JP6108995B2 - 車両情報表示制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載可能な表示装置の画面にメータの画像を表示させる車両情報表示制御装置に関する。
車載の表示装置に速度などを表すメータ画像を表示するシステムは、種々提案されている(例えば下記の特許文献1)。そのようなシステムでは、車載カメラの映像などのメイン画像にメータ画像を重畳させて表示させている。つまり、メイン画像がメータ画像の背景となっている。
特開2008−267881号公報
従来のメータ画像の表示システムではメータ画像の表示位置が固定されているため、メータ画像の位置によっては、背景となっているメイン画像のユーザが見たい部分がメータ画像に隠れてしまうなど、メータ画像が邪魔になってメイン画像の視認性が悪くなることがあった。特に、車載装置が多機能化してメイン画像の種類が様々になると、メータ画像が邪魔にならない位置が一定しなくなるため、この問題は頻繁に起こり得ると考えられる。
本発明は以上のような課題を解決するためになされたものであり、メータ画像をメイン画像に重畳させて表示させる車両情報表示制御装置において、メイン画像の視認性を確保することを目的とする。
本発明に係る車両情報表示制御装置は、車両に搭載可能な表示装置の画面に、車両に関するメータを表すメータ画像をメイン画像に重畳させて表示させる画像合成部と、メイン画像における各領域の重要度を判定し、メータ画像の表示位置をメイン画像における重要度の低い領域に設定するメータ位置決定部と、を備え、前記メータ位置決定部は、前記メイン画像がカメラで撮影した車両の前方または後方の映像の場合、前記メイン画像の上側端部を重要度が低い領域と判断するものである。

本発明によれば、メータ画像がメイン画像における重要度の低い領域に重畳されて表示されるので、重要度の高い領域がメータ画像に隠れることが防止される。従って、メイン画像の視認性が確保される。
本発明の実施の形態に係る車載表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る車載表示装置の動作を示すフローチャートである。 メイン画像が情報提供の用に供しない画像の場合におけるメータ画像の表示例を示す図である。 メイン画像が車両の前方映像の場合におけるメータ画像の表示例を示す図である。 メイン画像が車両の前方映像の場合におけるメータ画像の表示例を示す図である。 メイン画像が車両の後方映像の場合におけるメータ画像の表示例を示す図である。 車両のノーズビューモニタ機能を説明するための図である。 メイン画像がノーズビュー映像の場合におけるメータ画像の表示例を示す図である。 メイン画像がノーズビュー映像であり、車両が左折する場合におけるメータ画像の表示例を示す図である。 メイン画像が地図画像の場合におけるメータ画像の表示例を示す図である。 メータ画像の位置が固定されている場合に生じる問題を説明するための図である。 メイン画像が地図画像の場合におけるメータ画像の表示例を示す図である。 メイン画像が地図画像の場合におけるメータ画像の表示例を示す図である。 メイン画像が地図画像の場合におけるメータ画像の表示例を示す図である。 メイン画像が地図画像の場合におけるメータ画像の表示例を示す図である。 メイン画像が地図画像の場合におけるメータ画像の表示例を示す図である。 文字メッセージ表示時に生じ得る問題を説明するための図である。 メイン画像が地図画像の場合におけるメータ画像の表示例を示す図である。 速度メータ画像を表示する表示部と速度メータ装置が配備されたインストルメントパネルの例を示す図である。 インストルメントパネルの表示部からメータ画像が消された状態を示す図である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態に係る車載表示装置100の構成を示すブロック図である。車載表示装置100は、操作入力部1、車両情報取得部2、全体制御部3、描画オブジェクトデータ格納部4、カメラ5、映像入力部6、描画オブジェクト生成部7、画像合成部8、メータ位置決定部9および表示部10を備えている。
