JP6111558B2 - 冷凍装置の室外機 - Google Patents

冷凍装置の室外機 Download PDF

Info

Publication number
JP6111558B2
JP6111558B2 JP2012185895A JP2012185895A JP6111558B2 JP 6111558 B2 JP6111558 B2 JP 6111558B2 JP 2012185895 A JP2012185895 A JP 2012185895A JP 2012185895 A JP2012185895 A JP 2012185895A JP 6111558 B2 JP6111558 B2 JP 6111558B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor unit
partition plate
refrigeration apparatus
plate
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012185895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014043976A (ja
Inventor
和儀 田口
和儀 田口
峻也 飯野
峻也 飯野
学 川村
学 川村
実 西川
実 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2012185895A priority Critical patent/JP6111558B2/ja
Priority to CN201320516177.8U priority patent/CN203413733U/zh
Publication of JP2014043976A publication Critical patent/JP2014043976A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6111558B2 publication Critical patent/JP6111558B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、冷凍装置の室外機に関する。
圧縮機が配置される機械室と、熱交換器及び送風ファンが配置される送風機室とが内部に形成され、両空間を仕切る仕切板を有する冷凍装置の室外機が知られている。例えば、特許文献1(特開2011−174653号公報)では、仕切板を室内機の底板の上面に立設して、機械室と送風機室とを仕切るように構成した、冷凍装置の室外機が開示されている。
しかし、従来の冷凍装置の室外機においては、例えば、室外機が落下等することにより外部から力を受けると、仕切板が所定の位置からずれるおそれがある。
そこで本発明の課題は、仕切板が所定の位置からずれにくい冷凍装置の室外機を提供することである。
本発明の第1観点に係る冷凍装置の室外機は、ハウジングと、仕切板と、を備える。ハウジングは、底板を有する。底板の上方には、熱交換器と、送風ファンと、圧縮機とが配置される。仕切板は、底板の上面に立設され、第1空間と、第2空間とを仕切る。第1空間には、熱交換器および送風ファンが配置される。第2空間には、圧縮機が配置される。仕切板は、下端近傍に、底板の上面に沿って延びる貫通孔形成部を有する。貫通孔形成部には、貫通孔が形成される。底板は、その上面から上方向に突出する突出部を有する。突出部は、第1部分と第2部分とを有する。第2部分は、第1部分よりも上方に位置し、第1部分よりも幅が大きい。突出部は、貫通孔を介して貫通孔形成部を貫通する。
本発明の第1観点に係る冷凍装置の室外機では、突出部は、第2部分を有し、第2部分は、第1部分よりも上方に位置し、第1部分よりも幅が大きい。このため、第1部分と第2部分との間には段差が形成される。これにより、室外機が落下等して外部から力を受けた際に、仕切板が移動しそうになっても、貫通孔の縁が第1部分と第2部分との間の段差に引っ掛かって、止まりやすい。したがって、仕切板が所定の位置からずれにくくなる。
本発明の第2観点に係る冷凍装置の室外機は、第1観点に係る冷凍装置の室外機であって、底板は、前後の長さよりも左右の長さのほうが長い。仕切板は、第1空間および第2空間を左右に仕切る。貫通孔は左右方向に沿って延びている。
本発明の第2観点に係る冷凍装置の室外機では、貫通孔は、左右方向に沿って延びている。これにより、室外機が左右のいずれかに傾斜しながら落下等して、外部から力を受けた場合に、仕切板が左右のいずれかに傾斜して移動しそうになっても、貫通孔の縁が、第1部分と第2部分との間の段差にさらに引っ掛かりやすくなる。
