JP6112149B2 - 十字軸式自在継手 - Google Patents

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Description

この発明は、例えばステアリングシャフトの動きをステアリングギヤに伝達する為、自動車のステアリング装置に組み込んだ状態で使用する十字軸式自在継手の改良に関する。具体的には、十字軸を構成する4本の各軸部の基端部の強度を向上させる事により、この十字軸を組み込んだ十字軸式自在継手の信頼性及び耐久性の向上、或いは小型・軽量化を可能にするものである。
自動車のステアリング装置は、例えば特許文献1に記載されている如く、図5に示す様に構成している。運転者が操作するステアリングホイール1の動きは、ステアリングシャフト2、自在継手3a、中間シャフト4、別の自在継手3bを介して、ステアリングギヤユニット5の入力軸6に伝達される。そして、このステアリングギヤユニット5に内蔵したラック&ピニオン機構により左右1対のタイロッド7、7を押し引きし、左右1対の操舵輪(一般的には前輪)に、前記ステアリングホイール1の操作量に応じて、適切な舵角を付与する様に構成している。尚、前記中間シャフト4として一般的には、図6に示す様に、アウタシャフト8とインナシャフト9との一端部同士をセレーション係合させる事により、トルクの伝達を可能に、但し、衝突事故の際に全長を収縮可能に構成したものを使用している。前記両自在継手3a、3bは、前記両シャフト8、9の他端部に結合している。
上述の様なステアリング装置に組み込む自在継手として一般的には、カルダン継手と呼ばれる十字軸継手が、広く使用されている。図7〜8は、前記特許文献1に記載される等により、従来から広く知られている自在継手3の1例を示している。尚、図7〜8に示した構造は、振動の伝達を防止する、所謂防振継手であるが、本発明の対象となる自在継手は、必ずしも防振構造を具備する必要はない。そこで、以下の説明は防振構造を省略して、自在継手3の本体部分の構造に就いて行う。
この自在継手3は、十分な剛性を有する金属材によりそれぞれが二又状に形成された1対のヨーク10a、10bと、軸受鋼の如き合金鋼等の硬質金属により造られた十字軸11とから構成される。これら両ヨーク10a、10bの両端部には、互いに同心の円孔12、12を形成している。そしてこれら各円孔12、12に、やはり軸受鋼、肌焼鋼等の硬質金属製の板材により有底円筒状に造られた軸受カップ13、13を、互いの開口を対向させた状態で内嵌固定している。又、前記十字軸11は、1対の柱部の中間部同士を互いに直交させた如き形状を有し、それぞれが円柱状である、4箇所の各軸部14、14を有する。即ち、中心部に設けた結合基部15の円周方向等間隔4箇所位置に、それぞれ前記各軸部14、14の基端部を結合固定している。これら各軸部14、14の中心軸は、同一平面上に存在する。
この様な各軸部14、14の軸方向中間部乃至先端部は、前記各軸受カップ13、13内に挿入している。そして、これら各軸受カップ13、13の内周面と前記各軸部14、14の先半部外周面との間に、ニードル軸受等のラジアル軸受16、16を設け、前記十字軸11に対して前記両ヨーク10a、10bが、軽い力で揺動変位する様にしている。この様に構成する為、これら両ヨーク10a、10bの中心軸同士が一致しない状態でも、これら両ヨーク10a、10bの間で回転力の伝達を、伝達ロスを僅少に抑えた状態で行える。
