JP6110954B2 - 過給機の動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、自動二輪車の往復動エンジンに搭載される過給機の動力伝達装置、例えば、遊星歯車装置に関するものである。
自動二輪車に搭載されるエンジンにおいて、外気を加圧してエンジンに供給する過給機を設けたものがある(例えば、特許文献1)。過給機は、エンジン回転軸の回転に連動して駆動されるように構成され、遊星歯車装置を介してエンジン回転軸に連結されている。
国際公開WO2011/046096号公報
過給機を回転させると、エンジンの脈動に起因する回転数の変動が生じ、歯車の噛合い/非噛合いが繰り返されて、騒音および振動が発生する。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたもので、騒音および振動の発生を抑えることのできる過給機の動力伝達装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の過給機の動力伝達装置は、往復動エンジンの動力を、エンジンの吸気を加圧する過給機に伝達する動力伝達装置であって、前記エンジンから前記過給機への動力伝達は、エンジン側はすば歯車と過給機側はすば歯車とからなるはすば歯車対を介して行われ、前記過給機側はすば歯車は、前記過給機の回転軸の軸方向に移動可能に支持され、前記過給機側はすば歯車に軸方向の押圧力を付与する押圧手段が設けられている。ここで、「はすば歯車」には、はすば歯車を2つ組み合わせた形状であるやまば歯車も含む。
この構成によれば、過給機側はすば歯車が軸方向に押圧されることで、はすば歯車対の噛合いが維持される。その結果、エンジンの爆発工程の繰り返しに起因するトルク変動によって生じる、はすば歯車のバックラッシが抑制され、振動や騒音の発生が抑えられる。平歯車では、軸方向に力を与えても、歯車の非噛合い状態は解消できない。
本発明において、前記エンジン側はすば歯車は、遊星歯車機構におけるリング歯車であり、前記過給機側はすば歯車は、前記遊星歯車機構における遊星歯車であることが好ましい。この構成によれば、過給機の羽根車に作用する軸方向の吸引反力と、はすば歯車に発生する軸方向荷重(軸力)と、エンジンの間欠的な爆発による駆動力とのアンバランスにより遊星歯車が傾くことが懸念されるが、押圧手段を設けているので、遊星歯車の倒れが抑制される。その結果、エンジンの爆発工程の繰り返しによる異音の発生が抑えられる。
本発明において、前記はすば歯車は、前記過給機の羽根車が固定された前記回転軸に、前記羽根車に作用する吸引反力を相殺する方向に軸力を発生させることが好ましい。過給機は高速回転するので、過給機の羽根車に大きな軸力(吸引反力)が作用し、羽根車の回転軸を支持する軸受の負荷容量が大きくなるが、この構成によれば、はすば歯車の軸力と羽根車に作用する吸引反力とを相殺することで、軸力を小さくできる結果、軸受を小形化できる。
はすば歯車によって吸引反力を相殺する方向に軸力を発生させる場合、前記押圧手段は、前記吸引反力と反対方向に前記遊星歯車を押圧することが好ましい。この構成によれば、押圧手段により吸引反力と反対方向に遊星歯車が押圧されるので、遊星歯車に発生する軸力を緩和できる。
遊星歯車機構を用いる場合、前記遊星歯車は、前記過給機のケースに固定される支持軸に回転自在に支持されており、前記ケースから前記支持軸を介して潤滑油を前記押圧手段と前記遊星歯車との摺動部分に導く潤滑通路が形成されていることが好ましい。この構成によれば、遊星歯車が公転しないので、押圧手段により遊星歯車を押圧しやすいうえに、潤滑通路も形成しやすい。また、押圧手段と遊星歯車との摺動部分を潤滑することで、両者の摩耗および熱劣化を防止できる。
本発明において、前記押圧手段は、前記過給機側はすば歯車の支持軸の近傍に配置されていることが好ましい。この構成によれば、押圧手段による押圧力が支持軸の近傍に作用するので、この押圧力の周方向のアンバランスによって支持軸が傾く、つまり過給機側はすば歯車が倒れるのを抑制できる。
