JP6104153B2 - 液注出容器 - Google Patents

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本発明は、キャップを具えた液注出容器に関し、とくに上部に計量キャップを装着し注出筒と液回収部とを具えた注出キャップを容器本体の口部に装着した液注出容器に関するものである。
液体洗剤容器などでは、液を計量しやすく、かつ液の詰め替えが容易な注出キャップを装着した液注出容器が用いられている。
このような液注出容器として、容器本体の口部に、注出口から液を案内する注出筒と、液を容器本体内に回収する液回収部とを具えた注出キャップを取着し、その上部に計量キャップを装着したものが従前より知られており、液回収および液詰め替えのために、注出キャップの傾斜した底面に、スリットを設けた注出筒を立設し、底面に注出口とともに液回収部や空気置換部を設けたものもよく知られている(例えば特許文献1参照)。
特開平9−77111号公報
このような従来の洗剤容器等では、容器本体は通常、高密度ポリエチレン(HDPE)やポリエチレンテレフタレート(PET)などの比較的剛性の高い素材からなる一方、通常ポリプロピレン(PP)などからなる注出キャップは、熱に対して経時的な変形が生じることがあるため、装着された容器が加温状態で長期保存されるなどの特定の条件下では、容器本体とのシール性が低下し容器の密封性を損なうことがあった。
そこで、注出キャップを低密度ポリエチレン(LDPE)や中密度ポリエチレン(MDPE)などの軟質材で構成し、容器本体とのシール性を向上させることが考えられる。
しかしながら、上記特許文献1記載の注出キャップBのように、容器本体Cにネジ部2で螺合締結しただけのものでは、注出キャップBを軟質材とした場合、計量蓋Aの回転により注出キャップが共回りして容器本体Cから外れてしまったり、使用者が計量蓋Aを正確に螺合させないまま無理に回転させることによってよじれが生じ、やはり注出キャップBが容器本体Cから外れてしまうという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、注出キャップが計量キャップの回転に対して共回りしたり、また、計量キャップの不正確な螺合によってよじれが生じたりすることがなく、注出キャップが容器本体に確実に密封固定された液注出容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、液注出容器として、容器本体の口部に、容器内部と連通する開口部と注出筒とを具えた注出キャップを取着し、その上部に計量キャップを螺合装着した液注出容器において、注出キャップは、開口部を形成する底壁と、開口部に連通するスリットが設けられ底壁に立設された注出筒と、底壁の周縁に連設し注出筒の周囲に液回収空間を形成する筒状壁とからなる注出口部と、注出口部の外周側に連設して容器本体の口部に嵌合する嵌合筒部と、計量キャップと螺合する上部ねじ筒とからなり、嵌合筒部には、容器本体の口部外周との間に環状嵌合部および軸方向嵌合部が設けられており、計量キャップは、計量キャップ本体と、計量キャップ本体と破断可能な弱化部を介して連結され、嵌合筒部外周面に嵌装される封緘リングとからなり、封緘リングは、開封時に嵌合筒部又は容器本体に係合可能な弾性フック部を具えていることを特徴とする構成を採用する。
液注出容器の実施形態として、嵌合筒部の環状嵌合部は、口部外周に形成された環状凸条または環状凹条の少なくともいずれかと嵌合するそれぞれ環状凹条または環状凸条であり、軸方向嵌合部は、口部外周の周方向の少なくとも一個所に軸方向に設けられたリブまたは溝と嵌合する、それぞれ溝またはリブが設けられていることを特徴とする構成、また、弾性フック部は、封緘リング下端部内周側に設けられた折り返し片であり、封緘リングの外周壁の内周側下部には、計量キャップを注出キャップに組み付ける際に、弾性フック部を収容可能な収納凹所が設けられていることを特徴とする構成、さらに、注出キャップは、シール性の高い軟質材からなることを特徴とする構成を採用する。
本発明の液注出容器は、容器本体の口部に装着される注出キャップの嵌合筒部と、容器本体の口部との間に環状嵌合部および軸方向嵌合部が設けられ、該嵌合筒部の外周面に、計量キャップに破断可能に連結された封緘リングが嵌装されているから、注出キャップにシール性を高めるための軟質材を使用しても、計量キャップの回転につれて共回りしたり、また、計量キャップの不正確な螺合によってよじれが生じたりすることがなく、注出キャップが容器本体に確実に密封固定された状態を保つことができる。
液注出容器の実施例の一部断面側面図である。 液注出容器の実施例の容器本体を示す図であり、(a)は上面図,(b)は半断面正面図である。 液注出容器の実施例の注出キャップを示す図であり、(a)は上面図、(b)は一部断面側面図、(c)は図(b)の要部拡大図である。 液注出容器の実施例の注出キャップの下面図である。 液注出容器の実施例の計量キャップを示す図であり、(a)は一部断面側面図、(b)は下面図、(c)は図(a)の要部拡大図である。 液注出容器の実施例の使用態様を示す図であり、(a)は計量キャップを組み付ける際の作業動作を示す図であり、(b)は開封直後の封緘リングが切り離された状態を示す図である。(c)は図(a)の要部拡大図である。
次に、本発明の液注出容器について、実施例を示した図面を参照して説明する。
図1〜6において、Aは容器本体、Bは注出キャップ、Cは計量キャップである。
図1、2に示すように、容器本体Aには、円筒状の口部1の下部にネックリング2が形成され、さらに肩部3に連続している。
口部1には、上部から嵌合凸条4に続く係止凹条5が設けられ、その下部には軸方向に突出する縦リブ6が周方向に複数設けられ、それぞれ容器本体側の環状嵌合部、軸方向嵌合部を形成している。
複数の縦リブ6の配置は、少なくとも周方向1個所で縦リブ6間の間隙が広くなった位置決め溝7が形成されるように設定されている。
図3、4に示すように、注出キャップBは、内容液が流通する開口部Pが形成された底壁10と、開口部Pに連通する軸方向のスリット12が設けられ、開口部P周縁の底壁10に立設された注出筒11と、底壁10の周縁に連設し注出筒11の周囲に液回収空間Sを形成する筒状壁13とからなる注出口部14と、注出口部14の外周側に連設して容器本体Aの口部1に嵌合する嵌合筒部15と、計量キャップCと螺合する上部ねじ筒16とからなっている。
注出キャップBは、本実施例では低密度ポリエチレン等のシール性のよい軟質材から成形されているが、本発明はこれに限定されるものではない。
底壁10は、筒状壁13の下端の所定円弧範囲に連設されて内方に傾斜する傾斜筒壁18と、傾斜筒壁18の下縁の最上部18aから最下部18bまで延びるように連設して傾斜した傾斜底壁19とからなり、開口部Pは、傾斜底壁19に設けられ、傾斜筒壁18と傾斜底壁19との共通の最下部20(18b)まで形成され、最下部20側に延出開口部Paが突出して設けられている。
注出筒11は、延出開口部Paを除く開口部Pの周縁で傾斜底壁19から上方に突出し上部ねじ筒16より高く形成され、延出開口部Paに接して開口するスリット12が軸方向に設けられ、上方に向けてスリット12の間隙が広がるように形成されている。
傾斜筒壁18,傾斜底壁19からなる底壁10と、底壁10の周縁に連設する筒状壁13と、注出筒11の基部外周面により形成される液回収空間Sは、延出開口部Paで容器内部と連通し、スリット12で注出筒11内と連通している。
嵌合筒部15は、筒状壁13と連設する上壁25と、上壁25の下部には内周側に内筒26,外周側に外筒27が垂設され、容器本体Aの口部1との嵌合部を形成している。
外筒27の内周面には、口部1の嵌合凸条4が嵌合する嵌合凹条28,係止凹条5に嵌合する係止凸条29が形成され、口部1外周との間に環状嵌合部を形成している。
このように本実施例では、容器本体Aの嵌合凸条4に続く係止凹条5に注出キャップBの嵌合凹条28、係止凸条29が嵌合しているので、嵌合凸条4と係止凸条29とで確実に係合するとともに密封性を高めているが、必ずしも容器本体Aと注出キャップBとにそれぞれ凸条と凹条の両方を設ける必要はなく、いずれか一方だけでもよい。
係止凸条29の下方には、軸方向に延びる縦溝30が周方向に複数設けられており、縦リブ6と嵌合する軸方向嵌合部を形成している。
複数の縦溝30の周方向配置は、容器本体Aの位置決め溝7に対応する部位で縦溝30の間が幅広になって位置決めリブ31が形成されるように設定され、位置決めリブ31が位置決め溝7に嵌合して容器本体Aと注出キャップBとの周方向の位置合わせを行う機能を果たす。
なお、本実施例では、軸方向嵌合部が環状嵌合部の下方に配置されているが、両嵌合部の位置関係はこれに限定されるものではなく、逆に軸方向嵌合部が環状嵌合部の上方に配置されていてもよい。
また、本実施例では、容器本体A側に縦リブ6を設け、注出キャップB側に縦溝30を設けているが、逆に容器本体A側に縦溝を、注出キャップB側に縦リブを設けてもよく、さらに、位置決めのための位置決め溝7,位置決めリブ31は必ずしも必要ではなく、縦リブ6と縦溝30は、それぞれ少なくとも周方向1個所にあればよい。
上部ネジ筒16は、嵌合筒部15の上壁25の上部に立設され、外周には計量キャップCと螺合するおねじ部32を具えている。
なお、注出口部14の詳細形状は、本実施例におけるこれらの構成に限定されるものではなく、スリット12を有する注出筒11と底壁10と筒状壁13とによって開口部Pに連通する液回収空間Sが形成されるものであれば、種々の変更が可能である。
図5に示すように、計量キャップCは、頂壁40と、頂壁40の裏面から注出キャップBの液回収空間Sまで垂設された液案内筒41と、頂壁40外周縁で連設し注出キャップBの上部ねじ筒16に螺合する嵌合ねじ筒42とからなる計量キャップ本体39と、嵌合ねじ筒42の下端に破断可能な弱化部43を介して連結された封緘リング44とからなっている。
すくなくとも計量キャップ本体39は、計量のために透明または半透明の材質で成形されることが望ましい。
また、本実施例の頂壁40はドーム状をなしているが、これに限定されるものではない。
液案内筒41は、計量した液を注出する際の案内部として機能するとともに、計量時に付着した液を注出口部14の液回収空間Sに戻し、容器内に回収する役割を果たす。
嵌合ねじ筒42は、頂壁40の外周縁にフランジ状に外方に張り出した環状壁47と、環状壁47の内周側に垂設された内周壁48と、環状壁47の外周側に垂設された外周ねじ壁49とからなり、外周ねじ壁49の内周には上部ねじ筒16のおねじ部32に螺合するめねじ部50が形成されている。
また、環状壁47の内面には上部ねじ筒16の上面に当接して密封するシール突条51が形成されている。
弱化部43は、外周ねじ壁49の下端に形成されたフランジ部53の下部と、封緘リング44の上端部との間に形成された薄肉部であり、周方向複数個所に貫通孔54が形成されて、破断可能な薄肉リブ55で外周ねじ壁49と封緘リング44とを連結している。
封緘リング44は、不用意な開封やいたずらを防いで未開封状態を保持する役割を果たすとともに、内周面が注出キャップBの外筒27の外周面に嵌装して、嵌合筒部15が変形して容器本体Aから外れることを防止する役割を果たす。
封緘リング44の下部には、内周側に収納凹所57を形成する薄肉部58が形成され、薄肉部58の下端部の周方向複数個所には、内側上方に向かって折り返すように突出した折り返し片59が設けられている。
収納凹所57は、弾性を有する折り返し片59が折りたたまれて収納し得る程度の容量が確保されている。
折り返し片59は、計量キャップCが注出キャップBに締め込まれたとき、内周縁上端部が注出キャップBの外筒27の下端ないしは下端より下方に位置するようになり、開封時には外筒27の下端に係合して封緘リングの上昇を阻止する弾性フック部として機能する。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
まず、図6(a)に示すように、注出キャップBに計量キャップCを螺合して組み付ける。
おねじ部32にめねじ部50が螺入して、図中矢印のように計量キャップCが下降していくと、封緘リング44の下端部に設けられた折り返し片59が外筒27(嵌合筒部15)の外周面に接するようになり、図6(c)に示すように、折り返し片59は収納凹所57に折りたたまれるように弾性変形して収納され、組み付け作業の障害にはならない。
さらに、封緘リング44の内周面が外筒27の外周面にゆるやかに嵌合するようになり、環状壁47の下面が上部ねじ筒16の上面に当接するところまで両ねじ部の螺合が進むと、注出キャップBと計量キャップCの組み付けが完了する。
このとき同時に、折り返し片59は、その内周縁上端が外筒27の下端より下方に位置するようになり、その弾性力により元の形状に復帰して内側上方に突出する。
また、環状壁47の下面に設けられたシール突条51が、上部ねじ筒16の上面に強く圧接され、キャップ内を密封する。
なお、本実施例では、折り返し片59は開封時に外筒27の下端部に係合するようにしたが、容器本体Aの側に折り返し片59との係合部を設けてもよい。
計量キャップCが組み付けられた注出キャップBは、位置決めリブ31が容器本体Aの位置決め溝7と合致するように周方向に位置決めされ、打栓されて、縦溝30、位置決めリブ31がそれぞれ縦リブ6、位置決め溝7に嵌合するとともに嵌合凹条28、係止凸条29がそれぞれ嵌合突条4、係止凹条5に嵌合して、容器本体Aとの周方向および軸方向の相対移動を阻止して嵌合される(図1参照)。
このとき、外筒27は容器本体Aに嵌合することによってわずかに外方に張り出し、外筒27の外周面にゆるやかに嵌装されていた封緘リング44は、外筒27の外周面に接して拘束するようになり、容器本体Aとの前記環状嵌合部、軸方向嵌合部の係合を確実に保持する。
キャップが装着された本実施例の液注出容器を使用するには、計量キャップCを螺脱方向に回転して、弱化部43を破断し開封する。
図6(b)に示すように、計量キャップCを螺脱方向に回転すると、嵌合筒部15は環状嵌合部、軸方向嵌合部によって容器本体Aに拘束されているため、計量キャップCの上昇とともに折り返し片57が外筒27の下端に係合するようになり、その後の封緘リング44の上昇を阻止する。
また、外筒27の外周面との摩擦により封緘リング44の回転も抑制され、弱化部43の薄肉リブ55が破断するようになる。
弱化部43が破断すると、外筒27の外周に封緘リング44を残したまま、計量キャップCが螺脱上昇して、注出キャップBから取り外される。
計量キャップCが取り外された液注出容器を、注出筒11の先端を下方にして傾ければ、内容液が開口部Pから流出し、注出筒11に案内されて、計量キャップCの液案内筒41内に注出し、計量することができる。
計量キャップC内の計量された内容液は、液案内筒41に案内されて、所定個所に注出され、その後、計量キャップCは再度注出キャップBに螺着されて液注出容器を密封することができる。
この際、延出開口部Sは、開口部Pからの内容液注出時には気液置換機能を果たして注出液の脈動を防ぐとともに、計量キャップCを再度装着したとき、計量キャップCに付着していた液や注出筒11の外周側に残留した液を、傾斜筒壁18,傾斜底壁19を介して容器内に回収する役割を果たす。
また、液注出容器の内容液がなくなり、パウチ容器などの詰め替え用容器から液を注入する際には、スリット12が上方に向かって広がっているので開口部Pに注入しやすく、底壁10と筒状壁13によって大きな液回収空間Sが確保されているので、容易に液の詰め替えをすることができる。
外筒27の外周に残された封緘リング44は、外筒27の変形を阻止し容器本体Aとの環状嵌合部および軸方向嵌合部の嵌合を保持するので、注出キャップBがシール性のよい軟質材からなるものであっても、使用者の無理な回転操作でよじれが生じるようなことがなく、注出キャップBが容器本体Aから外れるようなことがない。
本発明の液注出容器は、液を計量しやすく、かつ液の詰め替えが容易であるとともに、速やかに付着液を回収して密封性がよく、清潔に使用することができるので、液体洗剤や漂白剤などの容器としてはもちろんのこと、その他液状の薬品や調味料などの容器にも好適に利用できる。
A 容器本体
B 注出キャップ
C 計量キャップ
P 開口部
Pa 延出開口部
S 液回収空間
1 口部
2 ネックリング
3 肩部
4 嵌合凸条(環状嵌合部)
5 係止凹条(環状嵌合部)
6 縦リブ(軸方向嵌合部)
7 位置決め溝(軸方向嵌合部)
10 底壁
11 注出筒
12 スリット
13 筒状壁
14 注出口部
15 嵌合筒部
16 上部ねじ筒
18 傾斜筒壁
19 傾斜底壁
20 最下部
25 上壁
26 内筒
27 外筒
28 嵌合凹条(環状嵌合部)
29 係止凸条(環状嵌合部)
30 縦溝(軸方向嵌合部)
31 位置決めリブ(軸方向嵌合部)
32 おねじ部
39 計量キャップ本体
40 頂壁
41 液案内筒
42 嵌合ねじ筒
43 弱化部
44 封緘リング
47 環状壁
48 内周壁
49 外周ねじ壁
50 めねじ部
51 シール突条
53 フランジ部
54 貫通孔
55 薄肉リブ
57 収納凹所
58 薄肉部
59 折り返し片(弾性フック部)

Claims (4)

  1. 容器本体の口部に、容器内部と連通する開口部と注出筒とを具えた注出キャップを取着し、その上部に計量キャップを螺合装着した液注出容器において、
    注出キャップは、開口部を形成する底壁と、開口部に連通するスリットが設けられ底壁に立設された注出筒と、底壁の周縁に連設し注出筒の周囲に液回収空間を形成する筒状壁とからなる注出口部と、注出口部の外周側に連設して容器本体の口部に嵌合する嵌合筒部と、計量キャップと螺合する上部ねじ筒とからなり、
    嵌合筒部には、容器本体の口部外周との間に環状嵌合部および軸方向嵌合部が設けられており、
    計量キャップは、計量キャップ本体と、計量キャップ本体と破断可能な弱化部を介して連結され、嵌合筒部外周面に嵌装される封緘リングとからなり、
    封緘リングは、開封時に嵌合筒部又は容器本体に係合可能な弾性フック部を具えていることを特徴とする液注出容器。
  2. 嵌合筒部の環状嵌合部は、口部外周に形成された環状凸条または環状凹条の少なくともいずれかと嵌合するそれぞれ環状凹条または環状凸条であり、軸方向嵌合部は、口部外周の周方向の少なくとも一個所に軸方向に設けられたリブまたは溝と嵌合する、それぞれ溝またはリブが設けられていることを特徴とする請求項1記載の液注出容器。
  3. 弾性フック部は、封緘リング下端部内周側に設けられた折り返し片であり、封緘リングの外周壁の内周側下部には、計量キャップを注出キャップに組み付ける際に、弾性フック部を収容可能な収納凹所が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の液注出容器。
  4. 注出キャップは、シール性の高い軟質材からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液注出容器。
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