JP2002188876A - 液冷システムおよびこれを用いたパーソナルコンピュータ - Google Patents
液冷システムおよびこれを用いたパーソナルコンピュータInfo
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Abstract
素子等の高発熱体を低消費電力で冷却することができる
冷却システム或いは当該構造を備えたパーソナルコンピ
ュータを提供する。 【解決手段】往復動式ポンプ、受熱ジャケット、放熱パ
イプ、これらの部品を接続する接続パイプを閉ループに
配置して冷却液を充填し、ポンプの部材の往復動による
容積変化をΔVp、容積変化ΔVpの時に生じる圧力を
P、圧力Pを与えたときに生じるポンプを除く液冷シス
テムの容積変化をΔVsと定義した場合に、ΔVsをΔ
Vp以上にする。
Description
液冷システムに係わり、特に超小型・薄型構造に好適な
液冷システムに関する。
半導体装置は、動作時に発熱する。特に近年の高集積半
導体は発熱量が増大している。半導体はある温度を超え
ると半導体としての機能が失われるため、発熱量の大き
い半導体装置はこれを冷却する必要がある。
ては、熱伝導によるもの、空冷によるもの、ヒートパイ
プを用いるもの、液冷によるものが知られている。
機器外部に至る放熱経路に熱伝導率の大きい材料を用い
ることにより達成される。この方法は半導体装置の発熱
量が比較的小さく、またノート型パーソナルコンピュー
タのようにコンパクトな電子機器に適している。
部に設け、半導体装置を強制対流冷却することにより達
成される。この方法はある程度の発熱量がある半導体装
置の冷却に広く用いられており、送風装置を小型・薄型
化することにより、パーソナルコンピュータにも適用さ
れている。
封入した冷媒により熱を電子装置外部に運ぶもので、特
開平1―84699号公報、特開平2―244748号
公報に記載されている。この方法は、送風装置のように
電力を消費する部品を用いないため効率がよく、熱伝導
による冷却をさらに高効率化したものである。しかしこ
の方法は輸送できる熱に限界があった。
置の冷却に適しており、具体的な方法が特開平5―33
5454号公報、特開平6―97338号公報、特開平
6―125188号公報、特開平10―213370号
公報に記載されている。しかし従来の液冷システムは大
型コンピュータにその用途が限られていた。これは、液
冷システムがポンプや配管系、放熱フィンなど多くの冷
却専用の部品を必要とするので装置が大型になること、
液体を冷却に用いることに対する信頼性確保が他の方法
に比べて難しいことによる。また、液冷を必要とするほ
ど発熱の大きい半導体装置は大型コンピュータ以外では
用いられていなかったこともその理由の一つである。
冷を適用する技術は特開平6―266474号公報に記
載されている。この公知例では、半導体装置に取り付け
たヘッダとこれと離れたところに位置する放熱パイプを
フレキシブルチューブで連結し、熱をその中を流れる液
体を介して輸送して冷却するものである。
ナルコンピュータ、サーバ、ワークステーションなどの
電子機器に用いられる半導体装置の発熱量が飛躍的に大
きくなっており、近年の電子機器、特にノート型パーソ
ナルコンピュータのように一層の小型・薄型化が求めら
れる電子機器に適用するには、前記公知例を適応しただ
けでは充分でない。
機器に用いられる半導体素子等の高発熱体を低消費電力
で冷却することができる冷却システム或いは当該構造を
備えたパーソナルコンピュータを提供することにある。
型の効率の良い液冷システム或いは小型・薄型パソコン
特有の冷却システムを備えたパーソナルコンピュータを
構成することにより達成される。
が必須であるが、通常用いられる回転式のポンプでは、
超小型・薄型化と低消費電力化の面で実現が困難であ
る。このため、部材の往復動により液体を加圧するポン
