JP6110023B2 - 金属シートのプロジェクション溶接 - Google Patents

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Description

本発明は、金属シートのプロジェクション溶接に関する。
プロジェクション溶接は、例えば自動車製造産業においてドアのフランジ同士を溶接するなど、薄い鉄シート同士を互いの上に溶接するために久しく知られている。溶接を行う前にポンチおよびダイス型を該シートに対してプレスすることにより、下側の鉄シートに中空突起が形成される。該シートは、その後、溶接ガンの2つの溶接電極の間でプレスされる。溶接中、該突起は徐々に圧潰し、該突起の位置に強い構造溶接部が形成される。
特に自動車産業においては、非鉄金属シート、特にアルミニウムもしくはマグネシウムおよびそれらの合金のシート、から作られたパーツに対する需要が増大している。これらの軽量パーツは同様の良好な機械的特性を持っている。けれども、鉄シートのための公知プロジェクション溶接プロセスをこれらの金属に適用すると、強い構造溶接部は得られない。それどころか、溶接部の形成が始まる前に突起はもう圧潰してしまう。
公開された特許出願に、アルミニウムのシートをプロジェクション溶接しようとする先行の試みが記載されている。しかし、これらの初期の試みは未だ成功裏の実施に至っていない。なぜなら、出願人は、強い構造溶接部を得るための決定的なプロセスパラメータがまだ知られていないということを既に見出しているからである。概して、アルミニウムシートをプロジェクション溶接する記載されている開発は鉄シートのためのプロセスの些細な改変であったにすぎないのであるが、今では、良好な結果を得るには全く異なるアプローチが必要であることが見出されている。公開された特許出願に記載されている発展形は、以降において要約される。
ニューコア社(Newcor Inc.)の名義の国際公開第99/03634号は、アルミニウムシートのプロジェクション溶接を開示しており、この場合、下側のシートの突起はドームの形を有している。該突起はシートの厚さの約4倍の高さを有し、そのため該突起は下側シートの主上面の上で壁厚が非常に薄くて中空である。この構造的に弱い突起は、大きな初期インプレションを生じさせ、あるいは圧力が加えられると直ぐに圧潰さえし、これにより初期溶接接触域の形状が不定となる。溶接電流は、基本的に正弦波形である従来の単相、460ボルト、60Hz交流電流本線から直接得られ、溶接パルスは、その半サイクル波を遮断することによって生成される。次の交流溶接パルスを不定の初期溶接接点に加えると、導入される溶接エネルギーの量は、特に溶接サイクルの開始時に、制御され得ないかあるいは少なすぎ、これにより弱い溶接部が得られる。
ニューコア社の名義の国際公開第01/00363号は、本明細書において前に記載されたプロセスのさらなる発展形を開示している。リング状突起は、或る曲率を有する中空直立壁を含む。該突起は、溶接サイクル中に急速に膨張する或る量の空気を不可避的に取り囲むめくら穴の境界を画する。これは、取り囲まれた空気から生じるクラック、インクルージョン、および汚染の原因となって、弱い溶接部を生じさせる。
欧州特許第0 102 927号は、互いに交差方向に当接する細長い突起が両方のアルミニウムシートに設けられるプロジェクション溶接プロセスを開示している。2つの当接する突起が存在するので、製品の両側に溶接個所が見えるようになる。この技術は、開示されているようにダクトなどの低コスト建築設備製品にのみ適用され得る。突起の上面は曲率を有し、交差する突起同士の間の初期の小さな溶接接点は、初期溶接電流を少なく保つ。突起が圧潰してゆくとき溶接電流は徐々に増えてゆく。このことは、電流が溶融物の断面積にのみ依存することを意味し、溶接サイクルのコントロールをやや低レベルに保つ。
米国特許第4495397号は、リング状突起を用いるアルミニウムシートのプロジェクション溶接を開示し、これは、取り囲まれた空気から生じる溶接部のクラック、インクルージョンおよび汚染の原因となる。突起は、互いにある角度を成すまっすぐな冷間鍛造面を有するポンチおよびダイス型の間で形成される。突起は、ダイス型から賦与される明瞭に画定されたまっすぐな側面を有するが、上面とその曲率とは不定のままである。これはスチールシートを溶接するためのポンチおよびダイス型の単純な適用であって、アルミニウムのためには役立たないであろう。溶接サイクル中、第1圧力が加えられ、これは8%の永久的冷たい変形を生じさせる。該第1圧力は、その後、溶接電流がピークに達した直後に大きくされる。従って、溶接電流は、主要パラメータとしての圧力を変更することにより制御される。このことは既に、溶接電流自体が良く制御され得ないことを示している。そのうえ、圧力は機械的に低速のシステムにより加えられるので、短い溶接サイクルの間に圧力をそのように制御することは実際上不可能である。圧力は、他の不利な点を何とかして補うために溶接サイクル中に変更されるのだと思われる。
特開2002−103056号は、溶接部にクラック、インクルージョンおよび汚染を生じさせるリング状突起を使用する、米国特許第4495397号の溶接プロセスと類似するアルミニウムのためのプロジェクション溶接プロセスを開示している。該溶接プロセスは、厚いアルミニウムのパーツに適用されるものであって、薄いシートには適用されない。
独国特許出願公開第3024333号は、アルミニウムのパーツを溶接するためのコーン状の突起を開示しており、これは、本明細書において前に記載されたのと同じ単純な仕方でのスチールのシートの溶接から得られたものである。
独国特許出願公開第10029352号には、国際公開第99/03634号に開示されている突起に類似する突起を用いるアルミニウムシートのプロジェクション溶接が記載されている。該突起はシートの厚さの約2倍の高さを有し、これにより該突起の壁厚は非常に薄くて、下側のシートの主上面の上で中空である。この突起は、初期インプレッションから損害を受けるか、あるいは、圧力が加えられた直後に圧潰さえするであろう。突起の頂部は、一定の半径とまっすぐな側面とを有する。この形状は単純にスチールシートのプロジェクション溶接に由来する。これらの理由から、これはアルミニウムのためには役に立たないであろう。
公知の技術においては、溶接されるべき物体の酸化は全て溶接の前に除去されなければならない。これに関して、特開平06−170549号は、溶接前に酸化を局所的に除去するためにアルミニウムの被溶接物体を交互に移動させるとともにリング状突起の個所で回転させるプロセスを開示している。しかし、これは、同じ物体間でプロジェクション溶接が連続して行われるときには、先の溶接部が該物体を相互に固定させるので、適用され得ない。
本発明の目的は、少なくとも1つの金属シートが非鉄金属シートである金属シート同士を溶接するための突起およびプロジェクション溶接方法を提供することである。
第1の態様に従って、本発明は、第1金属シートとプロジェクション溶接によって該第1金属シートの上に溶接されるべき第2金属シートとのセットを提供し、該第1金属シートは非鉄金属または主成分としてアルミニウムもしくはマグネシウムを有する金属合金から成り、該第1金属シートは、該第1金属シートの主上面の上に局所的に延びて該第2金属シートの主下面と接触する細長い突起を含み、該突起は上面を含み、該上面は、その中央部において該第1金属シートの該主上面に関して該上面の頂部高さを画定する第1半径を有する凸状第1セクションと、該第1セクションと合併する両方の細長い側に沿う第2半径を有する凸状第2セクションと、該第2セクションおよび該第1金属シートの該主上面と合併する両方の細長い側に沿う第3セクションとを有し、該凸状第1セクションの該第2凸状セクションへの第1移行部は該上面の第1幅を画定し、該凸状第2セクションの該第3セクションへの第2移行部は該上面の第2幅を画定し、該第3セクションの、該第1金属シートの該主上面への移行部は該上面の第3幅を画定しており、該第1半径は該第2半径より大きい。
該第2シートは鉄から作られることができ、あるいは該第2金属シートは、該第1シートのように非鉄金属または主成分としてアルミニウムまたはマグネシウムを有する金属合金から作られることができる。溶接中、溶接電極は該シートに対して該突起の位置で圧力を加える。下側の非鉄金属シートの突起は、本発明に従って、第2半径を有する凸状第2セクションと合併する第1半径を有する凸状第1セクションを頂部に有する上面を含み、該第1半径は該第2半径より大きい。このようにして、該突起は、該シート材料が局所的に弾性的におよび塑性的に沈下することにより該頂部において初期接触面が漸次増大することにつながる比較的広い凸状第1セクションを有する。溶接電流はこの初期接触面を介して局所的に非常に良く伝導され、該突起自体は、強い構造溶接部が形成される程度にまで溶接中に加えられる圧力に耐えて打ち消すことができる。該突起は、金属シート同士の溶接中、過度に早く圧潰することはない。この突起は、前もって酸化を除去することなくシート同士を直接溶接することを可能にする。
数量化された1つの実施態様では、第1半径/第2半径の比は少なくとも4である。
特に、第1半径/第2半径の比は4ないし5である。
より具体的には、第1半径/第2半径の比は4.5である。
さらに数量化された1つの実施態様では、第1幅/第2幅の比は0.60ないし0.90である。
特に、第1幅/第2幅の比は0.70ないし0.80である。
より具体的には、第1幅/第2幅の比は0.75である。
1つの実施態様では第3セクションは第3半径を有する凹状第3セクションであり、該第3半径は第2半径に等しい。このようにして、該上面は第1金属シートの主上面と徐々に合併し、これにより溶接プロセス中における突起の過度に早い圧潰に対する抵抗が改善される。
1つの実施態様では、突起は、第1金属シートの主上面の上で第1金属シートの金属で満たされる。該主上面の上のこの金属の部分は溶接部を形成する材料を提供し、それは溶接プロセス中における過度に早い圧潰に対する抵抗を改善する。
1つの実施態様では、突起は第1金属シートの下側主面に窪みを備えている。この窪みは、該主上面上で鍛えられる該突起の材料部分を提供するために形成されている。
その一実施態様において、該窪みの最深部は第1金属シートの該主上面の下に位置している。
数量化された1つの実施態様では、該突起は、その上面とその窪みとの間に少なくとも0.3ミリメートルの材料厚さを有している。
数量化された1つの実施態様では、該第3幅は1ないし4ミリメートルである。
特に、該第3幅は1.8ミリメートルである。
数量化された1つの実施態様では、第1金属シートの主上面との移行部間の該突起の長さは2ないし12ミリメートルである。
特に、第1金属シートの主上面との該移行部間の該突起の長さは6ミリメートルである。
1つの実施態様では、第2金属シートは、非鉄金属、または主成分としてアルミニウムまたはマグネシウムを有する金属合金から成る。
第2の態様に従って、本発明はプロジェクション溶接装置を用いてプロジェクション溶接を行うことによって第1金属シートの上に第2金属シートをプロジェクション溶接する方法を提供し、該第1金属シートは非鉄金属、または主成分としてアルミニウムもしくはマグネシウムを有する金属合金から成り、該第1金属シートは該第1金属シートの主上面の上に局所的に延びて該第2金属シートの主下面と接触する細長い突起を含み、該プロジェクション溶接装置は、該突起の位置で該第1金属シートおよび第2金属シートに係合して該金属シートに圧力を加えるとともに後に該金属シートを通して電流を供給する第1溶接電極および第2溶接電極を含み、該方法はパルスに従って該溶接電極を通して溶接電流を供給するステップを含み、該パルスは、連続する、第1時間間隔にわたって該電流がゼロから最大電流へ上昇する第1軌跡と、第2時間間隔にわたって該最大電流が存在する第2軌跡と、第3時間間隔にわたって該電流が徐々に減少してゼロに戻る第3軌跡と、該圧力がなお加えられている間に該溶接電流が第4時間間隔にわたってゼロに保たれる第4軌跡とを含む。
この方法は、特に、2つの溶接電極の間に1つのプロジェクション溶接部が作られる両面シングル溶接部構成に関連する。該第2シートは鉄から作られることができ、あるいは該第2金属シートは該第1シートのように非鉄金属、または主成分としてアルミニウムもしくはマグネシウムを有する金属合金から作られることができる。該パルスは、連続する、該最大溶接電流が存在する該第2軌跡と、それに続く該溶接電流が徐々に減少してゼロに戻る該第3軌跡とを含む。これは、プロジェクション溶接によってこれらの金属シートに強い構造溶接部を得るために必要であることが分かっている。該溶接中、該突起は塑性的に圧潰するが、これは熱間鍛造プロセスであって溶融プロセスではなく、溶接電流が徐々に減少してゼロに戻ることは熱間鍛造接合個所の特性を改善する。