本発明の第3観点に係る冷凍装置の室外機は、第2観点に係る冷凍装置の室外機であって、第2部分は、第1部分との境界から左右いずれかの方向へ延びるように形成される。
本発明の第3観点に係る冷凍装置の室外機では、第2部分は、第1部分との境界から左右いずれかの方向へ延びる。このため、第1部分と第2部分との間には、段差が左右のいずれかに形成される。これにより、仕切板が左右のいずれかに傾斜して移動しそうになっても、貫通孔の縁が、第1部分と第2部分との間の段差にさらに引っ掛かりやすくなる。
本発明の第4観点に係る冷凍装置の室外機は、第2観点に係る冷凍装置の室外機であって、第2部分は、第1部分との境界から左右へ延びるように形成される。
本発明の第4観点に係る冷凍装置の室外機では、第2部分は、第1部分との境界から左右へ延びる。このため、第1部分と第2部分との間には、段差が左右それぞれに形成される。これにより、仕切板が左右のいずれに傾斜して移動しそうになっても、貫通孔の縁が第1部分と第2部分との間の段差にさらに引っ掛かりやすくなる。
本発明の第5観点に係る冷凍装置の室外機は、第1観点から第4観点のいずれかに係る冷凍装置の室外機であって、第2部分は、突出部の高さの2分の1の高さ位置よりも上方に形成される。
本発明の第5観点に係る冷凍装置の室外機では、第2部分は、突出部の高さの2分の1の高さ位置よりも上方に形成される。このため、突出部の高さの2分の1の高さ位置よりも上方に、段差が形成される。これにより、仕切板が左右のいずれに傾斜して移動しそうになっても、貫通孔の縁が、第1部分と第2部分との間の段差にさらに引っ掛かりやすくなる。
本発明の第6観点に係る冷凍装置の室外機は、第1観点から第5観点のいずれかに係る冷凍装置の室外機であって、ハウジングは、取り外し可能な前面板を有する。仕切板は、平面視において湾曲している。貫通孔形成部は、前面板を取り外した場合に、視認可能な位置に形成される。
本発明の第6観点に係る冷凍装置の室外機では、貫通孔形成部は、前面板を取り外した場合に、視認可能な位置に形成される。これにより、仕切板の設置時において突出部を貫通孔に貫通させる際、視認性が確保されやすい。したがって、仕切板の設置が容易になり、作業効率が向上する。
本発明の第7観点に係る冷凍装置の室外機は、第1観点から第6観点のいずれかに係る冷凍装置の室外機であって、突出部は、切り起こし加工により形成される。
本発明の第7観点に係る冷凍装置の室外機では、突出部は、切り起こし加工により形成される。これにより、新たな部材を用いずに突出部を形成できる。したがって、製造コストの増大を抑えることができる。
本発明の第1観点に係る冷凍装置の室外機では、室外機に外部から力が加わり仕切板が移動しそうになっても、貫通孔の縁が第1部分と第2部分との間の段差に引っ掛かりやすく、仕切板が所定の位置からずれにくくなる。
本発明の第2観点および第3観点に係る冷凍装置の室外機では、仕切板が左右のいずれかに傾斜して移動しそうになっても、貫通孔の縁が、第1部分と第2部分との間の段差にさらに引っ掛かりやすくなる。
本発明の第4観点および第5観点に係る冷凍装置の室外機では、仕切板が左右のいずれに傾斜して移動しそうになっても、貫通孔の縁が、第1部分と第2部分との間の段差にさらに引っ掛かりやすくなる。
本発明の第6観点に係る冷凍装置の室外機では、仕切板の設置が容易になり、作業効率が向上する。
本発明の第7観点に係る冷凍装置の室外機では、製造コストの増大を抑えることができる。
本発明の一実施形態に係る室外機を使用した空気調和装置の外観図。 本発明の一実施形態に係る室外機の右側板、背面グリル、前板および天板を取り外した状態の正面斜視図。 機械室内の構成を省略した、本発明の一実施形態に係る室外機を図2とは別の角度から見た正面斜視図。 機械室内の構成を省略した、本発明の一実施形態に係る室外機の天板を取り外した状態の概略平面図。 図3のA部分の拡大図。 図4のb部分の拡大図。 図6のVII-VII線断面図。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、以下の説明において、上、下、左、右、正面(前)、背面(後)といった方向を示す語句を用いているが、これらの方向は、特にことわりのない限り、図2に示す方向を意味する。
(1)空気調和装置1
図1は、空気調和装置1の外観図である。空気調和装置1は、室内機2と、室外機3と、冷媒配管4とから構成されており、冷房運転や暖房運転等を行うことができる。
(1−1)室内機2
