JP6104827B2 - Twdm−ponシステム及びその波長制御方法 - Google Patents

Twdm−ponシステム及びその波長制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、波長可変の光アクセスネットワークシステムにおける波長切替に関するものである。特に、本発明は、親局光通信装置(OLT:Optical Line Terminal)及び子局光通信装置(ONU:Optical Network Unit)が光伝送路を介して1対Nの通信を行い、かつ各光通信装置が通信波長を自由に可変とする受動光ネットワーク(TWDM−PON:Time and Wavelength Division Multiplexing−Passive Optical Network)の波長切替えに関するものである。
将来の広帯域で柔軟、かつ無線基地局の統合などの通信網のさらなる発展につながる波長・時分割多重によるTWDM−PONでは、OLTがその利用波長を切替える際に、無線システムの低遅延な伝送仕様に対応した波長制御技術を提供することが望まれている。
現在、ブロードバンドサービスの増加に伴って、光ファイバを用いたFTTH(Fiber To The Home)の加入者数は急激に増加している。通信事業者ビルからお客様宅までの光アクセスネットワークにおいては、経済性に優れたポイント・ツー・マルチポイント通信を行うPON(Passive Optical Network)システムが広く用いられている。PONシステムはPDS(Passive Double Star)型の光線路構成を有しており、通信事業者ビルに設置されたOLT、OLTに接続された基幹光ファイバ、基幹光ファイバを複数に光分岐する光スプリッタ、加入者宅に設置されたONU、及びONUと1対1で対応する分岐光ファイバを備えている。
一方、携帯電話等の無線セルラーシステムにおいても、爆発的な普及により、広帯域で効率のよい無線アクセスネットワーク構成が必要である。また、無線アクセスネットワークにおいては、基地局を、信号処理部(BBU:Base Band Unit)とRF部(RRH:Remote Radio Head)に分離させ、物理的に離れた構成とする事が検討されている。このBBU−RRHのネットワークにおいて、一つのBBUが複数のRRHを収容する形態をとる事もできる。これにより、各RRHに必要なBBUを一箇所に集約する事ができ、運用・設置コストの削減ならびに複数RRH間の高度な協調動作が可能となる。
上記のような1つのBBUが複数のRRHを収容する構成として、point−to−pointではなく、一部光ファイバを共有する構成が考えられている。いわゆるFTTHで利用されているPON構成である。このPONシステムの適用において、通信方式として、TDM−PON(Time Division Multiplexed−PON)やWDM−PON(Wavelength Division Multiplexed−PON)などのPON技術を用いて、光ファイバ導入コストを下げることが考えられている。特にWDMとTDMを併用したTWDM−PONを用いれば、各ONU、OLTが任意の波長をとりながら効率的なNW構成をリアルタイムに構築できるため、非常に効率的なネットワークを構成できる(例えば、非特許文献1参照。)。
このTWDM−PONシステムではOLT−ONU間で波長を切替えながら通信をする。この波長切替えのため、ONU内の波長可変フィルタの透過波長を変えるなどの光デバイス制御が必要である。
TWDM−PONシステムではOLT−ONU間の波長を切替えるため、ONU内の波長可変フィルタ等の光デバイスの波長設定を通信中も変更する必要がある。しかし、無線アクセスネットワークでの通信においては、規格により非常に低遅延な通信特性が求められる。具体的には数百μsec程度の遅延しか許されない。しかし光デバイス、例えば、波長可変フィルタの波長切替には、msecオーダの遅延を要し、対応が困難である。
このような課題を解決するために、低遅延でOLT−ONU間の波長を切替えることのできるTWDM−PON波長制御方法及びTWDM−PONシステムを提供することを目的とする。
また、OLT−ONU間の波長を切替える状況下では、柔軟な運用をするために、予備系を備える必要がある。このような課題を解決するために、柔軟な運用のできる予備系を備えるTWDM−PONシステム及びその波長制御方法を提供することをも目的とする。
本発明では、通信パスが確保されているONUの第一の光送受信部を通して、第一の光送受信部とは異なる波長に設定した第二の光送受信部を起動し、第二の光送受信部の起動完了後、第二の光送受信部で通信パスを確保してから、第一の光送受信部をシャットダウンする。
具体的には、本発明は、
第一のラインカード及び第二のラインカードを有するOLT(Optical Line Terminal)とそれぞれ第一の光送受信部及び第二の光送受信部を有する複数のONU(Optical Network Unit)とが光ファイバで接続されたTWDM−PON(Time and Wavelength Division Multiplexing−Passive Optical Network)システムの波長制御方法であって、