上述の様な自在継手3を車室外に設置する(図5で下側の自在継手3bとして利用する)場合には、前記十字軸11を構成する前記各軸部14、14の基端部(前記結合基部15側の端部)と前記各軸受カップ13、13の開口部との間に、それぞれシールリング17、17を設ける。そして、これら各シールリング17、17により、前記各ラジアル軸受16、16の設置部分に泥水等が進入するのを防止し、前記自在継手3の耐久性の確保を図る。前記各シールリング17、17はそれぞれ、金属製で円環状の芯金18と、ゴムの如きエラストマー製の弾性材19とから成る。このうちの芯金18は、軟鋼板等の金属板を曲げ形成する事により、断面L字形で全体を円環状に形成したもので、円輪部20と、この円輪部20の内周縁側から前記各軸部14、14の先端側に向けて折れ曲がった円筒部21とから成る、断面L字形としている。又、前記弾性材19は、前記芯金18を包埋する事でこの芯金18により補強された基部22と、この基部22から延出した、それぞれが特許請求の範囲に記載したシールリップである、ラジアルシールリップ23及びスラストシールリップ24から成る。
それぞれがこの様な構成を有する、前記各シールリング17、17は、前記芯金18を包埋した基部を前記各軸部14、14の基端部に締り嵌めで(弾性材19の一部を弾性変形させた状態で)外嵌する事により、これら各軸部14、14の基端部に、嵌合部のシール性を確保した状態で支持している。この様にこれら各軸部14、14の基端部に前記各シールリング17、17を支持し、前記十字軸11と前記各軸受カップ13、13とを組み合わせた状態で、前記各シールリップ23、24のうちのラジアルシールリップ23のシール縁は、前記各軸受カップ13、13の外周面のうちで開口寄り端部に、全周に亙り弾性的に当接する。又、前記スラストシールリップ24のシール縁は、前記各軸受カップ13、13の開口部に形成された内向鍔部25の外面(前記結合基部15に対向する面)に、全周に亙り弾性的に当接する。
更に、前記各軸部14、14の中心部にはそれぞれ有底の挿入孔26、26を、これら各軸部14、14の先端面に開口する状態で、前記各軸部14、14の軸方向に形成している。そして、これら各挿入孔26、26の内側に、合成樹脂製のピン27、27を挿入している。これら各ピン27、27は、前記各軸受カップ13、13と前記各軸部14、14との間で突っ張る事により、これら各軸受カップ13、13の開口端部と前記基部22との距離が縮まり過ぎる事を防止する。そして、前記各シーリング15、15のスラストシールリップ24が過度に圧縮されたり、反対に圧縮量が低下し過ぎる事を防止する。即ち、自在継手3の使用時に前記十字軸11と前記各軸受カップ13、13との間に加わるスラスト荷重に基づき、スラスト荷重作用側(アンカ側)のシールリング17が過度に圧縮されて耐久性が損なわれ、反対側(反アンカ側)のシールリング17の圧縮量が低下し過ぎて、このシールリング17によるシール性が損なわれる事を防止する。
但し、上述の様なピン27、27を設けない、十字軸式の自在継手に就いても、従来から広く知られている。即ち、図9に示した従来構造の第2例の如く、軸受カップ13aの底部28の内面中央寄り部分に突条29、29を形成し、これら各突条29、29の先端縁を、十字軸11を構成する各軸部14の先端面に当接させている。この様な構造によっても、自在継手の構成部材の寸法精度及び組立精度を確保さえすれば、前記軸受カップ13aと前記各軸部14との間に設けるシールリング17の圧縮量を適性範囲に保持できる。
何れの構造の場合でも、十字軸11を構成する各軸部14、14の基端部にシールリング17、17を、締り嵌めで外嵌支持する。そして、これら各軸部14、14に対するこれら各シールリング17、17の位置決めを適正にする事が、十字軸式の自在継手3の変位抵抗を抑えると共に、これら各シールリング17、17のシール性能を確保する面から重要になる。これらの事を考慮すると、図7〜9に示した従来構造では、十字軸式自在継手に関して、十分な信頼性及び耐久性を確保しつつ、小型・軽量化を図る事が難しい。この点に就いて、図10を参照しつつ説明する。
