JP6216392B2 - 動力伝達システムの潤滑構造 - Google Patents

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Description

本発明は、入力軸と出力軸とこれらの間に介在する変速機構とを有する動力伝達システムの潤滑構造に関するものである。
自動二輪車のような車両に搭載されるエンジンにおいて、外気を加圧してエンジンに供給する過給機を設けたものがある(例えば、特許文献1)。この過給機は、エンジンの動力により駆動するように構成されており、エンジンの動力が入力される入力軸と、過給機の羽根車が設けられた出力軸と、入力軸の回転数を変化させて出力軸に伝達する変速機構とからなる動力伝達システムを有している。
国際公開WO2011/046096号公報
上記のような動力伝達システムでは、入力軸と出力軸の両方を潤滑する必要があるが、入力軸側と出力軸側の両方に潤滑通路を設けると、構造が複雑になる。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたもので、簡単な構造で入力軸側と出力軸側の両方を潤滑することができる動力伝達システムの潤滑構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の動力伝達システムの潤滑構造は、入力軸と、前記入力軸と同心に配置された出力軸と、前記入力軸と前記出力軸との間に連結された変速機構と、前記入力軸および前記出力軸のうちの一方の軸側を潤滑するオイルの一部を、前記変速機構の内部空間を横切るジェット噴射により他方の軸に供給する噴射通路とを備えている。
この構成によれば、一方の軸側を潤滑するオイルを用いて他方の軸側を潤滑できる。これにより、他方の軸側に潤滑油入口を設ける必要がなくなって、潤滑構造が簡略化される。
本発明において、前記オイルは、前記他方の軸の中空部に噴射されることが好ましい。この構成によれば、他方の軸側に、別途潤滑通路を設けることなく、他方の軸の軸受部等を潤滑できる。この場合、前記他方の軸における前記変速機構側の端面に、噴射されたオイルの入口が形成されるとともに、前記中空部に入ったオイルが前記変速機構側へ抜けるのを阻止する環状の堰止部材が設けられていることが好ましい。この構成によれば、中空部にオイルが溜まるので、他方の軸側の潤滑を効果的に行うことができる。
本発明において、前記噴射通路は、前記一方の軸の径方向外側に配置され、前記噴射通路の軸心が、前記一方の軸の径方向外側を通過していることが好ましい。この構成によれば、噴射されたオイルが、一方の軸と干渉するのを防ぐことができる。また、回転する一方の軸の内部空間に噴射通路を設ける場合に比べて、容易にオイルを他方の軸側に噴射することができる。
本発明において、前記変速機構は遊星歯車変速機であり、前記一方の軸が、その変速機側端部に前記遊星歯車変速機の太陽歯車が設けられた出力軸であり、前記噴射通路により、オイルが前記太陽歯車をかわして前記他方の軸に噴射されることが好ましい。この場合、前記変速機は非公転の遊星歯車を有する遊星歯車変速機であり、前記噴射通路により前記オイルが前記遊星歯車をかわして前記他方の軸に噴射されることが好ましい。この構成によれば、遊星歯車変速機の内部空間を利用して、噴射通路を確保し易い。
本発明において、前記一方の軸は過給機の羽根車の回転軸であり、前記変速機構は遊星歯車変速機であり、前記ケースである過給機ケーシングが前記軸受を介して前記羽根車の前記回転軸を支持し、前記過給機ケーシングと前記軸受を収納する軸受ハウジングとの間に潤滑油膜が形成され、前記潤滑油膜を形成するオイルの一部が前記噴射通路に供給されていることが好ましい。この構成によれば、潤滑油膜のオイルを利用して、軸受および他方の軸側を潤滑できる。これにより、潤滑構造が一層簡略化される。
過給機の動力伝達システムである場合、前記過給機はエンジンの動力によって駆動され、前記他方の軸は、前記エンジンの動力を前記他方の軸に伝達する動力伝達部材を有していることが好ましい。動力伝達部材は、例えば、ダンパ部材、スプロケット、歯車、ワンウェイクラッチ、チェーン等である。この構成によれば、動力伝達部材にも潤滑油が供給される。
請求の範囲および/または明細書および/または図面に開示された少なくとも2つの構成のどのような組合せも、本発明に含まれる。特に、請求の範囲の各請求項の2つ以上のどのような組合せも、本発明に含まれる。
