JP6103897B2 - レール削正車両 - Google Patents

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本発明は、レール上を走行して当該レールを削正するレール削正車両に関する。
軌道のレール上を列車が走行すると、列車の荷重や車輪の回転によってレールの頭部面が変形したり損傷したりすることがあり、このレールの変形や損傷をそのまま放置しておくと、列車が走行するときに、レールと車輪との摩擦で発生する騒音が大きくなってしまうという問題がある。そこで、このような問題を解決するために、グラインダー等によりレールを削正してレールの変形や損傷を取り除く作業が従来から行われており、このようなレールを削正するための装置としては、例えば、特許文献1に記載のレール用削正機が知られている。
特開2004−027499号公報
ところで、列車が走行するためレールは、一般的に長距離にわたって敷設されているので、レールを削正する場合もレールに沿って長距離にわたって削正作業を行うことが要求されている。そのため従来技術では、大型自走式の削正機を使用してレールを削正するか、または、削正機を大型機関車により牽引してレールを削正することにより長距離にわたって大規模な削正作業を行っていた。しかしながら、このような従来技術では、削正機を軌道上のレールに沿って作業現場まで長距離にわたって移動し、その後、レールの削正作業を行わなければならず、削正作業に多くの人員、手間及び時間を要していた。すなわち、従来技術ではレール上を走行して削正機を作業現場まで移動させるので、削正機が作業現場に到着するまでに、多くの踏み切り、ポイント(分岐器)、駅、信号機等を通過させなければならず、安全確保のために多くの人員、手間及び時間を要していた。また、作業現場に到着するまでに駅や車両基地があると、ポイント(分岐器)がより複雑であり、更に労力を要していた。そのため、小規模な作業現場や緊急の作業現場などでは費用やスピード等の面で効率が良くないという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであって、効率的にレールを削正することができるレール削正装置の提供を目的とする。
本発明に係るレール削正車両は、上記課題を解決するためのものであり、レール上を走行する車両本体と、前記車両本体に取り付けられ、前記車両本体の走行により前記レール上を移動する台車と、前記台車に取り付けられ、前記レールを削正する砥石と、前記砥石を回転駆動する回転駆動手段と、を備え、前記車両本体がアームを備えており、前記台車が前記アームに連結されている。
このような構成によれば、車両本体と台車がアームにより連結され、車両本体の走行により台車が移動し、車両本体の進行方向に沿ってレールの頭部面を砥石で連続的に削正することができる。これにより、レールを長距離にわたって削正でき、効率的に削正作業を行うことができる。また、削正作業の現場又はその付近において、道路から踏み切りを経由して車両本体及び台車をレール上に配置し、その場から削正作業を行うことができるので、作業現場以外のレール上でレール削正車両を走行させる必要が無く、レール上を余分に走行することがないので効率的に削正作業を行うことができる。すなわち、従来技術では、削正機を作業現場まで移動させるために作業現場以外のレール上で削正機を長距離にわたって走行させるので、削正機が作業現場に到着するまでに安全管理等に多くの人員、手間及び時間を要していたが、本発明によれば、削正作業の現場又はその付近から作業を行うことができるので、人員、手間及び時間を大きく省略することができる。これにより効率的にレールを削正することができる。
また、上記レール削正車両において、前記台車は、前記アームが回転可能に連結される連結部を備えていることが好ましい。
また、前記車両本体は、前記レール上を走行可能な車輪と、地面を走行可能なキャタピラまたはタイヤとを備えていることが好ましい。
また、前記台車は、前記レールに対して前記砥石を上下動させる上下移動機構と、前記レールに対する前記砥石の前後方向の角度を調整する前後角度調整機構と、前記レールに対する前記砥石の左右方向の角度を調整する左右角度調整機構と、を備えていることが好ましい。
また、前記台車は、前記砥石と対向するように配置された防護板を備えていることが好ましい。
本発明のレール削正車両によれば、長距離にわたってレールを削正することができる。
