JP6110860B2 - 細長部材用の装着カラー - Google Patents

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Description

本発明は、細長部材用の装着カラーに関する。このカラーは、支持体に対して固定されるのに適したベルト部を備えるタイプであって、ベルト部は、開口し、細長部材を受けるのに適した内部スペースを画成している。カラーは、さらに、このベルト部を閉じることによってその内部スペースに細長部材を保持するための手段を備える。
本発明のカラーは、特にケーブルまたはパイプを装着するように構成される。このカラーは、あらゆる産業部門において、特に航空機産業において機室壁部に沿ってケーブル経路を案内するために使用され得る。
図1に示すように、公知の装着カラー100は、支持体200に対してケーブル300の束を装着するためのものである。カラー100は、熱可塑性材料から作製されたベルト部130を備え、これによりケーブル300を受けるための空いている内部スペース138を形成する。
ケーブル300が内部スペース138から脱落するのを防止するために、結束バンド150が、ベルト部130の自由端部130a、130bのそれぞれに形成されたスロット160に挿入される。ベルト部130に対して固定される固定タブ140は、ねじ170と協働することにより支持体200に対して装着カラー100を固定するように構成される。
このタイプのカラーは、多数の欠点を呈する。上記のカラーは、オペレータが、サイズの小さなおよびベルト部130の自由端部130a、130bに形成されたスロット160に結束バンド150を挿入することが必要となるため、使用しにくい。その後、特にメンテナンス作業時には、オペレータは、プライヤを使用し、結束バンドの閉鎖ゾーンを慎重に操作することにより、ベルト部130を再度開き、そこからケーブル300を引き抜くことが通常必要となる。この実施には、少なくとも1つのケーブルが損傷を被るまたは切断されるという主なリスクが伴う。
上記のタイプの装着カラーの別の例が特許文献1において開示されている。このカラーは、部材が、カラー内に確実には保持されないという欠点と、さらに、カラーの閉鎖が、ベルト部の内部スペースに部材が存在することおよび前述の部材の直径により左右されるという欠点とを有する。
米国特許第3429985号明細書 仏国特許出願公開第08/03707号明細書
本発明の目的の1つは、上述の先行技術の欠点を解消し得る細長部材用の装着カラーを提供することである。
特に、本発明は、カラーにより保持される細長部材が、特にメンテナンス作業時に、損傷を被るリスクを負うことがないような様式で、容易にかつ安全に閉鎖および再開放され得る装着カラーを提供することを目的とする。
この目的は、上述のタイプの装着カラーであって、ベルト部を閉じるための手段が、第1に、ベルト部と一体的に射出されたプラスチック材料から作製され、ベルト部の外面上に配置されたグリップ部のアレイと、第2に、端部の一方がベルト部に対して固定されたテープとを備え、テープの内面が、ベルト部のグリップ部と協働してテープおよびベルト部を共に固定するのに適した保持手段を有し、ベルト部が、テープの剛直性よりも高い剛直性を有する装着カラーによって達成される。
本発明の装着カラーは、単にテープをベルト部上で下方に圧迫することのみによりカラーを容易にかつ繰り返して開閉させ得る、自動グリップシステムによって閉じられる。
カラーは、鋭利な工具の使用を必要とすることなく手動的に開かれ得る。また、ベルト部の内部スペースに受けられた細長部材に損傷を与えるリスクが皆無である。
さらに、閉鎖が非常に容易に達成される。ベルト部の内部スペースに配置された部材を解放するためには、テープを意図的に剥すことが必要となるため、不要な開放が防止される。
最後に、テープおよびベルト部は、任意の部材がベルト部の内部スペースに存在するかしないか、および前述の部材の直径にかかわらず、グリップ部と保持手段との間における協働によって共に固定される。
グリップ部は、フック、マッシュルーム、返し、または、保持手段によりテープ上に形成される対応部材と協働するように構成された任意の他の形状の形態をとってもよく、この対応部材は、場合によってはそれ自体がループやフック等の保持部材を備えてもよい。
ベルト部上のグリップ部および保持部材により形成される対応部材は、同様に雄−雄にもまたは雄−雌にもなり得る閉鎖を実現する。
本発明においては、グリップ部は、ベルト部と共に射出成形される。したがって、グリップ部は、ベルト部と一体である。本出願において、「一体の」は、それらが単体片を形成することを、すなわちそれらの間に界面または不連続性が微視レベルにおいても存在しないことを意味するものと理解されたい。
