JP7006439B2 - 加入者側装置、局側装置、光アクセスシステム及び波長切替方法 - Google Patents

加入者側装置、局側装置、光アクセスシステム及び波長切替方法 Download PDF

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Description

本発明は、加入者側装置、局側装置、光アクセスシステム及び波長切替方法に関する。
近年、第5世代移動通信システム(5G)の規格化の取り組みが進められている。またIoT(Internet Of Things)等の普及により、例えば自動運転、遠隔医療、ゲーム等の分野への利用が期待されており、今後増大が予想されるトラフィックに応えるべく超高速化通信や低遅延化等の強く求められている。
ところで、光アクセスシステムでは、制御の多様性やトラフィック収容量の観点から、TWDM(Time and Wavelength Division Multiple)-PONの普及が今後見込まれる。TWDM-PONにおいて上記のような低遅延サービスを接続する際、時間領域では上り遅延時間が、波長領域では波長切替時間が問題となる。
同一波長内において各加入者側装置(以下、「ONU」とも呼ぶ。)の送信間隔は時間的に多重分離する必要がある。そのため、低遅延サービスが接続されたとしても、他のONUの送信終了までデータ送信が待たされる場合が考えられる。またDBA周期によってGate受信までの遅延時間が異なるため、DBA周期が長い場合さらに上り遅延時間がかかる。このようにPONシステムでは下り通信よりも上り通信のほうが遅延時間として問題になる。
波長切替時間に関して、TWDM-PONの基本的な波長切替の方式として、非特許文献1が挙げられる。非特許文献1の方式は、ONUが波長切替完了報告を行ったのち、切替先OSUからのGateを受信することでデータを送信できる。
この方式を改善した例として、非特許文献2が挙げられる。非特許文献2の方式は、λ-tuning Gate内に、切替後の送信開始時刻を含めることで、切り替え完了の報告の手間を省き、波長切替後すぐにデータを送るという方式である。これにより、波長切替遅延を低く抑えることができる。
低遅延サービスがONUへ接続を開始した場合、遅延時間の少ないOSU、例えばDBA周期が短いようなOSU(波長)に低遅延で波長切替を行い接続することが望ましいと考えられる。
特開2016-025540号公報 特開2016-219963号公報
吉田 智暁他,"波長可変型WDM/TDM-PONにおける動的波長切替方式の提案",電子情報通信学会総合大会,B-8-38,2013年 妹尾 由美子他、"波長可変型WDM/TDM-PONにおける波長切替遅延がDBA周期無異存な波長切替シーケンスの提案",電子情報通信学会総合大会,B-4-47,2016年
しかしながら、低遅延サービスのフレームがONUに到着した際、従来の手法では、以下の波長切替遅延がかかっている。
(1)局側装置(以下、「OLT」とも呼ぶ。)がフレーム内の要求品質を読み取り、低遅延サービスの接続を検知する処理時間
(2)波長切替指示を受けてからのONUの波長の切替時間(以下、「tuning時間」とも呼ぶ。)
上記(1)の処理遅延は、OSUのDBA周期による遅延と比較して十分に小さいと考えられるが、上記(2)の波長切替に要する遅延は、今後想定される超低遅延サービスを考慮すると遅延要求を満たせない場合が考えられる。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、波長切替遅延の改善のために、低遅延サービスのフレームがONUに到着した際に、上り遅延時間を短縮でき、上り通信を無瞬断で波長切替を行えるようにしようとするものである。
かかる課題を解決するために、第1の本発明に係る加入者側装置は、複数の波長が割り当てられている局側装置との間でいずれかの波長で光通信する加入者側装置において、(1)局側装置により各波長の上り遅延時間を周期的に評価された複数の切替先候補波長を保持する切替先候補波長保持手段と、(2)接続している下位ネットワークの要求品質を検知する要求品質検知手段と、(3)切替先候補波長保持手段に保持されている複数の切替先候補波長の中から、要求品質に応じた切替先波長を選択すると共に、選択した切替先波長を示す情報少なくとも切替先波長を含む情報を局側装置に送信する制御手段と、(4)局側装置との接続波長を自律的に切替先波長に切り替える波長切替制御手段とを備えることを特徴とする。
