の実行を拒否したいとき、ディスプレイ34の表示を確認し、練習モード再生の実行を拒否する指示が、操作部35により指示される。また、ステップS128では、リモコン端末3のディスプレイ34に、図5(B)に示すように、練習モード再生を実行するか否かを、ユーザに判断させる画面を表示させる。ユーザは、表示を見て、練習モード再生を実行するか否かを判断する。ユーザは、練習モード再生を実行するか否かの判断を、操作部35により指示する。ステップS128の処理が実行されたときは、続けてステップS130の処理が実行される。
ステップS130では、リモコン端末3から、ユーザにより指示された練習モード再生を実行するか否かの結果が、送信されたか否かが判断される。練習モード再生を実行するか否かの結果を受信したとき、リモコン端末3から結果が送信されたと判断され(ステップS130:YES)、ステップS132の処理が実行される。練習モード再生を実行するか否かの結果を受信しないとき、リモコン端末3から結果が送信されたと判断されず(ステップS130:NO)、ステップS132の処理が繰り返し実行される。
ステップS132では、練習モード再生を実行する指示がされたか否かが判断される。練習モード再生を実行する指示がされたと判断されると(ステップS132:YES)、ステップS134の処理が実行される。ステップS130において、リモコン端末3から、練習モード再生を実行しないという結果が送信されたとき、練習モード再生を実行する指示がされたと判断されず(ステップS132:NO)、ステップS112の処理が実行される。
ステップS134では、ステップS120において記憶されたカラオケ楽曲の評価結果が、記憶部13の評価情報記憶領域132から読み出される。読み出された評価結果から、評価が低い区間が抽出される。カラオケ楽曲をユーザが歌唱した音程が評価された結果について、ユーザが歌唱した音程が、楽曲に対応付けられた基準の歌唱音程に対して、1度以上の音程差があると評価された音が、定められた区間ごとに5割以下であるとき、その区間が、合格レベルと評価される。合格レベルに満たない区間は、評価が低い区間として抽出される。抽出される区間とは、例えば、カラオケ楽曲のフレーズごと、あるいは、Aメロ、Bメロ、サビなどのメロディ構成部分ごとである。
ステップS136では、ステップS134において抽出された評価が低い区間を再生する指示がされる。再生指示に応じて、練習モード再生として、カラオケ楽曲の評価が低い区間が再生され、ログインユーザに歌唱させる。
ステップS140では、練習モード再生が終了したか否かが判断される。練習モード再生が終了したとは、再生されたカラオケ楽曲について、評価が低い区間の再生がすべて終了したことである。例えば、カラオケ楽曲に、評価が低い区間が複数存在するとき、評価が低い複数の区間すべての再生が終了したか否かが判断される。練習モード再生として、評価が低い区間ごとに、それぞれ複数回の再生が規定されている場合は、評価が低い区間すべてにおいて、規定された回数の再生が終了したか否かが判断される。練習モード再生が終了したと判断されたとき(ステップS140:YES)、ステップS142の処理が実行される。練習モード再生が終了したと判断されないとき(ステップS140:NO)、ステップS136およびステップS140の処理が繰り返し実行される。
ステップS142では、新たに再生するカラオケ楽曲が、リモコン端末3により予約されているか否かが判断される。リモコン端末3により、新たに再生するカラオケ楽曲が予約されていると判断されたとき(ステップS142:YES)、ステップS144の処理が実行される。リモコン端末3により、新たに再生するカラオケ楽曲が予約されていると判断されないとき(ステップS142:NO)、ステップS114の処理が繰り返される。
ステップS144では、カラオケ装置1またはリモコン端末3により、楽曲再生処理を終了する指示がされたか否かが判断される。例えば、カラオケ装置1またはリモコン端末3において、電源をオフにする指示や、ユーザが、カラオケシステムの利用を終了し、楽曲再生装置110が設置された部屋から退出する指示が行われた場合に、楽曲再生処理を終了する指示がされたことが判断される。楽曲再生処理を終了する指示がされたと判断されたとき(ステップS144:YES)、楽曲再生処理が終了される。楽曲再生処理を終了する指示がされたと判断されないとき(ステップS144:NO)、ステップS102の処理が繰り返し実行される。