十字軸11を構成する各軸部14のうち、軸方向中間部乃至先端部である、図10のL範囲部分は、ラジアル軸受16(図7〜9参照)の内輪軌道としての役目を有する為、超仕上等の研削加工を施す。十字軸式自在継手によるトルク伝達は、前記ラジアル軸受16を介して行うので、伝達可能なトルク(トルク容量)を確保する必要上、前記L範囲の長さ寸法は或る程度必要である。又、このL範囲で表された内輪軌道部分よりも基端寄り部分には、シールリング17の基部22を外嵌支持する。この支持力を十分に確保する為、及び、この嵌合部のシール性を確保する為には、前記各軸部14と前記基部22との嵌合幅Wを、或る程度以上確保する必要がある。又、これら基部22と各軸部14とを嵌合させた状態で、この基部22に包埋した芯金18の円輪部20の片面を、前記十字軸11を構成する、前記結合基部15の外面である段差面30に当接させて、前記各軸部14の軸方向に関する、前記シールリング17の位置決めを図る。この位置決めの精度を確保する為には、前記円輪部20の片面と前記段差面30との当接状態を安定させる必要上、これら両面同士を均一に当接させる必要がある。
以上の事を考慮し、しかも、前記十字軸11の全長を少しでも短く抑えて、この十字軸11を組み込んだ自在継手3(図5〜9参照)の小型・軽量化を図る為に従来は、図10に示す様に、前記各軸部14の外周面と前記段差面30とを連続させる凹曲面31の曲率半径を小さくしていた。一方、前記自在継手3によりトルクを伝達する際に、前記各軸部14と前記結合基部15との連続部には、この結合基部15に対しこの各軸部14を倒す方向のモーメントが、繰り返し加わる。そして、このモーメントにより、前記凹曲面31部分に応力が加わる。この応力の大きさは、この凹曲面31の断面形状の曲率半径が小さい程、又、前記各軸部14の外径が小さい程、それぞれ大きくなる。従って、前記凹曲面31部分に亀裂等の損傷が発生するのを防止すべく、この凹曲面31部分に加わる応力を低く抑える為には、前記凹曲面31の断面形状の曲率半径を大きくするか、又は、前記各軸部14の外径を大きくする必要があり、自在継手3の小型・軽量化を図る面からは不利になる。
特許文献2には、十字軸の各軸部の全長を確保して、この各軸部がヨークの円孔から抜け出難くする為、この各軸部の先端部に面取り部を設ける発明が記載されている。この様な特許文献2に記載された発明の構造によれば、大きなトルク伝達時に於ける、十字軸とヨークとの分離防止を図るべく、この十字軸を構成する各軸部の全長を長くした場合でも、この十字軸をヨークに組み込む事ができる。但し、前記特許文献2に記載された発明の構造にしても、前記図10により説明した様な理由で、大きな負荷が加わった場合に於ける破壊強度(大負荷時破壊強度)を大きくし難く、信頼性及び耐久性の確保と、小型・軽量化との両立を図り難い。
特開2010−181016号公報 特開平11−037171号公報
本発明は、上述の様な事情に鑑みて、大負荷時破壊強度を大きくして、信頼性及び耐久性の確保と、小型・軽量化との両立を図り易い構造を実現すべく発明したものである。
本発明の十字軸式自在継手は、1対のヨークと、4個の円孔と、4個の軸受カップと、十字軸と、4組のラジアル軸受とを備える。
このうちの1対のヨークは、それぞれが二股状に形成されている。
又、前記各円孔は、円筒面状の内周面を有しており、これら両ヨークの両端部に、互いに同心に形成されている。
又、前記各軸受カップは、それぞれが硬質金属製で、有底円筒状であり、互いの開口を対向させた状態で、前記各円孔の内側に直接内嵌固定されている。
又、前記十字軸は、結合基部の外周面に4本の各軸部を放射状に固設して成る。そして、これら各軸部を前記各軸受カップ内に挿入した状態で、前記両ヨークと組み合わされている。
更に、前記各ラジアル軸受は、前記各軸部の外周面と前記各軸受カップの内周面との間に設けられている。
特に、本発明の十字軸式自在継手に於いては、前記十字軸を構成する前記各軸部の基端部外周面と前記結合基部の外面である段差面とを、それぞれ断面形状が円弧形で、曲率半径が途中で変化する凹曲面により連続させている。そして、これら各凹曲面のうちの前記段差面寄り部分の曲率半径よりも、前記各軸部寄り部分の曲率半径を大きくしている。