本発明は、添付の図面を参考にした以下の好適な実施形態の説明からより明瞭に理解されるであろう。しかしながら、実施形態および図面は単なる図示および説明のためのものであり、本発明の範囲を定めるために利用されるべきものではない。本発明の範囲は添付の請求の範囲によって定まる。添付図面において、複数の図面における同一の部品番号は、同一または相当部分を示す。
本発明の第1実施形態に係る潤滑構造を備えた自動二輪車を示す側面図である。 同自動二輪車のエンジンを後方斜め上方から見た斜視図である。 同エンジンに搭載された過給機の縦断面図である。 図3の要部を拡大して示す縦断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。本明細書において、「左側」および「右側」は、車両に乗車した操縦者から見た左右側をいう。
図1は本発明の第1実施形態に係る潤滑構造を備えた自動二輪車の左側面図である。この自動二輪車の車体フレームFRは、前半部を形成するメインフレーム1と、後半部を形成するシートレール2とを有している。シートレール2は、メインフレーム1の後部に取り付けられている。メインフレーム1の前端にヘッドパイプ4が一体形成され、このヘッドパイプ4にステアリングシャフト(図示せず)を介してフロントフォーク8が回動自在に軸支されている。フロントフォーク8の下端部に前輪10が取り付けられ、フロントフォーク8の上端部に操向用のハンドル6が固定されている。
一方、車体フレームFRの中央下部であるメインフレーム1の後端部に、スイングアームブラケット9が設けられている。このスイングアームブラケット9の取り付けたピボット軸16の回りに、スイングアーム12が上下揺動自在に軸支されている。このスイングアーム12の後端部に、後輪14が回転自在に支持されている。車体フレームFRの中央下部でスイングアームブラケット9の前側に、駆動源であるエンジンEが取り付けられている。エンジンEがチェーンのような動力伝達機構11を介して後輪14を駆動する。エンジンEは、例えば、4気筒4サイクルの並列多気筒水冷エンジンである。ただし、エンジンEの形式はこれに限定されない。
メインフレーム1の上部に燃料タンク15が配置され、シートレール2に操縦者用シート18および同乗車用シート20が支持されている。また、車体前部に、樹脂製のカウリング22が装着されている。カウリング22は、前記ヘッドパイプ4の前方から車体前部の側方にかけての部分を覆っている。カウリング22には、ヘッドランプユニット23が装着されている。カウリング22には、さらに、空気取入口24が形成されている。空気取入口24は、ヘッドランプユニット23の下方に位置し、外部からエンジンEへの吸気を取り入れる。
車体フレームFRの左側に、吸気ダクト70が配置されている。吸気ダクト70は、前端開口70aをカウリング22の空気取入口24に臨ませた配置でヘッドパイプ4に支持されている。吸気ダクト70の前端開口70aから導入された空気は、ラム効果により昇圧される。
エンジンEは、左右方向(車幅方向)に延びるクランク軸26と、クランク軸26を支持するクランクケース28と、クランクケース28の前方上面から上方に突出したシリンダブロック30と、その上方のシリンダヘッド32と、その上部を覆うシリンダヘッドカバー32aと、クランクケース28の下方に設けられたオイルパン34とを有している。シリンダブロック30およびシリンダヘッド32は若干前傾している。シリンダヘッド32の前面の排気ポートに、4本の排気管36が接続されている。これら4本の排気管36が、エンジンEの下方で集合され、後輪14の右側に配置された排気マフラー38に接続されている。
シリンダブロック30の後方でクランクケース28の上面に、外気を浄化するエアクリーナ40および過給機42が車幅方向に並んで配置されている。前記吸気ダクト70は、エンジンEの前方からシリンダブロック30およびシリンダヘッド32の左外側方を通過して、エアクリーナ40に走行風Aを吸気Iとして導いている。過給機42は、エアクリーナ40からの清浄空気を加圧してエンジンEに供給する。
図2に示すように、過給機42は、エアクリーナ40の右側に隣接して配置され、車幅方向に延びる過給機回転軸44を有している。過給機42は、ボルト43によりクランクケース28の上面に固定されている。過給機42の吸込口46はクランクケース28の上方でエンジンEの幅方向の中央部やや左寄りに位置し、過給機42の吐出口48はエンジンEの車幅方向の中央部に位置している。吸込口46は左向きに開口し、吐出口48は上向きに開口している。
