JP2022540600A - 受動光ネットワークの上り遅延を低減する方法および関連機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】本願は、受動光ネットワークの上り遅延を低減する方法および関連機器を開示する。【解決手段】光回線終端装置OLTは、基本波長チャネルユニットと、対応する拡張波長チャネルユニットを備え、前記基本波長チャネルユニットは、基本波長チャネルをサポートし、前記基本波長チャネルで光ネットワークユニットONUの発見および測距を実現することに用いられ、前記基本波長チャネルで前記ONUとの間に第1ONU管理及び制御チャネルOMCCチャネルを確立し、前記ONUが拡張波長チャネルをサポートし且つ低遅延モードに設定されると、前記第1OMCCチャネルを介して、前記基本波長チャネルから拡張波長チャネルへ切り替えるように前記ONUに通知することにも用いられ、前記拡張波長チャネルユニットは、1つ又は複数の拡張波長チャネルをサポートし、拡張波長チャネルで前記ONUとの間に第2OMCCチャネルを確立して低遅延トラヒックの伝送を行うことに用いられる。【選択図】図3
Description
本願は、出願番号が201910637087.6であり、出願日が2019年7月15日である中国特許出願に基づいて提出され、この中国特許出願についての優先権を主張するものであり、この中国特許出願の開示全体は、援用により本願に組み込まれるものとする。
本願は、受動光ネットワーク(PON、Passive Optical Network:パッシブ光ネットワーク)技術に関するが、これに限定されるものではなく、より具体的には、受動光ネットワークの上り遅延(uplink time delay)を低減する方法および関連機器に関する。
従来の受動光ネットワークのネットワークアーキテクチャは、図1に示す通りである。OLT(Optical Line Terminal:光回線終端装置)とONU(Optical Network Unit:光ネットワークユニット)との間の上下リンクは、それぞれ1つの波長チャネルのみである。
現在、受動光ネットワークはFTTH(Fiber To The Home)で広く使用されている。モバイルネットワークの発展に伴い、受動光ネットワークをモバイルフロントホール、モバイルバックホール、センサネットワーク、V2X(Vehicle to Everything)のベアラー技術に用いるニーズがある。モバイルベアラだけで独立したODN(Optical Distribution Network:光配信ネットワーク)を確立するにはコストがかかりすぎるため、既存のFTTHの受動光ネットワークを引き継いで互換性を持たせた上で、モバイルベアラに対するサポートを実現することを検討する必要がある。
モパイルネットワークの伝送遅延要求は非常に厳しく、例えば、5G(Fifth Generation Mobile Communication Network)ベアラの伝送遅延は100usであり、受動光ネットワークをモバイルベアラ技術とするには、伝送遅延に関する問題を改善する必要がある。モバイルフロントホールアプリケーションシーンを例にとると、機能分離の考え方から、従来の基地局は、リモートデバイスremoteunit(RU)とセンタデバイスcentralunit(CU)に分かれており、ファイバー配置を低減できるため、RUとCUの接続に優れたシステム及び技術としてPONを用いることができる。図2に示すように、LTE(Long Term Evolution:ロングタームエボリューショ)およびそのエボリューションシステムにおいては、CUとUE(user equipment:ユーザー機器)との間の総遅延時間(Total delay(T1))が10ms未満であることが要求され、そのうち、CUとRUとの間の伝送遅延(Propagation delay(T2))、および各機器における処理遅延を含み、CUとRUとの間の伝送遅延が250us未満である。一方、5Gモパイルシステムでは、総遅延時間が4ms未満であることが要求され、eMBB(Enhanced Mobile Broadband:拡張モバイルブロードバンド)トラヒックの場合、CUとRUとの間の伝送遅延が100us未満である必要がある。
しかしながら、低遅延要求を満たす受動光ネットワークの配光ネットワークと登録メカニズムは、従来のFTTH受動光ネットワークと大きく異なり、同一の受動光ネットワークに低遅延トラヒックと従来のFTTHトラヒックを同時に載せるためには、両者の間の矛盾を解決する必要がある。
そこで、本願実施例は、光回線終端装置OLTを提供し、基本波長チャネルユニットと、対応する拡張波長チャネルユニットを備え、前記基本波長チャネルユニットは、基本波長チャネルをサポートし、前記基本波長チャネルで光ネットワークユニットONUの発見および測距を実現することに用いられ、前記基本波長チャネルで前記ONUとの間に第1ONU管理及び制御チャネルOMCCチャネルを確立し、前記ONUが拡張波長チャネルをサポートし且つ低遅延モードに設定されると、前記第1OMCCチャネルを介して、前記基本波長チャネルから対応する拡張波長チャネルへ切り替えるように前記ONUに通知することにも用いられ、前記拡張波長チャネルユニットは、1つ又は複数の拡張波長チャネルをサポートし、拡張波長チャネルで前記ONUとの間に第2OMCCチャネルを確立して低遅延トラヒックの伝送を行うことに用いられ、前記ONUは、基本波長チャネルと拡張波長チャネルとの切替をサポートする。
本願実施例は、光ネットワークユニットONUをさらに提供し、媒体アクセス制御MACモジュールと、対応する光モジュールとを備え、前記光モジュールは、それぞれ異なる波長に対応する2つ以上のサブ光モジュールを含み、前記MACモジュールは、第1サブ光モジュールに接続されて基本波長チャネルをサポートし、前記MACモジュールは、他のサブ光モジュールに接続されて1つ又は複数の拡張波長チャネルをサポートし、或いは、前記光モジュールは、異なる波長に対応する波長可変光モジュールであり、前記MACモジュールは、前記光モジュールに接続されて、基本波長チャネルと拡張波長チャネルの切替をサポートする。