室内機2は、室内に設置され、主に室内熱交換器(図示せず)および室内ファン(図示せず)等を収納している。
室内熱交換器は、クロスフィン型熱交換器である。室内熱交換器は、室内の空気と熱交換し、冷房運転時には冷媒の蒸発器として機能し、暖房運転時には冷媒の放熱器として機能する。これにより内部を流れる冷媒を蒸発又は凝縮させて、室内の空気を冷却又は加熱する。室内熱交換器は、後述する室外熱交換器30と、冷媒配管4を介して接続されている。
室内ファンはクロスフローファンである。室内ファンは、室内熱交換器の下流側に設けられており、モータ(図示せず)で駆動する。この室内ファンが駆動されると、図1に示されている室内機2上部の吸込口2aから吸い込まれた室内空気が、室内熱交換器を通過して室内機2下部の吹出口2bから吹き出される。
(1−2)室外機3
以下、図1から図4を参照して、室外機3の構成について説明する。図2は、室外機3の右側板13、背面グリル14、前板15および天板16を取り外した状態の正面斜視図である。図3は、室外機3を図2とは別の角度から見た正面斜視図である。図4は、室外機3の天板16を取り外した状態の概略平面図である。なお、図3および図4では、機械室内の構成については省略している。
室外機3は、室外に設置されている。室外機3の外郭は、ハウジング10によって構成され、ハウジング10を4つの据付脚20が支持している。ハウジング10の内部においては、送風機室SP1と機械室SP2とが左右に形成されている。送風機室SP1は、ハウジング10の左側に位置し、主に室外熱交換器30および室外ファン40等を収容している。機械室SP2は、ハウジング10の右側に位置し、圧縮機50および電装品ユニット60等を収容している。送風機室SP1と機械室SP2とは、仕切板70によって仕切られている。
(1−2−1)ハウジング10
ハウジング10は、板金と樹脂によって形成され、略直方体状の形状を有している。具体的には、底板11、左側面グリル12、右側板13、背面グリル14、前板15、および天板16によりその6面を構成している(図1および図4を参照)。なお、底板11以外は、適宜取り外しが可能である。
(1−2−1−1)底板11
底板11は、ハウジング10の底面部分を構成する左右に長い略長方形状の板状部材であり(図4を参照)、その外縁部11aは、上方向に立ち上がっている(図2および図3を参照)。外縁部11aには、左側面グリル12、右側板13、背面グリル14および前板15を固定するための複数のネジ孔TH1と、仕切板70を固定するためのネジ孔TH2とが形成されている(図2を参照)。底板11の上面には、仕切板70が立設されている。また、底板11の送風機室SP1側の仕切板70の近傍には、突出部100が形成されている。仕切板70および突出部100については後に詳述する。
(1−2−1−2)左側面グリル12、右側板13
左側面グリル12および右側板13は、ハウジング10の右側面および左側面部分を構成する金属製の部材であり、それぞれ対向するように配設されている。左側面グリル12および右側板13は、外縁部11aの外面に当接するようにTH1を介して底板11に螺着されている。左側面グリル12には、L方向(図4を参照)から室外の空気を取り込むための吸入口121が多数形成されている(図3を参照)。左側面グリル12および右側板13のそれぞれ正面・背面側の縁には、前板15および背面グリル14を取り付けるためのネジ孔TH3が上下に形成されている(図3を参照)。
(1−2−1−3)背面グリル14、前板15
背面グリル14および前板15は、ハウジング10の正面および背面部分を構成する金属製の部材であり、それぞれ対向するように配設されている。背面グリル14および前板15は、底板11の外縁部11aの外面に当接するように、TH1を介して底板11に螺着されている。背面グリル14には、R方向(図4を参照)から室外の空気を取り込むための吸入口(図示せず)が大きく形成され、前板15には、ハウジング10内の空気を外部に吹き出すための吹出口151が形成されている(図1を参照)。
(1−2−1−4)天板16
天板16は、底板11に対向するように配設され、ハウジング10の天面部分を構成する横長の略長方形状の板状部材である。天板16の周縁部161は、下向きに延びている(図1を参照)。天板16は、周縁部161の内面が左側面グリル12、右側板13、背面グリル14および前板15に当接するように、周縁部161に形成されたネジ孔TH4を介して、それぞれに固定されている。
(1−2−2)据付脚20