過給機42は、吸気を加圧する遠心式の羽根車50と、羽根車50を覆う羽根車ケーシング52と、エンジンEの動力を羽根車50に伝達する変速機構54と、過給機回転軸44を回転自在に支持する過給機ケーシング56とを有している。過給機ケーシング56は、変速機構54も覆っている。羽根車ケーシング52を挟んで車幅方向に、過給機ケーシング56とエアクリーナ40とが配置されている。この実施形態では、変速機構54として遊星歯車変速機を用いている。ただし、変速機構54は遊星歯車減速機に限定されない。他の変速機構としては、例えば、波動歯車装置であるハーモニックドライブ(登録商標)がある。
エアクリーナ40のクリーナ出口62が過給機42の吸込口46にボルト61により接続されている。前記吸気ダクト70の後端部70bは、エアクリーナ40のクリーナ入口60にボルト63により接続されている。吸気ダクト70のフランジ部70fとエアクリーナ40のフランジ部40fとの間に、外気(吸気)Iを浄化するエレメント66が配置されている。
図1に示すように、過給機42の吐出口48とエンジンEの吸気ポート47との間に、吸気チャンバ74が配置され、過給機42の吐出口48と吸気チャンバ74とが直接接続されている。吸気チャンバ74は、過給機42の吐出口48から供給された高圧吸気を貯留する。過給機42の吐出口48と吸気チャンバ74とをパイプを介して接続してもよい。
吸気チャンバ74とシリンダヘッド32との間には、スロットルボディ76が配置されている。このスロットルボディ76において、吸入空気中に燃料噴射弁75(図2)から燃料が噴射されて混合気が生成され、この混合気が各吸気ポート47からエンジンEのシリンダボア内の燃焼室(図示せず)に供給される。
吸気チャンバ74は、過給機42およびスロットルボディ76の上方でシリンダヘッド32の後方に配置されている。エアクリーナ40は、スロットルボディ76の下方で、かつ、側面視で、クランクケース28と吸気チャンバ74との間に配置されている。吸気チャンバ74およびスロットルボディ76の上方に、前記燃料タンク15が配置されている。
図2に示すように、吸気チャンバ74の前面74aに、吸気チャンバ74の内圧の上昇を抑制するリリーフ弁80が設けられている。このリリーフ弁80に、逃がし配管83が接続されている。逃がし配管83は、吸気チャンバ74の右側方を通って後方斜め下方に延びたのち、吸気チャンバ74およびスロットルボディ76の下方で、シリンダブロック30およびシリンダヘッド32と過給機42との間を左側方に延びてエアクリーナ40に接続されている。
過給機42はエンジンEの動力によって駆動される。具体的には、クランク軸26(図1)の回転力が、図3に示すチェーン94を介して、過給機回転軸44に連結された入力軸65に伝達されている。より詳細には、入力軸65の右側端部にスプロケット96が設けられ、このスプロケット96の歯車96aにチェーン94が掛け渡されている。入力軸65は、変速機構54の回転軸である。
入力軸65は中空軸からなり、軸受98を介して過給機ケーシング56に回転自在に支持されている。入力軸65における右側端部65bの外周面にスプライン歯が形成されおり、この外周面にスプライン嵌合されたワンウェイクラッチ100を介して、前記スプロケット96が入力軸65に連結されている。詳細には、ワンウェイクラッチ100は、入力軸65にスプライン嵌合されるクラッチ内輪82と、クラッチ外輪84と、これらの間に介在するクラッチ素子86とを有している。スプロケット96は、クラッチ素子86を介してクラッチ外輪84に連結されるとともに、軸受88を介してクラッチ内輪82に回転自在に支持されている。
軸受98とワンウェイクラッチ100のクラッチ内輪82との間には、スペーサ97が介在されている。これらチェーン94、スプロケット96、およびワンウェイクラッチ100が、エンジンEの動力を入力軸65に伝達する動力伝達部材を構成している。力軸65の右側端部65bの内周面に雌ねじ部が形成されており、ワンウェイクラッチ100が、この雌ねじ部に螺合されたボルト102の頭部により、ワッシャ104を介して、右側端部65bに装着されている。