本実施形態において、ステップS124において練習モード再生の設定がされているか否かに関わらず、ステップS126およびステップS128の処理において、リモコン端末3のディスプレイに練習モード再生を実行するか否かを確認する画面を表示させていたが、これに限らない。練習モード再生が設定されていると判断されたとき(ステップS124:YES)は、ステップS126のリモコン端末3のディスプレイに確認する画面を表示する処理は行わず、ステップS132の練習モード再生の実行を指示するか否かを判断する処理が行われてもよい。さらに、練習モード再生が設定されていると判断されたとき(ステップS124:YES)は、ステップS132の練習モード再生の実行を指示するか否かを判断せず、練習モード再生の実行が指示されてもよい。
本実施形態において、練習モード再生が実行されるときは、直前に再生が指示されたカラオケ楽曲について、練習モード再生が実行されていた。練習モード再生により再生するカラオケ楽曲は、直前に再生が指示されたカラオケ楽曲に限らない。例えば、ログインユーザのユーザ情報と対応付けて、過去に歌唱されたカラオケ楽曲についての歌唱評価の結果が記憶されている場合は、ログインユーザによりリモコン端末3を用いて行われるカラオケ楽曲の再生指示に関わらず、歌唱評価の結果が記憶されているカラオケ楽曲について、練習モード再生による再生が実行されてもよい。または、練習モード再生により再生する楽曲は、ユーザが所望する楽曲を歌唱するために、所定の音について発声練習を行う楽曲であってもよい。
練習モード再生の設定は、カラオケサービスにユーザ情報を登録したログインユーザのユーザ情報と、リモコン端末3により行われるカラオケ楽曲の再生の予約とに必ずしも対応付けて付与されていなくてもよい。ユーザ情報または予約されたカラオケ楽曲に、練習モード再生設定の有無が設定されていない場合は、練習モード再生設定がされていないと判断する。
本実施形態において、ステップS122の処理により、ログインユーザが、1人であると判断されないとき、ステップS124の練習モード再生が設定されているか否かを判断せず、カラオケ楽曲を予約された規則に従って再生する通常再生の処理が実行される。これにより、ログインユーザが、1人であると判断されないときは、練習モード再生の実行が禁止されていた。しかしながら、ログインユーザが、1人であると判断されない場合であっても、ステップS122において、複数のログインユーザが、練習モード再生を希望する登録ログインユーザのみで構成されていると判断される場合は、練習モード再生を希望する複数の登録ログインユーザをまとめて1種類のログインユーザのみであるとして、練習モード再生の実行を許可する処理を行ってもよい。これにより、通常、ログインユーザが、1人であると判断されない場合に、練習モード再生の実行が制限される場合であっても、カラオケシステムを共通に利用する登録ログインユーザの全員が、練習モード再生の実行を希望するとき、練習モード再生の実行を行うことが可能である。
[本発明と実施形態との対応]
本実施形態におけるカラオケ装置1の制御部11により実行される楽曲再生処理のステップS110、またはステップS118の処理が、本発明の評価取得手段、または評価取得ステップの一例である。本実施形態におけるカラオケ装置1の制御部11により実行される楽曲再生処理のステップS106の処理が、本発明のログイン取得手段、またはログイン取得ステップの一例である。本実施形態におけるカラオケ装置1の制御部11により実行される楽曲再生処理のステップS122の処理が、本発明の人数判断手段、または人数判断ステップの一例である。
本実施形態におけるカラオケ装置1の制御部11により実行される楽曲再生処理のステップS122の処理により、ログインユーザが1人でないと判断されるときに、ステップS112の処理を実行される処理が、本発明の練習モードを制限するモード制御手段、またはモード制御ステップの一例である。本実施形態におけるカラオケ装置1の制御部11により実行される楽曲再生処理のステップS122の処理により、ログインユーザが1人であると判断されるときに、ステップS124の処理が実行される処理が、本発明の練習モードを許可するモード制御手段、またはモード制御ステップの一例である。本実施形態におけるカラオケ装置1の制御部11により実行される楽曲再生処理のステップS136の処理が、本発明の再生制御手段、または再生制御ステップの一例である。
1 カラオケ装置
3 リモコン端末
5 サーバ
11 制御部
31 制御部
131 楽曲記憶領域
132 評価情報記憶領域
331 予約情報記憶領域
332 ログイン情報記憶領域
532 ユーザ情報記憶領域
100 楽曲再生システム
110 楽曲再生装置

Claims (6)

  1. ユーザが所望する楽曲についてユーザの歌唱が評価された結果を取得する評価取得手段と、
    楽曲を再生するカラオケサービスにログインするログイン人数を取得するログイン取得手段と、