車載表示装置100はコンピュータを用いて構成されており、全体制御部3、描画オブジェクト生成部7、画像合成部8およびメータ位置決定部9は、コンピュータがプログラムに従って動作することにより実現される。また、描画オブジェクトデータ格納部4は、ハードディスク、リムーバブルディスク、メモリなどの記憶媒体によって構成される。表示部10は、液晶パネル等によって構成される。ここでは、表示部10が車載表示装置100に内蔵されているものとして説明するが、表示部10は車載表示装置100に外付けされるものでもよい。
操作入力部1は、ユーザの操作を受け付ける手段であり、例えば、車載表示装置100の本体に設けられたハードキーや、表示部10の画面に設けられたタッチパネルなどである。
車両情報取得部2は、車載表示装置100が搭載された車両から、当該車両の走行に関する情報(車両情報)を取得するインターフェースである。車両情報には、例えば車両の位置情報、走行速度、エンジンの回転数、燃料またはバッテリの残量などの走行・制御系の情報だけでなく、例えば燃料切れ、バッテリ切れ、交通情報(渋滞情報、工事区間情報等)など、運転者へ注意を促す警告情報も含まれる。
全体制御部3は、操作入力部1に対するユーザの操作や、車両情報取得部2が取得した車両情報に基づいて、車載表示装置100の各構成要素の動作を統括制御する。
描画オブジェクトデータ格納部4は、メータ画像、地図画像、地図上の施設等を表すアイコン(地図アイコン)の画像、ユーザ操作用のアイコン(ソフトキー)の画像など、予め用意された描画オブジェクトのデータを格納する。
カメラ5は、車載表示装置100を搭載した車両の周囲の映像を撮影する。映像入力部6は、カメラ5が撮影した映像(カメラ映像)が入力されるインターフェースである。カメラ5は、車載表示装置100に内蔵されていてもよいし、車両に固定されたカメラ(車載カメラ)でもよい。図1では、カメラ5を1つのブロックで示しているが、例えば車両の前方映像を撮影する前方カメラ、車両の後方映像を撮影する後方カメラ、車両の左右の前側方映像を撮影するノーズビューカメラ(登録商標)など複数のカメラを含んでいてもよい。
描画オブジェクト生成部7は、全体制御部3からの指令のもと、車両情報取得部2が取得した車両情報に基づいて、描画オブジェクトデータ格納部4から取得した描画オブジェクトのデータあるいは映像入力部6に入力されたカメラ映像のデータを加工することにより、表示部10に表示させる画像を構成する描画オブジェクトを作成する。例えば、車両の位置情報に応じた地図画像の描画オブジェクトを作成したり、車両の速度を示すメータ画像の描画オブジェクトを作成したり、カメラ映像に必要な処理(拡大・縮小・切り出しなど)を加えた描画オブジェクトを作成したりする。
画像合成部8は、描画オブジェクト生成部7が生成した各描画オブジェクトを合成して、表示部10に表示させる画像を作成し、その画像に対応する映像信号を表示部10へ送信する。表示部10には、その映像信号に応じた画像が表示される。
このように、表示部10に表示される画像は、複数の描画オブジェクトを合成して得られるが、それらの描画オブジェクトのうち、画面の大半に表示され、メータ画像が重畳される画像を「メイン画像」と定義する。メータ画像は、メイン画像を背景として画面の一部分に表示される。どのような画像がメイン画像になるかは、車載表示装置100の動作状態によって異なる。
メータ位置決定部9は、画像合成部8が合成する描画オブジェクトにメータ画像の描画オブジェクトが含まれる場合、メータ画像の位置および大きさを決定する。つまり、画像合成部8は、メータ画像の描画オブジェクトを、メータ位置決定部9が定めた位置および大きさで、背景となるメイン画像の描画オブジェクトと合成する。
本実施の形態では、車載表示装置100は車両に搭載されたナビゲーション装置であり、ナビゲーション機能の他、カメラ5を用いて車両前方の映像を表示するフロントモニタ機能、車両後方の映像を表示するバックモニタ機能、車両の左右の前側方映像を表示するノーズビューモニタ機能を有しているものと仮定する。例えば、ナビゲーション機能がフォアグラウンドの状態(ユーザの操作対象となっている状態)では地図画像(地図画像に合成された地図アイコンや案内表示も含む)がメイン画像となるが、フロントモニタ機能、バックモニタ機能またはノーズビューモニタ機能がフォアグラウンドの状態では、カメラ映像がメイン画像となる。
なお、車載表示装置100は常に車両に固定されるものに限られず、スマートフォンやポータブルナビゲーション装置など、ユーザにより車両に持ち込まれて、車両との連携動作(特にメータ画像の表示)を行うものでもよい。
