JP6115014B2 - 流体循環装置および流体循環装置を用いた医療機器 - Google Patents

流体循環装置および流体循環装置を用いた医療機器 Download PDF

Info

Publication number
JP6115014B2
JP6115014B2 JP2012055330A JP2012055330A JP6115014B2 JP 6115014 B2 JP6115014 B2 JP 6115014B2 JP 2012055330 A JP2012055330 A JP 2012055330A JP 2012055330 A JP2012055330 A JP 2012055330A JP 6115014 B2 JP6115014 B2 JP 6115014B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluid
liquid
chamber
circulation device
pump
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012055330A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013189889A (ja
Inventor
尚洋 松崎
尚洋 松崎
大島 敦
敦 大島
和見 内田
和見 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2012055330A priority Critical patent/JP6115014B2/ja
Priority to EP12183683.7A priority patent/EP2570671B1/en
Priority to CN201210333368.0A priority patent/CN102996395B/zh
Priority to US13/610,419 priority patent/US20130064698A1/en
Publication of JP2013189889A publication Critical patent/JP2013189889A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6115014B2 publication Critical patent/JP6115014B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、流体循環装置および流体循環装置を用いた医療機器に関するものである。
従来、物体の温度を調整する技術として、流体循環装置を用いた技術が知られている(例えば特許文献1)。この技術では、温度を調整しようとする物体(以下、温度調整対象とも呼ぶ)に対して、内部に流体が循環する循環流路を接触させ、循環する流体の熱によって、温度調整対象の温度を調整する。しかし、従来の流体循環装置においては、流体の循環時における圧力が考慮されていないため、流体を安定して循環させることができない場合があるといった問題があった。
特開平8−242463号公報
本発明は、上述した従来の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、流体を安定して循環させることのできる技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために、以下の形態または適用例を取ることが可能である。
[適用例1]
流体を外気に接触させずに循環させる流体循環装置であって、
容積を変更する動作を行なうポンプ室と、
前記ポンプ室への前記流体の流入路である入口流路と、
前記ポンプ室から前記入口流路へ向かう前記流体の流れを抑制または抑止する流体抵抗要素と、
前記ポンプ室からの流体の流出路である出口流路と、
前記出口流路から前記入口流路へ前記流体が循環する流路である循環流路と、
前記流体を加圧する加圧機構と
を備える、流体循環装置。
ポンプ室が動作すると、ポンプ室の流出側(吐出側)と流入側(吸入側)で圧力差が生じる。ポンプ室の流出側(吐出側)と流入側(吸入側)で圧力差が生じると、循環流路が変形し、ポンプ室の前後において流体の体積に偏りが生じる。循環ポンプ110の動作をそのまま継続すると、循環ポンプ110の吸入側において流体の欠乏が進んで負圧となり、流体循環装置において流体を安定して循環させることが困難になるおそれがある。
しかし、この構成によれば、加圧機構によって流体を加圧するので、ポンプ室の流入側における流体の負圧化を抑制することができ、流体を安定して循環させることができる。
[適用例2]
適用例1に記載の流体循環装置であって、さらに、
前記流体循環装置の運転状態を検出する状態検出部を備え、
前記加圧機構は、前記検出された前記運転状態に基づいて、前記流体を加圧する、
流体循環装置。
この構成によれば、運転状態に基づいて、適切に流体を加圧することができる。
[適用例3]
適用例2に記載の流体循環装置であって、
前記状態検出部は、前記運転状態として前記流体の圧力を検出する圧力検出部を含み、
前記加圧機構は、前記検出された流体の圧力に基づいて、前記流体を加圧する、
流体循環装置。
この構成によれば、流体の負圧の程度に応じて、適切な圧力で流体を加圧することができる。
[適用例4]
適用例1から適用例3のいずれか一項に記載の流体循環装置であって、
前記加圧機構は、前記ポンプ室の動作の開始とともに、前記流体を加圧する、
流体循環装置。
この構成によれば、ポンプ室の動作開始後において流体が負圧となっている期間を短縮することができる。
[適用例5]
適用例1から適用例4のいずれか一項に記載の流体循環装置であって、
前記加圧機構は、前記ポンプ室の動作が停止した後に、前記流体の加圧を停止する、
流体循環装置。
この構成によれば、ポンプ室の動作が停止した後に、流体の加圧を停止するので、ポンプ室の動作の停止後に循環流路内に負圧が残留してしまうことを抑制することができる。
[適用例6]