プを用いることが有効である。しかし、往復動式ポンプ
を用いる場合でも、効率的に冷却できる低消費電力のシ
ステムを構成するためには以下の条件を満たす必要があ
る。
ポンプと、前記冷却液が供給され発熱体から熱を受ける
受熱ジャケットと、前記受熱ジャケットを経た冷却液が
供給され熱を放熱する放熱パイプと、前記放熱パイプを
経た冷却液が前記ポンプに循環する経路と、を有し、前
記冷却液が閉塞された流路を循環する液冷システムであ
って、前記ポンプが脈流を吐出する際の内部の容積変化
をΔVp、前記容積変化に伴って生じる圧力をPとし、前
記圧力Pによる前記ポンプ部を除く冷却液流路の容積変
化をΔVsとしたときに、ΔVsはΔVp以上になることを特
徴とする。
の部材の往復運動により前記脈流を吐出し、前記ポンプ
の部材の往復動がダイアフラムのたわみによりもたらさ
れるものであることができる。このダイアフラム自体あ
るいはダイアフラムの駆動源はピエゾ素子であること
が、小型・低消費電力・低騒音等の観点からより好まし
い。これにより、小型・薄型のコンピュータであって
も、冷却液運搬流量を確保でき、効率的な冷却を図るこ
とができる。
イプの少なくとも一部分にゴムパイプあるいは樹脂パイ
プを用い、前記樹脂またはゴムパイプの表面を、金属膜
で覆う或いは金属膜で覆われた樹脂シートで覆うように
すると、ゴム或いは樹脂通して冷却液が拡散して大気へ
の放出を抑制できると共に効率的に熱を伝導させること
ができる。
保有する冷却液の容積変化がΔVp以上であるアキュム
レータを有することが圧力の管理の観点等から好まし
い。
有して保有量を変動できる構造になっている。例えば、
自身の変形によって保有量を変更するものであることが
できる。或いは、内部に気体を併せて保有する構造であ
ってもよい。
樹脂を構成材料とし、圧力変化により可動するようにす
る。または、金属ベローズ構造を用いることができる。
または、ピストン機構を用いることもできる。
液は大気圧より高い圧力に加圧されていることがこのま
しい。
冷却液が供給される供給口と前記冷却水を排出する排出
口とを備え、内部に前記冷却液と気体とを保持する。前
記アキュムレータは、前記冷却液の経路において、受熱
ジャケット或いは/及び放熱パイプに対して直列に配置
されていることが好ましい。
ルコンピュータとしては、例えば、半導体素子と、信号
入力部と、表示装置と、を備え、冷却液を脈流として供
給するポンプと、前記冷却液が供給され前記半導体素子
で生じる熱を受ける受熱ジャケットと、前記受熱ジャケ
ットを経た冷却液が供給され熱を放熱する放熱パイプ
と、前記放熱パイプを経た冷却液が前記ポンプに循環す
る経路と、を有し、前記冷却液が閉塞された流路を循環
する液冷システムと、を備えたパーソナルコンピュータ
であって、前記ポンプが脈流を吐出する際の内部の容積
変化をΔVp、前記容積変化に伴って生じる圧力をPと
し、前記圧力Pによる前記ポンプ部を除く冷却液流路の
容積変化をΔVsとしたときに、ΔVsはΔVp以上になるよ
うにすることができる。
おいては、半導体素子と、信号入力部とを備える本体
と、前記第一の部材と可動部機構を介して連絡する表示
部を備えた表示装置と、冷却液を脈流として吐出するポ
ンプと、前記本体に配置され、前記冷却液が供給され前
記半導体素子で生じる熱を受ける受熱ジャケットと、前
記表示装置の前記表示部の背面に前記受熱ジャケットを
経た冷却液が供給され熱を放熱する放熱パイプと、前記
放熱パイプを経た冷却液が前記ポンプに循環する経路
と、を有し、前記冷却液が閉塞された流路を循環する液
冷システムと、を備えたパーソナルコンピュータであっ
て、前記表示装置は、前記冷却液の流路に、前記流路を
流れる冷却液が供給される供給口と前記供給された冷却
液を排出する排出口とを備え、内部に前記冷却液と気体
とを保持するアキュムレータを備え、前記ポンプからの
