JP6106262B2 - 不純物レベルが低減された高純度塩の製造 - Google Patents
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Description
Caryらは、CaおよびMgレベルが大幅に低減された高純度塩の製造方法であって、CaおよびMgで汚染されたNaCl飽和溶液を調製することと、その溶液を蒸発させ、CaおよびMgレベルが低減した塩を回収することと、製造された塩を無機酸の希釈溶液で処理し、スラリーを形成させることと、そのスラリーからCaおよびMgレベルが低減した未溶解の精製塩を回収することと、からなる方法について述べている。特許されたその方法の主目的は、天日塩中のCaおよびMgレベルを低減することであり、塩から微量元素を除去することについて言及がない。さらにこの方法は、天日塩を回収すること、その塩を精製してMgおよびCa不純物をより除くこと、特定のミクロンレベルにまでその塩を粉砕すること、無機酸で処理すること、スラリーから塩を回収することなど、多段階の工程を含む。これらの工程の全ては、この方法を非常に不経済とする。
も増加させる。
Cyanobacteria”と題された2004年11月2日付けの米国特許第6,812,011号には、カルシウムを好む特定のタイプの海洋性シアノバクテリアにより塩水中のCaを除去することによって、海/地下の塩水からCa不純物の低減された塩化ナトリウムが製造されることが記載されている。この方法の欠点は、Ca不純物の低減方法を記載しているが、マグネシウム、硫酸塩、微量元素などの残りの不純物の低減について記載していないことである。
Cleveland (1961), p 449-464)の論文で、A. Woodhillは、天日塩のCa、MgおよびSO4不純物が機械的な洗浄によって低減されることを報告している。その方法の主な不利益は、塩が15−20%目減りすること、およびその方法が大きな設備投資を必要とすることである。さらに、Ca低減の最大レベルは70%であり、埋め込まれた不純物を取り除くことは難しい。
Sea Brine in Solar Salt Works”と題された印国特許191912号には、濃縮された塩水に50−150ppmの濃度でデンプンなどの多糖類を添加することで、塩のカルシウム不純物を0.05−0.1%未満に低減できることが記載されている。その方法の欠点は、煩雑かつコストのかかるデンプンの熱溶液の添加を必要とすること、および添加を数回繰り替えさなければならないことである。その方法は、Ca2+の低減を主に目的とし、塩における他の不純物を処理する効果についての言及はない。
リーを沈降させた後、澄んだ塩水を一連の天日池で蒸発させ、高純度の塩化ナトリウムを製造する。この方法は、海/地下の塩水から塩が製造される大規模な天日塩工場にとって、経済的にふさわしくない。さらに、その方法は、塩からカルシウム含量のみを取り除き、他の不純物は除去されない。
of preparation of common salt of high purity from brines in solar salt pans”においては、クロルアルカリ製作に適し、所望のCaとMgの比率の高純度天日塩の製造方法が報告されている。この特許でも、特定の特殊化学品工業で特定の要件のある臭化物不純物の軽減について記述がない。
される。新しい塩工場が設計されるべきとき、または既存の塩工場で改良が探索されるときはいつでも、これらの計算が方針を形成する。面積を計算するための経験式を導くために、バウナガール塩工場の次の実測値が、5000TPAの製造能力の塩工場のモデルのために考慮される。
(i)既知の方法によって調製された塩を飽和レベルに至るまで海水に添加して、飽和塩水を得る工程と、
(ii)予備晶析器に前記工程(i)で得られた前記飽和塩水を拡げて、27°Be’の飽和塩水となるまで天日蒸発させる工程と、
(iii)前記工程(ii)で得られた27°Be’の前記飽和塩水を、第2の晶析器に流す工程と、