本発明において、前記押圧手段は、ばね体とそのばね力を受けて前記過給機側はすば歯車を押圧するスラスト板とを有し、前記過給機側はすば歯車は、複数の針状ころを介して支持軸に回転自在に支持されており、一対の前記スラスト板が前記針状ころの軸方向外側に近接して配置されていることが好ましい。この構成によれば、針状ころを用いたことにより、過給機側はすば歯車の倒れをさらに抑制できる。また、スラスト板により針状ころの軸方向位置が規制されるので、針状ころの保持器が不要となり、部品点数を低減できる。
本発明において、前記押圧手段は、ばね体とそのばね力を受けて前記過給機側はすば歯車を押圧するスラスト板とを有し、前記ばね体は皿ばねであり、前記過給機側はすば歯車の支持軸にこの皿ばねのばね力を受けるサークリップが取り付けられ、前記皿ばねが、前記サークリップと前記過給機のケースとの間で圧縮されていることが好ましい。この構成によれば、ばね体をコンパクトに構成できる。また、ばね体をゴム部材で構成した場合のような、焼きつきの恐れがない。
請求の範囲および/または明細書および/または図面に開示された少なくとも2つの構成のどのような組合せも、本発明に含まれる。特に、請求の範囲の各請求項の2つ以上のどのような組合せも、本発明に含まれる。
本発明は、添付の図面を参考にした以下の好適な実施形態の説明からより明瞭に理解されるであろう。しかしながら、実施形態および図面は単なる図示および説明のためのものであり、本発明の範囲を定めるために利用されるべきものではない。本発明の範囲は添付の請求の範囲によって定まる。添付図面において、複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当部分を示す。
本発明の第1実施形態に係る過給機の動力伝達装置の一種である遊星歯車装置を備えたエンジンを搭載した自動二輪車を示す側面図である。 同過給機を示す水平断面図である。 同過給機の遊星歯車を拡大して示す水平断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本明細書において、「左側」および「右側」は、車両に乗車した運転者から見た左右側をいう。
図1は本発明の第1実施形態に係る過給機の動力伝達装置の一種である遊星歯車装置を有するエンジンを搭載した自動二輪車の左側面図である。この自動二輪車の車体フレームFRは、前半部を形成するメインフレーム1と、後半部を形成するシートレール2とを有している。シートレール2は、メインフレーム1の後部に取り付けられている。メインフレーム1の前端にヘッドパイプ4が一体形成され、このヘッドパイプ4にステアリングシャフト(図示せず)を介してフロントフォーク8が回動自在に軸支されている。フロントフォーク8の下端部に前輪10が取り付けられ、フロントフォーク8の上端部に操向用のハンドル6が固定されている。
一方、車体フレームFRの中央下部であるメインフレーム1の後端部に、スイングアームブラケット9が設けられている。このスイングアームブラケット9に取り付けたピボット軸16の回りに、スイングアーム12が上下揺動自在に軸支されている。このスイングアーム12の後端部に、後輪14が回転自在に支持されている。車体フレームFRの中央下部でスイングアームブラケット9の前側に、駆動源であるエンジンEが取り付けられている。エンジンEがチェーンのような動力伝達機構11を介して後輪14を駆動する。エンジンEは、往復動エンジンであり、例えば、4気筒4サイクルの並列多気筒水冷エンジンである。
メインフレーム1の上部に燃料タンク15が配置され、シートレール2に操縦者用シート18および同乗車用シート20が支持されている。また、車体前部に、樹脂製のカウリング22が装着されている。カウリング22は、前記ヘッドパイプ4の前方から車体前部の側方にかけての部分を覆っている。カウリング22には、空気取入口24が形成されている。空気取入口24は、カウリング22の前端に位置し、外部からエンジンEへの吸気を取り入れる。
車体フレームFRの左側に、吸気ダクト30が配置されている。吸気ダクト30は、前端開口30aをカウリング22の空気取入口24に臨ませた配置でヘッドパイプ4に支持されている。吸気ダクト30の前端開口30aから導入された空気は、ラム効果により昇圧される。
エンジンEの後方に、過給機32が配置されている。過給機32は、外気を加圧してエンジンEに供給する。前記吸気ダクト30は、エンジンEの前方から左外側方を通過して、過給機32の吸込口36に接続され、過給機32に走行風Aを吸気Iとして導いている。
過給機32の吐出口38とエンジンEの吸気ポート42との間に、吸気チャンバ40が配置され、過給機32の吐出口38と吸気チャンバ40とが直接接続されている。吸気チャンバ40は、過給機32の吐出口38から供給された高圧の吸気Iを貯留する。過給機32の吐出口38と吸気チャンバ40とをパイプを介して接続してもよい。吸気チャンバ40と吸気ポート42との間には、スロットルボディ44が配置されている。
吸気チャンバ40は、過給機32およびスロットルボディ44の上方に配置されている。吸気チャンバ40およびスロットルボディ44の上方に、前記燃料タンク15が配置されている。
図2に示すように、過給機32は遠心式であり、過給機回転軸44の先端部(左側端部)44aに固定された羽根車50と、羽根車50を覆う羽根車ハウジング52と、過給機回転軸44を回転自在に支持する過給機ケース56と、エンジンEの動力を羽根車50に伝達する変速機構54と、変速機構54を覆う変速機構ケーシング58とを有している。過給機回転軸44は鋼製で、羽根車50、羽根車ハウジング52、過給機ケース56および変速機構ケーシング58はアルミダイキャスト製である。
羽根車ハウジング52と過給機ケース56とがボルト55を用いて連結され、過給機ケース56と変速機構ケーシング58とがボルト57を用いて連結されている。変速機構54は、エンジンEの動力を、過給機32に伝達する動力伝達装置を構成し、この実施形態では、変速機構54として遊星歯車変速装置を用いている。
過給機32はエンジンEの動力によって駆動される。具体的には、クランク軸26(図1)の回転力が、図2に示すチェーン60を介して、過給機回転軸44に連結された、変速機54の入力軸65に伝達されている。より詳細には、入力軸65の右側端部にスプロケット62が設けられ、このスプロケット62の歯車62aにチェーン60が掛け渡されている。
入力軸65は中空軸からなり、一対の軸受64を介して変速機構ケーシング58に回転自在に支持されている。入力軸65における先端部である右側端部65bの外周面にスプライン歯67が形成されており、この外周面にスプライン嵌合されたワンウェイクラッチ66を介して、前記スプロケット62が入力軸65に連結されている。ワンウェイクラッチ66は、エンジンEから過給機32への動力伝達経路の回転変動を吸収する緩衝機構としても機能する。
入力軸65の右側端部65bの内周面に雌ねじ部が形成されており、ワンウェイクラッチ66が、この雌ねじ部に螺合されたボルト68の頭部により、ワッシャ70を介して、右側端部65bに装着されている。変速機構ケーシング58の右側端部には、車体外方側を向いた開口72が形成され、この開口72がキャップ74により塞がれている。
過給機32の回転軸44の基端部である右側部44bが、入力軸65の基端部である左側端部65aに、遊星歯車装置(変速機構)54を介して連結されている。入力軸65の左側端部65aは、鍔状のフランジ部65aからなる。過給機回転軸44は、軸受69を介して過給機ケース56に回転自在に支持されている。
軸受69は軸方向に並んで2つ配置されており、これら2つの軸受69,69が、軸受ハウジング76に収納されている。過給機回転軸44の右側端部44bに、はすば歯車からなる外歯78が形成されている。
遊星歯車装置54は入力軸65と過給機回転軸44との間に配置され、変速機構ケーシング58に支持されている。過給機回転軸44の右側端部44bの外歯78に、複数の遊星歯車80が周方向に並んでギヤ連結されている。すなわち、過給機回転軸44の外歯78は遊星歯車装置54の太陽歯車として機能する。遊星歯車80には、太陽歯車(外歯)78に噛み合うはすば歯車81が形成されている。遊星歯車80は、周方向に離間して3つ配置されている。
