JP6108748B2 - 画像表示装置及びその制御方法 - Google Patents

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本発明は、光源装置及びその制御方法に関する。
近年、光源として発光ダイオード(Light Emitting Diode;LED)を用いたバックライトを有する液晶表示装置が普及してきている。特に、複数のLEDがアレイ状に配置された直下型バックライトを有する液晶表示装置が急速に普及してきている。直下型バックライトでは、発光量を部分的に調整するローカルディミング制御が比較的容易に行える。ローカルディミング(局所減光)制御を行うことにより、コントラスト比(最高輝度と最低輝度の比)の向上や消費電力の低減が可能となる。
ここで、バックライトの発光量の調整方法として、LEDに供給する電流値を調整する方法と、LEDの点灯時間を調整する方法とがある。LEDに供給する電流値を調整する方法では、電流値を低減することでLEDの発光輝度(瞬時値)を低減することができ、ひいてはLEDの発光量を低減することができる。即ち、電流値を低減することでバックライトの明るさを低減することができる。そして、電流値を高めることでLEDの発光輝度を高めることができ、ひいてはLEDの発光量を高めることができる。即ち、電流値を高めることでバックライトの明るさを高めることができる。また、LEDの点灯時間を調整する方法では、点灯時間を延長することでLEDの発光量を高めることができ、点灯時間を短縮することでLEDの発光量を低減することができる。
一般的に、電力効率が高いという理由から、点灯時間を調整する方法が用いられる。点灯時間の調整はPWM(Pulse Width Modulation)制御と呼ばれる。PWM制御では、一定期間(発光制御期間)における点灯時間と消灯時間の比率(デューティー比)が変更される。
ここで、LEDは、個体差、経年劣化、温度劣化などが大きいという特性を有する。そのため、上述した直下型バックライトでは、長期間に渡りバックライトの発光量(例えば、発光制御期間における発光量)を一定かつ均一に保つことが困難であった。そこで、バックライトの発光量を一定かつ均一に保つ方法として、バックライトの近傍に設けられた光センサを用いて各光源ユニットの発光輝度を検出し、検出値が目標値に近づくように各光源ユニットに供給する電流値を補正する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。光源ユニットは、例えば、発光量を制御可能なバックライトの最小単位である。換言すれば、バックライトは、光源ユニット毎に発光量を制御可能な構成を有する。
しかしながら、一般的に、発光輝度の検出結果(例えば発光輝度に応じた電圧値)にはノイズが混入する。そのため、検出結果の精度を高めるために、発光輝度の検出値を複数回取得したり、センサ回路にLPF(ローパスフィルタ)を設けて高周波ノイズを遮断したりする必要がある。このような処理を行うと、光センサが発光輝度を検出するのに必要な時間が増してしまう。そのため、一回の点灯時間が短い場合(例えば、画像表示装置の表示モードが画面上の明るさを暗くする低輝度モードであり、バックライトの発光量を低減するために点灯時間が短縮されている場合)に、点灯時間内に発光輝度の検出が完了できないことがあった。点灯時間内に発光輝度の検出が完了できない場合、検出結果を得ることができなかったり、誤った検出結果が得られたりしてしまうため、バックライトの発光量を高精度に制御することができない。
特開2006−40764号公報
本発明は、バックライトの発光量を高精度に制御することのできる技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、
光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記光源からの光を検出する検出手段と、
前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出手段による光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源の発光輝度を低減する制御手段と、
を有することを特徴とする画像表示装置である。
本発明の第2の態様は、
光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記光源からの光を検出する検出手段と、
前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出手段による光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御手段と、
を有することを特徴とする画像表示装置である。
本発明の第3の態様は、
光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記光源からの光を検出する検出手段と、
前記光源の発光輝度が所定輝度よりも低い場合に、前記検出手段による光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御手段と、
を有することを特徴とする画像表示装置である。
本発明の第の態様は、
光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
を有する画像表示装置の制御方法であって、
前記光源からの光を検出する検出ステップと、
