JP6469532B2 - 照明器具取付装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具取付装置に関し、特に天井に照明器具を取り付けるための照明器具取付装置に関する。
従来、照明器具を天井等へ取り付けるには、下記特許文献1〜3に示されるように、いずれも天井給電側から伸びる電源コネクターと照明器具側から伸びる電源コネクターとを接続した後に、照明器具取付具により照明器具を天井に固定する方式が採用されていた。
下記特許文献1には、ドライバー等の工具を必要とせずに簡単に取り付けることができ、天井面に対する照明器具本体のガタツキや傾きを調整できる照明器具取付装置であって、シーリングローゼットに掛止されるプラグ本体の周面に係止段部を有する引掛プラグ、及び、当該引掛プラグを嵌入する嵌入孔の内周面に径方向に出没自在に設けられた一対の係止部材を備えたアダプタ本体を取り付けた照明器具本体を備え、引掛プラグの係止段部に、アダプタ本体の一対の係止部材が着脱自在に係止されることで照明器具本体が取り付けられ、照明器具本体の外周部の複数箇所に、天井面に対して当接する調整用ネジを配し、調整用ネジにより天井面に対する照明器具本体のガタツキ、照明器具本体の傾きを調整する構造のものが示されている。
下記特許文献2には、大型化を防ぎつつ照明器具の保持強度を向上させる照明器具取付装置であって、引掛シーリングキャップのハウジング上面から上方に突出する係合部を、引掛シーリングボディのハウジング下面に設けられた係合孔に挿入して係合させ、引掛刃と引掛刃用刃受部の嵌合だけでなく係合部と係合孔の係合によっても照明器具を保持することができて保持強度が向上し、引掛シーリングボディに外鍔部を設けていた従来例のように引掛シーリングキャップ並びに引掛シーリングボディが大型化するのを防ぐことができる構造のものが示されている。
下記特許文献3には、照明器具本体をアダプタ−本体に取り付けると同時に正常な状態で係止された場合、電源コネクタは接続可能となり、接続後はスライド部材の動きが規制されるとともにスライド部材と解除突片が連動されているため、完全な取付状態を使用者に確認を促す天井直付け照明器具取付装置であって、天井に装着可能なアダプター本体に照明器具本体と着脱自在に係合する一対の係止部材を出没自在に、且つ、突出方向に付勢して設けると共に前記係止部材の解除突片とスライド部材をテーパー形状で介して連動させ、かつ、スライド部材はスプリングにより常に前記解除突片のテーパー部に摺動可能に当接される構造のものが示されている。
下記特許文献4には、引掛シーリングに取り付けられ、電源コネクターを有するアダプターと、電源コネクターを有する照明器具とを接続するものであって、灯具接続具、可動カバー、天井固定金具、間隔調節ボルト、天井接触金具、及び、弾力性材から構成され、灯具接続具は天井固定金具と適宜の間隔をおいて間隔調節ボルトにより連結され、天井固定金具と天井接触金具との間に弾力性材が挟み込まれ、灯具接続具と天井固定金具との間の間隔から外部へ電源コネクターと電源コネターとを引き出すことが可能とした照明器具取付装置が示されている。
特開2005−353319号公報 特開2008−47358号公報 特開2010−165650号公報 特開2015−69782号公報
しかしながら、上記特許文献1〜3に記載のものは、天井給電側から伸びる電源コネクターと照明器具側から伸びる電源コネクターとを接続した後に、照明器具取付具により照明器具を天井に固定する構造のものであるため、照明器具を持ち上げながら天井給電側から伸びる電源コネクターと照明器具側から伸びる電源コネクターとを接続しなければならず、この電源コネクター同士を接続する作業は、高所で行うものであり、かつ、照明器具が重量物となる場合があるため、1人で作業するには片手で照明器具を持ち上げながらもう一方の手で接続作業をしなければならず、作業性が極めて悪いものであった。
また、特許文献4に記載のものは、照明器具を天井に取り付けた後で、天井給電側から伸びる電源コネクターと照明器具側から伸びる電源コネクターとを接続することができる照明器具取付装置であって、1人で照明器具の取り付けを可能としたものであるが、部品点数が多く、そのため取付作業が複雑であるため、作業しにくいという欠点があった。
そこで、本発明者は、鋭意研究を重ね、部品点数を減少させて照明器具の取付作業が容易にできる利点がある上に、照明器具を容易に仮止めすることが可能となり、その状態で天井引掛シーリングローゼット側の電源ケーブルと照明器具側の配線ケーブルとを容易に接続することができる効果があり、したがって、照明器具の取付作業が1人でもさらに容易に行うことが可能となる照明器具取付装置を開発した。