本願実施例は、受動光ネットワークPONシステムをさらに提供し、光回線終端装置OLTと、光分配ネットワークODNと、光ネットワークユニットONUと、を備え、前記OLTは、基本波長チャネル及び対応する1つ又は複数の拡張波長チャネルをサポートし、前記ONUは、基本波長チャネル及び拡張波長チャネルの切替をサポートし、前記OLTは、前記ODNを介して前記ONUに接続され、前記ODNは、基本波長チャネル信号及び拡張波長チャネル信号のベアラをサポートし、前記OLTは、前記基本波長チャネルで光ネットワークユニットONUの発見および測距を実現することに用いられ、前記基本波長チャネルで前記ONUとの間に第1ONU管理及び制御チャネルOMCCチャネルを確立し、前記ONUが拡張波長チャネルをサポートし且つ低遅延モードに設定されると、前記第1OMCCチャネルを介して、前記基本波長チャネルから拡張波長チャネルへ切り替えるように前記ONUに通知することにも用いられ、拡張波長チャネルで前記ONUとの間に第2OMCCチャネルを確立して低遅延トラヒックの伝送を行う。
本願実施例は、受動光ネットワークの上り遅延を低減する方法をさらに提供し、光回線終端装置OLTが基本波長チャネルにおいて光ネットワークユニットONUの発見および測距を実現することと、前記基本波長チャネルで前記ONUとの間に第1ONU管理及び制御チャネルOMCCチャネルを確立し、前記ONUが拡張波長チャネルをサポートし且つ低遅延モードに設定されると、前記第1OMCCチャネルを介して、前記基本波長チャネルから拡張波長チャネルへ切り替えるように前記ONUに通知することと、前記拡張波長チャネルで前記ONUとの間に第2OMCCチャネルを確立して低遅延トラヒックの伝送を行い、前記OLTが基本波長チャネルおよび1つまたは複数の拡張波長チャネルをサポートし、前記ONUが基本波長チャネルと拡張波長チャネルの切替をサポートすることと、を含む。
本願実施例は、受動光ネットワークの上り遅延を低減する方法をさらに提供し、光ネットワークユニットONUが基本波長チャネルで光回線終端装置OLTへ登録することと、基本波長チャネルで前記OLTとの間に第1OMCCチャネルを確立し、前記第1OMCCチャネルを介して前記OLTの通知を受けて、前記基本波長チャネルから拡張波長チャネルに切り替えることと、前記拡張波長チャネルで前記OLTとの間に第2OMCCチャネルを確立して低遅延トラヒックの伝送を行うことと、を含む。
本発明の他の特徴および利点は、後述する明細書で述べられ、且つ、部分的に明細書から明らかになったり、本発明を実施することにより明らかになったりする。本発明の目的および他の利点は、明細書、特許請求の範囲および図面で特定される構成により実現および取得することができる。
添付図面は、本発明の技術案をさらに理解するために使用され、明細書の一部を構成し、本願の実施例とともに本発明の技術案を解釈するためのものであり、本発明の技術案に対する制限を構成するものではない。
図1は、従来の受動光ネットワークのネットワークアーキテクチャを示す図である。
図2は、従来のPONシステムがモバイルフロントホールアプリケーションシーンをサポートすることを示す図である。
図3は、本願の一実施例による光回線終端装置OLTの構成を示す図である。
図4は、本願の一実施例による光ネットワークユニットONUの構成を示す図である。
図5は、本願の一実施例による光ネットワークユニットONUの構成を示す図である。
図6は、本願の一実施例による受動光ネットワークPONシステムの構成を示す図である。
図7は、本願の別の実施例による受動光ネットワークPONシステムの構成を示す図である。
図8は、本願の別の実施例による受動光ネットワークPONシステムの構成を示す図である。
図9は、本願の別の実施例による受動光ネットワークPONシステムの構成を示す図である。
図10は、本願の別の実施例による受動光ネットワークPONシステムの構成を示す図である。
図11は、本願の一実施例による受動光ネットワークの上り遅延を低減する方法のフローチャートである。
図12は、本願の別の実施例による受動光ネットワークの上り遅延を低減する方法のフローチャートである。
本発明の目的、技術案および利点をより明らかにするために、以下、図面を参照しながら、本発明の実施例について詳細に説明する。なお、コンフリクトしない場合、本願における実施例及び実施例における特徴は、互いに任意に組み合わせることができる。
添付図面のフローチャートに示されるステップは、例えば、一群のコンピュータが命令を実行可能なコンピュータシステムにおいて実行されてもよい。そして、フローチャートには、論理的な順序が示されているが、ある場合には、示されたステップや記述のステップが、これとは異なる順序で実行されてもよい。
受動光ネットワークにおける伝送遅延には、光伝送遅延、帯域幅割り当て遅延、ONUがクワイエット・ウィンドウ(Quiet window)を開くことを発見したことによる遅延などがある。
そのうち、光伝送遅延は、光ファイバ距離及び波長に関するものであり、特定の光ファイバ距離と波長において、伝送遅延は一定であり、例えば、波長1310nmの信号は、20KM光ファイバ中での伝送時間が約100μsである。20KMを10KMに制限する(光ファイバ距離が短すぎると、OLT単体がアクセス可能なユーザ範囲を制限する)など、光ファイバ距離を短くすることで光伝送時間を減らすことができる。
ここで、帯域幅割り当て遅延は、割当アルゴリズム及び割当周期に関している。固定帯域幅割当アルゴリズムを採用すれば、割当アルゴリズムの応答遅延をなくすことができるが、効率的に帯域幅を統計的に多重化できないことがある。小さい割当周期を採用すれば、タイムスライス間隔を小さくしてタイムスライススケジューリング遅延を短縮することができる。しかしながら、タイムスライスごとのバーストオーバーヘッドは固定であるため、合理的な帯域幅利用率を保ちつつ、帯域幅割当周期を小さくするには、OLTにおけるONUの数を構築する必要があり、例えば、DBA(Dynamic Bandwidth Assignment:動的帯域幅割り当て)割当周期を125usの1/4に変えると、ONUの数を8個以内に抑えることができる。
ここで、クワイエット・ウィンドウを開くことは、OLTがONUを発見して測距するために使用され、OLTとONUの間のチャネル接続の初期化によるオーバーヘッドに属する。OLTから大最大距離20kMのONUを見つけるためには、200マイクロ秒のクワイエット・ウィンドウを開く必要があり、この間に正常に動作しているONUは、OLTと通常の通信を行うことができない。一方、ONUの速やかな発見を実現するためには、OLTは周期的に、ONUを発見するためにクワイエット・ウィンドウを開放しておく必要がある。このクワイエット・ウィンドウは、登録及びアクティブ化待ちのONUが上り信号を送信するためのものであり、登録及びアクティブ化済みの他の正常に動作しているONUはクワイエット・ウィンドウで上り信号を送信できないため、正常に動作しているONUは、あたかも安静ウィンドウの開始時に上りデータを送信しようとすると、クワイエット・ウィンドウの終了を待ってから上りデータを送信しなければならず、このような場合、正常に動作しているONUが送信する上りデータが最大200マイクロ秒の遅延を生じる可能性がある。ONU情報と光ファイバ距離が予め分かっている場合は、ウィンドウを開くことによる遅延をなくすために、発見および試験過程を取り除いてもよい。
