JP6103371B2 - 鎖樋 - Google Patents

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Description

本発明は、雨水を下方へ流す縦樋の一種である鎖樋に関するものである。
鎖樋は建物の横樋から地面に向かって水を導く縦樋の一種である。縦樋は通常、円筒もしくは多角形の筒状となっているが、それらに横樋から導かれる雨水が鎖を伝うように排出されるのを目で見て楽しむことができる。そのため、装飾性があり日本の情緒を表現する建材として、古くから社寺仏閣や和風建築に利用されてきた。
鎖樋は針金等の円柱の線をリング状に成型し、それらを鎖のように連結したものや、カップ型の外覆部を有するものを接続用の専用金具を利用し、個々の鎖樋を連結した形状のものがある。
しかし、個々のリングを連結した鎖樋は、開口部が無い閉じたリングで作成されている場合が大多数である。そのため、そのような鎖樋の長さの調整には切断、または予定の長さに事前に製作するしか方法がない。また、接続用の金具を利用したカップ型鎖樋は、個々の鎖樋の連結で長さの調整が可能だが、接続方法が煩わしいものが多く、建築現場での取付けの際に長さを調整することが難しい場合がある。そのため、事前に組立工場で指定の長さに調整しなければならず、現場で状況にあわせて長さを調整することが難しいという問題があった。
特開2012−162853
本発明は、取付環境に応じた長さに調整が容易に可能で、施工性に優れる鎖樋を提供することを課題とするものである。
前記課題を解決するために、本発明の鎖樋は、
片端にフランジ部、一方の片端に被接続部が形成された棒状部材と、その被接続部に締結可能な接続部を中央貫通口に持ち、棒状部材と締結した際、フランジ部となり、鎖樋素体との係止が可能となる締結具と、
上部端面全体を内側へ曲折させ、内周部に水平リング状の突起を作成した筒状の鎖樋外装部と、有底筒状の底部中央に雨水の排水口となる貫通穴が形成され、その穴の外周部の対向する2点で、それぞれ上方向と下方向に、V字形に成型されたV字形金具と接続してあるカップ状集水器を、前記鎖樋外装部の下端から挿通し、水平リング状の突起が係止部となり、保持する鎖樋素体であって、
前記カップ状集水器の上方向と下方向に接続された、前記V字形金具の先端中央には、前記締結具との被係止部となる貫通穴を備え、前記棒状部材をその貫通穴へ挿入後、前記締結具を締結すると両端がフランジ部となるため、抜け落ちることが無く、鎖樋素体を連続して係止できることを特徴としている。
この特徴によれば、鎖樋素体の連続した接続が容易となり、それにより建設現場にて容易に組立や長さの調整が可能な鎖樋が作成できる。
さらに前記鎖樋外装部を別パーツで着脱可能とすることにより、劣化や破損が生じた際の交換が容易となる。また、様々な形状の外装部を用意することによって、それらの交換で容易に利用者の嗜好にあわせた鎖樋を提供することができる。
本発明の鎖樋は、
前記棒状部材の両端、または片端に被接続部となる雄螺子部が形成され、前記締結具は中央貫通口に雌螺子部が形成され、前記棒状部材と接続可能であって、
片端にのみ雄螺子部が形成された場合の前記棒状部材については、雄螺子部の形成された端部と逆方向の片端にフランジ部が形成され、
前記V字形金具の中央貫通口に挿入可能な前記棒状部材であって、挿入後、前記締結具を前記棒状部材に締結した際に、前記フランジ部と前記締結具が前記V字形金具の中央貫通口より端部断面直径が大きいため、締結した際に係止部となり、鎖樋素体を連続して接続可能なことを特徴としている。
この特徴によれば、前記カップ状集水器の上方向と下方向に接続されたV字形金具を、前記締結具で連続して、前記棒状部材と鎖樋素体を連結することにより、容易に鎖樋素体を連続して係止することが可能となる。そのため、容易に組立や長さの調整が可能な鎖樋が作成できる。また、シンプルな形状の金具で連結可能なため、見た目にもすっきりとした鎖樋を提供することができる。
図1は鎖樋素体である鎖樋外装部およびカップ状集水器を組み合わせ、棒状部材と締結具を締結した際の中央縦断面図である。 図2はカップ状集水器の斜視図である。 図3は鎖樋素体を連結する、棒状部材と締結具の正面図である。 図4は複数の鎖樋素体を棒状部材と締結具で連結した場合の斜視図である。
本発明に係る鎖樋の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
実施例に係る鎖樋につき、図1から図4を参照して説明する。図1の鎖樋外装部1は金属板を筒状に成型加工し、上端部内側に水平リング状の突起1aを形成したものである。こちらに、カップ状集水器2を鎖樋外装部1の下端から挿通後、突起1aを係止部として保持されたものが、鎖樋素体である。
カップ状集水器2は、V字形金具3を上下方向に2つ接続され、これらはカシメ、溶接などの方法によりカップ状集水器2と固定されている。V字形金具3の先端中央には貫通口3aがあり、棒状部材4が挿入可能な口径となっている。鎖樋を流れる雨水は、カップ状集水器2で受けて、下へ連なる鎖樋に飛散なく水が流れるように設計されている。
棒状部材4は、先端部に締結具5が締結可能なように雄螺子部4aが形成されており、その反対方向の端部には、締結具5と同様の形状のフランジ部4bがある。締結具5は中央の貫通口に雌螺子部5aが形成されている。棒状部材4の先端部をV字形金具3の貫通口3aに挿入後、締結具5を螺合すると締結具5はフランジ部となり、貫通口3aより直径が大きいためカップ状集水器2との係止部となる。
本発明の図面では、棒状部材4は片端に既にフランジ部4bが形成されているが、フランジ部4bの代わりに、両端に雄螺子部を形成し、締結具5を両端に各々1個ずつ螺合してカップ状集水器2と係止してもよい。
以上の通りに各部材の連結方法を提示したが、同じ方法を連続して繰り返すことによって、鎖樋を連結することが可能である。図4は、鎖樋外装部1とカップ状集水器2を棒状部材4および締結具5の螺合によって、連続して係止した鎖樋の例である。
棒状部材4および締結具5は、螺子により螺合しているが、例えば棒状部材4を、かしめ、溶接などの方法で締結具5との接続が可能であり、前記の方法に限定するものではない。
1 鎖樋外装部
1a 突起
2 カップ状集水器
3 V字形金具
3a 貫通口
4 棒状部材
4a 雄螺子部
4b フランジ部
5 締結具