又、本発明の場合には、追加的に、前記各軸部の基端部にそれぞれの基部を外嵌支持された状態で、これら各軸部の基端部と前記各軸受カップの開口部との間に、4個のシールリングを設けている。
そして、前記各シールリングを、金属製で円環状の芯金と、この芯金を包埋する事で補強された基部及びこの基部から延出したシールリップを備えた弾性材とから成るものとし、このうちの基部を前記各軸部の基端部に外嵌支持すると共に、前記各シールリップを前記各軸受カップの外面に全周に亙って当接させた状態で、前記十字軸と前記両ヨークとの間に組み付けている。
又、前記各段差面と、前記各シールリングを構成する芯金のうちでこれら各段差面に突き当てられる円輪部の軸方向片側面とのうち、この円輪部の軸方向片側面を部分円すい状の凸面とし、前記各段差面をこの凸面と同じ角度だけ傾斜した部分円すい状の凹面としている。
尚、本発明の技術的範囲からは外れるが、前記各段差面を部分円すい状の凸面とし、前記円輪部の軸方向片側面を部分円すい状の凹面とする事もできる。
この様な本発明の十字軸式自在継手を実施する場合、具体的には、例えば請求項2に記載した発明の様に、前記十字軸を構成する前記各軸部と前記各軸受カップとを、これら各軸部の軸方向に関する相対変位を実質的に抑えた状態で(構成部材の弾性変形に基く僅かな相対変位を除き阻止した状態で)組み合わせる。
又、本発明の範囲からは外れるが、前記十字軸を構成する前記各軸部と前記各軸受カップとを、これら各軸部の軸方向に関する相対変位を可能に組み合わせる事ができる。そして、これら各軸部に、弾性材製のシールリングを外嵌し、これら各シールリングを、前記各軸受カップの開口部側端面と、前記十字軸の段差面との間で、軸方向に関して弾性的に圧縮した状態で挟持する。
又、本発明の十字軸式自在継手に用いる十字軸を製造する場合には、前記各軸部の外周面と前記結合基部の外面である段差面との連続部に旋削による仕上加工を施す際に、切削部の形状が、曲率半径が途中で変化する部分凸円弧状で、この凸円弧の曲率半径がこの切削部の先端側よりも基端側で大きくなった曲面加工部を備えたバイトを使用する。そして、このバイトを前記各軸部に対して、それぞれこれら各軸部の先端側から基端側に向けて変位させる方向に移動させる。この作業により、前記十字軸を構成する前記各軸部の基端部外周面と前記結合基部の外面である段差面との連続部に、それぞれ断面形状が円弧形で、前記段差面寄り部分の曲率半径よりも、前記各軸部寄り部分の曲率半径大きい凹曲面を形成する。
更に、前記バイトとして先端縁に直線加工部を設けたものを使用する。そして、前記曲面加工部により前記各凹曲面に仕上加工を施すと同時に、前記直線加工部により前記段差面に仕上加工を施す事もできる。
この様な製造方法によれば、前記各凹曲面を能率良く形成できて、高性能の十字軸式自在継手を低コストで得られる。
前述の様に構成する本発明の十字軸式自在継手によれば、大負荷時破壊強度を大きくして、信頼性及び耐久性の確保と、小型・軽量化との両立を図り易い構造を実現できる。
即ち、本発明の十字軸式自在継手の場合には、十字軸を構成する結合基部の外面である段差面と各軸部の基端部外周面とを、それぞれ断面形状が部分円弧形で、これら各軸部寄り部分の曲率半径を大きくした、凹曲面により連続させている。これら各凹曲面の曲率半径が、前記各軸部寄り部分で大きい事は、トルク伝達時にこれら各軸部に加わる、倒れ方向のモーメントに拘らず、これら各軸部の基端部外周面と段差面との連続部に発生する応力を低く抑えられる事に繋がる。又、前記段差面寄り部分の曲率半径を小さく抑える事は、前記各軸部の軸方向に関する、前記各凹曲面の幅寸法を抑え、これら各軸部の中間部乃至先端部に存在する内輪軌道の軸方向長さ、及び、シールリングを装着可能な部分の軸方向幅を確保できる事に繋がる。この結果、前記各軸部の長さ寸法や外径を特に大きくしなくても、前記連続部に亀裂等の損傷を発生し難くできて(大負荷時破壊強度を大きくして)、前記十字軸を組み込んだ十字軸式自在継手の信頼性及び耐久性を確保できる。言い換えれば、必要とする信頼性及び耐久性を同じとした場合には、前記十字軸の寸法を小さく抑えて、この十字軸を組み込んだ、十字軸式自在継手の小型・軽量化を図れる。