前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出ステップによる光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源の発光輝度を低減する制御ステップと、
を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法である。
本発明の第5の態様は、
光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
を有する画像表示装置の制御方法であって、
前記光源からの光を検出する検出ステップと、
前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出ステップによる光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御ステップと、
を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法である。
本発明の第の態様は、
光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
を有する画像表示装置の制御方法であって、
前記光源からの光を検出する検出ステップと、
前記光源の発光輝度が所定輝度よりも低い場合に、前記検出ステップによる光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御ステップと、
を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法である。
本発明によれば、バックライトの発光量を高精度に制御することができる。
実施例1に係る光源装置の構成の一例を示すブロック図 実施例1に係るバックライトユニットの構成の一例を示す模式図 目標光センサ値及び初期点灯時間の記録方法の一例を示すフローチャート ムラ測定条件、ムラ測定結果、初期点灯時間の一例を示す図 通常動作時における光源ユニットの点灯制御の一例を示す図 光センサ値検出時における光源ユニットの点灯制御の一例を示す図 目標光センサ値の一例を示す図 実施例1に係る発光量制御処理の一例を示すフローチャート 通常動作時における光源ユニットの点灯制御の一例を示す図 光センサ値検出時における光源ユニットの点灯制御の一例を示す図 通常動作時における光源ユニットの点灯制御の一例を示す図 光センサ値検出時における光源ユニットの点灯制御の一例を示す図 実施例2に係る光源装置の構成の一例を示すブロック図 実施例2に係る発光量制御処理の一例を示すフローチャート 実施例2に係る電流値と発光効率の関係の一例を示す図 実施例2に係る電流値と補正値の関係を表すテーブルの一例 光センサ値検出時における光源ユニットの点灯制御の一例を示す図 実施例3に係る光源装置の構成の一例を示すブロック図 実施例3に係る発光量制御処理の一例を示すフローチャート 実施例3に係る延長後の点灯時間を表すテーブルの一例 実施例3に係る低減後の電流値を表すテーブルの一例 光センサ値検出時における光源ユニットの点灯制御の一例を示す図
<実施例1>
以下、本発明の実施例1に係る光源装置及びその制御方法について説明する。
本実施例では、光源装置の状態が低輝度状態(光源装置が有する光源の一回の点灯時間がセンサ検出時間より短い状)である場合において、光源の一回の点灯時間を延長し、光源に供給する電流値を低減する。センサ検出時間は、光センサで光源からの光を検出するのに必要な時間である。そして、点灯時間が延長され且つ電流値が低減された状態での検出結果(光センサの検出結果)に基づいて光源の発光量を制御する。それにより、光源装置の状態が低輝度状態であっても高精度な検出結果を得ることができ、光源の発光量を高精度に制御することができる。光源装置は、一定期間(発光制御期間)毎に、光源の点灯と消灯の制御を行う。発光量は、例えば、一回の点灯における発光量や発光制御期間における発光量である。
なお、本実施例では、点灯時間に電流値を乗算した値が一定であれば発光量は一定であるものとする。
まず、図1及び図2を用いて、本実施例に係る光源装置の構成について説明する。本実施例に係る光源装置は、液晶表示装置などの画像表示装置のバックライト、街灯や室内灯などの照明装置として利用できる。本実施例では、光源装置が画像表示装置のバックライトである場合の例を説明する。
図1は、本実施例に係る光源装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示す光源装置100(以後、バックライトと記載する)は、バックライトユニット110と制御ユニット120を有する。
バックライトユニット110は、複数の光源ユニット(図中、破線で記載)と複数の光センサ112を有する。光源ユニットは、例えば、発光量を制御可能なバックライト100(バックライトユニット110)の最小単位である。換言すれば、バックライト100は、光源ユニット毎に発光量を制御可能な構成を有する。1つの光源ユニットは、光源として、直列に接続された複数のLED111を有する。
制御ユニット120は、光センサ値取得部121、バックライト制御部122、目標光センサ値記憶部123、初期点灯時間記憶部124、バックライト駆動部125を有する。バックライト制御部122は、点灯時間調整部130と、電流値調整部131を有する。
図2は、本実施例に係るバックライトユニット110のLED111及び光センサ112の配置の一例を示す模式図である。図2の例では、バックライトユニット110は2行
3列の6つの光源ユニット0〜5に分割されている。1つの光源ユニットには、光源として、16個のLEDがアレイ状に配置されている。1つの光源ユニットの16個のLEDは、同一の電流値及び点灯時間で点灯(発光)する。光源ユニット0〜5にはそれぞれ光センサA〜Fが設けられている。