Claims (2)

  1. 片端にフランジ部、一方の片端に被接続部が形成された棒状部材と、その被接続部に締結可能な接続部を中央貫通口に持ち、棒状部材と締結した際、フランジ部となり、鎖樋素体との係止が可能となる締結具と、
    上部端面全体を内側へ曲折させ、内周部に水平リング状の突起を作成した筒状の鎖樋外装部と、有底筒状の底部中央に雨水の排水口となる貫通穴が形成され、その穴の外周部の対向する2点で、それぞれ上方向と下方向に、V字形に成型されたV字形金具と接続してあるカップ状集水器を、前記鎖樋外装部の下端から挿通し、水平リング状の突起が係止部となり、保持する鎖樋素体であって、
    前記カップ状集水器の上方向と下方向に接続された、前記V字形金具の先端中央には、前記締結具との被係止部となる貫通穴を備え、前記棒状部材をその貫通穴へ挿入後、前記締結具を締結すると両端がフランジ部となるため、抜け落ちることが無く、鎖樋素体を連続して係止できることを特徴とする鎖樋。
  2. 前記棒状部材の両端、または片端に被接続部となる雄螺子部が形成され、前記締結具は中央貫通口に雌螺子部が形成され、前記棒状部材と接続可能であって、
    片端にのみ雄螺子部が形成された場合の前記棒状部材については、雄螺子部の形成された端部と逆方向の片端にフランジ部が形成され、
    前記V字形金具の中央貫通口に挿入可能な前記棒状部材であって、挿入後、前記締結具を前記棒状部材に締結した際に、前記フランジ部と前記締結具が前記V字形金具の中央貫通口より端部断面直径が大きいため、締結した際に係止部となり、鎖樋素体を連続して接続可能なことを特徴とする請求項1に記載の鎖樋。
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