据付脚20は、底板11の四隅近傍の所定の位置において取り付けられている(図4を参照)。据付脚20は、前後に長い板状の部材であり、その上面の一部が隆起しており底板11の下面に当接している。また据付脚20は、その下面が室外機3を設置する設置台(図示せず)に接しており、ハウジング10と設置台との間にスペースを確保する役割を果たしている。
(1−2−3)室外熱交換器30
室外熱交換器30は、上面視においてL字状のクロスフィン型熱交換器であって、ハウジング10の左側面から背面に沿って配置されている(図4を参照)。室外熱交換器30は、室外ファン40によってハウジング10内に取り込まれる室外の空気との間で熱交換を行い、冷房運転時には冷媒の放熱器として機能し、暖房運転時には冷媒の蒸発器として機能して、内部を流れる冷媒を凝縮又は蒸発させることができる。
(1−2−4)室外ファン40
室外ファン40は、送風機室SP1内の室外熱交換器30の正面側に配置されている(図4を参照)。室外ファン40は、プロペラファンであり、ファンモータ41によって駆動される。室外ファン40が駆動されると、室外の空気が、ハウジング10の背面(R方向)および左側面(L方向)からハウジング10内部へと取り込まれ、室外熱交換器30を通って正面の吹出口151(図1)からF方向へ吹き出される(図4を参照)。
(1−2−5)圧縮機50
圧縮機50は、電動機を内蔵する密閉型圧縮機である。圧縮機50は、機械室SP2内に配置され(図2を参照)、冷媒配管4内を流れる冷媒を圧縮している。
(1−2−6)電装品ユニット60
電装品ユニット60は、複数の電子部品から構成され、ファンモータ41や圧縮機50等の運転を制御している。電装品ユニット60は、機械室SP2内において圧縮機50の上方に配置されている(図2を参照)。
(1−2−7)仕切板70
以下、図2から図7を参照して仕切板70について説明する。図5は、図3のA部分の拡大図である。図6は、図4のb部分の拡大図である。図7は、図6のVII-VII線断面図である。
仕切板70は、金属製の板状部材であり、圧縮機50近傍の位置において、底板11に対して略垂直に立設されている(図2を参照)。仕切板70は、上面視において送風機室SP1側に膨らむように弧状に湾曲しており、前後の端部近傍に折返し部70aおよび70bがそれぞれ設けられている(図4を参照)。仕切板70は、折返し部70aの下端近傍において、ネジ孔TH2を介して、底板11に螺着されている(図5を参照)。また、仕切板70は、折返し部70bにおいて、室外熱交換器30の右端正面側に形成されたネジ孔(図示せず)を介して、室外熱交換器30に螺着されている。
仕切板70は、ハウジング10内において送風機室SP1と機械室SP2とを左右に形成する隔壁として機能している。また、仕切板70は、圧縮機50などの振動によって発生する騒音が送風機室SP1を抜けて外部に漏れないように、騒音に対する防壁としても機能している。
仕切板70の下端の送風機室SP1側の面には、フランジ71が形成されている(図5を参照)。フランジ71は、送風機室SP1側に水平に延びるように形成されており、その下面が底板11の上面に当接している。フランジ71には、奥行きD1=1.5mm、幅W1=9.0mmの横長の長方形状の貫通孔72が形成されている(図6を参照)。フランジ71は、貫通孔72を介して突出部100に貫通されている(図5および図7を参照)。
(1−2−8)突出部100
以下、図3から図7を参照して突出部100について説明する。なお、説明の便宜上、突出部100を低部100aと高部100bとにわけて説明するが、これらは一体に形成されている。
突出部100は、11b(図6を参照)に沿って打ち抜かれた後に、厚みT1=0.8mm、高さH1=10.0mm、最大幅W2=8.0mmに切り起こされており、低部100aと高部100bとからなる(図7を参照)。なお、11bは、突出部100を打ち抜いて切り起こした時に底板11にできる孔である。
低部100aは、上方にいくほど幅が狭くなるように上に延びており、最大幅W3=5.0mm、最小幅W4=4.0mm、高さH2=5.0mmの正面視略台形状の形状を有している。また低部100aは、その上端において高部100bと繋がっている。
高部100bは、低部100aとの境界から、左右方向および上方向に膨らむように湾曲して延びており、高さH3=5.0mm、最大幅W2=8.0mmの正面視略三角形状の形状を有している。
このような低部100aと高部100bとが形成されることにより、突出部100の左右において、幅W5=2.0mmの第1段差部101と第2段差部102とが形成されている。この第1段差部101および第2段差部102と、フランジ71と、貫通孔72とが機能することにより、室外機3の仕切板ずれ防止機能が発揮される。仕切板ずれ防止機能については、以下に詳述する。