したがって、ONU数を少なくし、光ファイバ距離を短縮し、固定帯域幅割り当てを採用し、測距のウィンドウオーバーを解消することにより、モバイルベアラ低遅延の要求を受動光ネットワークに満足させることができる。しかしながら、従来のFTTHトラヒックは、分光比が大きく、アクセス範囲が広く、帯域幅の統計多重化効率が高く、開通の便利であることが望ましい。低遅延要求を満たす受動光ネットワークの配光ネットワークと登録メカニズムは、従来のFTTH受動光ネットワークと大きく異なり、同一の受動光ネットワークに低遅延トラヒックと従来のFTTHトラヒックを同時に載せるためには、両者の間の矛盾を解決する必要がある。
図3は、本発明の一実施例による光回線終端装置OLTの構成を示す図である。図3に示すように、このOLTは、基本波長チャネルユニットと、対応する拡張波長チャネルユニットを備え、前記基本波長チャネルユニットは、基本波長チャネルをサポートし、前記基本波長チャネルで光ネットワークユニットONUの発見および測距を実現することに用いられ、前記基本波長チャネルで前記ONUとの間に第1ONU管理及び制御チャネルOMCCチャネルを確立し、前記ONUが拡張波長チャネルをサポートし且つ低遅延モードに設定されると、前記第1OMCCチャネルを介して、前記基本波長チャネルから対応する拡張波長チャネルへ切り替えるように前記ONUに通知することにも用いられ、前記拡張波長チャネルユニットは、1つ又は複数の拡張波長チャネルをサポートし、拡張波長チャネルで前記ONUとの間に第2OMCCチャネルを確立して低遅延トラヒックの伝送を行うことに用いられ、前記ONUは、基本波長チャネルと拡張波長チャネルとの切替をサポートする。
そのうち、前記OLTは分波器をさらに備え、前記基本波長チャネルユニットは、基本チャネル媒体アクセス制御MACモジュールと、対応する基本チャネル光モジュールと、を備え、前記拡張波長チャネルユニットは、1つまたは複数の拡張チャネルMACモジュールと、対応する1つまたは複数の拡張チャネル光モジュールと、を備え、1つの拡張チャネルMACモジュールが1つの拡張チャネル光モジュールに対応しており、複数の光モジュールは、それぞれ異なる波長に対応しており、前記基本チャネル光モジュールは、前記分波器に接続され、基本波長チャネルをサポートしており、1つ又は複数の拡張チャネル光モジュールは、前記分波器に接続され、1つ又は複数の拡張波長チャネルをサポートする。
そのうち、前記拡張波長チャネルには、固定帯域幅または小さい帯域幅割当周期が用いられる。
前記拡張波長チャネルユニットは、前記拡張波長チャネルにおいて、前記基本波長チャネルの測距結果と2つのチャネルの波長特性とに基づいて、対応する拡張波長チャネルの往復時間を算出し、前記ONUの等化遅延値EqDを調整することにも用いられる。
図4は、本願の一実施例による光ネットワークユニットONUの構成を示す図である。図4に示すように、このONUは、媒体アクセス制御MACモジュールと、対応する光モジュールとを備え、前記光モジュールは、2つ以上のサブ光モジュールを含み、サブ光モジュールが、それぞれ異なる波長に対応し、前記MACモジュールは、第1サブ光モジュールに接続されて基本波長チャネルをサポートし、前記MACモジュールは、他のサブ光モジュールに接続されて1つ又は複数の拡張波長チャネルをサポートする。
図5は、本願の一実施例による光ネットワークユニットONUの構成を示す図である。図5に示すように、このONUは、媒体アクセス制御MACモジュールと、対応する光モジュールと、を備え、前記光モジュールは、異なる波長に対応する波長可変光モジュールであり、前記MACモジュールは、前記光モジュールに接続されて、基本波長チャネルと拡張波長チャネルの切替をサポートする。
図6は、本願の一実施例による受動光ネットワークPONシステムの構成を示す図である。図6に示すように、このPONシステムは、光回線終端装置OLTと、光分配ネットワークODNと、光ネットワークユニットONUと、を備え、前記OLTは、基本波長チャネル及び1つ又は複数の拡張波長チャネルをサポートし、前記ONUは、基本波長チャネル及び拡張波長チャネルの切替をサポートし、前記OLTは、前記ODNを介して前記ONUに接続され、前記ODNは、基本波長チャネル信号及び拡張波長チャネル信号のベアラをサポートし、前記OLTは、前記基本波長チャネルで光ネットワークユニットONUの発見および測距を実現することに用いられ、前記基本波長チャネルで前記ONUとの間に第1ONU管理及び制御チャネルOMCCチャネルを確立し、前記ONUが拡張波長チャネルをサポートし且つ低遅延モードに設定されると、前記第1OMCCチャネルを介して、前記基本波長チャネルから拡張波長チャネルへ切り替えるように前記ONUに通知することにも用いられ、拡張波長チャネルで前記ONUとの間に第2OMCCチャネルを確立して低遅延トラヒックの伝送を行う。
そのうち、前記OLTは、前記拡張波長チャネルにおいて、前記基本波長チャネルの測距結果と2つのチャネルの波長特性とに基づいて、対応する拡張波長チャネルの往復時間を算出し、前記ONUの等化遅延値EqDを調整することにも用いられる。
図7は、本願の別の実施例による受動光ネットワークPONシステムの構成を示す図である。図7に示すように、このPONシステムは、光回線終端装置OLTと、光分配ネットワークODNと、光ネットワークユニットONUと、を備えている。
そのうち、OLTは、基本波長チャネルと拡張波長チャネルをサポートし、基本波長チャネル上で全てのONUの発見および測距の完成と通常ONUのトラヒック伝送を行い、拡張波長チャネル上で低遅延ONUトラヒックの伝送を行う。
具体的には、OLTの上りと下りは、それぞれ異なる波長の複数のチャネルをサポートし、そのうちの1つを基本波長チャネル、1つまたはそれ以上を拡張波長チャネルとし、ソフトウェア構成により、基本波長チャネルと拡張波長チャネルのグループ化関係、すなわち基本波長チャネルと拡張波長チャネルの対応関係を制御する。
そのうち、ONUは、通常ONUと低遅延ONUに分けられ、通常ONUは、基本波長チャネルを用いて通常トラヒックを載せる。低遅延ONUは、基本波長チャネルと拡張波長チャネルの切替をサポートし、基本波長チャネルでONUの発見と測距をサポートし、拡張波長チャネルで低遅延トラヒックをサポートする。
