JP6110162B2 - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放電ランプを点灯するための放電ランプ点灯装置に関する。
放電ランプの点灯装置としては、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。特許文献1の技術では、放電ランプの異常アークを、ランプに流れる電流及びランプに印加される電圧に基づいて検出する。
特開2004−311199号公報
特許文献1では、アークジャンプやアークフリッカ等のアークの異常を検出しているが、例えば放電ランプに流れる電流を検出する技術を利用して、放電ランプに流れる電流が予め定めた基準電流よりも小さくなったとき、異常を検出したとして、放電ランプでの電力供給を中止して消灯させることが考えられる。しかし、この技術では、放電ランプの点灯初期のランプ状態が不安定な時にはランプを流れる電流が前記基準電流よりも小さく、まだ放電ランプが点灯していないにも拘わらず、誤って異常と検出し、不用意に放電ランプへの電力供給を中止することがあり、これでは、放電ランプが頻繁に点灯失敗する。
本発明は、放電ランプが頻繁に点灯失敗することを防止した放電ランプ点灯装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の放電ランプ点灯装置も電源手段を有している。この電源手段は、起動信号に応動して、放電ランプに一時的に高電圧を重畳した動作電圧を出力する。前記電源手段から前記放電ランプへの出力の異常を異常検出手段が検出する。放電ランプへの出力の異常としては、例えば電源手段の出力電圧及び出力電流のうち少なくとも1つがある。前記異常検出手段は、前記放電ランプへ前記電源手段から供給される出力電流が所定値より小さいとき、異常検出信号を出力する電流検出手段を有している。前記予め定めた時間中に前記電流検出手段が前記異常検出信号を出力し、それが消失した後、再度前記電流検出手段が前記異常検出信号を出力したとき、前記電源手段が前記高電圧を再度重畳する。
このように構成すると、予め定めた時間中に、一度放電ランプの点灯に失敗しても、高電圧が再度重畳されるので、放電ランプの点灯の可能性を高めることができる。
さらに、前記高電圧の再重畳の回数を計数する計数手段を設けることもできる。この場合、前記計数手段の計数が予め定めた数以上になったとき、前記電源手段を停止させる。
このように構成すると、予め定めた回数以上にわたって、高電圧の重畳を繰り返しても、放電ランプを点灯することができていない場合は、例えば放電ランプの故障と判断できるので、放電ランプへの電源供給を停止することができる。
本発明の別の態様の放電ランプ点灯装置も電源手段を有している。この電源手段は、起動信号に応動して、放電ランプに一時的に高電圧を重畳した動作電圧を出力する。前記電源手段から前記放電ランプへの出力の異常を異常検出手段が検出する。放電ランプへの出力の異常としては、例えば電源手段の出力電圧及び出力電流のうち少なくとも1つがある。前記異常検出手段の異常検出に応じて前記電源手段を制御手段が停止させる。前記起動信号の供給時から予め定めた時間に亘って前記異常検出手段を無効化手段が無効化する。前記無効化手段は、前記起動信号に応動し、前記予め定めた時間を計時するタイマである。さらに、前記タイマに対する前記予め定めた時間を変更する変更手段が設けられている。
例えば放電ランプの寿命に近づいてきて、放電ランプが点灯するまでに要する時間が長くなっているような場合、前記予め定めた時間で無効化を中止すると、放電ランプの異常と検出されて、放電ランプへの電源供給が停止される。しかし、変更手段によってタイマに対して予め定めた時間を長く変更すると、放電ランプが点灯する可能性を高めることができる。
以上のように、本発明によれば、無効化手段を設けることによって、放電ランプの点灯性を改善することができる。
本発明の一実施形態の放電ランプ点灯装置のブロック図である。 図1の放電ランプ点灯装置の制御回路のブロック図である。 放電ランプが正常に点灯した場合の図1の点灯装置の各部の波形図である。 放電ランプが一度点灯失敗して再度点弧が行われた場合の図1の点灯装置の各部の波形図である。 放電ランプが正常に点灯し、異常検出待ち時間の経過後に異常を検出した場合の図1の点灯装置の各部の波形図である。 放電ランプが異常検出待ち時間内に点灯せずに、異常検出待ち時間経過後直ちに異常を検出した場合の図1の点灯装置の各部の波形図である。 図2のCPU52が行う処理を示すフローチャートである。 図2のCPU52が行う処理の1つの変形例の一部を示す図である。 図2のCPU52が行う処理の1つの変形例の一部を示す図である。
