JP2006325556A - 加圧装置、培養装置及び加圧容器 - Google Patents

加圧装置、培養装置及び加圧容器 Download PDF

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Abstract

【課題】 液体の加圧に関し、精緻な加圧制御が可能であり、メンテナンスが容易な加圧装置、培養装置及び加圧容器を提供する。
【解決手段】 液体(培養液12)を加圧する加圧装置(2)であって、前記液体を充填するチャンバ(14)の一部に形成された可動壁(20)の変位により、前記チャンバの容積を変更して前記チャンバ内の前記液体を加圧する加圧部(液体加圧部4)と、駆動信号を受けて前記可動壁を進退させるアクチュエータ(圧電アクチュエータ32)と、前記液体に作用する圧力を検出する圧力検出部(10)とを含む構成である。この加圧装置を用いた精緻な加圧制御が可能な培養装置(100)である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、細胞組織の培養液等の液体を加圧する加圧装置に関し、液体を収容したチャンバ内の液体加圧に用いられる加圧装置、培養装置及び加圧容器に関する。
従来、細胞組織等の被培養物を培養する場合、被培養物の培養液等の液体を加圧する加圧装置には、チャンバ内に供給する液体の供給量を変化させるもの(例えば、特許文献1の図27)と、チャンバの内容積を変化させるもの(例えば、特許文献1の図2)がある。前者は、一定容積のチャンバに液体をポンプで送り込んで加圧し、圧力逃し弁を用いてチャンバ内圧力の保持等を行う。また、後者は、ピストンの進退長によりチャンバの内容積を変化させることにより、チャンバ内の液体に圧力を加える。
特開2001−238663号公報
ところで、液体の供給量により加圧する加圧装置は、例えば、図15に示すように、人体等の細胞組織の培養に用いられる培養装置400に用いられている。この培養装置400において、加圧装置402では、ポンプ404を用いて培養液である液体406に圧力を加える。この場合、ポンプ404は、液体406を循環させる機能と、培養チャンバ408の内部を加圧して細胞410又は組織に静水圧を付与する機能とを有する。液体406の循環路412にはバックプレッシャーレギュレータ414が設置され、このバックプレッシャーレギュレータ414は、細胞410又は組織に与えられる圧力が所定圧力以上になると、弁416を開いて圧力を逃がし、培養チャンバ408の内部圧力を一定に保つ。このようなポンプ404による加圧では、液体406に対する圧力を瞬時に変更することには不向きであり、また、液体406に対する圧力値を精密に加減調整することが難しい。
また、他の加圧装置は、例えば、図16に示すように、ピストンを用いてチャンバ内の培養液を加圧するものである。この加圧装置500では、培養容器502のチャンバ504に被培養物506とともに培養液508で満たされ、この培養液508は受圧膜510で分離された液体室512に接しており、液体室512には液体514が供給されている。液体室512を形成する筐体部516には、摺動孔518が形成されているとともに、Oリング520を介在させてピストン522が液体室512内に進退可能に支持されている。ピストン522の後端部に取り付けられたフランジ524と、ボールスクリュー526に取り付けられた移動ベッド528との間にはスプリング530が設置されている。ボールスクリュー526にはハウジング532に設置されたモータ534がカップリングジョイント536により連結されている。モータ534の回転がボールスクリュー526によって直線移動に変換され、その移動変位がスプリング530を介してピストン522に加えられる。即ち、移動変位はスプリング530の圧縮変化を介してピストン522に作用する。
このようなピストン522を用いた場合、ピストン522の移動摩擦を受けるOリング520は磨耗や変形等を生じ、その耐久力の低下が液漏れを生じさせたり、加圧不良を生じるといった問題がある。また、斯かる構造では、機械的に移動して接触する部分が多く、例えば、ピストン、スプリング等の部品の加工精度、表面処理等の加工要因に加え、接触部分に対する潤滑材等の付加的要因が加圧性能に影響するので、部品や組立精度に高度な品質レベルが必要であり、部品交換やメンテナンスにも注視しなければならない。
