JP6103587B2 - 家庭用薄葉紙収納箱 - Google Patents

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本発明は、家庭用薄葉紙収納箱に関する。
従来、積層され、或いはロール状に巻回された家庭用薄葉紙を内部に収容し、上面部などに設けられた開口部から内部に収容された家庭用薄葉紙を取り出して使用する家庭用薄葉紙収納箱が知られている(例えば、特許文献1参照)。
家庭用薄葉紙収納箱に収納する家庭用薄葉紙の一例である保湿ティシューペーパーは、ローション薬液等の保湿剤を多く含有することで水分の保持量が増し、しっとり感や柔らかさ等の品質の向上を期待することができる。
特許第4723552号公報
しかしながら、保湿ティシューペーパーの収納箱は、通常、コートボール紙で作られているため、保湿ティシューペーパーに対する保湿剤の含有量が多い程、保湿剤が呼び込む水分により変形したりカビが繁殖したり様々な問題が発生する。従って、保湿剤を25重量%以上、特に30重量%以上含有することは困難である。
また、コートボール紙自体に防湿効果を持たせた場合、フラップ部(妻面部)においてホットメルトが溶着しにくくなるため、生産性が低下してしまう。また、コートボール紙の厚み(米坪)を増やした場合、折り成型が難しくなるため、やはり生産性が低下してしまうという問題がある。
本発明は、防湿効果を有するとともに、生産性の低下を防止することができる家庭用薄葉紙収納箱を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
上面部、底面部、一対の側面部及び一対の妻面部により区画された箱体により構成され、当該箱体の内部空間に家庭用薄葉紙を収納して前記上面部に設けられた取出口から当該家庭用薄葉紙を取り出し可能な家庭用薄葉紙収納箱において、
前記底面部、及び一対の側面部は、前記箱体と、前記箱体を覆うカバー部と、からなる二層構造を有するとともに、前記妻面部は、前記箱体のみからなる構造を有し、
前記カバー部と前記箱体との間に防湿処理が施され、
前記カバー部は、前記箱体の裏面に位置していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
更に前記上面部は、前記二層構造を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
前記カバー部と前記箱体との間には、防湿剤が塗布されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
前記カバー部の前記箱体側の面又は前記箱体の前記カバー部側の面には、樹脂フィルムが貼付されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
前記カバー部と前記箱体との間には、更に防カビ剤が塗布されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、
前記カバー部と前記箱体との間には、更に防臭剤が塗布されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱において、前記箱体に開閉自在に設けられるとともに、当該箱体の表面側から前記取出口を閉塞する蓋フラップ部を更に備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、防湿処理が施されたことにより防湿効果を得ることができるため、保管時の水分による変形を防ぐことができる。また、家庭用薄葉紙が含有する水分が最外層(箱体の表面)にまで浸透しないため、見映えを崩すことがない。さらに、妻面部は従来と同様であるため、接着部におけるホットメルトの溶着を阻害することはなく、生産性の低下を防止することができる。また、箱体の厚み(米坪)を増やす必要がないため、折り成型が容易であり、生産性の低下を防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、更に上面部を二層化することができるため、内部空間の機密性が増し、より強度の防湿効果を得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、防湿剤の塗布という簡易な作業のみで、容易に防湿効果を得ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、防湿効果に優れる樹脂フィルムが貼付されているので、より強度の防湿効果を得ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、防湿効果に加えて、防カビ剤が塗布されているので、カビの発生を防止することができる。
請求項6に記載の発明によれば、防湿効果に加えて、防臭剤が塗布されているので、倉庫保管時等の異臭の付着や、長期保管による湿気臭の付着等を防止することができる。
請求項7に記載の発明によれば、内部空間の機密性を向上させてより強度の防湿効果等を得られるとともに、意匠性を向上させることができる。