本発明の一実施形態の放電ランプ点灯装置は、例えばプロジェクタが備えている放電ランプ2を点灯するためのもので、図1に示すように電源手段、例えば電源回路4を有している。電源回路4は、商用交流電源6からの交流電圧を、整流回路8において整流し、その整流出力の力率を力率改善(PFC)回路10によって改善して、インバータ12によって高周波電圧に変換して、変圧器14の1次巻線14pに供給する。
変圧器14は、2つの2次巻線14s1と14s2とを有している。2次巻線14s1の一端は、基準電位点、例えば接地電位に接続され、他端にはダイオ−16のアノードが接続されている。ダイオード16のカソードと2次巻線14s1との間に発生した整流電圧は、イグナイタ回路18を介して放電ランプ2の一端に供給される。放電ランプ2の他端は接地電位に接続されている。
2次巻線14s2の両端のうち、一端は2次巻線14s1に接続され、他端は、ダイオード20と、高電圧重畳開閉手段、例えばリレー(RY)接点22との直列回路を介してコンデンサ24の一端に接続されている。コンデンサ24の他端は、リアクトル26を介して2次巻線14s1の一端に接続されている。リレー接点22が閉じられているとき、直列に接続された2次巻線14s1と14s2との間に発生している高周波電圧がダイオード20によって整流される。この整流電圧は、ダイオード16のカソードと2次巻線14s1の一端との間に発生している整流電圧よりも大きい。これら2つの整流電圧は、ダイオード16のカソードと2次巻線14s1の一端との間に接続された抵抗器28と、ダイオード16のカソードとコンデンサ24の一端との間に接続された抵抗器30とによって重畳されて、その重畳電圧は、イグナイタ回路18を介して放電ランプ2に供給される。リレー接点22が開放されたとき、リアクトル26に発生した逆起電力に基づく電流を環流させるために、ダイオード32のアノードがリアクトル26と2次コイル14s1との接続点に接続され、ダイオード32のカソードが、ダイオード16と抵抗器28との接続点に接続されている。このようにインバータ12、変圧器14、ダイオード16、20、32、リレー接点22、コンデンサ24、リアクトル26、抵抗器28、30及びイグナイタ回路18によって直流−直流コンバータが構成されている。
インバータ12は、複数の半導体スイッチング素子、例えばIGBTまたはMOSFETを有し、これらをオン、オフ制御することによって高周波電圧を発生している。この半導体スイッチング素子の制御と、リレー接点22との制御のために、電源回路4の出力電圧である抵抗器28の両端間電圧が電圧検出器33によって検出され、また電源回路4からの出力電流が、リアクトル26に直列に接続された変流器34によって検出される。
電圧検出器33が出力した出力電圧検出信号は、図2に示すように制御手段、例えば制御装置36の入力端子38に供給され、変流器34が出力した出力電流検出信号は、制御装置36の入力端子40に供給される。また、制御装置36の入力端子42には、この放電ランプ2の点灯(オン)を指示するランプオン信号も供給されている。このランプオン信号は、例えばこの放電ランプが使用されているプロジェクタのスイッチをユーザーが操作することによって発生する。出力電圧検出信号、出力電流検出信号及びランプオン信号は、インバータ制御部44に供給される。インバータ制御部44は、ランプオン信号が供給されている期間中、出力電流検出信号及び出力電圧検出信号に基づいて、インバータ12の各半導体スイッチング素子をオン、オフ制御するためのインバータ信号がインバータ12に供給される。
入力端子40に供給された出力電流検出信号は、異常検出手段、例えば過小電流検出回路46に供給され、出力電流検出信号が、予め定めた過小電流基準値に対応する過小電流基準値信号よりも小さいとき、過小電流検出信号を出力する。また入力端子38に供給された出力電圧検出信号は、異常検出手段、例えば電圧異常検出回路48に供給され、出力電圧検出信号が、予め定めた過大電圧に対応する過大電圧基準信号よりも大きいか、予め定めた過小電圧に対応する過小電圧基準信号よりも小さいとき、異常検出信号を出力する。
入力端子42に供給されたランプオン信号は、無効化手段、例えば誤検出待ち時間タイマ50にも供給される。誤検出待ち時間タイマ50は、ランプオン信号の立ち上がりに応動して、図示しないクロック信号のカウントを開始して、予め定めた誤検出待ち時間に対応する数だけクロック信号をカウントするまで無効化信号を発生する。