過給機回転軸44が回転すると、羽根車50に吸引力SPが発生し、過給機回転軸44には吸引力SPの吸引反力RFが作用する。はすば歯車81は、太陽歯車78を介して過給機回転軸44に、この吸引反力RFを相殺する方向に軸力AFを発生させる。
さらに、遊星歯車80は径方向外側で大径の内歯車(リング歯車)82にギヤ連結している。つまり、内歯車82も、はすば歯車からなる。具体的には、内歯車82がエンジン側はすば歯車を構成し、遊星歯車80が過給機側はすば歯車を構成し、これら内歯車82と遊星歯車80とで、エンジンEの動力を過給機32に伝達するはすば歯車対を構成している。遊星歯車80は、過給機ケース56に装着された複数の軸受84によりキャリア軸86に回転自在に支持されている。つまり、キャリア軸86は、遊星歯車80の支持軸を構成する。この実施形態では、軸受84としては、針状ころが用いられている。
キャリア軸86は固定部材88に固定され、この固定部材88が過給機ケース56にボルト90により固定されている。つまり、キャリア軸86は固定されており、遊星歯車80は公転しない。内歯車82には入力軸65の左側端部に設けられた入力ギヤ92がギヤ連結されている。このように、内歯車82が入力軸65と同じ回転方向に一体的に回転するようにギヤ接続され、キャリア軸86が固定されて、遊星歯車80は内歯車82と同じ回転方向に回転する。太陽歯車(外歯車78)は出力軸となる過給機回転軸44に形成されており、遊星歯車80と反対の回転方向に回転する。
過給機ケース56に、外部からの過給機潤滑通路(図示せず)に連通して、軸受ハウジング76まで潤滑油を導く第1潤滑油通路94が形成されている。詳細には、過給機ケース56と軸受ハウジング76との間にオイル層96が形成され、このオイル層96に第1潤滑油通路94が接続されている。これにより、軸受ハウジング76は、オイル層96を介して過給機ケース56に径方向に移動可能に支持されている。オイル層96は、過給機回転軸44の揺動を緩和する機能を持つ。
図3に示すように、キャリア軸86における針状ころ84の軸方向外側に近接して、環状のスラスト板104が一対配置されている。スラスト板104は、鋼製の板材からなり、キャリア軸86に軸方向に移動自在に取り付けられている。スラスト板104は、運転中に、遊星歯車80および軸受84のスラスト力(軸方向の力)を受ける。
キャリア軸86の外周面におけるスラスト板104の外側(軸受84の反対側)に、一対の円周溝108が形成され、各円周溝108にサークリップ106が係合されている。サークリップ106は、鋼製の板材からなり、キャリア軸86の円周溝108内を軸方向に移動自在に取り付けられている。
過給機ケース56と遊星歯車80との間に、詳細には、過給機ケース56とサークリップ106との間に、軸方向の押圧力PFを付与するばね体102が介在されている。つまり、ばね体102はサークリップ106と過給機ケース56との間で圧縮されている。ばね体102は、軸受84の左側で過給機ケース56とサークリップ106との間に介在され、軸受84の右側で固定部材88とサークリップ106との間には介在されていない。
本実施形態では、ばね体102は、2枚の皿ばねからなるが、皿ばねは1枚でもよい。ばね体102は金属製であることが耐久性の観点から好ましい。
これらばね体102、スラスト板104、およびサークリップ106により押圧手段100が構成されている。つまり、押圧手段100は、過給機ケース56と遊星歯車80との間に介在され、遊星歯車80に軸方向の押圧力PFを付与する。より詳細には、スラスト板104が、サークリップ106を介してばね体102のばね力を受けて遊星歯車80を軸方向に押圧する。押圧手段100は、前記吸引反力RFと反対方向(右側)に遊星歯車80を押圧する。
押圧手段100は、遊星歯車80のアウタギヤ(はすば歯車81)側ではなく、キャリア軸86側に配置されている。また、押圧手段100は、3つの遊星歯車80すべてに設けられている。本実施形態では、遊星歯車80は公転しないので、押圧手段100を設けやすい。