本発明の実施の形態の第1例を、十字軸及びシールリングを取り出した状態で示す部分断面図。 各軸部の基端部外周面と結合基部の外面である段差面との連続部に凹曲面を形成する状態を示す部分断面図。 本発明の曲率半径の関係を満たす凹曲面(A)と、本発明の曲率半径の関係を満たさない凹曲面(B)(C)とを示す部分断面図。 本発明に関する参考例を示す、図1と同様の図(A)及びシールリングの別例を示す部分断面図(B)。 自在継手を組み込んだステアリング装置の1例を示す斜視図。 両端部に十字軸式自在継手を装着した中間シャフトを示す、部分切断側面図。 従来から知られている自在継手の第1例を示す、部分切断側面図。 一部を省略して示す、図7の拡大X−X断面図。 従来から知られている自在継手の第2例を示す、図8のY−Y断面に相当する図。 従来構造の場合に生じる問題を説明する為の、図1と同様の図。
[実施の形態の第1例]
図1〜2は、請求項1、2に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。尚、本例の特徴は、十字軸を構成する各軸部の基端部外周面と結合基部の外面である段差面との連続部の形状を工夫する事により、前記十字軸の寸法を大きくせずに、前記各軸部に加わるモーメントに基づいて前記連続部に発生する応力を低く抑えられる構造を実現する点にある。その他の部分の構造及び作用は、前述の図8〜10に示した従来構造の第2〜3例とほぼ同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は、省略若しくは簡略にし、以下、本例の特徴部分を中心に説明する。
本例の場合には、十字軸式の自在継手を構成する十字軸11aを構成する各軸部14の基端部外周面と、結合基部15の外面の一部で、これら各軸部14の基端部の周囲部分である段差面30とを、それぞれ断面形状が部分円弧形である凹曲面31aにより連続させている。特に本例の自在継手を構成する十字軸11aの場合には、これら各凹曲面31aを、曲率半径が途中で変化する複合曲面としている。具体的には、これら各凹曲面31aのうちの前記段差面30寄り部分である基半部32の曲率半径rよりも、前記各軸部14寄り部分である先半部33の曲率半径Rを大きく(r<R)している。これら基半部32と先半部33とは、それぞれの一端縁同士を互いに滑らかに(互いの接線方向に)連続させると共に、前記基半部32の他端縁を前記段差面30と、前記先半部33の他端縁を前記各軸部14の外周面と、それぞれ滑らかに(それぞれの接線方向に)連続させている。
上述の様な凹曲面31aの加工は、図2に示す様にして、前記各軸部14の外周面及び前記段差面30の仕上加工(内輪軌道部分の研削加工を除く)と同時に、1工程で(1度のチャッキングのみで)行う。この為に、旋削加工用のバイト34として、前記凹曲面31aの断面形状に対応した(凹凸が逆で曲率半径が同じ)曲面加工部35と、直線加工部36とを備えたものを使用する。このうちの曲面加工部35は、切削部の形状が、曲率半径が途中で変化する部分凸円弧状で、この凸円弧の曲率半径がこの切削部の先端側(図2の左側)よりも基端側(図2の右側)で大きくなっている。又、前記直線加工部36は、前記曲面加工部35の外径側端縁から径方向外方に向けて滑らかに(この曲面加工部35の外径側端縁から接線方向に)連続したもので、形状が直線状である。本例の場合には、前記直線加工部36を、前記各軸部14の中心軸に対し直交する仮想平面上に位置させている。但し、後述する様に、前記段差面30を部分円すい状の凸面又は凹面とする場合には、前記直線加工部36を前記仮想平面に対し傾斜させる。