(iv)塩を堆積させ、水で洗浄して、高純度塩を得る工程と、
(v)前記塩田に海水を加えて元の体積に戻し、その後、飽和点に至るまで更に塩を加える工程と、
(vi)上記の(ii)における蒸発プロセスを繰り返す工程と、
(vii)再び、さらなる塩を収穫する工程と、
(viii)このときに前記予備晶析器に27°Be’の飽和塩水を排出する工程と、
を含む、方法を提供する。
の範囲の濃度を有し、既知の方法によって低濁度となるように清澄される。
(i)海塩水を天日塩と混合し、濃度25°Be’の飽和塩水を得る工程と、
(ii)(i)の塩水を予備晶析池に供給し、ミョウバンなどの凝集剤を最適量、塩水に添加する工程と、
(iii)重力下でクレイの懸濁粒子を沈降させ、同時に塩水を清澄する(NTU<2)工程と、
(iv)塩水水路を通じた勾配流によって、上記の清澄された塩水を晶析池に供給する工程と、
(v)飽和塩水の天日蒸発を続け、濃度27°Be’となるまで塩を結晶化させる工程と、
(vi)その晶析池から27°Be’の飽和塩水を通常の方法通りに排出する工程と、
(vii)天日下で、塩を収穫、洗浄、および乾燥し、所望の仕様の高純度塩を得る工程と、
(viii)27°Be’の飽和塩水を新しい海水と混合し、塩を溶解させ、飽和塩水を得る工程と、
(ix)(ii)から(viii)の工程を繰り返し、連続的に高純度塩を製造する工程と、
(x)二期作の塩を回収後に飽和塩水を予備晶析器に移す工程と、
を含む方法を提供する。
v)と測定された。
(i)天日塩の臭化物レベルを低減する課題に直面し、費用効果的な方法において所望の目標を模索する間に本発明が生じたこと、
(ii)不純物が塩の格子に捕捉される場合に、機械的な洗浄などの塩を精製する従来の方法は、得ようとされた純度に関して所望の結果をもたらすことがほとんどないことを認識すること、
(iii)ミョウバンで清澄され、かつpHが調整された塩水は、機械的な洗浄なしでも絶対純度の高い塩を生みだすが、臭化物含量は、特定の特殊化学品工業によって要求される所望のレベルまで低減されないことを認識すること、
(iv) 結果として、費用効果的で従来にない解決法を探し、しかる後、塩田における塩の天日による再結晶化の発想を思いつくこと、
(v)塩工場の多くは、この目的のために展開されうる予備の土地を有することを認識すること、
(vi)再結晶化プロセスに海水が利用されうる場合に、再結晶化のプロセスが特に魅力的であることを認識すること、
(vii)その後、海水を用いた再結晶化は、所望の結果の取得を確かに可能にすることを実証すること、
(viii)そのプロセスは、規模に関わらず天日海塩工場において実施されうることを認識すること、
(ix)本発明が、いかなる従来のエネルギー源の使用をも含まず、このことがプロセスを費用効果的、かつ環境に配慮されていることを認識すること、
である。
米国特許第8,021,442号に概説された手順にしたがって高純度天日塩を調製した。その塩は、>99%の純度(乾燥量基準)を示し、以下の不純物分析結果、すなわちCa2+=0.09%(w/w)、Mg2+=0.05%(w/w)、SO4 2-=0.28%(w/w)およびBr-=77ppm(イオンクロマトグラフィによる)を有していた。その塩の
高い純度に関わらず、下流の精製コストを低減するために、最大限可能なところまで不純物レベルを低減することが常に求められている。さらに、臭化物不純物の場合、所望の範囲内にブロモクロロメタンの不純物レベルを維持するために、塩において最大10ppmの臭化物レベルが許容されるクロロホルム合成には、上記の濃度は高い値と考えられる。