同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第一のラインカードから前記第一の光送受信部を通して、前記第一の光送受信部とは異なる波長セットに設定した前記第二の光送受信部を起動し、
前記第二の光送受信部の起動完了後、前記異なる波長セットで前記第二のラインカードと前記第二の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
前記新たな通信パスを確保した後、前記第一の光送受信部をシャットダウンする
TWDM−PONシステムの波長制御方法である。
具体的には、本発明は、
第一のラインカード及び第二のラインカードを有するOLT(Optical Line Terminal)とそれぞれ第一の光送受信部及び第二の光送受信部を有する複数のONU(Optical Network Unit)とが光ファイバで接続されたTWDM−PON(Time and Wavelength Division Multiplexing−Passive Optical Network)システムであって、
同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第一のラインカードから前記第一の光送受信部を通して、前記第一の光送受信部とは異なる波長セットに設定した前記第二の光送受信部を起動し、
前記第二の光送受信部の起動完了後、前記異なる波長セットで前記第二のラインカードと前記第二の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
前記新たな通信パスを確保した後、前記第一の光送受信部をシャットダウンする
TWDM−PONシステムである。
本発明により、TWDM−PONシステムは低遅延でOLT−ONU間の波長を切替えることができる。
また、本発明では、通信パスが確保されているONUの第二の光送受信部を通して、第二の光送受信部と同じ波長に設定した第一の光送受信部を起動し、第一の光送受信部の起動完了後、第一の光送受信部で通信パスを確保してから、第二の光送受信部をシャットダウンする。
具体的には、本発明は、
第一のラインカード及び第二のラインカードを有するOLT(Optical Line Terminal)とそれぞれ第一の光送受信部及び第二の光送受信部を有する複数のONU(Optical Network Unit)とが光ファイバで接続されたTWDM−PON(Time and Wavelength Division Multiplexing−Passive Optical Network)システムの波長制御方法であって、
同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第二のラインカードから前記第二の光送受信部を通して、前記第二の光送受信部と同じ波長セットに設定した前記第一の光送受信部を起動し、
前記第一の光送受信部の起動完了後、前記同じ波長セットで前記第二のラインカードと前記第一の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
前記新たな通信パスを確保した後、前記第二の光送受信部をシャットダウンする
TWDM−PONシステムの波長制御方法である。
具体的には、本発明は、
第一のラインカード及び第二のラインカードを有するOLT(Optical Line Terminal)とそれぞれ第一の光送受信部及び第二の光送受信部を有する複数のONU(Optical Network Unit)とが光ファイバで接続されたTWDM−PON(Time and Wavelength Division Multiplexing−Passive Optical Network)システムであって、
同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第二のラインカードから前記第二の光送受信部を通して、前記第二の光送受信部と同じ波長セットに設定した前記第一の光送受信部を起動し、
前記第一の光送受信部の起動完了後、前記同じ波長セットで前記第二のラインカードと前記第一の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
前記新たな通信パスを確保した後、前記第二の光送受信部をシャットダウンする
TWDM−PONシステムである。
本発明により、TWDM−PONシステムは柔軟な運用のできる予備系を備えることができる。
さらに、本発明では、通信パスが確保されている第一の光送受信部を通して、第一の光送受信部とは異なる波長に設定した第二の光送受信部を起動し、第二の光送受信部の起動完了後、第二の光送受信部で通信パスを確保してから、第一の光送受信部をシャットダウンする。続いて、通信パスが確保されている第二の光送受信部を通して、第二の光送受信部と同じ波長に設定した第一の光送受信部を起動し、第一の光送受信部の起動完了後、第一の光送受信部で通信パスを確保してから、第二の光送受信部をシャットダウンする。