1つの実施態様では、溶接電流は単一のパルスとして供給され、必要な量のエネルギーは、金属シートの、該突起の位置の領域に効率的に加えられる。
1つの実施態様では、溶接電流は直流であり、これは大きなエネルギー密度を有し、該突起との接触線の位置で該金属シートの外面上の酸化層を破壊することを可能にする。
数量化された1つの実施態様では、該第1間隔は最大10ミリ秒である。
特に該第1間隔は最大5ミリ秒である。
より具体的には、該第1間隔は最大1ミリ秒である。
該第1間隔を比較的に短く保つことにより、次の熱間鍛造プロセスのために最大溶接電流を加えるためにより多くの時間が残る。
数量化された1つの実施態様では、該第2時間間隔は10ないし20ミリ秒であり、この間に該突起は熱間鍛造され平らにされる。
特に、該第2時間間隔は15ミリ秒である。
数量化された1つの実施態様では、該第3時間間隔は少なくとも5ミリ秒であり、これにより、容認できる最少量の縮みクラックまたはインクルージョンを伴わずにあるいは伴って、熱間鍛造接合個所およびこれにより強い構造溶接部が得られる。
その1つの実施態様では、該第3時間間隔は最大で該第2時間間隔の継続時間である。
1つの実施態様では、該第4時間間隔は少なくとも該第1時間間隔、該第2時間間隔および該第3時間間隔の合計と同じ長さであり、これにより、容認できる最少量の縮みクラックまたはインクルージョンを伴わずにあるいは伴って強い構造溶接部が得られる。
その1つの数量化された実施態様では、該第4時間間隔は少なくとも100ミリ秒である。
特に、該第4時間間隔は少なくとも300ミリ秒である。
数量化された1つの実施態様では、該圧力は、該第1金属シートの該主面に対して垂直な射影における該突起の1平方ミリメートル当たりに70〜280ニュートンである。この圧力は、鉄シートのプロジェクション溶接と比べて大幅に大きい。
特に、該圧力は、該第1金属シートの該主面に対して垂直な射影における該突起の1平方ミリメートル当たりに160ニュートンである。
数量化された1つの実施態様では、該最大溶接電流は、該第1金属シートの該主面に対して垂直な射影における該突起の1平方ミリメートル当たりに2.5ないし5キロアンペアである。この溶接電流は、鉄シートのプロジェクション溶接と比べて大幅に大きい。
特に、該最大溶接電流は、該第1金属シートの該主面に対して垂直な射影における該突起の1平方ミリメートル当たりに4キロアンペアである。
1つの実施態様では、該第2金属シートは非鉄金属、または主成分としてアルミニウムもしくはマグネシウムを有する金属合金から成る。
第3の態様に従って、本発明はプロジェクション溶接装置を用いてプロジェクション溶接を行うことによって第1金属シートの上に第2金属シートをプロジェクション溶接する方法を提供し、該第1金属シートは非鉄金属、または主成分としてアルミニウムもしくはマグネシウムを有する金属合金から成り、該第1金属シートは該第1金属シートの主上面の上に局所的に延びて該第2金属シートの主下面と接触する複数の細長い突起を備え、該プロジェクション溶接装置は、2つの突起の位置で該第2金属シートに同時に係合して該金属シートに圧力を加えるとともに後に該金属シートを通して電流を供給する第1溶接電極および第2溶接電極を備え、該方法はパルスに従って該溶接電極を通して溶接電流を供給するステップを含み、該パルスは、連続する、第1時間間隔にわたって該電流がゼロから最大電流へ上昇する第1軌跡と、第2時間間隔にわたって該最大電流が存在する第2軌跡と、第3時間間隔にわたって該電流が徐々に減少してゼロに戻る第3軌跡と、該圧力がなお加えられている間に該溶接電流が第4時間間隔にわたってゼロに保たれる第4軌跡とを含む。
この方法は、ワークピースの同じ側にある溶接電極によって2つのプロジェクション溶接部が同時に作られる片面連続溶接部構成に関連する。該第2シートは鉄から作られることができ、あるいは該第2金属シートは該第1シートのように非鉄金属、または主成分としてアルミニウムもしくはマグネシウムを有する金属合金から作られることができる。この方法は、前記の両面シングル溶接部構成と同じ特性および利点を有するので、ここでは反復されない。
この片面連続溶接部構成の数量化された実施態様では、該第2時間間隔は20ないし40ミリ秒である。
特に、該第2時間間隔は30ミリ秒である。
本明細書に記載され示されている種々の態様およびフィーチャは、可能な場合には個別に適用され得る。これらの個々の態様は、特に添付されている従属請求項に記載されている態様およびフィーチャは、分割特許出願の主題とされ得る。
本発明は、添付されている図面に示されている典型的実施態様に基づいて説明されるであろう。
両面シングル溶接部構成で本発明に従ってアルミニウムシートをプロジェクション溶接するための本発明に従うプロジェクション溶接装置の等角図である。 両面シングル溶接部構成で本発明に従ってアルミニウムシートをプロジェクション溶接するための本発明に従うプロジェクション溶接装置の側面図である。 両面シングル溶接部構成で本発明に従ってアルミニウムシートをプロジェクション溶接するための本発明に従うプロジェクション溶接装置の詳細図である。 図1Aに示されているように突起を有する下側アルミニウムシートの等角図である。 片面連続溶接部構成で本発明に従ってアルミニウムシートをプロジェクション溶接するための本発明に従うプロジェクション溶接装置の等角図である。 片面連続溶接部構成で本発明に従ってアルミニウムシートをプロジェクション溶接するための本発明に従うプロジェクション溶接装置の側面図である。 片面連続溶接部構成で本発明に従ってアルミニウムシートをプロジェクション溶接するための本発明に従うプロジェクション溶接装置の詳細図である。 図1A〜1Cおよび図2A〜2Cのアルミニウムシートのうちの1つにおける突起の形成を示す図である。 図1A〜1Cおよび図2A〜2Cのアルミニウムシートのうちの1つにおける突起の形成を示す図である。 図3Aおよび3Bの突起の形成の詳細を示す図である。 図3Aおよび3Bの突起の形成の詳細を示す図である。 図1A〜1Cおよび図2A〜2Cのアルミニウムシートより厚いアルミニウムシートにおける突起の形成の詳細を示す図である。 図1A〜1Cおよび図2A〜2Cのアルミニウムシートより厚いアルミニウムシートにおける突起の形成の詳細を示す図である。 図1Cのアルミニウムシートの突起の上面の横断面図を示す。 図1Cのアルミニウムシートの突起の上面の等角図を示す。 溶接中にプロジェクション溶接装置により加えられる溶接電流の図を示す。 プロジェクションパラメータおよび溶接パラメータが全て本発明に従って特定の領域の中で適用されるときに得られる溶接部の微視的横断面図である。 これらのパラメータのうちの幾つかがこれらの領域の外で適用されるときに得られる溶接部の微視的横断面図である。
図1A〜1Cは、両面シングル溶接部構成で溶接を行うための本発明に従うプロジェクション溶接装置1の等角図、側面図および詳細図である。プロジェクション溶接装置1は、本発明に従って非鉄金属シートをプロジェクション溶接するために、特に、アルミニウムまたはマグネシウムから成るシート、および主成分としてその重量の少なくとも80%、好ましくは90%のアルミニウムもしくはマグネシウムを有するとともに追加の少量の銅、マンガン、シリコン、亜鉛もしくはこれらの組み合わせを有するそれらの合金、から成るシートをプロジェクション溶接するために、構成されている。アルミニウム合金は、一般的に1xxx、2xxx、3xxx、4xxx、5xxx、6xxx、7xxxおよび8xxxと表示される国際4文字コードを有し、具体的な例はアルミニウム合金1050、1080、1200、2017、2024、3003、3004、3103、4043、5000、5005、5052、5082、5083、5086、5180、5240、5251、5356、5454、5556、6005、6060、6061、6063、6082、6111、6161 6262、7020および7075である。マグネシウム合金は一般的にXX yyと表示されるコードを有し、このyyは、追加の少量を示すXXの整数で表された重量パーセンテージを表示し、ここでAはアルミニウム、Cは銅、Eは希土類元素、Hはトリウム、Kはジルコニウム、Lはリチウム、Mはマンガン、Qは銀、Sはシリコン、Wはイットリウム、Zは亜鉛である。具体例は、マグネシウム合金AZ 31、AZ 61、AZ 80、AZ 80、ZK 60およびZM21である。好ましくはタイプ5xxx、6xxxおよびAZ yyのタイプのこのようなシートは、自動車産業において、車の軽量ボディパーツと、ドアおよびフェンダのような車の軽量ハングオンパーツとの両方を製造するために使用され得る。これらのパーツは完全にこれらのシートから作られ得るけれども、これらのシートを鉄シートと組み合わせた車のパーツに対する需要もある。その一例は、アルミニウムシートのルーフを有する鉄製車体である。シートの厚さは、0.5ミリメートルと5ミリメートルとの間にあり、典型的には約0.8〜2ミリメートルである。
以下で記述される典型的実施態様では、プロジェクション溶接装置1はこれらのタイプの非鉄金属シートを互いにあるいは鉄シートにプロジェクション溶接するために記述され、6xxxシリーズの2つのアルミニウム合金シートを溶接するための例が与えられる。
図1A〜1Cに示されているプロジェクション溶接装置1は、溶接されるべきワークピースに沿って操作される、これ以上示されてはいないロボットアームに担持されている、溶接ユニットまたは溶接ガン2を備えている。代替的に、溶接ガン2は不動に据え付けられ、ワークピースがロボットアームによって溶接ガン2に対して操作される。さらなる代案として、溶接ガン2は不動に据え付けられ、ワークピースは取付具にクランプされる。溶接ガン2は、ロボットアームに取り付けられたあごの形の導電性フレーム3と、フレーム3に対して移動可能な導電性圧力ヘッド15とを備えている。フレーム3と圧力ヘッドとは銅またはアルミニウムから成る。圧力ヘッド15は、平らな下側溶接面21を有する交換可能な第1溶接電極20が取り付けられている第1ホルダ16を備えている。フレーム3は、その下側に、平らな上側溶接面11を有する交換可能な第2溶接電極10が取り付けられている第2ホルダ4を備えている。第1溶接電極20および第2溶接電極10は、長サービス寿命を得るために最適化されている銅合金から成る。プロジェクション溶接装置1は2つの重ねられた金属シート間にプロジェクション溶接部を作るために使用され、ここで第1溶接電極20との接触面は無汚損のままである。シートのこの側は、スポット手入れおよび研磨のような中間処理無しでコーティングで仕上げられるように準備されている。
第1溶接電極20および第2溶接電極10は相互に整列させられ、上側溶接面11は下側溶接面21に面している。圧力ヘッド15は、フレーム3に関して方向Aに直線運動するようにフレーム3に沿って摺動可能に案内される。この行程は、気体運動学的駆動装置によって動力を供給される。該気体運動学的駆動装置は、連続する空気圧シリンダ、スプリングおよび、その端部だけが示されている駆動ロッド14を備えており、該端部は圧力センサ17を介して圧力ヘッド15に結合されている。該空気圧シリンダは駆動ロッド14を下方にワークピースの方へ動かす。上側溶接電極20がワークピースに触れると、空気圧シリンダはスプリングを予めセットされている圧力Fまで圧縮する。圧縮されたスプリングは、溶接中に第1溶接電極20の小変位の高速追跡を可能にする。圧力ヘッド15およびフレーム3には、圧力Fがワークピースに加えられている間、互いに係合して溶接電極10、20を整列させておく、2つの協働するアンカ25、26が設けられている。溶接電極10、20は、短サイクル溶接時に溶接電極10、20を冷やす冷却水回路の一部を形成することができる。圧力センサ17は、以下で記述されるように適切な溶接プロセスを保証するために圧力Fおよびその推移を監視する。
溶接電極10、20は、図1Bに略図示されている電力回路30に接続されている。電力回路30は、その入力32が在来の本線に接続されているインバータ31を備えており、該本線は、この例では3相230/400V、50Hz本線である。インバータ31は、該3相本線を、約1kHzの高周波数を有する単相交流電流出力に変換するように構成されている。インバータ31の出力は、溶接電極10、20の近くでフレーム3に取り付けられている変圧器33に接続されている。変圧器33は、インバータ31からの高電圧高周波数交流電流を低電圧、大電流、同高周波数出力に変換する。変圧器33の出力は、該交流電流を直流電流に変換する整流器34に接続されている。整流器34の2つの出力35、36は、2つの溶接電極10、20と接続されている。インバータ31の電圧および電流は時間に関して正確に制御され、これは、そのパラメータが後述される特性を有する特定の溶接電流が溶接電極10、20を通って流れるという結果をもたらす。“上側”および“下側”、ならびに“第1”および“第2”は、その一方が突起60を備えている2つのシート50、51のための非限定的な、相対的な用語である。シート50、51は、後の突起60の間で一定の厚さを有している。シート50、51は、突起60が実際に存在する箇所を除いて、主平面全体にわたって一定の厚さを持つことができる。シート50、51は、向かい合っている外面に外側酸化層を有し得る。
図1A〜1Cに示されているように、溶接されるべき2つのアルミニウムシート50、51は溶接電極10、20の間で重ねられて配置される。下側のアルミニウムシート50は図1Dにも別に示されている。図1Cおよび1Dに示されているように、下側アルミニウムシート50は、上側アルミニウムシート51の下側面の方へ突出する複数の突起60を備えている。突起60は、後述されるように、前の段階でアルミニウムシート50に形成される。
図2A〜2Cは、片面連続溶接のための構成を示す。この代替構成では、下側アルミニウムシート51は、突起60を備えている囲まれるアルミニウムシート50のエッジを囲むように折り返されるヘム部52を備えている。この構成では、プロジェクション溶接装置1は同時に作動する2つの溶接ガン2を備えている。溶接ガン2はそれぞれ第1ホルダ16に溶接電極10、20を備え、非導電性ピン12が第2ホルダ4に取り付けられている。代替的に、第2ホルダ4は、溶接中、シート50、51を相互に位置決めしておくワークピースのための支持骨組に置き換えられる。整流器34の2つの出力35、36は、2つの溶接電極10、20と接続されている。図2A〜2Cに示されているプロジェクション溶接装置1の構成は、図1A〜1Cに示されているワークピースの片面連続溶接にも使用され得る。
全ての構成について、単数または複数の上側ホルダ16内の単数または複数の溶接電極(10)、20は方向Aに降下させられて、突起60の位置で上側アルミニウムシート51またはヘム部52に当接する。溶接プロセス中、特定の圧力Fと、時間に関して特定の特性に従う溶接電流とが加えられ、これにより、突起60は、熱間鍛造によって完全に圧潰し、後述されるように最適な材料特性を有する強い構造溶接部となる。溶接後、上側シート51の下側面またはヘム部52は、圧潰した突起60の周りの表面と堅く当接している。全ての構成について、各溶接個所に、シート50、51間の溶接部を形成する唯一の突起60が存在する。換言すれば、突起60の全長の直ぐ上で、突起60に面する上側アルミニウムシート51の下側面はまっすぐで上側アルミニウムシート51の主平面に平行に広がる。図1A〜1Cに従う第1構成では、溶接電流は、主として、溶接電極10、20の間に閉じ込められている突起60を通る。図2A〜2Cに従う第2構成では、溶接電流は上側シート50を介して連続している2つの突起60を通るが、電流の相当の部分はそれと平行なヘム部52を直接通る。これは、後述される電流特性で補正される。
全ての構成において、ワークピースは分散された構造溶接部を備える幅Bのフランジを有し、当該技術においては該フランジの幅Bをなるべく小さく保つ必要がある。プロジェクション溶接装置1は、全ての構成において、4ないし10ミリメートル、好ましくは6ないし8ミリメートルの幅を有するフランジを溶接するようになっている。
突起60は、図3Aおよび3Bに示されているように、前の段階で焼き入れ鋼の第1成形型80および第2成形型90の間でアルミニウムシート50をプレスすることによって成形される。第1成形型80は、細長い窪み82を有する平らな底面81を備えている。第2成形型90は、平らな頂面91と、まっすぐな三角形横断面および窪み82と整列する鋭いけれども丸みを帯びた頂部エッジを有する突出ポンチ92とを備えている。当該技術においては、時には第1成形型80全体が“ダイス型”と称され、第2成形型90全体が“ポンチ”と称される。突起60を成形するとき、アルミニウムシート50は第1成形型80の平らな底面81にぶつかるように配置され、第2成形型90は、平らな頂面91がアルミニウムシート50の底面と堅く当接するまでアルミニウムシート50に対して方向Kに動かされてプレスされる。この成形行程時に、ポンチ92はアルミニウムシート50に突入して、窪み82内のスペースを完全に満たすように材料を局所的に塑性変形あるいは冷間鍛造し、これにより突起60の上面の形状は窪み82の内面と完全に相補的となる。従って、当該技術においては、突起60の上面は時には“窪み”と称される。突入の間および後の状況は図4Aおよび5Aに詳しく示されている。
図5Aおよび5Bは、異なる厚さ、この例ではより大きな厚さを有するアルミニウムシート50aにおける本発明に従う突起60の成形を示す。突起60を成形するとき、同じ窪み82を有する同じ第1成形型80が使用され、一方、同じ上面91と、まっすぐな三角形横断面および鋭いけれども丸みを帯びた頂部エッジを有する代わりのポンチ92aとを有する、代わりの第2成形型90aが使用される。ポンチ90aは、より薄いアルミニウムシートのためのポンチ90より高くて底がより広い。成形行程時に、ポンチ92aはアルミニウムシート50に突入して、窪み82内のスペースを完全に満たすように材料を局所的に塑性変形し、これにより突起60の上面の形状は再び窪み82の内面と相補的となる。
窪み82は、あらゆるシート厚について、成形される突起60の上面に相補的に移される同じ特定の形状寸法を有する。突起60の形状寸法パラメータは図6Aおよび6Bに詳しく示されている。図6Bに示されているように、細長い突起は、その縦方向において実質的にまっすぐあるいは直線的である。図6Aにも示されているように、突起60はアルミニウムシート50の主上面53の上に広がる上面61を有する。上面61は、その一定の横断面が図6Aに示されている細長いプリズム状中央部分62と、2つの端部分63とを備えており、該端部分63において中央部分62の端部がアルミニウムシート50の主上面53と対称的に合併する。