なお、光源ユニットの数は6より多くても少なくてもよい。光源ユニットの数は1つであってもよい。また、1つの光源ユニットに対し複数の光センサが設けられていてもよいし、複数の光源ユニットに対し複数の光センサが設けられていてもよい。
ここで、バックライト100の発光量を一定かつ均一に保つ処理の概要を説明する。
目標光センサ値記憶部123には、生産時の調整工程で設定された目標光センサ値(光源ユニット毎の目標光センサ値)が予め記録されている。目標光センサ値は、光センサが検出した光(光源ユニットからの光)の目標値である。
初期点灯時間記憶部124には、生産時の調整工程で設定された点灯時間(光源ユニット毎のムラ補正後の一回の点灯時間)が記録されている。
バックライト100は、初期状態において、初期点灯時間記憶部124が記憶する点灯時間に従って点灯と消灯を繰り返す。このとき、各光源ユニットには、所定の電流値が供給される。
バックライト100の点灯時、バックライト制御部122は、発光量制御処理を定期的に行う。発光量制御処理は、光源ユニット毎に、光センサの検出結果(光センサ値)に基づいてその光源ユニットの発光量を制御(補正)する制御処理である。光センサ値は、例えば、発光輝度(瞬時値)である。
具体的には、発光量制御処理において、光センサ値取得部121は、バックライト制御部122からの指示に応じて、光源ユニット毎に光センサ値を光センサから取得する。バックライト制御部122は、光源ユニット毎に、光センサ値取得部121が取得した光センサ値と、目標光センサ値記憶部123が記憶する目標光センサ値とを比較する。バックライト制御部122は、光源ユニット毎に、上記比較の結果に応じて、その光源ユニットに供給する電流値、及び、当該光源ユニットの点灯時間を決定(調整)する。そして、バックライト制御部122は、光源ユニット毎の電流値(調整後の電流値)と点灯時間(調整後の点灯時間)をバックライト駆動部125へ出力する。
バックライト駆動部125は、光源ユニット毎に、バックライト制御部122から出力された電流値と点灯時間で、その光源ユニットを駆動する(点灯させる)。
各光源ユニットの一回の点灯時間は変更可能である。例えば、ユーザは、バックライトの明るさ(各光源ユニットの点灯時間)を調整することができる。光源ユニットの一回の点灯時間が光センサで光を検出するのに必要な時間(発光量制御処理において光センサ値を取得するのに必要な時間)よりも短い場合、光源ユニットの発光量を精度良く制御することができない。具体的には、発光量制御処理において、光センサ値を取得することができなかったり、不正確な光センサ値が取得されたりするため、光源ユニットの発光量を精度良く制御することができない。本実施例では、そのような場合において、点灯時間調整部130及び電流値調整部131を用いて点灯時間と電流値を調整することにより、正確な光センサ値を取得すること、ひいては光源ユニットの発光量を精度良く制御することが可能となる。
なお、バックライトの明るさは、周囲の環境などに応じて自動で変更されてもよい。
次に、図3を用いて、目標光センサ値及び初期点灯時間の記録方法について説明する。図3は、目標光センサ値及び初期点灯時間の記録方法の一例を示すフローチャートである。図3の処理フローは、例えば、生産時の調整工程にて実施される。
まず、S150において、バックライト制御部122が、バックライト駆動部125に対し、所定の電流値と点灯時間で全てのLED111を点灯させるよう指示する。バックライト駆動部125は、バックライト制御部122からの指示に応じて、所定の電流値と点灯時間で全てのLED111を点灯させる。このときの光源ユニット毎の電流値と点灯時間の一例を図4に示す。図4の例では、各光源ユニットの電流値として、500が設定されている。また、各光源ユニットの点灯時間として、500が設定されている。
なお、電流値(電流制御値)は0から1000までの整数であり、電流制御値の増加に対して電流値(実際に供給される電流の値)は線形に増加する。例えば、電流制御値が1000のときには、電流制御値が500のときの倍の電流が光源ユニットに供給される。また、電流制御値が0のときには、光源ユニットに電流は供給されず、光源ユニットは消灯状態となる。
また、点灯時間(点灯時間制御値)は0から1000までの整数であり、点灯時間制御値の増加に対して点灯時間(実際の時間)は線形に増加する。例えば、点灯時間制御値が1000のときには、実際の点灯時間は、点灯時間制御値が500のときの倍の点灯時間となる。また、点灯時間制御値が0のときには、実際の点灯時間は0となり、光源ユニットは消灯状態となる。
なお、電流値(電流制御値)や点灯時間(点灯時間制御値)の範囲は、上記値(0〜1000)に限らない。また、電流制御値の増加に対して実際の電流値が非線形に増加してもよいし、電流制御値の増加に対して実際の電流値が低減してもよい。点灯時間制御値についても同様である。
次に、S151において、不図示の外部測定器によって、表示領域の輝度ムラ(画像表示装置の画面上の輝度ムラ)が測定される。そして、バックライト制御部122が、輝度ムラの測定結果に基づいて、表示領域の輝度が一定かつ均一になるように、各光源ユニットの点灯時間を補正する。例えば、光源ユニット0のムラ測定結果(画面上の輝度の、期待した輝度に対する割合)が95%であった場合には、光源ユニット0の発光量を高めるために点灯時間が延長される。具体的には、調整前の点灯時間は500であるため、点灯時間は526(=500×100/95)に調整される。それにより、不足分(5%)の輝度が補完される。光源ユニット毎のムラ測定結果と調整後の点灯時間(初期点灯時間)の一例を図4に示す。
