JP6108748B2 - 画像表示装置及びその制御方法 - Google Patents
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Description
ここで、LEDは、個体差、経年劣化、温度劣化などが大きいという特性を有する。そのため、上述した直下型バックライトでは、長期間に渡りバックライトの発光量(例えば、発光制御期間における発光量)を一定かつ均一に保つことが困難であった。そこで、バックライトの発光量を一定かつ均一に保つ方法として、バックライトの近傍に設けられた光センサを用いて各光源ユニットの発光輝度を検出し、検出値が目標値に近づくように各光源ユニットに供給する電流値を補正する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。光源ユニットは、例えば、発光量を制御可能なバックライトの最小単位である。換言すれば、バックライトは、光源ユニット毎に発光量を制御可能な構成を有する。
光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記光源からの光を検出する検出手段と、
前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出手段による光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源の発光輝度を低減する制御手段と、
を有することを特徴とする画像表示装置である。
本発明の第2の態様は、
光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記光源からの光を検出する検出手段と、
前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出手段による光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御手段と、
を有することを特徴とする画像表示装置である。
本発明の第3の態様は、
光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記光源からの光を検出する検出手段と、
前記光源の発光輝度が所定輝度よりも低い場合に、前記検出手段による光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御手段と、
を有することを特徴とする画像表示装置である。
光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
を有する画像表示装置の制御方法であって、
前記光源からの光を検出する検出ステップと、
前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出ステップによる光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源の発光輝度を低減する制御ステップと、
を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法である。
本発明の第5の態様は、
光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
を有する画像表示装置の制御方法であって、
前記光源からの光を検出する検出ステップと、
前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出ステップによる光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御ステップと、
を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法である。
本発明の第6の態様は、
光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
を有する画像表示装置の制御方法であって、
前記光源からの光を検出する検出ステップと、
前記光源の発光輝度が所定輝度よりも低い場合に、前記検出ステップによる光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御ステップと、
を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法である。
以下、本発明の実施例1に係る光源装置及びその制御方法について説明する。
本実施例では、光源装置の状態が低輝度状態(光源装置が有する光源の一回の点灯時間がセンサ検出時間より短い状)である場合において、光源の一回の点灯時間を延長し、光源に供給する電流値を低減する。センサ検出時間は、光センサで光源からの光を検出するのに必要な時間である。そして、点灯時間が延長され且つ電流値が低減された状態での検出結果(光センサの検出結果)に基づいて光源の発光量を制御する。それにより、光源装置の状態が低輝度状態であっても高精度な検出結果を得ることができ、光源の発光量を高精度に制御することができる。光源装置は、一定期間(発光制御期間)毎に、光源の点灯と消灯の制御を行う。発光量は、例えば、一回の点灯における発光量や発光制御期間における発光量である。