過給機42の過給機回転軸44の左側端部44aに前記インペラ50が固定され、入力軸65の左側端部65aに、変速機構54である遊星歯車装置106を介して過給機回転軸44の左側部44bが連結されている。入力軸65の左側端部65aは、鍔状のフランジ部65aからなる。
過給機回転軸44は、軸受99を介して過給機ケーシング56に回転自在に支持されている。軸受99は、軸受ハウジング101に収納されている。過給機ケーシング56は、入力軸65を支持する入力軸ケース部56Rと、過給機回転軸44を支持する回転軸ケース部56Lとからなり、これら入力軸ケース部56Rと出力軸ケース部56Lとが、ボルト108を用いて連結されている。さらに、インペラハウジング52が、ボルト110を用いてケーシング56の入力軸ケース部56Rに連結されている。インペラハウジング52には、左側に開口した前記吸込口46と上方に開口した前記吐出口48とが形成されている。
遊星歯車装置106は入力軸65と過給機回転軸44との間に配置され、過給機ケーシング56に支持されている。換言すれば、エンジンEの動力が入力される入力軸65と、この入力軸65と同軸に配置された出力軸(過給機回転軸)44とからなる動力伝達システムTSが構成され、遊星歯車装置106(変速機構54)は、入力軸65に入力された動力の回転数を変化(この場合増速)させて出力軸(過給機回転軸)44に伝達している。つまり、2つの軸44,65のうち、出力軸(過給機回転軸)44がより高速に回転する。
過給機回転軸44の右側端部(変速機側端部)44bに、外歯112が形成されており、この外歯112に複数の遊星歯車114が周方向に並んでギヤ連結されている。すなわち、過給機回転軸44の外歯112は遊星歯車装置106の太陽歯車として機能する。さらに、遊星歯車114は径方向外側で大径の内歯車(リングギヤ)116にギヤ連結している。遊星歯車114は、ケーシング56に装着された軸受123によりキャリア軸122に回転自在に支持されている。
キャリア軸122は固定部材118に固定され、この固定部材118がケーシング56にボルト124により固定されている。つまり、キャリア軸122は固定されている。入力軸65と過給機回転軸44(出力軸)とは、軸方向に間隔をあけて配置されており、固定部材118には、入出力軸65,44と同心の貫通孔118aが形成されている。
内歯車116には入力軸65の左側端部に設けられた入力ギヤ126がギヤ連結されている。このように、内歯車116が入力軸65と同じ回転方向に回転するようにギヤ接続され、キャリア軸122が固定されて遊星歯車114は内歯車116と同じ回転方向に回転する。太陽歯車(外歯車112)は出力軸となる過給機回転軸44に形成されており、遊星歯車114と反対の回転方向に回転する。つまり、遊星歯車装置106は、非公転の遊星歯車114を有する遊星歯車変速機であり、入力軸65の回転を増速して、入力軸65と反対の回転方向で過給機回転軸44に伝達している。
過給機ケーシング56の出力軸ケース部56Lに、外部からの過給機潤滑通路(図示せず)に連通して、軸受ハウジング101まで潤滑油を導く第1潤滑油通路130が形成されている。詳細には、出力軸ケース部56Lと軸受ハウジング101との間に潤滑油膜132が形成され、この潤滑油膜132に第1潤滑油通路130が接続されている。潤滑油膜132は、過給機回転軸44の揺動を緩和する機能を持つ。ただし、潤滑油膜132はなくてもよい。
図4に明示するように、軸受ハウジング101の軸方向一端面(左側端面)101aに、径方向に延びる溝状の切欠部101bが形成されている。潤滑油膜132に供給されたオイルOLは、この切欠部101bを通過して軸受99に供給され、軸受99を潤滑する。
出力軸ケース部56Lに、第1潤滑油通路130から分岐した噴射通路69が形成されている。噴射通路69は、第1潤滑油通路130を通過するオイルOLの一部を、出力軸ケース部56Lから変速機構54の内部空間Sを横切るジェット噴射により入力軸65に供給する。換言すれば、噴射通路69は、過給機回転軸44を支持する軸受99を潤滑するオイルOLの一部を、出力軸ケース部56Lから内部空間Sを横切るジェット噴射により入力軸65に供給する。