本実施形態に係るティシューカートンの一例を示す斜視図である。 ティシューカートンの箱体を展開した表面の展開図である。 ティシューカートンの箱体を展開した裏面の展開図である。 ティシューカートンの箱体を成形した側面の図である。 ティシューカートンのカバー体の表面の図である。 ティシューカートンのカバー体の裏面の図である。 ティシューカートンの箱体を展開した裏面にカバー体の裏面を貼り合わせた図である。 図1のVIII−VIII部の一例を示す断面図である。 蓋フラップ部を有するティシューカートンの一変形例を示す傾斜図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、発明の範囲は、図示例に限定されない。
なお、本実施形態では、家庭用薄葉紙収納箱として、家庭用薄葉紙としての保湿ティシューペーパーを収納する、ティシューカートンを例示して説明を行う。
本実施形態に係るティシューカートン1は、図1〜図8に示すように、上面部2、底面部3、一対の側面部4,4、及び一対の妻面部5,5により区画された箱体10と、箱体10の上面部2、底面部3、及び一対の側面部4,4の裏面側に配されて、当該上面部2、底面部3、及び一対の側面部4,4を二層化するカバー部としてのカバー体100と、により構成されている。このティシューカートン1の箱体10は、図2及び図3に示す紙基材であるカートンブランク1aを折り曲げることにより形成されるものである。このティシューカートン1の内部空間には、積層された保湿ティシューペーパーTが収納されており、上面部2に形成された取出口2aから保湿ティシューペーパーTを外部へ取り出すことができるようになっている。
ここで、「箱体」とは、保湿ティシューペーパーTを収納し得る内部空間が形成される形状のものであり、例えば、直方体状、立方体状等の六面体状のものを挙げることができる。例えば、図1は、ティシューカートン1を直方体状に構成した例である。
図1に示すティシューカートン1では、上面部2と底面部3、一対の側面部4,4及び一対の妻面部5,5がそれぞれ対向するように平行に配置される。なお、これらの形状において、二つの面の稜線部分を面取りしたもの等も「箱体」に含まれるものとする。
上面部2には、図3に示すように、取出口2aを覆うように裏面側からスリット8aを有する樹脂製のフィルム8が貼着されている。フィルム8は、上面部2裏面の取出口2a周囲に塗布された接着剤8bにより、スリット8aが取出口2aに臨むように上面部2に対して貼着される。そして、保湿ティシューペーパーTは、このスリット8aを通して外部に取り出されることとなる。なお、フィルム8の材質は、ポリエチレンやポリプロピレンが採用されるが、これらに限定されない。また、取出口2aは、上面部2に設けられたミシン目を切って、上面部2の一部を切り取ることにより形成される。
また、図2及び図3に示すように、上面部2、底面部3及び側面部4,4は、それぞれ略長方形状に形成され、折り曲げ可能に連接されている。そして、底面部3の長手端縁には、側面部4の長手端縁と連結するための台形状の糊代部3aが折曲線3bにて折り曲げ可能に連接されている。このように形成されたカートンブランク1aは、上面部2、底面部3及び側面部4,4をそれぞれ折曲するとともに、糊代部3aを折曲して底面部3と連接していない側の側面部4の裏面の長手端縁に糊付けして底面部3と側面部4とを連結することにより、筒状に形成される。
また、上面部2、底面部3及び一対の側面部4,4の両側端縁から、それぞれ上面側フラップ5b、底面側フラップ5a、側面側フラップ5cが延出され、それぞれ折曲部13,14,15にて内側に折り曲げ可能に連接されている。そして、上面側フラップ5b、底面側フラップ5a及び一対の側面側フラップ5cが重畳するように取り付けられることにより、図1及び図4に示されるような妻面部5が形成されるようになっている。
また、箱体10の裏面(内面)側には、カバー体100が配されている。カバー体100は、図5〜図8に示すように、上面部102、底面部103、及び一対の側面部104,104により区画されて構成されている。
上面部102、底面部103及び側面部104,104は、図5及び図6に示すように、それぞれ略長方形状に形成され、折り曲げ可能に連接されている。
また、上面部102には、図5〜図7に示すように、上面部2に形成された取出口2aと同一形状の取出口102aが形成されている。この取出口102aは、カートンブランク1aとカバー体100とが貼り合わされた際に、取出口2aと一体化するように形成されている。
また、カバー体100の裏面、即ち、カートンブランク1aに貼り合わされる側の面には、防湿処理が施されている。具体的には、図6に示すように、防湿剤X1が塗布されている。なお、使用される防湿剤X1としては、例えば、性能、価格のバランスに優れるワックスが挙げられる。ワックスとしてはパラフィンワックスを主剤としてこれに低分子ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、ブチルゴム等を混合させたものがよい。ワックス以外の防湿剤としては、水に不溶な高分子物質、例示すると、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニルコポリマー、塩化ビニリデン−酢酸ビニルコポリマー等の溶液又はエマルジョンが挙げられる。
このように形成されたカバー体100の裏面を、図7に示すように、カートンブランク1aの裏面に貼り合わせる。即ち、カートンブランク1aは、カバー体100により覆われることとなる。なお、図7中の斜線は、カートンブランク1aとカバー体100とが貼り合わされて二層となっている様子を示している。そして、カバー体100が貼り合わされたカートンブランク1aを、折曲して筒状に形成することで、本実施形態に係るティシューカートン1が形成される。