これら過小電流検出信号、異常検出信号及び無効化信号は、例えばCPU52に供給される。CPU52は、これら信号に基づいて、リレー接点22やインバータ制御部44を、図3乃至図6に示すように制御する。なお、いずれの場合も、当初には、リレー接点22は、閉じられており、インバータ12は停止し、過小電流検出信号も発生しているとする。
図3は、放電ランプ2がランプオン信号の供給に応じて正常に点灯する場合で、図3(c)に示すようにランプオン信号が供給されると、同図(f)に示すようにインバータ信号がインバータ制御部44からインバータ12に供給され、インバータ12が高周波電圧を発生し、かつリレー接点22が閉じられていることによって、同図(a)に示すように放電ランプ2には、当初に高電圧が印加された出力電圧が放電ランプ2の点弧用に供給される。これに伴って同図(b)に示すように出力電流が上昇を開始する。この出力電流が過小電流基準信号以下の間、同図(d)に示すように過小電流検出回路46が過小電流検出信号をCPU52に供給しているが、異常検出待ち時間が経過していないので、誤検出待ち時間タイマ50が無効化信号をCPU52に供給している。その結果、CPU52は、インバータ制御部44に停止信号を供給せず、インバータ12は動作を継続する。やがて、同図(b)に示すように出力電流が過小電流基準値を超えると、放電ランプ2が点灯を開始し、同図(d)に示すように過小電流検出信号が消失し、これに伴いCPU52は、リレー接点22を開放し、同図(a)に示すように高電圧の重畳が中止される。
やがて異常検出待ち時間が経過した後、正常に放電ランプ2の点灯状態が維持されたとする。やがて、同図(c)に示すようにランプオン信号がオフとなり、これに伴いCPU52がインバータ制御部44にインバータ信号を停止させる。その結果、同図(a)に示すように出力電圧が低下し、かつ同図(b)に示すように出力電流が過小基準電流よりも小さくなり、同図(d)に示すように過小電流検出信号が発生し、CPU52は同図(e)に示すようにリレー接点22を閉じる。
このように、異常検出待ち時間内であっても、放電ランプ2が点灯するまで過小電流が流れるが、異常検出は行われず、インバータ12の停止は行われない。
図4は、放電ランプ2がランプオンの信号の供給に応じて点弧されたが、正常に点灯せずに、異常検出待ち時間内でも点弧のリトライが行われる場合で、出力電流が過小基準電流を超えて、リレー接点22が開かれる点までは、図3の場合と同様である。但し、正常に点灯していないので、同図(b)に示すように出力電流が過小基準値以下に低下し、過小電流検出回路46が過小電流検出信号を同図(d)に示すように出力し、その結果、同図(e)に示すようにリレー接点22が再び閉じられ、同図(a)に示すように再度高電圧が出力電圧に重畳され、点弧のリトライが行われる。その結果、同図(b)に示すように出力電流が過小基準電流より大きくなり、同図(d)に示すように過小電流検出信号が消失し、リレー接点22が開かれる。
このように異常検出待ち時間内であっても、放電ランプの点灯失敗時には、過小電流検出信号が発生しても、インバータ12の停止は行われずに、放電ランプ2に対して再点弧が行われる。なお、一度、再点弧しても、放電ランプ2が点灯しない場合、更に再点弧が行われる。
図5は、放電ランプ2が正常に点灯したが、異常待ち時間の経過後に、出力電流が過小基準電流よりも小さくなった場合のものである。異常待ち時間の経過までは、図3の正常に放電ランプ2が点灯した場合と同様である。異常待ち時間の経過後に、なんらかの異常により、同図(b)に示すように、出力電流が過小基準電流以下になると、同図(d)に示すように過小電流検出信号が発生して、CPU52は、同図(f)に示すようにインバータ信号を停止させる。これに伴って、同図(a)に示すように出力電圧の放電ランプ2への供給が停止される。また、CPU52は、リレー接点22を閉じて、次回の放電ランプ2の点灯に備える。なお、図示していないが、出力電流の異常の他に、出力電圧が過大基準電圧よりも大きくなるか、過小基準電圧よりも小さくなった場合、電圧異常検出回路48が異常検出信号をCPU52に供給し、上述したのと同様に、CPU52は、インバータ信号を停止させ、リレー接点22を閉じる。
このように異常検出待ち時間の経過後に、なんらかの異常が発生すると、インバータ12が停止され、リレー接点22が閉じられる。