過給機ケース56に、オイル層96からキャリア軸86に向かう第2潤滑油通路110が形成されている。キャリア軸86の内部に、キャリア軸86と同軸で軸方向に延びる第3潤滑油通路112が形成されており、第3潤滑油通路112の上流端(左側端)が第2潤滑油通路110の下流端に連通している。第3潤滑油通路112の下流端部(右側端部)に、径方向に延びる第4潤滑油通路114が形成されている。第4潤滑油通路114の下流端(径方向外側端)は軸受84に連通している。
つぎに、押圧手段100の作用について説明する。エンジンEが始動すると、クランク軸26(図1)の回転力が、図2のチェーン60および遊星歯車装置54を介して、過給機回転軸44に伝達される。
過給機回転軸44が回転すると、過給機回転軸44に吸引力SPの吸引反力RFが作用し、過給機回転軸44は左側に押される。これに対し、遊星歯車80のはすば歯車81が、太陽歯車78を介して過給機回転軸44に、この吸引反力RFを相殺する方向に軸力AFを発生させる。これにより、過給機回転軸44の左側へ向かう力が抑制され、過給機回転軸44の位置が安定する。
一方、遊星歯車80における太陽歯車78と噛合う部位には、図3に示すように、軸力AFと反対方向の第1の力F1が発生する。さらに、図1のエンジンEの爆発による駆動力が、図2のチェーン60、入力軸65およびリングギヤ82を介して遊星歯車80に伝わり、遊星歯車80におけるリングギヤ82と噛合う部位に、図3に示す第1の力F1と反対方向の第2の力F2が発生すると、遊星歯車80が、第1および第2の力F1,F2により倒れよう(傾こう)とする。スラスト板104は、このような軸方向の力F1,F2を受ける。
このとき、押圧手段100が、吸引反力RFおよび第1の力F1と反対方向に、遊星歯車80を押圧する。これにより、遊星歯車80の倒れ(傾き)が抑制される。詳細には、ばね体102のばね力(押圧力PF)が、サークリップ106を介してスラスト板104に伝えられ、第1および第2の力F1,F2と押圧手段100の押圧力PFとのバランスにより、遊星歯車80の姿勢が安定する。
ここで、過給機ケース56はアルミダイキャスト製で、遊星歯車80、軸受84、キャリア軸86、スラスト板104およびサークリップ106は鋼製であるが、軸方向の力が働くと、遊星歯車80および軸受84はスラスト板104を介してサークリップ106に当接する。サークリップ106は円周溝108により軸方向の移動範囲が規制されているので、スラスト板104およびサークリップ106が過給機ケース56または固定部材88に接触することはない。このように、運転中に、鋼製の部材同士が接触し、鋼製の部材とアルミニウム製の部材とが接触することがないようになっている。
また、図1のエンジンEが始動すると、エンジン潤滑油の一部が、図2の過給機ケース56の外部から、第1潤滑油通路94に潤滑油OLとして導かれ、オイル層96および軸受ハウジング76に潤滑油OLを供給する。オイル層96に供給された潤滑油OLの一部が、図3の第2潤滑油通路110を通ってキャリア軸86に導かれる。キャリア軸86に導かれた潤滑油OLは、キャリア軸86の内部の第3潤滑油通路112を通過したのち、第4潤滑油通路114を経由して軸受84に供給される。軸受84に供給された潤滑油OLは、軸受84の内部を軸方向に流れ、スラスト板104と遊星歯車80との摺動部分116に導かれる。
上記構成において、図3の遊星歯車80が軸方向に押圧されることで、遊星歯車80と内歯車82との噛合いが維持される。その結果、エンジンEの爆発工程の繰り返しに起因するトルク変動が生じた場合でも、はすば歯車のバックラッシが抑制され、振動や騒音の発生が抑えられる。