第2の本発明に係る局側装置は、複数の波長が割り当てられており、複数の加入者側装置のそれぞれといずれかの波長で光通信する局側装置において、(1)各波長の上り遅延時間を算出する遅延時間算出手段と、(2)各波長の上り遅延時間に基づいて、周期的に各波長の遅延評価をして複数の切替先候補波長を決定する切替先候補波長決定手段と、(3)切替先候補波長決定手段により決定された複数の切替先候補波長を各加入者側装置に通知する切替先候補波長通知手段とを備えることを特徴とする。
第3の本発明に係る光アクセスシステムは、複数の波長が割り当てられている局側装置と、いずれかの波長で局側装置と光通信する複数の加入者側装置とを備える光アクセスシステムにおいて、各加入者側装置が、第1の発明に係る加入者側装置であり、局側装置が、第2の本発明に係る局側装置であることを特徴とする。
第4の本発明に係る波長切替方法は、局側装置と加入者側装置との間で接続している波長を切り替える波長切替方法において、(1)局側装置が、複数の波長のそれぞれの上り遅延時間を周期的に評価した複数の切替先候補波長を加入者側装置に通知し、加入者側装置が、(2)局側装置から通知された複数の切替先候補波長を切替先候補波長保持部に保持し、(3)接続している下位ネットワークの要求品質を検知する要求品質検知手段と、(4)切替先候補波長保持手段に保持されている複数の切替先候補波長の中から、要求品質に応じた切替先波長を選択すると共に、選択した前記切替先波長を示す情報を局側装置に送信し、(5)局側装置との接続波長を自律的に切替先波長に切り替えることを特徴とする。
ここで、選択波長関連情報とは、局側装置に対して、加入者側装置が切り替える波長を知らせるために、加入者側装置が要求品質に応じて選択した波長に関する情報である。従って、選択波長関連情報は、例えば、加入者側装置が、複数の切り替え先候補波長の中から、切替先波長として選択した波長を示す情報であってもよいし、又は、切替先波長として選択していない波長を示す情報であってもよい。
本発明によれば、低遅延サービスのフレームがONUに到着した際に、上り遅延時間を短縮でき、上り通信を無瞬断で波長切替を行え、波長切替遅延を改善することができる。
実施形態に係る光アクセスシステムの全体構成及びOLTの機能構成を示す構成図である。 実施形態に係るONUの機能構成を示す機能構成図である。 実施形態に係る波長切替方法の一例を示すシーケンス図である。 実施形態に係る上り遅延時間の統計情報の更新処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る低遅延波長の決定及び通知処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る低遅延サービスのフレームが到着したときの波長切替処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る波長切替方法の一例を示すシーケンス図である。 実施形態と従来の遅延時間の短縮効果を説明する説明図である。
(A)主たる実施形態
以下では、本発明に係る加入者側装置、局側装置、光アクセスシステム及び波長切替方法の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(A-1)実施形態の構成
[光アクセスシステムの全体構成]
図1は、実施形態に係る光アクセスシステムの全体構成及びOLTの機能構成を示す構成図である。
実施形態に係る光アクセスシステム10は、例えば、ITU-T勧告準拠システムであるTWDM-PONシステムである場合を想定する。この実施形態では、光アクセスシステム10がTWDM-PONである場合を例示するが、ITU-T勧告準拠のTWDM-PON以外のPONであってもよい。また、PONは、GE(Gigabit Ethernet(登録商標))-PON、10GE-PON等のIEEE規格準拠のPONであってもよい。
図1において、光アクセスシステム10は、ONU2(2-1~2-m;mは1以上の整数)、光スプリッタ5、OLT1を有する。
光スプリッタ5は、各ONU2とOLT1との間で光信号の分配及び集約を行う。光スプリッタ5は、OLT1から送信される下り通信方向の光信号(以下、「下り信号」とも呼ぶ。)を各ONU2に分配し、各ONU2から送信される上り通信方向の光信号(以下、「上り信号」とも呼ぶ。)を集約してOLT1に送信する。
OLT1は、局側の光回線終端装置である。OLT1は、各ONU2の上り信号を上位ネットワーク3に中継し、上位ネットワーク3から受信される下り信号を各ONU1に中継する。