本発明に係る照明器具取付装置は、屋内配線に接続された天井引掛シーリングローゼットに掛止すると共に電気接続がなされるアダプターに照明器具を取り付ける照明器具取付装置であって、当該照明器具取付装置は、アダプターに取着するアダプター取着板、及び、アダプター取着板に取着する取付器具本体から構成され、前記アダプターは、水平方向に出没する上下一組の出没片を左右両側面に備え、アダプター取着板は、アダプターがその出没片の没入時に嵌まり込む大きさの内穴を備えたリング状をなし、そのリング状部に第1のボルト貫通孔を複数備え、取付器具本体は、側壁面と側壁面の下端から内側に入り込む鍔部と当該鍔部から下方に連設する筒状収納部と当該筒状収納部底面の照明器具取付部とからなり、当該鍔部には、前記のアダプター取着板における第1のボルト貫通孔と合致する位置に第2のボルト貫通孔が形成されており、前記第2のボルト貫通孔は、その全てに当該貫通孔を始端とする同一の円周方向に沿ったボルトのみがスライド可能な幅の長孔が形成されており、かつ、第2のボルト貫通孔のうちのいくつかがボルトに螺合されるナットが貫通する大穴であることを特徴とするものである。
以上のように構成したことにより、照明器具取付装置そのものは、アダプター、アダプター取着板、取付器具本体、及び、それらを止定するボルト及びナットのみから構成され、部品点数が少ないため,作業性が向上する。
また、上記の構成に加え、取付器具本体の下方から取付器具本体の下面に位置するように配され、アダプター取着板に取付器具本体を固定する固定枠板を設け、当該固定枠板は、取付器具本体の鍔部と同一大のリング状をなしていて、そのリング状部に前記の取付器具本体における第2のボルト貫通孔と合致する位置に同一大の第3のボルト貫通孔が形成されている構成としてもよい。このように構成した場合には、アダプター取着板と取付器具本体とがより一層強固に固定される。
さらに上記の構成に加え、上記の構成に加えてアダプター取着板と取付器具本体の鍔部との間にクッション材を介在させた構成としてもよい。このように構成した場合には、ナットによる締め付けに対するクッション材の反発により、アダプターに対する取付器具本体の揺動を防ぐことができ、かつ、長ナットの緩みを防止することができる。
上記のように照明器具取付装置を構成したことにより、部品点数を減少させて照明器具の取付作業が容易にできる利点がある上に、照明器具を容易に仮止めすることが可能となり、その状態で天井引掛シーリングローゼット側の電源ケーブルと照明器具側の配線ケーブルとを容易に接続することができる効果がある。したがって、照明器具の取付作業が1人でもさらに容易に行うことが可能となる。
本発明の実施例であって、照明器具取付装置を使用して天井に照明器具を取り付けた状態を示す斜視図である。 本発明の実施例であって、天井に取り付けられた引掛シーリングローゼットにアダプターを取り付ける状態を示す組立説明図である。 本発明の実施例であって、アダプター取着板にボルト及びナットを取り付ける状態を示す分解斜視図である。 本発明の実施例であって、天井に取り付けたアダプターにアダプター取着板を取り付ける状態を示す組立説明図である(電源ケーブルは省略)。 本発明の実施例であって、アダプターにアダプター取着板を取り付けた状態を示す組立完成図である(電源ケーブルは省略)。 本発明の実施例であって、取付器具本体の内部構造を示す一部切欠斜視図である。 本発明の実施例であって、取付器具本体に固定枠体を挿入して照明器具を取り付ける状態を示す組立説明図である。 本発明の実施例であって、取付器具本体に固定枠体を挿入して照明器具を取り付けた状態を示す組立完成図である。 本発明の実施例であって、アダプター取着板に取付器具本体を取り付ける状態を示す分解斜視図である(固定枠板及び照明器具は省略)。 本発明の実施例であって、アダプター取着板に取付器具本体を取り付けた状態を示す斜視図である(固定枠板及び照明器具は省略)。 本発明の実施例であって、アダプター取着板に対して取付器具本体を回転させて取付器具本体を仮止めし、アダプター側の電源ケーブルと照明器具側の配線ケーブルとを接続する状態を示す斜視図である。 本発明の実施例であって、電源ケーブルと配線ケーブルを取付器具本体内に格納し、固定枠板を取り付ける状態を示す組立説明図である。 本発明の実施例であって、ナットを締め付けて、取付器具本体をアダプター取着板に固定した取付完成状態を示す斜視図である。