具体的には、エンジン側では、エンジンの爆発工程により回転が増速する脈動が生じる。これに対し、羽根車側(過給機側)では、慣性により回転数を一定に保とうする。その結果、エンジン側はすば歯車である内歯車82と、過給機側はすば歯車である遊星歯車80との間で、歯の当接/非当接が繰り返される。これに起因して、遊星歯車80と外歯(太陽歯車)78との間でも、歯の当接/非当接が繰り返される。ここで、遊星歯車80がはすば歯車で構成され、かつ、押圧手段100により軸方向に押圧力が与えられているので、遊星歯車80と内歯車82との噛合いが外れるのを防ぐことができる。平歯車では、軸方向に押圧力を与えても、歯の非噛合い状態が解消されないので、トルク変動が生じた場合に振動や騒音を防止することは難しい。
また、図2のはすば歯車81に発生する軸方向荷重(第1の力F1)とエンジンの間欠的な爆発の駆動力による第2の力F2とにより遊星歯車80が傾くことが懸念されるが、これらの力F1,F2を打ち消す押圧手段100を設けているので、遊星歯車80の倒れが抑制される。その結果、エンジンの爆発工程の繰り返しによる異音の発生が抑えられる。
さらに、過給機32は高速回転するので、過給機回転軸44に大きな軸方向の力(吸引反力RF)が作用し、過給機回転軸44を支持する軸受69の負荷容量が大きくなるが、はすば歯車81が、太陽歯車78を介して過給機回転軸44に、吸引反力RFを相殺する方向に軸力AFを発生させているので、はすば歯車81の軸力AFと吸引反力RFとが相殺される結果、軸受69を小形化できる。
また、はすば歯車81は吸引反力RFを相殺する方向に軸力AFを発生させるので、遊星歯車80には、吸引反力RFと同じ方向の第1の軸力F1が発生するが、押圧手段100が吸引反力RFと反対方向に遊星歯車80を押圧しているので、遊星歯車80に発生する第1の力F1を緩和できる。
さらに、押圧手段100が、遊星歯車80のキャリア軸86の近傍に配置されており、押圧手段100による押圧力PFがキャリア軸86の近傍に作用するので、押圧力PFの周方向のアンバランスによってキャリア軸86が傾く、つまり遊星歯車80が倒れるのを抑制できる。また、押圧手段100を歯車の外周側に配置するのに比べて、押圧手段100を取り付けやすい。しかも、ばね体102は過給機ケース56とサークリップ106との間にのみ介在されているので、組立性が向上する。さらに、ばね体102は、過給機ケース56とサークリップ106との間に入れているだけであるから、組立が簡単なうえに、コンパクトに収納できる。
また、遊星歯車80が複数の針状ころ84を介してキャリア軸86に回転自在に支持されているので、遊星歯車80の倒れをさらに抑制できる。さらに、スラスト板104およびサークリップ106により針状ころ84の軸方向位置が規制されるので、針状ころ84の保持器が不要となり、部品点数を低減できる。
また、遊星歯車80が公転しないので、押圧手段100により遊星歯車70を押圧しやすいうえに、第2潤滑通路110も形成しやすい。さらに、押圧手段100と遊星歯車80との摺動部分116を潤滑することで、両者の摩耗および熱劣化を防止できる。
また、ばね体102が皿ばねからなり、皿ばね102がサークリップ106と過給機ケース56との間で圧縮されているので、ばね体102をコンパクトに構成できる。
変速比の高い動力伝達部分である遊星歯車80と内歯車82との間に、はすば歯車対および押圧手段100を設けている。これにより、効果的に、エンジン脈動時の振動や騒音を抑制できる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。例えば、上記実施形態では、ばね体102は皿ばねであったが、皿ばね以外のばね体であってもよい。また、上記実施形態では、ばね体102は過給機ケース56とサークリップ106との間にのみ介在されていたが、固定部材88とサークリップ106との間にも介在してもよい。
押圧手段100として、サークリップ106以外のばね性を有する部材を用いることもできる。さらに、押圧手段100として、ばね性を有する部材を用いる以外に、例えば、油圧源から油圧を供給して圧子に軸方向の押圧力を発生させてもよい。