そして、S152において、バックライト制御部122が、光源ユニット毎の初期点灯時間を初期点灯時間記憶部124に記録する。
なお、S151において点灯時間と電流値の両方を調整し、調整後の点灯時間と電流値を記録してもよい。その場合、初期状態において、バックライト100は、調整後の点灯時間と電流値で点灯する。また、電流値のみを調整し、調整後の電流値を記録してもよい。その場合、初期状態において、バックライト100は、調整後の電流値と所定の点灯時間で点灯する。
次に、S153において、バックライト制御部122が、特定の光源ユニットだけが点灯する期間を作り出すよう、バックライト駆動部125に指示する。例えば、各光源ユニットが図5に示すように発光制御期間内で点灯/消灯を行っているとする。バックライト制御部122より光源ユニット0だけが点灯する期間を作り出すよう指示があった場合、バックライト駆動部125は、図6に示すように、一時的にバックライトの点灯期間を調整し、光源ユニット0だけが点灯する期間を作り出す。このとき、バックライト駆動部125は、バックライト制御部122に対し、特定の光源ユニットだけが点灯する期間を作り出したことを通知する。
そして、バックライト駆動部125からバックライト制御部122に特定の光源ユニットだけが点灯する期間が作られたことが通知されると、S154において、バックライト
制御部122が、光センサ値取得部121に対し、特定の光源ユニットの光センサ値を取得するよう指示する。光センサ値取得部121は、特定の光源ユニットに設けられた光センサから光センサ値を取得する。光センサ値は、ノイズ除去のために、複数回取得される。そして、取得した複数の光センサ値の代表値(平均値、最頻値、中間値など)が最終的な光センサ値として取得される。また、特定の光源ユニットだけが点灯された状態で当該特定のユニットからの光が検出されるまで、時間差が生じる。そのため、最終的な光センサ値を決定するためには、特定の光源ユニットだけ点灯させた状態をある程度維持する必要がある。
なお、光センサから光センサ値を取得する処理を1回だけ行い、取得した光センサ値にノイズを除去する処理(フィルタ処理)を施し、フィルタ処理後の光センサ値を最終的な光センサ値として取得してもよい。また、上記代表値(複数の光センサ値の代表値)にフィルタ処理を施すことにより最終的な光センサ値を取得してもよい。
次に、S155において、バックライト制御部122は、S154で取得された光センサ値を目標光センサ値として目標光センサ値記憶部123に記録する。
そして、S156において、バックライト制御部122は、全ての光源ユニットの目標光センサ値が記録されたか否かを判断する。全ての光源ユニットの目標光センサ値が記録された場合には、本処理フローが終了される。目標光センサ値が記録されていない光源ユニットが存在する場合には、バックライト制御部122は、目標光センサ値が記録されていない光源ユニットを上記特定の光源ユニットとして設定する。そして、S153に処理が戻される。
このようにして決定された光源ユニット毎の目標光センサ値の一例を図7に示す。
次に、図8を用いて、本実施例に係るバックライト100の発光量の制御方法(発光量制御処理)について説明する。図8は、バックライト100の発光量の制御方法、具体的には、バックライト100全体の発光量(明るさ)を一定に保つ方法の一例を示すフローチャートである。図8の処理フローは、例えば、ユーザが画像表示装置を使用する期間において、一定時間おきに実施される。一定時間は、温度変化等により著しく発光量が変化しない時間、例えば10秒といった時間である。
なお、図8の処理フローの実施タイミングは上記タイミングに限らない。例えば、ユーザから発光量を補正する指示があったことをトリガとして、図8の処理フローが実施されてもよい。
まず、S170において、バックライト制御部122が、特定の光源ユニットだけを点灯させて光センサ値を取得する場合に、点灯時間が十分であるか否か判断する。具体的には、特定の光源ユニットの一回の点灯時間が、光センサで光を検出するのに必要な時間(発光量制御処理において光センサ値を取得するのに必要な時間)以上か否かを判断する。
点灯時間は、例えば、ユーザが画像表示装置(画面)の明るさを調整するための設定を行った場合に変動する。具体的には、目標センサ値及び初期点灯時間を記録したときのパネル輝度(画面上の輝度)が200cd/mであったとする。ユーザが画像表示装置の明るさを調整し、パネル輝度を100cd/mに低下させた場合、全ての光源ユニットの点灯時間が半分に短縮される。なお、パネル輝度は、電流値のみ、又は、点灯時間と電流値の両方を調整することにより調整されてもよい。
前述したように、光センサ値を取得する場合、特定の光源ユニットだけ点灯させた状態を一定時間維持する必要がある。そのため、ユーザがパネル輝度を大きく低下させた場合、光センサ値を取得するための期間を十分に確保できないことがある。例えば、点灯時間(点灯時間制御値)が1000のときの実際の点灯時間が12msであり、光センサで光を検出するのに必要な時間が1msであった場合、特定の光源ユニットの点灯時間は84
(=1000/12)以上でなければならない。
S170では、特定の光源ユニットの点灯時間Xが、光センサで光を検出するのに必要な時間84以上か否かが判断される。なお、光センサで光を検出するのに必要な時間の情報は、バックライト100内に予め記録されているものとする。
点灯時間Xが84未満である場合(S171:No)、S171に処理が進められる。点灯時間Xが84以上である場合(S171:Yes)、S173に処理が進められる。