次に本発明の好適な実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1において、Aは照明器具を示し、Bは本発明の実施例に係る照明器具取付装置を示す。照明器具Aは、複数の照明部a1と、各照明部a1を支持すると共に各照明部の配線コードを通す本体パイプa2から構成される。照明器具Aにおける各照明部a1の各配線コードは後述する一つの配線ケーブルa3に集束されて照明器具Aの本体パイプa2から上方に伸び出し、その先端に配線コネクターa4が接続されている。照明器具取付装置Bは、後述するアダプターDに取着されるアダプター取着板10、アダプター取着板10に取着される取付器具本体20、及び、アダプター取着板10に取付器具本体20を固定させる固定枠板30から構成される。
図2に示すように、一般に建屋の天井に配されている屋内配線に接続された天井引掛シーリングローゼットC(以下、単に「ローゼットC」という)に、ワンタッチで取着されるアダプターDが掛止される。すなわち、ローゼットCの係合孔c1にアダプターDの引掛プラグd1を、矢符aで示すように、嵌め込んでアダプターDを矢符bの方向に回転させることにより、ローゼットCにアダプターDが掛止される。当該アダプターDをローゼットCに掛止した時点で電気接続がなされ、アダプターDの下方に接続されている電源ケーブルd2に通電される。d3は電源ケーブルd2の先端に取り付けられた電源コネクターであり、配線コネクターa4と接続可能になっている。前記アダプターDは、水平方向に出没する上下一組の出没片d4、d5を左右両側面に備えており、出没片d4、d5の間に板状体を挟み込むことが可能な構成になっている。
図3に、アダプターDに取着されるアダプター取着板10を示す。アダプター取着板10は、アダプターDがその出没片d4、d5の没入時に嵌まり込む大きさの内穴を備えたリング状をなしている。
前記アダプター取着板10は、そのリング状部に同一円周方向に等間隔に4箇所の第1のボルト貫通孔11a、11b、11c、11d(総称する場合には「第1のボルト貫通孔11」という)を備える。なお、第1のボルト貫通孔11の個数は必ずしも4箇所でなくてもよい。第1のボルト貫通孔11a、11b、11c、11dには、それぞれボルト12a、12b、12c、12d(総称する場合には「ボルト12」という)が、矢符cで示すように、上方から挿通され、各ボルト12の下方からワッシャー付き六角ナット13a、13b、13c、13dを螺合して締め付けることにより各ボルト12はアダプター取着板10に固定されている。また、アダプター取着板10に挿通されたボルト12a、12cには、矢符dで示すように、下方から長ナット14a、14cが螺合されている。この長ナット14a、14cはアダプター取着板10から所定間隔をあけて位置するように緩く螺合されている。
以上のように組み立てたアダプター取着板10は、図4の矢符eで示すように、アダプターDの下方から挿入し、図5に示すように、アダプターDにおける上下一組の出没片d4、d5の間にアダプター取着板10の内穴の周縁が挟み込まれることにより、アダプター取着板10がアダプターDに取着される。
図6は、内部構造が視認できるように一部を切欠した取付器具本体20を示し、取付器具本体20は、側壁面21に囲まれる上部収容部22と、側壁面21の下端から内側に折曲して入り込む鍔部23と、鍔部23の内周縁から下方に連設された下部収容部27とから構成される。
鍔部23には、前記のアダプター取着板10における第1のボルト貫通孔11と合致する位置に第2のボルト貫通孔24a、24b、24c、24d(総称する場合には「第2のボルト貫通孔24」という)が形成されており、第2のボルト貫通孔24は、その全てに第2のボルト貫通孔24を始端とする同一の円周方向に沿った長孔25a、25b、25c、25d(総称する場合には「長孔25」という)が形成されていて、第2のボルト貫通孔24に挿入されたボルト12が長孔25内を鍔部23の周方向にスライド可能になっている。また、第2のボルト貫通孔24のうちの第2のボルト貫通孔24a、24cは、ボルト12a、12cに螺合された長ナット14a、14cが貫通できる大きさの大穴になっている。なお、アダプター取着板10に挿通したボルト12に対して長ナットを螺合する際には、取付器具本体の第2のボルト貫通孔24のうちの大穴に対応するように螺合しておく。鍔部23に形成された太長孔は、電源ケーブルd2及びその端部の電源コネクターd3と配線ケーブルa3及びその端部の配線コネクターa4とを出し入れするケーブル出入口26である。