なお、本実施例では、点灯時間に電流値を乗算した値が一定であれば発光量は一定であるものとする。
図1は、本実施例に係る光源装置の構成の一例を示すブロック図である。
図1に示す光源装置100(以後、バックライトと記載する)は、バックライトユニット110と制御ユニット120を有する。
バックライトユニット110は、複数の光源ユニット(図中、破線で記載)と複数の光センサ112を有する。光源ユニットは、例えば、発光量を制御可能なバックライト100(バックライトユニット110)の最小単位である。換言すれば、バックライト100は、光源ユニット毎に発光量を制御可能な構成を有する。1つの光源ユニットは、光源として、直列に接続された複数のLED111を有する。
制御ユニット120は、光センサ値取得部121、バックライト制御部122、目標光センサ値記憶部123、初期点灯時間記憶部124、バックライト駆動部125を有する。バックライト制御部122は、点灯時間調整部130と、電流値調整部131を有する。
3列の6つの光源ユニット0〜5に分割されている。1つの光源ユニットには、光源として、16個のLEDがアレイ状に配置されている。1つの光源ユニットの16個のLEDは、同一の電流値及び点灯時間で点灯(発光)する。光源ユニット0〜5にはそれぞれ光センサA〜Fが設けられている。
なお、光源ユニットの数は6より多くても少なくてもよい。光源ユニットの数は1つであってもよい。また、1つの光源ユニットに対し複数の光センサが設けられていてもよいし、複数の光源ユニットに対し複数の光センサが設けられていてもよい。
目標光センサ値記憶部123には、生産時の調整工程で設定された目標光センサ値(光源ユニット毎の目標光センサ値)が予め記録されている。目標光センサ値は、光センサが検出した光(光源ユニットからの光)の目標値である。
初期点灯時間記憶部124には、生産時の調整工程で設定された点灯時間(光源ユニット毎のムラ補正後の一回の点灯時間)が記録されている。
バックライト100は、初期状態において、初期点灯時間記憶部124が記憶する点灯時間に従って点灯と消灯を繰り返す。このとき、各光源ユニットには、所定の電流値が供給される。
バックライト駆動部125は、光源ユニット毎に、バックライト制御部122から出力された電流値と点灯時間で、その光源ユニットを駆動する(点灯させる)。
なお、バックライトの明るさは、周囲の環境などに応じて自動で変更されてもよい。
なお、電流値(電流制御値)は0から1000までの整数であり、電流制御値の増加に対して電流値(実際に供給される電流の値)は線形に増加する。例えば、電流制御値が1000のときには、電流制御値が500のときの倍の電流が光源ユニットに供給される。また、電流制御値が0のときには、光源ユニットに電流は供給されず、光源ユニットは消灯状態となる。
また、点灯時間(点灯時間制御値)は0から1000までの整数であり、点灯時間制御値の増加に対して点灯時間(実際の時間)は線形に増加する。例えば、点灯時間制御値が1000のときには、実際の点灯時間は、点灯時間制御値が500のときの倍の点灯時間となる。また、点灯時間制御値が0のときには、実際の点灯時間は0となり、光源ユニットは消灯状態となる。
なお、電流値(電流制御値)や点灯時間(点灯時間制御値)の範囲は、上記値(0〜1000)に限らない。また、電流制御値の増加に対して実際の電流値が非線形に増加してもよいし、電流制御値の増加に対して実際の電流値が低減してもよい。点灯時間制御値についても同様である。
なお、S151において点灯時間と電流値の両方を調整し、調整後の点灯時間と電流値を記録してもよい。その場合、初期状態において、バックライト100は、調整後の点灯時間と電流値で点灯する。また、電流値のみを調整し、調整後の電流値を記録してもよい。その場合、初期状態において、バックライト100は、調整後の電流値と所定の点灯時間で点灯する。
制御部122が、光センサ値取得部121に対し、特定の光源ユニットの光センサ値を取得するよう指示する。光センサ値取得部121は、特定の光源ユニットに設けられた光センサから光センサ値を取得する。光センサ値は、ノイズ除去のために、複数回取得される。そして、取得した複数の光センサ値の代表値(平均値、最頻値、中間値など)が最終的な光センサ値として取得される。また、特定の光源ユニットだけが点灯された状態で当該特定のユニットからの光が検出されるまで、時間差が生じる。そのため、最終的な光センサ値を決定するためには、特定の光源ユニットだけ点灯させた状態をある程度維持する必要がある。
なお、光センサから光センサ値を取得する処理を1回だけ行い、取得した光センサ値にノイズを除去する処理(フィルタ処理)を施し、フィルタ処理後の光センサ値を最終的な光センサ値として取得してもよい。また、上記代表値(複数の光センサ値の代表値)にフィルタ処理を施すことにより最終的な光センサ値を取得してもよい。
なお、図8の処理フローの実施タイミングは上記タイミングに限らない。例えば、ユーザから発光量を補正する指示があったことをトリガとして、図8の処理フローが実施されてもよい。