そこで、本発明の目的は、液体の加圧に関し、精緻な加圧制御が可能であり、メンテナンスが容易な加圧装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、既述の加圧装置を用いて精緻な加圧制御が可能な培養装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、既述の加圧装置や培養装置等に用いられる加圧容器を提供することにある。
上記課題を解決した本発明の構成について、各側面を列挙して説明する。
本発明の第1の側面は、液体を加圧する加圧装置であって、前記液体を充填するチャンバの一部に形成された可動壁の変位により、前記チャンバの容積を変更して前記チャンバ内の前記液体を加圧する加圧部と、駆動信号を受けて前記可動壁を進退させるアクチュエータと、前記液体に作用する圧力を検出する圧力検出部とを含む構成にある。
この加圧装置において、好ましくは、前記アクチュエータが、電圧レベルに応じた変位量を生じる圧電アクチュエータで構成してもよい。
この加圧装置において、好ましくは、前記圧力検出部の検出値に応じて前記駆動信号を加減し、前記アクチュエータから前記可動壁に作用させる変位量又は加圧力の一方又は双方を制御する制御手段を含む構成としてもよい。
この加圧装置において、好ましくは、前記アクチュエータの前記可動壁に対する変位量を補正する補正手段を含む構成としてもよい。
また、本発明の第2の側面は、培養装置であって、培養液とともに被培養物が収容されたチャンバの一部に形成された可動壁の変位により、前記チャンバ内の前記培養液を加圧する加圧部と、駆動信号を受けて前記可動壁を進退させるアクチュエータと、前記培養液に作用する圧力を検出する圧力検出部とを含む構成にある。
この培養装置において、前記圧力検出部の検出値に応じて前記駆動信号を加減し、前記アクチュエータから前記可動壁に作用させる変位量又は加圧力の一方又は双方を制御する制御手段を含む構成としてもよい。
この培養装置において、前記チャンバに前記培養液を循環させる循環回路を備える構成としてもよい。
また、本発明の第3の側面は、加圧容器であって、被培養物とともに培養液を収容するチャンバと、外力を受けて変位し、その変位量に応じて前記培養液を加圧する可動壁とを備える構成である。
この加圧容器において、好ましくは、前記チャンバに蓋部を備え、該蓋部により前記チャンバを開閉可能にした構成としてもよい。
この加圧容器において、好ましくは、前記チャンバに前記培養液を供給し、前記チャンバ内の前記培養液を排出させるポートを備える構成としてもよい。
本発明の加圧装置によれば、次の効果が得られる。
(1) チャンバの一部に形成された可動壁をアクチュエータによって進退させ、チャンバ内の液体を加圧するので、加圧部の構造を簡略化でき、装置のコンパクト化、メンテナンスの容易化、加圧制御の容易化が図られる。
(2) チャンバ内の液体搬送と独立して液体加圧が行える。
(3) アクチュエータにより精緻な加圧制御が可能になるとともに、高速応答性を図ることができる。
(4) アクチュエータ制御により、種々の加圧パターンを実現できる。
(5) アクチュエータに圧電アクチュエータを用いれば、電圧レベルに応じて所望の変位量を加圧部に作用させることができ、モータアクチュエータを用いた場合に比較し、摩擦部分を省略できる。
また、本発明の培養装置によれば、既述の加圧装置の効果が得られるとともに、被培養物に対して多様な加圧刺激を付与することができる。
また、本発明の加圧容器によれば、次の効果が得られる。
(1) 可動壁を変位させることにより、培養液に圧力を作用させることができる。
(2) 蓋部を備えたので、チャンバに収容する被培養物等の出入れやチャンバ内の洗浄等を容易に行うことができる。
(3) チャンバ内にポートを通じて培養液を循環させることができる。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態について、図1、図2及び図3を参照して説明する。図1は第1の実施の形態に係る加圧装置を示す図、図2は加圧容器を示す断面図、図3は駆動力発生部を示す図である。