(2)仕切板ずれ防止機能
室外機3は、送風機室SP1側の重量よりも機械室SP2側の重量のほうが大きい。そのため、室外機3が落下する場合においては、機械室SP2側に傾斜して落下する可能性が高い。その場合、着地時に、底板11の機械室SP2側に外部から力を受け、仕切板70は、機械室SP2側に倒れるように傾斜して跳ね上がる。このとき、貫通孔72の縁が、突出部100の第1段差部101に引っ掛かり、仕切板70は、浮き上がった状態から所定の位置に戻される。
一方、機械室SP2側の着地に続いて送風機室SP1側が着地した場合、又は室外機3が送風機室SP1側に傾斜して落下した場合において、底板11の送風機室SP1側に外部から力を受けた時には、仕切板70は、送風機室SP1側に倒れるように傾斜して跳ね上がる。この際、貫通孔72の縁が、突出部100の第2段差部102に引っ掛かり、仕切板70は、浮きあがった状態から所定の位置に戻される。
すなわち、仕切板70がいずれの方向に傾斜して跳ね上がっても、貫通孔72の縁が、第1段差部101又は第2段差部102のいずれかに引っ掛かって、仕切板70を所定の位置に戻すことにより、仕切板70の移動を防いでいる。
(3)特徴
(3−1)
上記実施形態では、仕切板70は、フランジ71を有し、フランジ71には貫通孔72が形成されている。また底板11は、上方向に突出する突出部100を有する。突出部100は、高部100bを有し、高部100bは、低部100aよりも上方に位置し低部100aよりも幅が大きい。このため、高部100bと低部100aとの間には、第1段差部101および第2段差部102が形成されている。これにより、室外機3が落下等して外部から力を受けた際に、仕切板70が移動しそうになっても、貫通孔72の縁が第1段差部101又は第2段差部102に引っ掛かって、止まりやすい。したがって、仕切板70が所定の位置からずれにくいようにできている。
(3−2)
上記実施形態では、貫通孔72は、左右方向に沿って延びている。これにより、室外機3が左右のいずれかに傾斜しながら落下等して、外部から力を受けた場合に、仕切板70が左右のいずれかに傾斜して移動しそうになっても、貫通孔72の縁が、第1段差部101又は第2段差部102にさらに引っ掛かりやすいようにできている。
(3−3)
上記実施形態では、高部100bは、低部100aとの境界から左右方向へ延びている。このため、高部100bと低部100aとの間には、第1段差部101および第2段差部102が左右それぞれに形成されている。これにより、仕切板70が左右のいずれに傾斜して移動しそうになっても、貫通孔72の縁が、第1段差部101又は第2段差部102にさらに引っ掛かりやすいようにできている。
(3−4)
上記実施形態では、高部100bは、突出部100の高さの2分の1の高さ位置よりも上方に形成されている。このため、突出部100の高さの2分の1の高さ位置よりも上方に、第1段差部101および第2段差部102が形成されている。これにより、仕切板70が左右のいずれに傾斜して移動しそうになっても、貫通孔72の縁が、第1段差部101又は第2段差部102にさらに引っ掛かりやすいようにできている。
(3−5)
上記実施形態では、フランジ71は、前板15を取り外した場合に、視認可能な位置に形成されている。これにより、仕切板70の設置時において突出部100を貫通孔72に貫通させる際、視認性が確保しやすい。したがって、仕切板70の設置が容易にでき、作業効率が向上するようにできている。
(3−6)
上記実施形態では、突出部100は、切り起こし加工により形成されている。これにより、新たな部材を用いずに突出部100を形成でき、製造コストの増大を抑えられるようにできている。
(4)変形例
(4−1)変形例1a
上記実施形態では、室外機3は、空気調和装置1に適用されたが、これに限定されない。例えば、給湯装置等の他の冷凍装置に適用されてもよい。
(4−2)変形例1b
上記実施形態では、フランジ71は、底板11に対して水平に延び、底板11の上面に当接するように設けられたが、これに限定されない。例えば、底板11の上面との間に隙間を有するように設けられてもよい。また、底板11に対して水平でなくてもよい。
(4−3)変形例1c
上記実施形態では、フランジ71は、仕切板70の送風機室SP1側の面に形成されたが、これに限定されない。例えば、機械室SP2側の面に形成されてもよい。
(4−4)変形例1d