適用例1から適用例5のいずれか一項に記載の流体循環装置であって、さらに、
前記流体を収容する流体収容部を備え、
前記加圧機構は、前記流体収容部に収容されている前記流体を加圧する、
流体循環装置。
この構成によれば、流体を効果的に加圧することができる。
[適用例7]
適用例1から適用例6のいずれか一項に記載の流体循環装置であって、
前記加圧機構は、前記入口流路と前記ポンプ室との間における前記流体を加圧する、
流体循環装置。
この構成によれば、流体循環装置を小型化しつつ、流体を加圧することができる。
[適用例8]
適用例1から適用例7のいずれか一項に記載の流体循環装置を用いた医療機器。
この構成によれば、流体循環装置において流体が安定して循環するので、医療機器の信頼性を向上させることができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能である。例えば、流体を循環させる方法および装置、流体循環システム、それらの方法または装置の機能を実現するための集積回路、コンピュータープログラム、そのコンピュータープログラムを記録した記録媒体等の形態で実現することができる。
本発明の一実施例としての流体噴射システムの概略構成を示す説明図である。 循環ポンプの断面の構成を概略的に示す模式図である。 流体循環装置の動作開始時における処理を示すフローチャートである。 流体循環装置の停止時における処理を示すフローチャートである。 流体循環装置の動作開始時における処理の第2実施例を示すフローチャートである。 第3実施例における循環ポンプの断面の構成を概略的に示す模式図である。 第4実施例における循環ポンプの断面の構成を概略的に示す模式図である。 第5実施例における循環ポンプの断面の構成を概略的に示す模式図である。 圧力検出部の他の例を模式的に示す説明図である。 圧力検出部の他の例を模式的に示す説明図である。 圧力検出部の他の例を模式的に示す説明図である。 加圧機構の他の例を模式的に示す説明図である。 加圧機構の他の例を模式的に示す説明図である。 加圧機構の他の例を模式的に示す説明図である。 加圧機構の他の例を模式的に示す説明図である。 加圧機構の他の例を模式的に示す説明図である。 加圧機構の他の例を模式的に示す説明図である。 加圧機構の他の例を模式的に示す説明図である。 加圧機構の他の例を模式的に示す説明図である。 加圧機構の他の例を模式的に示す説明図である。 加圧機構の他の例を模式的に示す説明図である。
次に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A〜E.第1〜第5実施例:
F.圧力検出部の他の例:
G.加圧機構の他の例:
H.変形例:
A.第1実施例:
図1は、本発明の一実施例としての流体噴射システム10の概略構成を示す説明図である。流体噴射システム10は、流体噴射装置20と、流体噴射装置20を冷却する流体循環装置100とを備えている。流体噴射装置20は、皮膚等の生体組織に対してジェット水流を噴射し、その衝撃エネルギーによって生体組織を剥離、切開するウォータージェットメスである。特に、本実施例の流体噴射装置20は、ジェット水流を断続的に噴射するウォータージェットパルスメスである。
流体噴射装置20は、ジェット水流を噴射する脈動発生部30と、水を収容する流体容器40と、流体容器40に収容されている水を吸い上げて脈動発生部30に供給する供給ポンプ42と、流体容器40と供給ポンプ42とを接続する接続チューブ44と、供給ポンプ42と脈動発生部30とを接続する接続チューブ46とを備えている。
脈動発生部30は、接続チューブ46から供給された水を一時的に貯留する流体室32と、流体室32に貯留された水に対して脈動を与える圧電アクチュエータ34と、流体室32に連通し、圧電アクチュエータ34によって脈動を与えられた水が通過する流体噴射管36と、圧電アクチュエータ34を内部に収容する下ケース38と、流体室32を構成し、下ケース38に接続された上ケース39とを備えている。
圧電アクチュエータ34は、積層型圧電素子であり、圧電素子(ピエゾ素子)の圧電効果を利用してダイアフラムを変形させることによって、流体室32の容積を変化させる。流体室32の容積が小さくなると、流体室32に貯留された水は、流体噴射管36を通って、ジェット水流として外部に噴射される。
流体循環装置100は、流体噴射装置20の圧電アクチュエータ34を冷却する装置であり、循環ポンプ110と、両端が循環ポンプ110に接続された循環流路である液体流路190と、循環ポンプ110を制御する制御部196とを備えている。本実施例では、循環ポンプ110と液体流路190とによって密閉系の循環経路が構成されている。すなわち、流体循環装置100内の流体は、外気に接しない状態で循環する。
液体流路190は、耐圧性及び柔軟性を有するチューブである。耐圧性及び柔軟性を有するチューブとして、例えば、PTFEなどのフッ素系樹脂、ポリイミド系樹脂、PVC系の樹脂などの熱可塑性樹脂や、シリコーンゴムからなる、医療用チューブや一般工業用チューブが適用可能であるが、これらに特に限定されない。本実施例では、液体流路190としてシリコンチューブが採用されている。この液体流路190は、圧電アクチュエータ34に巻き付けられている。このため、圧電アクチュエータ34に生じた熱は、液体流路190の内部を循環する流体(循環流体)に伝わり、圧電アクチュエータ34は冷却される。温度が上昇した循環流体は、液体流路190を循環中に空冷によって冷却される。その他、別途、ラジエータを用いて循環流体を冷却するとしてもよい。本実施例では、熱の交換効率を考慮し、循環流体は液体である。また、流体循環装置100においては液体として水を採用する。
図2は、循環ポンプ110の断面の構成を概略的に示す模式図である。図2(A)は、循環ポンプ110の動作前の状態を、図2(B)は、循環ポンプ110の動作時の状態を示している。循環ポンプ110は、積層型の圧電素子114と、圧電素子114を内部に収容する圧電素子ケース112と、内部に流路が形成された流路ケース140とを備えている。圧電素子114の底部は、圧電素子ケース112に固定されている。圧電素子114の上端には、円形の補強板116が取り付けられており、補強板116の上面には、金属薄板などで形成された円形のダイアフラム118が接着されている。補強板116は、ダイアフラム118の強度を補強している。補強板116の厚さは、ダイアフラム118が圧電素子ケース112の上端面に接するように設定されている。