各ONU2は、加入者側の光回線終端装置である。各OLT2は、OLT1からの下り通信を下位ネットワーク4(図2参照)に中継し、下位ネットワーク4から受信される上り通信をOLT1に中継する。
OLT1と各ONU2とは、MPCP(Multiple Control Protocol)と呼ばれる制御プロトコルで定期的にGate及びReportと呼ばれるメッセージをやり取りしている。一般的に、Gateメッセージ(以下では、単に「Gate」と呼ぶ。)は、OLT1が各ONU2に対して送信を指示するメッセージであり、Reportメッセージ(以下では、単に「Report」と呼ぶ。)は、各ONU2がOLT1に対して上りデータ(Data)の送信を要求するメッセージである。
[OLT1の内部構成]
次に、図1を参照して、実施形態に係るOLT1の機能構成を説明する。
図1において、OLT1は、その機能構成として、複数のOSU(Optical Subscriber Unit)#1~#n(nは1以上の整数)と、低遅延波長選択部12、DWBA(Dynamic Wavelength and Bandwidth Allocation)計算部13、制御信号処理部14、信号送受信部15、下り信号バッファ部16、下り信号振分部17を有する。
OLT1のハードウェア構成は、例えば、CPU、主記憶装置、補助記憶装置等を備え、CPUが処理プログラムを実行することにより、OLT1としての各種機能を実現する。OLT1の処理プログラムがインストールされることにより構築してもよく、その場合でも、CPUに実行される処理プログラムは図1に示す機能構成を有する。
各OSU#1~#nは、帯域割当処理、グラント生成、Report読み取りを行うものである。各OSU#1~#nは、ONU2からの波長切替報告を制御信号処理部14に与える。また、各OSU#1~#nは、制御信号処理部14から通知された切替先波長(低遅延波長)を各ONU2に通知する。
図1に示すように、各OSU#1~#nは、光信号送受信部111、波長切替時間保持部112、遅延時間保持部113、遅延時間算出部114、OSU制御信号処理部115、信号処理部116を有する。
光信号送受信部111は、各OSU#1~#nと1対1に接続している。光信号送受信部111には、それぞれ異なる波長(λ1~λn)が固定的に割り当てられている。光信号送受信部111は、光スプリッタ5を介して、各ONU2と接続している。従って、各OSU#1~#nに入力した下り信号は、光信号送受信部111に割り当てられた波長で、宛先のONU2に送信される。また、各ONU2から送信された上り信号は、光スプリッタ5により波長分離されて光信号送受信部111が受信する。
信号処理部116は、制御信号処理部14から取得した下りパケットの識別情報(例えば、LLID等)を識別して宛先のONU2を識別したり、光信号送受信部11により受信された上りパケットの識別情報を識別して送信元のONU2を識別したりするものである。
OSU制御信号処理部115は、各ONU2との間で定期的に授受する制御信号に関する処理を行うものである。OSU制御信号処理部115は、各ONU2に送信するGateの作成や、各ONU2から受信したReportの読み取りを行なう。
OSU制御信号処理部115は、制御信号処理部14から取得した低遅延波長を含むGateを作成し、全ONU2にGateを送信するためGateを信号処理部116に与える。また、OSU制御信号処理部115は、ONU2から波長切替報告を取得すると、ONU2から波長切替報告を制御信号処理部14に通知する。
遅延時間算出部114は、上り遅延時間を算出するものである。遅延時間算出部114は、あるONU2からのReportの受信時刻と、当該Reportの当該ONU2へのGate内に含まれるデータ送信開始時刻とに基づいて、当該ONU2の上り遅延を算出する。これにより、当該OSU#1~#nに割り当てられている波長の上り遅延を算出することができる。遅延時間算出部114は、算出した上り遅延時間を遅延時間保持部113に記録する。
遅延時間保持部113は、遅延時間算出部114により算出された上り遅延時間を保持する。遅延時間保持部113は、所定時間内における、当該OSUの上り遅延時間の合計値(以下、「合計遅延時間」とも呼ぶ。)及び記録回数を保持する。
波長切替時間保持部112は、各ONU2の波長切替時間を保持するものである。
低遅延時間選択部12は、各OSU#1~#nの上り遅延時間の中から、上り遅延時間が低い1又は複数の波長(低遅延波長)を選択し、選択した1又は複数の低遅延波長を制御信号処理部14に与える。
具体的には、低遅延時間選択部12は、各OSU#1~#nの遅延時間保持部113に保持されている各OSU#1~#nの上り遅延時間を読み取る。このとき、低遅延時間選択部12は、所定時間だけ過去の時刻から現時刻までの複数の上り遅延時間を読み取り、低遅延時間選択部12はOSU毎の平均上り遅延時間を算出する。このように、所定時間内の平均上り遅延時間を算出することにより、例えば瞬間的に上り遅延時間が大きくなった場合に影響されず、上り遅延時間が平均化された波長(低遅延波長)を選択することができる。なお、上り遅延時間の平均化処理は、特に限定されるものではなく、所定の統計処理など種々の方法を広く適用することができる。
低遅延時間選択部12は、各OSU#1~#nの平均上り遅延時間の中から、平均上り遅延時間が低い1又は複数のOSU(低遅延波長)を選択する。より具体的には、低遅延時間選択部12は、各OSUの平均上り遅延時間のうち、平均上り遅延時間が最小値である波長(低遅延波長)を選択すると共に、平均上り遅延時間が所定の時間範囲内の1又は複数の波長も選択する。
ここで、平均上り遅延時間が最小値の波長だけでなく、所定の時間範囲内の波長も選択している理由を説明する。後述するように、この実施形態では、OLT1が全ONU2に対して低遅延波長を事前に通知しておき、各ONU2において低遅延サービスの要求があった際に、各ONU2が低遅延波長を選択して波長切替を行なう。このとき、複数のONU2が一斉に1つの波長に同時に切り替えてしまうと、当該波長の使用数が瞬時的に多くなり、上り遅延時間が大きくなってしまうおそれがある。このように、1つの波長に偏って切り替わってしまうことを回避するために、この実施形態では、平均上り遅延時間が最小値の波長だけでなく、平均上り遅延時間が所定時間の範囲内の1又は複数の波長も選択するようにしている。なお、複数の低遅延波長の選択方法は、上述した一例の方法に限定されるものではなく、例えば平均上り遅延時間の低いものから所定数の波長を選択するようにしてもよい。
DWBA計算部13は、OLT1に接続された各ONU2がどのOSU#1~#nに接続するかを計算する。DWBA計算部13は、DWBA計算情報に基づいて波長割当計算、帯域割当計算又はその両方を行うようにしてもよく、計算結果を制御信号処理部14に与える。DWBA計算部13における計算方法は、各ONU2の波長や帯域を決定する方法であれば、様々な方法を広く適用することができる。
制御信号処理部14は、DWBA計算部14から取得した計算結果に基づいて、各ONU2が接続するOSU#1~#nを決定し、対応するOSU#1~#nに対して各ONU2への切替を指示するものである。
また、制御信号処理部14は、低遅延波長選択部12から各低遅延波長を取得すると、各低遅延波長を各OSU#1~#nのOSU制御信号処理部115に通知するものである。これにより、OSU制御信号処理部115は、定期的に各ONU2に送信するGate内に各低遅延波長を含み、そのGateを各ONU2に送信することができる。換言すると、各低遅延波長を事前に全ONU2に通知することができる。
さらに、制御信号処理部14は、各OSU#1~#nのOSU制御信号処理部115から各ONU2の波長切替報告を取得し、各ONU2の波長切替報告に基づいて、切替元及び切替先のOSUに対してONU2の接続先切替指示を行う。これにより、低遅延サービスの要求があったONU2から波長切替報告を受けた際に、切替元及び切替先のOSUに対して接続先切替処理を指示することができる。
下り信号振分部17は、制御信号処理部14からの指示により、下り信号の送信先OSUを切り替える。
信号送受信部15は、上位ネットワーク3との間で信号の授受をするものである。信号送受信部15は、各OSU#1~#nから取得した上り信号を上位ネットワーク3に送信したり、上位ネットワーク3から受信した下り信号を下り信号バッファ部16に与えたりする。
下り信号バッファ部16は、信号送受信部15から取得した下り信号を一時的に保持して下り信号振分け部17に与えるものである。
[ONU2の内部構成]
図2は、実施形態に係るONU2の機能構成を示す機能構成図である。
図2において、実施形態に係るONU2は、光信号送受信部21、信号処理部22、ONU制御信号処理部23、低遅延波長保持部24、波長切替制御部25、信号送受信部26を有する。
ONU2のハードウェア構成は、例えば、CPU、主記憶装置、補助記憶装置等を備え、CPUが処理プログラムを実行することにより、ONU2としての各種機能を実現する。ONU2の処理プログラムがインストールされることにより構築してもよく、その場合でも、CPUに実行される処理プログラムは図2に示す機能構成を有する。
光信号送受信部21は、光回線を通じて受信した下り信号を信号処理部22に与えたり、波長切替制御部25により指示された波長で上り信号を送信したりする。
信号送受信部26は、下位ネットワーク4との間で信号の授受をするものである。信号送受信部26は、下位ネットワーク4から受信した上り信号を、信号処理部22に与えたり、下り信号を下位ネットワーク4に送信したりする。
信号処理部22は、上り信号又は下り信号のフレーム処理を行うものである。信号処理部22は、光信号送受信部21から受け取った下り信号のうち中継すべき信号については信号送受信部26に与え、信号送受信部26から受け取った上り信号のうち中継すべき信号については光信号送受信部21に与える。
また、信号処理部22は、光信号送受信部21からOSUから制御信号(Gate)を受信すると、その制御信号(Gate)をONU制御信号処理部23に与える。さらに、信号処理部22は、信号送受信部26により受信された上り信号のフレームを解析してフレーム内に格納されたQoS等の要求品質を読み取る。これにより、要求品質が低遅延サービスであるか否かを判断することができる。要求品質が低遅延サービスであるとき、信号処理部22は、ONU制御信号処理部23にその旨を通知する。
ONU制御信号処理部23は、信号処理部22から制御信号を受け取り、グラントの読み取りや上り信号の送信時間制御、レポートの生成を行う。また、ONU制御信号処理部23は、OSU#1~#nのいずれかからの指示に従って、波長切替制御部25に切替先波長を通知する。
ONU制御信号処理部23は、信号処理部22から取得したGateに含まれている低遅延波長を、低遅延波長保持部24に保持する。これにより、要求品質が低遅延サービスとなり波長切替を行う前に、OLT1により選択された低遅延波長を事前に保持することができる。
また、ONU制御信号処理部23は、要求品質が低遅延サービスであるとき、低遅延波長保持部24に保持されている低遅延波長を参照して、現在使用している波長が低遅延波長であるか否かを判断する。そして、低遅延波長を使用している場合には、波長切替を行わず当該波長を用いる。一方、低遅延波長を使用してない場合には、低遅延波長保持部24に保持されている低遅延波長の中から選択した波長を切替先波長として波長切替制御部25に通知する。さらに、ONU制御信号処理部23は、波長切替報告の信号を生成して信号処理部22に与える。なお、ここでは、局側装置に対して、加入者側装置が切り替える波長を知らせるために、加入者側装置が要求品質に応じて選択した波長としているが、複数の切り替え先候補波長の中から、切替先波長として選択した波長を示す情報であってもよいし、又は、切替先波長として選択していない波長を示す情報であってもよい。このような選択した波長又は切替波長として選択していない波長を示す情報を選択波長関連情報とも呼ぶ。
低遅延波長保持部24は、OSU#1~#nからのGateに含まれている低遅延波長を保持するものである。
波長切替制御部25は、ONU制御信号処理部23の指示により、光信号送受信部21に対して、切替先波長に切り替えるように制御する。
(A-2)実施形態の動作
次に、実施形態に係る光アクセスシステム10における波長切替方法の処理動作を、図面を参照しながら詳細に説明する。
[波長切替方式]
図3は、実施形態に係る波長切替方法の一例を示すシーケンス図である。
図3では、ONU2がOSU#1(λ1)と接続しているものとする。図6を用いて後述するように、OLT1は、OSU#1~#nの平均上り遅延時間から低遅延波長が選択される。その選択された低遅延波長を含むGateが、周期的にONU#1からONU2に送信される。ONU2では、OSU#1からのGateに含まれている低遅延波長を低遅延波長保持部24に保持している。
ONU2において、要求品質が低遅延のフレームデータ(Data)が到着した際、ONU2は、Reportと波長切替報告を切替元OSU#1に送信する。その後、ONU2は波長切替を行う。
OLT1では、OSU#1がReportを受信し、受信したReportが、制御信号処理部14に与えられ切替先のOSU#2に転送される。OSU#2は、受信したReportとONU2の波長切替時間を考慮して、GateをONU2に送信する。同時に、OSU#2は、ONU2への下りData送信も開始する。
