JP6111558B2 - 冷凍装置の室外機 - Google Patents
冷凍装置の室外機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6111558B2 JP6111558B2 JP2012185895A JP2012185895A JP6111558B2 JP 6111558 B2 JP6111558 B2 JP 6111558B2 JP 2012185895 A JP2012185895 A JP 2012185895A JP 2012185895 A JP2012185895 A JP 2012185895A JP 6111558 B2 JP6111558 B2 JP 6111558B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outdoor unit
- partition plate
- refrigeration apparatus
- plate
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
図1は、空気調和装置1の外観図である。空気調和装置1は、室内機2と、室外機3と、冷媒配管4とから構成されており、冷房運転や暖房運転等を行うことができる。
室内機2は、室内に設置され、主に室内熱交換器(図示せず)および室内ファン(図示せず)等を収納している。
以下、図1から図4を参照して、室外機3の構成について説明する。図2は、室外機3の右側板13、背面グリル14、前板15および天板16を取り外した状態の正面斜視図である。図3は、室外機3を図2とは別の角度から見た正面斜視図である。図4は、室外機3の天板16を取り外した状態の概略平面図である。なお、図3および図4では、機械室内の構成については省略している。
ハウジング10は、板金と樹脂によって形成され、略直方体状の形状を有している。具体的には、底板11、左側面グリル12、右側板13、背面グリル14、前板15、および天板16によりその6面を構成している(図1および図4を参照)。なお、底板11以外は、適宜取り外しが可能である。
底板11は、ハウジング10の底面部分を構成する左右に長い略長方形状の板状部材であり(図4を参照)、その外縁部11aは、上方向に立ち上がっている(図2および図3を参照)。外縁部11aには、左側面グリル12、右側板13、背面グリル14および前板15を固定するための複数のネジ孔TH1と、仕切板70を固定するためのネジ孔TH2とが形成されている(図2を参照)。底板11の上面には、仕切板70が立設されている。また、底板11の送風機室SP1側の仕切板70の近傍には、突出部100が形成されている。仕切板70および突出部100については後に詳述する。
左側面グリル12および右側板13は、ハウジング10の右側面および左側面部分を構成する金属製の部材であり、それぞれ対向するように配設されている。左側面グリル12および右側板13は、外縁部11aの外面に当接するようにTH1を介して底板11に螺着されている。左側面グリル12には、L方向(図4を参照)から室外の空気を取り込むための吸入口121が多数形成されている(図3を参照)。左側面グリル12および右側板13のそれぞれ正面・背面側の縁には、前板15および背面グリル14を取り付けるためのネジ孔TH3が上下に形成されている(図3を参照)。
背面グリル14および前板15は、ハウジング10の正面および背面部分を構成する金属製の部材であり、それぞれ対向するように配設されている。背面グリル14および前板15は、底板11の外縁部11aの外面に当接するように、TH1を介して底板11に螺着されている。背面グリル14には、R方向(図4を参照)から室外の空気を取り込むための吸入口(図示せず)が大きく形成され、前板15には、ハウジング10内の空気を外部に吹き出すための吹出口151が形成されている(図1を参照)。
天板16は、底板11に対向するように配設され、ハウジング10の天面部分を構成する横長の略長方形状の板状部材である。天板16の周縁部161は、下向きに延びている(図1を参照)。天板16は、周縁部161の内面が左側面グリル12、右側板13、背面グリル14および前板15に当接するように、周縁部161に形成されたネジ孔TH4を介して、それぞれに固定されている。
据付脚20は、底板11の四隅近傍の所定の位置において取り付けられている(図4を参照)。据付脚20は、前後に長い板状の部材であり、その上面の一部が隆起しており底板11の下面に当接している。また据付脚20は、その下面が室外機3を設置する設置台(図示せず)に接しており、ハウジング10と設置台との間にスペースを確保する役割を果たしている。
室外熱交換器30は、上面視においてL字状のクロスフィン型熱交換器であって、ハウジング10の左側面から背面に沿って配置されている(図4を参照)。室外熱交換器30は、室外ファン40によってハウジング10内に取り込まれる室外の空気との間で熱交換を行い、冷房運転時には冷媒の放熱器として機能し、暖房運転時には冷媒の蒸発器として機能して、内部を流れる冷媒を凝縮又は蒸発させることができる。
室外ファン40は、送風機室SP1内の室外熱交換器30の正面側に配置されている(図4を参照)。室外ファン40は、プロペラファンであり、ファンモータ41によって駆動される。室外ファン40が駆動されると、室外の空気が、ハウジング10の背面(R方向)および左側面(L方向)からハウジング10内部へと取り込まれ、室外熱交換器30を通って正面の吹出口151(図1)からF方向へ吹き出される(図4を参照)。
圧縮機50は、電動機を内蔵する密閉型圧縮機である。圧縮機50は、機械室SP2内に配置され(図2を参照)、冷媒配管4内を流れる冷媒を圧縮している。
電装品ユニット60は、複数の電子部品から構成され、ファンモータ41や圧縮機50等の運転を制御している。電装品ユニット60は、機械室SP2内において圧縮機50の上方に配置されている(図2を参照)。
以下、図2から図7を参照して仕切板70について説明する。図5は、図3のA部分の拡大図である。図6は、図4のb部分の拡大図である。図7は、図6のVII-VII線断面図である。
以下、図3から図7を参照して突出部100について説明する。なお、説明の便宜上、突出部100を低部100aと高部100bとにわけて説明するが、これらは一体に形成されている。
室外機3は、送風機室SP1側の重量よりも機械室SP2側の重量のほうが大きい。そのため、室外機3が落下する場合においては、機械室SP2側に傾斜して落下する可能性が高い。その場合、着地時に、底板11の機械室SP2側に外部から力を受け、仕切板70は、機械室SP2側に倒れるように傾斜して跳ね上がる。このとき、貫通孔72の縁が、突出部100の第1段差部101に引っ掛かり、仕切板70は、浮き上がった状態から所定の位置に戻される。