図6Aに示されているように、上面61の中央部分62は、無限ではない第1半径R1を有する凸状第1セクション65を含む。凸状第1セクション65は、その中央部において、アルミニウムシート50の主上面53に関しての上面61の頂部高さH1を画定している。該頂部高さは、あらゆるシート厚について、0.35ミリメートルと0.55ミリメートルとの間、好ましくは約0.45ミリメートル、である。凸状第1セクション65は、両側で対称的に、より小さな第2半径R2を有する凸状第2セクション64と合併している。第1凸状セクション65から第2凸状セクション64へのこれらの移行部T1は滑らかである。数学用語では、合併するセクション64、65の接線は第1移行部T1において一致する。凹状第1セクション65は、第1移行部T1の間に第1幅W1を有している。
凸状第2セクション64は、第3半径R3を有する凹状第3セクション63と対称的に合併している。凸状第2セクション65から凹状第3セクション64へのこれらの第2移行部T2は滑らかである。数学用語では、合併するセクション64、65の接線は第2移行部T2において一致し、その方向を変える。凸状第1セクション65および凸状第2セクション64は、第2移行部T2間に総第2幅W2を有する。凹状第3セクション63は、アルミニウムシート50の主上面53と対称的に合併する。凹状第3セクション63からまっすぐな主上面53へのこれらの第3移行部T3は滑らかである。数学用語では、合併するセクション63およびまっすぐな主上面の接線は第3移行部T3において一致する。上面61は第3移行部T3間に総第3幅W3を有し、これはアルミニウムシート50の主上面53の上の突起60の全幅である。
上記移行部T1、T2、T3は、図6Aに示されている横断面内の概念的な点であり、アルミニウムシート50の主上面53に平行に延びる概念的な線である。第3移行部T3は、突起60の長い側に沿う上面61の基線を形成している。2つの端部分63は、縦断面において中央部分62から描かれて、中央部分62の横断面と同じ外形を有している。突起60の上面61は全長L1を有している。図6Aに示されているように、突起60は、上面61と窪み66の表面との間で測定される最小材料厚さQを有している。突起60は、シート材料において局所的狭窄部を形成している。
上記の形状寸法パラメータに特定の値および比が適用される。
第1半径R1/第2半径R2の比は少なくとも4である。好ましくは第1半径R1/第2半径R2の比は4ないし5である。より好ましくは、第1半径R1/第2半径R2の比は約4.5である。第1幅W1/第2幅W2の比は0.60と0.90との間にある。好ましくは第1幅W1/第2幅W2の比は約0.70および0.80である。より好ましくは第1幅W1/第2幅W2の比は約0.75である。形状寸法パラメータのこれらの比は、上面61が相対的に広い凸状第1セクション65を頂部に有するが依然としてその中央部においてのみ最大高さH1を有するという結果をもたらし、これは、突起60でシート50に溶接されるべきアルミニウムシート51またはヘム部52の下面との初期接触線を形成し、従って初期溶接電流のための通路を形成する。既に圧力Fが加えられるときに、広い凸状第1セクション65は、常温の材料が局所的に弾性的におよび塑性的に沈下するので、頂部における初期接触面の漸次増大をもたらす。溶接電流は局所的にこの接触面だけを介して非常に良く伝導される。
第3幅W3は1ミリメートルと4ミリメートルとの間にある。好ましくは第3幅W3は約1.8ミリメートルである。長さL1は2ミリメートルと12ミリメートルとの間にある。好ましくは長さL1は6ミリメートルである。
最小材料厚さQは0.3ミリメートルより大きい。好ましくは、最小材料厚さQは0.45ミリメートルより大きい。これは既に0.8ないし1ミリメートルのシート厚に適用される。ポンチ92により後に残される窪み66の頂部67は、図4Bおよび5Bの概念的な線Cにより示されるアルミニウムシート50の主上面53より常に下に位置し、これによりアルミニウムシート50の主上面の上に延びる突起60の部分は金属で満たされている。これにより得られる最小材料厚さは、突起60が常温の材料の初期局所的沈下に耐えることを保証する。溶接電極10、20がワークピースと接触させられるとき、第1ホルダ4に対する第2ホルダ16の圧力Fは突起60の構造的完全性を確かめるために時間に関して監視される。圧力Fおよびその推移が所定範囲内に無ければ、突起60は無汚損溶接のためには使用され得ないと断定される。そのとき、溶接電流は加えられない。これは、突起60が既に圧潰してしまっているためか、あるいは突起が全く存在しなかったためであり得る。
図7は、溶接中にプロジェクション溶接装置1の溶接電極10、20を通して供給される溶接電流の図を示す。溶接電流は、時間tにおける溶接電流Iのための特定のパラメータを有する単極直流電流の1つのあるいは連続するパルスとして加えられる。該電流パルスは、一定の圧力Fが加えられて突起60の構造的完全性が確認された後に、スタートされる。一定圧力Fが最初に加えられた瞬間に、常温の材料の局所的な弾性的および塑性的沈下による頂部高さの減少は2%に限定される。これは、突起60の特定の形状フィーチャにより、特に使用される第1半径R1および第2半径R2ならびにそれらの比により、さらに突起60が第1アルミニウムシート50の主上面53の上で中実であることにより、得られる。加えられた圧力Fの下で沈下に対する抵抗が優秀であるために接触面間のいかなる酸化も破壊される。従って、当該技術において知られている酸化除去の前ステップは不要である。
電流パルスは、連続する、第1時間間隔t1にわたって該溶接電流(アンペア単位)がゼロ・アンペアから最大電流Imaxへ急速に上昇する第1軌跡P1と、第2時間間隔t2にわたって該溶接電流が実質的に一定あるいは一定である第2軌跡P2と、第3時間間隔t3にわたって該溶接電流が比例して(均等目盛を有する該図において直線に従って)該最大電流Imaxからゼロ・アンペアに減少する第3軌跡P3と、を含む。その直後に、残りの時間間隔t4にわたって溶接電極10、20により該圧力Fがなお加えられている間に該溶接電流がゼロ・アンペアに保たれる第4軌跡P4が続く。この第4軌跡P4の後に、溶接電極10、20は後退させられて次の溶接位置に位置決めされる。上記のパルス・パラメータには特定の値および比が当てはまる。