何れにしても、前記バイト34により、前記各軸部14の外周面と、前記各凹曲面31aと、前記段差面30とを加工するには、前記バイト34を前記各軸部14に対して、それぞれこれら各軸部14の先端側から基端側に向けて(図2の右から左に)変位させる方向に移動させる。この作業の初期段階乃至中間段階では、前記曲面加工部35のうちの基端側部分で、前記各軸部14の外周面を切削する。更に、前記作業の終段で、前記曲面加工部35により前記各凹曲面31aを形成すると同時に、前記直線加工部36により前記段差面30に仕上加工を施す。従って、前記バイト34の刃先の形状の精度さえ確保すれば、容易に、前記十字軸11aの外面の形状を精度良く仕上げられる。尚、ラジアル軸受16の内輪軌道として機能する、前記各軸部14の外周面の中間部乃至先端部には、これら各軸部14の外周面を切削してから、前記十字軸11a全体に浸炭焼き入れ等の熱処理を施した後、図示しない砥石を使用して、超仕上等の研削加工を施す。
上述の様にして、それぞれの基端部に前記各凹曲面31aを形成した、前記各軸部14の基端寄り部分に、芯金18と弾性材19aとから成るシールリング17aを外嵌支持する。これら各シールリング17aの構成は、ラジアルシールリップ23aの先端部が二股になっている点以外、前述の図8〜9に示した従来構造とほぼ同様である。前記各シールリング17aは、前記弾性材19aの基部22を前記各軸部14の基端部に締り嵌めで外嵌すると共に、前記芯金18の円輪部20の軸方向片側面(図1の左側面)を前記段差面30に突き当てた状態で、前記各軸部14の基端部に組み付けている。この状態で、前記円輪部20の軸方向片側面と前記段差面30とが、面同士で当接する。尚、この段差面30のうちで前記凹曲面31aの周囲部分と、前記円輪部20の軸方向片側面とは、前記各軸部14の中心軸に対し直交する方向に存在する平坦面とする事が、各部の加工を容易にする面からは好ましい。但し、当接状態を安定させる為に、前記段差面30と前記円輪部20の軸方向片側面とのうちの一方を部分円すい状の凸面とし、他方を同じ角度だけ傾斜した部分円すい状の凹面とする事もできる。何れの場合でも、十字軸式の自在継手を組み立てた状態では、前記弾性材19aのラジアルシールリップ23aの先端縁が軸受カップ13aの端部外周面に、同じくスラストシールリップ24が内向鍔部25の外面に、それぞれ全周に亙って弾性的に当接する。
前記自在継手の伝達効率を良好にすると共に、前記各シールリング17aによるシール性能を確保する為には、前記各シールリップ23a、24の弾性変形量を適正に規制する必要がある。そして、この為には、前記各シールリング17aと前記各軸受カップ13aとの位置関係を適正に規制する必要がある。このうちの各シールリング17aの軸方向位置は、前記円輪部20の軸方向片側面と前記段差面30との当接により、適正に規制できる。又、前記各軸受カップ13aの軸方向位置は、ヨーク10aの円孔12(図9参照)に対する嵌合位置を調節し、底部28aの内面中央部と前記各軸部14の端面中央部とを当接させる事により規制できる。この為、本例の構造によれば、前記各シールリップ23a、24の弾性変形量を適正に規制して、前記自在継手の伝達効率を良好にすると共に、前記各シールリング17aによるシール性能を確保できる。
更に本例の場合には、前記各軸部14の基端部外周面と、結合基部15の外面の一部である段差面30とを連続させる凹曲面31aを、曲率半径Rが大きな先半部33と、曲率半径rが小さな基半部32とから構成している。この為、前記各軸部14の長さ寸法を徒に大きくしなくても、これら各軸部14の基端部外周面と前記段差面30との連続部の強度を確保できる。即ち、これら各軸部14に加わる倒れ方向のモーメントにより、これら各軸部14と前記結合基部15との連続部に加わる力は、前記先半部33側で前記基半部32側よりも大きくなる。本例の場合には、この様に大きな力が加わる先半部33の曲率半径Rを大きくしているので、この先半部33部分に生じる応力を低く抑えられる。曲率半径rが小さな前記基半部32部分は、この先半部33の周囲に設けられているので、全体としての直径が大きく、その分、前記各軸部14の中心軸に直交する仮想平面に関する、前記基半部32部分の断面積は、前記先半部33部分の断面積に比較して広い。従って、当該部分に生じる応力がその分小さくて済むので、前記凹曲面31a部分全体として、前記倒れ方向のモーメントに基づいて生じる応力を低く抑えられる。
