JPH07250028A - 二重化パッシブダブルスター光伝送システム - Google Patents
二重化パッシブダブルスター光伝送システムInfo
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- JPH07250028A JPH07250028A JP6037235A JP3723594A JPH07250028A JP H07250028 A JPH07250028 A JP H07250028A JP 6037235 A JP6037235 A JP 6037235A JP 3723594 A JP3723594 A JP 3723594A JP H07250028 A JPH07250028 A JP H07250028A
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- optical
- sets
- transmission system
- transmitting
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 二重化された光伝送路を介して、センタ装置
と複数のユーザ装置との間で双方向通信を行う二重化パ
ッシブダブルスター(PDS)光伝送システムに関し、
二重化構成による信頼性を確保しながら、一部の故障が
システム全体に及ばないようにし、さらに送受信器を1
組しかもたないユーザ装置でも収容可能にする。 【構成】 2組の送受信手段を有するセンタ装置と、2
組の送受信手段を有する複数のユーザ装置とが、2組の
光合流分岐手段および光伝送路を介して接続された二重
化PDS光伝送システムにおいて、センタ装置の2組の
送受信手段と2組の光合流分岐手段とを相互に接続する
相互接続手段を備える。
と複数のユーザ装置との間で双方向通信を行う二重化パ
ッシブダブルスター(PDS)光伝送システムに関し、
二重化構成による信頼性を確保しながら、一部の故障が
システム全体に及ばないようにし、さらに送受信器を1
組しかもたないユーザ装置でも収容可能にする。 【構成】 2組の送受信手段を有するセンタ装置と、2
組の送受信手段を有する複数のユーザ装置とが、2組の
光合流分岐手段および光伝送路を介して接続された二重
化PDS光伝送システムにおいて、センタ装置の2組の
送受信手段と2組の光合流分岐手段とを相互に接続する
相互接続手段を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重化された光伝送路
を介して、センタ装置と複数のユーザ装置との間で双方
向通信を行う二重化パッシブダブルスター(PDS)光
伝送システムに関する。
を介して、センタ装置と複数のユーザ装置との間で双方
向通信を行う二重化パッシブダブルスター(PDS)光
伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、PDS光伝送システムの基本構
成を示す。PDS光伝送システムは、(1) に示すよう
に、分岐点に受動(パッシブ)光部品である光スターカ
プラ1a,1b を配置し、この光スターカプラ1a,1b を
介してセンタ装置2と複数のユーザ装置31 〜3n とを
接続した構成である。
成を示す。PDS光伝送システムは、(1) に示すよう
に、分岐点に受動(パッシブ)光部品である光スターカ
プラ1a,1b を配置し、この光スターカプラ1a,1b を
介してセンタ装置2と複数のユーザ装置31 〜3n とを
接続した構成である。
【0003】PDS光伝送システムでは、通信の開始に
あたって、センタ装置2と各ユーザ装置31 〜3n の伝
送時間を測定し、各ユーザ装置からの上り信号が重なら
ないように送信タイミングと容量を各ユーザ装置に指示
する。各ユーザ装置31〜3nは指示された送信タイミン
グで上り信号を送出すると、光スターカプラ(光合流
器)1a でパッシブ多重され、センタ装置2の受信点で
は各ユーザ装置からの上り信号が時間軸上に並ぶ。一
方、センタ装置2から各ユーザ装置31 〜3n に伝送さ
れる下り信号は時分割多重され、光スターカプラ(光分
岐器)1b で分岐されて各ユーザ装置に送られる。各ユ
ーザ装置31 〜3n は、時分割多重された下り信号から
自分宛の光信号を時間軸上から切り出して受信する。
あたって、センタ装置2と各ユーザ装置31 〜3n の伝
送時間を測定し、各ユーザ装置からの上り信号が重なら
ないように送信タイミングと容量を各ユーザ装置に指示
する。各ユーザ装置31〜3nは指示された送信タイミン
グで上り信号を送出すると、光スターカプラ(光合流
器)1a でパッシブ多重され、センタ装置2の受信点で
は各ユーザ装置からの上り信号が時間軸上に並ぶ。一
方、センタ装置2から各ユーザ装置31 〜3n に伝送さ
れる下り信号は時分割多重され、光スターカプラ(光分
岐器)1b で分岐されて各ユーザ装置に送られる。各ユ
ーザ装置31 〜3n は、時分割多重された下り信号から
自分宛の光信号を時間軸上から切り出して受信する。
【0004】また、PDS光伝送システムは、(2) に示
すように上り信号と下り信号とを多重化することによ
り、光伝送路を1本にすることができる。その場合に
は、光スターカプラ1は光合流分岐器として機能する。
上り信号と下り信号の多重化方式は、上り信号と下り信
号に異なる波長を割り当てる波長多重方式(WDM)、
上り光信号と下り光信号を時間領域で多重化する時間軸
圧縮多重方式 (TCM)がある。
すように上り信号と下り信号とを多重化することによ
り、光伝送路を1本にすることができる。その場合に
は、光スターカプラ1は光合流分岐器として機能する。
上り信号と下り信号の多重化方式は、上り信号と下り信
号に異なる波長を割り当てる波長多重方式(WDM)、
上り光信号と下り光信号を時間領域で多重化する時間軸
圧縮多重方式 (TCM)がある。
【0005】図5は、従来の二重化PDS光伝送システ
ムの基本構成を示す。(1),(2) は、それぞれ図4(1),
(2) に示すPDS光伝送システムを二重化構成にしたも
のである。このように、二重化PDS光伝送システム
は、センタ装置2およびユーザ装置31 〜3n にそれぞ
れ2組(0系,1系)の送受信器を備え、光スターカプ
ラを含む光伝送路を二重化した構成である。
ムの基本構成を示す。(1),(2) は、それぞれ図4(1),
(2) に示すPDS光伝送システムを二重化構成にしたも
のである。このように、二重化PDS光伝送システム
は、センタ装置2およびユーザ装置31 〜3n にそれぞ
れ2組(0系,1系)の送受信器を備え、光スターカプ
ラを含む光伝送路を二重化した構成である。
【0006】ここで、0系を運用系とし1系を予備系と
すると、通常は、センタ装置2の0系の送受信器と各ユ
ーザ装置31 〜3n の0系の送受信器が、0系の光スタ
ーカプラ1-0(1a-0,1b-0)を介して双方向通信を行っ
ている。このとき、0系の送受信器,光伝送路,光スタ
ーカプラのいずれかに故障が発生すると、センタ装置2
と各ユーザ装置31 〜3n との間ですべてが同時に1系
に切り替わる。
すると、通常は、センタ装置2の0系の送受信器と各ユ
ーザ装置31 〜3n の0系の送受信器が、0系の光スタ
ーカプラ1-0(1a-0,1b-0)を介して双方向通信を行っ
ている。このとき、0系の送受信器,光伝送路,光スタ
ーカプラのいずれかに故障が発生すると、センタ装置2
と各ユーザ装置31 〜3n との間ですべてが同時に1系
に切り替わる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の二重化PDS光
伝送システムでは、例えば各ユーザ装置31 〜3n の運
用系(0系)が正常に動作していても、センタ装置2側
の運用系(0系)に故障が発生すればシステム全体で一
斉に予備系(1系)への切り替えが行われる。また、1
つのユーザ装置の運用系(0系)に故障が発生しても、
システム全体で一斉に予備系(1系)への切り替えが行
われる。このように、一部の故障がシステム全体に及ぶ
構成になっていたので、切り替え頻度が高まり、その都
度発生する瞬断等によって通信品質が劣化する問題があ
った。
伝送システムでは、例えば各ユーザ装置31 〜3n の運
用系(0系)が正常に動作していても、センタ装置2側
の運用系(0系)に故障が発生すればシステム全体で一
斉に予備系(1系)への切り替えが行われる。また、1
つのユーザ装置の運用系(0系)に故障が発生しても、
システム全体で一斉に予備系(1系)への切り替えが行
われる。このように、一部の故障がシステム全体に及ぶ
構成になっていたので、切り替え頻度が高まり、その都
度発生する瞬断等によって通信品質が劣化する問題があ
った。
【0008】また、各ユーザ装置31 〜3n において
も、2組の送受信器を備える必要があり、送受信器を1
組しかもたないユーザ装置はこの二重化PDS光伝送シ
ステムに収容することができなかった。
も、2組の送受信器を備える必要があり、送受信器を1
組しかもたないユーザ装置はこの二重化PDS光伝送シ
ステムに収容することができなかった。
【0009】本発明は、二重化構成による信頼性を確保
しながら、一部の故障がシステム全体に及ばないように
し、さらに送受信器を1組しかもたないユーザ装置でも
収容することができる二重化PDS光伝送システムを提
供することを目的とする。
しながら、一部の故障がシステム全体に及ばないように
し、さらに送受信器を1組しかもたないユーザ装置でも
収容することができる二重化PDS光伝送システムを提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、2組の送受信
手段を有するセンタ装置と、2組の送受信手段を有する
複数のユーザ装置とが、2組の光合流分岐手段および光
伝送路を介して接続された二重化PDS光伝送システム
において、センタ装置の2組の送受信手段と2組の光合
流分岐手段とを相互に接続する相互接続手段を備える。
手段を有するセンタ装置と、2組の送受信手段を有する
複数のユーザ装置とが、2組の光合流分岐手段および光
伝送路を介して接続された二重化PDS光伝送システム
において、センタ装置の2組の送受信手段と2組の光合
流分岐手段とを相互に接続する相互接続手段を備える。
【0011】相互接続手段は、センタ装置の2組の送受
信手段から送信された信号を合流分岐して2組の光合流
分岐手段に送出し、2組の光合流分岐手段から出力され
た信号を合流分岐してセンタ装置の2組の送受信手段に
送出する構成である。
信手段から送信された信号を合流分岐して2組の光合流
分岐手段に送出し、2組の光合流分岐手段から出力され
た信号を合流分岐してセンタ装置の2組の送受信手段に
送出する構成である。
【0012】また、相互接続手段は、センタ装置の2組
の送受信手段から送信された信号をそれぞれ2分岐して
2組の光合流分岐手段に送出し、2組の光合流分岐手段
から出力された信号をそれぞれ合流してセンタ装置の2
組の送受信手段に送出する構成である。
の送受信手段から送信された信号をそれぞれ2分岐して
2組の光合流分岐手段に送出し、2組の光合流分岐手段
から出力された信号をそれぞれ合流してセンタ装置の2
組の送受信手段に送出する構成である。
【0013】
【作用】相互接続手段を用いることにより、センタ装置
の2組の送受信手段と、複数のユーザ装置の各2組の送
受信手段とを相互に接続することができる。すなわち、
センタ装置の0系の送受信手段とユーザ装置の0系およ
び1系の送受信手段が接続され、センタ装置の1系の送
受信手段とユーザ装置の0系および1系の送受信手段が
接続される。これにより、各ユーザ装置に共通な部分の
障害と各ユーザ装置に個別な部分の障害を区別し、それ
ぞれの障害状況に対応した系切り替えが可能となる。
の2組の送受信手段と、複数のユーザ装置の各2組の送
受信手段とを相互に接続することができる。すなわち、
センタ装置の0系の送受信手段とユーザ装置の0系およ
び1系の送受信手段が接続され、センタ装置の1系の送
受信手段とユーザ装置の0系および1系の送受信手段が
接続される。これにより、各ユーザ装置に共通な部分の
障害と各ユーザ装置に個別な部分の障害を区別し、それ
ぞれの障害状況に対応した系切り替えが可能となる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の二重化PDS光伝送システ
ムの第1実施例の構成を示す。なお、本実施例は図5
(1) に示す構成に対応させたものである。
ムの第1実施例の構成を示す。なお、本実施例は図5
(1) に示す構成に対応させたものである。
【0015】図において、センタ装置2は、0系の送信
器および受信器と、1系の送信器および受信器を備え
る。ユーザ装置31 〜3k は、それぞれ0系の送信器お
よび受信器と、1系の送信器および受信器を備える。光
スターカプラ(光合流器) 1a-0は、各ユーザ装置31 〜
3k の0系の送信器の送信信号を合流してセンタ装置側
へ送出する。光スターカプラ(光分岐器)1b-0 は、セ
ンタ装置の送信器の送信信号を分岐して各ユーザ装置3
1 〜3k の0系の受信器へ送出する。光スターカプラ
(光合流器)1a-1 は、各ユーザ装置31 〜3k の1系
の送信器の送信信号を合流してセンタ装置側へ送出す
る。光スターカプラ(光分岐器)1b-1 は、センタ装置
2の送信器の送信信号を分岐して各ユーザ装置31 〜3
k の1系の受信器へ送出する。
器および受信器と、1系の送信器および受信器を備え
る。ユーザ装置31 〜3k は、それぞれ0系の送信器お
よび受信器と、1系の送信器および受信器を備える。光
スターカプラ(光合流器) 1a-0は、各ユーザ装置31 〜
3k の0系の送信器の送信信号を合流してセンタ装置側
へ送出する。光スターカプラ(光分岐器)1b-0 は、セ
ンタ装置の送信器の送信信号を分岐して各ユーザ装置3
1 〜3k の0系の受信器へ送出する。光スターカプラ
(光合流器)1a-1 は、各ユーザ装置31 〜3k の1系
の送信器の送信信号を合流してセンタ装置側へ送出す
る。光スターカプラ(光分岐器)1b-1 は、センタ装置
2の送信器の送信信号を分岐して各ユーザ装置31 〜3
k の1系の受信器へ送出する。
【0016】本実施例の特徴は、光スターカプラ1a-0
,1b-0 ,1a-1 ,1b-1 とセンタ装置2との間に2
組の光カプラ(相互接続手段)4-0,4-1を挿入し、さ
らに送信器および受信器を1組しかもたないユーザ装置
3n を光スターカプラ1a-1 ,1b-1 (あるいは1a-0
,1b-0 )に収容するところにある。
,1b-0 ,1a-1 ,1b-1 とセンタ装置2との間に2
組の光カプラ(相互接続手段)4-0,4-1を挿入し、さ
らに送信器および受信器を1組しかもたないユーザ装置
3n を光スターカプラ1a-1 ,1b-1 (あるいは1a-0
,1b-0 )に収容するところにある。
【0017】光カプラ4-0は、センタ装置2の0系およ
び1系の送信器の各送信信号を合流し、さらに2分岐し
て2組の光スターカプラ1b-0 ,1b-1 に送出する。光
カプラ4-1は、2組の光スターカプラ1a-0 ,1a-1 の
出力信号を合流し、さらに2分岐してセンタ装置2の0
系および1系の受信器に送出する(請求項2)。
び1系の送信器の各送信信号を合流し、さらに2分岐し
て2組の光スターカプラ1b-0 ,1b-1 に送出する。光
カプラ4-1は、2組の光スターカプラ1a-0 ,1a-1 の
出力信号を合流し、さらに2分岐してセンタ装置2の0
系および1系の受信器に送出する(請求項2)。
【0018】ここで、0系を運用系とし1系を予備系と
すると、運用状態ではセンタ装置2の0系の送信器から
送信信号が送出される。この送信信号は、光カプラ4-0
および光スターカプラ1b-0 ,1b-1 を介して、各ユー
ザ装置31 〜3k の0系および1系の2組の受信器に受
信されるが、運用状態にある0系の受信器が受信処理を
行う。また、この送信信号はユーザ装置3n の受信器に
も受信される。一方、各ユーザ装置31 〜3k の0系の
送信器およびユーザ装置3n の送信器の送信信号は、光
スターカプラ1a-0 ,1a-1 および光カプラ4-1を介し
て、センタ装置2の0系および1系の2組の受信器の受
信されるが、運用状態にある0系の受信器が受信処理を
行う。なお、各ユーザ装置31 〜3k の1系の送信器
は、無発光、または運用状態にある0系の送信信号と時
間的に衝突防止等の制御を行い、運用系に影響を与えな
いようにしておく。
すると、運用状態ではセンタ装置2の0系の送信器から
送信信号が送出される。この送信信号は、光カプラ4-0
および光スターカプラ1b-0 ,1b-1 を介して、各ユー
ザ装置31 〜3k の0系および1系の2組の受信器に受
信されるが、運用状態にある0系の受信器が受信処理を
行う。また、この送信信号はユーザ装置3n の受信器に
も受信される。一方、各ユーザ装置31 〜3k の0系の
送信器およびユーザ装置3n の送信器の送信信号は、光
スターカプラ1a-0 ,1a-1 および光カプラ4-1を介し
て、センタ装置2の0系および1系の2組の受信器の受
信されるが、運用状態にある0系の受信器が受信処理を
行う。なお、各ユーザ装置31 〜3k の1系の送信器
は、無発光、または運用状態にある0系の送信信号と時
間的に衝突防止等の制御を行い、運用系に影響を与えな
いようにしておく。
【0019】以下、センタ装置2およびユーザ装置31
〜3k の0系が運用状態にあるときに、図1に示す各障
害点〜に応じた系切り替え動作について説明する。 で断線障害が発生すると、すべてのユーザ装置31 〜
3k ,3n の入力が断となる。この入力断に応じて、各
ユーザ装置31 〜3k ,3n は送信器の出力を停止して
センタ装置2に警報転送を行う。センタ装置2は、この
警報により1系を運用状態に切り替える。なお、ユーザ
装置31 〜3k ではそのまま0系を運用状態とする。
〜3k の0系が運用状態にあるときに、図1に示す各障
害点〜に応じた系切り替え動作について説明する。 で断線障害が発生すると、すべてのユーザ装置31 〜
3k ,3n の入力が断となる。この入力断に応じて、各
ユーザ装置31 〜3k ,3n は送信器の出力を停止して
センタ装置2に警報転送を行う。センタ装置2は、この
警報により1系を運用状態に切り替える。なお、ユーザ
装置31 〜3k ではそのまま0系を運用状態とする。
【0020】で断線障害が発生すると、センタ装置2
の0系の受信器では、すべてのユーザ装置31 〜3k ,
3n からの入力が断となる。この入力断に応じて、セン
タ装置2は1系を運用状態に切り替える。なお、ユーザ
装置31 〜3k ではそのまま0系を運用状態とする。
の0系の受信器では、すべてのユーザ装置31 〜3k ,
3n からの入力が断となる。この入力断に応じて、セン
タ装置2は1系を運用状態に切り替える。なお、ユーザ
装置31 〜3k ではそのまま0系を運用状態とする。
【0021】で断線障害が発生すると、ユーザ装置3
1 の0系の受信器のみが入力断となる。この入力断に応
じて、ユーザ装置31 は0系の送信器の出力を停止して
センタ装置2に警報転送を行い、その後に0系から1系
に切り替える。なお、この切り替えタイミングは、の
断線によっても同様の状態となるので、タイマ等により
センタ装置2の切り替えが行われないことを確認した後
にユーザ装置31 が独自に設定する。あるいは、センタ
装置2へ警報転送後に、センタ装置2からユーザ装置3
1 へ1系への切り替え命令を送出させ、ユーザ装置31
の1系の受信器がこの切り替え命令を受信したタイミン
グで行う。なお、センタ装置2および他のユーザ装置3
2 〜3k ではそのまま0系を運用状態とする。
1 の0系の受信器のみが入力断となる。この入力断に応
じて、ユーザ装置31 は0系の送信器の出力を停止して
センタ装置2に警報転送を行い、その後に0系から1系
に切り替える。なお、この切り替えタイミングは、の
断線によっても同様の状態となるので、タイマ等により
センタ装置2の切り替えが行われないことを確認した後
にユーザ装置31 が独自に設定する。あるいは、センタ
装置2へ警報転送後に、センタ装置2からユーザ装置3
1 へ1系への切り替え命令を送出させ、ユーザ装置31
の1系の受信器がこの切り替え命令を受信したタイミン
グで行う。なお、センタ装置2および他のユーザ装置3
2 〜3k ではそのまま0系を運用状態とする。
【0022】で断線障害が発生すると、センタ装置2
の0系の受信器がユーザ装置31 からの入力断を検出す
る。この入力断に応じて、センタ装置2はユーザ装置3
1 に対して0系から1系への切り替え命令を送出する。
ユーザ装置31 は、0系または1系の受信器がこの切り
替え命令を受信し、0系から1系に切り替える。なお、
センタ装置2および他のユーザ装置32 〜3k ではその
まま0系を運用状態とする。
の0系の受信器がユーザ装置31 からの入力断を検出す
る。この入力断に応じて、センタ装置2はユーザ装置3
1 に対して0系から1系への切り替え命令を送出する。
ユーザ装置31 は、0系または1系の受信器がこの切り
替え命令を受信し、0系から1系に切り替える。なお、
センタ装置2および他のユーザ装置32 〜3k ではその
まま0系を運用状態とする。
【0023】また、他のユーザ装置32 〜3k に接続さ
れる光伝送路の断線障害についても同様に、そのユーザ
装置の範囲で切り替えが行われる。 で断線障害が発生すると、ユーザ装置3n の受信器の
みが入力断となる。しかし、ユーザ装置3n は予備系が
ないのでそのまま通信は中断する。なお、センタ装置2
および他のユーザ装置31 〜3k ではそのまま0系を運
用状態とする。
れる光伝送路の断線障害についても同様に、そのユーザ
装置の範囲で切り替えが行われる。 で断線障害が発生すると、ユーザ装置3n の受信器の
みが入力断となる。しかし、ユーザ装置3n は予備系が
ないのでそのまま通信は中断する。なお、センタ装置2
および他のユーザ装置31 〜3k ではそのまま0系を運
用状態とする。
【0024】で断線障害が発生すると、センタ装置2
の0系の受信器がユーザ装置3n からの入力断を検出す
る。しかし、ユーザ装置3n は予備系がないのでそのま
ま通信は中断する。なお、センタ装置2および他のユー
ザ装置31 〜3k ではそのまま0系を運用状態とする。
の0系の受信器がユーザ装置3n からの入力断を検出す
る。しかし、ユーザ装置3n は予備系がないのでそのま
ま通信は中断する。なお、センタ装置2および他のユー
ザ装置31 〜3k ではそのまま0系を運用状態とする。
【0025】以上、光伝送路の断線の場合について説明
したが、その他のケースとして、各ユーザ装置31 〜3
k ,3n に共通な部分の障害が発生した場合には、,
における断線障害と同様の手順により切り替えを行
う。また、各ユーザ装置31 〜3k ,3n に個別な部分
の障害が発生した場合には、〜における断線障害と
同様の手順により切り替えを行う。このように本切り替
え方式によれば、障害が及ぶ範囲に応じて個別に運用系
から予備系へ切り替えを行うことができる。また、シス
テム全体で一斉に運用系から予備系への切り替えが行わ
れることがないので、ユーザ装置3n のように送受信器
を1組しかもたないものでも収容することができる。
したが、その他のケースとして、各ユーザ装置31 〜3
k ,3n に共通な部分の障害が発生した場合には、,
における断線障害と同様の手順により切り替えを行
う。また、各ユーザ装置31 〜3k ,3n に個別な部分
の障害が発生した場合には、〜における断線障害と
同様の手順により切り替えを行う。このように本切り替
え方式によれば、障害が及ぶ範囲に応じて個別に運用系
から予備系へ切り替えを行うことができる。また、シス
テム全体で一斉に運用系から予備系への切り替えが行わ
れることがないので、ユーザ装置3n のように送受信器
を1組しかもたないものでも収容することができる。
【0026】図2は、本発明の二重化PDS光伝送シス
テムの第2実施例の構成を示す。なお、本実施例は図5
(2) に示す構成に対応させたものである。すなわち、上
り信号と下り信号とを多重化した構成である。これに伴
い、光合流器および光分岐器として機能する光スターカ
プラ1a-0 ,1b-0 ,1a-1 ,1b-1 は、それぞれ光合
流分岐器として機能する光スターカプラ1-0,1-1に一
体化される。また、2組の光カプラ4-0,4-1は光カプ
ラ4に一体化される(請求項2)。
テムの第2実施例の構成を示す。なお、本実施例は図5
(2) に示す構成に対応させたものである。すなわち、上
り信号と下り信号とを多重化した構成である。これに伴
い、光合流器および光分岐器として機能する光スターカ
プラ1a-0 ,1b-0 ,1a-1 ,1b-1 は、それぞれ光合
流分岐器として機能する光スターカプラ1-0,1-1に一
体化される。また、2組の光カプラ4-0,4-1は光カプ
ラ4に一体化される(請求項2)。
【0027】本実施例では、第1実施例の障害点,
による切り替え、障害点,による切り替え、障害点
,による切り替えが、それぞれ同時に発生した状態
と同じ手順で行われる。
による切り替え、障害点,による切り替え、障害点
,による切り替えが、それぞれ同時に発生した状態
と同じ手順で行われる。
【0028】なお、光カプラ4と光スターカプラ1-0,
1-1との間の信頼性が高ければ、光カプラ4と光スター
カプラ1-0,1-1とを1つの光スターカプラで置き替え
ることも可能である。
1-1との間の信頼性が高ければ、光カプラ4と光スター
カプラ1-0,1-1とを1つの光スターカプラで置き替え
ることも可能である。
【0029】図3は、本発明の二重化PDS光伝送シス
テムの第3実施例の構成を示す。なお、本実施例は第2
実施例の構成において、光カプラ4および光カプラ4と
光スターカプラ1-0,1-1との間の接続部分の信頼性を
向上させるために、光カプラ4の機能を2組の光カプラ
4-0,4-1に分散させたものである。
テムの第3実施例の構成を示す。なお、本実施例は第2
実施例の構成において、光カプラ4および光カプラ4と
光スターカプラ1-0,1-1との間の接続部分の信頼性を
向上させるために、光カプラ4の機能を2組の光カプラ
4-0,4-1に分散させたものである。
【0030】すなわち、上り信号と下り信号は多重化さ
れている。光カプラ4-0は、センタ装置2の0系の送受
信器と2組の光スターカプラ1-0,1-1とを接続し、光
カプラ4-1は、センタ装置2の1系の送受信器と2組の
光スターカプラ1-0,1-1とを接続する(請求項3)。
これにより、システム全体について完全二重化を実現す
ることができる。また、第1実施例においても、4組の
光カプラを用いることにより同様に構成することができ
る。
れている。光カプラ4-0は、センタ装置2の0系の送受
信器と2組の光スターカプラ1-0,1-1とを接続し、光
カプラ4-1は、センタ装置2の1系の送受信器と2組の
光スターカプラ1-0,1-1とを接続する(請求項3)。
これにより、システム全体について完全二重化を実現す
ることができる。また、第1実施例においても、4組の
光カプラを用いることにより同様に構成することができ
る。
【0031】また、本実施例でも、第1実施例の障害点
,による切り替え、障害点,による切り替え、
障害点,による切り替えが、それぞれ同時に発生し
た状態と同じ手順で行われる。
,による切り替え、障害点,による切り替え、
障害点,による切り替えが、それぞれ同時に発生し
た状態と同じ手順で行われる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の二重化パ
ッシブダブルスター(PDS)光伝送システムでは、各
ユーザ装置に共通な部分の障害と各ユーザ装置に個別な
部分の障害を区別し、必要な範囲で個別に運用系から予
備系への切り替えを行うことができる。したがって、切
り替えに伴う瞬断等の影響が及ぶ範囲を最小限に留める
ことができ、システム全体として通信品質を向上させる
ことができる。
ッシブダブルスター(PDS)光伝送システムでは、各
ユーザ装置に共通な部分の障害と各ユーザ装置に個別な
部分の障害を区別し、必要な範囲で個別に運用系から予
備系への切り替えを行うことができる。したがって、切
り替えに伴う瞬断等の影響が及ぶ範囲を最小限に留める
ことができ、システム全体として通信品質を向上させる
ことができる。
【0033】また、システム全体で一斉に運用系から予
備系への切り替えが行われることがないので、送受信器
を1組しかもたないユーザ装置でも収容することができ
る。すなわち、ユーザ装置において、信頼性と経済性を
考慮して二重化構成をとるか否かを自由に選択すること
ができ、システム内に任意に混在させることができる。
これにより、システム構築における自由度が高まり、信
頼性と経済性の両立を図ることができる。
備系への切り替えが行われることがないので、送受信器
を1組しかもたないユーザ装置でも収容することができ
る。すなわち、ユーザ装置において、信頼性と経済性を
考慮して二重化構成をとるか否かを自由に選択すること
ができ、システム内に任意に混在させることができる。
これにより、システム構築における自由度が高まり、信
頼性と経済性の両立を図ることができる。
【図1】本発明の二重化PDS光伝送システムの第1実
施例の構成を示すブロック図。
施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の二重化PDS光伝送システムの第2実
施例の構成を示すブロック図。
施例の構成を示すブロック図。
【図3】本発明の二重化PDS光伝送システムの第3実
施例の構成を示すブロック図。
施例の構成を示すブロック図。
【図4】PDS光伝送システムの基本構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図5】従来の二重化PDS光伝送システムの基本構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
1 光スターカプラ(光合流分岐手段) 2 センタ装置 3 ユーザ装置 4 光カプラ(相互接続手段)
Claims (5)
- 【請求項1】 2組の送受信手段を有するセンタ装置
と、2組の送受信手段を有する複数のユーザ装置とが、
2組の光合流分岐手段および光伝送路を介して接続され
た二重化パッシブダブルスター光伝送システムにおい
て、 前記センタ装置の2組の送受信手段と前記2組の光合流
分岐手段とを相互に接続する相互接続手段を備えたこと
を特徴とする二重化パッシブダブルスター光伝送システ
ム。 - 【請求項2】 請求項1に記載の二重化パッシブダブル
スター光伝送システムにおいて、 相互接続手段は、センタ装置の2組の送受信手段から送
信された信号を合流分岐して2組の光合流分岐手段に送
出し、2組の光合流分岐手段から出力された信号を合流
分岐してセンタ装置の2組の送受信手段に送出する構成
であることを特徴とする二重化パッシブダブルスター光
伝送システム。 - 【請求項3】 請求項1に記載の二重化パッシブダブル
スター光伝送システムにおいて、 相互接続手段は、センタ装置の2組の送受信手段から送
信された信号をそれぞれ2分岐して2組の光合流分岐手
段に送出し、2組の光合流分岐手段から出力された信号
をそれぞれ合流してセンタ装置の2組の送受信手段に送
出する構成であることを特徴とする二重化パッシブダブ
ルスター光伝送システム。 - 【請求項4】 請求項1に記載の二重化パッシブダブル
スター光伝送システムにおいて、 光合流分岐手段に1組の送受信手段を有するユーザ装置
を接続した構成であることを特徴とする二重化パッシブ
ダブルスター光伝送システム。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
載の二重化パッシブダブルスター光伝送システムにおい
て、 送受信手段は送信器と受信器により構成され、光合流分
岐手段は光合流器と光分岐器とにより構成され、複数の
ユーザ装置の送信器とセンタ装置の受信器が光合流器を
介して接続され、センタ装置の送信器と複数のユーザ装
置の受信器が光分岐器を介して接続される構成であるこ
とを特徴とする二重化パッシブダブルスター光伝送シス
テム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6037235A JPH07250028A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 二重化パッシブダブルスター光伝送システム |
US08/308,498 US5539564A (en) | 1993-09-22 | 1994-09-21 | Point-to-multipoint optical transmission system |
EP94114946A EP0644704A3 (en) | 1993-09-22 | 1994-09-22 | Point-to-multipoint optical transmission system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6037235A JPH07250028A (ja) | 1994-03-08 | 1994-03-08 | 二重化パッシブダブルスター光伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07250028A true JPH07250028A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12491951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6037235A Pending JPH07250028A (ja) | 1993-09-22 | 1994-03-08 | 二重化パッシブダブルスター光伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07250028A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001093489A1 (fr) * | 2000-05-31 | 2001-12-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Systeme de communication optique redondant a branches multiples |
US7415205B2 (en) | 2004-01-09 | 2008-08-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Wavelength division multiplexed self-healing passive optical network using wavelength injection method |
JP2015154399A (ja) * | 2014-02-18 | 2015-08-24 | 日本電信電話株式会社 | Twdm−ponシステム及びその波長制御方法 |
-
1994
- 1994-03-08 JP JP6037235A patent/JPH07250028A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001093489A1 (fr) * | 2000-05-31 | 2001-12-06 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Systeme de communication optique redondant a branches multiples |
US7415205B2 (en) | 2004-01-09 | 2008-08-19 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Wavelength division multiplexed self-healing passive optical network using wavelength injection method |
JP2015154399A (ja) * | 2014-02-18 | 2015-08-24 | 日本電信電話株式会社 | Twdm−ponシステム及びその波長制御方法 |
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