噴射通路69は、第1潤滑油通路130から分岐して、変速機構54側(右側)に向かって径方向内側に傾斜して延びている。噴射通路69の下流端には、入力軸65を向いた噴射口69aが設けられている。噴射通路69は、過給機回転軸44の径方向外側に配置され、噴射通路69の軸心Cが過給機回転軸44の径方向外側を通過している。噴射口69aは、軸受99よりも変速機構54寄りに配置されている。これにより、噴射位置が入力軸65に近付き、オイルOLを入力軸65に供給し易くなる。また、固定部材118に、入出力軸65,44と同心の貫通孔118aが形成されているので、過給機回転軸44(出力)や固定部材118によって遮られることなく、オイルOLを入力軸65側へ導くことができる。
噴射口69aからジェット噴射されたオイルOLは、外歯(太陽歯車)112および遊星歯車114をかわして入力軸65に噴射される。本実施形態では、外歯(太陽歯車)112が接続される過給機回転軸44側からオイルOLを噴射しているので、外歯(太陽歯車)112と内歯車(リングギヤ)116との間の隙間にオイルOLを噴射しやすい。内部空間Sは、入力軸65および出力軸44の回転にかかわらず一定の位置に形成されてもよいが、入力軸65および出力軸44の回転に伴って軸心周りに回転するように形成されてもよい。
噴射通路69には、上流側よりも小径の絞り空間が開口付近に形成される。これにより、噴射されたオイルOLが拡散するのを抑制して、オイルOLを直線状に噴射させることができる。このことから、入力軸65から逸れるオイルOLの量を少なくして、オイルOLを効率的に入力軸65に導くことができる。また、霧状に噴射させることで、内部空間Sに潤滑油の雰囲気が作り出され、外歯(太陽歯車)112、遊星歯車114等もオイル潤滑することができる。オイルOLの噴射圧と噴射角度を適切に設定することで、オイルOLを効果的に入力軸65に供給できる。例えば、オイルOLの噴射圧が小さい場合でも、径方向外側に離れた位置からオイルOLを噴射して、オイルOLの噴射軌跡を放物線状とすることで、オイルOLを効果的に入力軸に供給できる。
噴射口69aからジェット噴射されたオイルOLは、入力軸65の中空部65cに供給される。中空部65cは、入力軸65の軸方向に延びて出力軸側に開放される空間である。中空部65cは、入力軸65と同軸の円筒状の空間で、本実施形態では、中空部65cは、過給機回転軸44(出力軸)に向かって直径が大きくなる段付き形状に形成され、左側端部は、過給機回転軸44に向かって直径が大きくなる円錐台形状に形成されている。このように、中空部65cにおける過給機回転軸44側の直径を大きくすることで、ジェット噴射されたオイルOLが中空部65cに導入されやすくなる。中空部65cを過給機回転軸44に向かって徐々に直径が大きくなるように形成してもよい。
入力軸65における変速機構54側(左側)の端面65dに、噴射されたオイルOLの入口136が形成されている。中空部65cにおける入口136の近傍に、環状の堰止部材138が設けられている。堰止部材138は、中空部65cに入ったオイルOLが変速機構54側へ抜けるのを阻止する。
堰止部材138は、入力軸65と同軸の円環状の部材である。本実施形態では、堰止部材138の内径D1は、中空部65cにおける最も小径部分の直径D2よりも、小さく形成されている(D1<D2)。中空部65cに導入されたオイルOLは、入力軸65の回転による遠心力で、径方向外方に向かう力を受ける。したがって、中空部65c内のオイルOLは、堰止部材138を越流する前に、過給機回転軸44と反対側の右側へ流れることになる。
入力軸65における右側寄りに、中空部65cから径方向外側に延びる第2潤滑通路140が形成されている。第2潤滑通路140は、入力軸65の右側端部65bのスプライン歯の左側近傍に配置されている。ワンウェイクラッチ100の内輪82の左側端面に、径方向に延びる第1溝状通路142が形成されている。
スペーサ97とスプロケット96の左側端面との間に、径方向に延びる第2溝状通路144が形成されている。これら第2潤滑通路140、第1および第2溝状通路142,144は、ほぼ同じ軸方向位置に形成されている。さらに、スプロケット96における右側端部に、スプロケット96を貫通して径方向に延びる第3潤滑通路146が形成されている。第3潤滑通路146は、軸受88が配置される空間とクラッチ素子86が配置される空間とを連通している。
第1潤滑油通路130、切欠部101b、噴射通路69、入力軸65の中空部65c、第2および第3潤滑通路140,146、第1および第2溝状通路142,144により、動力伝達システムTSの潤滑構造LSが構成されている。