図7に示すように、本実施例では、OLTの上りと下りがそれぞれ1つの基本波長チャネル及び対応する1つの拡張波長チャネルをサポートしていることを例とし、そのうち、ONUはいずれも低遅延ONUである。
具体的には、低遅延ONUは、光モジュールの送受信波長の切替またはチューニングをサポートし、ONUは、異なる時間において基本波長チャネルまたは拡張波長チャネルで作業することを選択できる。
そのうち、ODNは、パワースプリッタを用いてポイントツ-マルチポイントトポロジー接続を実現する。
具体的には、同一のODNにおいて基本波長チャネル信号と拡張波長チャネル信号とを同時に載せることをサポートする。
そのうち、基本波長チャネルは、通常ONUの発見および測距とトラヒックの伝送を独立して完了し、基本波長チャネルと拡張波長チャネルとが協働して低遅延ONUの発見および測距と低遅延トラヒックの伝送を実現する。
具体的には、基本波長チャネルでONUの発見と測距を行い、基本波長チャネルでの測距結果を拡張波長チャネルに同期し、拡張波長チャネルは、基本波長チャネルの測距結果と2つのチャネルの波長特性に基づいて、対応する拡張波長チャネルの往復時間を算出してONUの測距を得、拡張波長チャネルは、ONUの発見と測距プロセスを行わず、ウィンドウを開くことによる遅延を解消する。
そのうち、拡張波長チャネルでは、固定帯域幅と小さい帯域幅割当周期を用いて更なる遅延低減を図ることができ、拡張波長チャネルに固定帯域幅と小さい帯域幅割当周期を採用することは、基本PONチャネルにおけるONUの帯域幅に影響を与えない。
また、基本波長パスでは、通常ONUのアクセスと通常トラヒックのベアラが同時に対応可能であり、基本波長チャネル上のONU数は、拡張波長チャネル上のONUの遅延に影響を与えない。
本願実施例による技術案は、基本波長チャネルと拡張波長チャネルとを組み合わせたPONシステムを用いて、通常のPONネットワークに基づいて低遅延トラヒックを拡張的にサポートすることを実現する。
図8は、本願の別の実施例による受動光ネットワークPONシステムの構成を示す図である。
本実施例では、このPONシステムは、光回線終端装置OLTと、光分配ネットワークODNと、光ネットワークユニットONUと、を備えている。
そのうち、OLTの上りと下りは、それぞれ2つまたはそれ以上の異なる波長のチャネルをサポートしており、図8では、2つのチャネル、すなわち1つの通常波長チャネルと、対応する1つの拡張波長チャネルをサポートして表示しているが、これは単なる例示に過ぎず、本願実施例に対して制限を構成するものではない。例えば、2つ以上のチャネル、例えば1つの通常波長チャネル及び対応する1つ以上の拡張波長チャネルをサポートしてもよい。
そのうち、ONUは、光モジュールの送受信波長の切替またはチューニングをサポートする。
具体的には、ONU側では通常ONUと低遅延ONUにアクセスすることができ、通常ONUでも低遅延ONUでも、1つのMACしかない。低遅延ONUは、波長切り替え可能または波長チューニング可能な光モジュールを採用したが、複数の独立した光モジュールを用いて複数の拡張波長チャネルに対応してもよい。
そのうち、1つのONUは、同時に1つの波長チャネルしか選択できないように動作する。ONUが波長切り替え可能または波長チューニング可能な光モジュールを採用する場合、光モジュールは複数の波長をサポートしているが、同一時間では1つの波長しかサポートしていなく、波長切り替えスイッチ又は波長チューニングメカニズムにより、光モジュールが特定の波長に動作するように制御される。ONUに対して複数の独立した光モジュールを用いて複数の拡張波長チャネルに対応し、光モジュールのスイッチを制御することにより、同一時間では対応する指定された波長の光モジュールのみが作動状態となるように制御される。
そのうち、ODNは、光スプリッタを用いてポイントツ-マルチポイントトポロジー接続を実現してもよい。
本実施例では、従来のPONアーキテクチャに加えて、1つまたは複数の拡張波長チャネルを追加する。OLT側では、複数のチャネルが複数のMAC(Media Access Control:媒体アクセス制御)モジュールに対応し、そのうちの1つのMACモジュールが基本PONチャネルに対応し、他の1つまたは複数のMACモジュールが1つまたは複数の拡張波長チャネルに対応する。OLTは、複数の光モジュールを用いて外部の分合波器に合わせて複数のチャネル信号を同一のODNに多重化してもよいし、光モジュール内部で複数の波長チャネルを多重化してもよい。例えば、図8に示すように、OLTは、PON OLT基本チャネルMACモジュール111、PON OLT拡張チャネルMACモジュール112、PON OLT基本チャネル光モジュール121、及びPON OLT拡張チャネル光モジュール122を備え、低遅延ONU-1は、PON ONU MACモジュールと、PON ONU波長可変光モジュールを備える。他のONUは、通常ONU又は低遅延ONUとしてもよい。そのうち、122は、それぞれ異なる波長に対応するように複数を有していてもよく、121、122、光スプリッタ13の3つの部分は、1つの光モジュールエンティティに集積されてもよい(複数の波長チャネルをサポートするように、分波器を内蔵する)。対応する122が複数ある場合、PON ONU波長可変光モジュールも相応的に複数の波長をサポートする必要がある。
低遅延ONUは、登録フェーズと動作フェーズとで異なる波長を採用し、基本波長チャネルと拡張波長チャネルにそれぞれ対応する。低遅延ONUは、オフライン状態および登録過程において基本波長チャネルで動作し、発見および測距を完了した後、OLT能力およびOLT設定状況に応じて、このONUを拡張波長チャネルに切り替えるか否かをOLTにより決定する。拡張波長チャネルでは発見が行われることはなく、基本波長チャネルで取得したONU識別情報および測距結果に基づいて動作する。例えば、基本波長チャネルにおける測距結果を拡張波長チャネルに同期し、拡張波長チャネルは、基本波長チャネルの測距結果と2つのチャネルの波長特性とに基づいて、対応する拡張波長チャネルの往復時間を算出し、拡張チャネルにおけるONU測距を得る。拡張波長チャネルでは発見および測距処理を行わないため、発見および測距ウィンドウの導入による遅延を回避することができる。
そのうち、基本波長チャネルでは通常ONUの登録および測距と通常トラヒックの伝送が可能であり、低遅延ONUは、通常ONUにも対応可能であり、通常トラヒックの伝送を行う。