本発明の一実施形態に係るレール削正車両の側面図である。 図1のA−A断面を示す図である。 台車の側面図である。 台車の要部拡大図である。 砥石及びレールを拡大して示す図である。 砥石及びレールを拡大して示す図である。 他の実施形態に係る台車を示す図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るレール削正車両の側面図であり、図2は、図1のA−A断面を示す図である。また、図3は、台車の側面図であり、図4は、台車の要部拡大図である。また、図5及び図6は、砥石及びレールを拡大して示す図である。
図1〜図6に示すように、本実施形態に係るレール削正車両1は、一対のレールR上を走行する車両本体2と、車両本体2に取り付けられ、車両本体2の走行によりレールR上を移動する台車3と、台車3に取り付けられ、レールRを削正する砥石4と、を備えている。また、レール削正車両1は、砥石4を回転駆動する回転駆動手段10を備えている。
車両本体2は、走行機構20と、走行機構20上に旋回可能に搭載された旋回体21と、旋回体21から延びるアーム22とを備えている。走行機構20は、軌道のレールR上を走行するための複数の車輪23と、地面や道路上を走行するためのキャタピラ24(無限軌道)とを備えている。車輪23は昇降機構(図示省略)により昇降可能となっており、昇降機構により車輪23を下降させた場合は車輪23により軌道のレールR上を走行可能となり、車輪23を上昇させた場合はキャタピラ24により地面や道路上を走行可能となる。また、キャタピラ24は、複数の車輪にベルトを掛け、回転させて走行する公知の構成である。なお、走行のための駆動源は、伝動装置の切り替え手段により、走行に用いられる車輪23及びキャタピラ24のいずれかに伝達される。また、アーム22は、旋回体21から延びる基部アーム25と、この基部アーム25の先端から延び、当該基部アーム25に回動可能に接続された先端アーム26とを備えている。基部アーム25は、旋回体21に対し上下方向に起伏可能に取り付けられており、油圧シリンダー(図示せず)により起伏駆動される。また、先端アーム26は、油圧シリンダー28により基部アーム25の起伏面に沿って回動するように駆動される。このような車両本体2としては、例えば、公知の油圧ショベルを用いることができる。
台車3は、台車本体30と、レールR上を走行するために台車本体30に取り付けられた複数の車輪31と、台車本体30の上部に固定された連結部32と、台車本体30に対して上下方向にスライド可能に取り付けられた支持部材35とを備えている。台車本体30は、一対のレールRを覆うようにレールRの上方に配置されており、砥石4を支持するための支持部材35が台車本体30に取り付けられている。連結部32は、台車本体30から上方へ突出する円筒状の基部41と、基部41の上に配置された旋回部44と、旋回部44の両端から上方に突出する板状の接続プレート42と、接続プレート42に挿入される接続ピン43とを備えており、接続ピン43を介して先端アーム26と接続プレート42とが転結されている。これにより、アーム22が台車本体30に対して接続ピン43を回転中心にして矢示P方向に回転可能に連結され、車両本体2と台車3とが連結される。また、基部41と旋回部44との間には図示しないベアリングが配置されており、旋回部44が基部41に対して旋回可能に接続されている。これにより、台車3がアーム22に対して矢示Q方向に旋回可能に連結されている。これにより、台車3はアーム22に対して矢示P方向及びQ方向に回転及び旋回するように連結されている。また、台車3は、台車本体30の下部に固定された板状の防護板6を備えている。
支持部材35は、回転駆動手段10及びこれに取り付けられた砥石4を支持しており、後述の前後角度調整機構11及び左右角度調整機構12により台車本体30に対して前後左右に回動する。また、支持部材35は、台車本体30に固定された固定部351と、固定部351に対して上下方向にスライドするスライド部352とを備えており、後述の上下移動機構13によりスライド部352が台車本体30に対して上下動する。回転駆動手段10及び砥石4は、スライド部352に固定されており、スライド部352のスライドにより上下動する。
砥石4は、レールRと対向するように下方に向けて配置されており、レールRの頭部面15と対向する削正面14を備え、回転駆動手段10に取り付けられて、削正面14がレールRの頭部面15に当接した状態で回転することによりレールRの頭部面15を削ることができる。この砥石4としては特に限定されるものではないが、例えば、酸化アルミニウム等の研磨材をビトリファイド等の結合材により結合することにより形成されている。また、本実施形態では、一対のレールR、Rのうち、一方のレールRに対して砥石4が配置されている。
回転駆動手段10は、支持部材35に支持され、回転軸50を下方に向けて配置されており、この回転軸50に固定された砥石4を回転駆動する。この回転駆動手段10としては、砥石4を回転させることができるものであれば特に限定されないが、本実施形態では油圧モーターを用いている。油圧モーターの油圧は、図示しない油圧供給源から供給されている。
前後角度調整機構11は、前後方向(レール削正車両1の進行方向)におけるレールRの頭部面15に対する砥石4の削正面14の角度αを調整するための機構であり、本実施形態では、支持部材35の上部に接続されたターンバックル60と、支持部材35の下部に接続された回動ピン61とを備えている。ターンバックル60は、中央の胴部と、胴部に螺合する一対のボルトとを備え、胴部を回すことにより一対のボルトを進退させて長さを調整できるように構成されている。また、回動ピン61は、支持部材35の前後方向の回転中心である。そして、ターンバックル60の長さを調整することにより支持部材35の上部を前後方向に進退させ、回動ピン61を回転中心として支持部材35を回転させて角度を調整することにより、砥石4の前後方向の角度を調整することができる。なお、ターンバックル60の長さ調整は、手動により行うことができる。
左右角度調整機構12は、左右方向(レール削正車両1の進行方向に直交する方向)におけるレールRの頭部面15に対する砥石4の削正面14の角度βを調整するための機構であり、本実施形態では、支持部材35の上部に接続された調整ボルト62と、支持部材35の下部に接続された回動ピン63とを備えている。調整ボルト62は、これを締める又は緩めることにより支持部材35を左右方向に回動できるように構成されている。また、回動ピン63は、支持部材35の左右方向の回転中心である。そして、調整ボルト62の締め付け具合を調整することにより支持部材35の上部を左右方向に進退させ、回動ピン63を回転中心として支持部材35を回転させて角度を調整することにより、砥石4の左右方向の角度を調整することができる。なお、調整ボルト62の締め付け具合の調整は、手動により行うことができる。また、油圧シリンダーを用いることもできる。
このように、前後角度調整機構11及び左右角度調整機構12により、支持部材35を前後方向及び左右方向に回転させてその角度(傾き)を調整し、それにより前後方向及び左右方向における砥石4の削正面14とレールRの頭部面15との角度α及びβを調整することができる。
また、上下移動機構13は、レールRの頭部面15に対して砥石4の削正面14を上下動させるための機構であり、本実施形態では、支持部材35のスライド部352を上下動させるピストン機構により構成されている。この上下移動機構13(ピストン機構)は、シリンダーを備え、シリンダーの筒部が台車本体30に接続される一方、ピストンロッドが支持部材35のスライド部352に接続されており、ピストンロッドが上下に伸縮することにより支持部材35のスライド部352を上下動させることができる。そして、支持部材35のスライド部352の上下動により、レールRに対する砥石4の上下方向の位置を調整することができる。なお、上下移動機構13(ピストン機構)への油圧は、図示しない油圧供給源から供給されている。
また、防護板6は、台車本体30から下方に延びて砥石4と対向するように配置されており、砥石4によりレールRを削正するときに発生する火花を防ぐために配置されている。
次に、上記のような構成を備えるレール削正車両1によりレールRを削正する方法について説明する。レールRを削正するときは、まず、レール削正車両1を削正作業の現場まで移動させる。具体的には、まずトラック等の運搬手段によりレール削正車両1を作業現場付近の踏み切りまで運搬する。その後、車両本体2を運搬手段から降ろし、この車両本体2をキャタピラ24により地面を走行させて、踏み切り内に進入させる。また、踏み切りに進入した車両本体2を公知の油圧ジャッキにより昇降させて、レールR上に配置する。また、台車3は、運搬手段から車両本体2により吊り上げられ、レールR上に配置される。そして、レールR上に配置された車両本体2及び台車3を連結部32で連結する。また、図示しない油圧配管や電気配線等も接続する。その後、車両本体2および台車3がレールR上に配置され、連結された状態で、車両本体2が車輪23によってレールR上を自走することにより、レール削正車両1が作業現場まで移動する。
続いて、作業現場において前後角度調整機構11及び左右角度調整機構12により、レールRの頭部面15に対する砥石4の削正面14の前後方向及び左右方向の角度を調整する。より詳細には、ターンバックル60の長さ調整をすることにより支持部材35を前後方向に回動して角度を調整し、これにより砥石4の前後方向の角度を調整する。また、調整ボルト62の締め付け具合を調整することにより支持部材35を左右方向に回動して角度を調整し、これにより砥石4の左右方向の角度を調整する。次に、上下移動機構13のピストンロッドを伸縮させることにより支持部材35のスライド部352を上下動させ、レールRに対する砥石4の位置を上下動させる。これにより、レールRを削正するときは砥石4の削正面14をレールRの頭部面15に押し当て、レールRを削正しないときは砥石4をレールRから退避させる。
続いて、レールRの頭部面15に砥石4の削正面14が当接した状態で、回転駆動手段10を作動させることにより砥石4を回転駆動し、砥石4の回転によりレールRの頭部面15を削正する。また、砥石4を回転駆動した状態で、車両本体2をレールRに沿って走行させることにより台車3をレールRに沿って移動させる。このように、レール削正車両1をレールRに沿って走行させることにより、レール削正車両1の進行方向に沿ってレールRの頭部面15を連続的に削正する。また、レールRを削正するときに発生する火花の飛散が、防護板6により防護される。
以上のようなレール削正車両1によれば、車両本体2と台車3がアーム22により連結され、車両本体2の走行により台車3が移動し、車両本体2の進行方向に沿ってレールRの頭部面15を砥石4で連続的に削正することができる。これにより、レールRを長距離にわたって削正でき、効率的に削正作業を行うことができる。また、削正作業の現場又はその付近において車両本体2及び台車3をレールR上に配置し、その場から削正作業を行うことができるので、作業現場以外のレールR上でレール削正車両1を走行させる必要が無く、レール上を余分に走行することがないので効率的に削正作業を行うことができる。すなわち、従来技術では、削正機を作業現場まで移動させるために作業現場以外のレール上で削正機を長距離にわたって走行させるので、削正機が作業現場に到着するまでに安全管理等に多くの人員、手間及び時間を要していたが、本発明によれば、削正作業の現場又はその付近から作業を行うことができるので、人員、手間及び時間を大きく省略することができる。これにより効率的にレールを削正することができる。また、削正作業が終了した後は、レール削正車両1を作業現場からすぐに撤退させることができるので、労力を大きく省略することができる。また、削正作業開始前及び作業終了後にレール削正車両1がレールR上に長時間留まることがないので、安全性を高めることもできる。
また、アーム22が回転可能に連結される連結部32を備えることにより、台車3に対するアーム22の角度を自由に変えることができる。これにより、レール削正車両1における車両本体2の大きさを変えたとしても、それに応じて台車3に対するアーム22の角度を調整することができる。したがって、様々な大きさの車両本体2を用いることができ、その大きさに応じて効率的に削正することができる。また、車両本体2が車輪23とキャタピラ24を備えているので、レールRを削正するときは車両本体2をレールRに沿って走行させる一方、レールRを削正しないときは、車両本体2を他の用途に用いることができる。また、上下移動機構13、前後角度調整機構11及び左右角度調整機構12を備えることにより、砥石4を適切な位置及び角度でレールRに当接させることができ、レールRを正確に削正することができる。また、防護板6を備えることにより、レールRを削正するときに火花が飛散するのを確実に防ぐことができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の具体的な態様は、上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、一対のレールRのうち、一方のレールRに対して砥石4を配置した構成であったが、この構成に限定されるものではなく、図7に示すように、一対のレールR、Rの両方に対して砥石4を配置してもよい。なお。図7において、図2と同様の構成部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。また、それぞれのレールRに対して複数の砥石4を配置してもよい。これにより、レールRの複数の部分を削正することができ、作業効率を向上させることができる。
また、上記実施形態では、レールRの頭部面15を削正する構成であったが、この構成に限定されるものではなく、レールRの側面を削正することもできる。この場合、砥石4を予めレールRの側面に対向するように配置する構成や、左右角度調整機構12により砥石4の角度をレールRの側面に対向するように調整する構成を用いることができる。また、複数の砥石4をレールRの両側面に対向するように配置することもできる。
また、上記実施形態では、左右角度調整機構12として調整ボルト62を用いているが、この構成に限定されるものではなく、油圧シリンダーを用いることができる。特に、レールRの側面を削正するために砥石4の角度を大きく変えて調整する場合には、左右角度調整機構12として油圧シリンダーを用いることが有効である。
また、上記実施形態では、回転駆動手段10が支持部材35に取り付けられていたが、砥石4を回転駆動することができれば、その取り付け位置は特に限定されるものではない。
また、防護板6の構成は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば防護板6を複数配置することができ、砥石4の左右両側にそれぞれ対向するように配置することができる。また、レールRに対して砥石4を複数配置する場合には、それぞれの砥石4に対して防護板6を配置することができる。
また、レールRに対する砥石4の上下位置、前後角度及び左右角度を調整するための機構は上記実施形態に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、走行機構20がキャタピラ24を備える構成であったが、この構成に限定されるものではなく、キャタピラ24に代えて地面や道路上を走行するためのタイヤ(図示せず)を備える構成であってもよい。また、走行機構20はキャタピラ24及びタイヤ(図示せず)を併せて備える構成であってもよい。
1 レール削正車両
2 車両本体
3 台車
4 砥石
6 防護板
10 回転駆動手段
11 前後角度調整機構
12 左右角度調整機構
13 上下移動機構
14 削正面
15 頭部面
20 走行機構
22 アーム
21 旋回体
24 キャタピラ
23 車輪
25 基部アーム
26 先端アーム
30 台車本体
31 車輪
32 連結部
35 支持部材
R レール

Claims (6)

  1. レール上を走行する車両本体と、
    前記車両本体に着脱可能に取り付けられ、前記車両本体の走行により前記レール上を移動する台車と、
    前記台車に取り付けられ、前記レールを削正する砥石と、
    前記砥石を回転駆動する回転駆動手段と、を備え、
    前記車両本体がアームを備えており、前記台車が前記アームに連結されている、レール削正車両。
  2. 前記車両本体は一対のレール上を走行し、
    前記台車は、前記一対のレールを覆うように前記レールの上方に配置される台車本体と、前記台車本体に取り付けられて前記一対のレール上を走行する複数の車輪と、前記台車本体に固定され、前記アームに対して旋回可能に連結される連結部とを備えており、
    前記砥石は、前記一対のレールのうち、いずれか一方のレールと対向するように配置されている、請求項1に記載のレール削正車両。
  3. 前記台車は、前記アームに対して回転可能に連結される連結部を備えている、請求項1または2に記載のレール削正車両。
  4. 前記車両本体は、前記レール上を走行可能な車輪と、地面を走行可能なキャタピラ(登録商標名)またはタイヤとを備えている、請求項1からのいずれかに記載のレール削正車両。
  5. 前記台車は、前記レールに対して前記砥石を上下動させる上下移動機構と、前記レールに対する前記砥石の前後方向の角度を調整する前後角度調整機構と、前記レールに対する前記砥石の左右方向の角度を調整する左右角度調整機構と、を備えている、請求項1からのいずれかに記載のレール削正車両。
  6. 前記台車は、前記砥石と対向するように配置された防護板を備えている、請求項1からのいずれかに記載のレール削正車両。
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