本実施形態に係るティシューカートン1は、工場出荷時には、積層された複数の保湿ティシューペーパーTを内部空間に収納し、各フラップを貼着して妻面部5を形成して内部空間を封緘することにより、側面部の強度を高め、ティシューカートン1の輸送や店頭での陳列時において、外部からの力によって保湿ティシューペーパーTがティシューカートン1より脱出することを防止している。
次に、本実施形態に係るティシューカートン1の組立方法について説明する。
まず、カバー体100の上面部102、底面部103及び側面部104,104の裏面、即ち、防湿剤X1が塗布された面を、それぞれカートンブランク1aの上面部2、底面部3、及び一対の側面部4,4の裏面に貼り合わせる(図7参照)。
次いで、カバー体100が貼り合わされたカートンブランク1aは、上面部2(上面部102)、底面部3(底面部103)及び側面部4,4(側面部104,104)をそれぞれ折曲するとともに、糊代部3aを折曲して底面部3(底面部103)と連接していない側の側面部4(側面部104)の裏面の長手端縁に糊付けして底面部3(底面部103)と側面部4(側面部104)とを連結することにより、筒状に形成される。これにより、上面部2(上面部102)、底面部3(底面部103)、及び一対の側面部4,4(側面部104,104)は、箱体10と、箱体10を覆うカバー体100と、からなる二層構造を有する。
次いで、積層された複数の保湿ティシューペーパーTを内部空間に収納する。
次いで、側面側フラップ5cを、対向配置される側面側フラップ5cの端部が対向するように、それぞれ内側に折曲し、次に、底面側フラップ5aを折曲して、側面側フラップ5cの外面側に設けられた接着部G1によって側面側フラップ5cに貼着する。そして、上面側フラップ5bの裏面(内側面)端部が底面側フラップ5aの外面端部に重畳するように、上面側フラップ5bを折曲し、底面側フラップ5aに対して取り付ける。ここで、上面側フラップ5bの裏面端部の所定部位には接着部G2,G3が設けられており、上面側フラップ5bが底面側フラップ5aに対して貼着される。このようにして、上面側フラップ5b、底面側フラップ5a及び一対の側面側フラップ5cを重畳するように取り付けることにより、妻面部5を形成して、内部空間を封緘する。これにより、妻面部5は、箱体10のみからなる構造を有する。
以上のように、本実施形態に係るティシューカートン1は、底面部3(底面部103)、及び一対の側面部4,4(側面部104,104)は、箱体10と、箱体10を覆うカバー体100と、からなる二層構造を有するとともに、妻面部5は、箱体10のみからなる構造を有し、カバー体100と箱体10との間に防湿処理が施され、カバー体100は、箱体10の裏面に位置している。
従って、本実施形態に係るティシューカートン1によれば、防湿処理が施されたことによる防湿効果を得ることができるため、保管時の水分による変形を防ぐことができる。また、保湿ティシューペーパーTが含有する水分が最外層(箱体10の表面)にまで浸透しないため、見映えを崩すことがない。さらに、妻面部5は従来と同様であるため、接着部G1〜G3におけるホットメルトの溶着を阻害することはなく、生産性の低下を防止することができる。また、箱体10の厚み(米坪)を増やす必要がないため、折り成型が容易であり、生産性の低下を防止することができる。
特に、本実施形態に係るティシューカートン1によれば、カバー体100の裏面には、防湿剤X1が塗布されている。従って、防湿剤X1の塗布という簡易な作業のみで、容易に防湿効果を得ることができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態では、上面部102、底面部103、及び一対の側面部104,104により区画されて構成されるカバー体100を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、上面部102を設けないカバー体100を使用するようにしてもよい。この場合、上面部102を形成する分の紙量を減らすことができるので、コストを削減することができる。
また、上記実施形態では、防湿処理をカバー体100の裏面に施すようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、カバー体100の裏面に施す代わりに、カートンブランク1aの裏面、即ち、カバー体100に貼り合わされる側の面に防湿処理を施すようにしてもよい。
また、上記実施形態では、カバー体100の裏面に施す防湿処理として、防湿剤X1の塗布を例示して説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、防湿剤X1を塗布する代わりに、樹脂フィルムを貼り付けるようにしてもよい。なお、使用される樹脂フィルムは、例えば、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、EVOH(エチレン−ビニルアルコール共重合体)、PVC(ポリ塩化ビニル)等の熱可塑性樹脂から形成される。また、防湿剤X1を塗布する代わりに、アルミを蒸着させてもよいし、アルミ箔を貼り合わせるようにしてもよい。
上記のように、防湿処理として、防湿剤X1を塗布する代わりに、防湿効果に優れる樹脂フィルムやアルミ箔を貼り付けることにより、防湿効果をより向上させることができる。