S171において、バックライト制御部122が、特定の光源ユニットだけを点灯した状態での正確な光センサ値が取得できるよう、発光量制御処理を行う間、特定の光源ユニットの点灯時間を延長する。点灯時間の延長は、点灯時間調整部130を用いて行われる。具体的には、点灯時間が、光センサで光を検出するのに必要な時間以上に延長される。例えば、特定の光源ユニットの延長前の点灯時間(設定点灯時間)が50であった場合、図9に示すように、点灯時間が光センサで光を検出するのに必要な時間よりも短いため、光センサ値が取得できなかったり、不正確な光センサ値が取得されたりしてしまう。S171の処理により、点灯時間50が1.68倍される。それにより、点灯時間50が、光センサで光を検出するのに必要な時間と同じ時間84まで延長される。
なお、延長後の点灯時間は、光センサで光を検出するのに必要な時間と一致していなくてもよい。延長後の点灯時間は、光センサで光を検出するのに必要な時間より長くてもよい。
S171の次に、S172において、バックライト制御部122が、S171で点灯時間を延長したことによる発光量の増加が抑制されるように、特定の光源ユニットに供給する電流値を低減する。電流値の低減は、電流値調整部131を用いて行われる。本実施例では、延長後の点灯時間に低減後の電流値を乗算した値が、延長前の点灯時間に低減前の電流値を乗算した値と一致するように、電流値が低減される。例えば、S171において特定の光源ユニットの点灯時間が1.68倍に延長された場合、特定の光源ユニットに供給する電流値が0.596(=1/1.68)倍される。その結果、特定の光源ユニットの低減前の電流値(設定電流値)が500であったとすると、低減後の電流値は298となる。
S172の処理の次に、S173へ処理が進められる。
なお、電流値の低減方法は上記方法に限らない。例えば、延長後の点灯時間に低減後の電流値を乗算した値は、延長前の点灯時間に低減前の電流値を乗算した値より大きくても小さくてもよい。S171で点灯時間を延長したことによる発光量の増加が抑制されればよく、その抑制量の大小は問わない。
S173において、バックライト制御部122が、特定の光源ユニットだけが点灯する期間を作り出すよう、バックライト駆動部125に指示する。具体的には、S170でYes判定の場合、設定点灯時間と設定電流値で特定の光源ユニットだけが点灯する期間を作り出す指示がなされる。S170でNo判定の場合、延長後の点灯時間と低減後の電流値(S171で決定された点灯時間とS172で決定された電流値)で特定の光源ユニットだけが点灯する期間を作り出す指示がなされる。バックライト駆動部125は、バックライト制御部122からの指示に応じて、特定の光源ユニットだけが発光する期間を作り出し、バックライト制御部122に対し、特定の光源ユニットだけが発光する期間を作り出したことを通知する。このときの点灯時間及び電流値の一例を図10に示す。図10は、S170でNo判定であった場合の例であり、延長前の点灯時間と低減前の電流値が図9に示す値であった場合の例である。
次に、バックライト駆動部125からバックライト制御部122に特定の光源ユニットだけが点灯する期間が作られたことが通知されると、S174において、バックライト制御部122が、光センサ値取得部121に対し、特定の光源ユニットの光センサ値を取得
するよう指示する。光センサ値取得部121は、特定の光源ユニットに設けられた光センサから光センサ値を取得する。上述したように、光センサ値は、複数回取得され、取得した複数の光センサ値の代表値が最終的な光センサ値として取得される。
上述したように、本実施例では、特定の光源ユニットの一回の点灯時間が光センサで光を検出するのに必要な時間よりも短い場合に、点灯時間が延長され電流値が低減される。そのため、特定の光源ユニットの一回の点灯時間が光センサで光を検出するのに必要な時間よりも短い場合には、S174において、点灯時間が延長され且つ前記電流値が低減された状態での検出結果(光センサ値)が取得される。
特定の光源ユニットの一回の点灯時間が光センサで光を検出するのに必要な時間以上である場合には、設定点灯時間と設定電流値で光源ユニットを点灯させた状態での検出結果(光センサ値)が取得される。
そして、S175において、バックライト制御部122が、目標光センサ値記憶部123から特定の光源ユニットの目標光センサ値を取得する。
S176以降の処理により、S174で取得した光センサ値に基づいて各光源ユニットの発光量が制御される。具体的には、S170でYes判定の場合、設定点灯時間と設定電流値で光源ユニットを点灯させた状態での検出結果(光センサ値)に基づいて光源ユニットの発光量が制御される。S170でNo判定の場合、点灯時間が延長され且つ電流値が低減された状態での検出結果(光センサ値)に基づいて光源ユニットの発光量が制御される。
具体的には、S172で電流値が低減されている場合に、S176において、バックライト制御部122が、目標光センサ値を低減後の電流値に応じて調整する。電流値が変化すると、発光輝度(瞬時値)も変化する。本処理は、そのような発光輝度の変化を考慮して、変化後の発光輝度にあった目標光センサ値を算出する処理である。例えば、特定の光源ユニットが光源ユニット0であったとする。光源ユニット0の電流値が500のときの光源ユニット0の目標光センサ値は、図7に示すように500である。本実施例では、光源ユニット0の低減後の電流値298にあわせて、目標光センサ値も298(=(298/500)×500)に低減される。
