JP6106306B2 - 超音波モータ及びそれを有するレンズ装置 - Google Patents
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Description
圧電素子を含む振動子であって、前記圧電素子によって励振された振動によって駆動される振動子と、
前記振動子を保持する保持部と、
前記振動子を部材に押圧するために、前記保持部を前記部材に向かって付勢する付勢力を付与する加圧手段と、
を備え、
前記振動子は、
前記付勢力によって前記部材と接触する突起部を有する平板部と、
前記振動子を保持する前記保持部と接合する接合部と、
前記接合部と前記平板部を接続する接続部と、
を備え、
前記接続部は前記平板部よりも細く、前記平板部よりも高い振動減衰率を有することを特徴としている。
以下、図を用いて本発明の実施例について説明する。なお、本実施例の超音波モータは、デジタルカメラ用のレンズ鏡筒などの駆動用アクチュエータとしてユニット化した回転駆動型モータを例に説明するが、使用用途はこれに限られたものではない。
実施例2は、実施例1の変形例であり、小基台104が加圧部材106と接触する当接部が、球面形状を有する形状とした例である。図6(A)、(B)は、各部材を組込んだ状態を示す拡大断面図で、3か所の振動子109のうち1か所のみを拡大している。なお、図が示す方向及び切断面の位置は、図4(A)、(B)とそれぞれ同様である。図6(A)、(B)を参照し、小基台104に球面形状を有する当接部104fを備えることで、加圧部材106は、図6(A)の紙面奥行き方向(図6(B)においては左右方向)にも点接触となり、傾くことができる。よって、ロータ101やリング基台105の製造時の寸法誤差で径方向に傾きが生じた場合や、駆動時の振動や外乱により部材に図6(A)の紙面奥行き方向(図6(B)においては左右方向)に傾きが生じた場合でも、2か所の突起部102bにおける良好な加圧接触を保つことが可能となる。なお、本実施例では当接部104eが前述のように球面形状を有する形状としたが、当接部104fと加圧部材106の上端面106aが一点による点接触を保てれば、その形状は限定されない。
フォーカスレンズやズームレンズ等を駆動するための駆動手段として実施例1又は2の超音波モータを有するレンズ装置を構成することによって、本発明の効果を享受することができるレンズ装置を実現することができる。
101a 接触面
102 振動板
102a 平板部
102b 突起部
102c 接合部
102d 腕部(接続部)
103 圧電素子
104 小基台(保持部)
105 リング基台
106 加圧部材
107 板バネ(弾性部材)
109 振動子
Claims (15)
- 圧電素子を含む振動子であって、前記圧電素子によって励振された振動によって駆動される振動子と、
前記振動子を保持する保持部と、
前記振動子を部材に押圧するために、前記振動子を前記部材に向かって付勢する付勢力を、加圧部材を介して、付与する弾性部材と、
を備え、
前記振動子は
前記圧電素子が接着され、前記付勢力によって前記部材と接触する突起部を有する平板部と、
前記振動子を保持する前記保持部と接合する接合部と、
前記接合部と前記平板部を接続する接続部と、
を備え、
前記平板部からの振動が前記接合部に伝わりにくいように前記接続部の幅は前記平板部の幅よりも狭いことを特徴とするモータ。 - 前記接続部は前記平板部及び前記接合部よりも細いことを特徴とする請求項1に記載のモータ。
- 前記保持部は、前記加圧部材と点接触する当接部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ。
- 前記保持部は、前記部材の駆動方向に垂直な方向で前記加圧部材と線接触する当接部を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のモータ。
- 前記振動子と前記保持部の間には隙間が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のモータ。
- 前記接続部は前記平板部よりも細く、前記平板部よりも高い振動減衰率を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のモータ。
- 前記モータは、前記圧電素子が励振する超音波振動によって前記部材を駆動する超音波モータであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のモータ。
- 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のモータを、前記部材を駆動する駆動手段として備えることを特徴とするレンズ装置。
- 圧電素子を含む振動子であって、前記圧電素子によって励振された振動によって駆動される振動子と、
基台部に傾き可能に保持され、前記振動子を保持する保持部と、
前記振動子を部材に押圧するために、前記振動子を前記部材に向かって付勢する付勢力を付与する弾性部材と、
を備え、
前記振動子は
前記圧電素子が接着され、前記付勢力によって前記部材と接触する突起部を有する平板部と、
前記振動子を保持する前記保持部と接合する接合部と、
前記平板部からの振動が前記接合部に伝わりにくいように、前記接合部と前記平板部を接続する接続部と、
を備えることを特徴とするモータ。 - 前記平板部からの振動が前記接合部に伝わりにくいように前記接続部の幅は前記平板部の幅よりも狭いことを特徴とする請求項9に記載のモータ。
- 前記弾性部材は加圧部材を介して前記保持部に前記付勢力を付与し、前記保持部は、前記加圧部材と点接触する当接部を備えることを特徴とする請求項9または10に記載のモータ。
- 前記弾性部材は加圧部材を介して前記保持部に前記付勢力を付与し、前記保持部は、前記部材の駆動方向に垂直な方向で前記加圧部材と線接触する当接部を備えることを特徴とする請求項9または10に記載のモータ。
- 前記圧電素子と前記保持部の間には隙間が設けられていることを特徴とする請求項9乃至12のいずれか1項に記載のモータ。
- 前記モータは、前記圧電素子が励振する超音波振動によって前記部材を駆動する超音波モータであることを特徴とする請求項9乃至13のいずれか1項に記載のモータ。
- 請求項9乃至14のいずれか1項に記載のモータを、前記部材を駆動する駆動手段として備えることを特徴とするレンズ装置。
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- 2016-04-04 JP JP2016075085A patent/JP6106306B2/ja active Active
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