図2は、本実施の形態に係る車載表示装置100の動作を示すフローチャートである。以下、図2を参照しつつ、車載表示装置100の動作を説明する。
車載表示装置100が動作を開始すると、車両情報取得部2が車両から車両情報を取得する(ステップS1)。描画オブジェクト生成部7は、車両情報取得部2が取得した車両情報に基づいて、メータ画像の描画オブジェクトを作成する(ステップS2)。例えば、車載表示装置100が表示部10に速度メータを表示する設定となっている場合、ステップS1では車両の速度情報が取得され、ステップS2ではその速度を示すメータ画像の描画オブジェクトが作成される。
次に、描画オブジェクト生成部7がメイン画像を取得する(ステップS3)。ナビゲーション機能がフォアグラウンドの状態では、描画オブジェクトデータ格納部4から地図画像およびそれに合成させる地図アイコン等のデータを取得する。また、フロントモニタ機能、バックモニタ機能またはノーズビューモニタ機能がフォアグラウンドの状態では、カメラ5が撮影した映像(カメラ映像)を映像入力部6から取得する。
描画オブジェクト生成部7は、取得したメイン画像を加工して、描画オブジェクトを作成する(ステップS4)。ナビゲーション機能がフォアグラウンドの状態では、地図画像に地図アイコン等を合成して、地図アイコンを含む地図画像の描画オブジェクトが作成される。また、フロントモニタ機能、バックモニタ機能またはノーズビューモニタ機能がフォアグラウンドの状態では、カメラ映像に必要な処理(拡大・縮小・切り出しなど)を加えた描画オブジェクトが作成される。
続いて、メータ位置決定部9が、メイン画像における各領域の重要度を判断する(ステップS5)。この判断手法については後述する。
その後、画像合成部8が、メイン画像の描画オブジェクトとメータ画像の描画オブジェクトとを合成する(ステップS6)。このとき、画像合成部8は、メータ位置決定部9により重要度が低いと判断された領域にメータ画像を合成する。また、画像合成部8は、メータ画像を合成させる領域の面積に応じてメータ画像のサイズ調整も行う。その結果、メータ画像は、メイン画像における重要度の高い領域に重畳しないように配置されることになる。
画像合成部8は、メイン画像の描画オブジェクトとメータ画像の描画オブジェクトとを合成して作成した画像の映像信号を表示部10に送信する。それにより、表示部10に、メイン画像にメータ画像が重畳した画像が表示される(ステップS7)。
以上のステップS1〜S7が繰り返し実行されることにより、表示部10の表示内容が更新される。ここでは説明の簡単のため、メイン画像にメータ画像のみが合成される説明としたが、実際には、ユーザ操作用のアイコンや選択メニューなど、各種の描画オブジェクトがさらに合成されて、表示部10に表示される。
以下、メイン画像の具体例を示しつつ、上記のステップS5で行われる、メイン画像における各領域の重要度の判断手法、すなわちメイン画像に対するメータ画像の合成位置の決定手法を説明する。なお、メータ画像の例としては速度メータの画像を示すが、メータ画像はタコメータや燃料メータなど他のメータの画像でもよい。
例えば、メイン画像が情報提供の用に供しない単なる背景画像(例えば単色の背景画像など)の場合、メータ画像はどの場所でも問題ないため、メータ位置決定部9は、メイン画像の全体を重要度の低い領域と判断する。その場合、メータ画像の表示位置は任意でよく、例えば図3のように、画面の中央部など見やすい位置にメータ画像の位置が設定される。
一方、メイン画像が、カメラ映像や地図画像など、情報提供の用に供する画像である場合、メータ位置決定部9は、原則としてメイン画像の外周部を重要度が低い領域と判断する。ただし、実際にユーザにとって重要性の低い領域は、メイン画像の種類によって異なると考えられる。そこで実施の形態1では、メイン画像の種類ごとに、重要度の低い領域を予め規定している。
例えば、ユーザの操作に応じて、車載表示装置100のフロントモニタ機能がフォアグラウンドで起動し、表示部10に表示されるメイン画像が車両の前方映像となったとする。その場合、メータ位置決定部9は、メイン画像の上端部(上側の外周部)を重要度が低い領域と判断する。前方映像の下部(下側の外周部)は車両に近い位置を示しており、ユーザにとって重要性が高いと考えられるためである。よって、メイン画像が車両の前方映像の場合は、図4のように、メイン画像の上端部にメータ画像が合成される。