また、S176において、バックライト制御部122が、S174で取得した光センサ値と、目標光センサ値(S172で電流値が低減されている場合には上記調整後の目標光センサ値)とから、設定点灯時間に対する補正値(以下、点灯時間補正値)を算出する。点灯時間補正値は、発光量の変化を補正するために設定点灯時間に乗算する補正係数である。例えば、特定の光源ユニットが光源ユニット0であったとする。光源ユニット0だけを点灯させて得られた光センサ値が250である場合、光源ユニット0の目標光センサ値は298であるため、点灯時間補正値は1.192(=298/250)となる。
次に、S177において、バックライト制御部122が、全ての光源ユニットの点灯時間補正値が算出されたか否かを判断する。全ての光源ユニットの点灯時間補正値が算出された場合には、S178に処理が進められる。点灯時間補正値が算出されていない光源ユニットが存在する場合には、点灯時間補正値が算出されていない光源ユニットを上記特定の光源ユニットとして設定する。そして、S170に処理が戻される。
S178において、バックライト制御部122が、光源ユニット毎に、補正後の設定点灯時間(以下、補正後点灯時間)を算出する。補正後点灯時間は、補正前の設定点灯時間に点灯時間補正値を乗算することにより算出される。具体的には、光源ユニット0の補正前の設定点灯時間が50、点灯時間補正値が1.192である場合、補正後点灯時間は60(=50×1.192)となる。
なお、設定点灯時間でなく設定電流値を補正することにより発光量が補正されてもよい
し、設定点灯時間と設定電流値の両方を補正することにより発光量が補正されてもよい。
以上述べたように、本実施例によれば、図11に示すように設定点灯時間が短く光センサ値を正常に取得できない場合でも、図12に示すように点灯時間と電流値を変化させることで高精度な光センサ値が取得できる。そのため、各光源ユニットの発光量を高精度に制御(補正)することができ、バックライト全体の発光量を一定に保つことができる。
なお、光源は1つのLEDであってもよいし複数のLEDであってもよい。また、光源は、LEDではなく、冷陰極管などを用いて構成されていてもよい。
<実施例2>
以下、本発明の実施例2に係る光源装置及びその制御方法について説明する。
光源には、供給する電流値の変化によって発光効率が変化する特性を有するものがある。例えば、LEDはそのような特性を有する。本実施例では、光源がそのような特性を有する場合に、当該特性を考慮して、実施例1で得られた低減後の電流値を補正する例について説明する。そのような補正を行うことにより、光源が上記特性を有する場合に、実施例1よりも高精度な光センサ値を取得でき、光源装置の発光量を実施例1よりも高精度に制御することができる。
まず、図13を用いて、本実施例に係る光源装置の構成について説明する。
図13は、本実施例に係る光源装置の構成の一例を示すブロック図である。
なお、図13において、実施例1(図1)と同じ機能部には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本実施例に係るバックライト制御部122は、電流値補正部230をさらに有する。電流値補正部230は、光センサ値の取得を行うために点灯時間の延長及び電流値の低減をしたときに、発光量が変化しないよう、低減後の電流値(電流値調整部131によって低減された電流値)を補正する。電流値調整部131が電流値を低減することにより光源ユニットの発光効率は変化する。そして、発光効率が変化することにより、発光量も変化する。電流値補正部230は、電流値と発光効率との関係に基づいて、発光効率の変化による発光量の変化が抑制されるように、低減後の電流値を補正する。
目標光センサ値及び初期発光期間を記録方法については、実施例1と同様であるため、その説明は省略する。
次に、図14を用いて、本実施例に係るバックライト100の発光量の制御方法(発光量制御処理)について説明する。図14は、本実施例に係るバックライト100の発光量の制御方法、具体的には、バックライト100全体の発光量(明るさ)を一定に保つ方法の一例を示すフローチャートである。図14の処理フローは、例えば、ユーザが画像表示装置を使用する期間において、一定時間おきに実施される。
なお、図14において、実施例1(図8)と同様の処理には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本実施例では、S172の処理の次にS270の処理が行われ、S270の処理の後にS173に処理が進められる。
S270において、バックライト制御部122が、電流値補正部230を用いて、低減後の電流値(S172で低減された電流値)を補正する。
上述したように、光源ユニット(具体的にはLEDなど発光素子)には、供給する電流値の変化によって発光効率が変化する特性を有するものがある。例えば、光源ユニットには、図15に示すような特性を有するものがある。図15の特性では、電流値500のときの発光効率が1であり、電流値が250のときに発光効率が0.6となる。バックライト100の発光量をより高精度に制御(補正)するためには、このような特性を考慮する
必要がある。
電流値補正部230は、例えば、図16に示すような補正テーブルを有する。図16の補正テーブルは、電流値と補正値との関係を表すテーブルである。具体的には、図16の補正テーブルは、低減後の電流値毎に、その電流値に対する補正値(電流補正値)を表す。電流補正値は、発光効率の変化による発光量の変化を抑制するために低減後の電流値に乗算する補正係数である。本実施例では、補正テーブル内に存在しない電流値に対する電流補正値は、補間により算出される。なお、補正テーブル内に存在しない電流値に対する電流補正値として、補正テーブルにおいて当該電流値に最も近い電流値に対応する電流補正値が使用されてもよい。低減後の電流値が298であった場合には、S270の処理により、低減後の電流値298は、電流値277(=((298−290)×(0.93−0.92)/(300−290)+0.92)×298)に補正される。