実施例1の塩を3°Be’(比重1.02)の濃度を有する海水、0.1cumに溶解させた。その飽和塩水は30%(w/v)のNaClを含むことがわかった。HDPE製の開放容器で30cmの深さを保ちながら、その塩水を天日蒸発させた。その塩水は、27°Be’(比重1.23)の濃度に達するまで蒸発した。再結晶化物を容器内に堆積させ、母液(にがり)を排出するために、48時間保持した。その塩を飽和塩水1リッターのみで洗浄した。洗浄された塩は、20.5kgの重さがあり、Ca2+=0.02%(w/w)、Mg2+=0.015%(w/w)、SO4 2-=0.05%(w/w)およびBr<10ppm(10ppmは、実施したイオンクロマトグラフィ法の定量下限であり、そのため10ppmより下の絶対値を与えることは困難であった)と分析された。
与えられた組成を有する116MTの天日塩を実施例2で使用したものと同じ海水に溶かすことによって実験を繰り返した。実施例2で使用したものと同じ海水を、61mx38mの予備晶析塩田に最大17.5cmの深さで入れ、その体積は412cumであると推定された。その後、実施例1の塩116MTを加え、30%(w/v)のNaCl濃度を得た。その後、欧州特許1928569号に開示されているように、その飽和塩水を30−35ppmの濃度の非鉄ミョウバンによって処理し、懸濁不純物の沈降を促進するために48時間静置させた。その後、<2.5のNTUを有する清澄塩水を上記と同様の寸法の晶析器に移し、27°Be’(比重1.23)となるまで天日蒸発させた。Ca2+=0.02%(w/w)、Mg2+=0.02%(w/w)、SO4 2-=0.06%(w/w)およ
びBr-<10ppmの不純物レベルを有する再結晶化された塩70MTを収穫し、堆積させ、真水3.5cumで洗浄することによって、Ca2+=0.02%(w/w)、Mg2+=0.015%(w/w)、SO4 2-=0.05%(w/w)およびBr-<10ppmとなった。母液の体積は、洗浄液とあわせて177cumであった。これらは、下記の実施例4に示したように、続くバッチに再利用した。
実施例3の母液であるにがり170cumを新たな海水240cumと混合し、30.3%(w/v)NaClを有する飽和塩水を得るために実施例1の天日塩75MTを溶解させた。実施例3のプロセスを繰り返し、Ca2+=0.03%(w/w)、Mg2+=0.02%(w/w)、SO4 2-=0.06%(w/w)およびBr-<10ppmの組成を有する再結晶化塩85MTを収穫し、堆積させ、真水5cumで洗浄し、Ca2+=0.02%(w/w)、Mg2+=0.015%(w/w)、SO4 2-=0.05%(w/w)およびBr-<10ppmの最終分析結果を得た。母液塩水の体積は170cumであった。本実施例は、品質を妥協することなく、再結晶化に供される塩の総量から塩を最大限に回収するために、母液塩水を再利用する価値を示している。
実施例1で与えられたような組成を有する天日塩105MTを、初期濃度5.3°Be’(比重1.038)を有する海塩水[Ca2+=0.07%(w/v)、Mg2+=0.18%(w/v)、SO4 2-=0.49%(w/v)、NaCl =4.2%(w/v)]380cumに溶解させ、濃度25°Be’(比重1.208)に達するまで塩を溶解させることによってNaClで飽和された塩水のような組成とした。飽和塩水の体積は、410cumと測定された。濃度25°Be’のこの飽和塩水を、実施例2および3で言及したように、予備晶析池で清澄させた。61メートル×38メートルの大きさの晶析池にNTU<2.5である清澄塩水を移した。その晶析器における塩水の深さは、17.5cmと測定された。太陽光エネルギーを使用して、27°Be’に達するまでその塩水を濃縮させた。この段階で塩水の体積は、164cumにまで低減された。この段階で塩水を排出させ、次のバッチに再利用した。Ca2+=0.03%(w/w)、Mg2+=0.02%(w/w)、SO4 2-=0.07%(w/w)およびBr-<10ppmの組成を有する再結晶化塩80MTを収穫し、堆積させ、真水4cumで洗浄した。堆積した洗浄塩は、Ca2+=0.02%(w/w)、Mg2+=0.015%(w/w)、SO4 2-=0.05%(w/w)およびBr-<10ppmと分析された。工業用途で有害となる他の微量元素の全てが、規定の範囲内であることがわかった。塩の収穫後に残った27°Be’(比重1.23)の飽和塩水を晶析器から排出させ、再利用した。一期作の収率は76%となった。