なお、図4では、表示部10が右ハンドル(運転席が進行方向右側)の車両のダッシュボードのセンターパネルに配備されていると想定して、メータ画像が画面の右端(運転席側)に表示される例を示している。逆に、左ハンドルの車両の場合には、メータ画像は画面の左端に表示させるとよい。また、メータ画像は数字の画像である必要はなく、例えば図5のように機械式のメータを模した画像でもよい。これらのことは、以下に図示するメータ画像の表示例でも同様である。
また、車両がバックギアに設定されたことによって、車載表示装置100のバックモニタ機能がフォアグラウンドで起動し、表示部10に表示されるメイン画像が車両の後方映像となったとする。その場合も、メータ位置決定部9は、メイン画像の上端部を重要度が低い領域と判断する。後方映像の下部は車両に近い位置を示しており、運転席からは死角になりやすく、ユーザにとって重要性が高いと考えられるためである。よって、メイン画像が車両の後方映像の場合は、図6のように、その上端部にメータ画像が合成される。なお、ここでは車両のギア変更に連動してバックモニタ機能が自動的に起動する例を説明したが、バックモニタ機能の起動はユーザの操作によって行われてもよい。
また、ユーザの操作に応じて、ノーズビューモニタ機能がフォアグラウンドで起動すると、図7に示すように、車両の前端部に設置されたカメラが、車両の左右の前側方の映像を撮影し、その映像が表示部10に表示されるメイン画像となる。つまり、メイン画像は、車両の左右の前側方映像を左右に並べた画像(ノーズビュー映像)となる。その場合、メータ位置決定部9は、メイン画像の左右方向の中央部(車両の前方付近の映像の部分)を重要度が低い領域と判断する。ノーズビューモニタ機能は、見通しの悪い交差点や駐車場などで車両の前側方を確認することが主目的だからである。よって、メイン画像がノーズビュー映像の場合は、図8のように、その左右方向の中央部にメータ画像が合成される。
なお、図8のようにノーズビュー映像の下部が車両の前方直下の映像となる場合、車両の前方直下は運転席からの死角となるため、その領域は重要度が高い領域として規定するとよい。図8では、そのような規定のもと、メータ画像がノーズビュー映像の中央上部に合成された例を示している。
また、ノーズビューモニタ機能がフォアグラウンドの状態において、車両の進行方向を車載表示装置100が予測可能な場合には、車両の進行方向に応じてメータ画像の位置を変更してもよい。例えば、車両が左折すると予想されるときは、左側方の映像の重要度が高い(右側方の映像の重要度が低い)と判断して、図9のようにメータ画像をノーズビュー映像の右側端部に合成する。反対に、車両が右折すると予想されるときは、右側方の映像の重要度が高い(左側方の映像の重要度が低い)と判断して、メータ画像をノーズビュー映像の左側端部に合成する(図示は省略)。車両の進行方向は、例えば、車両情報取得部2がユーザによる方向指示器(ウインカ)の操作状態を取得するようにすれば、その操作状態から予測可能である。また、車載表示装置100のナビゲーション機能によって設定された経路に基づいて、車両の進行方向を予測してもよい。
ここでは車両の左右の前側方映像を撮影したノーズビュー映像がメイン画像になる場合を示したが、メイン画像が車両の左右の後側方映像を左右に並べた画像となる場合も、ノーズビュー映像の場合と同様にメータ画像の位置を制御することが有効である。
また、ユーザの操作に応じて、ナビゲーション機能がフォアグラウンドの状態となり、メイン画像が地図画像になった場合、メータ位置決定部9は、原則どおり地図画像の外周部を重要度が低い領域と判断する。通常、ナビゲーション機能における地図画像の中央付近には、車両の現在位置の周辺地図が表示されており、ユーザにとって重要性が高いと考えられるためである。よって、メイン画像が地図画像の場合は、図10のように、その外周部(図10では右下部分)にメータ画像が合成される。
しかし、メータ画像を地図画像上の一定の位置に固定していると、車両が走行して地図画像がスクロールするうちに、図11のようにメータ画像が地図アイコンと重なることがある。地図アイコンは地図上の施設などを表しており、ユーザにとって重要性の高い情報であるため、メータ画像の下に隠れるのは好ましくない。