また、具体的なPON技術標準は、異なる選択が可能であり、例えば、GPON(Gigabit-Capable PON:ギガビットパッシブ光ネットワーク)、XGPON、XGSPON、又はEPON(Ethernet Passive Optical Network:イーサネットパッシブ光ネットワーク)、10GEPONであるが、これらに限定されない。
本実施例では、基本波長チャネルと拡張波長チャネルとが協働して低遅延ONUの具体的な登録及びトラフィック伝送を実現する過程について、GPON標準を例に挙げて説明するが、以下のことを含む。
基本波長チャネルでONUの発見および登録を行う。
1.1.OLTは、基本波長チャネルにおいて定期的にクワイエット・ウィンドウを開き、SN(Serial Number:シリアル番号)要求を送信する。
1.2.新たなONUをオンラインにする必要がある場合、またはONUがオフラインになった後、当該ONUは、基本波長チャネルでOLTによって開かれたクワイエット・ウィンドウを待ち、SN要求をキャプチャした後、クワイエット・ウィンドウ内でSNを競合送信する。
1.3.OLTは、基本波長チャネルで新たなONUのSNを取得する。
1.4.OLTは、基本波長チャネルでONUにONU-ID識別子を割り当て、引き続き測距ウィンドウを開き、当該ONUに測距要求を送信する。
1.5.ONUは、基本波長チャネルで測距応答を送信する。
1.6.OLTは、測距応答を取得し、基本波長チャネルの測距結果を算出してONUに送信する。
1.7.OLTとONUの間にOMCCチャネルを確立する。
1.8.OLTは、ONUによる拡張波長チャネルへのサポート能力を取得する。
1.9.OLTは、ONUによる拡張波長チャネルへのサポート能力と、当該ONUに対するOLT上の配置とに基づいて、当該ONUを拡張波長チャネル上に切替えるか否かを決定し、切替える必要がなければ、基本波長チャネルにおいて通常ONUで動作し、拡張波長チャネル上に切替える必要があれば、以下のステップを継続する。
ここで、OLTは、ONUに拡張波長チャネルをサポートするか否かを取得するメッセージを送信し、ONUの応答メッセージに応じて、拡張波長チャネルをサポートするか否かを決定してもよい。OLTにはONUを配置して通常トラヒック又は低遅延トラヒックを載せてもよい。OLTがONUに拡張波長チャネルをサポートするか否かを問い合わせるメッセージは、PLOAM((Physical layer Operation Administration and Maintenance)メッセージ又はOMCI(ONU Management and Control Interface)メッセージを用いることができる。
2.0.OLTは、このONU識別子および測距情報を、基準波長チャネルから対応する拡張波長チャネルへ同期する。
2.1.OLTは、基本PONチャネルでONUに波長チャネルを切り替えることを通知し、ONUは切替コマンドを受信すると、光モジュールの送受信波長を、指定された拡張波長チャネルに対応する波長へ調整する。
ここで、OLTがONUに波長を切り替えることを通知することは、OMCI(ONU Management and Control Interface)メッセージを採用してもよいし、PLOAM(Physical Layer Operations、 Administration and Maintenance)メッセージを採用してもよい。
2.2.OLTは、拡張波長チャネルに切り替えたONUを、拡張波長チャネルでEqD調整する。
ここで、異なる波長の光信号は同じ長さの光ファイバ内を伝播する時間が異なるため、基本波長チャネルで算出されるEqD(Equalization Delay)を拡張チャネルのEqDの初期値とし、後に拡張波長チャネルで、OLTが受信したONU上り情報のアラインメントに応じて調整を行う。
2.3.OLTとONUは、拡張波長チャネルでOMCCチェーンの確立を完了した後、帯域幅割り当て及びトラフィック伝送を行う。
ここで、拡張波長チャネルでは、固定帯域幅と小さい帯域幅割当周期を用いて更なる遅延低減を図ることができ、拡張波長チャネルに固定帯域幅と小さい帯域幅割当周期を採用することは、基本PONチャネルにおけるONUの帯域幅に影響を与えない。
本実施例では、拡張波長チャネルでONU発見、ONU測距プロセスを実行する必要がなく、直接に動作状態に入り、ONUがオフラインになり、初期状態に戻ると、波長は基本波長チャネルに対応する波長に切り替えられる。
他のPON技術標準の登録過程は、上記GPONの過程と類似しており、具体的なインタラクティブメッセージにのみ違いがある。例えば、GPONではPLOAMメッセージとOMCIメッセージを用いてレジストリューションインタラクションと制御を行い、EPONであれば、MPCP(Multi-Point Control Protocol)メッセージとOAMメッセージを用いてレジストリューションインタラクションと制御を行う。
図9は、本願の他の実施例による受動光ネットワークPONシステムの構成を示す図である。
本実施例では、このPONシステムは、光回線終端装置OLTと、光スプリッタSplitterと、光ネットワークユニットONU-1、ONU-2、ONU-3と、を備えている。
ここで、ONU-1及びONU-2は、通常のFTTHトラヒックに対応し、ONU-3は低遅延トラヒックに対応し、OLT PON MAC-1は基本波長チャネルに対応し、OLT PON MAC-2は拡張波長チャネルに対応する。すなわち、ONU-1及びONU-2は通常ONUであり、ONU-3は低遅延ONUである。
ここで、OLTは、PON MAC-1及びMAC-2と、PON MAC-1及びMAC-2のそれぞれに接続された光モジュールと、を備える。この光モジュールは、分波器を内蔵し、基本波長チャネル及び拡張波長チャネルをサポートする。
OLTでPON MAC-1とMAC-2のグループ化関係(対応関係)を配置し、MAC-2は、定期的なウィンドウ開けメカニズムを起動せず、通常モードでONU-1とONU-2を配置し、ONU-3を配置する際に低遅延トラヒックを指定する。ONU-1とONU-2は、OLT PON MAC-1で標準のXGSPON標準手順に従って登録およびトラヒック伝送を行い、ONU-3は、OLT PON MAC-1で先に発見および登録を行った後、OLT PON MAC-2へ切り替えてトラヒック伝送を行う。
本実施例では、ONU-3が登録からトラフィック伝送を開始するまでの過程は、以下のことを含む。
1.ONU-3はOLT PON MAC-1でONUの発見および登録を行い、以下を含む。