脈流の吐出に対応して、前記アキュムレータ内に保持さ
れる冷却液量を変化させるようにする。
素子と、信号入力部と、表示装置と、ピエゾ素子を有す
るダイヤフラムの往復運動を用いて冷却液を脈流として
吐出ポンプと、前記冷却液が供給され前記半導体素子で
生じる熱を受ける受熱ジャケットと、前記受熱ジャケッ
トを経た冷却液が供給され熱を放熱する放熱パイプと、
前記放熱パイプを経た冷却液が供給され供給口と前記供
給された冷却液を排出する排出口とを備え、内部に前記
冷却液と気体とを保持するアキュムレータと、前記アキ
ュムレータを経た冷却液が前記ポンプに循環する経路
と、を有し、前記冷却液が閉塞された流路を循環する液
冷システムと、を備えたパーソナルコンピュータであっ
て、前記ポンプからの脈流の吐出に対応して、前記アキ
ュムレータ内に保持される冷却液量を変化させるように
する。
る冷却システムの流路を図13に示す。流路はポンプ1
と接続パイプ3から構成され、内部には冷却液が充填さ
れている。接続パイプ3はポンプの出口と入口の両方に
接続され閉ループとなっている。ポンプ1は往復動を行
うダイヤフラム8と逆止弁9a、9b、及びケースから
構成されている。いま、ダイヤフラムが実線の位置に来
たときを考える。ポンプ内の冷却液が加圧されるので、
逆止弁9bが開かれる。これを連続することによりポン
プから脈流が吐出されて冷却液経路を循環させる。この
とき、冷却液が矢印の方向に移動するためには、接続パ
イプ3の一部あるいは全部が圧力により膨張し、ポンプ
内にあった冷却液が流入することが必要である。
示す。Pmaxはポンプの出口を塞ぎ冷却液を流さないと
きに発生する最大圧力、Qmaxはポンプの出口を開放
し、圧力損失をなくした場合の最大流量を示す。この線
図で流量Qと圧力Pの関係が決まり、例えば圧力損失が
P0の配管を接続した場合の流量はQ0となる。
ンプを採用して脈流により冷却液流路を循環させている
ので、脈流の供給(往復動)による容積変化ΔVpは流
量Q/振動数fで求められ、容積変化ΔVpと圧力Pの
関係を図15のように描くことができる。また、配管に
かかる圧力Pと配管の容積変化ΔVsは比例するので、
例えば直線のようになる。このとき、直線とポンプ
の特性線図の交点で圧力P1と容積変化ΔV1が決ま
る。開ループであれば、容積変化は配管の圧力損失P0
で決まり、容積変化ΔV0が得られるが、のように容
積変化が小さい硬い配管を用いると容積変化はΔV0よ
り小さいΔV1しか得られない。従って流量が低下し、
冷却性能も低下する。これに対し、のように圧力に対
する容積変化が大きい場合、すなわち軟らかい配管を用
いた場合は、直線とポンプの特性線図の交点における
容積変化はΔV0より大きくなるので、本来の容積変化
はΔV0が得られ、十分な特性を発揮することができ
る。すなわち、ポンプの部材の往復動による容積変化を
ΔVp、容積変化ΔVpの時に生じる圧力をP、圧力P
を与えたときに生じるポンプを除く液冷システムの容積
変化をΔVsと定義した場合に、ΔVsがΔVp以上に
して、冷却システムの特性を高効率で引き出すことが可
能となり、低消費電力のシステムを構成することができ
る。
ポンプ2台と、発熱体を冷却するための熱交換器機能を
有する受熱ジャケットと、外界との熱交換を行う放熱パ
イプと、前記の部品を接続する接続パイプからなり、2
台のポンプ、受熱ジャケット、放熱パイプが接続パイプ
により閉ループに配置されており、ポンプ、受熱ジャケ
ット、放熱パイプ、接続パイプの中に冷却液が充填され
ている液冷システムにおいて、2台のポンプの部材の往
復動の位相を180度ずらすことによっても同様の効果
が得られ、冷却システムの特性を高効率で引き出すこと
が可能となり、低消費電力のシステムを構成することが
できる。
説明する。図1に本発明の冷却システムを用いたノート
型パーソナルコンピュータを示す。本体筐体6に実装さ
れた半導体素子5には、内部に冷却液の流路を設けた受
熱ジャケット2が接続されている。本体筐体6にはポン
プ1も設けられている。表示装置筐体7の表示パネル背
面には放熱パイプ4が設けられている。ポンプ1、受熱
ジャケット2、放熱パイプ4は接続パイプ3で図のよう
に閉ループ状に接続されており、これらの内部には冷却
液が充填されている。
ータの冷却システムの第1実施例を模式的に示したのが
図2である。ポンプ1、プリント基板11に実装された
半導体素子5に接続された受熱ジャケット2、放熱パイ
プ4は接続パイプ3で接続されている。ポンプ1は往復
動を行うダイヤフラム8と逆止弁9a、9b、及びケー
スから構成されている。接続パイプ3の一部分は軟らか
い材質を用いており、膨張部10となっている。ダイヤ
フラム8が図の位置に来ると、冷却液が加圧されるの
で、逆止弁9bが開く。すると、冷却液の圧力により膨
張部10が10aのように膨張するので、冷却液は矢印
の方向に移動する。次にダイヤフラム8が破線の位置に
来ると、圧力が低下するので、逆止弁9aが開き接続パ
イプ内の冷却液がポンプ内に流れ込み、膨張部10は破
線の位置に戻る。この動作を繰り返すことにより冷却液
は流路を循環する。受熱ジャケット2において暖められ
た冷却液は放熱パイプ4で冷却され、ポンプ1を経由し
て再び受熱ジャケットに流れ込む。これを繰り返すこと
により、発熱量の大きい半導体素子であっても効率よく
冷却することができる。(特に30Wを越える発熱をす
る半導体素子を有するパーソナルコンピュータに使用す
ると効果的である。) 本実施例では、ポンプの部材の往復動による容積変化を
ΔVp、容積変化ΔVpの時に生じる圧力をP、圧力P
を与えたときに生じる膨張部10の容積変化をΔVsと
定義した場合に、ΔVsはΔVp以上となっている。こ
のため、「課題を解決するための手段」の項で述べたよ
うに、冷却システムの特性を高効率に引き出すことが可
能となり、低消費電力のシステムを構成することができ
る。
ることができる。ポンプ1に冷却液を回収する接続パイ
プ3をポンプの直前で切る。ポンプ1下流側であって、
ポンプ1の直下に圧力計を設置する。冷却液供給源から
冷却液をポンプ1へ供給してポンプ1を駆動させる。そ
して流量と圧力P0を計測する。次に前記ポンプ1の脈
動(内部部材の往復)の周波数から1回当りの流量であ
る前記容積変化量(ΔVp)を求める。
1と反対側端を封止し、冷却液の流路ができるだけ水平
になるようパーソナルコンピュータ等を配置する。そし
て、前記切った接続パイプのポンプ側に水柱を連絡し、
水柱の高さ変化・高さによって、ポンプ以外の冷却水流
路の体積変化ΔVs及び圧力P1を計測する。ΔV-P図にお
いてVs及びP1をプロットし、原点から直線を引く。前記
直線と前記P0及びΔVpのプロット点を比較した場合にΔ
Vpにおける両者の圧力を比較するとP0のほうが大きい値
になっている。
が軟らかく、ΔVsがΔVp以上になる役割を果たして
いるが、接続パイプ全体が軟らかく、ΔVsがΔVp以
上になる役割を果たしていてもよい。また、接続パイプ
3の材質としては、低剛性のゴムまたは樹脂があげられ
る。
テムを模式的に示す。システムの構成は第1実施例とほ
ぼ同じであるが、第1実施例の膨張部10の代わりに内
部を冷却液で満たしたアキュムレータ12を取り付け
た。この図においても、ダイヤフラム8の実線と破線は
アキュムレータ12の実線と破線に対応している。ダイ
ヤフラム8によりポンプ1の内部が加圧されると、逆止
弁9bが開き、圧力がアキュムレータ12に伝わり、実
線のように膨張する。この膨張により冷却液が矢印の方
向に流れることができる。本実施例では、圧力Pを与え
たときに生じるアキュムレータ12の容積変化がΔVs
であり、ΔVsはΔVp以上となっている。このため、
冷却システムの特性を高効率引き出すことが可能とな
り、低消費電力のシステムを構成することができる。
接続パイプ3に分岐して取り付けたが、図4に示すよう
にアキュムレータ13を接続パイプ3に直列に接続し、
閉ループに組み込んでも、ΔVsがΔVp以上であれ
ば、同じ効果が得られる。
変で大小する場合は、アキュムレータ12、13の材質
としては、低剛性のゴムまたは樹脂があげられる。一
方、代わりに、アキュムレータの内部に気体部(空気
他)と冷却液の滞留部とを備えた構造にすることも考え
られる。アキュムレータ12、13に冷却液を供給する
供給口及びアキュムレータ12、13に滞留した冷却液
を排出する排出口(図示せず)を備えるようにすること
ができる。
プ1と受熱ジャケット2との間の経路に設置したが、よ
り好ましくは受熱ジャケット2とポンプ1との間の経路
であって、図1における表示装置筐体7に設置すること
が効率的な小型化等の観点では好ましい。更に好ましく
は前記放熱パイプ4を設置した領域の下流側に設置する
ほうが腐食等の観点からは好ましい。
テムを模式的に示す。システムの構成は第2実施例の図
3とほぼ同じであるが、アキュムレータとして金属ベロ
ーズ14を取り付けた。この図においても、ダイヤフラ
ム8の実線と破線は金属ベローズ14の実線と破線に対
応している。ダイヤフラム8によりポンプ1の内部が加
圧されると、逆止弁9bが開き、圧力が金属ベローズ1
4に伝わり、実線のように膨張する。この膨張により冷
却液が矢印の方向に流れることができる。本実施例で
は、圧力Pを与えたときに生じる金属ベローズ14の容
積変化がΔVsであり、ΔVsはΔVp以上となってい
る。このため、冷却システムの特性を高効率に引き出す
ことが可能となり、低消費電力のシステムを構成するこ
とができる。
続パイプ3に分岐して取り付けたが、図6に示すように
金属ベローズ15を接続パイプ3に直列に接続し、閉ル
ープに組み込んでも、ΔVsがΔVp以上であれば、同
じ効果が得られる。また、金属ベローズ14の材質とし
てはステンレス鋼、ばね用リン青銅があげられる。
テムを模式的に示す。システムの構成は第2、第3実施
例とほぼ同じであるが、アキュムレータとしてピストン
機構16を用いた。ピストン機構16は注射器のような
構造になっており、ピストンの一端はばねにより押され
ている。ダイヤフラム8によりポンプ1の内部が加圧さ
れると、逆止弁9bが開き、圧力がピストン機構16に
伝わり、ピストンが図7の上方に移動する。この移動に
より冷却液が矢印の方向に流れることができる。本実施
例では、圧力Pを与えたときに生じるピストン機構16
の容積変化がΔVsであり、ばねの強さを調節すること
によりΔVsはΔVp以上となっている。このため、冷
却システムの特性を高効率引き出すことが可能となり、
低消費電力のシステムを構成することができる。ピスト
ン機構16の材質としては、金属、樹脂、ガラスがあげ
られるが、市販の注射器をそのまま用いても良い。ピス
トン機構16で用いるばねとしては、図7に示したコイ
ルばねのほか、板ばね、空気ばねなどがあげられる。
テムを模式的に示す。システムの構成は第2実施例と同
じであるが、本実施例では冷却液を加圧して充填した。
この図においても、ダイヤフラム8の実線と破線はアキ
ュムレータ17の実線と破線に対応している。またアキ
ュムレータ17の元の形状(内圧と外圧の差がない場合
の形状)を一点鎖線で示した。冷却液を加圧して充填し
ているため、ポンプ1のダイヤフラム8が破線の位置に
来たときでも、アキュムレータ17の形状は元の形状よ
り大きい。冷却液が加圧されて充填されていても、圧力
Pを与えたときに生じるアキュムレータ17の容積変化
VsがΔVp以上であれば、第1実施例と全く同じ効果
が得られ、冷却システムの特性を高効率に引き出すこと
が可能となり、低消費電力のシステムを構成することが
できる。
間にわたる減少により発生するシステム内の気泡を防止
することができることがあげられる。接続パイプ3やア