流路ケース140の下面側(圧電素子ケース112と向かい合う側)には、凹部140Cが形成されており、この凹部140Cには、環状の環状部材120が嵌め込まれている。環状部材120の内径は、ダイアフラム118の外径よりも小さくなっている。圧電素子ケース112と流路ケース140とを向かい合わせてネジ止め等で固定すると、ダイアフラム118は、環状部材120と圧電素子ケース112との間に挟まれ、流路ケース140とダイアフラム118との間の気密は、環状部材120によって確保された状態となる。この結果、流路ケース140の凹部140Cと、環状部材120の内周面と、ダイアフラム118とによって囲まれた空間であるポンプ室130が形成される。このポンプ室130の容積は、圧電素子114が伸長または収縮してダイアフラム118が変形することによって、変化する。
流路ケース140には、さらに、ポンプ室130に液体を導く液室146と、液体流路190の一端に接続され、ポンプ室130内の液体を液体流路190へと導くポンプ吐出流路142と、液体流路190の他端に接続され、液体流路190から供給される液体を液室146へと導くポンプ吸入流路144とが形成されている。なお、本実施例では、ポンプ吐出流路142の途中部分には、ポンプ吐出流路142よりも断面積の大きい吐出側バッファー143が形成されている。この吐出側バッファー143は、ポンプ室130から吐出される液体の脈動を和らげる機能を有する。
液室146は、一端が流路ケース140の上面側(圧電素子ケース112と向かい合う側とは反対側)に開口するとともに、他端がポンプ室130に連通している。液室146とポンプ室130との間には、ポンプ吸入流路144が接続されている。液室146のポンプ室130側の端部には、逆止弁148が設けられている。逆止弁148は、液室146からポンプ室130への液体の流入を許容するとともに、ポンプ室130から液室146への液体の逆流を阻止する。
液室146の側壁には、循環ポンプ110の吸入側の圧力として液室146内の液体の圧力を検出する圧力検出部150が設けられている。圧力検出部150は、液室146内の液体の圧力に応じて変形する弾性膜151と、弾性膜151の変位を検出するひずみセンサー152とを備えている。弾性膜151は、金属膜によって形成されており、液室146内の液体の圧力が負圧(大気圧未満)になると、液室146側に向かって窪むように変形する。ひずみセンサー152は、弾性膜151の変位を検出することによって、液室146内の液体の圧力を検出する。
流路ケ―ス140の上面側に形成された液室146の開口部には、液体収容室160が接続されている。液体収容室160は、ベローズ状の金属薄板で形成されており、内部の容積を変更可能である。
液体収容室160の上部には、液体収容室160を圧縮する(液体収容室160の容積を小さくする)ことによって液体収容室160内の液体を加圧する加圧機構170が設けられている。加圧機構170は、液体収容室160に向かって伸縮する可動部171と、可動部171を伸縮させるアクチュエータ172と、可動部171に取り付けられた板部材173とを備えている。加圧機構170は、循環ポンプ110の動作時において、液体の圧力が負圧になっていることが検出されると、アクチュエータ172によって可動部171を伸長させ、板部材173を液体収容室160に対して押し付けることにより、液体収容室160内の液体を加圧する(図2(B)。なお、本実施例では、アクチュエータ172は、ソレノイドアクチュエータである。また、加圧機構170と液体収容室160との位置関係は、固定されている。
以上の構成の流体循環装置100において、液体収容室160内の液体を加圧する理由について説明する。循環ポンプ110が動作すると、循環ポンプ110の吐出側と吸入側で圧力差が生じる。循環ポンプ110の吐出側と吸入側で圧力差が生じると、液体流路190が変形し、循環ポンプ110の前後において液体の体積に偏りが生じる。循環ポンプ110の動作をそのまま継続すると、循環ポンプ110の吸入側において液体の欠乏が進んで負圧となり、流体循環装置100において液体を安定して循環させることが困難になるおそれがある。そこで、本実施例では、上述したように、加圧機構170によって液体を加圧し、循環ポンプ110の吸入側における液体の負圧化を抑制する。
図3は、流体循環装置100の動作開始時における処理を示すフローチャートである。循環ポンプ110が動作を開始する、すなわち、圧電素子114が駆動を開始する(ステップS100)と、制御部196は、圧力検出部150からの信号に基づいて、循環ポンプ110の吸入側の圧力を測定する(ステップS110)。循環ポンプ110の吸入側の圧力が所定値以上(本実施例では大気圧以上)であった場合には(ステップS120:Yes)、制御部196は、処理を終了する。
一方、循環ポンプ110の吸入側の圧力が所定値未満(本実施例では大気圧未満)であった場合には(ステップS120:No)、制御部196は、加圧機構170に対して、液体収容室160内の液体の加圧を開始する旨の指令(加圧指令)を送信する(ステップS)。加圧機構170は、加圧制御部180からの加圧指令を受信すると、アクチュエータ172を駆動して可動部171を所定の長さまで伸長させ、液体収容室160内の液体を加圧する(ステップS130)。可動部171が所定の長さまで伸長した後、制御部196は、再びステップS110に移行し、循環ポンプ110の吸入側の圧力を測定する。このようにして、循環ポンプ110の吸入側の圧力が所定値以上となるまで、加圧機構170による加圧が行なわれる。