具体的には、本発明は、
第一のラインカード及び第二のラインカードを有するOLT(Optical Line Terminal)とそれぞれ第一の光送受信部及び第二の光送受信部を有する複数のONU(Optical Network Unit)とが光ファイバで接続され、前記光ファイバとの間の分岐比が第一の光送受信部より第二の光送受信部が小さく、第二の光送受信部には送受信する光信号を光増幅する光増幅器を有するTWDM−PON(Time and Wavelength Division Multiplexing−Passive Optical Network)システムの波長制御方法であって、
同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第一のラインカードから前記第一の光送受信部を通して、前記第一の光送受信部とは異なる波長セットに設定した前記第二の光送受信部を起動し、
前記第二の光送受信部の起動完了後、前記異なる波長セットで前記第二のラインカードと前記第二の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
前記新たな通信パスを確保した後、前記第一の光送受信部をシャットダウンし、
同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第二のラインカードから前記第二の光送受信部を通して、前記第二の光送受信部と同じ波長セットに設定した前記第一の光送受信部を起動し、
前記第一の光送受信部の起動完了後、前記同じ波長セットで前記第二のラインカードと前記第一の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
前記新たな通信パスを確保した後、前記第二の光送受信部をシャットダウンする
TWDM−PONシステムの波長制御方法である。
具体的には、本発明は、
第一のラインカード及び第二のラインカードを有するOLT(Optical Line Terminal)とそれぞれ第一の光送受信部及び第二の光送受信部を有する複数のONU(Optical Network Unit)とが光ファイバで接続され、前記光ファイバとの間の分岐比が第一の光送受信部より第二の光送受信部が小さく、第二の光送受信部には送受信する光信号を光増幅する光増幅器を有するTWDM−PON(Time and Wavelength Division Multiplexing−Passive Optical Network)システムであって、
同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第一のラインカードから前記第一の光送受信部を通して、前記第一の光送受信部とは異なる波長セットに設定した前記第二の光送受信部を起動し、
前記第二の光送受信部の起動完了後、前記異なる波長セットで前記第二のラインカードと前記第二の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
前記新たな通信パスを確保した後、前記第一の光送受信部をシャットダウンし、
同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第二のラインカードから前記第二の光送受信部を通して、前記第二の光送受信部と同じ波長セットに設定した前記第一の光送受信部を起動し、
前記第一の光送受信部の起動完了後、前記同じ波長セットで前記第二のラインカードと前記第一の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
前記新たな通信パスを確保した後、前記第二の光送受信部をシャットダウンする
TWDM−PONシステムである。
本発明により、TWDM−PONシステムは低遅延でOLT−ONU間の波長を切替えることができ、かつ、柔軟な運用のできる予備系を備えることができる。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明により、光デバイスの波長切替に遅延があったとしても、TWDM−PONシステムは通信を継続したままOLT−ONU間の波長を切替えることができる。あるいは、柔軟な運用のできる予備系を備えることができる。
本発明のTWDM−PONシステムの構成を示すブロック図である。 本発明のONUの構成を示すブロック図である。 本発明によるTWDM−PONシステムの波長切替の手順を示すフローチャートである。 本発明によるTWDM−PONシステムの波長切替の手順を示すシーケンス図である。 本発明によるTWDM−PONシステムの波長切替の手順を示すフローチャートである。 本発明によるTWDM−PONシステムの波長切替の手順を示すシーケンス図である。 本発明によるTWDM−PONシステムの波長切替の手順を示すフローチャートである。 本発明によるTWDM−PONシステムの波長切替の手順を示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