下部収容部27は、その内部に電源ケーブルd2及びその端部の電源コネクターd3と配線ケーブルa3及びその端部の配線コネクターa4とを収納しておく箇所である。下部収容部27の下面は、照明器具Aの本体パイプa2を取着する箇所であり、下部収容部27の下面に本体パイプa2から伸び出た配線ケーブルa4を出し入れする配線ケーブル通し孔28が形成されている。
固定枠板30は、図7に示すように、取付器具本体20の鍔部23と同一大のリング状をなしており、そのリング状部に前記の取付器具本体20における第2のボルト貫通孔24と合致する位置に同一大の第3のボルト貫通孔31a、31b、31c、31d(総称する場合には「第3のボルト貫通孔31」という)が形成されている。すなわち、第3のボルト貫通孔31のうち、第3のボルト貫通孔31a、31cは、第2のボルト貫通孔24a、24cと同様に大穴になっていて、長ナットが通り抜ける大きさになっている。
固定枠板30は、そのリング状部の内穴に取付器具本体20の下部収容部27が嵌まり込んで、鍔部23の下面に当接して配置するものである。すなわち、図7に示すように、照明器具Aの本体パイプa2から伸び出る配線ケーブルa3を固定枠板30の内穴に通し、配線ケーブルa3を取付器具本体20における下部収容部27の下面の配線ケーブル通し孔28に通してケーブル出入口26から取付器具本体20の外部に配線コネクターa4を抜き出しておき、その状態で、図8に示すように、取付器具本体20の下部収容部27の下面に照明器具Aの本体パイプa2を取り付けることにより取付器具本体20に照明器具Aが取り付けられることになる。この状態においては、固定枠板30は、固定されておらず、取付器具本体20の鍔部23と固定枠板30との間に隙間があいていて、その隙間から配線コネクターa4が抜き出てる状態となる。
上記の取付器具本体20に照明器具Aを取り付けた状態で、図5をもって説明したように天井に取り付けられたアダプター取着板10に対して、図9(照明器具Aは不図示)に示すように、取付器具本体20を取り付ける。すなわち、まず、片手で取付器具本体20を持ち上げながら、アダプター取着板10から垂下するアダプターDの電源ケーブルd2(先端に電源コネクターd3が付属)を取付器具本体20内における鍔部23に形成したケーブル出入口26から取付器具本体20の外部に電源ケーブルd2を抜き出す。そして、アダプター取着板10が取付器具本体20の内部に収容されるように、矢符fで示すように、取付器具本体20を持ち上げながらアダプター取着板10に取り付けたボルト12が取付器具本体20の鍔部23に形成した第2のボルト貫通孔24に挿通させる。具体的には、長ナット14a、14c付きのボルト12a、12cは、大穴の第2のボルト貫通孔24a、24cに挿通され、ボルト12b、12dは第2のボルト貫通孔24b、24dに挿通されて図10に示す状態となる。なお、このボルト12を第2のボルト貫通孔24に通す作業は両手を使用して行うことが可能である。
上記の状態において、取付器具本体20を、矢符gで示す方向に回転させると、アダプター取着板10は天井に固定されているので、図11に示すように、ボルト12はスライドして長孔25内に侵入し、ボルト12a、12cに予め螺合させた長ナット14a、14cが取付器具本体20を支承する状態となり、仮止め状態となる。この状態においては、作業者が取付器具本体20から手を離しても取付器具本体20が落下しないので、作業者の両手が自由になる。この状態において、図10に示すように分離している電源コネクターd3と配線コネクターa4とを、図11に示すように接続し、その後、取付器具本体20の外部に出ている電源コネクターd3付きの電源ケーブルd2及び配線コネクターa4付きの配線ケーブルa3を取付器具本体20の鍔部23に形成したケーブル出入口26から取付器具本体20内に押し込んで下部収容部27に格納する。
そして、図12に示すように、固定枠板30を取付器具本体20の鍔部23の下面に当接させる。すなわち、矢符hで示すように、固定枠板30における第3のボルト貫通孔31のうち、大穴の第3のボルト貫通孔31a、31cには予め長ナット14a、14cを螺合したボルト12a、12cを貫通させ、第3のボルト貫通孔31b、31dにボルト12b、12dを貫通させて、固定枠板30を取付器具本体20の鍔部23の下面に当接させる。その後に、長ナット14を螺合していないボルト12b、12dに対して、矢符iで示すように、長ナット14b、14dを螺合して図13の状態にする。そして、全ての長ナット14a、14b、14c、14dを締め付けることにより、アダプター取着板10に取付器具本体20が強固に固定される。詳細にいえば、天井に取り付けられたローゼットC、アダプターD及びアダプター取着板10に対して、電源ケーブルd2の電源コネクターd3と配線ケーブルa3の配線コネクターa4を接続すると共に、照明器具Aを取り付けた取付器具本体20を固定枠板30を介して固定することになる。
なお、本実施例においては、取付強度を向上させ、取付器具本体20の鍔部23に形成された各孔を覆い隠して見栄えをよくするために、固定枠板30を使用しているが、この固定枠板30を使用を省略して、上記と同様の取付方法により天井に取り付けられたローゼットC、アダプターD及びアダプター取着板10に対して、電源ケーブルd2の電源コネクターd3と配線ケーブルa3の配線コネクターa4を接続すると共に、照明器具Aを取り付けた取付器具本体20を固定することができる。
また、アダプター取着板10と取付器具本体20の鍔部23との間にクッション材を介在させると、長ナットによる締め付けに対するクッション材の反発により、アダプターに対する取付器具本体のぐらつきを防止することができ、また、長ナットの緩み防止ができる利点がある。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
A・・・照明器具
a1・・照明部
a2・・本体パイプ
a3・・配線ケーブル
a4・・配線コネクター
B・・・照明器具取付装置
10・・アダプター取着板
11a、11b、11c、11d・・第1のボルト貫通孔
12a、12b、12c、12d・・ボルト
13a、13b、13c、13d・・ワッシャー付き六角ナット
14a、14b、14c、14d・・長ナット
20・・取付器具本体
21・・側壁面
22・・上部収容部
23・・鍔部
24a、24b、24c、24d・・第2のボルト貫通孔
25a、25b、25c、25d・・長孔
26・・ケーブル出入口
27・・下部収容部
28・・配線ケーブル通し孔
30・・固定枠板
31a、31b、31c、31d・・第3のボルト貫通孔
C・・・引掛シーリングローゼット
c1・・係合孔
D・・・アダプター
d1・・引掛プラグ
d2・・電源ケーブル
d3・・電源コネクター
d4、d5・・出没片
a、b、c、d、e、f、g、h、i・・矢符

Claims (3)

  1. 屋内配線に接続された天井引掛シーリングローゼットに掛止すると共に電気接続がなされるアダプターに照明器具を取り付ける照明器具取付装置であって、
    当該照明器具取付装置は、アダプターに取着するアダプター取着板、及び、アダプター取着板を内蔵するようにしてアダプター取着板に取着する取付器具本体から構成され、
    前記アダプターは、水平方向に出没する上下一組の出没片を左右両側面に備え、
    アダプター取着板は、アダプターがその出没片の没入時に嵌まり込む大きさの内穴を備えたリング状をなし、そのリング状部に第1のボルト貫通孔を複数備え、
    取付器具本体は、側壁面と側壁面の下端から内側に入り込む鍔部と当該鍔部から下方に連設する筒状収納部と当該筒状収納部底面の照明器具取付部とからなり、当該鍔部には、前記のアダプター取着板における第1のボルト貫通孔と合致する位置に第2のボルト貫通孔が形成されており、前記第2のボルト貫通孔は、その全てに当該貫通孔を始端とする同一の円周方向に沿ったボルトのみがスライド可能な幅の長孔が形成されており、かつ、第2のボルト貫通孔のうちのいくつかがボルトに螺合されるナットが貫通する大穴である
    ことを特徴とする照明器具取付装置。
  2. 取付器具本体の下方から取付器具本体の下面に位置するように配され、アダプター取着板に取付器具本体を固定する固定枠板を設け、
    当該固定枠板は、取付器具本体の鍔部と同一大のリング状をなしていて、そのリング状部に前記の取付器具本体における第2のボルト貫通孔と合致する位置に同一大の第3のボルト貫通孔が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明器具取付装置。
  3. アダプター取着板と取付器具本体の鍔部との間にクッション材を介在させた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明器具取付装置。
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