この為、前記自在継手によるトルク伝達時に、前記各軸部14に加わる、倒れ方向のモーメントに拘らず、これら各軸部14の基端部外周面と前記段差面30との連続部に発生する応力を低く抑えられる。この結果、前記各軸部14の長さ寸法や外径を特に大きくしなくても、大負荷時破壊強度を大きくして、前記連続部に亀裂等の損傷を発生し難くできて、前記十字軸11aを組み込んだ十字軸式自在継手の信頼性及び耐久性を確保できる。逆に、必要とする大負荷時破壊強度、延いては信頼性及び耐久性を同じとした場合には、前記十字軸11aの寸法を小さく抑えて、この十字軸11aを組み込んだ、十字軸式自在継手の小型・軽量化を図れる。
一方、前記倒れ方向のモーメントにより生じる応力が比較的小さくて済む、前記基半部32の曲率半径rを小さくした分、前記各軸部14の軸方向に関する、前記各凹曲面31aの幅寸法wを抑えられる。この為、前記各軸部14の軸方向中間部乃至先端部に存在するラジアル軸受16の為の内輪軌道の軸方向長さ、及び、前記各シールリング17aを構成する弾性材19aの基部22を外嵌する部分の軸方向幅を確保できる。従って、前記十字軸式自在継手のトルク容量を確保すると共に、前記各シールリング17aの位置決め性(姿勢の安定化)も図れる。
以上に述べた、本例の構造による作用・効果に就いて、図3により、更に詳しく説明する。
図3のうちの(B)の構造は、前述の図10に示した構造に対応するもので、各軸部14の外周面と段差面30とを連続させる凹曲面31の曲率半径rが小さい。この様な構造では、前記各軸部14の軸方向に関するこの凹曲面31の幅寸法wを小さくできる代わりに、前述した様に、自在継手によるトルク伝達時に、前記各軸部14の基端部に生じる応力が大きくなり、小型・軽量化と耐久性確保との両立を図り難い。
又、図3の(C)に示した構造は、各軸部14の外周面と段差面30とを連続させる凹曲面31bの曲率半径Rが大きい。この様な構造では、自在継手によるトルク伝達時に、前記各軸部14の基端部に生じる応力を小さく抑えられる代わりに、前記凹曲面31の幅寸法Wが大きくなり、この凹曲面31の小径側端部が各軸部14の先端側に移動する。そして、シールリング17の基部22(例えば図8参照)の嵌合強度を確保する為の円筒面部を確保する必要上、前記各軸部14の全長が長くなるだけでなく、前記凹曲面31と前記基部22の干渉を防止しつつ、この基部22の端面を結合基部15の段差面30に当接させる必要上、この基部22も大型化する。これらにより、十字軸及びシールリングを限られた大きさのヨークに組み付ける事が難しくなり、小型・軽量化を図り難くなる。
これに対して、図3の(A)に示した本例の構造は、トルク伝達時に生じる応力を低く抑えつつ、凹曲面31aの幅寸法wを、図3の(C)に示した構造よりも小さく抑えられる。この為、小型・軽量化と強度向上との両立を図る為の設計が容易になる。
[参考例]
図4は、本発明に関する参考例を示している。上述した実施の形態の第1例の構造が、シール性能の高いシールリングを組み込んで成り、車室外(エンジンルーム内)に設置するのに適切な構造であるのに対して、本参考例の構造は、車室内に設置するのに適切な構造である。この様な本参考例の十字軸式自在継手の場合には、十字軸11aを構成する各軸部14と各軸受カップ13bとを、これら各軸部14の軸方向に関する相対変位を可能に組み合わせている。そして、これら各軸部14に、弾性材製のシールリングであるOリング37を外嵌し、これら各Oリング37を、前記各軸受カップ13bの開口部側端面である、この開口部に形成した内向鍔部25の外側面と、前記十字軸11aを構成する段差面30との間に挟持している。