キュムレータ17の材質としてゴムあるいは樹脂を用い
ると、わずかではあるが冷却液の分子がゴムあるいは樹
脂の中を拡散し、雰囲気中に抜け出す。もしシステム内
の圧力が大気圧より低いと、空気がゴムあるいは樹脂の
中を拡散して流路の中に入り込み、気泡が生じる場合が
ある。気泡は逆止弁の働きを妨害したり、伝熱の妨げに
なる場合があるので、これを防ぐことは本システムにと
って重要である。
も、冷却液を加圧して充填することにより本実施例とま
ったく同様の効果が得られることは言うまでもない。
テムを模式的に示す。システムの構成は第1実施例と同
じであるが、本実施例では接続パイプ3に軟質のゴムあ
るいは樹脂を用いた。そして、接続パイプ3の表面を図
10示すように金属膜18で覆った。本実施例特有の効
果として、接続パイプ3が軟質であるので、ポンプ、受
熱ジャケット、放熱パイプなどのほかの部品が自由に配
置できることがあげられる。また、放熱経路の一部を繰
り返し折り曲げる事も可能になる。しかし、ゴムあるい
は樹脂を用いると第5実施例で説明したように冷却液の
分子がゴムあるいは樹脂の中を拡散し、雰囲気中に抜け
出す場合がある。本実施例では、接続パイプ3の表面が
金属膜18で覆われているので、冷却液の減少を防ぐこ
とができる。また、図11に示すように、接続パイプを
金属膜19bと樹脂膜19aからなる樹脂シート19で
覆っても同様の効果がある。このとき樹脂シート19と
接続パイプ3の間にすきまがあってもかまわないが、樹
脂シート19の両端は接続パイプ3に密着していなけれ
ばならない。
ステムを模式的に示す。本実施例ではポンプを2台直列
に配置し、閉ループ流路を形成した。ダイヤフラム8と
8'の実線と破線はそれぞれ対応している。ポンプ1の
ダイヤフラム8が実線の位置にあり冷却液を加圧してい
るとき、ポンプ1'のダイヤフラム8'は実線の位置にあ
ので、ポンプ1から吐き出された冷却液がポンプ1'に
流入する。このように2台のポンプのダイヤフラムの往
復動の位相が180度ずれているため、冷却液は矢印の
方向に滑らかに移動することができるので、他の実施例
と全く同じ効果が得られ、冷却システムの特性を高効率
で引き出すことが可能となり、低消費電力のシステムを
構成することができる。
路が膨張する部分を設ける必要はないが、他の実施例と
併用することは何ら差し支えない。
るので、加圧力が大きくなり、流量が増加するので、他
の実施例の冷却システムより冷却効率が向上するという
特有の効果がある。
却システムの特性を高効率で引き出すことが可能となる
ので、超小型・薄型かつ低消費電力の冷却システムを提
供することができ、さらに本システムをパーソナルコン
ピュータに適用することにより、高発熱の半導体素子を
搭載することが可能となる。
器に用いられる半導体素子等の高発熱体を低消費電力で
冷却することができる冷却システム或いは当該構造を備
えたパーソナルコンピュータを提供することができる。
ノート型パーソナルコンピュータ。
テムの原理図。
ポンプの流量と圧力の関係を示すグラフ。
ポンプの容積変化と圧力の関係を示すグラフ。
Claims (10)
- 【請求項1】冷却液を脈流として供給するポンプと、前
記冷却液が供給され発熱体から熱を受ける受熱ジャケッ
トと、前記受熱ジャケットを経た冷却液が供給され熱を
放熱する放熱パイプと、前記放熱パイプを経た冷却液が
前記ポンプに循環する経路と、を有し、前記冷却液が閉
塞された流路を循環する液冷システムであって、前記ポ
ンプが脈流を吐出する際の内部の容積変化をΔVp、前記
容積変化に伴って生じる圧力をPとし、前記圧力Pによ
る前記ポンプ部を除く冷却液流路の容積変化をΔVsとし
たときに、ΔVsはΔVp以上になることを特徴とする液冷
システム。 - 【請求項2】請求項1に記載の液冷システムにおいて、
前記圧力Pによる自身が保有する冷却液の容積変化がΔ
Vp以上であるアキュムレータを有することを特徴とす