上記実施形態では、貫通孔72の幅W1は、突出部100の最大幅W2よりも大きく形成されたが、これに限定されない。貫通孔72は、幅W1が突出部100の最大幅W2より小さくても、突出部100が貫通できる大きさであればよい。
(4−5)変形例1e
上記実施形態では、正面視において、低部100aは略台形状に形成され、高部100bは略三角形状に形成されたが、これに限定されない。例えば、正面視において略長方形状に形成されてもよい。また第1段差部101と第2段差部102とが、高低差を有するように形成されてもよい。
(4−6)変形例1f
上記実施形態では、突出部100は切り起こし加工により形成されたが、これに限定されず、他の工法により形成されてもよい。また、新たな部材を追加して突出部100を形成してもよい。
本発明は、冷凍装置の室外機に利用可能である。
1 空気調和装置
3 室外機
11 底板
11a 外縁部
30 室外熱交換器
70 仕切板
70a、70b 折返し部
71 フランジ
72 貫通孔
100 突出部
100a 低部
100b 高部
101 第1段差部
102 第2段差部
SP1 送風機室
SP2 機械室
特開2011−174653号公報

Claims (7)

  1. 底板(11)を有し、熱交換器(30)と、送風ファン(40)と、圧縮機(50)とが前記底板の上方に配置される、ハウジング(10)と、
    前記底板の上面に立設され、前記熱交換器および前記送風ファンが配置される第1空間(SP1)と前記圧縮機が配置される第2空間(SP2)とを仕切る、仕切板(70)と、
    を備え、
    前記仕切板は、下端近傍に、前記底板の上面に沿って延び、貫通孔(72)が形成される貫通孔形成部(71)を有し、
    前記底板は、その上面から上方向に突出する突出部(100)を有し、
    前記突出部は、第1部分(100a)と、前記第1部分よりも上方に位置し前記第1部分よりも幅が大きい第2部分(100b)と、を有し、前記貫通孔を介して前記貫通孔形成部を貫通する、
    冷凍装置の室外機(3)。
  2. 前記底板は、前後の長さよりも左右の長さのほうが長く、
    前記仕切板は、前記第1空間および前記第2空間を左右に仕切っており、
    前記貫通孔は左右方向に沿って延びている、
    請求項1に記載の冷凍装置の室外機。
  3. 前記第2部分は、前記第1部分との境界から左右いずれかの方向へ延びるように形成される、
    請求項2に記載の冷凍装置の室外機。
  4. 前記第2部分は、前記第1部分との境界から左右へ延びるように形成される、
    請求項2に記載の冷凍装置の室外機。
  5. 前記第2部分は、前記突出部の高さの2分の1の高さ位置よりも上方に形成される、
    請求項1から4のいずれかに記載の冷凍装置の室外機。
  6. 前記ハウジングは、取り外し可能な前面板(15)を有し、
    前記仕切板は、平面視において湾曲しており、
    前記貫通孔形成部は、前記前面板を取り外した場合に、視認可能な位置に形成される、
    請求項1から5のいずれかに記載の冷凍装置の室外機。
  7. 前記突出部は、切り起こし加工により形成される、
    請求項1から6のいずれかに記載の冷凍装置の室外機。
JP2012185895A 2012-08-24 2012-08-24 冷凍装置の室外機 Expired - Fee Related JP6111558B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012185895A JP6111558B2 (ja) 2012-08-24 2012-08-24 冷凍装置の室外機
CN201320516177.8U CN203413733U (zh) 2012-08-24 2013-08-22 冷冻装置的室外机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012185895A JP6111558B2 (ja) 2012-08-24 2012-08-24 冷凍装置の室外機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014043976A JP2014043976A (ja) 2014-03-13
JP6111558B2 true JP6111558B2 (ja) 2017-04-12

Family

ID=49976620

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012185895A Expired - Fee Related JP6111558B2 (ja) 2012-08-24 2012-08-24 冷凍装置の室外機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6111558B2 (ja)