本発明のTWDM−PONシステムの構成を図1に示す。OLT4、複数のONU5及び光スプリッタ3でTWDM−PONシステムを構成する。OLT4は、光信号を分岐する分岐光回路23、光送信機能及び光受信機能を含むラインカード(LC:Line Card)26、OLT4と外部の装置とLC26との間で信号を授受する多重分離部27、LC26とONU5との間のTWDMを制御する動的波長帯域割当回路28を備える。分岐光回路23は、波長に依存することなく光信号を分岐合流するものでも、波長セットに応じて光信号を波長分波合波するものでもよい。
LC26は複数備えられ、それぞれ、任意の波長セットの光信号で送受信することが可能である。各ONU5は、通信する相手のLC26の波長セットに応じてONU5内の波長可変フィルタの透過波長を設定し、受信する光信号の波長を限定する。また、各ONU5は、通信する相手のLC26の波長セットに応じて送信する光信号の波長を設定する。これにより、送受信する波長セットごとに仮想的なPONを構成することができる。各ONU5は全て異なる波長セットである必要はなく、複数のONU5で同じ波長セットを使うことも可能であり、その波長セットのONU5のPON内では従来のTDMによってアクセス制御を行う。このように、WDMとTDMを併用しているためTWDM−PONシステムと呼ばれる。
本発明のONU5の構成を図2に示す。ONU5は、複数の光送受信部9、光分岐回路10及び切替部15を有する。光送受信部9は、波長可変レーザで送信する光信号の波長を可変とする光送信部12、光信号を受信する光受信部14、光受信部14の受信する光信号の波長を限定する波長可変フィルタ13、波長差を利用して送信する光信号と受信する光信号を波長合波分波する波長合分波器11を含む。簡単のため、光送受信部9は2つとしているが、3つ以上でもよい。
切替部15は、光送受信部9の切替に応じて、ONU5の外部との装置の間で、通信する信号を切替える。
本実施形態のTWDM−PONシステムでは、同じ波長セットで通信パスが確保されているLC26#1から光送受信部9#1を通して、光送受信部9#1とは異なる波長セットに設定した光送受信部9#2を起動し、光送受信部9#2の起動完了後、前記異なる波長セットでLC26#2と光送受信部9#2との間で新たな通信パスを確保し、新たな通信パスを確保した後、光送受信部9#1をシャットダウンする。
OLT4とONU5との間で通信波長を切替える手順を説明する。OLT4とONU5に分けたフローチャートを図3に、OLT4とONU5との間のシーケンス図を図4に示す。図4において、( )で表した動作は、図3の( )のステップの実行を表す。
ステップ(1)
ステップ(1)で、OLT4が通信波長を波長セット1から波長セット2に切替えると判断する。例えば、ONU5#n内の光送受信部9#1が波長セット1でOLT4内のLC26#1と通信している状況において、波長セット1での通信量が増加したために波長を切替える、RRHを現在とは違うスモールセル群に属させる、又は、現在とは異なる無線システムで使用させたいなどの理由で、ONU5#nとの通信を波長セット1から波長セット2に切替えなければならないと、OLT4が判断する。
ONU5の光送受信部9のうち、波長切替先の光送受信部9#2はスリープ状態にあるため利用することができない。
ステップ(2)
ステップ(2)で、OLT4が波長セット1によるLC26♯1からONU5#nの光送受信部9♯1への通信パスを通して、ONU5#nの光送受信部9♯2を波長セット2で起動するよう指示する。
ステップ(3)
ステップ(3)で、ONU5♯nは光送受信部9♯2を波長セット2で起動する。
ステップ(4)
OLT4内のLC26#2は波長セット2で通信をしている。ステップ(4)で、通常のTWDMの帯域制御の仕組みに従い、OLT4はLC26#2に、波長セット2によるLC26♯2からONU5♯nの光送受信部9♯2への通信パスを通して、 ONU5♯nの光送受信部9♯2へ送信許可信号と送信スケジュールを送信させる。
ステップ(5)
ステップ(5)で、波長セット2で起動したONU5♯nの光送受信部9♯2は、送信許可信号と送信スケジュールを受信する。ONU5♯nは、受信した送信スケジュールに応じて、光送受信部9♯2から波長セット2のPONへの参加希望信号を送信する。
ステップ(6)
ステップ(6)で、OLT4が参加希望信号を受信すると、波長セット2のLC26♯2に対して、波長セット2の光送受信部9♯2の送信帯域及び送信タイミングが波長セット1の光送受信部9♯1と同じになるように、GATE信号を送信させる。そもそも、波長セット2に余裕があるために、波長切替えして波長セット1から波長セット2への切替先としているので、このような帯域とタイミングの制御は波長セット2内で可能である。
さらに、波長セット1のLC26♯1に対して、波長セット1の光送受信部9♯1をシャットダウンするGATE信号を送信させる。