図4は、流体循環装置100の停止時における処理を示すフローチャートである。ステップS200では、制御部196は、循環ポンプ110の動作を停止する信号を受信したか否かを判断する。制御部196は、循環ポンプ110の動作を停止する信号を受信した場合には、圧電素子114に対する電力の供給を停止することによって、循環ポンプ110の動作を停止させる(ステップS210)。制御部196は、循環ポンプ110の動作を停止させた後に、加圧機構170に対して、液体収容室160内の液体の加圧を停止する旨の指令(加圧停止指令)を送信し、液体収容室160に対する加圧を停止させる。
このように、本実施例では、加圧機構170によって液体を加圧するので、循環ポンプ110の吸入側における液体の負圧化を抑制することができ、この結果、流体を安定して循環させることができる。また、本実施例では、循環ポンプ110の動作を停止させた後に、液体の加圧を停止するので、循環ポンプ110の動作の停止後に液体流路190内に負圧が残留してしまうことを抑制することができる。さらに、本実施例では、液体収容室160に対して加圧を行なうので、効果的に液体を加圧することができる。
B.第2実施例:
図5は、流体循環装置100の動作開始時における処理の第2実施例を示すフローチャートである。図3に示した第1実施例との違いは、加圧機構170が、循環ポンプ110の動作が開始された後に、循環ポンプ110の吸入側の圧力を測定せずに、加圧を開始する点であり、他の構成は第1実施例と同じである。
循環ポンプ110が動作を開始する(ステップS100b)と、制御部196は、加圧機構170に対して、液体収容室160内の液体の加圧を開始する旨の指令(加圧指令)を送信する(ステップS110b)。加圧機構170は、加圧制御部180からの加圧指令を受信すると、アクチュエータ172を駆動して可動部171を所定の長さまで伸長させ、液体収容室160内の液体を加圧する(ステップS120b)。
可動部171が所定の長さまで伸長した後、制御部196は、圧力検出部150からの信号に基づいて、循環ポンプ110の吸入側の圧力を測定する(ステップS130b)。循環ポンプ110の吸入側の圧力が所定値以上(本実施例では大気圧以上)であった場合には(ステップS140b:Yes)、制御部196は、処理を終了する。
一方、循環ポンプ110の吸入側の圧力が所定値未満(本実施例では大気圧未満)であった場合には(ステップS140b:No)、制御部196は、加圧機構170に対して、加圧指令を再び送信する(ステップS110b)。加圧機構170は、加圧制御部180からの加圧指令を受信すると、アクチュエータ172を駆動して可動部171をさらに伸長させ、液体収容室160内の液体をさらに加圧する(ステップS120b)。このようにして、循環ポンプ110の吸入側の圧力が所定値以上となるまで、加圧機構170による加圧が行なわれる。
このように、本実施例では、循環ポンプ110の動作の開始とともに、液体収容室160内の液体の加圧を開始するので、第1実施例と同様の効果を奏するとともに、循環ポンプ110の吸入側において液体が負圧化している期間を短縮することができる。
なお、本実施例において、圧力検出部150を省略し、図5におけるステップS130b、S140bの処理を省略することとしてもよい。この場合には、液体収容室160内の液体を十分に加圧できるように、可動部171の伸長する長さをあらかじめ設定しておけばよい。
C.第3実施例:
図6は、第3実施例における循環ポンプ110cの断面の構成を概略的に示す模式図である。図2に示した第1実施例との違いは、吐出側バッファー143が省略されているという点だけであり、他の構成は第1実施例と同じである。吐出側バッファー143を省略した構成としても、第1実施例と同様に、循環ポンプ110cの吸入側における液体の負圧化を抑制することができ、流体を安定して循環させることができる。
D.第4実施例:
図7は、第4実施例における循環ポンプ110dの断面の構成を概略的に示す模式図である。図2に示した第1実施例との違いは、液体収容室160の代わりに、ポンプ吸入流路144とポンプ室130との間に弾性流路145が設けられている点であり、他の構成は第1実施例と同じである(図7(A))。
弾性流路145は、ポンプ吸入流路144よりも内径の大きい弾性変形可能な円筒状の部材であり、本実施例ではシリコンで形成されたシリコンチューブであるが、このほかにも、PTFEなどのフッ素系樹脂、ポリイミド系樹脂、PVC系の樹脂などの熱可塑性樹脂からなる医療用チューブや、一般工業用チューブを使用してもよい。加圧機構170は、循環ポンプ110の吸入側の圧力が所定値未満であった場合には、板部材173を弾性流路145に押し付けることによって、弾性流路145内の液体を加圧する(図7(B))。
このように、弾性流路145内の液体を加圧しても、第1実施例と同様に、循環ポンプ110dの吸入側における液体の負圧化を抑制することができ、流体を安定して循環させることができる。さらに、本実施例によれば、液体収容室160を省略することもできるので、装置を小型化しつつ、液体を加圧することができる。
なお、ポンプ吸入流路144とポンプ室130との間には、弾性流路145の代わりに、一面がダイアフラムで形成された流路を形成し、そのダイアフラムを加圧機構170によって加圧することによって、ポンプ吸入流路144とポンプ室130との間における液体を加圧してもよい。
E.第5実施例:
図8は、第5実施例における循環ポンプ110eの断面の構成を概略的に示す模式図である。図7に示した第4実施例との違いは、吐出側バッファー143が省略されているという点だけであり、他の構成は第4実施例と同じである。吐出側バッファー143を省略した構成としても、第4実施例と同様に、循環ポンプ110eの吸入側における液体の負圧化を抑制することができ、体を安定して循環させることができる。
F.圧力検出部の他の例:
図9〜11は、圧力検出部の他の例を模式的に示す説明図である。上記実施例における圧力検出部は、流体循環装置内における液体の圧力を検出することができる構成であればよく、以下で説明する例のように、種々の構造や仕組みを採用することができる。