さらに、本発明においては、ベルト部は、剛性部である。特に、いかなる支持手段または外部支持体も存在しない状態において、ベルト部は、空いている内部スペースを画成する形状を維持することが可能である。
本発明の好ましい実施形態においては、ベルト部は、テープ上にオーバーモールド成形される。換言すれば、ベルト部は、1つのステップにおいてテープと共に射出形成および結合される。射出成形時に、固定箇所は、一般的には、テープが動かぬように、およびテープがプラスチック材料の厚さ内に捕獲されたことを保証されるように、テープを保持する。
一実施形態においては、テープは、ベルト部の自由端部に固定され、グリップ部のアレイは、ベルト部の他方の自由端部近傍に設けられたベルト部の外面の一部を被覆する。
一実施形態においては、テープは、繊維から作製される。
例としては、テープは、織成布から作製されてもよく、保持手段を形成するループのアレイを備えてもよい。
また、テープは、不織布から作製されてもよい。
また、テープは、熱可塑性材料から作製されてもよい。したがって、テープは、フック、マッシュルーム、返し、または、ベルト部のグリップ部と相補的な他のグリップ部を担持する、熱可塑性材料の幅細ストリップにより構成されてもよい。
テープは、特に、ベルト部と同一の材料から作製されてもよい。例えば、テープは、ベルト部と一体的に射出成形されるプラスチック材料から作製されてもよい。
一実施形態においては、グリップ部は、フックである。
一実施形態においては、ベルト部は、略曲線の断面を有する。
一実施形態においては、ベルト部は、軸を有する円弧の形態の内部輪郭を有する。
一実施形態においては、グリップ部のアレイは、少なくとも45°の角度分弧にわたり延在する。
一実施形態においては、安全クリップが、ベルト部の第1のエッジから延在し、自由端部がベルト部の反対側エッジの方向に移動させるのに適したものとなるように構成される。押下げ位置においては、安全クリップは、ベルト部を好ましくはその全幅にわたって被覆する。定位置に保持されるように、安全クリップの自由端部は、ベルト部の反対側エッジに対して固定されても、特にクリップ固定されてもよい。
一例においては、安全クリップは、押下げ位置にある場合には、ベルト部に対してテープをクランプ固定する。この状況の下で、安全クリップは、ベルト部の方向を向いた面上に、複数の浮彫り突出部を備えてもよい。これらの浮彫り突出部は、ベルト部に対する局所圧点を形成して、ベルト部に対するテープの保持を強化する。
別の例においては、安全クリップの押下げ位置において、テープと安全クリップとの間に間隙が維持される。この状況の下では、安全クリップは、テープの自由端部がベルト部から径方向に離れる方向へと移動するのを防止し、したがって装着カラーが意図せずに開くのを防止する。
一実施形態においては、固定部材、特にねじと協働するのに適した固定タブが、ベルト部からベルト部に対して実質的にその接線方向に延在する。
本説明においては、様々な実施形態を説明する。しかし、逆のことが明示されない限り、任意の個別の実施形態に関連して説明される特徴が、他の実施形態にも当てはまり得る。
非限定的な一例として示される実施形態の以下の詳細な説明を参照することにより、本発明が十分に理解され得ると共に、その利点がより明らかになる。説明は、添付の図面を参照とする。
先行技術の公知の装着カラーを示す図である。 組立前の、本発明の一実施形態における装着カラーの斜視図である。 ケーブルがベルト部の内部スペースに挿入されており、テープがベルト部の外面上に移動させた際の、図の装着カラーの斜視図である。 テープが安全クリップによりベルト部の外面に対してクランプ固定された、図2のカラーを示す図である。 安全クリップをさらに詳細に示す、図4のV−Vにおける断面図である。 図5のVI−VIにおける径方向断面において図4のカラーを示す図である。 支持体に対して本発明の装着カラーを固定するための他の手段を示す図である。 支持体に対して本発明の装着カラーを固定するための他の手段を示す図である。 支持体に対して本発明の装着カラーを固定するための他の手段を示す図である。
図2は、本発明の一実施形態を構成する装着カラー10を示す。
装着カラー10は、ベルト部30を備える。この例においてはC字形状であるベルト部30は、装着対象の細長部材300(図3参照)を受けるための空いている内部スペース38を画成し、その外面32にはグリップ部52のアレイ50を備える。