上記構成において、自動二輪車が走行すると、図1のエンジンEの動力が、図3のチェーン94を介して過給回転軸44に伝達され、過給機42が駆動する。エンジンE(図1)および過給機42が駆動すると、エンジンEからオイルOLが第1潤滑油通路130に供給される。
図4に示すように、第1潤滑油通路130に導入されたオイルOLは、潤滑油膜132を構成する。潤滑油膜132のオイルOLの一部は、切欠部101bを通過して径方向内側に流れたのち、軸方向右側に向かって流れ、軸受99および外歯(太陽歯車)112を潤滑する。
第1潤滑油通路130に導入されたオイルOLの一部は、噴射通路69に供給され、噴射口69aからジェット噴射により入力軸65の中空部65cに供給される。噴射口69aからジェット噴射されるオイルOLは、変速機構(遊星歯車変速機)54の内部空間Sを通過する。詳細には、ジェット噴射されるオイルOLは、外歯(太陽歯車)112および遊星歯車114の隙間を通って入力軸65に噴射される。
入力軸65の中空部65cに導入されたオイルOLは、中空部65cを軸方向右側に流れ、遠心力により第2潤滑通路140を通って径方向外側に流れる。第2潤滑通路140を通過したオイルOLは、入力軸65の右側端部65bのスプライン歯を潤滑する。
さらに、第2潤滑通路140を通過したオイルOLの一部は、第1溝状通路142を通って径方向外側に流れ、軸受88を潤滑する。軸受88を潤滑したオイルOLは、第2潤滑通路146を通って径方向外側に流れ、ワンウェイクラッチ100のクラッチ素子86を潤滑する。
第1溝状通路142を通過したオイルOLの一部は、第2溝状通路144を通って径方向外側に流れ、スプロケット96の歯車96aおよびチェーン94を潤滑する。
上記構成において、出力軸(過給機回転軸)44側を潤滑するオイルOLを用いて、入力軸65側を潤滑している。しかも、出力軸44を潤滑するオイルOLを入力軸65側に供給する際、オイルOLは、入力軸65の中空部65cにジェット噴射されている。これにより、入力軸65側に潤滑油入口を設ける必要がなくなって、潤滑構造が簡略化される。
また、入力軸65の左側端面(変速機構側の端面)65dに、噴射されたオイルOLの入口136が形成されるとともに、中空部65cに入ったオイルOLが変速機構側(左側)へ抜けるのを阻止する環状の堰止部材138が設けられている。これにより、中空部65cにオイOLが溜まるので、入力軸65側の潤滑を効果的に行うことができる。
さらに、噴射通路69は、過給機回転軸44の径方向外側に配置され、噴射通路69の軸心Cが、過給機回転軸44の径方向外側を通過している。これにより、噴射されたオイルOLが、過給機回転軸44と干渉するのを防ぐことができる。また、過給機回転軸44の内部空間に噴射通路を設ける場合に比べて、容易にオイルを入力軸65側に噴射することができる。
また、噴射通路69により、オイルOLが太陽歯車(外歯)112および非公転の遊星歯車114をかわして入力軸65に噴射されている。これにより、遊星歯車装置106の内部空間Sを利用して、噴射通路69を確保し易い。
さらに、潤滑油膜132を形成するオイルOLの一部が噴射通路69に供給されている。これにより、潤滑油膜132のオイルOLを利用して、軸受99および入力軸65側を潤滑できる。その結果、潤滑構造が一層簡略化される。
また、噴射通路69からジェット噴射されたオイルOLを用いて、スプロケット96の歯車96a、ワンウェイクラッチ100、チェーン94等も潤滑している。このように、出力軸(過給機回転軸)44側を潤滑するオイルOLを用いて、入力軸65の軸受98に加えて、動力伝達部材も潤滑できる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、種々の追加、変更または削除が可能である。例えば、上記実施形態では、動力伝達システムTSの出力軸(過給機回転軸)44側から入力軸65に向けてオイルOLを噴射しているが、入力軸から出力軸に向けてオイルを噴射してもよい。ただし、上記実施形態のように、高速回転側の軸である出力軸(過給機回転軸)44にオイルOLを供給し、このオイルOLの一部を入力軸65に噴射するのが好ましい。
上記実施形態では、入力軸65の中空部65cを過給機回転軸44に向かって直径が大きくなるように構成したが、過給機回転軸44から遠ざかるにつれて直径が大きくなるように形成してもよい。この場合、遠心力でオイルOLが過給機回転軸44と反対側に移動させやすい。また、上記実施形態では、過給機回転軸44(出力軸)の軸受99を潤滑するオイルOLの一部を、入力軸65側の潤滑に用いていたが、軸受99の潤滑以外の目的のオイルOLの一部を用いてもよい。