図9に示した圧力検出部150bは、液体の圧力に応じて変形する弾性膜151bと、弾性膜151bの変形とともに移動する変位検出部152bとを備えている。圧力検出部150bは、変位検出部152bの変位を接点検知によって検出することによって、液体の圧力を検出する。
図10に示した圧力検出部150cは、液体の圧力に応じて変形する弾性膜151cと、弾性膜151cにレーザーを照射することによって弾性膜151の変位を検出するレーザードップラー計測器152cとを備えている。この構成によれば、弾性膜151cに接触することなく、液体の圧力を検出することができる。また、この構成によれば、弾性膜151cの材質は制限されることなく、例えば樹脂によって形成されていてもよい。
図11に示した圧力検出部150dは、液体の圧力に応じて変形する金属製弾性膜151dと、金属製弾性膜151dに対向して配置された検出部152dとを備えている。圧力検出部150dは、金属製弾性膜151dと検出部152dとの間における静電容量の変化に基づいて、金属製弾性膜151dの変位を検出し、液体の圧力を検出する。
G.加圧機構の他の例:
図12〜19は、加圧機構の他の例を模式的に示す説明図である。上記実施例における加圧機構は、流体循環装置100内の液体を加圧することができる構成であればよく、以下で説明する例のように、種々の構造や仕組みを採用することができる。
図12に示した加圧機構170bは、液体収容室160の上部に設けられ、弾性膜によって形成された弾性室171bと、図示しない送風機から送風された気体(例えば空気)を弾性室171bに送り込む送風管172bとを備えている。弾性室171b内に空気が送り込まれると、弾性室171bは膨張し、液体収容室160内の液体が加圧される。なお、空気の代わりに液体を弾性室171bに送り込んでもよい。
図13に示した加圧機構170cは、液体収容室160を内部に収容するケース171cと、図示しない送風機から送風された気体(例えば空気)をケース171cに送り込む送風管172cとを有している。加圧機構170cは、ケース171c内に気体を送り込むことによって、液体収容室160内の液体を加圧する。なお、空気の代わりに液体をケース171cに送り込んでもよい。
図14に示した加圧機構170dは、軸部材171dと、軸部材171dに取り付けられた楕円形部材172dと、楕円形部材172dと液体収容室160との間に配置された板部材173とを備えている。加圧機構170dは、図示しないアクチュエータによって軸部材171dを回転させることによって、楕円形部材172dを回転させ、楕円形部材172dの長径部分によって液体収容室160を圧縮する。この結果、液体収容室160内の液体が加圧される。なお、軸部材171dとしてボールねじを採用し、ボールねじの直線運動を、楕円形部材172dの回転運動に変換して、液体収容室160を圧縮してもよい。
次に、弾性流路145を変形させて(外部から潰して)液体を加圧する場合における加圧機構の例について説明する。
図15に示した加圧機構170eは、弾性流路145に向かって伸縮する可動部171eと、可動部171eを伸縮させるアクチュエータ172eと、可動部171eに取り付けられた円形部材173eとを備えている。加圧機構170eは、アクチュエータ172eによって可動部171eを伸長させ、円形部材173eを弾性流路145に対して押し付けることにより、弾性流路145内の液体を加圧する。この例では、円形部材173eが弾性流路145に押し付けられるので、弾性流路145に傷がつくのを抑制することができる。
図16に示した加圧機構170fは、図15に示した加圧機構170eの構成に加えて、アクチュエータ172fが弾性流路145に平行に移動可能であり、円形部材173fを回転させつつ弾性流路145を変形させることができる。なお、アクチュエータ172fの移動は、例えば、リニアモーターを利用することによって実現することができる。
図17に示した加圧機構170gは、軸部材171gと、軸部材171gに取り付けられた楕円形部材172gとを備えている。加圧機構170gは、図14に示した加圧機構170dと同様に、楕円形部材172gを回転させることによって、弾性流路145を変形させて、液体を加圧する。また、図14に示した加圧機構170dと同様に、軸部材171gとしてボールねじを採用してもよい。
図18に示した加圧機構170hは、弾性流路145に向かって伸縮する複数の可動部171hと、複数の可動部171eを伸縮させるアクチュエータ172hと、複数の可動部171hのそれぞれに取り付けられた複数の円形部材173hとを備えている。このように、加圧機構は、弾性流路145の複数の箇所を変形させる構成であってもよい。
図19に示した加圧機構170iは、弾性流路145に向かって伸縮する可動部171iと、可動部171iを伸縮させるアクチュエータ172iと、可動部171iに取り付けられた弾性部材173iとを備えている。この例では、弾性部材173iが弾性流路145に押し付けられるので、弾性流路145に傷がつくのを抑制することができる。弾性部材173iは、例えば、ゴム等で形成された部材であってもよく、また、内部に液体や気体が封止されたフィルムパック等であってもよい。
図20に示した加圧機構170jは、弾性流路145の上部に設けられ、弾性膜によって形成された弾性室171jと、図示しない送風機から送風された気体(例えば空気)を弾性室171jに送り込む送風管172jとを備えている。弾性室171j内に空気が送り込まれると、弾性室171jは膨張し、弾性流路145が加圧される。なお、空気の代わりに液体を弾性室171jに送り込んでもよい。
図21に示した加圧機構170kは、弾性流路145を内部に収容するケース171kと、図示しない送風機から送風された気体(例えば空気)をケース171kに送り込む送風管172kとを有している。加圧機構170kは、ケース171k内に気体を送り込むことによって、弾性流路145を加圧する。なお、空気の代わりに液体をケース171kに送り込んでもよい。
H.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
