JP6108997B2 - 配線カバー - Google Patents

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本発明は、配線を保持する配線カバーに関する。
従来より、住宅用の太陽光発電システムのように、30A以下程度の大電流が配線に流れる製品がある。このような大電流が流れる配線において、端子台に接続される部分では、端子台から離す方向に引張力が配線に加わったさいに、端子台との接続部分で接触不良が生じる場合がある。このような接触不良の発生を抑えるために、引張力を軽減する構造が配線カバーに設けられる場合がある。
例えば、特許文献1には、突起が形成されたベース板とカバー板とで配線を挟むことで、突起を配線の被覆に食い込ませて保持する構造が開示されている。このような構造によれば、配線に加わる引張力は端子台への接続部分には加わりにくくなり、接触不良の発生を抑制することができる。
特開平10−148359号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば、突起を配線の被覆に食い込ませているため、配線の被覆に対して局所的に負荷が加わり、配線の被覆が破れやすくなる。配線の被覆が破れた場合には、ベース板やカバー板との間で短絡が発生するおそれがあるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、配線の被覆の保護を図りつつ、配線に加わる引張力が端子台への接続部分に加わることを軽減できる配線カバーを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1の方向に沿って延びるとともに第1の方向と垂直な第2の方向に並べられた複数の配線を挟んで保持するベース板とカバー板とを備え、ベース板とカバー板とには、第2の方向に沿って見た断面形状が、同心の円弧形状となって配線を挟むリブが形成されることを特徴とする。
本発明によれば、配線の被覆の保護を図りつつ、配線に加わる引張力が端子台への接続部分に加わることを軽減できるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる配線カバーによって配線が保持された状態を示す平面図である。 図2は、図1に示すA−A線に沿った矢視断面図である。 図3は、図2に示すB部分を拡大した部分拡大図である。 図4は、実施の形態1の変形例1にかかる配線カバーによって配線が保持された状態を示す平面図である。 図5は、図4に示すC−C線に沿った矢視断面図である。 図6は、実施の形態1の変形例2にかかる配線カバーによって配線が保持された状態を示す平面図である。 図7は、図6に示すD−D線に沿った矢視断面図である。 図8は、本発明の実施の形態2にかかる配線カバーによって配線が保持された状態を示す平面図である。 図9は、図8に示すE−E線に沿った矢視断面図である。 図10は、図8に示すF−F線に沿った矢視断面図である。 図11は、配線カバーの適用例を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態にかかる配線カバーを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる配線カバー10によって配線1が保持された状態を示す平面図である。図2は、図1に示すA−A線に沿った矢視断面図である。配線カバー10は、ベース板3、カバー板2、端子台4を備える。
ベース板3は、太陽光発電システム等の大電流を流す製品に設けられる。カバー板2は、ベース板3と対向するように設けられる。カバー板2は、ビス7等の締結部品を用いてベース板3に固定される。ベース板3およびカバー板2は、例えば金属製である。
端子台4は、ベース板3の表面のうちカバー板2に覆われない領域に固定される。端子台4には、複数の配線1が接続される。配線1の先端には端子5が設けられており、この端子5を介して配線1が端子台4に接続される。端子台4は、接続される配線1が矢印Xに示す方向(第1の方向)に沿って延びるような方向でベース板3上に固定される。端子台4に接続された複数の配線1は、矢印Xに示す方向と垂直な矢印Yに示す方向(第2の方向)に並べられる。これらの複数の配線1は、ベース板3にカバー板2を固定することで、ベース板3とカバー板2との間に挟まれて保持される。
ベース板3とカバー板2のそれぞれには、矢印Yに示す方向に沿って見た断面形状が、同心の円弧形状となって配線1を挟むリブ3a,2aが形成される。本実施の形態1では、リブ3a,2aは、矢印Yに示す方向に延びるように形成されて、一本のリブ3a,2aで端子台4に接続されるすべての配線1を挟んでいるが、これに限られない。例えば、リブ3a,2aを矢印Yに示す方向に複数に分割して形成し、1本のリブ3a,2aで1本の配線1を挟むように構成してもよい。
図3は、図2に示すB部分を拡大した部分拡大図である。リブ3a,2aのうち、配線1が挟まれる側から見て凹みとなる部分(図3に示す例では、ベース板3に形成されるリブ3aの内側面)の曲率Rは、配線1の外径Sの2〜10倍となっている。
以上説明した配線カバー10によれば、ベース板3とカバー板2とに形成されたリブ3a,2a部分で配線1が屈曲されることで、この部分での配線1の保持力の向上を図ることができる。これにより、端子台4から離す方向に配線1に加えられた引張力が、端子台4との接続部分に加わりにくくなる。したがって、端子台4から離す方向に引張力が配線1に加えられても、端子台4との接続部分で接触不良が生じにくくなる。
また、配線1を屈曲させるリブ3a,2aは、同心の円弧形状に形成されているため、リブ3a,2aは配線1の被覆に食い込まず、配線1は滑らかな曲線状に変形する。そのため、配線1の被覆への局所的な負荷が加わりにくくなり、配線1の被覆が破れにくくなる。これにより、配線1の被覆の破れによる、ベース板3やカバー板2との間での短絡の発生を抑えることができる。
このように、ベース板3とカバー板2とにリブ3a,2aを形成することで、配線1の被覆の保護を図りつつ、配線1に加わる引張力が端子台4との接続部分に加わることを軽減することができる。リブ3a,2aのうち、配線1が挟まれる側から見て凹みとなる部分の曲率Rを、配線1の外径Sの2〜10倍とすることで、上述したような効果を期待することができる。