なお、カバー体100の裏面に貼付する代わりに、カートンブランク1aの裏面に貼付するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、家庭用薄葉紙収納箱に収納する家庭用薄葉紙として保湿ティシューペーパーTを例示して説明しているが、これに限定されるものではない。例えば、保湿されていない一般的なティシューペーパーを収納するようにしてもよい。また、例えば、ペーパータオル、キッチンペーパー、トイレットペーパー等のロール状シートを適用してもよい。
また、上記実施形態では、カバー体100の裏面に防湿処理を施すようにしているが、更に、防カビ剤を塗布するようにしてもよい。これにより、カビの発生を防止することができる。なお、使用される防カビ剤としては、第四級アンモニウム塩、ノボビオシン、メチルナフトキノン、トリアジン、イソプラチオラン、イプロジオン、サイアベンダゾールなどが挙げられ、これらは、一種又は二種以上を混合して使用してもよい。
また、上記実施形態では、カバー体100の裏面に防湿処理を施すようにしているが、更に、防臭剤を塗布するようにしてもよい。これにより、倉庫保管時等の異臭の付着や、長期保管による湿気臭の付着等を防止することができる。また、保湿されていない家庭用薄葉紙を収納する場合にも、効果を発揮することができる。なお、使用される防臭剤としては、ポリフェノール系消臭剤、両性界面活性剤、クエン酸、グラフト重合体系消臭剤、ベタイン化合物系消臭剤、スギ、ヒノキ等から抽出された精油類、二酸化チタン、二酸化アルミニウム、天然ゼオライト、合成ゼオライト、活性白土、モレキュラーシーブ、シリカゲル、大谷石、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、麦飯石、活性炭、シクロデキストリン、ジルコニウム化合物、銅化合物、イオン交換樹脂などが挙げられ、これらは、一種又は二種以上を混合して使用してもよい。
なお、防カビ剤と防臭剤を両方とも塗布するようにしてもよい。また、カバー体100の裏面に塗布する代わりに、カートンブランク1aの裏面に塗布するようにしてもよい。
また、上記実施形態の変形例として、図9に示すように、箱体10に開閉自在に設けられるとともに、当該箱体10の表面側から取出口2aを閉塞する蓋フラップ部16を更に備えるようにしてもよい。蓋フラップ部16を更に備えることにより、内部空間の機密性を向上させてより強度の防湿効果等を得られるとともに、意匠性を向上させることができる。
なお、箱体10の上面部2や側面部4,4等を蓋フラップ部16として利用することもできる。この場合、箱体10の上面部2に取出口2aは設けないようにするとともに、蓋フラップ部16の裏面(カバー体100側の面)、又はカバー体100の裏面(フラップ部16側の面)に防湿処理等を施すこととなる。
その他、ティシューカートン1の細部構成に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
T 保湿ティシューペーパー(家庭用薄葉紙)
1 ティシューカートン(家庭用薄葉紙収納箱)
1a カートンブランク
2 上面部
3 底面部
4 側面部
5 妻面部
5a 底面側フラップ
5b 上面側フラップ
5c 側面側フラップ
8 フィルム
16 蓋フラップ部
100 カバー体(カバー部)
102 上面部
103 底面部
104 側面部
X1 防湿剤

Claims (7)

  1. 上面部、底面部、一対の側面部及び一対の妻面部により区画された箱体により構成され、当該箱体の内部空間に家庭用薄葉紙を収納して前記上面部に設けられた取出口から当該家庭用薄葉紙を取り出し可能な家庭用薄葉紙収納箱において、
    前記底面部、及び一対の側面部は、前記箱体と、前記箱体を覆うカバー部と、からなる二層構造を有するとともに、前記妻面部は、前記箱体のみからなる構造を有し、
    前記カバー部と前記箱体との間に防湿処理が施され、
    前記カバー部は、前記箱体の裏面に位置していることを特徴とする家庭用薄葉紙収納箱。
  2. 更に前記上面部は、前記二層構造を有することを特徴とする請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納箱。
  3. 前記カバー部と前記箱体との間には、防湿剤が塗布されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納箱。
  4. 前記カバー部の前記箱体側の面又は前記箱体の前記カバー部側の面には、樹脂フィルムが貼付されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納箱。
  5. 前記カバー部と前記箱体との間には、更に防カビ剤が塗布されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱。
  6. 前記カバー部と前記箱体との間には、更に防臭剤が塗布されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱。
  7. 前記箱体に開閉自在に設けられるとともに、当該箱体の表面側から前記取出口を閉塞する蓋フラップ部を更に備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納箱。
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