H1.変形例1:
上記実施例では、流体循環装置100は、流体噴射装置20(ウォータージェットメス)の圧電アクチュエータ34を冷却するために利用されている。しかし、流体循環装置100は、ウォータージェットメス以外の他の医療機器の温度を調整するために利用されてもよい。例えば、流体循環装置100は、医療用ドリルのモーター部や、超音波によって歯石を除去する超音波スケーラーの超音波発生部等の温度を調整するために利用されてもよい。また、流体循環装置100は、発熱部を冷却するために用いる場合に限らず、物体を加熱する場合に用いてもよい。例えば、人体の一部を加熱または保温する場合に用いることができる。この場合には、上記流体循環装置100に、別途、循環流体を加熱する加熱部を設けることにより実現することができる。特に安全性を重視する医療機器においては、上述した実施例および変形例の流体循環装置100は、安定した循環効率を確保することができるため、医療機器に適用することが可能である。
H2.変形例2:
上記実施例では、流体循環装置100を循環する流体として液体、特に水を採用したが、それに限ることなく、種々の流体を採用することができる。例えば、気体として、窒素や二酸化炭素を採用してもよい。また、液体として、水の他に、油、プロピレングリコール、エチレングリコール、グリセリンなどを採用してもよく、熱交換可能な液体であれば液体の種類に限定されない。
H3.変形例3:
上記実施例では、液体収容室160は、ベローズ状の金属薄板で形成されていたが、それに限ることなく、例えば、ダイアフラムを有する筐体や、フィルムパックを採用してもよい。その他、弾性の袋状のゴムパックなど、収容される液体の量に応じて変形可能な液体収容室を採用してもよい。このような液体収容室を採用しても、上記実施例と同様の効果を得ることができる。
H4.変形例4:
上記実施例では、動作素子として圧電素子を採用したが、それに限らず種々の素子を採用してもよい。例えば、電歪素子、電磁アクチュエータ、静電アクチュエータ、誘電型ポリアクチュエータなどの駆動素子を用いることができる。これらの駆動素子を採用しても、上記実施例と同様の効果を得ることができる。また、上記実施例では、圧電素子として、積層型のものを採用したが、他に、結晶単体の圧電素子や、モノモルフ型や、バイモルフ型の圧電素子を採用してもよい。
H5.変形例5:
上記実施例では、流体抵抗要素として逆止弁148を採用したが、それに限らず、ポンプ室130から液室146への液体の流れ(逆流)を抑制することのできる種々の流体抵抗要素を採用することができる。例えば、流体抵抗要素として、逆止弁を用いずに、液室146からポンプ室130へ向かって径が縮小された流路を設けてもよい。
H6.変形例6:
上記実施例では、流体循環装置100は、圧力検出部150によって液体の圧力を検出し、その検出された圧力に基づいて、液体を加圧している。しかし、流体循環装置100は、液体の圧力を検出する代わりに、弾性流路145や液体流路190の径の変位を検出し、その径の変位に基づいて、液体を加圧してもよい。弾性流路145や液体流路190の径の検出には、加圧機構170を用いてもよい。
また、流体循環装置100内の液体が負圧になると、液体の循環が不安定になり、圧電素子114が加熱される。したがって、圧電素子114の近傍に温度センサーを設け、圧電素子114の温度に基づいて液体を加圧して、液体の負圧化を抑制してもよい。すなわち、流体循環装置100は、液体の圧力に限らず、弾性流路145の径や圧電素子114の温度等の、流体循環装置100の運転状態を検出し、その検出された運転状態に基づいて、液体を加圧してもよい。
H7.変形例7:
上記実施例では、加圧機構170は、液体収容室160や弾性流路145内の液体を加圧している。しかし、加圧機構170は、ポンプ室130内とは異なる箇所における液体を加圧すればよい。また、加圧機構170は、液体収容室160や弾性流路145の中央付近を圧縮する必要はなく、これらの中央付近以外の箇所を圧縮してもよい。また、液体収容室160は、液室146の開口部に接続されていなくてもよく、ポンプ吸入流路144とポンプ室130との間に接続されていればよい。
10…流体噴射システム
20…流体噴射装置
30…脈動発生部
32…流体室
34…圧電アクチュエータ
36…流体噴射管
38…下ケース
39…上ケース
40…流体容器
42…供給ポンプ
44…接続チューブ
46…接続チューブ
100…流体循環装置
110…循環ポンプ
110c…循環ポンプ
110d…循環ポンプ
110e…循環ポンプ
112…圧電素子ケース
114…圧電素子
116…補強板
118…ダイアフラム
120…環状部材
130…ポンプ室
140…流路ケース
140C…凹部
142…ポンプ吐出流路
143…吐出側バッファー
144…ポンプ吸入流路
145…弾性流路
146…液室
148…逆止弁
150…圧力検出部
150b…圧力検出部
150c…圧力検出部
150d…圧力検出部
151…弾性膜
151b…弾性膜
151c…弾性膜
151d…金属製弾性膜
152…ひずみセンサー
152b…変位検出部
152c…レーザードップラー計測器
152d…検出部
160…液体収容室
170…加圧機構
170b…加圧機構
170c…加圧機構
170d…加圧機構
170e…加圧機構
170f…加圧機構
170g…加圧機構
170h…加圧機構
170i…加圧機構
170j…加圧機構
170k…加圧機構
171…可動部
171b…弾性室
171c…ケース
171d…軸部材
171e…可動部
171g…軸部材
171h…可動部
171i…可動部
171j…弾性室
171k…ケース
172…アクチュエータ
172b…送風管
172c…送風管
172d…楕円形部材
172e…アクチュエータ
172f…アクチュエータ
172g…楕円形部材
172h…アクチュエータ
172i…アクチュエータ
172j…送風管
172k…送風管
173…板部材
173e…円形部材
173f…円形部材
173h…円形部材
173i…弾性部材
180…加圧制御部
190…液体流路
196…制御部