    前記ログイン取得手段により取得された前記ログイン人数が1人であるか、1人でなく複数人であるかを判断する人数判断手段と、
    前記人数判断手段により前記ログイン人数が1人であると判断されたとき、ユーザが所望する楽曲について歌唱を練習させる練習モードを許可し、前記ログイン人数が1人でないと判断されるとき、前記練習モードを制限するモード制御手段と、
    前記モード制御手段により前記練習モードが許可されたとき、ユーザが所望する楽曲について前記評価された結果が所定レベルより低い部分を再生させる再生制御手段と、
    を備えることを特徴とする楽曲再生装置。
  2. ユーザが所望する楽曲に対応付けて、練習モードを設定するか否かを示す設定情報を取得する設定取得手段を備え、
    前記モード制御手段は、前記人数判断手段により前記ログイン人数が1人であると判断されたとき、前記練習モードを設定することを示す設定情報が対応付けられた楽曲について、前記練習モードを許可する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の楽曲再生装置。
  3. ユーザが所望する楽曲を、所定の順序および規則で再生させる指定を取得する指定取得手段を備え、
    前記モード制御手段は、前記人数判断手段により前記ログイン人数が1人でないと判断されるとき、前記練習モードを制限し、前記指定取得手段により取得された指定に従って、ユーザが所望する楽曲を再生する通常モードを設定し、
    前記再生制御手段は、前記モード制御手段により前記通常モードが設定されたとき、前記指定取得手段により取得された指定に従って、ユーザが所望する楽曲を再生させ、前記モード制御手段により前記練習モードが許可されたとき、ユーザが所望する楽曲について前記評価された結果が所定レベルより低い部分を再生させる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の楽曲再生装置。
  4. ユーザが再生を所望する楽曲を示す楽曲情報と、その所望する楽曲の歌唱を練習する練習モードを設定するか否かを示す設定情報とを取得する取得手段と、
    楽曲の再生が終了したときに、再生が終了した楽曲について、前記人数判断手段による前記ログイン人数の判断結果と、前記設定情報とに従って、前記練習モードを設定するか否かを判断する設定判断手段を備え、
    前記モード制御手段は、前記設定判断手段により前記練習モードが設定されていると判断されたとき、前記練習モードを許可する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の楽曲再生装置。
  5. ユーザが所望する楽曲についてユーザの歌唱が評価された結果を取得する評価取得ステップと、
    楽曲を再生するカラオケサービスにログインするログイン人数を取得するログイン取得ステップと、
    前記ログイン取得ステップにより取得された前記ログイン人数が1人であるか、1人でなく複数人であるかを判断する人数判断ステップと、
    前記人数判断ステップにより前記ログイン人数が1人であると判断されたとき、ユーザが所望する楽曲について歌唱を練習させる練習モードを許可し、前記ログイン人数が1人でないと判断されるとき、前記練習モードを制限するモード制御ステップと、
    前記モード制御ステップにより前記練習モードが許可されたとき、ユーザが所望する楽曲について、前記評価された結果が所定レベルより低い部分を再生させる再生制御ステップと、
    を備えることを特徴とするプログラム。
  6. ユーザが所望する楽曲を選択する選択装置と、その選択された楽曲を再生する再生装置とを含む楽曲再生システムであって、
    ユーザが所望する楽曲についてユーザの歌唱が評価された結果を取得する評価取得部と、
    楽曲を再生するカラオケサービスにログインするログイン人数を取得するログイン取得部と、
    前記ログイン取得部により取得された前記ログイン人数が1人であるか、1人でなく複数人であるかを判断する人数判断部と、
    前記人数判断部により前記ログイン人数が1人であると判断されたとき、ユーザが所望する楽曲について歌唱を練習させる練習モードを許可し、前記ログイン人数が1人でないと判断されるとき、前記練習モードを制限するモード制御部と、
    前記モード制御部により前記練習モードが許可されたとき、ユーザが所望する楽曲について、前記評価された結果が所定レベルより低い部分を前記再生装置に再生させる再生制御部と、
    を備えることを特徴とする楽曲再生システム。
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