る液冷システム。 - 【請求項3】請求項1に記載の液冷システムにおいて、
前記冷却液は大気圧より高い圧力に加圧されていること
を特徴とする液冷システム。 - 【請求項4】請求項2に記載の液冷システムにおいて、
前記アキュムレータは前記循環する冷却液が供給される
供給口と前記冷却水を排出する排出口とを備え、内部に
前記冷却液と気体とを保持することを特徴とする液冷シ
ステム。 - 【請求項5】半導体素子と、信号入力部と、表示装置
と、を備え、冷却液を脈流として供給するポンプと、前
記冷却液が供給され前記半導体素子で生じる熱を受ける
受熱ジャケットと、前記受熱ジャケットを経た冷却液が
供給され熱を放熱する放熱パイプと、前記放熱パイプを
経た冷却液が前記ポンプに循環する経路と、を有し、前
記冷却液が閉塞された流路を循環する液冷システムと、
を備えたパーソナルコンピュータであって、前記ポンプ
が脈流を吐出する際の内部の容積変化をΔVp、前記容積
変化に伴って生じる圧力をPとし、前記圧力Pによる前
記ポンプ部を除く冷却液流路の容積変化をΔVsとしたと
きに、ΔVsはΔVp以上になることを特徴とするパーソナ
ルコンピュータ。 - 【請求項6】請求項5に記載のパーソナルコンピュータ
において、前記圧力Pによる自身が保有する冷却液の容
積変化がΔVp以上であるアキュムレータを有すること
を特徴とするパーソナルコンピュータ。 - 【請求項7】請求項5に記載のパーソナルコンピュータ
において、前記冷却液は大気圧より高い圧力に加圧され
ていることを特徴とするパーソナルコンピュータ。 - 【請求項8】半導体素子と、信号入力部とを備える本体
と、前記第一の部材と可動部機構を介して連絡する表示
部を備えた表示装置と、冷却液を脈流として吐出するポ
ンプと、前記本体に配置され、前記冷却液が供給され前
記半導体素子で生じる熱を受ける受熱ジャケットと、前
記表示装置の前記表示部の背面に前記受熱ジャケットを
経た冷却液が供給され熱を放熱する放熱パイプと、前記
放熱パイプを経た冷却液が前記ポンプに循環する経路
と、を有し、前記冷却液が閉塞された流路を循環する液
冷システムと、を備えたパーソナルコンピュータであっ
て、前記表示装置は、前記冷却液の流路に、前記流路を
流れる冷却液が供給される供給口と前記供給された冷却
液を排出する排出口とを備え、内部に前記冷却液と気体
とを保持するアキュムレータを備え、前記ポンプからの
脈流の吐出に対応して、前記アキュムレータ内に保持さ
れる冷却液量を変化させることを特徴とするパーソナル
コンピュータ。 - 【請求項9】請求項8に記載のパーソナルコンピュータ
において、前記前記ポンプが脈流を吐出する際の内部の
容積変化をΔVp、前記容積変化に伴って生じる圧力をP
とし、前記圧力Pによる前記アキュムレータ内に保持さ
れる冷却液の体積変化をΔVsとしたときに、ΔVsはΔVp
以上になることを特徴とするパーソナルコンピュータ。 - 【請求項10】半導体素子と、信号入力部と、表示装置
と、ピエゾ素子を有するダイヤフラムの往復運動を用い
て冷却液を脈流として吐出ポンプと、前記冷却液が供給
され前記半導体素子で生じる熱を受ける受熱ジャケット
と、前記受熱ジャケットを経た冷却液が供給され熱を放
熱する放熱パイプと、前記放熱パイプを経た冷却液が供
給され供給口と前記供給された冷却液を排出する排出口
とを備え、内部に前記冷却液と気体とを保持するアキュ
ムレータと、前記アキュムレータを経た冷却液が前記ポ
ンプに循環する経路と、を有し、前記冷却液が閉塞され
た流路を循環する液冷システムと、を備えたパーソナル
コンピュータであって、前記ポンプからの脈流の吐出に
対応して、前記アキュムレータ内に保持される冷却液量
を変化させることを特徴とするパーソナルコンピュー
タ。
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