Claims (7)

  1. 循環ポンプと循環流路とを備え、流体を外気に接触させずに循環させる流体循環装置であって、
    前記循環ポンプは、
    容積を変更する動作を行なうポンプ室と、
    前記ポンプ室に液体を導く流体室と、
    前記流体室への前記流体の流入路である入口流路と、
    前記ポンプ室から前記流体室へ向かう前記流体の流れを抑制または抑止する流体抵抗要素と、
    前記ポンプ室からの流体の流出路である出口流路と、
    前記流体室内の流体を加圧するための加圧機構と、
    を備え、
    前記循環流路は、前記出口流路から前記入口流路へ前記流体が循環する流路であり、
    前記加圧機構は、前記ポンプ室の動作の開始とともに、前記流体を加圧する、
    流体循環装置。
  2. 請求項1に記載の流体循環装置であって、さらに、
    前記流体循環装置の運転状態を検出する状態検出部を備え、
    前記加圧機構は、前記検出された前記運転状態に基づいて、前記流体を加圧する、
    流体循環装置。
  3. 請求項2に記載の流体循環装置であって、
    前記状態検出部は、前記運転状態として前記流体の圧力を検出する圧力検出部を含み、
    前記加圧機構は、前記検出された流体の圧力に基づいて、前記流体を加圧する、
    流体循環装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の流体循環装置であって、
    前記加圧機構は、前記ポンプ室の動作が停止した後に、前記流体の加圧を停止する、
    流体循環装置。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の流体循環装置であって、さらに、
    前記流体を収容し、前記流体室に接続された流体収容部を備え、
    前記加圧機構は、前記流体収容部に収容されている前記流体を加圧することによって、前記流体室内の流体を加圧する
    流体循環装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の流体循環装置であって、
    前記加圧機構は、前記入口流路と前記ポンプ室との間における前記流体を加圧する、
    流体循環装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の流体循環装置を用いた医療機器。
JP2012055330A 2011-09-13 2012-03-13 流体循環装置および流体循環装置を用いた医療機器 Active JP6115014B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012055330A JP6115014B2 (ja) 2012-03-13 2012-03-13 流体循環装置および流体循環装置を用いた医療機器
EP12183683.7A EP2570671B1 (en) 2011-09-13 2012-09-10 Fluid feed pump, fluid circulation device, medical device and electronic device
CN201210333368.0A CN102996395B (zh) 2011-09-13 2012-09-10 送液泵、液体循环装置、医疗设备和电子设备
US13/610,419 US20130064698A1 (en) 2011-09-13 2012-09-11 Fluid feed pump, fluid circulation device, medical device and electronic device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012055330A JP6115014B2 (ja) 2012-03-13 2012-03-13 流体循環装置および流体循環装置を用いた医療機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013189889A JP2013189889A (ja) 2013-09-26
JP6115014B2 true JP6115014B2 (ja) 2017-04-19

Family

ID=49390399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012055330A Active JP6115014B2 (ja) 2011-09-13 2012-03-13 流体循環装置および流体循環装置を用いた医療機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6115014B2 (ja)

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57177485A (en) * 1981-04-22 1982-11-01 Sharp Kk Ripple removing device in liquid feeder
JPS6067790A (ja) * 1983-09-21 1985-04-18 Tokyo Rika Kikai Kk 液体クロマトグラフイ−等の高圧定量ポンプ装置
JPS62114494U (ja) * 1986-01-09 1987-07-21
WO1999020898A2 (en) * 1997-10-22 1999-04-29 Shurflo Pump Manufacturing Co. Pumps and drive and valve assemblies useful in same
JP2000265964A (ja) * 1999-03-17 2000-09-26 Kasei Optonix Co Ltd 小型ポンプ
JP2002188876A (ja) * 2000-12-20 2002-07-05 Hitachi Ltd 液冷システムおよびこれを用いたパーソナルコンピュータ