1.1.OLTは、PON MAC-1において定期的にクワイエット・ウィンドウを開き、SN要求を送信する。
1.2.ONU-3は、基本波長チャネルで波長下り1577nm/上り1270nmを用いて、OLT PON MAC-1が発行するSN要求メッセージを待ち、その後クワイエット・ウィンドウ内でSNメッセージを競合送信する。
1.3.OLTは、PON MAC-1でONU-3のSNを取得する。
1.4.OLTは、PON MAC-1でONU-3にONU-IDを割り当て、引き続き測距ウィンドウを開き、当該ONUに測距要求を送信する。
1.5.ONU-3は、基本波長チャネルで測距応答メッセージを送信する。
1.6.OLT PON MAC-1は、測距応答メッセージを取得し、基本PONチャネルの測距結果を算出してONU-3へ送信する。
1.7.OLT PON MAC-1とONU-3の間は、基本波長チャネルにおいてOMCCチャネルを確立する。
1.8.OLTは、ONU-3による拡張波長チャネルへのサポート能力を取得する。
2、OLTは、ONU-3が拡張波長チャネルをサポートしながら、OLTが当該ONUに対して低遅延パターンを配置していることに基づいて、当該ONUを拡張波長チャネルに切り替えるか否かを決定し、以下のステップを継続する。
2.1.OLTは、このONU-3の識別子および測距情報をPON MAC-1からPON MAC-2へ同期する。
2.2.OLTは、PON MAC-1においてONU-3に対して、当該ONUが基本波長チャネル用の波長下り1577nm/上り1270nmから拡張波長チャネル用の波長下り1490nm/上り1310nmに切り替えるようにメッセージを通知し、ONU-3は、切替命令を受けて、波長下り1490nm/上り1310nmへ光モジュール送受信波長を調整する。
2.3.OLTは、PON MAC-2でONU-3に対してEqD(Equalization Delay:等化遅延値)調整を行う。
ここで、PON MAC-2でONU-3上り信号の到着時間をモニタし、一定のしきい値を逸脱すれば、EqDを調整する。
2.4.OLT PON MAC-2とONU-3は、拡張波長チャネルでOMCCチェーンの確立を完了した後、帯域幅割り当て及びトラフィック伝送を行う。
ここで、拡張波長チャネルでは、固定帯域幅と小さい帯域幅割当周期を用いて更なる遅延低減を図ることができ、拡張波長チャネルに固定帯域幅と小さい帯域幅割当周期を採用することは、基本PONチャネルにおけるONUの帯域幅に影響を与えない。
図10は、本願の他の実施例による受動光ネットワークPONシステムの構成を示す図である。
本実施例では、このPONシステムは、光回線終端装置OLTと、光スプリッタSplitterと、光ネットワークユニットONU-1、ONU-2、ONU-3と、を備えている。
ここで、OLTは、MAC-1及びMAC-2と、MAC-1及びMAC-2にそれぞれ接続された光モジュール-1、光モジュール-2と、光モジュール-1、光モジュール-2にそれぞれ接続されたWM(wavelength division multiplexer:波長分割マルチプレクサ)と、を備える。
具体的には、1つの光モジュールは1つのMACインタフェースに接続され、MACモジュールはXGSPONモードで動作し、光モジュールには、異なる波長光モジュールがあってもよく、そのうちの一つは波長下り1577nm/上り1270nm(標準のXGSPON波長に対応する)を基本波長チャネルに用い、その他はTWDM-PON(Time and Wavelength Division Multiplexed Passive Optical Network:時分割多重受動光ネットワーク)波長を拡張波長チャネルに用いている。異なる波長のシングルチャンネルOLT光モジュールは、外部の波長分割マルチプレクサWMに合わせて基本波長チャンネルおよび拡張波長チャンネルを実現する。PONポート下に低遅延トラヒックをサポートする必要があれば、ODNネットワークのOLT側に分合波器を追加し、2つまたは複数の異なる波長のOLT光モジュールを分合波器を介して同一のODN(光スプリッタSplitter)に接続し、光スプリッタSplitterに通常ONUと低遅延ONUを同時接続し、低遅延ONUに対して低遅延トラヒックを開通する。ODNブランチの数が十分であるが、帯域幅が新たに追加されたONU又は帯域幅拡張の要求を満たしていない場合、異なる波長が新たに追加されたOLT PONポートは、容量拡張のために同一のODNにリンクされる。
本実施例では、ONU-1及びONU-2は、通常のFTTHトラヒックに対応し、ONU-3は低遅延トラヒックに対応する。すなわち、ONU-1及びONU-2は通常ONUであり、ONU-3は低遅延ONUである。
OLT MAC-1及び光モジュール-1は、基本波長チャネルに対応し、OLT MAC-2及び光モジュール-2は、拡張波長チャネルに対応する。光モジュール-1は動作波長下り1577nm/上り1270nm、光モジュール-2は動作波長下り1596nm/上り1528nmである。
OLTでMAC-1とMAC-2のグループ化関係を配置し、MAC-2は、定期的なウィンドウ開けメカニズムを起動せず、通常モードでONU-1とONU-2を配置し、ONU-3を配置する際に低遅延トラヒックを指定する。ONU-1とONU-2は、OLT PON MAC-1で標準のXGSPON標準手順に従って登録およびトラヒック伝送を行い、ONU-3は、OLT PON MAC-1で先に発見および登録を行った後、OLT PON MAC-2へ切り替えてトラヒック伝送を行う。
本実施例では、ONU-3が登録からトラフィック伝送を開始するまでの過程は、以下のことを含む。
1.ONU-3はOLT PON MAC-1でONUの発見および登録を行い、以下を含む。
1.1.OLTは、PON MAC-1において定期的にクワイエット・ウィンドウを開き、SN要求を送信する。
1.2.ONU-3は、基本波長チャネルで波長下り1577nm/上り1270nmを用いて、OLT PON MAC-1が発行するSN要求メッセージを待ち、その後クワイエット・ウィンドウ内でSNメッセージを競合送信する。
1.3.OLTは、PON MAC-1でONU-3のSNを取得する。
1.4.OLTは、PON MAC-1でONU-3にONU-IDを割り当て、引き続き測距ウィンドウを開き、当該ONUに測距要求を送信する。
1.5.ONU-3は、基本波長チャネルで測距応答メッセージを送信する。
1.6.OLT PON MAC-1は、測距応答メッセージを取得し、基本PONチャネルの測距結果を算出してONU-3へ送信する。