また、カラー10は、ベルト部30の第1自由端部30aに対して固定されたテープ20を有し、このテープ20の内面22は、ベルト部30のグリップ部52と協働するのに適した保持部材24を有する。
ベルト部30の第2自由端部30bの方向へとテープ20を折り曲げ、その保持部材24を下方に圧迫することによりグリップ部52と協働させることによって、ベルト部30は、閉じられ、細長部材300は、内部スペース38内に保持される。
ベルト部30は、熱可塑性材料、特にポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、またはポリエステルを射出成形することによって作製される。
ベルトを構成する材料およびこの材料の厚さeは、ベルトにある一定量の剛直性を与えるように選択される。
図6に示すように、ベルト部30は、220°〜300°の範囲内にほぼ位置する角度分弧wの凹角部にわたり延在する。したがって、その2つの自由端部30a,30bは、テープ20により上述の様式で閉じられた場合でも、角度的に相互に離間された状態に留まる。
この例においては、ベルト部30は、軸X−X’の円弧の形態の内部輪郭を有する。逆のことが明記されない限り、以下の説明においては、ある方向が、軸X−X’に対して垂直であり、軸X−X’に交差する場合には、この方向は、「径方向」と呼ばれる。ある方向が、軸X−X’に対して平行な方向である場合には、この方向は、「軸方向」と呼ばれる。より一般的には、径方向は、ベルト部の接線に対して垂直であるものと定義される。
図2に示すように、ベルト部30上に設けられたグリップ部のアレイ50は、フック52のアレイである。しかし、フック52は、本発明の非限定的な一例に過ぎず、以下に記載の特徴の全てが、あらゆる他のタイプのグリップ部に対して同様に適用され得る。
フック52は、射出成形によってベルト部30の作製と同時に作製される。
1度の成形動作によりかかるユニットを単一片として作製するために、またベルト部30とフック52との間での材料の量の違いを考慮すれば、本出願人による2008年7月1日に出願された特許文献2に記載されるような設備および方法を使用することが好ましい。
この例においては、フックのアレイ50は、軸方向に延在する複数の列により構成される。フックの各列は、左右に向いた一連の片頭フック52を備える。
図2に示すように、フックのアレイ50は、テープ20が固定される、ベルト部30の端部30aから離れたベルト部30の側面に配置される。この位置において、ベルト部30の外部輪郭は、軸X−X’を中心とした曲線である。
対照的に、フックのアレイ50からもっとも遠いベルト部30の第1自由端部30aを起始点とするゾーンにわたって、ベルト部30の外面31は、実質的に平面であり、そのため図6および図7に示すように平面支持体200に対して接することが可能である。
図2に示すように、固定タブ40が、ベルト部30のこのゾーンから接線方向および端部30aから離れる方向へと延在する。したがって、固定タブ40の面41は、ベルト部30の平らな外面31の延長部分であり、同一平面上に位置する。
固定タブ40は、ねじ70または支持体200と協働するのに適した任意の他の部材を受けるための穴42を有する。
図2に示すように、安全クリップ60が、フックのアレイ50の後方に位置する、すなわちフックのアレイ50と固定タブ40との間のベルト部30のゾーンから突出して、ベルト部30の第2自由端部30bから離れる方向に延在する。安全クリップ60を担持するベルト部30のこのゾーンは、この例においては曲線の外部輪郭を有する。
この安全クリップは、ベルト部30の一方の軸方向エッジ33から延在する。ヒンジ63、または単に折り曲げることにより、安全クリップ60は、ベルト部30の外面22に対して実質的に垂直方向に延在する引上げ位置(図2および図3に示すような)から、自由端部60bがベルト部30の他方の軸方向エッジ34の方向へと移動させた変位位置(図4に示すような)へと移行するのに適したものである。
例として、安全クリップ60は、ベルト部30と一体的に成形されてもよい。この状況の下では、および図5に示すように、ヒンジ63は、単に材料の幅を狭めるまたは圧縮することによって形成されてもよい。
1つの変形形態として、安全クリップ60は、押下げ位置へと折り曲げられるのに十分な可撓性を有するものであってもよい。この状況の下では、ヒンジを設ける必要性はない。
既述の例においては、安全クリップ60は、ベルト部30の幅lと実質的に等しい長さを有し、それにより、押下げ位置において、一方の軸方向エッジ33から他方の軸方向エッジ34にかけてベルト部30を被覆する。
