JP5895075B1 - 取付座の取付構造 - Google Patents

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【課題】建築構造物の表面に形成された溝部へのパイプ支持具の取り付けがしやすい取付座の取付構造を提供する。【解決手段】建築構造物2の表面に形成された溝部3にパイプ支持具20を固定するための取付座10を取り付ける取付座の取付構造となっている。取付座10は、パイプ支持具20のねじ部22aを螺着させる内ねじ12が形成された筒体よりなり、筒体の一端にはねじ部22aが挿入される開口11を有し、他端には溝部3の溝底3aに固定するためのねじ体16の軸部16aを、筒体内から外方に向けて挿通させる挿通孔13aが設けられた底部13を有しており、取付座10が、挿通孔13aより突出したねじ体16で溝部3の溝底3aに固定されるようになっている。【選択図】図1

Description

本発明は、建築構造物の表面に形成された溝部にパイプ支持具を固定するための取付座を取り付ける取付座の取付構造に関する。
建物の外壁に竪樋などのパイプを取り付ける場合、上下方向に形成された溝部(縦溝)に沿って取り付けることがある。たとえば、外装パネルに形成された縦溝に沿ってパイプを取り付ける場合や、2枚の外装パネル間に形成された縦溝に沿ってパイプを取り付ける場合などがある(たとえば、特許文献1参照)。
このようにパイプを溝部に沿って取り付けるのは、パイプ支持具を下地壁にしっかりと固定するためである。
特開2008−133604号公報
しかしながら、上記外装パネルなどの溝部には溝幅寸法の小さいものがあり、手作業ではパイプ支持具の脚部を溝底へ取り付けしにくい場合がある。本発明者は、このような問題点を考慮して、パイプ支持具を溝部に固定するための取付座を溝底に取り付けることを種々試行している。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、建築構造物の表面に形成された溝部へのパイプ支持具の取り付けをしやすくするための取付座の取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の取付座の取付構造は、建築構造物の表面に形成された溝部にパイプ支持具を固定するための取付座を取り付ける取付座の取付構造であって、取付座は、パイプ支持具のねじ部を螺着させる内ねじが形成された筒体よりなり、筒体の一端にはねじ部が挿入される開口を有し、他端には溝部の溝底に固定するためのねじ体の軸部を、筒体内から外方に向けて挿通させる挿通孔が設けられた底部を有しており、取付座が、挿通孔より突出したねじ体で溝部の溝底に固定されるようになっていることを特徴とする。
請求項2に記載の取付座の取付構造は、取付座が鍔部を有さない正円の筒体である。
請求項1に記載の取付座の取付構造によれば、上述の構成となっているため、建築構造物の表面に形成された溝部へのパイプ支持具の取り付けをしやすくできる。
請求項2に記載の取付座の取付構造によれば、取付座が鍔部を有さない正円の筒体であるため、取付座を上下左右の方向を意識せずに溝部に取り付けられ、作業を迅速化することができる。
本発明の一実施形態に係る取付座の取付構造の斜視図である。 パイプ支持具の使用状態を示す分解斜視図である。 (a)は取付座の縦断面図、(b)は取付座の取付構造を示す縦断面図である。 取付座の他の例の説明図である。(a)は斜視図、(b)は背面図、(c)は縦断面図である。
以下に、本発明の実施形態に係る取付座の取付構造およびその取付座について、添付図面を参照して説明する。
まず、取付座の取付構造およびその取付座の基本構成について説明する。
本取付座の取付構造は、建築構造物の表面に形成された溝部3にパイプ支持具20を固定するための取付座10を取り付けるようにした取付構造である。図1および図3に示すように、取付座10は、パイプ支持具20のねじ部22aを螺着させる内ねじ12が形成された筒体よりなり、筒体の一端にはねじ部22aが挿入される開口11を有し、他端には溝部3の溝底3aに固定するためのねじ体16の軸部16aを、筒体内から外方に向けて挿通させる挿通孔13aが設けられた底部13を有している。この取付座10が、挿通孔13aより突出したねじ体16で溝部3の溝底3aに固定されるようになっている。
取付座10を取り付ける建築構造物としては、たとえば図1のような外装パネル2が挙げられる。この外装パネル2は、建物の外壁などの下地壁1の表面に取り付けられ、溝部3の溝底3aが下地壁1に当接するように配設される。溝部3としてはこのようなものに限られず、2枚の外装パネル2間に形成された溝部であってもよい。
以下、図1〜図3に示した取付座の取付構造およびその取付座10について詳述する。
この取付座10は、竪樋などのパイプ35を壁面に伝わせるように配設するためにパイプ35を複数個所で支持するパイプ支持具20を取り付けるための部材である(図2参照)。この取付座10とパイプ支持具20とを含んでパイプ取付具Aを構成している。
パイプ支持具20は、外装パネル2の溝部3に取り付ける取付座10に取付固定される軸部22と、パイプ35をバンド部32で抱持するパイプ抱持バンド30を取り付ける取付部21とを備えている。なお、取付座10は溝部3を介して下地壁1に取付固定されるので、パイプ支持具20は結果的に下地壁1に固定されることとなる。
パイプ支持具20の軸部22はボルト軸の形状とされ、先端の所定の長さ分にねじ部22a(雄ねじ)が形成されている。取付部21はパイプ抱持バンド30を取り付ける部位であり、扁平楕円形状に形成されており、パイプ抱持バンド30の取付片部31、31が取付部21を挟持するようにしてパイプ抱持バンド30と連結されるようになっている。この取付部21には、一対の取付片部31、31をそれぞれ2箇所の挿通孔31a、31aを通じて、ボルト33、ナット34で固定するための長孔21aが開設されている。
なお、パイプ支持具20の形状は図例のものに限られず、どのような形状のものであってもよく、取付部21と、ねじ部22aが形成された軸部22とを有したものであればよい。
取付座10は、図1および図3(a)(b)に示すように正円の筒体とされる。取付座10の一端はパイプ支持具20の軸部22を挿入できるように開口しており、内部にはパイプ支持具20のねじ部22aと螺合する内ねじ12(雌ねじ)が形成されている。取付座10の他端には底部13が形成されており、その底部13には挿通孔13aが形成されている。この挿通孔13aはねじ体(ドリルビス16)を筒体の内部から外方へ向けて挿通させるための丸孔である。
この取付座10は、筒体を横に向けた状態で外装パネル2の溝部3に底部13が溝底3aに当接するように配され、開口11より挿入したドリルビス16(ねじ体)の軸部16aを挿通孔13aより突出させ、さらに溝底3aより突出させて、そのドリルビス16で下地壁1に固定されるようになっている。また、パイプ支持具20は、固定された取付座10の内ねじ12に螺合することで、溝部3への取付固定がなされる。
ようするに、パイプ支持具20は、外装パネル2の溝部3の溝底3a、取付座10を介して、しっかりと下地壁1に固定される。
このように、パイプ取付具Aはパイプ支持具20とは別体の取付座10を含んだ構成であるため、パイプ支持具20を直接溝底3aにおいて取付固定しなくてもよく、パイプ支持具20の取り付けをしやすくできる。また、本実施形態の取付座10は鍔部がなく、正円の筒体であるため、溝部3に対して上下左右の方向を気にせずに簡単に取り付けることができる。鍔部がないため筒体をスリムな形状にすることができ、溝幅寸法の小さな溝部3に対しても、それに合致するような筒体を準備するだけでよく、安価で簡易な施工を実現することができる。
また、取付座10は、図3(b)に示すように、溝部3から前方に突出しないような寸法とすることが、美感の向上においては望ましい。
また、取付座10は、外形が楕円や角形状の筒体であってもよい。外形が楕円の場合、その長径を溝部3の長手方向に沿うように取り付ければ、取付座10の固定はより安定化し、パイプ支持具20の上下方向のぐらつきを緩和することができる。さらに、取付座10を溝底3aで安定させることができるように、取付座10の底部13側に鍔部を設けてもよい。たとえば、溝部3の長手方向(本例の場合、上下方向)に延びる鍔部を備えた取付座であれば、溝部3の長手方向に沿うように、取付座10を安定的に取り付けることができる。
また、取付座10は図4に示したような形状であってもよい。この取付座10は、開口11、内ねじ12、底部13、挿通孔13aが形成されている点では図1のものと同じである。さらにこの取付座10には、その一端から他端(底部13)にいたるまで、図4(a)〜(c)に示すように、1本のスリット14が形成されている。このスリット14は底部13の挿通孔13aにも及んでおり、スリット14、挿通孔13a間は連通している。
このように取付座10にスリット14が形成されているため、取付座10の外形の径をわずかに拡大、縮小させることができる。つまり、パイプ支持具20のねじ部22aの径が内ねじ12の径よりもわずかに大きい場合でも、取付座10の外形を大きくするようにして、ねじ部22aを内ねじ12に螺合させることでことができる。また、溝部3の溝幅が取付座10の外形の径よりも小さい場合には、取付座10を溝部3に合わせるように外形を小さくすることもできる。
以上に説明した実施形態は、外装パネル2が下地壁1の表面に取り付けられるものであるが、外装パネル2単独で壁を構成するものであってもよい。その場合は、取付座10に挿入したボルト(ねじ体)(不図示)を、外装パネル2の裏面側に配したナット(不図示)で螺合して、取付座10を溝部3に固定するようにすればよい。
また、取付座10を設置する溝部3は、板状の外装パネル2の溝部3に限られず、種々の壁に形成された溝部であってもよい。たとえば、下地壁1に設けた2枚の外装パネル間に形成された溝部であってもよい。
A パイプ取付具
10 取付座
11 開口
12 内ねじ
13 底部
13a 挿通孔
14 スリット
16 ドリルビス(ねじ体)
16a 軸部
20 パイプ支持具
21 取付部
21a 長孔
22 軸部
22a ねじ部
30 パイプ抱持バンド
1 下地壁
2 外装パネル(建築構造物)
3 溝部
3a 溝底

Claims (2)

  1. 建築構造物の表面に形成された溝部にパイプ支持具を固定するための取付座を取り付ける取付座の取付構造であって、
    前記取付座は、前記パイプ支持具のねじ部を螺着させる内ねじが形成された筒体よりなり、該筒体の一端には前記ねじ部が挿入される開口を有し、他端には前記溝部の溝底に固定するためのねじ体の軸部を、筒体内から外方に向けて挿通させる挿通孔が設けられた底部を有しており、
    前記取付座が、前記挿通孔より突出したねじ体で前記溝部の溝底に固定されるようになっていることを特徴とする取付座の取付構造。
  2. 請求項1において、
    前記取付座が鍔部を有さない正円の筒体である、取付座の取付構造。

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0620693U (ja) * 1992-08-26 1994-03-18 松下電工株式会社 竪樋の取り付け構造
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