JP6111573B2 - アナログ電子時計 - Google Patents
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Description
第1指針と、
前記第1指針と同一軸に対して回転し、同一位置を指し示すことで当該第1指針の下部に覆い隠される形状を有する第2指針と、
前記第1指針及び前記第2指針の回動を各々独立に制御する回動制御手段と
を備え、
前記回動制御手段は、前記第2指針により所定の機能に係る表示を行わせない場合には、前記第1指針の移動タイミングに対応して前記第2指針を動作させて、当該第2指針に前記第1指針と同一位置を指し示させ、前記第2指針により所定の機能に係る表示を行わせる場合には、前記第1指針に対して180度対向する位置でその角度状態を維持するように前記第1指針の移動タイミングに対応して前記第2指針を動作させる
ことを特徴とするアナログ電子時計である。
また、本発明は、
第1指針と、
前記第1指針と同一軸に対して回転し、同一位置を指し示すことで当該第1指針と重なる第2指針と、
前記第1指針及び前記第2指針の回動を各々独立に制御する回動制御手段と
を備え、
前記回動制御手段は、前記第2指針により所定の機能に係る表示を行わせない場合には、前記第1指針の移動タイミングに対応して前記第2指針を動作させて、当該第2指針に前記第1指針と同一位置を指し示させ、前記第2指針により所定の機能に係る表示を行わせる場合には、前記第1指針に対して180度対向する位置でその角度状態を維持するように前記第1指針の移動タイミングに対応して前記第2指針を動作させる
ことを特徴とするアナログ電子時計である。
図1は、本発明の実施形態のアナログ電子時計1の正面図である。
アナログ電子時計1は、輪列機構22を介して時針2を回転させる時針駆動部32と、輪列機構23を介して分針3を回転させる分針駆動部33と、輪列機構24を介して秒針4を回転させる秒針駆動部34と、輪列機構25を介して影針5を回転させる影針駆動部35と、輪列機構26を介して日車6を回転させる日車駆動部36と、回動制御手段としてのCPU41(Central Processing Unit)と、ROM42(Read Only Memory)と、RAM43(Random Access Memory)と、発振回路44と、分周回路45と、計時回路46と、電源部51と、操作部52(操作手段)と、アンテナ53と、電波受信部54と、方位センサ55などを備える。
RAM43は、CPU41に作業用のメモリ空間を提供する。RAM43は、制御プログラムや機能プログラムの実行により取得された値、設定や算出された値を一時的に記憶する。
この変形例では、影針5を時針2に対して−12度の位置に移動させている。この時針2と影針5との間の相対角度差を残りの蓄電量に応じて変化させることで、アナログ電子時計1において、ユーザにバッテリ残量を報知することを可能としている。
なお、この場合、次の運針タイミングで、秒針4及び影針5を通常の時刻表示位置に戻すための駆動制御信号を出力することになるが、秒針4及び影針5を通常の時刻表示位置に戻す処理を行ってから受信表示処理を終了することとしても良い。
この例では、秒針4は、12時の位置にあり、影針5は、情報標識「R/C」が設けられた5分(1時)の位置にあり、時針2及び分針3は、通常の時刻表示位置、例えば、ここでは、2時20分の位置を指し示している。このような表示により、時刻の表示を維持しつつ、また、秒針4を停止させることで受信ノイズの発生を抑えながら、標準電波の受信中であることをユーザに報知することができる。
[変形例1]
図10(a)は、アナログ電子時計1の変形例1を示す平面図である。
このアナログ電子時計1では、一本の指針(時針2)に対し、二本の影針5、5aが設けられている。これらの影針5、5aは、それぞれ異なるステッピングモータ及び輪列機構により独立に駆動される。従って、影針5、5aにより2つの異なる情報を必要に応じて単独で、或いは、同時に表示させることが可能となる。
図10(b)は、アナログ電子時計1の変形例2を示す平面図である。
このアナログ電子時計1では、時針2の陰に隠される影針5と、分針3の陰に隠される影針5bの二本の影針が備えられている。このような構成とすることで、異なる長さの影針が必要な場合に対応することができる。また、一周360ステップの時針2と一周60ステップの秒針4とにそれぞれ対応する影針を備える構成とすることで、異なるステップ数の影針により各種機能に係る表示を行わせることが出来る。
図10(c)は、アナログ電子時計1の変形例3を示す平面図である。
このアナログ電子時計1は、時刻指針2〜4とは異なる位置に設けられた回転軸に対して小窓111の範囲内で回動する24時間針7と、影針5cとを備える。影針5cは、24時間針7と同一形状であり、同じ位置を指し示すことで24時間針7の下部に完全に隠される。
例えば、上記実施の形態では、時針2と影針5が同一の形状であるものとして説明したが、影針5が時針2の下部に隠れるのであれば、同一形状である必要は無い。ここで、影針5は、時針2により全体が完全に隠される場合だけではなく、指針としての機能を発揮しない程度に略全体が隠されていればよい。また、影針5の形状を時針2の形状と異ならせることで、影針5の先端部分を時針2とは異なる色に彩色せずに両指針を判別出来るようにしても良い。
その他、上記実施の形態で説明した数値、構成、配置や制御手順などの具体的な内容は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
<請求項1>
第1指針と、
前記第1指針と同一軸に対して回転し、同一位置を指し示すことで当該第1指針の下部に覆い隠される形状を有する第2指針と、
前記第1指針及び前記第2指針の回動を各々独立に制御する回動制御手段と
を備え、
前記回動制御手段は、前記第2指針により所定の機能に係る表示を行わせない場合には、前記第1指針の移動タイミングに対応して前記第2指針を動作させて、当該第2指針に前記第1指針と同一位置を指し示させる