やはり既述の例において、安全クリップ60の自由端部60bは、クリップ固定によりベルト部30の他方の軸方向エッジ34と協働する。これを目的として、安全クリップ60は、安全クリップ60が押下げ位置に位置するときに、ベルト部30の他方の軸方向エッジ34に対面する位置を占めるための舌部61をその自由端部60bに備える。
この舌部61は、歯64において終端する。歯64は、ベルト部30の方向を向き、軸方向エッジ34上に設けられたリブ35と協働するように構成された傾斜表面を有する。舌部61が、歯64の斜角面エッジによりリブ35に対して係合されると、舌部61は、若干屈曲し、次いで歯64が、リブ35の後方に係合されると、舌部61は、その初期位置へと戻る。歯64を制止することにより、リブ35は、安全クリップ60がベルト部30の外面32から離れる方向に移動するのを防止する。
好ましくは、および図4に示すように、リブ35は、ベルト部30の軸方向エッジ34のセットバック36中に設けられ、これにより、安全クリップ60の自由端部60bが定位置に固定された場合のベルト部30に対する接線方向への摺動を防止する。
図5に示すように、安全クリップ60は、ベルト部30に対向する面上に複数の浮彫り突出部62を有する。これらの浮彫り部分は、以下でさらに詳細に説明される機能を有する。
上述のように、テープ20は、フックのアレイ50から遠くに位置するベルト部30の第1自由端部30aに対して固定される。
ベルト部30は、テープ20上にオーバーモールド成形される。図に示すように、テープ20の幅および厚さは、テープ20の近位端部20aがベルト部30のプラスチック材料中に完全に埋設されるように、ベルト部30の幅および厚さよりも若干小さい。
既述の例においては、テープ20は、織成布から作製される。また、テープ20は、その内面22、すなわちベルト部30中の開口39の方向を向いた面上に、ベルト部30のフック52と協働するように構成された保持部材を形成するループ24を備える。
図3に示すように、ケーブル300が、内部スペース38に挿入された後には、テープ20は、ベルト部30の外面32に対して接するように移動させられて、開口39を閉じる(矢印F1参照)。
テープ20は、ループ24の少なくともいくつかがフックのアレイ50と位置合わせされた状態になり、それに対して固定されるように、ベルト部30の方向に引っ張られる。
次いで、安全クリップ60は、図3に示すような引上げ位置から、図4に示すような押下げ位置へと移動され、次いで舌部61は、ベルト部30のリブ35に対してクリップ固定される。この位置において、浮彫り突出部62は、ベルト部30の外面32に対して接するテープ20上に圧点をもたらし、これにより、テープ20の定位置での保持に寄与する(図5参照)。
次いで、カラー10は、図6に示すようなねじ70の、図7もしくは図8に示すようなステープルの、図9に示すようなクリップの、または任意の他の適切な固定手段の補助によって、支持体200に対して着脱自在に固定される。
図7に示すステープル71は、熱可塑性材料の凝集ビーズから構成される発泡パネルに対して本発明のカラー10を固定するのに特に適している。そのクリスマスツリー形状の枝部72は、それらの間に間隙73を画成し、これらの間隙73内に、パネルの1つまたは複数のビーズが収容され得る。
図8に示すステープル74は、固定タブ40中の穴42内にクリップ固定されることとなる部分75と、フック77を底面に備える幅広ベース76とを有する。このステープル74は、不織布の支持体200に対する固定に特に適する。
図9は、固定タブの穴42、および支持体200の穴に挿入されるように構成されたクリップ78を示す。クリップ78は、固定タブ40の頂面に対して接するように構成されたヘッド79と、ヘッド79の底面から突出する2つのアーム80とを有する。これらのアームは、押返しV字形状を有し、径方向に外方に突出したラグ81をそれぞれ有する。
アーム80は、ラグ81が支持体200中の穴の内壁部と協働している間には内方へと曲がるように、およびラグ81が前述の穴を越えて進んだ場合には外方へと再展開し、この再展開時に、ラグ81は、支持体200に対するクリップ78の平行移動を防止するための手段を構成する。
次に、本発明のカラーに関する好ましい寸法を示す。
好ましくは、ベルト部30は、1.5ミリメートル(mm)〜3mmの範囲内の厚さeを有する。フックのアレイ50は、少なくとも45°の角度分弧z、6mm〜10mmの範囲内の幅、およびいずれにせよベルト部30の幅の半分以上にわたって延在する。フックのアレイ50は、120平方ミリメートル(mm)〜180mmの範囲の面積全体にわたって延在する。