図4は、実施の形態1の変形例1にかかる配線カバー10によって配線1が保持された状態を示す平面図である。図5は、図4に示すC−C線に沿った矢視断面図である。本変形例1では、矢印Xに示す方向に2本のリブ3a,2aが並べて形成されている。2本のリブ3a,2aが並べて形成されることで、配線1に加わる引張力が端子台4との接続部分に加わることを、より確実に軽減することができる。なお、リブ3a,2aの数は2本に限られず、3本以上であってもよい。配線1に加わると想定される引張力に応じて、リブ3a,2aの本数は適宜変更可能である。
図6は、実施の形態1の変形例2にかかる配線カバー10によって配線が保持された状態を示す平面図である。図7は、図6に示すD−D線に沿った矢視断面図である。本変形例では、上記変形例1と同様に、矢印Xに示す方向に2本のリブ3a,2aが並べて形成されている。ただし、2本のリブ3a,2aのそれぞれで互いに凹む方向が逆になっている。具体的には、一方のリブ3a,2aは、ベース板3側に凹み、他方のリブ3a,2aはカバー板2側に凹んでいる。このように、リブ3a,2aごとに凹む方向を異ならせてもよい。
実施の形態2.
図8は、本発明の実施の形態2にかかる配線カバー20によって配線が保持された状態を示す平面図である。図9は、図8に示すE−E線に沿った矢視断面図である。図10は、図8に示すF−F線に沿った矢視断面図である。なお、上記実施の形態と同様の構成については、同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
本実施の形態2では、カバー板12に、矢印Xに示す方向に沿って端子台4側の端部からリブ3a,12aを越える位置まで延びるスリット6が形成されている。また、端子台4に接続される複数の配線1として、太さの異なる配線1a,1bが用いられている。そして、スリット6を挟んで一方側に太い配線1aがまとめて並べられ、スリット6を挟んで他方側に細い配線1bがまとめて並べられる。
以上説明したように構成された配線カバー20によれば、カバー板12のうち、スリット6を挟んだ一方側と他方側とで、ビス7を用いてベース板3に固定した際のカバー板12の撓みの量を異ならせることができる。これにより、スリット6を挟んだ一方側と他方側とで、ベース板3との間隔を、間に挟まれる配線1の太さに適した大きさにすることができる。
ここで、カバー板12にスリット6が形成されていない場合には、ベース板3に固定した際のカバー板12の撓みの量を異ならせることが難しくなるため、ベース板3とカバー板12との間隔が、太い配線1aの外径と略等しくなる。そのため、ベース板3とカバー板12とで細い配線1bを挟むことができず、端子台4との接続部分に加わる引張力を軽減できない場合がある。
一方、本実施の形態2では、太い配線1aが挟まれる部分でのカバー板2とベース板3との間隔T1のよりも(図9を参照)、細い配線1bが挟まれる部分でのカバー板2とベース板3との間隔T2(図10を参照)を小さくすることができる。これにより、端子台4に対して太さの異なる配線1a,1bが接続される場合であっても、それぞれの配線1a,1bをベース板3とカバー板2とで確実に保持し、端子台4との接続部分に引張力が加わるのを軽減することができる。
なお、本実施の形態2では、スリット6が1本だけ形成されている例を挙げて説明したが、これに限られない。2本以上のスリット6が形成されていてもよく、スリットの数が多いほど、多様な太さの配線に対応することが可能となる。また、スリット6は、端子台4の反対側となる端部から延びるように形成されていてもよい。
図11は、配線カバー10,20の適用例を示す図である。図11では、太陽光発電システムを構成するパワーコンディショナ30への配線カバー10,20の適用例を示している。なお、図11では、リブおよびスリットの図示を省略している。
図11に示すように、パワーコンディショナ30には、太陽光発電モジュール(図示せず)からの配線32(直流側)や分電盤(図示せず)からの配線33(交流側)を内部に引き込むための開口部31が設けられている。
開口部の近傍には、端子台4を備えるベース板3が設けられ、ベース板3を覆うようにカバー板2,12が設けられる。例えば、直流側となる配線32の直径は5.5mmで、交流側となる配線33の直径は8.0mmとなる場合がある。このように配線32,33間で太さが異なる場合には、上記実施の形態2で説明した配線カバー20を用いることで、太さの異なる配線32,33をより確実に保持することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる配線カバーは、端子台との接続部分に引張力が加わる配線の固定に有用である。
1,1a,1b 配線、2 カバー板、2a,3a,12a リブ、3 ベース板、4 端子台、5 端子、6 スリット、7 ビス、10 配線カバー、12 カバー板、20 配線カバー、30 パワーコンディショナ、31 開口部、32,33 配線。

Claims (5)

  1. 第1の方向に沿って延びるとともに前記第1の方向と垂直な第2の方向に並べられた複数の配線を挟んで保持するベース板とカバー板とを備え、
    前記ベース板とカバー板とには、前記第2の方向に沿って見た断面形状が、同心の円弧形状となって前記配線を挟むリブが形成されることを特徴とする配線カバー。
  2. 前記カバー板には、前記第1の方向に沿って端部から前記リブを越える位置まで延びるスリットが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配線カバー。
  3. 前記リブは、前記第1の方向に追って複数形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の配線カバー。
  4. 前記ベース板に固定されて、前記配線が接続される端子台をさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の配線カバー。
  5. 前記リブのうち、前記配線が挟まれる側から見て凹みとなる部分の曲率は、前記配線の外径の2〜10倍であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の配線カバー。
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