ステップ(7)
ステップ(7)で、ONU5♯nは、波長セット2によるLC26♯2から光送受信部9♯2へのGATE信号を受信すると、 光送受信部9#2がLC26♯2との間で波長セット2による通信を引き継ぐ。
一方、波長セット1によるLC26♯1から光送受信部9♯1へのGATE信号を受信すると、光送受信部9♯1をシャットダウンする。光送受信部9♯1のシャットダウンには、光送受信部9♯1への電源供給を遮断したり、クロック供給を遮断したりすることで実現できる。これ以降は、光送受信部9♯1を次の波長切替先として扱うことができる。
ステップ(8)
ステップ(8)で、OLT4は波長セット2で通信を継続し、波長セット1の光送受信部9♯1からのリクエスト信号が届かなくなると、波長セット1のPONから光送受信部9♯1を除外する。
これらの制御は全てOLT4の動的波長帯域割当回路28のスケジューリング制御により、他の通信、特にすでに別のLC26により通信が行われている波長セット2の通信に影響を与えないようなタイミングで実行される。
このようにして、光デバイスの波長切替に遅延があったとしても、TWDM−PONシステムは通信を継続したままOLT−ONU間の波長を切替えることができる。
(実施形態2)
本実施形態のTWDM−PONシステムの構成は実施形態1のTWDM−PONシステムと同様である。
本実施形態のTWDM−PONシステムでは、同じ波長セットで通信パスが確保されているLC26#1から光送受信部9#1を通して、光送受信部9#1とは異なる波長セットに設定した光送受信部9#2を起動し、光送受信部#2の起動完了後、前記異なる波長セットでLC26#2と光送受信部9#2との間で新たな通信パスを確保し、新たな通信パスを確保した後、光送受信部9#1をシャットダウンする。
OLT4とONU5との間で通信波長を切替える手順を説明する。OLT4とONU5に分けたフローチャートを図5に、OLT4とONU5との間のシーケンス図を図6に示す。図6において、( )で表した動作は、図5の( )のステップの実行を表す。
ステップ(1)
ステップ(1)で、OLT4が通信波長を波長セット1から波長セット2に切替えると判断する。例えば、ONU5#n内の光送受信部9#1が波長セット1でOLT4内のLC26#1と通信している状況において、波長セット1での通信量が増加したために波長を切替える、RRHを現在とは違うスモールセル群に属させる、又は、現在とは異なる無線システムで使用させたいなどの理由で、ONU5#nとの通信を波長セット1から波長セット2に切替えなければならないと、OLT4が判断する。
ONU5の光送受信部9のうち、波長切替先の光送受信部9#2はスリープ状態にあるため利用することができない。
ステップ(2)
ステップ(2)で、OLT4が波長セット1によるLC26♯1からONU5#nの光送受信部9♯1への通信パスを通して、ONU5#nの光送受信部9♯2を波長セット2で起動するよう指示する。
ステップ(3)
ステップ(3)で、ONU5♯nは光送受信部9♯2を波長セット2で起動を開始する。
ONU5♯nは、光送受信部9♯2が波長セット2で起動するまで、波長セット1の光送受信部9♯1で通信を継続している。
ステップ(4)
OLT4内のLC26#2は波長セット2で送信しているが、ONU5#nの光送受信部9#2が起動していないため、LC26#1とONU5#nの光送受信部9#1の間だけで通信されている。
ステップ(4)で、OLT4が波長セット1によるONU5#nの光送受信部9#1からの送信希望信号に応じて、波長セット1によるLC26♯1からONU5♯nの光送受信部9♯1への通信パスを通して、 ONU5♯nの光送受信部9♯1へ送信許可と送信スケジュールを指示するGATE信号を送信させる。
同時に、OLT4が波長セット2によるLC26♯2からONU5♯nの光送受信部9♯2への通信パスを通して、 ONU5♯nの光送受信部9♯2へ上記と同じ送信許可と送信スケジュールを指示するGATE信号を送信させる。
ステップ(5)
ステップ(5)で、ONU5♯nは、光送受信部9♯2が起動すると、受信した送信スケジュールに応じて、光送受信部9♯2が波長セット2で通信を引き継ぐ。
同時に、ONU5♯nは、光送受信部9♯1をシャットダウンする。
ステップ(6)
ステップ(6)で、波長セット2のLC26♯2が光送受信部9#2からの信号を受信すると、OLT4は波長セット2のLC26♯2に対して、通信を継続させる。
同時に、OLT4は波長セット1のPONからONU5♯nの光送受信部9#1を除外する。
これらの制御は全てOLT4の動的波長帯域割当回路28のスケジューリング制御により、他の通信、特にすでに別のLC26により通信が行われている波長セット2の通信に影響を与えないようなタイミングで実行される。
このようにして、光デバイスの波長切替に遅延があったとしても、TWDM−PONシステムは通信を継続したままOLT−ONU間の波長を切替えることができる。
(実施形態3)
本実施形態のTWDM−PONシステムの構成は実施形態1のTWDM−PONシステムと同様である。