このフックのアレイ50は、軸方向に延在する複数の平行列のフックから構成される。一般的には、フックの列数は、7〜15の範囲内となるように選択される。相互に隣接および2つの隣接する列を占める(図6参照)2つのフック52の2つの同様の箇所の間で直線的に測定した距離d1は、2mm〜3mmの範囲内となる。2つの隣接するフック列間の角ピッチは、例えば3°〜8°の範囲となる。
本発明の特に好ましい一実施形態においては、ベルト部30は、外径r=12.05mmを有する円弧形状を有する。その厚さe、すなわちベルト部の内面と外面との間で径方向に測定される距離は、2mmに等しい。フックのアレイ50は、90°の角度分弧の全体、すなわち18.93mmに等しい円弧長さ、および7.98mmに等しい幅(軸方向に測定される)にわたって延在する。
この場合のフックのアレイの総面積は、151mmに等しくなる。相互に隣接および2つの隣接する列を占める2つのフック52の2つの同様の箇所の間で直線的に測定した距離d1は、2.31mmに等しい。フック52の2つの隣接し合う列の間の角ピッチyは、5°に等しい。ベルト部30、安全クリップ60、フックのアレイ50、および固定タブ40から構成される部分の総体積は、2800立方ミリメートル(mm に等しい。

Claims (11)

  1. 細長部材(300)用の装着カラー(10)であって、
    開口し、前記細長部材(300)を受けるのに適した内部スペース(38)を画成し、支持体(200)に対して固定されるのに適したベルト部(30)と、
    前記内部スペース(38)に前記細長部材(300)を保持するために前記ベルト部(30)を閉じるための手段とをさらに備え、
    該ベルト部(30)を閉じるための前記手段が、第1に、前記ベルト部(30)と一体的に射出されたプラスチック材料から作製され、前記ベルト部(30)の外面(32)上に配置されたグリップ部(52)のアレイ(50)と、第2に、端部の一方(20a)が前記ベルト部(30)に対して固定されたテープ(20)とを備え、
    該テープの内面(22)が、前記ベルト部(30)の前記グリップ部(52)と協働して前記テープおよび前記ベルト部を共に固定するのに適した保持手段(24)を有し、
    前記ベルト部(30)が、前記テープの剛直性よりも高い剛直性を有し、前記テープ(20)上にオーバーモールド成形され、
    前記テープ(20)が、織成布、繊維、または不織布から作製され、前記保持手段を形成するループ(24)のアレイを備える装着カラー(10)。
  2. 前記テープ(20)が、前記ベルト部(30)の自由端部(30a)に固定され、
    前記グリップ部の前記アレイ(50)が、前記ベルト部(30)の他方の自由端部(30b)近傍に設けられたベルト部(30)の前記外面(32)の一部を被覆する請求項1に記載の装着カラー(10)。
  3. 前記テープ(20)が繊維から作製される請求項1または請求項2に記載の装着カラー(10)。
  4. 前記テープが熱可塑性材料から作製される請求項1または請求項2に記載の装着カラー(10)。
  5. 前記グリップ部(52)がフックである請求項1から請求項のいずれかに記載の装着カラー(10)。
  6. 前記グリップ部の前記アレイ(50)が、少なくとも45°の前記ベルト部(30)の角度分弧にわたって延在する請求項1から請求項のいずれかに記載の装着カラー(10)。
  7. 安全クリップ(60)は、前記ベルト部(30)の第1のエッジ(33)から延在し、自由端部(60b)が前記ベルト部(30)の反対側エッジ(34)の方向に移動させるのに適したものとなるように構成される請求項1から請求項のいずれかに記載の装着カラー(10)。
  8. 前記安全クリップ(60)の前記自由端部(60b)が、前記ベルト部(30)の前記反対側エッジ(34)にクリップ固定されるのに適したものである請求項に記載の装着カラー(10)。
  9. 前記安全クリップ(60)が、押下げ位置にある場合に、前記ベルト部(30)をその全幅(l)にわたって被覆する請求項または請求項に記載の装着カラー(10)。
  10. 前記安全クリップ(60)が、前記ベルト部(30)の方向を向いた面上に複数の浮彫り突出部(62)を備える請求項から請求項のいずれかに記載の装着カラー(10)。
  11. 固定部材(70)、特にねじと協働するのに適した固定タブ(40)が、前記ベルト部(30)から前記ベルト部(30)に対して実質的に接線方向に延在する請求項1から請求項10のいずれかに記載の装着カラー(10)。
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