本発明の潤滑構造は、同軸に配置される入出力軸を備える変速機構に適用できる。変速機構は、遊星歯車変速機のほか、波動歯車装置であってもよく、過給機以外に用いられる変速機構であってもよい。また、変速機構は、公転する遊星歯車を備える遊星歯車変速機であってもよく、増速機だけでなく、減速機であってもよい。
さらに、上記実施形態では、自動二輪車のエンジンの動力で駆動する過給機について説明したが、本発明の潤滑構造は、自動二輪車以外の車両、乗物のエンジンにも適用でき、エンジンの動力で駆動されない過給機にも適用できる。また、本発明の潤滑構造は、入力軸と出力軸と変速機構とを備えた動力伝達システム全般に適用可能で、過給機以外の動力伝達システムにも適用できる。したがって、そのようなものも本発明の範囲内に含まれる。
42 過給機
44 過給機回転軸(出力軸、太陽歯車の出力軸)
54 変速機構(遊星歯車変速機)
65 入力軸
69 噴射通路
E エンジン
OL オイル

Claims (7)

  1. 入力軸と、
    前記入力軸と同心に配置された出力軸と、
    前記入力軸と前記出力軸との間に連結された変速機構と、
    前記入力軸および前記出力軸のうちの一方の軸側を潤滑するオイルの一部を、前記変速機構の内部空間を横切るジェット噴射により他方の軸に供給する噴射通路と、
    を備え、
    前記噴射通路は、前記一方の軸を支持するケースに形成され、
    前記噴射通路は、前記一方の軸にオイルを供給する潤滑油通路から分岐され、
    前記噴射通路は、前記一方の軸の径方向外側に配置され、
    前記噴射通路の軸心が、前記一方の軸の径方向外側を通過している潤滑構造。
  2. 請求項1に記載の潤滑構造において、前記オイルは、前記他方の軸の中空部に噴射され、
    前記中空部は前記一方の軸に向かって内径が大きく形成されている潤滑構造。
  3. 請求項2に記載の潤滑構造において、前記他方の軸における前記変速機構側の端面または内周面に、噴射されたオイルの入口が形成されるとともに、前記中空部に入ったオイルが前記変速機構側へ抜けるのを阻止する環状の堰止部材が設けられ、
    前記堰止部材の内径は、前記中空部の内径よりも小さく設定されている潤滑構造。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の潤滑構造において、前記変速機構は遊星歯車変速機であり、
    前記一方の軸が、その変速機側端部に前記遊星歯車変速機の太陽歯車が設けられた出力軸であり、
    前記噴射通路により、オイルが前記太陽歯車をかわして前記他方の軸に噴射される潤滑構造。
  5. 請求項4に記載の潤滑構造において、前記変速機は、非公転の遊星歯車を有する遊星歯車変速機であり、
    前記噴射通路により前記オイルが前記遊星歯車をかわして前記他方の軸に噴射される潤滑構造。
  6. 入力軸と、
    前記入力軸と同心に配置された出力軸と、
    前記入力軸と前記出力軸との間に連結された変速機構と、
    前記入力軸および前記出力軸のうちの一方の軸側を潤滑するオイルの一部を、前記変速機構の内部空間を横切るジェット噴射により他方の軸に供給する噴射通路と、
    を備え、
    前記一方の軸は、過給機の羽根車の回転軸であり、
    前記変速機構は遊星歯車変速機であり、
    前記羽根車の前記回転軸が、軸受を介して過給機ケーシングに支持され、
    前記過給機ケーシングと前記軸受を収納する軸受ハウジングとの間に潤滑油膜が形成され、
    前記噴射通路は、過給機ケーシングに形成され、
    前記噴射通路は、前記潤滑油膜にオイルを供給する潤滑油通路から分岐され、
    前記潤滑油膜を形成するオイルの一部が前記噴射通路に供給されている潤滑構造。
  7. 請求項6に記載の潤滑構造において、前記過給機はエンジンの動力によって駆動され、
    前記他方の軸に、前記エンジンの動力を前記他方の軸に伝達する動力伝達部材が取り付けられており、
    前記他方の軸に供給されたオイルの一部が前記動力伝達部材に供給されている潤滑構造。
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