第1軌跡P1は、最大10ミリ秒の極めて短い立ち上がり時間あるいは第1時間間隔t1を有する。好ましくは、第1時間間隔t1は最大5ミリ秒である。より好ましくは、第1時間間隔t1は最大1ミリ秒である。
両面シングル溶接部構成のためには、一定電流を有する第2軌跡P2は10ミリ秒および20ミリ秒の間の第2時間間隔t2を有する。好ましくは、第2時間間隔t2は約15ミリ秒である。図2A〜2Cを参照して記述された片面連続溶接部構成のためには、一定電流を有する第2軌跡P2は20ミリ秒および40ミリ秒の間の第2時間間隔t2を有する。好ましくは、第2時間間隔t2は約30ミリ秒である。
比例的減少を有する第3軌跡P3は、少なくとも5ミリ秒の第3時間間隔t3を有する。好ましくは、第3時間間隔t3は、最大で第2時間間隔t2と等しい。
第1軌跡P1および第3軌跡P3は不等辺四辺形を形成し、第1時間間隔t1は第3時間間隔t3より短い。好ましくは、第1時間間隔t1は第3時間間隔t3の半分より短い。
第4軌跡P4は、少なくとも、電流が供給されていた第1時間間隔t1、第2時間間隔t2および第3時間間隔t3の合計と同じ長さである第4時間間隔t4を有する。好ましくは、第4時間間隔t4は少なくとも100ミリ秒である。より好ましくは、第4時間間隔t4は約300ミリ秒である。
これらの特定のパルス・パラメータは、優れた材料特性を有する構造溶接部が最後に突起60の前の場所に得られることを保証する。突起60自体は、溶接電流を突起60の位置を通らせ、突起60を有するシート50の隣接領域を通らせない。第1軌跡P1の比較的に短い初期第1時間間隔t1は、溶接電流が供給され従って電気エネルギーが溶接部に供給される第1時間間隔t1、第2時間間隔t2および第3時間間隔t3の合計の中で、第2時間間隔t2の長さが最適となり得ることを保証する。この短い第1継続時間t1は、圧力Fが加えられた後の広い凸状第1セクション65に存在する比較的に大きな初期接触面により保証され、この比較的に大きな初期接触面は溶接電流を伝導する主面を形成する。第1軌跡P1における溶接電流の急な上昇は、溶接電極10、20の間の約25ないし40ボルトの比較的に高い溶接電圧と、後に明示される比較的に大きな圧力Fとに起因する。該溶接電圧、溶接電流および圧力は、当該技術において知られている2つの鉄シートのプロジェクション溶接と比べてより大きい。第1継続時間t1の終わりに、熱せられた突起60の塑性的圧潰が始まる。該圧潰は、第2軌跡P2にわたって加えられる電気溶接エネルギーに起因する。第2軌跡P2の終わりに、突起60は完全に圧潰し、第2アルミニウムシート51の下面は第1アルミニウムシート50上面53に完全に当接する。熱せられた突起60の圧潰は、電気溶接エネルギーが連続的に溶接部に供給される単一の連続的行程において生じる。突起60の徐々の圧潰は、溶融プロセスではなくて、突起60に強いられた圧潰に抵抗する十分な強さを突起60が維持している良く制御された熱間鍛造プロセスであり、これにより材料同士が互いに溶接される。次の第3軌跡P3の間、電流は比例して低減され、これにより熱間鍛造される接合部を改善するために溶接部に供給されるエネルギーの量も徐々に低減される。
第4軌跡P4の間、電気溶接エネルギーはもはや供給されず、溶接電極10、20は溶接部を冷やすとともに圧力Fを加え続ける。第4軌跡P4において、電気溶接電流が前に加えられていた継続時間とほぼ同じ継続時間である第4時間間隔t4にわたって、溶接エネルギーは、加速されるが制御された態様で撤回される。このようにして、最少の縮み欠陥を伴う高品質の構造溶接部が得られる。
底部の長さL1が6ミリメートルで幅W3が1.8ミリメートルである好ましい突起60のための溶接電流は、絶対値で30kAと50kAとの間にあり、好ましくは約40kAである。底部のサイズは、アルミニウムシート50の主上面53の平面における突起60の上面61の被射影域を画定する。該被射影域に関連付けられたとき、溶接電流は、該被射影域の1mm当たりに2.5kAおよび5kAの間にあり、好ましくは被射影域の1mm当たりに約4kAである。第2軌跡P2は、同量のエネルギーを突起60に導入し得るように、シングル溶接部構成と比べて連続溶接部構成においては約2倍の長さである。
底部の長さL1が6ミリメートルで幅W3が1.8ミリメートルである好ましい突起60のための圧力Fは、絶対値で800Nと3000Nとの間にあり、好ましくは約1750Nである。被射影域と関連付けられたとき、圧力Fは被射影域の1mm当たりに70Nと280Nとの間にあり、好ましくは被射影域の1mm当たりに約160Nである。加えられる圧力Fは、溶接サイクル中、すなわち、第1軌跡P1、第2軌跡P2、第3軌跡P3および第4軌跡P4にわたってあるいはこれらの軌跡の間、一定であるかあるいは実質的に一定である。
図8Aは、溶接パラメータが前記の範囲内で適用されたときの構造溶接部の微視図である。溶接部にはクラックが無く、黒点101として示されているインクルージョンおよびポロシティの量は極めて少ない。これは高い構造的完全性を有する溶接部である。この溶接部は、アルミニウムシート50、51自体の材料より強くさえある。
図8Bは、溶接パラメータのうちの幾つかが前記の範囲の外で適用されたときの溶接部の微視図である。特に、この例では、第2継続時間t2および第3継続時間t3は、明示された範囲から遠く外れて選ばれている。その結果として、材料の完全性が変化しており、該溶接部は、黒い線100として示されている分散した細長い縮みクラック、黒点101として示された多数のインクルージョンおよびポロシティを含んでいる。該クラックおよびインクルージョンは、産業において必要とされる機械的荷重に耐えることができない弱い溶接部をもたらした。
上の記述は、好ましい実施態様の動作を具体的に説明するために含められたのであって、本発明の範囲を限定するように意図されてはいないことが理解されるべきである。上の議論から、依然として本発明の趣旨および範囲に含まれる多くの変化形が当業者には明らかであろう。

Claims (18)

  1. 第1金属シートと、プロジェクション溶接によって前記第1金属シートの上に溶接されるべき第2金属シートとのセットであって、
    前記第1金属シートは、非鉄金属、または主成分としてアルミニウムもしくはマグネシウムを有する金属合金から成り、
    前記第1金属シートは、前記第1金属シートの主上面の上に局所的に延びて前記第2金属シートの主下面と接触する細長い突起を含み、
    前記突起は上面を含み、前記上面は、その中央部において前記第1金属シートの前記主上面に関して前記上面の頂部高さを画定する第1半径を有する凸状第1セクションと、前記第1セクションと合併する両方の細長い側に沿う第2半径を有する凸状第2セクションと、前記第2セクションおよび前記第1金属シートの前記主上面と合併する両方の細長い側に沿う第3セクションとを有し、
    前記凸状第1セクションの前記凸状第2セクションへの第1移行部は前記上面の第1幅を画定し、前記凸状第2セクションの前記第3セクションへの第2移行部は前記上面の第2幅を画定し、前記第3セクションの、前記第1金属シートの前記主上面への移行部は前記上面の第3幅を画定し、
    前記第1半径は前記第2半径より大きいセット。
  2. 前記第1半径/前記第2半径の比は少なくとも4である、請求項1に記載のセット。
  3. 前記第1半径/前記第2半径の比は4ないし5である、請求項1または2に記載のセット。
  4. 前記第1幅/前記第2幅の前記比は0.60ないし0.90である、先行する請求項のうちのいずれか1項に記載のセット。
  5. 前記第3セクションは第3半径を有する凹状第3セクションであり、前記第3半径は前記第2半径に等しい、先行する請求項のうちのいずれか1項に記載のセット。
  6. 前記突起は前記第1金属シートの前記主上面の上で前記第1金属シートの金属で満たされている、先行する請求項のうちのいずれか1項に記載のセット。
  7. 前記第1金属シートは下側主面を有しており、前記突起は前記第1金属シートの前記下側主面に窪みを備えている、先行する請求項のうちのいずれか1項に記載のセット。
  8. 前記第2金属シートは非鉄金属、または主成分としてアルミニウムもしくはマグネシウムを有する金属合金から成る、先行する請求項のうちのいずれか1項に記載のセット。
  9. プロジェクション溶接装置を用いてプロジェクション溶接を行うことによって第1金属シートの上に第2金属シートをプロジェクション溶接する方法であって、
    前記第1金属シートは非鉄金属、または主成分としてアルミニウムもしくはマグネシウムを有する金属合金から成り、
    前記第1金属シートは前記第1金属シートの主上面の上に局所的に延びて前記第2金属シートの前記主下面と接触する1つ以上の細長い突起を備え、
    前記1つ以上の突起は上面を含み、前記上面は、その中央部において前記第1金属シートの前記主上面に関して前記上面の頂部高さを画定する第1半径を有する凸状第1セクションと、前記第1セクションと合併する両方の細長い側に沿う第2半径を有する凸状第2セクションと、前記第2セクションおよび前記第1金属シートの前記主上面と合併する両方の細長い側に沿う第3セクションとを有し、
    前記凸状第1セクションの前記凸状第2セクションへの第1移行部は前記上面の第1幅を画定し、前記凸状第2セクションの前記第3セクションへの第2移行部は前記上面の第2幅を画定し、前記第3セクションの、前記第1金属シートの前記主上面への移行部は前記上面の第3幅を画定し、
    前記第1半径は前記第2半径より大きく、
    前記プロジェクション溶接装置は、前記突起の位置で前記第1金属シートおよび前記第2金属シートに係合し、または2つの突起の位置で前記第2金属シートに同時に係合して前記金属シートに圧力を加えるとともに、後に前記金属シートを通して電流を供給する第1溶接電極および第2溶接電極を含み、
    前記方法はパルスに従って前記溶接電極を通して溶接電流を供給するステップを含み、
    前記パルスは、第1時間間隔にわたって前記電流がゼロから最大電流へ上昇する第1軌跡と、第2時間間隔にわたって前記最大電流が存在する第2軌跡と、第3時間間隔にわたって前記電流が徐々に減少してゼロに戻る第3軌跡と、前記圧力がなお加えられている間に前記溶接電流が第4時間間隔にわたってゼロに保たれる第4軌跡とが連続する方法。
  10. 前記溶接電流は単一のパルスとして供給される、請求項9に記載の方法。
  11. 前記溶接電流は直流電流である、請求項9または10に記載の方法。
  12. 前記第1時間間隔は前記第3時間間隔より短い、請求項9〜11のうちのいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記第1時間間隔は最大10ミリ秒である、請求項9〜12のうちのいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記第1時間間隔は最大1ミリ秒である、請求項9〜13のうちのいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記第3時間間隔は最大で前記第2時間間隔の継続時間である、請求項9〜14のうちのいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記第4時間間隔は、少なくとも、前記第1時間間隔、前記第2時間間隔および前記第3時間間隔の合計と同じ長さである、請求項9〜15のうちのいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記第1の金属シートは主面を有しており、前記溶接電流は、前記第1金属シートの前記主面に対して垂直な射影における前記突起の1平方ミリメートル当たりに最大で2.5ないし5キロアンペアである、請求項9〜16のうちのいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記第2金属シートは非鉄金属、または主成分としてアルミニウムもしくはマグネシウムを有する金属合金から成る、請求項9〜17うちのいずれか1項に記載の方法。
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