図6は、放電ランプ2の点灯に失敗した場合のもので、同図(c)に示すようにランプオン信号が供給され、同図(f)に示すようにインバータ信号がインバータ12に供給されて、同図(e)に示すようにリレー接点22が閉じられており、同図(a)に示すよう高電圧が重畳された出力電圧が放電ランプ2に供給されていても、放電ランプ2が点灯せず、出力電流が過小基準電流よりも小さく、同図(d)に示すように過小電流検出信号が発生している状態でも、異常検出待ち時間中には、CPU52はインバータ信号の供給を継続している。しかし、異常検出待ち時間が経過すると、CPU52は、同図(f)に示すようにインバータ信号を停止させ、インバータ12を停止させる。なお、リレー接点22は、閉じられた状態をインバータ12が停止した後も継続する。
このように点灯に失敗した場合には、異常検出待ち時間が経過すると、直ちにインバータ12が停止される。
上述したように動作するために、CPU52は、図7に示すように処理を実行する。まず、CPU52は、ランプオン信号が入力されているか判断する(ステップS2)。この判断の答えがノーの場合、CPU52は、インバータ制御部44にインバータ停止信号を供給し(ステップS4)、これによってインバータ制御部44はインバータ信号を発生せず、インバータ12を停止させる。ついでCPU52は、過小電流未検出か判断する(ステップS4)。即ち、過小電流検出信号がCPU52に供給されていないか判断する(ステップS6)。この判断の答えがノーの場合、即ち、過小電流が検出されている場合、CPU52は、リレー接点22を閉じさせるオン信号をリレー接点22に供給し(ステップS8)、再びステップS2を実行する。また、ステップS6の判断の答えがイエスの場合、即ち、過小電流が検出されていない場合、CPU52は、リレー接点22を開放させるオフ信号をリレー接点22に供給し(ステップS10)、再びステップS2を実行する。
ステップS2の判断の答えがイエスの場合、即ち、放電ランプ2を点灯させる指示がCPU52に供給されている場合、インバータ制御部44にもランプオン信号が供給されていることにより、インバータ12にはインバータ制御部44からインバータ信号が供給されている。ステップS2の判断の答えがイエスの場合、CPU52は、過小電流未検出か判断する(ステップS12)。この判断の答えがイエスの場合、即ち、過小電流が検出されている場合、放電ランプ2が点灯したことがあるか判断する(ステップS14)。この判断は、例えば過小電流検出信号が過去に検出されていているか否かによって行う。
過去に過小電流検出信号が発生していなくて、ステップS12で過小電流検出信号が発生していると判断されたならば、未だ放電ランプ2は点灯したことがないので、ステップS14の判断の答えはノーとなる。過去に過小電流検出信号があるのに、ステップS12で過小電流検出信号が発生していると、一旦放電ランプ2は点灯したが、完全に点弧していないので、この判断の答えはイエスとなる。
ステップS14の判断の答えがノーの場合、CPU52は、リレー接点22に初めての点弧としてオン信号を供給する(ステップS16)。ステップS14の判断の答えがイエスの場合、CPU52は、リレー接点22に点弧のリトライ用としてオン信号を供給する(ステップS18)。
ステップS12の判断の答えがイエスの場合、即ち、過小基準電流より大きい出力電流が流れていると判断された場合、CPU52はリレー接点22にオフ信号を供給する(ステップS20)。これによって、出力電圧への高電圧の重畳が中止される。
ステップS16、S18またはS20に続いて、CPU52に誤検出待ち時間タイマ50から無効化信号が供給されているかCPU52が判断する(ステップS22)。この判断の答えがイエスの場合、まだ異常検出待ち時間は経過していないので、CPU52は、ステップS2を再び実行する。即ち、ランプオン信号が入力された後、異常検出待ち時間の間に、過小出力電流が検出された場合には、リレー接点にオン信号を供給されるが、インバータ12を停止させることはなく、図3、図4、図5または図6の異常検出待ち時間中のように、ランプ点灯装置は動作する。
ステップS22の判断の答えがノーの場合、即ち、異常検出待ち時間が経過すると、異常検出をCPU52は開始する。即ち、CPU52は、過小電流が未検出であるか判断する(ステップS24)。この判断の答えがイエスの場合、CPU52は、インバータ制御部44にインバータ停止信号を供給し、インバータ12を停止させ、かつリレー接点22にオン信号を供給する(ステップS26)。これによって、図5または図6における異常待ち時間経過に示すように、この点灯装置は動作する。なお、このとき、CPU52からプロジェクタにランプ異常を報知する信号を出力することもできる。ステップS26の後、異常状態がリセットされるまでに行われる異常リセット待ち処理をCPU52は実行する(ステップS28)。
ステップS22の判断の答えがイエスの場合、電圧異常処理をCPU52が実行する(ステップS30)。この処理では、電圧異常検出回路48から異常検出信号がCPU52に供給されているかCPU52が判断し、供給されていないなら、ステップS2が実行される。異常検出信号がCPU52に供給されていると、CPU52は、インバータ制御部44にインバータ停止信号を供給して、インバータ12を停止させ、かつリレー接点22を閉じ、上述した異常リセット待ち処理と同様な処理を行う。
上記の実施形態では、異常検出待ち時間は、一定の時間としたが、放電ランプ2の使用状況に応じて変化させることもできる。例えば寿命が近づいている放電ランプの場合、始動時、即ち出力電圧の供給が開示された時点での出力電圧が高くなるので、始動時の出力電圧を電圧検出器33からCPU52に供給しておき、図8に示すように始動時の出力電圧が所定値以上であるかCPU52が判断し(ステップS32)、その答えがイエスの場合、異常検出待ち時間を、今までの時間よりも、例えば予め定めた時間だけ長く設定する(ステップS34)。即ち、CPU52を、誤検出待ち時間タイマ50の誤検出待ち時間を変更する変更手段として使用することもできる。
上記の実施形態では、ステップS18において、点弧のリトライを実行した後、ステップS22の処理を実行したが、図9に示すようにステップS18の処理の後、リトライの回数をカウントし(ステップS36)、そのリトライ回数が所定回数以上であるか判断し(ステップS38)、その判断の答えがノーの場合には、ステップS22を実行し、その判断の答えがイエスの場合、インバータ制御部44にインバータ停止信号を供給して、インバータ12を停止させ、リレー接点22にオン信号を供給する(ステップS40)。このように構成すると、所定回数以上リトライしても、放電ランプ2が点灯しない場合には、放電ランプ2の異常とみなして、点灯装置を停止させることができる。
上記の実施形態では、異常検出手段として、過小電流検出回路46と電圧異常検出回路48とを設けたが、いずれか一方のみを設けることもできる。また、電圧異常検出回路48は、出力過大電圧と出力過小電圧とを検出するように構成したが、いずれか一方のみを検出するようにすることもできる。上記の実施形態では、過小電流検出回路46、電圧異常検出回路48及び誤検出待ち時間タイマ50を、CPU52と別個に設けたが、これら過小電流検出回路46、電圧異常検出回路及び誤検出待ち時間タイマ50を除去し、これらの機能をCPU52によって実現することも可能である。
4 電源回路
36 制御装置
50 誤検出待ち時間タイマ(無効化手段)

Claims (3)

  1. 起動信号に応動して、放電ランプに一時的に高電圧を重畳した動作電圧を出力する電源手段と、
    前記電源手段から前記放電ランプへの出力の異常を検出する異常検出手段と、
    前記異常検出手段の異常検出に応じて前記電源手段を停止させる制御手段と、
    前記起動信号の供給時から予め定めた時間に亘って前記異常検出手段を無効化する無効化手段とを、
    具備し、前記異常検出手段は、前記放電ランプへ前記電源手段から供給される出力電流が所定値より小さいとき、異常検出信号を出力する電流検出手段を有し、前記予め定めた時間中に前記電流検出手段が前記異常検出信号を出力し、それが消失した後、再度前記電流検出手段が前記異常検出信号を出力したとき、前記電源手段が前記高電圧を再度重畳する放電ランプ点灯装置。
  2. 請求項1記載の放電ランプ点灯装置において、前記高電圧の再重畳の回数を計数する計数手段が設けられ、前記計数手段の計数が予め定めた数以上になったとき、前記電源手段を停止させる放電ランプ点灯装置。
  3. 起動信号に応動して、放電ランプに一時的に高電圧を重畳した動作電圧を出力する電源手段と、
    前記電源手段から前記放電ランプへの出力の異常を検出する異常検出手段と、
    前記異常検出手段の異常検出に応じて前記電源手段を停止させる制御手段と、
    前記起動信号に応動し、前記予め定めた時間を計時するタイマであって、前記起動信号の供給時から予め定めた時間に亘って前記異常検出手段を無効化する無効化手段と、前記予め定めた時間を変更する変更手段とを、
    有する放電ランプ点灯装置。
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