そこで、実施の形態1では、メータ位置決定部9が、地図に表示されている情報(ここでは地図アイコン)の密度が高い領域は重要度が高いと判断し、密度が低い領域を重要度が低いと判断するものとする。例えば図11に示したようにメータ画像の表示位置における地図アイコンの密度が高くなると、メータ位置決定部9は、メータ画像が重要度の高い領域に表示されていると判断し、図12のように地図アイコンの密度が低い領域(重要度の低い領域)にメータ画像を移動させる。このとき、移動先の領域の面積に合わせてメータ画像のサイズ調整を行う。なお、地図画像上の各領域の重要度の判断基準となる「地図に表示されている情報」は地図アイコンに限られず、例えば、走行経路や渋滞区間、工事区間などを示すラインなど、情報提供の用に供する任意の描画オブジェクトでよい。
一般的なナビゲーション機能では、地図画像の一部が、経路案内情報や警告情報の表示エリアに切り替わることがある。例えば、地図画像の半分が経路案内情報の表示エリアとなった場合、その表示エリアの空きスペースは「地図に表示されている情報」が存在しないので、メータ位置決定部9がその空きスペースを重要度が低い領域と判断するようにしてもよい。その場合、図13のように、経路案内情報の表示エリアの空きスペースにメータ画像が移動する。
ただし、ユーザに注意を促すために表示される警告情報は、ユーザにとって特に重要性が高いので、警告情報表示がより目立つようにすべきである。そこで、実施の形態1では、メータ位置決定部9は、警告情報表示の周辺は重要度が高い領域と判断するものとする。その場合、警告情報の表示エリアに空きスペースがあっても、図14のように、メータ画像は警告情報表示からある程度離れた位置に表示される。
以上のように、本実施の形態では、メータ画像がメイン画像における重要度の低い領域に重畳されて表示されるので、重要度の高い領域がメータ画像に隠れることが防止される。その結果、メイン画像上のユーザにとって邪魔にならない位置にメータ画像が表示されることにより、メイン画像の視認性が確保される。特に、メイン画像の種類ごとに、ユーザにとって重要性の低い領域を、重要度の低い領域として予め規定しているため、車載表示装置100の多機能化によりメイン画像の種類が増えた場合でも、メイン画像の視認性を確保することができる。
<実施の形態2>
上記したように、地図画像の中央付近は車両の現在位置の周辺地図が表示されており、ユーザにとって重要性が高いが、車両の現在位置そのものには車両を示すアイコンが表示されているのみで、重要性の高い情報は表示されていないのが通常である。
そこで、実施の形態2では、地図画像における車両の現在位置を、重要度の低い領域と判断する。この場合、メイン画像が地図画像のとき、メータ画像は、図15のように車両の現在位置に表示される。
なお、車両の現在位置は、車両の進行方向を上にするヘディングアップ表示では地図画像の中央部に表示され、北を上にするノースアップ表示では中央部のやや下方に表示されるのが一般的である。
また、車両が既に通過した地点の情報も、ユーザにとって重要性が高くないと考えられるため、地図画像における車両の後方(走行軌跡上)を重要度の低い領域と判断してもよい。その場合、メータ画像は、図16のように車両の走行軌跡上に表示される。
<実施の形態3>
車両の後部座席にいる同乗者の声は運転者に届きにくいため、同乗者の携帯電話やスマートフォンから車載表示装置100へ、無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)を用いた通信により文字メッセージを送信できるように構成し、その文字メッセージをメイン画像上に表示させるシステムの構築が考えられる。そのような場合、図17のようにメータ画像が文字メッセージ上に表示されると、文字メッセージの読解が困難になる。
そこで実施の形態3では、メイン画像に文字メッセージが含まれる場合、メータ位置決定部9は、文字メッセージの表示位置を重要度が高い領域と判断するものとする。そうすることにより、図17のような状態が生じても、メータ画像は図18のように文字メッセージに重ならない位置に移動され、文字メッセージを視認できるようになる。
なお、文字メッセージは上記のシステムのものに限られず、例えば経路案内や操作案内の文字メッセージなど、任意のものでよい。
<実施の形態4>
車載表示装置100を車両に後付けした場合や、持ち運び可能な車載表示装置100を車両に持ち込んだ場合、車載表示装置100に装備されたメータ装置と、車載表示装置100が表示部10に表示するメータ画像が機能的に重複することが考えられる。そのような場合、表示部10に表示されるメータ画像の重要性は低い。