過給機側はすば歯車は、エンジンから過給機への動力伝達経路における羽根車に近い位置に設けるのが好ましい。具体的には、動力伝達経路における、回転変動を吸収する緩衝機構よりも羽根車側に設けられる歯車であるのが好ましい。また、遊星歯車装置以外の動力伝達装置に、はすば歯車対および押圧手段を設けてもよい。さらに、本発明の過給機の動力伝達装置は、自動二輪車以外の車両、船舶等のエンジンにも適用可能で、さらに、地上設置のエンジンにも適用できる。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
32 過給機
44 過給機回転軸(回転軸)
50 羽根車
54 遊星歯車装置(動力伝達装置)
56 過給機ケース
80 遊星歯車(過給機側はすば歯車)
82 内歯車(リング歯車、エンジン側はすば歯車)
84 軸受(針状ころ)
86 キャリア軸(遊星歯車の支持軸)
100 押圧手段
102 ばね体(皿ばね)
104 スラスト板
106 サークリップ
116 摺動部分
AF 軸力
E エンジン
SP 吸引反力

Claims (8)

  1. 往復動エンジンの動力を、エンジンの吸気を加圧する過給機に伝達する動力伝達装置であって、
    前記エンジンから前記過給機への動力伝達は、エンジン側はすば歯車と過給機側はすば歯車とからなるはすば歯車対を介して行われ、
    前記過給機側はすば歯車は、前記過給機の回転軸の軸方向に移動可能に支持され、
    前記過給機側はすば歯車に軸方向の押圧力を付与する押圧手段が設けられ、
    前記エンジン側はすば歯車は、遊星歯車機構におけるリング歯車であり、
    前記過給機側はすば歯車は、前記遊星歯車機構における遊星歯車であり、
    前記過給機側はすば歯車は、前記過給機の羽根車が固定された過給機回転軸に動力を伝達し、
    前記遊星歯車は、前記過給機のケースに固定される支持軸に回転自在に支持されている過給機の動力伝達装置。
  2. 請求項1に記載の過給機の動力伝達装置において、前記はすば歯車は、前記過給機の羽根車が固定された前記回転軸に、前記羽根車に作用する吸引反力を相殺する方向に軸力を発生させる過給機の動力伝達装置。
  3. 請求項2に記載の過給機の動力伝達装置において、前記押圧手段は、前記吸引反力と反対方向に前記遊星歯車を押圧する過給機の動力伝達装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の過給機の動力伝達装置において、前記ケースから前記支持軸を介して潤滑油を前記押圧手段と前記遊星歯車との摺動部分に導く潤滑通路が形成されている過給機の動力伝達装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の過給機の動力伝達装置において、前記押圧手段は、前記過給機側はすば歯車の支持軸の近傍に配置されている過給機の動力伝達装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の過給機の動力伝達装置において、前記押圧手段は、ばね体とそのばね力を受けて前記過給機側はすばを押圧するスラスト板とを有し、
    前記過給機側はすば歯車は、複数の針状ころを介して支持軸に回転自在に支持されており、
    一対の前記スラスト板が前記針状ころの軸方向外側に近接して配置されている過給機の動力伝達装置。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の過給機の動力伝達装置において、前記押圧手段は、ばね体とそのばね力を受けて前記過給機側はすば歯車を押圧するスラスト板とを有し、
    前記ばね体は皿ばねであり、前記過給機側はすば歯車の支持軸にこの皿ばねのばね力を受けるサークリップが取り付けられ、
    前記皿ばねが、前記サークリップと前記過給機のケースとの間で圧縮されている過給機の動力伝達装置。
  8. 請求項1から5のいずれか一項に記載の過給機の動力伝達装置において、前記押圧手段は、前記遊星歯車と前記過給機のケースとの間に介在されたばね体を有し、
    前記ばね体は、前記過給機のケースに対して前記遊星歯車を押圧する過給機の動力伝達装置。
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