ことを特徴とするアナログ電子時計。
<請求項2>
前記第1指針は、それぞれ異なる時刻単位で時刻を表示するための複数の時刻指針のうち、最も大きい時刻単位で時刻を表示するための指針である
ことを特徴とする請求項1記載のアナログ電子時計。
<請求項3>
前記第1指針と前記第2指針の組み合わせを複数備えることを特徴とする請求項1記載のアナログ電子時計。
<請求項4>
ユーザ操作を受け付ける操作手段を備え、
前記回動制御手段は、前記操作手段への入力操作に基づいて前記第2指針に前記所定の機能に係る表示を行わせた後、所定の時間が経過すると、当該第2指針を前記第1指針と同一位置へ移動させる
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のアナログ電子時計。
<請求項5>
前記第2指針は、少なくとも先端部分の所定範囲が前記第1指針とは異なる色に彩色されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のアナログ電子時計。
2 時針
3 分針
4 秒針
5 影針
5a 影針
5b 影針
5c 影針
6 日車
7 24時間針
10 ケーシング
11 文字盤
13 ベゼル
14a バンド
14b バンド
22 輪列機構
23 輪列機構
24 輪列機構
25 輪列機構
26 輪列機構
32 時針駆動部
33 分針駆動部
34 秒針駆動部
35 影針駆動部
36 日車駆動部
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 発振回路
45 分周回路
46 計時回路
51 電源部
52 操作部
53 アンテナ
54 電波受信部
55 方位センサ
110 開口部
111 小窓
B1〜B3 押しボタンスイッチ
C1 リューズ
Claims (6)
- 第1指針と、
前記第1指針と同一軸に対して回転し、同一位置を指し示すことで当該第1指針の下部に覆い隠される形状を有する第2指針と、
前記第1指針及び前記第2指針の回動を各々独立に制御する回動制御手段と
を備え、
前記回動制御手段は、前記第2指針により所定の機能に係る表示を行わせない場合には、前記第1指針の移動タイミングに対応して前記第2指針を動作させて、当該第2指針に前記第1指針と同一位置を指し示させ、前記第2指針により所定の機能に係る表示を行わせる場合には、前記第1指針に対して180度対向する位置でその角度状態を維持するように前記第1指針の移動タイミングに対応して前記第2指針を動作させる
ことを特徴とするアナログ電子時計。 - 前記第1指針は、それぞれ異なる時刻単位で時刻を表示するための複数の時刻指針のうち、最も大きい時刻単位で時刻を表示するための指針である
ことを特徴とする請求項1記載のアナログ電子時計。 - 前記第1指針と前記第2指針の組み合わせを複数備えることを特徴とする請求項1記載のアナログ電子時計。
- ユーザ操作を受け付ける操作手段を備え、
前記回動制御手段は、前記操作手段への入力操作に基づいて前記第2指針に前記所定の機能に係る表示を行わせた後、所定の時間が経過すると、当該第2指針を前記第1指針と同一位置へ移動させる
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のアナログ電子時計。 - 前記第2指針は、少なくとも先端部分の所定範囲が前記第1指針とは異なる色に彩色されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のアナログ電子時計。
- 第1指針と、
前記第1指針と同一軸に対して回転し、同一位置を指し示すことで当該第1指針と重なる第2指針と、
前記第1指針及び前記第2指針の回動を各々独立に制御する回動制御手段と
を備え、
前記回動制御手段は、前記第2指針により所定の機能に係る表示を行わせない場合には、前記第1指針の移動タイミングに対応して前記第2指針を動作させて、当該第2指針に前記第1指針と同一位置を指し示させ、前記第2指針により所定の機能に係る表示を行わせる場合には、前記第1指針に対して180度対向する位置でその角度状態を維持するように前記第1指針の移動タイミングに対応して前記第2指針を動作させる
ことを特徴とするアナログ電子時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012205694A JP6111573B2 (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | アナログ電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012205694A JP6111573B2 (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | アナログ電子時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014059267A JP2014059267A (ja) | 2014-04-03 |
JP6111573B2 true JP6111573B2 (ja) | 2017-04-12 |
Family
ID=50615849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012205694A Active JP6111573B2 (ja) | 2012-09-19 | 2012-09-19 | アナログ電子時計 |
Country Status (1)
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-
2012
- 2012-09-19 JP JP2012205694A patent/JP6111573B2/ja active Active
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