そこで実施の形態4では、メイン画像におけるメータ画像の現在の表示領域の重要度が高くなり、且つ、そのメータ画像が車両に装備されたメータ装置に相当するものである場合、メータ位置決定部9は、そのメータ画像を画面から消すように画像合成部8を制御する。
例えば図19のように、車両のインストルメントパネル20に、速度メータ装置と、速度メータ装置に相当するメータ画像(速度メータ画像)を表示する表示部10の両方が配備されていると仮定する。このとき、表示部10において、図11や図17の例のように重要度の高い領域に速度メータ画像が表示される状態が生じると、メータ位置決定部9は、速度メータ画像を消すように画像合成部8へ指令する。応じて、画像合成部8は、メイン画像の描画オブジェクトに、速度メータ画像の描画オブジェクトを合成しないようにする。その結果、図20のように、表示部10に表示された画像から速度メータ画像が消える。
なお、メータ画像を消した後、表示部10上に優先度の低い領域を一定面積以上確保できれば、再びメータ画像を表示させてもよい。このとき、メータ画像が消去される前と同じ位置に再表示されるように規定してもよいし、別の位置への移動を許容してもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 操作入力部、2 車両情報取得部、3 全体制御部、4 描画オブジェクトデータ格納部、5 カメラ、6 映像入力部、7 描画オブジェクト生成部、8 画像合成部、9 メータ位置決定部、10 表示部、20 インストルメントパネル、100 車載表示装置。

Claims (6)

  1. 車両に搭載可能な表示装置の画面に、前記車両に関するメータを表すメータ画像をメイン画像に重畳させて表示させる画像合成部と、
    前記メイン画像における各領域の重要度を判定し、前記メータ画像の表示位置を前記メイン画像における重要度の低い領域に設定するメータ位置決定部と、を備え
    前記メータ位置決定部は、前記メイン画像がカメラで撮影した車両の前方または後方の映像の場合、前記メイン画像の上側端部を重要度が低い領域と判断する
    ことを特徴とする車両情報表示制御装置。
  2. 車両に搭載可能な表示装置の画面に、前記車両に関するメータを表すメータ画像をメイン画像に重畳させて表示させる画像合成部と、
    前記メイン画像における各領域の重要度を判定し、前記メータ画像の表示位置を前記メイン画像における重要度の低い領域に設定するメータ位置決定部と、を備え
    前記メータ位置決定部は、前記メイン画像がカメラで撮影した前記車両の左右の側方映像を左右に並べた画像の場合、前記メイン画像における左右方向の中央部の上端部を重要度が低い領域と判断する
    ことを特徴とする車両情報表示制御装置。
  3. 車両に搭載可能な表示装置の画面に、前記車両に関するメータを表すメータ画像をメイン画像に重畳させて表示させる画像合成部と、
    前記メイン画像における各領域の重要度を判定し、前記メータ画像の表示位置を前記メイン画像における重要度の低い領域に設定するメータ位置決定部と、を備え
    前記メータ位置決定部は、前記メイン画像がカメラで撮影した前記車両の左右の側方映像を左右に並べた画像の場合、前記車両が右折すると予想されるときは左の側方映像の部分を重要度が低い領域と判断し、前記車両が左折すると予想されるときは右の側方映像の部分を重要度が低い領域と判断する
    ことを特徴とする車両情報表示制御装置。
  4. 前記メータ位置決定部は、前記メイン画像に文字メッセージが含まれる場合、前記文字メッセージの表示位置を重要度が高い領域と判断する
    請求項1から請求項3のいずれか一項記載の車両情報表示制御装置。
  5. 前記メータ位置決定部は、前記メイン画像に警告情報表示が含まれる場合、前記警告情報表示の周囲を重要度が高い領域と判断する
    請求項1から請求項4のいずれか一項記載の車両情報表示制御装置。
  6. 前記メータ位置決定部は、前記メイン画像における前記メータ画像の現在の表示領域の重要度が高くなり、且つ、前記メータ画像が前記車両に装備されたメータ装置に相当するものである場合、前記メータ画像を前記画面から消す
    請求項1から請求項5のいずれか一項記載の車両情報表示制御装置。
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