CN (1) CN203413733U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5817694B2 (ja) * 2012-09-28 2015-11-18 ダイキン工業株式会社 室外機

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5481063U (ja) * 1977-11-18 1979-06-08
JPS54101048A (en) * 1978-01-25 1979-08-09 Matsushita Electric Works Ltd Structure for mounting parts
JPS5881804U (ja) * 1981-11-28 1983-06-02 松下電工株式会社 ル−バ−
JPH0236013Y2 (ja) * 1984-12-14 1990-10-02
JP2001339183A (ja) * 2000-05-30 2001-12-07 Tanita Corp プリント基板の取付け構造
JP2007205624A (ja) * 2006-02-01 2007-08-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の室外ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
CN203413733U (zh) 2014-01-29
JP2014043976A (ja) 2014-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100995432B1 (ko) 공기 조화 장치의 실외 유닛
JP5556676B2 (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP6169252B2 (ja) 空気調和装置の室内機
EP2565547A1 (en) Outdoor unit of air conditioner
KR101166384B1 (ko) 천정형 공기조화기
JP6203112B2 (ja) 空気調和機の室外機
AU2003275690A1 (en) Outdoor unit of refrigerator, and electrical equipment box of outdoor unit
JP5873994B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
JP4735214B2 (ja) 空気調和機用室外機
JP5402987B2 (ja) 冷凍装置の室外ユニット
JP4961979B2 (ja) 空気調和装置の電装品ユニット、およびこれを備えた空気調和装置の室外機
JP6111558B2 (ja) 冷凍装置の室外機
JP4816660B2 (ja) 空気調和装置の室外ユニット
CN106716022A (zh) 制冷循环装置的室外单元
JP2012242017A (ja) 冷凍装置の室外ユニット
JP6543539B2 (ja) 室外機
JP2008151392A (ja) 位置ずれ防止部材およびこれを備える空調ユニットの熱交換器
KR20090044503A (ko) 공기조화기 실외기의 베이스어셈블리
JP2009030884A (ja) 室外ユニット
WO2011155359A1 (ja) 空気調和装置用キャビネット及びこれを用いた空気調和装置
JP2017083098A (ja) 空気調和機の室内機用の空気供給装置。
JP4946391B2 (ja) 熱交換器およびこれを備える空調ユニット
JP6135071B2 (ja) 冷凍装置の室外機
CN215295167U (zh) 室外机
JP2013007556A (ja) 冷凍装置の室外ユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160920

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170227

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6111558

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees