JP6110074B2 - 流体圧ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、流体圧ポンプに関し、例えば、アキシャルピストン型流体圧ポンプに関する。
特許文献1は、従来のアキシャルピストン型油圧ポンプを開示している。そのアキシャルピストン型油圧ポンプは、複数のシリンダが設けられたシリンダブロックと、複数のシリンダ内に摺動可能に配置された複数のピストンと、弁板とを備える。シリンダブロックには、シリンダに接続され、シリンダブロックの摺動面に開口するシリンダポートが形成されている。弁板は、シリンダブロックの摺動面と向かい合う摺動面と、摺動面の反対側の背面とを備える。弁板には、吸入ポートと、吐出ポートとが設けられている。吐出ポートは、背面側で3個の吐出穴に分岐している。
特許第3547900号
本発明の目的は、流体圧ポンプにおける圧力損失を低減することである。
以下に、(発明を実施するための形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の第1の観点による流体圧ポンプは、一方が吸入ポートとして他方が吐出ポートとして機能する第1ポート(11)及び第2ポート(12)が形成されたポートプレート(10)と、ピストンユニット(20)とを具備する。前記ポートプレート及び前記ピストンユニットは回転軸(S)まわりに相対的に回転する。前記ピストンユニットは、複数のシリンダ(22)が形成されたバレル(21)と、前記複数のシリンダ内をそれぞれ往復動する複数のピストン(23)と、前記複数のシリンダにそれぞれ接続される複数のバルブプレート孔(25)が形成されたバルブプレート(24)とを備える。前記複数のバルブプレート孔は、前記回転軸を中心とする円周上に配置される。前記第1ポート及び前記第2ポートの各々は、前記回転軸を中心とする円弧状に形成される。前記ポートプレートは、前記第1ポートを周方向に分割して複数の第1ポート孔(11a)を形成する複数の第1ブリッジ(13)と、前記第2ポートを周方向に分割して複数の第2ポート孔(12a)を形成する複数の第2ブリッジ(14)とを備える。前記複数の第1ポート孔の数と前記複数の第2ポート孔の数との和は、前記複数のバルブプレート孔の数より多い。
複数の第1ポート孔の数と複数の第2ポート孔の数との和が複数のバルブプレート孔の数より多いため、複数の第1ブリッジの数及び複数の第2ブリッジの数が多い。したがって、第1ブリッジの幅(W13)及び第2ブリッジの幅(W14)を狭くすることが可能である。そのため、圧力損失が低減される。
前記複数の第1ポート孔の数及び前記複数の第2ポート孔の数が等しいことが好ましい。
本発明の第2の観点による流体圧ポンプは、一方が吸入ポートとして他方が吐出ポートとして機能する第1ポート(11)及び第2ポート(12)が形成されたポートプレート(10)と、ピストンユニット(20)とを具備する。前記ポートプレート及び前記ピストンユニットは回転軸(S)まわりに相対的に回転する。前記ピストンユニットは、複数のシリンダ(22)が形成されたバレル(21)と、前記複数のシリンダ内をそれぞれ往復動する複数のピストン(23)と、前記複数のシリンダにそれぞれ接続される複数のバルブプレート孔(25)が形成されたバルブプレート(24)とを備える。前記複数のバルブプレート孔は、前記回転軸を中心とする円周上に配置される。前記第1ポート及び前記第2ポートの各々は、前記回転軸を中心とする円弧状に形成される。前記ポートプレートは、前記第1ポートを周方向に分割して複数の第1ポート孔(11a)を形成する複数の第1ブリッジ(13)と、前記第2ポートを周方向に分割して複数の第2ポート孔(12a)を形成する複数の第2ブリッジ(14)とを備える。前記複数のバルブプレート孔の任意の一つを任意バルブプレート孔(25)と称する。前記回転軸に平行視したとき、前記複数の第1ブリッジの前記任意バルブプレート孔と重なっている部分の面積としての第1面積が前記ピストンユニット及び前記ポートプレートの前記回転軸まわりの相対回転に応じて変化し、前記複数の第2ブリッジの前記任意バルブプレート孔と重なっている部分の面積としての第2面積が前記相対回転に応じて変化する。前記第1面積の最大値を前記任意バルブプレート孔の面積で割った商及び前記第2面積の最大値を前記任意バルブプレート孔の前記面積で割った商が0.65より小さい。
第1面積の最大値を任意バルブプレート孔の面積で割った商及び第2面積の最大値を任意バルブプレート孔の面積で割った商が小さいため、圧力損失が低減される。
前記第1面積の最大値を前記任意バルブプレート孔の面積で割った商及び前記第2面積の最大値を前記任意バルブプレート孔の前記面積で割った商が等しいことが好ましい。
本発明によれば、流体圧ポンプにおける圧力損失が低減される。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る流体圧ポンプを備える流体圧アクチュエータの概略図である。 図2は、第1の実施形態に係る流体圧ポンプの概略断面図である。 図3は、第1の実施形態に係る流体圧ポンプが備えるバルブプレートの断面図である。 図4は、第1の実施形態に係る流体圧ポンプが備えるポートプレートの断面図である。 図5は、バルブプレート孔とブリッジとの重なり状態を示す概略図である。 図6は、比較例に係る流体圧ポンプが備えるポートプレートの断面図である。 図7は、第1の実施形態に係る流体圧ポンプ及び比較例に係る流体圧ポンプにおける圧力損失と回転角度の関係を示すグラフである。
添付図面を参照して、本発明による流体圧ポンプを実施するための形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図1を参照して、本発明の第1の実施形態に係る流体圧ポンプを備える流体圧アクチュエータを説明する。流体圧アクチュエータ100は、例えば、航空機の操舵システムに用いられるEHA(Electro−Hydrostatic Actuator)である。流体圧アクチュエータ100は、電動モータ1と、流体圧ポンプ2と、出力シリンダ3と、戻り流路6と、第1出力シリンダ流路7と、第2出力シリンダ流路8とを備える。
出力シリンダ3は、第1出力シリンダ室31と、第2出力シリンダ室32と、第1出力シリンダ室31及び第2出力シリンダ室32の間に配置された出力ピストン33とを備える。出力ピストン33は、作動流体が第1出力シリンダ室31に供給され、第2出力シリンダ室32から排出されると図中右方向に移動する。出力ピストン33は、作動流体が第2出力シリンダ室32に供給され、第1出力シリンダ室31から排出されると反対の図中左方向に移動する。作動流体は、例えば、作動油である。
流体圧ポンプ2は、第1ポート11と、第2ポート12とを備える。電動モータ1は、流体圧ポンプ2を駆動する。電動モータ1が第1方向に回転すると、流体圧ポンプ2は第2ポート12から吸入した作動流体を第1ポート11から吐出する。電動モータ1が第1方向の反対の第2方向に回転すると、流体圧ポンプ2は第1ポート11から吸入した作動流体を第2ポート12から吐出する。すなわち、第1ポート11及び第2ポート12の一方が吸入ポートとして他方が吐出ポートとして機能し、電動モータ1の回転方向が変化すると吸入ポート及び吐出ポートが切り替わる。
第1出力シリンダ流路7は、第1ポート11と第1出力シリンダ室31とを接続する。第2出力シリンダ流路8は、第2ポート12と第2出力シリンダ室32とを接続する。流体圧ポンプ2から漏れた作動流体は、戻り流路6に接続されたアキュムレータ4に貯えられる。アキュムレータ4に貯えられた作動流体は、戻り流路6の圧力が第1出力シリンダ流路7の圧力を超えた時、一のチェック弁5を介して第1出力シリンダ流路7に戻される。アキュムレータ4に貯えられた作動流体は、戻り流路6の圧力が第2出力シリンダ流路8の圧力を超えた時、他のチェック弁5を介して第2出力シリンダ流路8に戻される。
図2を参照して、流体圧ポンプ2は、ポートプレート10と、ピストンユニット20とを備える。ポートプレート10が固定され、ピストンユニット20が回転可能に支持されている。ポートプレート10に第1ポート11及び第2ポート12が形成されている。ピストンユニット20は、バレル21と、複数のピストン23と、バルブプレート24と、斜板27と、シャフト28とを備える。バレル21には複数のシリンダ22が形成されている。複数のシリンダ22は、回転軸Sを中心とする円周上に等間隔で配置される。複数のピストン23は、それぞれ、複数のシリンダ22内に回転軸Sに平行に往復動可能に配置される。複数のピストン23の回転軸Sに平行な方向の位置は、斜板27によって決定される。バルブプレート24には、複数のシリンダ22にそれぞれ接続される複数のバルブプレート孔25が形成されている。バルブプレート24は、ポートプレート10と重なるように配置される。シャフト28は、電動モータ1に接続されている。電動モータ1は、ピストンユニット20をポートプレート10に対して回転軸Sまわりに回転させる。斜板27が回転軸Sに対して傾いている場合、複数のピストン23は、ピストンユニット20の回転に同期して複数のシリンダ22内をそれぞれ往復動する。ピストン23の往復動によりシリンダ22の容積が増減する。電動モータ1が第1方向に回転しているとき、第1ポート11は容積が減少中(すなわち作動流体を吐出中)のシリンダ22に接続されたバルブプレート孔25と重なり、第2ポート12は容積が増加中(すなわち作動流体を吸入中)のシリンダ22に接続されたバルブプレート孔25と重なる。電動モータ1が第2方向に回転しているとき、第1ポート11は容積が増加中(すなわち作動流体を吸入中)のシリンダ22に接続されたバルブプレート孔25と重なり、第2ポート12は容積が減少中(すなわち作動流体を吐出中)のシリンダ22に接続されたバルブプレート孔25と重なる。斜板27の傾きを変えると、流体圧ポンプ2の吐出容量が変化する。
図3を参照して、バルブプレート24に形成された複数のバルブプレート孔25は、回転軸Sを中心とする円周上に等間隔で配置される。本実施形態では、バルブプレート孔25の数が9個、したがって、シリンダ22及びピストン23の数がそれぞれ9個の場合を説明するが、バルブプレート孔25、シリンダ22、及びピストン23の数は9個に限定されない。
図4を参照して、ポートプレート10に形成された第1ポート11及び第2ポート12の各々は、回転軸Sを中心とする円弧状に形成されている。第1ポート11及び第2ポート12は、回転軸Sを含む対称面Pについて対称に形成されている。一つのバルブプレート孔25が同時に第1ポート11及び第2ポート12と重ならないように、第1ポート11及び第2ポート12が互いに分離されている。ポートプレート10は、第1ポート11より内側の内側部分15aと、第1ポート11より外側の外側部分15bと、内側部分15aと外側部分15bとを接続する複数のブリッジ13と、第2ポート12より内側の内側部分16aと、第2ポート12より外側の外側部分16bと、内側部分16aと外側部分16bとを接続する複数のブリッジ14とを備える。ブリッジ13の周方向の幅が符号W13で示され、ブリッジ14の周方向の幅が符号W14で示されている。複数のブリッジ13は、第1ポート11を周方向に分割して複数の第1ポート孔11aを形成する。複数のブリッジ14は、第2ポート12を周方向に分割して複数の第2ポート孔12aを形成する。複数のブリッジ13により、第1ポート11を通過する作動流体の圧力により内側部分15aと外側部分15bとの間隔が広がることが防がれる。複数のブリッジ14により、第2ポート12を通過する作動流体の圧力により内側部分16aと外側部分16bとの間隔が広がることが防がれる。
尚、本実施形態では、複数のブリッジ13及び複数のブリッジ14の数がそれぞれ5個、複数の第1ポート孔11a及び複数の第2ポート孔12aの数がそれぞれ6個の場合を説明するが、複数のブリッジ13及び複数のブリッジ14の数は5個に限定されず、複数の第1ポート孔11a及び複数の第2ポート孔12aの数は6個に限定されない。
図5を参照して、ポートプレート10とバルブプレート24との間の回転角度によってはバルブプレート孔25とブリッジ13とが重なる。バルブプレート孔25とブリッジ13とが重なると、ポートプレート10とバルブプレート24との間の開口面積が減少する。したがって、ブリッジ13は流体圧ポンプ2における圧力損失の原因となる。同様に、ブリッジ14も流体圧ポンプ2における圧力損失の原因となる。
本実施形態においては、複数のブリッジ13の数及び複数のブリッジ14の数は、複数の第1ポート孔11aの数と複数の第2ポート孔12aの数との和が複数のバルブプレート孔25の数より多くなる数である。一般的なアキシャルピストン型流体圧ポンプでは、バルブプレート孔の数が7個又は9個の場合が多いため、複数のブリッジ13及び複数のブリッジ14の数はそれぞれ3個以上であることが好ましい。複数のブリッジ13の数及び複数のブリッジ14の数が多いため、ブリッジ13の幅W13及びブリッジ14の幅W14を狭くしても、ポートプレート10の必要な強度が確保され、作動流体の圧力により内側部分15aと外側部分15bとの間隔が広がることが防がれ、作動流体の圧力により内側部分16aと外側部分16bとの間隔が広がることが防がれる。幅W13及び幅W14を狭くすることで、流体圧ポンプ2における圧力損失が低減される。
ここで、複数のバルブプレート孔25の任意の一つを任意バルブプレート孔25と称する。回転軸Sに平行視したとき、複数のブリッジ13の任意バルブプレート孔25と重なっている部分の面積としての第1面積がピストンユニット20及びポートプレート10の回転軸Sまわりの相対回転に応じて変化し、複数のブリッジ14の任意バルブプレート孔25と重なっている部分の面積としての第2面積が相対回転に応じて変化する。本実施形態において、第1面積の最大値を任意バルブプレート孔25の面積で割った商及び第2面積の最大値を任意バルブプレート孔25の面積で割った商が0.65より小さい。第1面積の最大値を任意バルブプレート孔25の面積で割った商及び第2面積の最大値を任意バルブプレート孔25の面積で割った商が小さいため、流体圧ポンプ2における圧力損失が低減される。
以下、本実施形態による圧力損失低減効果を説明するために、本実施形態に係る流体圧ポンプ2における圧力損失と比較例に係る流体圧ポンプにおける圧力損失とを比較する。
図6を参照して、比較例に係る流体圧ポンプは、ポートプレート10がポートプレート50で置き換えられている点を除いて本実施形態に係る流体圧ポンプ2と同様に構成される。ポートプレート50には、第1ポート11及び第2ポート12にそれぞれ相当する第1ポート51及び第2ポート52が形成されている。第1ポート51及び第2ポート52は、回転軸Sを中心とする円弧状に形成されている。ポートプレート50は、第1ポート51を周方向に分割して複数の第1ポート孔51aを形成する複数のブリッジ53と、第2ポート52を周方向に分割して複数の第2ポート孔52aを形成する複数のブリッジ54とを備える。ブリッジ53の周方向の幅が符号W53で示され、ブリッジ54の周方向の幅が符号W54で示されている。本比較例では、複数のブリッジ53及び複数のブリッジ54の数がそれぞれ2個、複数の第1ポート孔51a及び複数の第2ポート孔52aの数がそれぞれ3個である。複数のブリッジ53の数及び複数のブリッジ54の数が複数のブリッジ13の数及び複数のブリッジ14の数より少ないため、幅W53及び幅W54を幅W13及び幅W14より広くする必要がある。
図7は、本実施形態に係る流体圧ポンプ2及び比較例に係る流体圧ポンプにおける圧力損失とピストンユニット20のポートプレート10又は50に対する回転角度との関係を示すグラフである。縦軸は圧力損失、横軸は回転角度である。比較例に係る流体圧ポンプにおける圧力損失の最大値に比べて、本実施形態に係る流体圧ポンプ2における圧力損失の最大値は小さい。図7に示されるように、本実施形態に係る流体圧ポンプ2では圧力損失が低減されている。
流体圧ポンプ2では圧力損失が低減されているため、圧力損失を補うために流体圧ポンプ2の吐出圧力を高くする必要がない。そのため、流体圧ポンプ2の小型化が可能であり、流体圧ポンプ2を備える流体圧アクチュエータ100の小型化が可能である。
尚、流体圧ポンプ2をEHAに適用する場合、第1ポート11及び第2ポート12の間で吸入ポートと吐出ポートの切り替えをするために、第1ポート11及び第2ポート12は、回転軸Sを含む対称面Pについて対称に形成されていることが好ましい。すなわち、複数の第1ポート孔11aの数及び複数の第2ポート孔12aの数が等しいことが好ましい。回転軸Sに平行視したとき、複数のブリッジ13の任意バルブプレート孔25と重なっている部分の面積の最大値を任意バルブプレート孔25の面積で割った商及び複数のブリッジ14の任意バルブプレート孔25と重なっている部分の面積の最大値を任意バルブプレート孔25の面積で割った商が等しいことが好ましい。
以上、実施の形態を参照して本発明による流体圧ポンプを説明したが、本発明による流体圧ポンプは上記実施形態に限定されない。上記実施形態に変更を加えたり上記実施形態どうしを組み合わせたりすることが可能である。例えば、第1ポート11及び第2ポート12の一方が吸入ポートとして固定的に用いられ他方が吐出ポートとして固定的に用いられる場合、第1ポート11及び第2ポート12は、回転軸Sを含む対称面Pについて対称に形成されなくてもよい。
100…流体圧アクチュエータ
1…電動モータ
2…流体圧ポンプ
3…出力シリンダ
4…アキュムレータ
5…チェック弁
6…戻り流路
7…第1出力シリンダ流路
8…第2出力シリンダ流路
10…ポートプレート
11…第1ポート
11a…第1ポート孔
12…第2ポート
12a…第2ポート孔
13、14…ブリッジ
15a、16a…内側部分
15b、16b…外側部分
20…ピストンユニット
21…バレル
22…シリンダ
23…ピストン
24…バルブプレート
25…バルブプレート孔
27…斜板
28…シャフト
31…第1出力シリンダ室
32…第2出力シリンダ室
33…ピストン
50…ポートプレート
51…第1ポート
51a…第1ポート孔
52…第2ポート
52a…第2ポート孔
53、54…ブリッジ
S…回転軸
P…対称面

Claims (4)

  1. 一方が吸入ポートとして他方が吐出ポートとして機能する第1ポート及び第2ポートが形成されたポートプレートと、
    ピストンユニットとを具備し、
    前記ポートプレート及び前記ピストンユニットは回転軸まわりに相対的に回転し、
    前記ピストンユニットは、
    複数のシリンダが形成されたバレルと、
    前記複数のシリンダ内をそれぞれ往復動する複数のピストンと、
    前記複数のシリンダにそれぞれ接続される複数のバルブプレート孔が形成されたバルブプレートとを備え、
    前記複数のバルブプレート孔は、前記回転軸を中心とする円周上に配置され、
    前記第1ポート及び前記第2ポートの各々は、前記回転軸を中心とする円弧状に形成され、
    前記ポートプレートは、
    前記第1ポートを周方向に分割して複数の第1ポート孔を形成する複数の第1ブリッジと、
    前記第2ポートを周方向に分割して複数の第2ポート孔を形成する複数の第2ブリッジとを備え、
    前記複数の第1ポート孔の数と前記複数の第2ポート孔の数との和は、前記複数のバルブプレート孔の数より多い
    流体圧ポンプ。
  2. 請求項1に記載の流体圧ポンプであって、
    前記複数の第1ポート孔の数及び前記複数の第2ポート孔の数が等しい
    流体圧ポンプ。
  3. 請求項1または2に記載の流体圧ポンプであって、
    前記複数のバルブプレート孔の任意の一つを任意バルブプレート孔と称し、
    前記回転軸に平行視したとき、前記複数の第1ブリッジの前記任意バルブプレート孔と重なっている部分の面積としての第1面積が前記ピストンユニット及び前記ポートプレートの前記回転軸まわりの相対回転に応じて変化し、前記複数の第2ブリッジの前記任意バルブプレート孔と重なっている部分の面積としての第2面積が前記相対回転に応じて変化し、
    前記第1面積の最大値を前記任意バルブプレート孔の面積で割った商及び前記第2面積の最大値を前記任意バルブプレート孔の前記面積で割った商が0.65より小さい
    流体圧ポンプ。
  4. 請求項3に記載の流体圧ポンプであって、
    前記第1面積の最大値を前記任意バルブプレート孔の面積で割った商及び前記第2面積の最大値を前記任意バルブプレート孔の前記面積で割った商が等しい
    流体圧ポンプ。
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