JP6113420B2 - 発光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表面実装型の発光装置に関する。
発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)をはじめとする発光装置については、砲弾型LEDや、表面実装型(SMD型)LEDなど、種々の形態が提案されている。従来の表面実装型の発光装置の一例を図7に示す。図8は、従来の発光装置4を示す断面図である。発光装置4は、その下面41と、発光素子42を配置するマウント面43と、発光面44とが平行である。
特に表面実装型の発光装置において、その発光を斜め方向に照射可能な発光装置が提案されている(例えば特許文献1〜4参照)。このような発光装置の一例を図9に示す。図9は、従来の発光装置5を示す断面図である。発光装置5は、その下面51が発光素子52のマウント面53に対して斜めになるように形成しており、これを基板に表面実装することで、発光素子のマウント面53が基板表面に対して角度αだけ傾く。
このような斜め方向に発光する発光装置は、例えば画像表示(ディスプレイ)装置用として使用される。つまり、発光装置によって画素が構成される画像表示装置は、通常高いところに設置され、離れた位置から人が見上げるものであるから、観者側である斜め下方向に発光装置の光を照射することで、画像表示装置としての効率を向上させることができる。
実用新案登録第2605856号公報 特開2002−270902号公報 特開2006−093359号公報 特表2006−514434号公報
しかし、従来の発光装置では、発光装置の下面と発光素子のマウント面の角度が異なるため、発光素子をマウントする際に、通常の上面発光型の発光装置と同じように行うことが困難であった。例えば上述の特許文献2では、発光素子のマウント面を水平とするために、発光装置の下面ではなくリードを水平に保持する必要があり、発光素子のマウント工程がリードの折り曲げ前に限定される。さらには、発光装置の下面を固定しない不安定な状態で発光素子をマウントすることとなり、マウント不良が懸念される。また、発光素子のマウント面を傾斜させることで、図7に示すように、マウント面から平行に伸びて突出する一対のリードが非対称なものとなるため、半田等の導電性接着部材との接触面積が偏り、発光装置の実装精度の低下が懸念される。
本発明はこのような課題に鑑みなされたものであり、斜め方向の発光増を実現させ、且つ、製造容易であり良好な実装精度を有する発光装置を提供することを目的とする。
本発明の発光装置は、少なくとも2つの側壁により凹部が設けられたパッケージと、凹部の底面に配置された発光素子と、を備える発光装置であって、凹部の底面は、パッケージの裏面と平行であり、2つの側壁は、一方が他方よりも低い。
この発光装置においては、凹部の底面に、発光色の異なる複数の発光素子が配置されており、複数の発光素子は、一方の側壁から他方の側壁へ向かって順に配置されていることが好ましい。
また、複数の発光素子は、直線状に配置されていることが好ましい。
複数の発光素子は、青色光を発光する第1発光素子と、緑色光を発光する第2発光素子と、赤色光を発光する第3発光素子と、であることが好ましい。
さらに、この発光装置においては、一方の側壁の上面は、他方の側壁側が高い傾斜面であり、他方の側壁の上面は、パッケージの裏面と平行な面であることが好ましい。
パッケージは、絶縁性のパッケージ本体と、該パッケージ本体の側面から露出した正負一対の電極と、を有し、正負一対の電極は、それぞれ同じ高さでパッケージ本体の側面から露出し、該側面に沿って折り曲げられていることが好ましい。
本発明の発光装置は、斜め方向の発光増を実現させながら、且つ、製造容易であり、良好な実装精度を有する発光装置を提供することを目的とする。
本発明の第1実施形態に係る発光装置を示す模式図であって、(a)は斜視図であり、(b)は図1(a)のA−A’線における断面図である。 発光装置の配光特性を示すグラフであって、(a)は従来の発光装置であり、(b)は図1示す発光装置1である。 発光装置の配光特性を説明する模式図であって、(a)は従来の発光装置であり、(b)は図1に示す発光装置1である。 本発明の第2実施形態に係る発光装置を示す模式図であって、(a)は斜視図であり、(b)は図4(a)のB−B’線における断面図である。 発光装置の配光特性を示すグラフであって、(a)は従来の発光装置であり、(b)は図4に示す発光装置2である。 発光装置の配光特性を説明する模式図であって、(a)は従来の発光装置であり、(b)は図4に示す発光装置2である。 本発明の発光装置の別の一例を示す斜視図である。 従来の発光装置を示す断面図である。 従来の発光装置を示す断面図である。
以下、本発明に係る発光装置を実施するための形態を図面と共に詳細に説明する。なお、各図面が示す部材のサイズ(面積、厚さ)や位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については、原則として同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る発光装置を、図1を用いて説明する。図1(a)は、第1実施形態に係る発光装置1を示す斜視図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A’線における断面図である。
発光装置1は、図1(b)に示すように、パッケージの凹部14と、その凹部14を構成する第1側壁16および第2側壁17とを有し、凹部の底面14aに発光素子15が配置されている。ここでは、パッケージは、絶縁性のパッケージ本体11と、パッケージ本体11の側面から露出した正負一対の電極であるリード端子12,13と、から構成されており、発光素子15のp電極およびn電極はそれぞれ金属ワイヤ(図示せず)を介してリード端子12,13と電気的に接続されている。図1(b)の断面視に示すように、凹部の底面14aはパッケージの裏面と平行であり、且つ、第1側壁16は第2側壁17よりも低い。なお、パッケージの裏面は、発光装置1を実装基板に固定する際の実装面であり、ここでは、パッケージ本体の裏面11aまたはリード端子の裏面12a,13aの少なくともいずれか一方を指す。
発光装置1は、パッケージの裏面と平行になるように凹部の底面14aを配置しているため、通常の上面発光型の発光装置と同様の製造工程で発光素子を凹部の底面14aに配置することができる。また、パッケージの裏面を水平に保持することで凹部の底面14aを水平にできるので、良好な実装精度で発光素子15を凹部の底面14aに実装することができる。また、リード端子12,13のパッケージ本体11から露出した部分をそれぞれ対称な形状とできるので、半田等の導電性接着部材を均等に接着させることができ、発光装置1を良好な実装精度で実装基板等に固定することができる。
さらに発光装置1は、凹部14を構成する一方の側壁16を他方の側壁17よりも低くすることで、側壁16側の光取り出しを促進でき、側壁16側の発光が強い発光装置1とすることができる。以下に具体例を挙げて説明する。
発光装置1を発光させた際の配光特性を図2(b)に示す。この配光特性のグラフは、図1(a)に示すA−A’線における配光特性を示すものであって、発光素子15の直上付近が0度であり、第1側壁16側が−90度、第2側壁17側が90度である。また、図2(a)は、従来の発光装置の配光特性を示すグラフである。この従来の発光装置は、図3(a)に示すように、第1側壁を第2側壁と同じ高さとする以外は発光装置1と同様である。図3(a)は、従来の発光装置の配光特性を説明するための模式図であり、図3(b)は、発光装置1の配光特性を説明するための模式図である。図3(a)および図3(b)において、発光素子15の発光を実線の矢印で示す。
図2に示すように、発光装置1の構成とすることで、第1側壁16側である指向角0度〜−90度の範囲、特に指向角−30度〜−90度付近において相対光度が上昇し、第2側壁26側である指向角0度〜90度付近においては相対光度が低下しており、第2側壁側17よりも第1側壁16側に取り出される光が増加したことが確認できた。これは、図3(a)に示すように、従来の発光装置では凹部を構成する側壁によって遮られ反射されていた光が、図3(b)に示すように、発光装置1において第1側壁16を低くすることで第1側壁16側へ直接取り出されるようになったためと考えられる。このように、凹部14を構成する第1側壁16を第2側壁17よりも低くすることで、第1側壁16側に光が取り出され易い構造とでき、第1側壁16側の光度を上昇させることができる。なお、図3(a)および図3(b)は、説明を簡単にするために、透光性の封止部材を省略した状態で光の進行を示した模式図である。封止部材を充填した状態においては、封止部材の内外の屈折率差によって、封止部材から出射する際に光が屈折し進行方向が変化する。例えば、図3(b)に示す矢印は、封止部材から出射する際に、第1側壁16へ近づく方向に曲がる。封止部材を充填することで、第1側壁16側の光度を上昇させるという上記の効果をより向上させることができる。図2(a)および図2(b)に示す配光特性は、凹部内に封止部材を充填した状態で測定したものである。
以下、各部材について詳述する。
<パッケージ本体>
パッケージ本体11は、発光素子15等の電子部品を配置するための部材である。パッケージ本体11の上面には、図1に示すように、所定深さの凹部14が形成されている。この凹部14は、発光素子15が配置される領域であり、図1に示すように、凹部14の底面に一対のリード端子12,13の一端部が互いに対向するように配置され、当該一対のリード端子12,13の一方の上面に発光素子15が配置されている。
パッケージ11のサイズは、発光素子15の数や、目的および用途に応じて適宜選択することができる。また、パッケージ11の材料としては、絶縁性材料を用いることが好ましく、かつ、発光素子15から放出される光や外光等が透過しにくい材料や、ある程度の強度を有する材料を用いることが好ましい。パッケージ11の材料としては、具体的には、セラミックス(Al、AlN等)、あるいはフェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、BTレジン(bismaleimide triazine resin)、ポリフタルアミド(PPA)等の樹脂を用いることが好ましい。凹部14の平面視形状は、矩形や六角形等の多角形、当該多角形の角を丸めた形状、円形、楕円形等を採用できる。例えば、図1(a)に示すように、矩形の角を丸めた形状とすることができる。
また、凹部14は、少なくとも2つの側壁16,17によって形成されており、この2つの側壁16,17は、発光素子15を挟んで対向する一対の側壁である。図1(a)に示す発光装置1の凹部14は、パッケージ本体11の側面に沿った4つの側壁によって構成されている。当該4つの側壁は、対向する2対の側壁からなり、そのうちの一対(第1側壁16と第2側壁17)は、断面図である図1(b)に示すように高低差を有し、他の一対は、同様の高さで形成されている。
また、凹部14には封止部材を充填してもよい。封止部材は、リード端子12,13に配置された発光素子15および金属ワイヤを、塵芥、水分、外力等から保護するための部材である。封止部材の材料としては、発光素子15からの光を透過可能な透光性を有するものが好ましく、具体的には、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、ユリア樹脂等を用いることが好ましい。また、このような材料に加えて、所望に応じて着色剤、光拡散剤、フィラー、蛍光体等を含有させることもできる。なお、封止部材は、単一の部材で形成することもできるし、あるいは、2層以上の複数の層として形成することもできる。また、封止部材の充填量は、凹部14内におけるリード端子12,13上に配置される発光素子15および金属ワイヤが被覆される量であればよい。
封止部材は、パッケージの裏面を水平に保持した状態で形成することができる。例えば、封止部材の材料である樹脂等を凹部14内に滴下し、側壁16,17に這い上がらせることで形成することができる。この場合、封止部材の表面を発光素子15側に凹んだ形状で形成できる。このような形状とすることで、発光素子15からの光が全反射し易く、封止部材の内部で光を混色させることができ、発光装置1の色むらを低減することができる。
また、封止部材は、その材料の表面張力を利用し、凹部14から溢れない程度に充填して形成することもできる。この場合、封止部材の表面を凸レンズ状とすることができる。このような形状とすることで、封止部材の表面における全反射を低減でき、発光素子15からの光の外部への光取り出し効率を向上できる。
<第1側壁、第2側壁>
凹部14を構成する第1側壁16および第2側壁17は、第1側壁16の方が低くなるように形成されている。これによって、図2(b)に示すように、第1側壁16側の光取り出しを促進でき、第2側壁17側よりも第1側壁16側の発光が強い発光装置1とすることができる。
第1側壁16および第2側壁17の高さは、発光素子15の直接光を遮る高さ、つまり発光素子15から直線状に出射される光を遮る高さで比較する。図1(b)に示す発光装置1においては、凹部14の内壁の高さが第1側壁16側のほうが低く形成されており、つまり、各側壁上面16a,17aの凹部14側の端部の高さを比較したときに、第1側壁上面16aの凹部14側端部のほうが第2側壁上面17aの凹部14側端部よりも低く形成されている。また、各上面16a,17aが凹部14側の端部以外の部分で発光素子15からの直接光を遮る場合、例えば上面16a,17aの一部が隆起している場合は、そちらを基準として高さを比較する。
第1側壁の上面16aおよび第2側壁の上面17aは、パッケージの裏面と平行な面としてもよく、パッケージの裏面に対して傾斜した傾斜面としてもよい。好ましくは、図1(b)に示すように、第1側壁の上面16aを、凹部14側が高い傾斜面、つまり第2側壁17側が高い傾斜面とする。これによって、凹部14から出射する光の吸収を抑制することができる。第2側壁の上面17aは、図1(b)に示すようにパッケージの裏面と平行な面とするか、もしくは第1側壁16側が高い傾斜面とすることが好ましい。これによって、隣接する他の発光装置からの発光の吸収を抑制することができる。特に、画像表示装置用の発光装置は、外光の照り返し防止のため、そのパッケージ本体の外壁として光を吸収し易い黒色の材料を用いることが望まれるため、このような構成とすることが好ましい。また、側壁の厚みを小さくすると光が透過し易くなるため、光反射壁等の光を透過させない側壁として機能させるためには、第2側壁17は、その上面17aをパッケージの裏面と平行な面とすることが好ましい。
第1側壁16と第2側壁17との高低差は、第1側壁16の凹部14側の上端と第2側壁17の凹部14側の上端とを結ぶ直線、つまり凹部の上面14bが、パッケージの裏面に対して45度以下の傾斜角度で傾斜する程度とすることができる。ここで、凹部の上面14bの傾斜角度が大となると、相対的に第1側壁16が低くなり第2側壁17が高くなるため、例えば発光装置1を画像表示装置の画素として用いる場合など複数の発光装置1を隣接して配置する場合には、発光装置1の発光が隣の発光装置1の第2側壁17によって吸収され易くなり、最終的な光取り出し効率が低下する。このため、凹部の上面14bのパッケージ裏面に対する傾斜角度は5度〜20度とすることが好ましい。これによって、複数の発光装置1を隣接配置した場合に、隣の発光装置1による光吸収を抑制することができ、最終的な光取り出し効率の低下を抑制することができる。画像表示装置の画素として用いる場合の実際の配置密度を考慮すると、5度〜10度とすることが特に好ましい。また、このような傾斜角度とすることによって、上述のようにパッケージの裏面を水平に保持した状態で封止部材を形成する場合に、封止部材を凹部14から溢れさせずに充填し易い。
このような側壁16,17を有するパッケージ本体11は、金型によって成形することができる。また、まず側壁の高さが等しいパッケージ本体を成形し、その後、少なくとも一方の側壁側を研磨等によって一部除去し、一方の側壁側を低くすることで形成することもできる。この場合、上述した封止部材を凹部内に充填し硬化した後で、研磨等を行ってもよい。
なお、上述した第1側壁16と第2側壁17の高低差や形状等は、パッケージの厚み方向に切断した断面において確認することができ、典型的には、図1(b)に示すように、パッケージの裏面に対して実質的に垂直な断面において確認することができる。この断面の切断位置としては、少なくとも凹部14を含む任意の場所を選択することができ、好ましくは、パッケージ本体の上面11bの少なくとも一部が傾斜した発光装置において、その傾斜方向に沿って切断した切断面を用いる。例えば、発光装置1は、図1(a)に示すように、パッケージ本体の上面11bの一部が、第1側面11c側が低くなるようにパッケージ裏面に対して傾斜した傾斜面であり、図1(b)に示す断面図は、この傾斜面の傾斜方向に沿って切断した断面図である。
<リード端子>
リード端子12,13は、発光素子15等の電子部品と、図示しない外部電源と、を電気的に接続し、これらの電子部品に対して外部電源からの電圧を印加する電極である。リード端子12,13は、それぞれが正極または負極として機能する。
リード端子12,13は、板状の金属部材で構成されている。また、リード端子12,13は、図1(a)および図1(b)に示すように、その一端側がパッケージ本体11の凹部の底面14aに露出されるとともに、その他端側がパッケージ本体11の側面から外部に露出するように、パッケージ本体11に埋設されている。そして、それぞれ同じ高さでパッケージ本体11の側面から外部に露出したリード端子12,13は、図1(b)に示すように、パッケージ本体11の側面および下面に沿って折り曲げられている。これによって、半田等の導電性接着部材が均等に付着するリード端子12,13とすることができ、発光装置1を良好な実装精度で実装することができる。
リード端子12の上面には、図1(b)に示すように、発光素子15が配置されている。そして、リード端子12の上面に配置された発光素子15のp電極とn電極は、金属ワイヤ(図示せず)によってリード端子12,13とそれぞれ電気的に接続されている。なお、発光素子15は、凹部の底面14bに配置されていればよく、例えばリード端子13の上面や、リード端子12,13のそれぞれの上面に配置されてもよい。
リード端子12,13のサイズは、発光素子15の数や、目的および用途に応じて適宜選択することができる。また、リード端子12,13の材料としては、例えば、Cu合金の表面にAuめっきやAgめっきを施したものを用いることができる。
<発光素子>
発光素子15は、電圧を印加することで発光する半導体素子である。発光素子15は、図1(b)に示すように、リード端子12の上面に配置されている。発光素子15は、その載置位置を調整することで、第1側壁16側の光度上昇率を調整することができる。第2側壁17に近付けること、つまり、第1側壁16との距離を大とすることで、第1側壁16側の光度をさらに上昇できると考えられる。
また、発光素子15は、例えば、図1(a)および図1(b)に示すように、直方体に形成されており、平面視で矩形状である。発光素子15としては、具体的には発光ダイオードを用いるのが好ましく、用途に応じて任意の波長のものを選択することができる。例えば、青色(波長430nm〜490nmの光)、緑色(波長490nm〜570nmの光)の発光素子15としては、ZnSe、窒化物系半導体(InAlGa1−X−YN、0≦X、0≦Y、X+Y<1)、GaP等を用いることができる。また、赤色(波長620nm〜750nmの光)の発光素子15としては、GaAlAs、AlInGaP等を用いることができる。
また、凹部14に蛍光体を含有する封止部材を充填する場合は、その蛍光体を効率良く励起できる短波長の発光が可能な窒化物半導体(InAlGa1−X−YN、0≦X、0≦Y、X+Y<1)を用いることが好ましい。発光素子15の成分組成や発光色、サイズ等は上記に限定されず、目的に応じて適宜選択することができる。
以上のような構成を備える発光装置1は、図1(b)に示すように、パッケージの裏面と平行になるように凹部の底面14aを配置しているため、通常の上面発光型の発光装置と同様の製造工程で発光素子を載置することができる。また、パッケージの裏面を水平に保持することで凹部の底面14aを水平にできるので、良好な実装精度で発光素子15を凹部の底面14aに実装することができる。さらに、発光装置1は、凹部14を構成する一方の側壁16を他方の側壁17よりも低くすることで、側壁16側の光取り出しを促進でき、側壁16側の発光が強い発光装置1とすることができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る発光装置について、図4を用いて説明する。図4(a)は、第2実施形態に係る発光装置2を示す斜視図であり、図4(b)は、図4(a)のB−B’線における断面図である。本実施形態に係る発光装置は、複数の発光素子を配置する以外は、第1実施形態に係る発光装置と同様の構成を採用できる。
発光装置2は、パッケージの凹部24と、その凹部24を構成する第1側壁26および第2側壁27とを有し、凹部の底面24aに発光色の異なる複数の発光素子25a,25b,25cが配置されている。ここでは、パッケージは、絶縁性のパッケージ本体21と、パッケージ本体21の側面から露出した正負一対の電極であるリード端子22,23と、から構成されている。リード端子22,23は、発光素子25a,25b,25cの数と同数の3組が形成されており、各リード端子22に各発光素子が配置され、各発光素子のp電極およびn電極はそれぞれ金属ワイヤ(図示せず)を介して、その発光素子が載置されたリード端子22およびそれと対向するリード端子23と電気的に接続されている。
図4(b)に示す断面視において、凹部の底面24aはパッケージの裏面と平行であり、且つ、第1側壁26は第2側壁27よりも低い。なお、パッケージの裏面は、発光装置2を実装基板に固定する際の実装面であることが好ましく、ここでは、パッケージ本体の裏面21aまたはリード端子22,23の裏面の少なくともいずれか一方を指す。図4(b)においては、リード端子の裏面22aのみを図示したが、リード端子23の裏面も同一平面に配置されている。また、第1側壁の上面26aは第2側壁27側が高い傾斜面であり、第2側壁の上面27aはパッケージ裏面と平行な面である。
さらに、発光装置2は、図4(b)に示すように、発光素子25a,25b,25cが第1側壁26から第2側壁27へ向かって順に配置されている。凹部の底面24aがパッケージ裏面と平行であって第1側壁26が第2側壁27よりも低い発光装置2において、発光色の異なる発光素子25a〜25cをこのように配置することで、発光素子25a〜25cの載置位置に起因する配光特性の不一致を改善することができ、観察位置の変化に伴う色調の変化を抑制することができる。以下に具体例を挙げて説明する。
発光装置2を発光させた際の配光特性を図5(b)に示す。ここでは、発光素子25aが赤色発光素子であり、発光素子25bが緑色発光素子であり、発光素子25cが青色発光素子であり、発光素子25a〜25cの厚みは同程度である。図5(b)に示す配光特性のグラフは、図4(a)に示すB−B’線における配光特性を示すものであって、発光素子25bの直上付近が0度であり、第1側壁26側が−90度、第2側壁27側が90度である。また、図5(a)は、従来の発光装置の配光特性を示すグラフであり、この従来の発光装置は、図6(a)に示すように、第1側壁を第2側壁と同じ高さとする以外は発光装置2と同様である。図6(a)は、従来の発光装置の配光特性を説明するための模式図であり、図6(b)は、発光装置2の配光特性を説明するための模式図である。図6(a)および図6(b)において、発光素子25aの発光を実線の矢印で示し、発光素子25cの発光を一点鎖線の矢印で示す。
まず、従来の発光装置においては、図5(a)および図6(a)に示すように、発光素子25a〜25cは、その載置位置と発光のピーク位置が逆転している。つまり、載置位置は、図6(a)に示すように、図中左から発光素子25a、発光素子25b、発光素子25cであるが、発光のピーク位置は、図5(a)に示すように、図中左から発光素子25c、発光素子25b、発光素子25aとなっている。これは、図6(a)に示すように、凹部を構成する側壁によって、光の反射、吸収、またはその両方が行われるために、側壁に近接する発光素子ほどその側壁に発光が反射・吸収され、相対的にその側壁とは反対側の光度が上昇するためと考えられる。例えば、発光素子25aの発光は、図中左側の側壁によって反射・吸収され易いために、図中左方向(負の指向角側)へ光が取り出され難く、これによって発光のピークが図中右方向(正の指向角側)へシフトしていると考えられる。一方の発光素子25cの発光は、図中右方向(正の指向角側)へ光が取り出され難いために、発光のピークが図中左方向(負の指向角側)へシフトしている。このような従来の発光装置は、図5(a)に示すように、発光素子25a〜25cの配光特性が不一致であるため、観察する角度によって発光素子25a〜25cの光度比が変化し、色調が変化する。
一方、発光素子25a〜25cが載置される凹部の底面24をパッケージ裏面と平行とし、且つ、発光素子25a〜25cの配置方向に沿った断面視において第1側壁26を第2側壁27よりも低くした発光装置2においては、図5(b)に示すように、第1側壁26側である指向角0度〜−90度付近で発光素子25a〜25cの配光特性がほぼ一致した。これは、以下の理由が考えられる。
つまり、発光装置2は、図6(b)に示すように、第1側壁26を低くすることによって、従来は側壁で反射・吸収されていた光の一部を直接外部へ取り出すことができる。このため、従来は指向角0度〜−90度付近における反射・吸収が大であり光度の低かった発光素子ほど、第1側壁26側、つまり指向角0度〜−90度付近での光度上昇率が大となり、結果として指向角0度〜−90度付近で発光素子25a〜25cの配光特性がほぼ一致したと考えられる。なお、図5(a)および図5(b)に示すグラフは、側壁の色が黒色の場合であるが、側壁が白色の場合も同様の傾向を示すものと考えられる。
このように、発光装置2は、第1側壁26から第2側壁27へ向かって複数の発光素子25a〜25cを配置することで、第1側壁26側において、光度を上昇できると共に複数の発光素子25a〜25cの配光特性を近付けることができる。発光素子25a〜25cは、少なくとも、第1側壁26側の配光特性が第2側壁27側よりも一致するように配置することが好ましい。さらには、第1側壁26側の配光特性が実質的に一致するように配置することが好ましい。第1側壁26側の光度上昇率は、発光素子25a〜25cの載置位置を変えることで調整可能であり、これによって発光素子25a〜25cの第1側壁26側における配光特性を近付けることができる。
発光素子25a〜25cは、第1側壁26から第2側壁27に向かって順に配置されていればよく、発光素子25a〜25cが三角形の頂点を構成するように配置することもできる。一例を図7に示す。図7は、本発明の発光装置の別の一例を示す斜視図である。このように、発光素子25a〜25cを互い違いに配置することもできる。この場合も、第1側壁側において発光素子25a〜25cの配光特性を近付けることができる。
発光素子25a〜25cは、好ましくは直線状に配置する。特に、図4(a)に示すように、パッケージ本体の上面21bの一部が第1側面21c側が低くなるように傾斜した発光装置2においては、第1側面21cに垂直な方向(例えばB−B’線)に沿った直線状に配置することが好ましい。これによって、発光素子25a〜25cの第1側面21cと平行な方向(B−B’線と垂直な方向)における配光特性、つまり図5(b)に示す配光特性と直交する方向の配光特性も近付けることができる。
発光素子25a〜25cは、上述の赤色発光素子、緑色発光素子、青色発光素子に限るものではなく、任意の発光色の発光素子を用いることができる。また、発光色の異なる複数の発光素子としては、少なくとも2以上の発光色が含まれていればよく、同色の発光素子を複数配置してもよい。例えば、青色発光素子および赤色発光素子を1個ずつ配置し、緑色発光素子を2個配置することができる。
また、図4に示す発光装置2は、図1に示す発光装置1とはリード端子の配置も異なる。発光装置1は、図1(a)に示すように、パッケージ本体の上面11bの一部が第1側面11cに向かって低くなるよう傾斜しており、その第1側面11cおよびその対向面にリード端子12,13がそれぞれ配置されている。一方、発光装置2は、図4(a)に示すように、パッケージ本体の上面21bの一部が第1側面21cに向かって低くなる傾斜面であって、リード端子23は第1側面21cと隣り合う第2側面21dに配置されている。また、図4(a)の斜視図においては表れないが、リード端子22もリード端子23と同様の位置および形状で第2側面21dの対向面に配置されている。
このように発光装置2は、凹部の底面24aがパッケージ裏面と平行であるため、パッケージ本体21のいずれの側面においても、リード端子22,23をパッケージ裏面と平行な方向に延出させ、露出させることができる。
また、図4(a)に示すように、第1側面21cを避けてリード端子22,23を配置することで、凹部24内に封止部材を設ける場合に、封止部材のリード端子22,23への付着を抑制でき、リード端子22,23と半田等の導電性接着部材との接合不良を抑制することができる。つまり、封止部材がその量のばらつき等によって凹部24から漏れ出した場合に、封止部材は低い方、つまり第1側面21c側へ流れやすいため、第1側面21cを避けてリード端子22,23を配置することで、封止部材のリード端子22,23への付着を抑制することができる。平面視形状が矩形の発光装置2においては、パッケージ本体の上面21bの傾斜方向と平行な側面である第2側面21dおよびその対向面にリード端子22,23を配置することが好ましい。なお、図1に示す発光装置1の場合も、同様の配置とすることで同様の効果を得ることができる。また、図6(a)および図6(b)は、説明を簡単にするために、透光性の封止部材を省略した状態で光の進行を示した模式図である。上記実施形態1と同様に、封止部材を充填することで効果をより向上させることができる。図5(a)および図5(b)に示す配光特性は、凹部内に封止部材を充填した状態で測定したものである。
1,2 発光装置
11,21 パッケージ本体
11a,21a パッケージ本体の裏面
11b,21b パッケージ本体の上面
11c,21c パッケージ本体の第1側面
11d,21d パッケージ本体の第2側面
12,13,22,23 リード端子
12a,13a,22a リード端子の裏面
14,24 凹部
14a,24a 凹部の底面
14b 凹部の上面
15,25a,25b,25c 発光素子
16,26 第1側壁
16a,26a 第1側壁の上面
17,27 第2側壁
17a,27a 第2側壁の上面

Claims (5)

  1. 少なくとも2つの側壁により凹部が設けられ、前記2つの側壁は、一方が他方よりも低く、前記凹部の底面は、裏面と平行であるパッケージと、
    前記凹部の底面に配置され、前記一方の側壁から前記他方の側壁へ向かって順に配置された複数の発光素子と、
    前記一方の側壁と隣り合う側面に配置された正負一対のリード端子と、
    前記凹部内に充填された透光性の封止部材と、を備え、
    前記封止部材の上面は、前記一方の側壁側が前記他方の側壁側より低くなるように前記凹部の底面に対して傾斜している発光装置。
  2. 前記複数の発光素子は、直線状に配置されている請求項1に記載の発光装置。
  3. 前記複数の発光素子は、青色光を発光する第1発光素子と、緑色光を発光する第2発光素子と、赤色光を発光する第3発光素子と、である請求項1または2に記載の発光装置。
  4. 前記他方の側壁の上面は、前記パッケージの裏面と平行な面である請求項1〜のいずれか1項に記載の発光装置。
  5. 前記正負一対のリード端子は、それぞれ同じ高さで前記パッケージ本体の側面から露出し、該側面に沿って折り曲げられている請求項1〜のいずれか1項に記載の発光装置。
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