本実施形態のTWDM−PONシステムでは、同じ波長セットで通信パスが確保されているLC26#2から光送受信部9#2を通して、光送受信部9#2と同じ波長セットに設定した光送受信部9#1を起動し、光送受信部9#1の起動完了後、前記同じ波長セットでLC26#2と光送受信部9#1との間で新たな通信パスを確保し、新たな通信パスを確保した後、光送受信部9#2をシャットダウンする。
OLT4とONU5との間で通信波長を切替える手順を説明する。OLT4とONU5に分けたフローチャートを図7に、OLT4とONU5との間のシーケンス図を図8に示す。図8において、( )で表した動作は、図7の( )のステップの実行を表す。
ステップ(1)
ステップ(1)で、OLT4がONU5♯nとの通信を同じ波長セットで光送受信部9♯2から光送受信部9♯1に切替えると判断する。例えば、光送受信部9♯1に切り替えて光送受信部9♯2を保守したい、ONU5#nとの通信を予備系の光送受信部9♯2から現用系の光送受信部9♯1に切り替えたいなどの理由で、同じ波長セットでONU5#nとの通信を光送受信部9♯2から光送受信部9♯1に切替えなければならないと、OLT4が判断する。
このとき、ONU5の光送受信部9#1はスリープ状態にあるため、そのままでは利用することができない。
ステップ(2)
ステップ(2)で、OLT4が波長セット2によるLC26♯2からONU5#nの光送受信部9♯2への通信パスを通して、ONU5#nの光送受信部9♯1を波長セット2で起動するよう指示する。
ステップ(3)
ステップ(3)で、ONU5♯nは光送受信部9♯1を波長セット2で起動する。
ステップ(4)
ステップ(4)で、OLTが波長セット2によるLC26♯2からONU5♯nの光送受信部9♯1への通信パスを通して、 ONU5♯nの光送受信部9♯1へ送信許可信号と送信スケジュールを送信させる。
ステップ(5)
ステップ(5)で、ONU5♯nは、受信した送信スケジュールに応じて、光送受信部9♯1から光波長セット2のPONへの参加希望信号を送信する。
一方、光送受信部9♯2は通信を継続する。
ステップ(6)
ステップ(6)で、OLTが参加希望信号を受信すると、波長セット2のLC26♯2に対して、光送受信部9♯2と送信帯域及び送信タイミングが同じになるように、光送受信部9♯1 に向けてGATE信号を送信させる。
さらに、波長セット2のLC26♯2に対して、光送受信部9♯2をシャットダウンするよう光送受信部9♯2に向けてGATE信号を送信させる。
ステップ(7)
ステップ(7)ONU5♯nは波長セット2によるLC26♯2から光送受信部9♯1へのGATE信号を受信すると、光送受信部9♯1とLC26♯2との間で波長セット2による通信を引き継ぐ。
一方、ONU5♯nは波長セット2によるLC26♯2から光送受信部9♯2へのGATE信号を受信すると、光送受信部9♯2をシャットダウンする。これ以降は、光送受信部9♯2を次の切替先として扱うことができる。
ステップ(8)
ステップ(8)で、OLT4は波長セット2で通信を継続し、波長セット2の光送受信部9♯2からのリクエスト信号が届かなくなると、波長セット2のPONから光送受信部9♯2を除外する。
これらの制御は全てOLT4の動的波長帯域割当回路28のスケジューリング制御により、LC26により通信が行われている波長セット2の通信に影響を与えないようなタイミングで実行される。
このようにして、TWDM−PONシステムは柔軟な運用のできる予備系を備えることができる。
実施形態3のここまでの手順を実施形態1又は2の後に実行してもよい。この場合は、実施形態1の効果に加え、予備系の光送受信部9♯2を利用して波長セット1から波長セット2への波長切替ができ、波長切替の完了後、現用系の光送受信部9♯1に切戻すことができる。
特に、予備系の光送受信部9♯2に光増幅器を持たせることが好ましい。例えば、図2における、光ファイバとの間の光分岐回路10の分岐比が光送受信部9♯1より光送受信部9♯2が小さく、光送受信部9♯2には送受信する光信号を光増幅する光増幅器を持たせ、光分岐回路10によるパワー低下を補償する。
光増幅器を持たせることで予備の光送受信部9♯2による暫定の通信が可能であり、かつ波長切替時のみでの利用とすることで、光増幅器への電源供給もその時だけにすれば大きな消費電力増加にならない。また、現用の光送受信部9♯1のコスト増加を小さくすることが可能である。
(実施形態4)
本実施形態は、実施形態1から3で説明したTWDM−PONシステム又はTWDM−PONシステムの波長制御方法を携帯電話などの無線セルラーシステムへの適用を想定する。
携帯電話などの移動通信のトラフィック量は急増しており、今後の無線セルラーシステムは、主に通信の制御信号のみを扱うマクロセルと、ユーザのデータ通信を扱う大量のスモールセルによる多層構造によるネットワークが考慮されている。
実施形態1、実施形態2、実施形態3の場合、ONU5内の別の光送受信部9を起動して波長切替等を行った。多層的な無線セルラーシステムにおいては、隣接するスモールセル内で最も帯域に余裕がある波長セットで動作しているPONへの切替を想定し、そのPONの波長セットへの波長切替が考えられる。