再結晶化塩の二期作に関する実施例3および4、ならびに再結晶化塩の一期作に関する実施例5で得られた結果によれば、言及された収率はそれぞれ79%および76%であった。3°Be’の海水から塩を製造するために、先行技術のデータに基づいたそのような再結晶に必要とされる追加の面積は8.8%となる。
1.先行技術に開示された種々の方法を通して得られたような天日海塩は、本発明の方法により費用効果的に改良され、特に、結晶格子に取り込まれていると思われ、機械的な洗浄、雨水による洗浄などのような精製技術を通して除去することが困難である、臭化物な
どの不純物に関しての品質を向上させうる。
2.その方法は、大規模な投資を必要としない。
3.その方法は、予備の土地を有する塩工場の資源の有効利用に役立つ。
4.その方法は、太陽光エネルギーのほかにエネルギーの供給を必要とせず、そのため費用効果的で、かつ環境に配慮されている。
5.塩の不純物を最小化することによって、下流の工業によって生じる廃棄物が低減される。
6.同様に、臭化物、重金属などの微量不純物を最小化することによって、厳しい仕様に従う製品が作製されうる。
7.その方法は、大きな資本を必要としない。
8.その方法は、再結晶化に太陽光エネルギーのみを利用し、その結果、費用効果的でありで、かつ環境に配慮されている。
9.その方法は、容易に規模を拡大できる。
10.その方法は、エンドユーザーの工業による精製の下流コストを最小化し、製品がより容易に満たされるべき所望の仕様に適合することも可能にする。
Claims (7)
- 海水を媒体として使用し、天日海塩を天日で再結晶化させることによって、精製された塩を製造する方法であって、
(i)既知の方法によって調製された塩を飽和レベルに至るまで海水に添加して、飽和塩水を得て、ミョウバンを前記塩水に投与する工程と、
(ii)予備晶析器に前記工程(i)で得られた前記飽和塩水を拡げて、27°Be’の飽和塩水となるまで天日蒸発させる工程と、
(iii)前記工程(ii)で得られた27°Be’の前記飽和塩水を、第2の晶析器に流す工程と、
(iv)塩を堆積させ、水で洗浄して、精製された塩を得る工程と、
(v)前記塩田に海水を加えて元の体積に戻し、その後、飽和点に至るまで更に塩を加える工程と、
(vi)上記の(ii)における蒸発プロセスを繰り返す工程と、
(vii)再び、さらなる塩を収穫する工程と、
(viii)前記予備晶析器に27°Be’の飽和塩水を排出する工程と、
を含む、方法。 - 前記工程(i)で用いられる前記塩が、>99.0−99.2%(w/w)の純度(乾燥量基準)であり、0.08−0.12%(w/w)のCa2+、0.03−0.10%(w/w)のMg2+、0.2−0.5%(w/w)のSO4 2-および50−150ppmのBr-、ならびに、微量のヨウ素および重金属不純物を含む、請求項1に記載の方法。
- 再結晶に使用する前記海水が、2.5−5.5°Be’の範囲の濃度を有し、既知の方法によって低濁度となるように清澄される、請求項1に記載の方法。
- 前記工程(iv)で得られた前記精製された塩が、乾燥量基準で99.4−99.8%の範囲の絶対純度を有し、Ca2+、Mg2+、SO4 2-およびBr-の不純物レベルがそれぞれ、0.02−0.03%(w/w)、0.01−0.02%(w/w)、0.07−0.1%(w/w)および<10ppm(w/w)であり、ヨウ素レベルおよび重金属不純物もまた大幅に低減されている、請求項1に記載の方法。
- 前記精製された塩の収率が75−80%の範囲にある、請求項1に記載の方法。
- 塩の調製に供される前記海水が3.0°Be’の初期濃度を有するときに、再結晶のための面積の追加要件が8−9%である、請求項1に記載の方法。
- 前記方法は、再結晶に太陽光エネルギーのみを利用している、請求項1に記載の方法。
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