なお、電流補正値は、補正テーブルを用いて決定されるのではなく、電流値と発光効率との関係を表す関数(低減後の電流値と電流補正値との関係を表す関数)を用いて算出されてもよい。また、補正前の電流値と補正後の電流値との関係を表すテーブルや関数を用いて低減後の電流値が補正されてもよい。
以上述べたように、本実施例によれば、図11に示すように設定点灯時間が短く光センサ値を正常に取得できない場合でも、図17に示すように点灯時間と電流値を変化させることで高精度な光センサ値が取得できる。また、電流値の変化により発光効率が変わる場合でも、低減後の電流値を補正することで高精度な光センサ値が取得できる。そのため、各光源ユニットの発光量を高精度に制御(補正)することができ、バックライト全体の発光量を一定に保つことができる。具体的には、電流値の変化により発光効率が変わる場合に、実施例1よりも高精度な光センサ値を取得でき、光源装置の発光量を実施例1よりも高精度に制御することができる。
なお、本実施例では、電流値と発光効率との関係に基づいて低減後の電流値を補正する構成としたが、これに限らない。例えば、電流値と発光効率との関係に基づいて、発光効率の変化による光センサ値の変化が抑制されるように、取得した光センサ値が補正されてもよい。また、電流値と発光効率との関係に基づいて、実施例1の方法で決定された補正後の発光量(補正の設定点灯時間)が補正されてもよい。但し、低減後の電流値を補正すれば、発光量制御処理中に発光量が大きく変化することを抑制することができる。
<実施例3>
以下、本発明の実施例3に係る光源装置及びその制御方法について説明する。本実施例では、延長後の点灯時間と低減後の電流値が予め定められている例について説明する。
まず、図18を用いて、本実施例に係る光源装置の構成について説明する。
図18は、本実施例に係る光源装置の構成の一例を示すブロック図である。
なお、図18において、実施例1(図1)と同じ機能部には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本実施例に係るバックライト制御部122は、点灯時間倍率選択部330と電流値倍率選択部331とを有する。
点灯時間倍率選択部330には、設定点灯時間毎に延長後の点灯時間を表すテーブルが予め記録されている。そして、点灯時間倍率選択部330は、設定点灯時間を、上記テーブルにおいて現在の設定点灯時間に対応付けられている延長後の点灯時間まで延長する。本実施例では、図20に示すように、設定点灯時間毎に設定点灯時間の倍率を表すテーブルが記録されており、対応する倍率を乗算することにより設定点灯時間が延長される。
電流値倍率選択部331には、設定点灯時間毎に低減後の電流値を表すテーブルが予め記録されている。そして、電流値倍率選択部331は、設定電流値を、上記テーブルにおいて現在の設定点灯時間に対応付けられている低減後の電流値まで低減する。本実施例では、図21に示すように、設定点灯時間毎に設定電流値の倍率を表すテーブルが記録され
ており、対応する倍率を乗算することにより設定電流値が低減される。
なお、設定点灯時間毎に、倍率ではなく延長後の点灯時間そのものや低減後の電流値そのものが対応付けられていてもよい。また、設定点灯時間毎に延長後の点灯時間と低減後の電流値とを表す1つのテーブルが予め記録されていてもよい。テーブルではなく関数が記録されていてもよい。
目標光センサ値及び初期発光期間を記録方法については、実施例1と同様であるため、その説明は省略する。
次に、図19を用いて、本実施例に係るバックライト100の発光量の制御方法(発光量制御処理)について説明する。図19は、本実施例に係るバックライト100の発光量の制御方法、具体的には、バックライト100全体の発光量(明るさ)を一定に保つ方法の一例を示すフローチャートである。図19の処理フローは、例えば、ユーザが画像表示装置を使用する期間において、一定時間おきに実施される。
なお、図19において、実施例1(図8)と同様の処理には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本実施例では、図8のS171とS172の処理の代わりに、S370とS371の処理が行われる。
S370において、バックライト制御部122が、点灯時間倍率選択部330を用いて、設定点灯時間を延長するための倍率の選択及び設定点灯時間の延長を行う。具体的には、図20のテーブルから、現在の設定点灯時間に対応する倍率が選択される。そして、選択した倍率を現在の設定点灯時間に乗算することにより、設定点灯時間が延長される。現在の設定発光期間が50である場合、倍率は5となり、延長後の点灯時間は250(=50×5)となる。
S371において、バックライト制御部122が、電流値倍率選択部331を用いて、設定電流値を低減するための倍率の選択及び設定電流値の低減を行う。具体的には、図21のテーブルから、現在の設定点灯時間に対応する倍率が選択される。そして、選択した倍率を現在の設定電流値に乗算することにより、設定電流値が低減される。現在の設定発光期間が50であり、現在の設定電流値が500である場合、倍率は1/5となり、低減後の電流値は100(=500×1/5)となる。