1.7.OLT PON MAC-1とONU-3の間は、基本波長チャネルにおいてOMCCチャネルを確立する。
1.8.OLTは、ONU-3による拡張波長チャネルへのサポート能力を取得する。
2、OLTは、ONU-3が拡張波長チャネルをサポートしながら、OLTが当該ONUに対して低遅延パターンを配置していることに基づいて、当該ONUを拡張波長チャネルに切り替えるか否かを決定し、以下のステップを継続する。
2.1.OLTは、このONU-3の識別子および測距情報をPON MAC-1からPON MAC-2へ同期する。
2.2.OLTは、PON MAC-1においてONU-3に対して、当該ONUが基本波長チャネル用の波長下り1577nm/上り1270nmから拡張波長チャネル用の波長下り1596nm/上り1528nmに切り替えるようにメッセージを通知し、ONU-3は、切替命令を受けて、波長下り1596nm/上り1528nmへ光モジュール送受信波長を調整する。
2.3.OLTは、PON MAC-2でONU-3に対してEqD調整を行う。
ここで、PON MAC-2でONU-3上り信号の到着時間をモニタし、一定のしきい値を逸脱すれば、EqDを調整する。
2.4.OLT PON MAC-2とONU-3は、拡張波長チャネルでOMCCチェーンの確立を完了した後、帯域幅割り当て及びトラフィック伝送を行う。
ここで、拡張波長チャネルでは、固定帯域幅と小さい帯域幅割当周期を用いて更なる遅延低減を図ることができ、拡張波長チャネルに固定帯域幅と小さい帯域幅割当周期を採用することは、基本PONチャネルにおけるONUの帯域幅に影響を与えない。
図11は、本願の一実施例による受動光ネットワークの上り遅延を低減する方法のフローチャートである。図11に示すように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ1101:光回線終端装置OLTは、基本波長チャネルにおいて光ネットワークユニットONUの発見および測距を実現する。
ステップ1102:前記基本波長チャネルで前記ONUとの間に第1ONU管理及び制御チャネルOMCCチャネルを確立し、前記ONUが拡張波長チャネルをサポートし且つ低遅延モードに設定されると、前記第1OMCCチャネルを介して、前記基本波長チャネルから拡張波長チャネルへ切り替えるように前記ONUに通知する。
ステップ1103:前記拡張波長チャネルで前記ONUとの間に第2OMCCチャネルを確立して低遅延トラヒックの伝送を行い、前記OLTが基本波長チャネルおよび1つまたは複数の拡張波長チャネルをサポートし、前記ONUが基本波長チャネルと拡張波長チャネルの切替をサポートする。
ここで、前記拡張波長チャネルには、固定帯域幅又は小さい帯域幅割当周期が用いられる。
ここで、この方法は、前記OLTが、前記拡張波長チャネルにおいて、前記基本波長チャネルの測距結果と2つのチャネルの波長特性とに基づいて、対応する拡張波長チャネルの往復時間を算出し、前記ONUの等化遅延値EqDを調整することをさらに含む。
図12は、本願の別の実施例による受動光ネットワークの上り遅延を低減する方法のフローチャートである。図12に示すように、この方法は以下のステップを含む。
ステップ1201:光ネットワークユニットONUは、基本波長チャネルで光回線終端装置OLTへ登録する。
ステップ1202:基本波長チャネルで前記OLTとの間に第1OMCCチャネルを確立し、前記第1OMCCチャネルを介して前記OLTの通知を受けて、前記基本波長チャネルから拡張波長チャネルに切り替える。
ステップ1203:前記拡張波長チャネルで前記OLTとの間に第2OMCCチャネルを確立して低遅延トラヒックの伝送を行う。
本願実施例によって提供される技術案は、以下のような技術的効果を有する。
1.性能向上:拡張PONチャネルにおいて発見および測距ウィンドウをキャンセルし、拡張チャネルを介して低遅延トラヒックを伝送するため、遅延を大きく低下させる。
2.互換性:通常ONUと互換性があり、通常ONUを引き続き使用して通常トラヒックのベアラを実行するため、一部の低遅延トラヒックによる通常トラヒックの利用端末のコスト増加を回避する。
3.スケーラビリティ:既存の通常トラフィックに接続されているODNにおいて、低遅延トラフィックの需要に応じてPONチャネルを拡張することが可能であり、ODNネットワークの新規追加及び改造を回避する。同一のODNネットワークにおいて基本PONチャネルと拡張PONチャネルでのONUは、トラヒックが独立しており、基本PONチャネルでのONU数は、拡張PONチャネルにおけるONUの遅延に影響せず、拡張波長チャネルに固定帯域幅と小さい帯域幅割当周期を採用することは、基本PONチャネルにおけるONUの帯域幅に影響を与えない。
当業者であれば、上述した方法の全部または一部の手順、システム、装置における機能モジュール/ユニットは、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、及びこれらの組み合わせとして実施され得ることを理解できる。ハードウエア実施形態では、上記の説明で言及された機能モジュール/ユニット間の区分けは、必ずしも物理コンポーネントの区分けに対応するわけではない。例えば、一つの物理コンポーネントは複数の機能を有してもよく、あるいは、一つの機能又はステップは、複数の物理コンポーネントが協働して実行されてもよい。幾つかのコンポーネント又は全てのコンポーネントは、デジタルシグナルプロセッサまたはマイクロプロセッサなどのプロセッサによって実行されるソフトウェアとして、またはハードウェアとして、または特定用途向け集積回路などの集積回路として実施され得る。このようなソフトウェアは、コンピュータ読取可能な媒体に配布されてもよく、コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体(または非一時的媒体)および通信媒体(または一時的媒体)を含むことができる。当業者にとって周知のように、コンピュータ記憶媒体という用語は、情報(コンピュータ読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、その他のデータなど)を記憶するための任意の方法又は技術で実施される揮発性及び不揮発性、リムーバブルメディア、及び非リムーバブルメディアを含む。コンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、その他のメモリ技術、CD-ROM、デジタル多機能ディスク(DVD)、その他の光ディスク格納、マガジン、磁気テープ、ディスク格納、その他の磁気格納装置、または所望の情報を格納し、コンピュータにアクセス可能な任意のその他のメディアを含むが、これらに限らない。また、当業者にとって周知のように、通信媒体は通常、コンピュータ読み取り可能な命令、データ構造、プログラムモジュール、あるいはキャリアやその他の伝送メカニズムなどの変調データ信号に含まれる他のデータを含み、かつ任意の情報配信媒体を含むことができる。