JP2002202061A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 小型ポンプ及び冷却システム
JP2002322986A (ja) * 2001-02-21 2002-11-08 Seiko Epson Corp ポンプ
US6623256B2 (en) * 2001-02-21 2003-09-23 Seiko Epson Corporation Pump with inertance value of the entrance passage being smaller than an inertance value of the exit passage
JP2010209921A (ja) * 2003-06-17 2010-09-24 Seiko Epson Corp ポンプ
JP4678135B2 (ja) * 2003-06-17 2011-04-27 セイコーエプソン株式会社 ポンプ
JP2006070895A (ja) * 2004-08-03 2006-03-16 Seiko Epson Corp ポンプシステム
JP4544114B2 (ja) * 2004-12-22 2010-09-15 パナソニック電工株式会社 ダイヤフラムポンプ液体吐出制御装置
KR100873554B1 (ko) * 2004-12-22 2008-12-12 마쯔시타 일렉트릭 워크, 리미티드 액체 토출 제어장치
JP2006196714A (ja) * 2005-01-13 2006-07-27 Mitsumi Electric Co Ltd 電子部品冷却装置
US8449500B2 (en) * 2007-11-16 2013-05-28 Baxter International Inc. Flow pulsatility dampening devices for closed-loop controlled infusion systems
JP5172501B2 (ja) * 2008-07-03 2013-03-27 シャープ株式会社 マイクロポンプ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013189889A (ja) 2013-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8905940B2 (en) Flow rate control valve and blood pressure information measurement device including the same
US9243619B2 (en) Liquid feed pump and circulation pump with detection units to detect operating states of the pumps
EP2570671B1 (en) Fluid feed pump, fluid circulation device, medical device and electronic device
US9005226B2 (en) Fluid ejection device and method to control fluid ejection device
JP4678135B2 (ja) ポンプ
JP5342770B2 (ja) 超音波探触子を能動的に冷却するためのシステム及び方法
JP6119197B2 (ja) 液体供給装置、液体供給装置の制御方法、医療機器システム
US20140134001A1 (en) Fluid supply apparatus
JP5776447B2 (ja) 噴射した流体によって生体組織を切除するための流体噴射装置に接続して用いられる制御装置および切除装置
KR102137728B1 (ko) 고강도 집속 초음파 발생 장치
JP6627992B2 (ja) 流体制御装置および血圧計
JP6115014B2 (ja) 流体循環装置および流体循環装置を用いた医療機器
US20150289895A1 (en) Fluid ejection device and fluid ejecton method
JP2010242764A (ja) ポンプ
JP2006320497A (ja) 超音波診断装置
KR102400997B1 (ko) 초음파 프로브 및 그 작동 방법과 거치대
US9782194B2 (en) Medical apparatus system and liquid supply device
US20130243616A1 (en) Liquid circulating device and medical apparatus
US20150289897A1 (en) Fluid ejection device
JP2006325556A (ja) 加圧装置、培養装置及び加圧容器
JP6015042B2 (ja) 流体循環装置
JP2013213447A (ja) 流体循環装置、冷却装置、医療機器および流体循環装置の安定動作方法
US9566796B2 (en) Liquid supply device and liquid ejection device
JP2012047071A (ja) 流体噴射装置、流体噴射装置を用いた医療器具
JP2017100082A (ja) 液体噴射装置、プログラム、制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150219

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160202

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170306

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6115014

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150