以上述べたように、本実施例によれば、図11に示すように設定点灯時間が短く光センサ値を正常に取得できない場合でも、図22に示すように点灯時間と電流値を変化させることで高精度な光センサ値が取得できる。そのため、各光源ユニットの発光量を高精度に制御(補正)することができ、バックライト全体の発光量を一定に保つことができる。
0〜5 光源ユニット
100 光源装置(バックライト)
112 光センサ
122 バックライト制御部

Claims (12)

  1. 光源を備える発光手段と、
    前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
    前記光源からの光を検出する検出手段と、
    前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出手段による光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源の発光輝度を低減する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像表示装置。
  2. 光源を備える発光手段と、
    前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
    前記光源からの光を検出する検出手段と、
    前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出手段による光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像表示装置。
  3. 前記制御手段は、延長前の点灯時間に低減前の電流値を乗算した値が、延長後の点灯時間に低減後の電流値を乗算した値と一致するように、電流値を低減する
    ことを特徴とする請求項に記載の画像表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記光源の点灯時間の延長と、前記光源に印加する電流値の低減とに伴う前記光源の発光量の変化を抑制するように、低減後の電流値を補正する
    ことを特徴とする請求項またはに記載の画像表示装置。
  5. 前記制御手段は、前記光源の点灯時間を前記所定時間以上に延長する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  6. 前記所定時間は、前記検出手段で光を検出するのに必要な時間である
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  7. 前記制御手段は、前記検出手段による光の検出値と、予め定められた目標値とを比較し、前記光源の点灯時間を調整する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  8. 前記制御手段は、低減後の電流値に応じて、前記目標値を補正する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置。
  9. 光源を備える発光手段と、
    前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
    前記光源からの光を検出する検出手段と、
    前記光源の発光輝度が所定輝度よりも低い場合に、前記検出手段による光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像表示装置。
  10. 光源を備える発光手段と、
    前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
    を有する画像表示装置の制御方法であって、
    前記光源からの光を検出する検出ステップと、
    前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出ステップによる光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源の発光輝度を低減する制御ステップと、
    を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法。
  11. 光源を備える発光手段と、
    前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
    を有する画像表示装置の制御方法であって、
    前記光源からの光を検出する検出ステップと、
    前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出ステップによる光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御ステップと、
    を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法。
  12. 光源を備える発光手段と、
    前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
    を有する画像表示装置の制御方法であって、
    前記光源からの光を検出する検出ステップと、
    前記光源の発光輝度が所定輝度よりも低い場合に、前記検出ステップによる光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御ステップと、
    を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法。
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