十字軸式自在継手を組み立てた状態で前記Oリング37は、この段差面30と前記内向鍔部25の外側面との間で、軸方向に関して弾性的に圧縮する。又、前記各軸部14の先端部と前記各軸受カップ13bの内面とは離隔したままとなる。前記十字軸式自在継手によるトルク伝達時に、これら各軸部14の先端部と各軸受カップ13bとの間に作用するスラスト荷重は、前記各Oリング37が支承する。尚、これら各Oリング37の断面形状は、図6の(A)に示した様な円形に限らず、(B)に示した様な角形でも良い。
その他の部分の構成及び作用は、上述した実施の形態の第1例と同様であるから、同等部分に関する説明は省略する。
本発明の十字軸式自在継手は、ステアリング装置に限らず、各種トルク伝達機構に組み付けた状態で使用できる。又、各軸部の外周面と結合基部の段差面とを連続させる凹曲面を構成する、互いに曲率半径が異なる複数種類の曲面は、2種類に限らずに3種類以上であっても良い。更には、一端から他端に向けて曲率半径を連続的に変化させても良い。
1 ステアリングホイール
2 ステアリングシャフト
3、3a、3b 自在継手
4 中間シャフト
5 ステアリングギヤユニット
6 入力軸
7 タイロッド
8 アウタシャフト
9 インナシャフト
10a、10b ヨーク
11、11a 十字軸
12 円孔
13、13a、13b 軸受カップ
14 軸部
15 結合基部
16 ラジアル軸受
17、17a シールリング
18 芯金
19、19a 弾性材
20 円輪部
21 円筒部
22 基部
23、23a ラジアルシールリップ
24 スラストシールリップ
25 内向鍔部
26 挿入孔
27 ピン
28、28a 底部
29 突条
30 段差面
31、31a、31b 凹曲面
32 基半部
33 先半部
34 バイト
35 曲面加工部
36 直線加工部
37 Oリング

Claims (2)

  1. それぞれが二股状に形成された1対のヨークと、これら両ヨークの両端部に互いに同心に形成された円筒面状の内周面を有する4個の円孔と、互いの開口を対向させた状態でこれら各円孔の内側に直接内嵌固定された、それぞれが硬質金属製で有底円筒状である4個の軸受カップと、結合基部の外周面に4本の各軸部を放射状に固設して成り、これら各軸部をこれら各軸受カップ内に挿入した状態で前記両ヨークと組み合わされた十字軸と、これら各軸部の外周面とこれら各軸受カップの内周面との間に設けられた4組のラジアル軸受と、これら各軸部の基端部にそれぞれの基部を外嵌支持された状態で、これら各軸部の基端部と前記各軸受カップの開口部との間に設けられた4個のシールリングとを備えた十字軸式自在継手に於いて、
    前記十字軸を構成する前記各軸部の基端部外周面と前記結合基部の外面である段差面とを、それぞれ断面形状が円弧形で、曲率半径が途中で変化する凹曲面により連続させており、これら各凹曲面のうちの前記段差面寄り部分の曲率半径よりも、前記各軸部寄り部分の曲率半径を大きくしており、
    前記各シールリングは、金属製で円環状の芯金と、この芯金を包埋する事で補強された基部及びこの基部から延出したシールリップを備えた弾性材とから成るもので、このうちの基部を前記各軸部の基端部に外嵌支持すると共に、前記各シールリップを前記各軸受カップの外面に全周に亙って当接させた状態で、前記十字軸と前記両ヨークとの間に組み付けられており、
    前記各段差面と、前記各シールリングを構成する芯金のうちでこれら各段差面に突き当てられる円輪部の軸方向片側面とのうち、この円輪部の軸方向片側面が部分円すい状の凸面であり、前記各段差面がこの凸面と同じ角度だけ傾斜した部分円すい状の凹面である、
    事を特徴とする十字軸式自在継手。
  2. 前記十字軸を構成する前記各軸部と前記各軸受カップとが、これら各軸部の軸方向に関する相対変位を実質的に抑えた状態で組み合わされている、請求項1に記載した十字軸式自在継手。
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