また、同じく多層的な無線セルラーシステムとして、ユーザデータ信号を扱ういわゆるスモールセルを複数包含する、制御信号を扱っているマクロセル内のONU5に切替用の光送受信部9を具備させ、同等の手順でこの光送受信部9への切替が可能である。既存の通信への影響を抑える実施形態1、実施形態2、実施形態3も同様に利用可能である。
本実施形態の2つの光送受信部9はあくまで、別セルでの通信や役割外の通信に利用するので、実施形態3の説明の通り、もう一度手順を踏んで元の光送受信部9に通信を切戻すことが好ましい。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種種の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせても良い。
例えば、携帯電話などの無線端末の基地局間ネットワークに限った話ではなく、固定系ネットワークにおいても適応することも可能である。
本発明は情報通信産業に適用することができる。
3:光スプリッタ
4:OLT
5:ONU
9:光送受信部
10:光分岐回路
11:波長合分波器
12:光送信部
13:波長可変フィルタ
14:光受信部
15:切替部
23:光信号を分岐する分岐光回路
26:ラインカード
27:多重分離部
28:動的波長帯域割当回路

Claims (8)

  1. 第一のラインカード及び第二のラインカードを有するOLT(Optical Line Terminal)とそれぞれ第一の光送受信部及び第二の光送受信部を有する複数のONU(Optical Network Unit)とが光ファイバで接続されたTWDM−PON(Time and Wavelength Division Multiplexing−Passive Optical Network)システムの波長制御方法であって、
    同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第一のラインカードから前記第一の光送受信部を通して、前記第一の光送受信部とは異なる波長セットに設定した前記第二の光送受信部を起動し、
    前記第二の光送受信部の起動完了後、前記異なる波長セットで前記第二のラインカードと前記第二の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
    前記新たな通信パスを確保した後、前記第一の光送受信部をシャットダウンする
    TWDM−PONシステムの波長制御方法。
  2. 第一のラインカード及び第二のラインカードを有するOLT(Optical Line Terminal)とそれぞれ第一の光送受信部及び第二の光送受信部を有する複数のONU(Optical Network Unit)とが光ファイバで接続されたTWDM−PON(Time and Wavelength Division Multiplexing−Passive Optical Network)システムの波長制御方法であって、
    同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第二のラインカードから前記第二の光送受信部を通して、前記第二の光送受信部と同じ波長セットに設定した前記第一の光送受信部を起動し、
    前記第一の光送受信部の起動完了後、前記同じ波長セットで前記第二のラインカードと前記第一の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
    前記新たな通信パスを確保した後、前記第二の光送受信部をシャットダウンする
    TWDM−PONシステムの波長制御方法。
  3. 第一のラインカード及び第二のラインカードを有するOLT(Optical Line Terminal)とそれぞれ第一の光送受信部及び第二の光送受信部を有する複数のONU(Optical Network Unit)とが光ファイバで接続され、前記光ファイバとの間の分岐比が第一の光送受信部より第二の光送受信部が小さく、第二の光送受信部には送受信する光信号を光増幅する光増幅器を有するTWDM−PON(Time and Wavelength Division Multiplexing−Passive Optical Network)システムの波長制御方法であって、
    同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第一のラインカードから前記第一の光送受信部を通して、前記第一の光送受信部とは異なる波長セットに設定した前記第二の光送受信部を起動し、
    前記第二の光送受信部の起動完了後、前記異なる波長セットで前記第二のラインカードと前記第二の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
    前記新たな通信パスを確保した後、前記第一の光送受信部をシャットダウンし、