点灯時間は、例えば、ユーザが画像表示装置(画面)の明るさを調整するための設定を行った場合に変動する。具体的には、目標センサ値及び初期点灯時間を記録したときのパネル輝度(画面上の輝度)が200cd/m2であったとする。ユーザが画像表示装置の明るさを調整し、パネル輝度を100cd/m2に低下させた場合、全ての光源ユニットの点灯時間が半分に短縮される。なお、パネル輝度は、電流値のみ、又は、点灯時間と電流値の両方を調整することにより調整されてもよい。
前述したように、光センサ値を取得する場合、特定の光源ユニットだけ点灯させた状態を一定時間維持する必要がある。そのため、ユーザがパネル輝度を大きく低下させた場合、光センサ値を取得するための期間を十分に確保できないことがある。例えば、点灯時間(点灯時間制御値)が1000のときの実際の点灯時間が12msであり、光センサで光を検出するのに必要な時間が1msであった場合、特定の光源ユニットの点灯時間は84
(=1000/12)以上でなければならない。
S170では、特定の光源ユニットの点灯時間Xが、光センサで光を検出するのに必要な時間84以上か否かが判断される。なお、光センサで光を検出するのに必要な時間の情報は、バックライト100内に予め記録されているものとする。
点灯時間Xが84未満である場合(S171:No)、S171に処理が進められる。点灯時間Xが84以上である場合(S171:Yes)、S173に処理が進められる。
なお、延長後の点灯時間は、光センサで光を検出するのに必要な時間と一致していなくてもよい。延長後の点灯時間は、光センサで光を検出するのに必要な時間より長くてもよい。
S172の処理の次に、S173へ処理が進められる。
なお、電流値の低減方法は上記方法に限らない。例えば、延長後の点灯時間に低減後の電流値を乗算した値は、延長前の点灯時間に低減前の電流値を乗算した値より大きくても小さくてもよい。S171で点灯時間を延長したことによる発光量の増加が抑制されればよく、その抑制量の大小は問わない。
するよう指示する。光センサ値取得部121は、特定の光源ユニットに設けられた光センサから光センサ値を取得する。上述したように、光センサ値は、複数回取得され、取得した複数の光センサ値の代表値が最終的な光センサ値として取得される。
上述したように、本実施例では、特定の光源ユニットの一回の点灯時間が光センサで光を検出するのに必要な時間よりも短い場合に、点灯時間が延長され電流値が低減される。そのため、特定の光源ユニットの一回の点灯時間が光センサで光を検出するのに必要な時間よりも短い場合には、S174において、点灯時間が延長され且つ前記電流値が低減された状態での検出結果(光センサ値)が取得される。
特定の光源ユニットの一回の点灯時間が光センサで光を検出するのに必要な時間以上である場合には、設定点灯時間と設定電流値で光源ユニットを点灯させた状態での検出結果(光センサ値)が取得される。
また、S176において、バックライト制御部122が、S174で取得した光センサ値と、目標光センサ値(S172で電流値が低減されている場合には上記調整後の目標光センサ値)とから、設定点灯時間に対する補正値(以下、点灯時間補正値)を算出する。点灯時間補正値は、発光量の変化を補正するために設定点灯時間に乗算する補正係数である。例えば、特定の光源ユニットが光源ユニット0であったとする。光源ユニット0だけを点灯させて得られた光センサ値が250である場合、光源ユニット0の目標光センサ値は298であるため、点灯時間補正値は1.192(=298/250)となる。
なお、設定点灯時間でなく設定電流値を補正することにより発光量が補正されてもよい
し、設定点灯時間と設定電流値の両方を補正することにより発光量が補正されてもよい。
なお、光源は1つのLEDであってもよいし複数のLEDであってもよい。また、光源は、LEDではなく、冷陰極管などを用いて構成されていてもよい。
以下、本発明の実施例2に係る光源装置及びその制御方法について説明する。
光源には、供給する電流値の変化によって発光効率が変化する特性を有するものがある。例えば、LEDはそのような特性を有する。本実施例では、光源がそのような特性を有する場合に、当該特性を考慮して、実施例1で得られた低減後の電流値を補正する例について説明する。そのような補正を行うことにより、光源が上記特性を有する場合に、実施例1よりも高精度な光センサ値を取得でき、光源装置の発光量を実施例1よりも高精度に制御することができる。
図13は、本実施例に係る光源装置の構成の一例を示すブロック図である。
なお、図13において、実施例1(図1)と同じ機能部には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本実施例に係るバックライト制御部122は、電流値補正部230をさらに有する。電流値補正部230は、光センサ値の取得を行うために点灯時間の延長及び電流値の低減をしたときに、発光量が変化しないよう、低減後の電流値(電流値調整部131によって低減された電流値)を補正する。電流値調整部131が電流値を低減することにより光源ユニットの発光効率は変化する。そして、発光効率が変化することにより、発光量も変化する。電流値補正部230は、電流値と発光効率との関係に基づいて、発光効率の変化による発光量の変化が抑制されるように、低減後の電流値を補正する。