ONU2は、OSU#2から受信したGate内の送信開始時刻に基づいて、Dataの送信を開始する。OLT1は切替先波長の決定のため、OSU#2が上り遅延時間の統計情報を参照する。
[上り遅延の更新処理]
図4は、実施形態に係る上り遅延時間の統計情報の更新処理を示すフローチャートである。
各OSU#1~#nにおいて、あるONU(ここではONU2-1とする。)のReport(R1)が受信すると、その受信時刻(R_T)がメモリに記録され(ステップS101)、Report(R1)に対するONU2-1へのGate内のデータ送信開始時刻(G_T)がメモリに記録される(ステップS102)。
遅延時間算出部114は、式(1)に従って、Report(R1)の受信時刻(R_T)とGateの送信開始時刻(G_T)とに基づいて、上り遅延時間U_tを算出する(ステップS103)。
U_t=G_t-R_t …(1)
遅延時間算出部114は、遅延時間保持部113に保持されている上り遅延時間を加算していき合計遅延時間U_sumと、記録回数Countの値を読み出す(ステップS104)。
そして、ステップS103で算出した上り遅延時間U_tを合計遅延時間U_sumに加算して合計遅延時間と、記録回数Countの値を更新する(ステップS105)。これにより、OSU(波長)毎の輻輳状況やONU2の接続台数、DBA周期の影響を含んだ上り遅延時間を計測することができる。
[OLTの低遅延波長の決定及び通知処理]
図5は、実施形態に係る低遅延波長の決定及び通知処理を示すフローチャートである。
低遅延波長選択部12は、OSU#i(1≦i≦n)の遅延時間保持部113に保持されている上り遅延時間を読み取り(ステップS201)、OSU#iの平均上り遅延時間U_average(i)を算出する(ステップS202)。低遅延波長選択部12は、全てのOSU#1~#nについてOSU毎に平均上り遅延時間U_average(i)を算出する。
低遅延波長選択部12は、各OSU#1~#nの平均上り遅延時間のうち、最小値となる平均遅延時間U_minとなるOSU(波長)を決定する(ステップS203)。これにより、各OSU#1~#nの平均上り遅延時間のうち、その時点の最小値である低遅延波長を選択することができる。
また、低遅延波長選択部12は、各OSU#1~#nの平均上り遅延時間のうち、U_min≦U_average(i)≦U_min+閾値となるOSU#i(波長i)を決定する(ステップS204)。
複数のONU2に対して低遅延サービスが同時発生し接続された場合に1つの波長に偏ってしまうことを回避するため、切替先波長として複数の候補を用意する。そのため、平均上り遅延時間が、最小値の平均上り遅延時間以上であって、最小値の平均上り遅延時間に閾値を加算した値以下であるOSU#i(波長)も切替先波長として選択する。
そして、制御信号処理部14は、ステップS203及びS204において低遅延波長選択部12により決定された切替先波長(低遅延波長)を、各OSU#1~#nのOSU制御信号処理部115に与える。各OSU#1~#nのOSU制御信号処理部115は、指示された切替先波長(低遅延波長)を、定期的に送信するGateに含めて各ONU2に通知する(ステップS205)。また所定周期時間が経過すると、処理がS201に移行して繰り返し行われる。
また、各ONU2では、ONU制御信号処理部23は、接続しているOSU#iから受信したGateに含まれている切替先波長(低遅延波長)を低遅延波長保持部24に登録する(ステップS207)。
[ONUにおける波長切替処理]
図6は、実施形態に係る低遅延サービスのフレームが到着したときの波長切替処理を示すフローチャートである。
ONU2において、下位ネットワーク4から上りフレームが到着すると(ステップS301)、信号処理部22が、フレームデータのQoS等を判断し、フレームの要求品質を読み取る(ステップS302)。そして、要求品質が低遅延サービスである場合(ステップS303)、処理はステップS305に移行し、そうでない場合、処理はステップS304に移行する。
ステップS304では、要求品質が低遅延サービスではないので、波長切替を行わず、通常の送信処理により現在使用している波長でフレームを送信して、処理は終了する。
ステップS305では、ONU制御信号処理部23が、低遅延波長保持部24に保持されている低遅延波長を読み取り、自身が属している波長(すなわち、現在使用している波長)が低遅延波長であるか否かを判断する(ステップS305)。そして、自身が低遅延波長に属している場合、処理は終了する。
一方、自身が低遅延波長に属していない場合、ONU制御信号処理部23は、低遅延波長保持部24に保持されている低遅延波長の中から、一様ランダムに1つの波長を選択する(ステップS306)。また、同時に、ONU制御信号処理部23は、信号処理部22に対して波長切替報告とReportの送信を指示する(ステップS307)。
そして、ONU制御信号処理部23は、選択した波長を切替先波長として波長切替制御部25に波長切替の指示し、波長切替制御部225が、光信号送受信部21に対して波長切替を行なう(ステップS308)。これにより、波長切替処理と、波長切替報告とReportの送信を同時に行うことができる。
また、OLT1では、ONU2と接続している切替元OSUが、ONU2から波長切替報告とReportを受信する。
OLT1では、制御信号処理部14が波長切替報告を受信すると、下りデータを切替先OSUに切り替える(ステップS309)。また、制御信号処理部14は、受信した低遅延サービスに関するReportと該当ONUの波長切替時間を切替先OSUに通知する(ステップS310)。各ONUの波長切替時間はOLT-ONUの接続確立時にONUから報告する方法等が考えられる。
切替先OSUは波長切替時間を考慮してDBA計算を行い、GateをONU2に送信し、同時に下りデータの送信を開始する(ステップS311)。
[遅延時間の改善効果]
図7は、従来の波長切替方法を示すシーケンス図であり、図8は、実施形態と従来の遅延時間の短縮効果を説明する説明図である。
図7は、非特許文献2に開示される波長切替方法であり、これと比較して実施形態の波長切替方法の遅延時間の改善の効果を説明する。ここで、波長切替に関する遅延時間は、通常の通信における遅延を除いたものとする。
図7の従来手法において、OLTがフレーム内の要求品質を読み取り、低遅延サービスの接続を検知する処理遅延は十分小さいものとする。従来方式では、波長切替遅延は波長切替時間Tuning_tとなる。
これに対して、この実施形態で説明した波長切替方式は、切替時間Tuning_tが切替先DBA周期DBA2_tよりも小さい場合、波長切替に関する遅延時間はゼロとなり、上り通信の無瞬断のまま低遅延波長へと切り替えられる。切替時間Tuning_tが、切替先DBA周期DBA2_tよりも大きい場合、波長切替に関する遅延時間は、(切替時間Tuning_t)-(切替先DBADBA2_t)となる。
例えば、切替先DBA2_t=0.5msとし、切替時間Tuning_tを変化させたときの、上述した実施形態と従来方式の比較を図8に示す。図8に示すように、実施形態は、従来方式比べて、遅延時間が50%短縮する。
(A-3)実施形態の効果
以上のように、上述した実施形態によれば、低遅延サービスのフレームがONUに到着した際に、最短で上り遅延時間ゼロ、つまり上り通信の無瞬断で波長切替を行え、波長切替遅延を改善することができる。
(B)他の実施形態
上述した実施形態においても種々の変形実施形態に言及したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用することができる。
(B-1)上述した実施形態では、OLTの低遅延波長選択部が、各OSU#1~#nの平均上り遅延時間から、低遅延のOSU(波長)を選択し、選択した低遅延波長をONUに事前に通知する場合を例示した。
しかし、OLTの低遅延波長選択部が、各OSU#1~#nの平均上り遅延時間に基づいて、全波長のそれぞれについて、「低遅延波長」、「非低遅延波長」等のように判断し、現時点の全波長に遅延評価を付与して、その結果(遅延評価を付与した全ての波長)をONUに通知するようにしてもよい。この場合、ONUは、接続しているOSUから全波長の遅延評価を、低遅延波長保持部に保持しておき、到着したフレームの要求品質が低遅延であれば、低遅延波長への切替をし、そうでなければ、非低遅延波長への切替を行なう。これにより、ONUでは、要求品質に応じた波長切替が可能となる。
10…光アクセスシステム、1…OLT(局側装置)、2(2-1~2-m)…ONU(加入者側装置)、5…光スプリッタ、3…上位ネットワーク、4…下位ネットワーク、
#1~#n…OSU、111…光信号送受信部、112…波長切替時間保持部、113…遅延時間保持部、114…遅延時間算出部、115…OSU制御信号処理部、116…信号処理部、
12…低遅延波長選択部、13…DWBA計算部、14…制御信号処理部、15…信号送受信部、16…下り信号バッファ部、17…下り信号振分部、
21…光信号送受信部、22…信号処理部、23…ONU制御信号処理部、24…低遅延波長保持部、25…波長切替制御部、26…信号送受信部。

Claims (10)

  1. 複数の波長が割り当てられている局側装置との間でいずれかの波長で光通信する加入者側装置において、
    前記局側装置により前記各波長の上り遅延時間を周期的に評価された複数の切替先候補波長を保持する切替先候補波長保持手段と、
    接続している下位ネットワークの要求品質を検知する要求品質検知手段と、
    前記切替先候補波長保持手段に保持されている前記複数の切替先候補波長の中から、前記要求品質に応じた切替先波長を選択すると共に、選択した前記切替先波長を示す情報を前記局側装置に送信する制御手段と、
    前記局側装置との接続波長を自律的に前記切替先波長に切り替える波長切替制御手段と
    を備えることを特徴とする加入者側装置。
  2. 前記要求品質が低遅延である場合に、前記制御手段が、前記複数の切替先候補波長の中から低遅延波長を選択することを特徴とする請求項1に記載の加入者側装置。
  3. 前記制御手段は、
    現在の接続波長が低遅延波長である場合、前記局側装置との接続状態を維持し、現在の接続波長が低遅延波長でない場合、前記複数の切替先候補波長の中から低遅延波長を選択することを特徴とする請求項2に記載の加入者側装置。
  4. 複数の波長が割り当てられており、複数の加入者側装置のそれぞれといずれかの波長で光通信する局側装置において、
    前記各波長の上り遅延時間を算出する遅延時間算出手段と、
    前記各波長の上り遅延時間に基づいて、周期的に各波長の遅延評価をして複数の切替先候補波長を決定する切替先候補波長決定手段と、
    前記切替先候補波長決定手段により決定された前記複数の切替先候補波長を前記各加入者側装置に通知する切替先候補波長通知手段と
    を備えることを特徴とする局側装置。
  5. 前記いずれかの加入者側装置から受信した、当該加入者側装置により選択された切替先波長を示す情報に基づいて、当該加入者側装置との接続波長を前記切替先波長に切り替えると共に、当該加入者側装置への下り信号を含む制御信号を前記切替先波長で送信する制御信号処理手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の局側装置。
  6. 前記切替先候補波長決定手段が、前記各波長のうち、上り遅延時間が最小となる波長を含むものを前記切替先候補波長として決定することを特徴とする請求項4又は5に記載の局側装置。
  7. 前記切替先候補波長決定手段が、前記各波長のうち、上り遅延時間が、最小遅延時間から所定値の範囲にある1又は複数の波長を含むものを前記切替先候補波長として決定することを特徴とする請求項4~6のいずれかに記載の局側装置。
  8. 複数の波長が割り当てられている局側装置と、いずれかの波長で前記局側装置と光通信する複数の加入者側装置とを備える光アクセスシステムにおいて、
    前記各加入者側装置が、請求項1~3のいずれかに記載の加入者側装置であり、
    前記局側装置が、請求項4~7のいずれかに記載の局側装置である
    ことを特徴とする光アクセスシステム。
  9. 局側装置と加入者側装置との間で接続している波長を切り替える波長切替方法において、
    前記局側装置が、当該局側装置に割り当てられている複数の波長のそれぞれの上り遅延時間を周期的に評価した複数の切替先候補波長を前記加入者側装置に通知し、
    前記加入者側装置が、
    前記局側装置から通知された複数の切替先候補波長を切替先候補波長保持部に保持し、
    接続している下位ネットワークの要求品質を検知する要求品質検知手段と、
    前記切替先候補波長保持手段に保持されている複数の切替先候補波長の中から、前記要求品質に応じた切替先波長を選択すると共に、選択した前記切替先波長を示す情報を前記局側装置に送信し、
    前記局側装置との接続波長を自律的に前記切替先波長に切り替える
    ことを特徴とする波長切替方法。
  10. 前記局側装置が、前記いずれかの加入者側装置から受信した、当該加入者側装置により選択された前記切替先波長を示す情報に基づいて、当該加入者側装置との接続波長を前記切替先波長に切り替えると共に、当該加入者側装置への下り信号を含む制御信号を前記切替先波長で送信する
    ことを特徴とする請求項9に記載の波長切替方法。
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