    同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第二のラインカードから前記第二の光送受信部を通して、前記第二の光送受信部と同じ波長セットに設定した前記第一の光送受信部を起動し、
    前記第一の光送受信部の起動完了後、前記同じ波長セットで前記第二のラインカードと前記第一の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
    前記新たな通信パスを確保した後、前記第二の光送受信部をシャットダウンする
    TWDM−PONシステムの波長制御方法。
  4. 第一のラインカード及び第二のラインカードを有するOLT(Optical Line Terminal)とそれぞれ第一の光送受信部及び第二の光送受信部を有する複数のONU(Optical Network Unit)とが光ファイバで接続されたTWDM−PON(Time and Wavelength Division Multiplexing−Passive Optical Network)システムであって、
    同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第一のラインカードから前記第一の光送受信部を通して、前記第一の光送受信部とは異なる波長セットに設定した前記第二の光送受信部を起動し、
    前記第二の光送受信部の起動完了後、前記異なる波長セットで前記第二のラインカードと前記第二の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
    前記新たな通信パスを確保した後、前記第一の光送受信部をシャットダウンする
    TWDM−PONシステム。
  5. 第一のラインカード及び第二のラインカードを有するOLT(Optical Line Terminal)とそれぞれ第一の光送受信部及び第二の光送受信部を有する複数のONU(Optical Network Unit)とが光ファイバで接続されたTWDM−PON(Time and Wavelength Division Multiplexing−Passive Optical Network)システムであって、
    同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第二のラインカードから前記第二の光送受信部を通して、前記第二の光送受信部と同じ波長セットに設定した前記第一の光送受信部を起動し、
    前記第一の光送受信部の起動完了後、前記同じ波長セットで前記第二のラインカードと前記第一の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
    前記新たな通信パスを確保した後、前記第二の光送受信部をシャットダウンする
    TWDM−PONシステム。
  6. 第一のラインカード及び第二のラインカードを有するOLT(Optical Line Terminal)とそれぞれ第一の光送受信部及び第二の光送受信部を有する複数のONU(Optical Network Unit)とが光ファイバで接続され、前記光ファイバとの間の分岐比が第一の光送受信部より第二の光送受信部が小さく、第二の光送受信部には送受信する光信号を光増幅する光増幅器を有するTWDM−PON(Time and Wavelength Division Multiplexing−Passive Optical Network)システムであって、
    同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第一のラインカードから前記第一の光送受信部を通して、前記第一の光送受信部とは異なる波長セットに設定した前記第二の光送受信部を起動し、
    前記第二の光送受信部の起動完了後、前記異なる波長セットで前記第二のラインカードと前記第二の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
    前記新たな通信パスを確保した後、前記第一の光送受信部をシャットダウンし、
    同じ波長セットで通信パスが確保されている前記第二のラインカードから前記第二の光送受信部を通して、前記第二の光送受信部と同じ波長セットに設定した前記第一の光送受信部を起動し、
    前記第一の光送受信部の起動完了後、前記同じ波長セットで前記第二のラインカードと前記第一の光送受信部との間で新たな通信パスを確保し、
    前記新たな通信パスを確保した後、前記第二の光送受信部をシャットダウンする
    TWDM−PONシステム。
  7. 請求項4、5又は6のTWDM−PONシステムを構成するOLT(Optical Line Terminal)。
  8. 請求項4、5又は6のTWDM−PONシステムを構成するONU(Optical Network Unit)。
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