この加圧装置2は、後述の培養装置に用いることができる。この加圧装置2は、液体加圧部4、駆動力発生部6、制御部8、圧力検出部10等を備えている。液体加圧部4は、駆動力発生部6に発生させた駆動力により液体として例えば、培養液12を加圧する機能部である。制御部8は、圧力検出部10からの検出圧力を制御情報に用いて駆動力発生部6に発生させる駆動力を制御し、又は種々の加圧パターンに対応した駆動力を駆動力発生部6に発生させる。
液体加圧部4にはチャンバ14を形成した加圧容器16が備えられ、この加圧容器16は蓋18によって閉塞されるとともに、蓋18と加圧容器16との間に可動壁20が挟み込まれて設置されている。蓋18と加圧容器16とは、固定手段に例えば、複数の固定ネジ19を用いて分解可能に固定されている。従って、チャンバ14は可動壁20によって密閉され、その内部には細胞組織等の被培養物22とともに培養液12が収容されている。この場合、加圧容器16は、培養容器として用いられる。ここで、可動壁20は、図中、上下方向に変位し、チャンバ14内の培養液12等を加圧する。この可動壁20は、変形可能で培養液12を劣化させない材質として例えば、PETやPFA(フッ素樹脂)、PTFE(poly tetra fluoro ethylene)、PE(poly ethylene )等で形成されている。この可動壁20と加圧容器16との間にはOリング26が設置され、加圧容器16が封止されている。
蓋18には、可動壁20の任意の位置例えば、その中央部に対応する位置にガイド孔28が形成され、このガイド孔28には、駆動力発生部6の駆動力によって移動可能な加圧コンタクト30が設置されている。加圧コンタクト30には、電気信号に応じた駆動力を発生するアクチュエータとして例えば、圧電アクチュエータ32が連結され、圧電アクチュエータ32から付与された駆動力に応じた変位が得られる。この変位が可動壁20を通じて加圧容器16のチャンバ14の内容積を狭め、培養液12を加圧する。
この加圧力は、圧電アクチュエータ32と加圧コンタクト30との間に介在させた感圧素子34に生じた電気的変化としてリード線36を通して取り出される。この電気的変化は圧力検出部10に加えられ、感圧素子34に作用した圧力が電気信号として取り出される。この検出信号は圧力検出部10から制御情報として制御部8に加えられている。
圧電アクチュエータ32は、取付板38に設置された固定台40に固定ネジ42によって固定されている。取付板38は、加圧容器16に固定ネジ44によって着脱可能に固定されている。
そして、制御部8にはコントローラ46、操作部48及び表示部50が備えられ、コントローラ46には圧力検出部10からの検出信号が加えられるとともに、圧電アクチュエータ32に対する駆動信号が得られる。この駆動信号は、リード線52を通して圧電アクチュエータ32に加えられている。操作部48はキーボード等で構成され、加圧パターン等の制御情報の入力に用いられる。表示部50は例えば、LCD(Liquid Crystal Display)で構成され、制御内容の表示に用いられる。
液体加圧部4及び駆動力発生部6は、図2及び図3に示すように、分解可能であり、独立した構成部材である。また、液体加圧部4では、固定ネジ19を外すことにより、加圧容器16から蓋18を取り外すことが可能である。この場合、液体加圧部4には、培養液12を注入するとともに、その中に被培養物22を浸す。可動壁20にはフィルムが使用され、培養液12中に気泡が入らないように培養液12と可動壁20とを密着させた後、蓋18を嵌め、固定ネジ19で締め付けて、加圧容器16と蓋18とを固定し、液体加圧部4が構成される。培養液12中に気泡が侵入すると、気泡が持つ収縮率のため、圧電アクチュエータ32による体積変化が気泡に吸収されて圧縮ロスを生じるので、これを防止するために気泡の侵入を防止しなければならない。また、圧電アクチュエータ32の寸法誤差は固定ネジ42による取付位置で補正する。
次に、圧電アクチュエータについて、図4及び図5を参照して説明する。図4は、圧電アクチュエータの原理を示す図、図5は、印加電圧をパラメータにし、横軸に変位量x、縦軸に発生力f(x)をとって示した圧電アクチュエータの特性図である。
圧電アクチュエータ32は、図4に示すように、圧電セラミック320を挟んで電極322、324が設置されたものであり、電極322、324には入力端子326、328を通して電圧Vが印加される。電極322、324に電圧Vが加わると、圧電セラミック320には変位Δmが生じ、その変位量は電圧Vのレベルに応じて変化する。そこで、この変位量を可動壁20を変位させる駆動力に利用することができる。
この圧電アクチュエータ32が備える特性は、力が加われば変位量が小さくなるというスプリングに似た特性であり、一定印可電圧V1、V2、V3(V1<V2<V3)による発生力f(x)〔N〕と変位量x〔cm〕の関係は、
f(x)=−ax+b ・・・(1)
となり、1次関数の関係にある。式(1) において、a、bは定数である。
次に、制御部8を含む加圧装置2の制御系統について、図6を参照して説明する。図6は、その制御系統を示すブロック図である。
この制御系統では、制御部8に所定の加圧パターンが設定され、駆動力発生部6で発生した駆動力により加圧容器16の容積を変更することにより、培養液12に圧力が付与される。この圧力は圧力検出部10で検出され、その検出圧力がコントローラ46に加えられ、設定されている加圧パターンになるように設定値との誤差補正を行うフィードバック制御が実行される。コントローラ46はコンピュータで構成され、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)、タイマ等を備えている。コントローラ46で出力された駆動信号がドライバ54を通して圧電アクチュエータ32に加えられる。この実施の形態では、圧電アクチュエータ32を用いているが、他のアクチュエータとしてソレノイドアクチュエータを用いてもよい。感圧素子34には、圧力センサの他、力センサを用いてもよい。
次に、加圧装置2の加圧動作を説明する。既述した通り、伸縮特性を持つ圧電アクチュエータ32に取り付けた加圧コンタクト30を移動させて可動壁20を変位させ、チャンバ14内の培養液12の体積を変化させ、その結果、培養液12の加圧が行われる。
ここで、チャンバ14の内容積をV〔cm3 〕、加圧コンタクト30の可動壁20に接する面積をS〔cm2 〕、加圧コンタクト30の変位(移動距離)をx〔cm〕、加圧コンタクト30の変位に伴うチャンバ14の内容積の変化量をΔV〔cm3 〕とすると、この変化量ΔV〔cm3 〕は、
ΔV=S×x ・・・(2)
となる。このときの圧力をP〔kg / cm2〕とし、培養液12の圧縮率をβ〔kg / cm2〕とすると、この圧縮率β〔kg / cm2〕は、
β=(−ΔV/V)/P=−S×x/(V×P) ・・・(3)
となる。そこで、圧力P(x)〔kg / cm2〕は、
P(x)=S×x/(V×β) ・・・(4)
と表すことができる。この場合、加圧コンタクト30に掛かる力F(x)〔N〕は、
F(x)=9.8×P×S=9.8×S2 ×x/(V×β) ・・・(5)
となる。
一方、圧電アクチュエータ32は力F(x)が加わると、その変位量が小さくなるというスプリングに似た特性を持つことから(図5)、一定の印可電圧における圧電アクチュエータ32の発生力f(x)と変位量x〔cm〕の特性は、式(1) の通りである。ここで、a、bは、圧電アクチュエータ32の印可電圧により変化するパラメータであるが、定格電圧においては、アクチュエータ固有の定数となる。発生力f(x)は、−a、切片bとなるxの1次関数である。bは、圧電アクチュエータ32の変位0〔cm〕としたときの発生力で、印可電圧を変えると変動する値である。そこで、最大変位量をXR (X軸との交点)、最大発生力をFR (f軸との交点)とすると、定格電圧における発生力f(x)と、変位量xの関係は、
f(x)=−(FR /XR )x+FR ・・・(6)
となる。
圧電アクチュエータ32に発生させた力を効率良く使用するには、発生力f(x)と変位量xとの積が最大となるときであり、即ち、x=XR /2のとき、f(XR /2)=FR /2である。そこで、式(4) から、変位量をx=XR /2としたとき、加圧コンタクト30の面積S(XR /2)は、
S(XR /2)=β×V×P/x=2×β×V×P/XR ・・・(7)
となる。圧電アクチュエータ32の発生力f(x)は加圧コンタクト30を押す力Fより大きく設定しなければならないので、f(XR /2)≧F(XR /2)が成立し、式(5) より、圧電アクチュエータ32の最大発生力FR と最大変位量XR の関係は、
R /2≧9.8×S2 ×XR /2/(β×V) ・・・(8)
R ≧9.8×S2 ×XR /(β×V) ・・・(9)
となる。
次に、加圧コンタクト30の進退による加圧容器16の加圧について、図7を参照して説明する。図7の(A)及び(B)は加圧コンタクト30の進退による加圧容器16の加圧動作を示す図であり、(A)は加圧前の状態、(B)は加圧後の状態を示している。
圧電アクチュエータ32に駆動信号が与えられない場合には、図7の(A)に示すように、加圧コンタクト30は下降しないので、可動壁20は水平に維持される。この状態から、圧電アクチュエータ32に駆動信号が与えられると、図7の(B)に示すように、加圧コンタクト30は下降し、その変位量に応じて可動壁20が変位する。この可動壁20が下降した分だけ、チャンバ14の内容積が狭められて培養液12が加圧される。これにより、被培養物22が加圧される。また、駆動信号が解除されれば、加圧コンタクト30は元位置に復帰し、培養液12及び被培養物22の加圧が解除される。
次に、加圧装置2の圧力制御について、図8を参照して説明する。図8は加圧制御を示すフローチャートである。
制御部8に通電すると、表示部50に現れる設定画面に操作部48により加圧パターン、圧力、圧力誤差許容値、加圧周期、期間等を設定する(ステップS1)。これら設定内容について、加圧パターンは、例えば、一定圧動作にするか周期圧動作にするか間欠動作にするか等である。圧力は、圧力値の例えば、最大値と最小値である。圧力誤差許容値は、比率設定(±〔%〕)でもよく、また、具体的な数値設定(±〔kPa〕)でもよい。加圧周期は、圧力の最大値と最小値の繰返し周期を表す。期間は、加圧の運転時間、その運転開始時刻、運転終了時刻である。
加圧装置2について、圧電アクチュエータ32が持つ寸法や電気特性に相違があり、チャンバ14に流れる培養液12が異なるため、運転開始前に加圧特性の確認が必要である。操作部48のスタートボタンが押されると(ステップS2)、プリチェック(ステップS3)が開始される。このプリチェックでは、感圧素子34による検出圧力を監視しながら、圧電アクチュエータ32の電圧を徐々に上げ、加圧コンタクト30を突出させる。その突出量により、加圧コンタクト30が可動壁20に触れ、可動壁20に対する圧力が変化したとき、そのときの指令値を原点(零点)として記憶する。電圧を上げ、圧力が設定した最大値に達したら、そのときの指令値を最大値として記憶する。また、電圧を下げ、圧力が最小値に達したら、そのときの指令値を最小値として記億する。これらの圧力値は、コントローラ46のRAMに記憶する。この場合、制御部8は圧電アクチュエータ32に対し電圧を加えるが、この加圧量は感圧素子34からの信号によりリード線36を経て圧力検出部10で検出され、その値によりコントローラ46は圧電アクチュエータ32に対し加減した電圧をリード線52を経て加える。
このようなプリチェックの終了後、設定条件に従って加圧動作を開始し(ステップS4)、これ以降、終了するまで常時圧力を監視する(ステップS5)。圧力の目標値に対する誤差を計算し、圧力の高低を判断する(ステップS6)。圧力が許容値より低い場合には、電圧(指令値)を上昇させ(ステップS7)、圧力が許容値より高い場合には、電圧(指令値)を下降させ(ステップS8)、ステップS5に戻る。
このようなフィードバック制御を実行し、その実行中に安全運転中であるか否かの確認を行い(ステップS9)、異常状態であれば加圧動作を停止し、警報を出す(ステップS10)。
運転開始からの運転時間を計測し、その運転時間が所定時間を経過したか否かの監視を行う(ステップS11)。運転時間が所定時間を経過する前にはステップS5に戻り、フィードバック制御を実行しながら、運転時間の監視を継続する。運転時間が所定時間に到達すると、加圧運転を終了する(ステップS12)。オペレータはこの運転の終了の後、制御部8の電源を停止させる。
そして、圧電アクチュエータ32を使用した加圧装置2において、圧電アクチュエータ32の性能要素である変位量及び発生力により、チャンバ14の内容積、加圧コンタクト30の面積及び要求圧力を構成する。
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明の第2の実施の形態について、図9を参照して説明する。図9は、原点位置補正部を付加した加圧装置を示している。図9において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態の加圧装置2は、原点位置補正部56を付加したものである。圧電アクチュエータ32の寸法誤差は、その駆動部である圧電素子の変位量より遥に大きい。このため、圧電アクチュエータ32の変位量だけで原点位置の補正は困難であり、必要となる圧力を確保するには圧電アクチュエータ32に位置補正するための機能が必要である。この位置補正の機能部として原点位置補正部56が付加されており、この実施の形態では、モータアクチュエータ58が付加されている。
モータアクチュエータ58は、モータ60の回転運動を直線運動に変換する変換手段である。圧電アクチュエータ32の固定台40は、ボールスクリュー62の回転に応じて可動できる構造である。ボールスクリュー62は、カップリングジョイント64によりモータ60の回転軸に連結され、モータ60により回転する。モータ60はリード線66を経てコントローラ46に接続され、回転が制御される。この場合、モータアクチュエータ58は、圧電アクチュエータ32の原点位置の調整に用いられ、加圧は圧電アクチュエータ32によって実行される。
斯かる構成によれば、モータアクチュエータ58を用いて加圧コンタクト30の位置を補正し、適正な位置に設定された加圧コンタクト30に対し、圧電アクチュエータ32により圧力を付与することができる。
なお、この実施の形態では、加圧コンタクト30の位置補正にモータアクチュエータ58を用いたが、その他の位置補正として例えば、圧電アクチュエータ32の位置を移動させる調整ネジや、チャンバ14の容積を可変させる調整ネジを設け、手動補正してもかまわない。チャンバ14内に水を使用したとき、水の圧縮率を4.5×10-5〔cm2 / kg〕で考えると、直径36〔mm〕(3.6〔cm〕)、厚み10〔t〕(1〔cm〕)のチャンバ14において、水の圧力を5〔MPa〕(約51〔kg/ cm2 〕)まで加圧させるための加圧コンタクト30の面積S(可動壁20との接触面積)と圧電アクチュエータ32に要求される性能は以下の通りである。
チャンバ14の内容積V〔cm3 〕は、
V=S1 ×L
={(3.6/2)2 ×π}×1
=10.17 ・・・(10)
であり、圧電アクチュエータ32の最大変位量XR を100〔μm 〕(0.01〔cm〕)としてみると、加圧コンタクト30の面積Sは、式(7) より、
S(XR /2)=9×V×P/(XR ×105
=9×10.17×51/(0.01×105
=4.668 ・・・(11)
が求められ、また、圧電アクチュエータ32の最大変位量FR は、式(9) より、
R ≧2.178×105 ×S2 ×XR /V
≧2.178×105 ×(4.668)2 ×0.01/10.17
≧4667 ・・・(12)
が求められる。
即ち、加圧コンタクト30の面積Sを4.668〔cm2 〕(直径24.4〔mm〕)、最大変位量100〔μm 〕、最大発生力4667〔N〕以上の圧電アクチュエータ32を使用する必要がある。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の第3の実施の形態について、図10及び図11を参照して説明する。図10は、液循環ポートを備えた加圧装置を示す図、図11はその分解図である。図10及び図11において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態の加圧装置2は、液循環ポート68、70を形成したものである。液体加圧部4の加圧容器16はポリアセタール、フッソ樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、硬めのシリコンゴム等の材質で形成され、その本体部72の一部を薄くして膜状の可動壁20が形成されている。本体部72は、ガード74内に収容されて補強され、可動壁20を跨がって開口部76、78を備えている。開口部76には蓋部80が設置され、この開口部76は、蓋部80の径小部82が挿入されるとともに、この径小部82に取り付けられたOリング84によって封止されている。即ち、本体部72の開口部76は蓋部80によって封止され、チャンバ14が形成されている。また、開口部78側には蓋18が設置され、この実施の形態では、蓋18の内面側に突出させた環状の立壁部86が開口部78に挿入されている。立壁部86の内側には加圧コンタクト30が設置され、この加圧コンタクト30の背面側に感圧素子34を介して圧電アクチュエータ32が設置されている。
そして、加圧容器16のチャンバ14には、本体部72を開口して液循環ポート68、70が形成され、各液循環ポート68、70にはOリング88、90が取り付けられ、図示しない循環パイプとの連結が可能になっている。
このような構成によれば、チャンバ14内に培養液12を液循環ポート68、70を通して循環させることができるとともに、循環を停止させた際、圧電アクチュエータ32の駆動により、チャンバ14内の培養液12を加圧することができる。また、その加圧量は感圧素子34で検出でき、その検出値を圧電アクチュエータ32の加圧制御に用いることができる。
〔第4の実施の形態〕
次に、本発明の第4の実施の形態について、図12及び図13を参照して説明する。図12は、培養装置を示す図、図13は加圧コンタクトと可動壁との関係を示す図である。図12及び図13において、図1及び図9と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態の培養装置100は、循環路102に既述の加圧装置2(図10)を備えて培養液12を加圧する構成である。循環路102は例えば、シリコンチューブで構成されて培養液12を循環させる。この循環路102には液溜め104が接続され、この液溜め104に溜められた培養液12が加圧装置2に循環する。
循環路102には、加圧装置2を中心にして上流側に送液ポンプ106及び注入側バルブ108が接続され、また、下流側に排出側バルブ110が設置されている。注入側バルブ108は加圧装置2の循環ポート68に連結され、また、排出側バルブ110が循環ポート70に連結されている。
各バルブ108、110には制御部8(図9)のコントローラ46から駆動信号が付与され、加圧装置2の加圧動作に対応して閉止又はその解除が行われる。この場合、バルブ108、110の閉止は、加圧処理のため、チャンバ14に培養液12を閉じ込める処理であり、その解除(開放)は、培養液12を通流させるための処理である。
チャンバ14には培養液12とともに被培養物22が封入されている。被培養物22の封入の際、チャンバ14内の空気を排出させる。
斯かる構成によれば、培養液12を循環路102を通してチャンバ14に通流させるとともに、バルブ108、110の閉止の後、圧電アクチュエータ32を駆動して加圧コンタクト30を進退させることにより、培養液12を加圧し、この加圧により被培養物22に刺激を与えることができる。
培養液12の注入の際、圧電アクチュエータ32の電圧を下げ、注入側バルブ108、排出側バルブ110を開き、送液ポンプ106を動作させて培養液12の注入を行う。
加圧装置2において、加圧コンタクト30は、可動壁20との間に空気層が生じないように、図13に示すように、加圧コンタクト30の可動壁20との接触面を中心にその中心を頂点として緩やかな球面Rに形成されている。また、加圧コンタクト30の移動量は例えば、数十〔μm 〕と小さく、可動壁20の変形量は僅かであるが、そのコーナー部には張力や応力が集中するので、可動壁20との隙間を小さくし、エッジRcを圧電アクチュエータ32の変位量に対応して丸め、可動壁20とのストレスを最小限にするように設定されている。同様に、蓋18の立壁部86の角部にもエッジRcが設定されている。
このような培養装置100に培養容器として用いられた加圧容器16の加圧動作について、図14を参照して説明する。図14の(A)及び(B)は加圧コンタクト30の進退による加圧容器16の加圧動作を示す図であり、(A)は加圧前の状態、(B)は加圧後の状態を示している。
圧電アクチュエータ32に駆動信号が与えられない場合には、図14の(A)に示すように、加圧コンタクト30は移動しないので、可動壁20は垂直に維持される。この状態から、圧電アクチュエータ32に駆動信号が与えられると、図14の(B)に示すように、加圧コンタクト30は進出し、その変位量に応じて可動壁20が変位する。この可動壁20が下降した分だけ、チャンバ14の内容積が狭められて培養液12が加圧される。これにより、被培養物22が加圧される。また、駆動信号が解除されれば、加圧コンタクト30は元位置に復帰し、培養液12及び被培養物22の加圧が解除される。
なお、上記実施の形態では、液溜め104を1つとし、培養液12を循環させているが、チャンバ14を循環した培養液12を再循環させない場合には、注入側バルブ108側に液溜めを設置し、排出側バルブ110から培養液12を外部に廃棄するように構成してもよい。
本発明によれば、圧電アクチュエータを用いて可動壁を変位させることにより、チャンバ内の液体を加圧する構成であるから、加圧力を生じさせる構成の簡略化や加圧制御が精緻に行える等の利点があり、産業上有益である。
第1の実施の形態に係る加圧装置を示す図である。 加圧装置の液体加圧部を示す断面図である。 駆動力発生部を示す図である。 圧電アクチュエータの原理を示す図である。 圧電アクチュエータの動作特性を示す図である。 制御系統を示すブロック図である。 加圧動作を示す図である。 加圧制御を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る加圧装置を示す図である。 第3の実施の形態に係る加圧装置を示す図である。 加圧装置を示す分解図である。 第4の実施の形態に係る培養装置を示す図である。 加圧コンタクトと可動壁との関係を示す部分拡大図である。 加圧動作を示す図である。 従来の培養装置及び加圧装置を示す図である。 従来の他の加圧装置を示す断面図である。
符号の説明
2 加圧装置
4 液体加圧部
8 制御部
10 圧力検出部
12 培養液
14 チャンバ
20 可動壁
22 被培養物
32 圧電アクチュエータ
100 培養装置

Claims (10)

  1. 液体を加圧する加圧装置であって、
    前記液体を充填するチャンバの一部に形成された可動壁の変位により、前記チャンバの容積を変更して前記チャンバ内の前記液体を加圧する加圧部と、
    駆動信号を受けて前記可動壁を進退させるアクチュエータと、
    前記液体に作用する圧力を検出する圧力検出部と、
    を含む加圧装置。
  2. 請求項1に記載の加圧装置において、
    前記アクチュエータが、電圧レベルに応じた変位量を生じる圧電アクチュエータで構成された加圧装置。
  3. 請求項1に記載の加圧装置において、
    前記圧力検出部の検出値に応じて前記駆動信号を加減し、前記アクチュエータから前記可動壁に作用させる変位量又は加圧力の一方又は双方を制御する制御手段を含む加圧装置。
  4. 請求項1に記載の加圧装置において、
    前記アクチュエータの前記可動壁に対する変位量を補正する補正手段を含む加圧装置。
  5. 培養液とともに被培養物が収容されたチャンバの一部に形成された可動壁の変位により、前記チャンバ内の前記培養液を加圧する加圧部と、
    駆動信号を受けて前記可動壁を進退させるアクチュエータと、
    前記培養液に作用する圧力を検出する圧力検出部と、
    を含む培養装置。
  6. 請求項5に記載の培養装置において、
    前記圧力検出部の検出値に応じて前記駆動信号を加減し、前記アクチュエータから前記可動壁に作用させる変位量又は加圧力の一方又は双方を制御する制御手段を含む培養装置。
  7. 請求項5に記載の培養装置において、
    前記チャンバに前記培養液を循環させる循環回路を備える培養装置。
  8. 被培養物とともに培養液を収容するチャンバと、
    外力を受けて変位し、その変位量に応じて前記培養液を加圧する可動壁と、
    を備える加圧容器。
  9. 請求項8に記載の加圧容器において、
    前記チャンバに蓋部を備え、該蓋部により前記チャンバを開閉可能にした加圧容器。
  10. 請求項8に記載の加圧容器において、
    前記チャンバに前記培養液を供給し、前記チャンバ内の前記培養液を排出させるポートを備える加圧容器。
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