JP2012137165A - ベルトクランプ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ベルトクランプ1のベルト部3におけるワイヤハーネス2との接触面にベルト側摩擦部16を一体に設け、同じくバックル部5におけるワイヤハーネス2との接触面にバックル側摩擦部23を一体に設ける。そして、ワイヤハーネス2を結束したときに、その外表面をベルト側摩擦部16とバックル側摩擦部23による大きな摩擦力で押圧することにより、ワイヤハーネス2が長手方向にずれること(横ずれ)を防止する。
【選択図】 図2
Description
被取付物に設けられた取付穴に入り込んで係止される係止部にバックル部と長尺状のベルト部が一体に形成され、被結束物を巻き付けた前記ベルト部が、前記バックル部に設けられたベルト挿通孔に挿通されて引っ張られることにより、前記被結束物を結束するベルトクランプにおいて、
前記ベルト部における前記被結束物と接触する接触面には、ゴム又は軟質の樹脂材料からなる第1摩擦部が一体に設けられ、
前記バックル部における前記被結束物と接触する接触面には、ゴム又は軟質の樹脂材料からなる第2摩擦部が一体に設けられ、
前記ベルト部と前記バックル部は、前記第1及び第2の摩擦部を介し、それらが設けられていない状態の接触面よりも大きな摩擦力で前記被結束物を押圧することを特徴とする。
前記第1摩擦部は、前記ベルト部における前記被結束物との接触面において、前記ベルト部の長手方向と直交する方向の中央部に帯状に設けられ、
前記バックル部のベルト挿通孔には、前記ベルト部の他端部が挿通されたとき、前記ベルト部の接触面において前記第1摩擦部が設けられていない部分である両端部を当接して支持し、かつその支持状態で前記第1摩擦部の表面と、前記ベルト挿通孔において前記第1摩擦部の表面と対向する内面とが接触しないようにする一対の段部が設けられていることが望ましい。
固定型と可動型との対向部分に設けられたキャビティに第1樹脂材を射出して、前記係止部と前記バックル部と前記ベルト部とを一体に成形する第1射出工程と、
前記可動型を型開き方向に移動させ、それによって前記ベルト部における前記被結束物との接触面及び前記バックル部における前記被結束物との接触面と前記固定型との間に生じた隙間に第2樹脂材を射出して、第1及び第2の摩擦部を成形する第2射出工程と、
を含む製造方法によって製造することができる。そして、この製造方法以外(例えば二色成形、別体のものを貼り付ける方法)であっても製造することができる。
2 ワイヤハーネス(被結束物)
3 ベルト部
4,48 ベルト挿通孔
4a,48a 天井面(内面)
5 バックル部
6 ボディパネル(被取付物)
7 取付穴
8 係止部
16,47,53 ベルト側摩擦部(第1摩擦部)
19,24,51 突起部
21 湾曲面(入口部分)
22 幅規制部(ガイド部)
23,54 バックル側摩擦部(第2摩擦部)
25 段部
34 固定型
35 キャビティ
39,41 可動型
42 キャビティ(隙間)
49 突条(ガイド部)
P 幅方向(直交する方向)
Claims (7)
- 被取付物に設けられた取付穴に入り込んで係止される係止部にバックル部と長尺状のベルト部が一体に形成され、被結束物を巻き付けた前記ベルト部が、前記バックル部に設けられたベルト挿通孔に挿通されて引っ張られることにより、前記被結束物を結束するベルトクランプにおいて、
前記ベルト部における前記被結束物と接触する接触面には、ゴム又は軟質の樹脂材料からなる第1摩擦部が一体に設けられ、
前記バックル部における前記被結束物と接触する接触面には、ゴム又は軟質の樹脂材料からなる第2摩擦部が一体に設けられ、
前記ベルト部と前記バックル部は、前記第1及び第2の摩擦部を介し、それらが設けられていない状態の接触面よりも大きな摩擦力で前記被結束物を押圧することを特徴とするベルトクランプ。 - 前記ベルト部は細長い平板状であり、
前記第1摩擦部は、前記ベルト部における前記被結束物との接触面において、前記ベルト部の長手方向と直交する方向の中央部に帯状に設けられ、
前記バックル部のベルト挿通孔には、前記ベルト部の他端部が挿通されたとき、前記ベルト部の接触面において前記第1摩擦部が設けられていない部分である両端部を当接して支持し、かつその支持状態で前記第1摩擦部の表面と、前記ベルト挿通孔において前記第1摩擦部の表面と対向する内面とが接触しないようにする一対の段部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のベルトクランプ。 - 前記ベルト挿通孔の入口部分で、前記ベルト部の他端部が挿通されるときにその接触面と対向する部分には、前記第1摩擦部が設けられていない部分である両端部を当接させ、かつ前記第1摩擦部の表面を前記入口部分に接触させないようにする一対のガイド部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のベルトクランプ。
- 前記一対のガイド部は前記一対の段部と連続して設けられていることを特徴とする請求項3に記載のベルトクランプ。
- 前記第1摩擦部と前記第2摩擦部とは、一体に設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のベルトクランプ。
- 前記第1及び/又は第2の摩擦部の表面には、複数の被結束物が結束されるときに、結束状態における前記被結束物どうしの間に形成される間隙に進入し、該間隙を埋めるための複数の突起部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のベルトクランプ。
- 請求項1に記載のベルトクランプの製造方法であって、
固定型と可動型との対向部分に設けられたキャビティに第1樹脂材を射出して、前記係止部と前記バックル部と前記ベルト部とを一体に成形する第1射出工程と、
前記可動型を型開き方向に移動させ、それによって前記ベルト部における前記被結束物との接触面及び前記バックル部における前記被結束物との接触面と前記固定型との間に生じた隙間に第2樹脂材を射出して、第1及び第2の摩擦部を成形する第2射出工程と、
を含むことを特徴とするベルトクランプの製造方法。
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JP2010291430A JP2012137165A (ja) | 2010-12-28 | 2010-12-28 | ベルトクランプ及びその製造方法 |
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JP (1) | JP2012137165A (ja) |
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2010
- 2010-12-28 JP JP2010291430A patent/JP2012137165A/ja active Pending
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