Claims (10)
- 基本波長チャネルユニットと、対応する拡張波長チャネルユニットを備え、
前記基本波長チャネルユニットは、基本波長チャネルをサポートし、前記基本波長チャネルで光ネットワークユニットONUの発見および測距を実現することに用いられ、前記基本波長チャネルで前記ONUとの間に第1ONU管理及び制御チャネルOMCCチャネルを確立し、前記ONUが拡張波長チャネルをサポートし且つ低遅延モードに設定されると、前記第1OMCCチャネルを介して、前記基本波長チャネルから対応する拡張波長チャネルへ切り替えるように前記ONUに通知することにも用いられ、
前記拡張波長チャネルユニットは、1つ又は複数の拡張波長チャネルをサポートし、拡張波長チャネルで前記ONUとの間に第2OMCCチャネルを確立して低遅延トラヒックの伝送を行うことに用いられ、
前記ONUは、基本波長チャネルと拡張波長チャネルとの切替をサポートする、
ことを特徴とする光回線終端装置OLT。 - 前記OLTは、分波器をさらに備え、
前記基本波長チャネルユニットは、基本チャネル媒体アクセス制御MACモジュールと、対応する基本チャネル光モジュールと、を備え、
前記拡張波長チャネルユニットは、1つまたは複数の拡張チャネルMACモジュールと、対応する1つまたは複数の拡張チャネル光モジュールと、を備え、1つの拡張チャネルMACモジュールが1つの拡張チャネル光モジュールに対応しており、
複数の光モジュールは、それぞれ異なる波長に対応しており、前記基本チャネル光モジュールは、前記分波器に接続され、基本波長チャネルをサポートしており、1つ又は複数の拡張チャネル光モジュールは、前記分波器に接続され、1つ又は複数の拡張波長チャネルをサポートする、
ことを特徴とする請求項1に記載のOLT。 - 前記拡張波長チャネルには、固定帯域幅または小さい帯域幅割当周期が用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載のOLT。 - 前記拡張波長チャネルユニットは、前記拡張波長チャネルにおいて、前記基本波長チャネルの測距結果と2つのチャネルの波長特性とに基づいて、対応する拡張波長チャネルの往復時間を算出し、前記ONUの等化遅延値EqDを調整することにも用いられる、
ことを特徴とする請求項1に記載のOLT。 - 媒体アクセス制御MACモジュールと、対応する光モジュールと、を備え、
前記光モジュールは、それぞれ異なる波長に対応する2つ以上のサブ光モジュールを含み、前記MACモジュールは、第1サブ光モジュールに接続されて基本波長チャネルをサポートし、前記MACモジュールは、他のサブ光モジュールに接続されて1つ又は複数の拡張波長チャネルをサポートし、
或いは、前記光モジュールは、異なる波長に対応する波長可変光モジュールであり、前記MACモジュールは、前記光モジュールに接続されて、基本波長チャネルと拡張波長チャネルの切替をサポートする、
ことを特徴とする光ネットワークユニットONU。 - 光回線終端装置OLTと、光分配ネットワークODNと、光ネットワークユニットONUと、を備え、
前記OLTは、基本波長チャネル及び対応する1つ又は複数の拡張波長チャネルをサポートし、前記ONUは、基本波長チャネルと拡張波長チャネルの切替をサポートし、
前記OLTは、前記ODNを介して前記ONUに接続され、前記ODNは、基本波長チャネル信号及び拡張波長チャネル信号のベアラをサポートし、
前記OLTは、前記基本波長チャネルで光ネットワークユニットONUの発見および測距を実現することに用いられ、前記基本波長チャネルで前記ONUとの間に第1ONU管理及び制御チャネルOMCCチャネルを確立し、前記ONUが拡張波長チャネルをサポートし且つ低遅延モードに設定されると、前記第1OMCCチャネルを介して、前記基本波長チャネルから拡張波長チャネルへ切り替えるように前記ONUに通知することにも用いられ、拡張波長チャネルで前記ONUとの間に第2OMCCチャネルを確立して低遅延トラヒックの伝送を行う、
ことを特徴とする受動光ネットワークPONシステム。 - 光回線終端装置OLTが基本波長チャネルにおいて光ネットワークユニットONUの発見および測距を実現することと、
前記基本波長チャネルで前記ONUとの間に第1ONU管理及び制御チャネルOMCCチャネルを確立し、前記ONUが拡張波長チャネルをサポートし且つ低遅延モードに設定されると、前記第1OMCCチャネルを介して、前記基本波長チャネルから拡張波長チャネルへ切り替えるように前記ONUに通知することと、
前記拡張波長チャネルで前記ONUとの間に第2OMCCチャネルを確立して低遅延トラヒックの伝送を行い、前記OLTが基本波長チャネルおよび1つまたは複数の拡張波長チャネルをサポートし、前記ONUが基本波長チャネルと拡張波長チャネルの切替をサポートすることと、
を含む、
ことを特徴とする受動光ネットワークの上り遅延を低減する方法。 - 前記拡張波長チャネルには、固定帯域幅または小さい帯域幅割当周期が用いられる、
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - この方法は、さらに、
前記OLTが、前記拡張波長チャネルにおいて、前記基本波長チャネルの測距結果と2つのチャネルの波長特性とに基づいて、対応する拡張波長チャネルの往復時間を算出し、前記ONUの等化遅延値EqDを調整することを含む、
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。 - 光ネットワークユニットONUが基本波長チャネルで光回線終端装置OLTへ登録することと、
基本波長チャネルで前記OLTとの間に第1OMCCチャネルを確立し、前記第1OMCCチャネルを介して前記OLTの通知を受けて、前記基本波長チャネルから拡張波長チャネルに切り替えることと、
前記拡張波長チャネルで前記OLTとの間に第2OMCCチャネルを確立して低遅延トラヒックの伝送を行うことと、
を含む、
ことを特徴とする受動光ネットワークの上り遅延を低減する方法。
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