なお、図14において、実施例1(図8)と同様の処理には同じ符号を付し、その説明は省略する。
S270において、バックライト制御部122が、電流値補正部230を用いて、低減後の電流値(S172で低減された電流値)を補正する。
上述したように、光源ユニット(具体的にはLEDなど発光素子)には、供給する電流値の変化によって発光効率が変化する特性を有するものがある。例えば、光源ユニットには、図15に示すような特性を有するものがある。図15の特性では、電流値500のときの発光効率が1であり、電流値が250のときに発光効率が0.6となる。バックライト100の発光量をより高精度に制御(補正)するためには、このような特性を考慮する
必要がある。
電流値補正部230は、例えば、図16に示すような補正テーブルを有する。図16の補正テーブルは、電流値と補正値との関係を表すテーブルである。具体的には、図16の補正テーブルは、低減後の電流値毎に、その電流値に対する補正値(電流補正値)を表す。電流補正値は、発光効率の変化による発光量の変化を抑制するために低減後の電流値に乗算する補正係数である。本実施例では、補正テーブル内に存在しない電流値に対する電流補正値は、補間により算出される。なお、補正テーブル内に存在しない電流値に対する電流補正値として、補正テーブルにおいて当該電流値に最も近い電流値に対応する電流補正値が使用されてもよい。低減後の電流値が298であった場合には、S270の処理により、低減後の電流値298は、電流値277(=((298−290)×(0.93−0.92)/(300−290)+0.92)×298)に補正される。
なお、電流補正値は、補正テーブルを用いて決定されるのではなく、電流値と発光効率との関係を表す関数(低減後の電流値と電流補正値との関係を表す関数)を用いて算出されてもよい。また、補正前の電流値と補正後の電流値との関係を表すテーブルや関数を用いて低減後の電流値が補正されてもよい。
なお、本実施例では、電流値と発光効率との関係に基づいて低減後の電流値を補正する構成としたが、これに限らない。例えば、電流値と発光効率との関係に基づいて、発光効率の変化による光センサ値の変化が抑制されるように、取得した光センサ値が補正されてもよい。また、電流値と発光効率との関係に基づいて、実施例1の方法で決定された補正後の発光量(補正の設定点灯時間)が補正されてもよい。但し、低減後の電流値を補正すれば、発光量制御処理中に発光量が大きく変化することを抑制することができる。
以下、本発明の実施例3に係る光源装置及びその制御方法について説明する。本実施例では、延長後の点灯時間と低減後の電流値が予め定められている例について説明する。
図18は、本実施例に係る光源装置の構成の一例を示すブロック図である。
なお、図18において、実施例1(図1)と同じ機能部には同じ符号を付し、その説明は省略する。
本実施例に係るバックライト制御部122は、点灯時間倍率選択部330と電流値倍率選択部331とを有する。
点灯時間倍率選択部330には、設定点灯時間毎に延長後の点灯時間を表すテーブルが予め記録されている。そして、点灯時間倍率選択部330は、設定点灯時間を、上記テーブルにおいて現在の設定点灯時間に対応付けられている延長後の点灯時間まで延長する。本実施例では、図20に示すように、設定点灯時間毎に設定点灯時間の倍率を表すテーブルが記録されており、対応する倍率を乗算することにより設定点灯時間が延長される。
電流値倍率選択部331には、設定点灯時間毎に低減後の電流値を表すテーブルが予め記録されている。そして、電流値倍率選択部331は、設定電流値を、上記テーブルにおいて現在の設定点灯時間に対応付けられている低減後の電流値まで低減する。本実施例では、図21に示すように、設定点灯時間毎に設定電流値の倍率を表すテーブルが記録され
ており、対応する倍率を乗算することにより設定電流値が低減される。
なお、設定点灯時間毎に、倍率ではなく延長後の点灯時間そのものや低減後の電流値そのものが対応付けられていてもよい。また、設定点灯時間毎に延長後の点灯時間と低減後の電流値とを表す1つのテーブルが予め記録されていてもよい。テーブルではなく関数が記録されていてもよい。
なお、図19において、実施例1(図8)と同様の処理には同じ符号を付し、その説明は省略する。
S370において、バックライト制御部122が、点灯時間倍率選択部330を用いて、設定点灯時間を延長するための倍率の選択及び設定点灯時間の延長を行う。具体的には、図20のテーブルから、現在の設定点灯時間に対応する倍率が選択される。そして、選択した倍率を現在の設定点灯時間に乗算することにより、設定点灯時間が延長される。現在の設定発光期間が50である場合、倍率は5となり、延長後の点灯時間は250(=50×5)となる。
S371において、バックライト制御部122が、電流値倍率選択部331を用いて、設定電流値を低減するための倍率の選択及び設定電流値の低減を行う。具体的には、図21のテーブルから、現在の設定点灯時間に対応する倍率が選択される。そして、選択した倍率を現在の設定電流値に乗算することにより、設定電流値が低減される。現在の設定発光期間が50であり、現在の設定電流値が500である場合、倍率は1/5となり、低減後の電流値は100(=500×1/5)となる。
100 光源装置(バックライト)
112 光センサ
122 バックライト制御部
Claims (12)
- 光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記光源からの光を検出する検出手段と、
前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出手段による光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源の発光輝度を低減する制御手段と、
を有することを特徴とする画像表示装置。 - 光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記光源からの光を検出する検出手段と、
前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出手段による光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御手段と、
を有することを特徴とする画像表示装置。 - 前記制御手段は、延長前の点灯時間に低減前の電流値を乗算した値が、延長後の点灯時間に低減後の電流値を乗算した値と一致するように、電流値を低減する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像表示装置。 - 前記制御手段は、前記光源の点灯時間の延長と、前記光源に印加する電流値の低減とに伴う前記光源の発光量の変化を抑制するように、低減後の電流値を補正する
ことを特徴とする請求項2または3に記載の画像表示装置。 - 前記制御手段は、前記光源の点灯時間を前記所定時間以上に延長する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 前記所定時間は、前記検出手段で光を検出するのに必要な時間である
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 前記制御手段は、前記検出手段による光の検出値と、予め定められた目標値とを比較し、前記光源の点灯時間を調整する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像表示装置。 - 前記制御手段は、低減後の電流値に応じて、前記目標値を補正する
ことを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置。 - 光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
前記光源からの光を検出する検出手段と、
前記光源の発光輝度が所定輝度よりも低い場合に、前記検出手段による光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御手段と、
を有することを特徴とする画像表示装置。 - 光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
を有する画像表示装置の制御方法であって、
前記光源からの光を検出する検出ステップと、
前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出ステップによる光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源の発光輝度を低減する制御ステップと、
を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法。 - 光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
を有する画像表示装置の制御方法であって、
前記光源からの光を検出する検出ステップと、
前記光源の点灯時間が所定時間よりも短い場合に、前記検出ステップによる光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御ステップと、
を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法。 - 光源を備える発光手段と、
前記発光手段から照射される光を透過することで画面に画像を表示する表示手段と、
を有する画像表示装置の制御方法であって、
前記光源からの光を検出する検出ステップと、
前記光源の発光輝度が所定輝度よりも低い場合に、前記検出ステップによる光の検出時における前記光源の点灯時間を延長するとともに、前記光源に印加する電流値を低減する制御ステップと、
を有することを特徴とする画像表示装置の制御方法。
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