(3−1)
上記実施形態では、仕切板70は、フランジ71を有し、フランジ71には貫通孔72が形成されている。また底板11は、上方向に突出する突出部100を有する。突出部100は、高部100bを有し、高部100bは、低部100aよりも上方に位置し低部100aよりも幅が大きい。このため、高部100bと低部100aとの間には、第1段差部101および第2段差部102が形成されている。これにより、室外機3が落下等して外部から力を受けた際に、仕切板70が移動しそうになっても、貫通孔72の縁が第1段差部101又は第2段差部102に引っ掛かって、止まりやすい。したがって、仕切板70が所定の位置からずれにくいようにできている。
上記実施形態では、貫通孔72は、左右方向に沿って延びている。これにより、室外機3が左右のいずれかに傾斜しながら落下等して、外部から力を受けた場合に、仕切板70が左右のいずれかに傾斜して移動しそうになっても、貫通孔72の縁が、第1段差部101又は第2段差部102にさらに引っ掛かりやすいようにできている。
上記実施形態では、高部100bは、低部100aとの境界から左右方向へ延びている。このため、高部100bと低部100aとの間には、第1段差部101および第2段差部102が左右それぞれに形成されている。これにより、仕切板70が左右のいずれに傾斜して移動しそうになっても、貫通孔72の縁が、第1段差部101又は第2段差部102にさらに引っ掛かりやすいようにできている。
上記実施形態では、高部100bは、突出部100の高さの2分の1の高さ位置よりも上方に形成されている。このため、突出部100の高さの2分の1の高さ位置よりも上方に、第1段差部101および第2段差部102が形成されている。これにより、仕切板70が左右のいずれに傾斜して移動しそうになっても、貫通孔72の縁が、第1段差部101又は第2段差部102にさらに引っ掛かりやすいようにできている。
上記実施形態では、フランジ71は、前板15を取り外した場合に、視認可能な位置に形成されている。これにより、仕切板70の設置時において突出部100を貫通孔72に貫通させる際、視認性が確保しやすい。したがって、仕切板70の設置が容易にでき、作業効率が向上するようにできている。
上記実施形態では、突出部100は、切り起こし加工により形成されている。これにより、新たな部材を用いずに突出部100を形成でき、製造コストの増大を抑えられるようにできている。
(4−1)変形例1a
上記実施形態では、室外機3は、空気調和装置1に適用されたが、これに限定されない。例えば、給湯装置等の他の冷凍装置に適用されてもよい。
上記実施形態では、フランジ71は、底板11に対して水平に延び、底板11の上面に当接するように設けられたが、これに限定されない。例えば、底板11の上面との間に隙間を有するように設けられてもよい。また、底板11に対して水平でなくてもよい。
上記実施形態では、フランジ71は、仕切板70の送風機室SP1側の面に形成されたが、これに限定されない。例えば、機械室SP2側の面に形成されてもよい。
上記実施形態では、貫通孔72の幅W1は、突出部100の最大幅W2よりも大きく形成されたが、これに限定されない。貫通孔72は、幅W1が突出部100の最大幅W2より小さくても、突出部100が貫通できる大きさであればよい。
上記実施形態では、正面視において、低部100aは略台形状に形成され、高部100bは略三角形状に形成されたが、これに限定されない。例えば、正面視において略長方形状に形成されてもよい。また第1段差部101と第2段差部102とが、高低差を有するように形成されてもよい。
上記実施形態では、突出部100は切り起こし加工により形成されたが、これに限定されず、他の工法により形成されてもよい。また、新たな部材を追加して突出部100を形成してもよい。
3 室外機
11 底板
11a 外縁部
30 室外熱交換器
70 仕切板
70a、70b 折返し部
71 フランジ
72 貫通孔
100 突出部
100a 低部
100b 高部
101 第1段差部
102 第2段差部
SP1 送風機室
SP2 機械室
Claims (7)
- 底板(11)を有し、熱交換器(30)と、送風ファン(40)と、圧縮機(50)とが前記底板の上方に配置される、ハウジング(10)と、
前記底板の上面に立設され、前記熱交換器および前記送風ファンが配置される第1空間(SP1)と前記圧縮機が配置される第2空間(SP2)とを仕切る、仕切板(70)と、
を備え、
前記仕切板は、下端近傍に、前記底板の上面に沿って延び、貫通孔(72)が形成される貫通孔形成部(71)を有し、
前記底板は、その上面から上方向に突出する突出部(100)を有し、
前記突出部は、第1部分(100a)と、前記第1部分よりも上方に位置し前記第1部分よりも幅が大きい第2部分(100b)と、を有し、前記貫通孔を介して前記貫通孔形成部を貫通する、
冷凍装置の室外機(3)。 - 前記底板は、前後の長さよりも左右の長さのほうが長く、
前記仕切板は、前記第1空間および前記第2空間を左右に仕切っており、
前記貫通孔は左右方向に沿って延びている、
請求項1に記載の冷凍装置の室外機。 - 前記第2部分は、前記第1部分との境界から左右いずれかの方向へ延びるように形成される、
請求項2に記載の冷凍装置の室外機。 - 前記第2部分は、前記第1部分との境界から左右へ延びるように形成される、
請求項2に記載の冷凍装置の室外機。 - 前記第2部分は、前記突出部の高さの2分の1の高さ位置よりも上方に形成される、
請求項1から4のいずれかに記載の冷凍装置の室外機。 - 前記ハウジングは、取り外し可能な前面板(15)を有し、
前記仕切板は、平面視において湾曲しており、
前記貫通孔形成部は、前記前面板を取り外した場合に、視認可能な位置に形成される、
請求項1から5のいずれかに記載の冷凍装置の室外機。 - 前記突出部は、切り起こし加工により形成される、
請求項1から6のいずれかに記載の冷凍装置の室外機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012185895A JP6111558B2 (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | 冷凍装置の室外機 |
CN201320516177.8U CN203413733U (zh) | 2012-08-24 | 2013-08-22 | 冷冻装置的室外机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012185895A JP6111558B2 (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | 冷凍装置の室外機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014043976A JP2014043976A (ja) | 2014-03-13 |
JP6111558B2 true JP6111558B2 (ja) | 2017-04-12 |
Family
ID=49976620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012185895A Expired - Fee Related JP6111558B2 (ja) | 2012-08-24 | 2012-08-24 | 冷凍装置の室外機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6111558B2 (ja) |
CN (1) | CN203413733U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5817694B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2015-11-18 | ダイキン工業株式会社 | 室外機 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5481063U (ja) * | 1977-11-18 | 1979-06-08 | ||
JPS54101048A (en) * | 1978-01-25 | 1979-08-09 | Matsushita Electric Works Ltd | Structure for mounting parts |
JPS5881804U (ja) * | 1981-11-28 | 1983-06-02 | 松下電工株式会社 | ル−バ− |
JPH0236013Y2 (ja) * | 1984-12-14 | 1990-10-02 | ||
JP2001339183A (ja) * | 2000-05-30 | 2001-12-07 | Tanita Corp | プリント基板の取付け構造 |
JP2007205624A (ja) * | 2006-02-01 | 2007-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機の室外ユニット |
-
2012
- 2012-08-24 JP JP2012185895A patent/JP6111558B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2013
- 2013-08-22 CN CN201320516177.8U patent/CN203413733U/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN203413733U (zh) | 2014-01-29 |
JP2014043976A (ja) | 2014-03-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100995432B1 (ko) | 공기 조화 장치의 실외 유닛 | |
JP5556676B2 (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
JP6169252B2 (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
EP2565547A1 (en) | Outdoor unit of air conditioner | |
KR101166384B1 (ko) | 천정형 공기조화기 | |
JP6203112B2 (ja) | 空気調和機の室外機 | |
AU2003275690A1 (en) | Outdoor unit of refrigerator, and electrical equipment box of outdoor unit | |
JP5873994B2 (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
JP4735214B2 (ja) | 空気調和機用室外機 | |
JP5402987B2 (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JP4961979B2 (ja) | 空気調和装置の電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外機 | |
JP6111558B2 (ja) | 冷凍装置の室外機 | |
JP4816660B2 (ja) | 空気調和装置の室外ユニット | |
CN106716022A (zh) | 制冷循环装置的室外单元 | |
JP2012242017A (ja) | 冷凍装置の室外ユニット | |
JP6543539B2 (ja) | 室外機 | |
JP2008151392A (ja) | 位置ずれ防止部材およびこれを備える空調ユニットの熱交換器 | |
KR20090044503A (ko) | 공기조화기 실외기의 베이스어셈블리 | |
JP2009030884A (ja) | 室外ユニット | |
WO2011155359A1 (ja) | 空気調和装置用キャビネット及びこれを用いた空気調和装置 | |
JP2017083098A (ja) | 空気調和機の室内機用の空気供給装置。 | |
JP4946391B2 (ja) | 熱交換器およびこれを備える空調ユニット | |
JP6135071B2 (ja) | 冷凍装置の室外機 | |
CN215295167U (zh) | 室外机 | |
JP2013007556A (ja) | 冷凍装置の室外ユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150609 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160610 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160920 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170214 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170227 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6111558 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |