JP6102090B2 - 車両の駆動制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の出力軸にベルト等を介して機械的に連結された電動機を用いたトルクアシストの制御に関する。
オルタネータ機能とモータ機能を併せ持つ電動機を、ベルト等を介して内燃機関の出力軸に機械的に連結し、電動機のモータ機能を用いて内燃機関の始動を行なう構成が引用文献1に開示されている。
特開2007−292079号公報
ところで、特許文献1の構成では、電動機のモータ機能の使用範囲が内燃機関の始動時に限られているが、燃費性能向上の観点からは、走行中にも電動機のモータ機能を用いて内燃機関の出力を補助する、いわゆるトルクアシストを行なうことが望ましい。
しかしながら、内燃機関の始動時と車両走行中とでは状況が異なる。例えば、車両走行中はバッテリの充電量が変動し、また、例えばVDC(vehicle dynamics control)やEPS(electronic power steering)等といった電気負荷の作動状態も変化する。このため、電動機に電力供給するバッテリの充電状態と電気負荷の作動状態によっては、トルクアシストを実行できない状況や、一旦開始したトルクアシストを途中で終了しなければならない状況が生じ得る。特許文献1に記載された発明は機関始動時に特化したものなので、このような走行中であるからこそ生じる状況について対応できるものではない。
そこで、本発明では、走行中のトルクアシストに適した制御を行なう制御装置を提供することを目的とする。
本発明の車両の駆動制御装置は、内燃機関の駆動軸に機械的に連結され、発電機能及びモータ機能を有する電動機と、電動機に内燃機関の出力補助としてのトルクアシスト用のトルクを発生させ、トルクアシスト終了時には電動機のトルクを徐々に低下させる電動機制御手段と、トルクアシスト用の電力を電動機に供給するバッテリを備える。電動機制御手段は、予め設定した時間が経過したらトルクアシストを終了する通常動作の場合よりも、前記電動機以外の前記バッテリに接続される電気負荷の作動が要求されたことによりトルクアシストを途中で終了する場合の方が、トルクアシスト終了時における電動機のトルクの減少速度を速くする。
本発明によれば、トルクアシストを途中で終了しなければならなくなった場合には、通常のトルクアシスト終了時よりも速い速度で電動機のトルクを減少させるので、速やかにトルクアシストを終了して車両状態に応じた制御に移行することが可能となる。例えば、電気負荷が増大して、トルクアシストよりも電気負荷への電力供給を優先する場合、速やかに電気負荷への供給電力を確保することができる。
図1は本発明を適用するシステムの構成図である。 図2は第1実施形態によるトルクアシストの制御ルーチンを示すフローチャートである。 図3は図2の制御を実行した場合のタイミングチャートである。 図4は参考例によるトルクアシストの制御ルーチンを示すフローチャートである。 図5は図4の制御を実行した場合のタイミングチャートである。 図6は第2実施形態によるトルクアシストの制御ルーチンを示すフローチャートである。
以下本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の実施形態を示すシステム構成図である。図中の実線はハードワイヤ接続を示し、破線は電力伝達経路を示し、一点鎖線はコントローラ・エリア・ネットワーク(以下、CANと称する)を示している。以下の説明では、図中上方を先端側、下方を基端側とする。
図1に示すように、内燃機関1は一方の側面に電動機2を、他方の側面にエアコンコンプレッサ4を、それぞれ図示しないブラケット等を介して備えている。内燃機関1のクランクシャフト先端に装着したクランクプーリ5と、電動機2の回転軸先端に装着した電動機プーリ6と、エアコンコンプレッサ4の回転軸先端に装着したコンプレッサプーリ7とにベルト8を巻掛けて、これらを機械的に連結する。
なお、図1ではクランクプーリ5、電動機プーリ6、及びコンプレッサプーリ7の3つのプーリを一本のベルト8で機械的に連結しているが、電動機プーリ6とコンプレッサプーリ7をそれぞれ別のベルト8でクランクプーリ5と機械的に連結してもよい。また、ベルトに代えてチェーンを用いてもよい。
内燃機関1は無段変速機(以下、CVTと称する)11との連結部付近にスタータ9を備える。スタータ9は、一般的な始動用のスタータと同様に進退動するピニオンギヤを備え、作動時にはピニオンギヤがクランクシャフト基端部に装着されたドライブプレートの外周に設けたギヤに係合し、クランキングを行なう。スタータ9の制御はアンダー・フード・スイッチングモジュール(以下、USMと称する)23が行い、作動に必要な電力はメインバッテリ16から供給される。USM23は、この他にエアコンアンプ22等の制御も行う。
CVT11は変速用のオイルポンプ10を備える。オイルポンプ10はCVTコントローラ20の変速指示に応じて作動する。また、CVT11はトルクコンバータを介して内燃機関1と連結されている。トルクコンバータは、いわゆるロックアップ用のクラッチ機構を備えており、このクラッチ機構はCVTコントローラ(CVTCU)20によって車速等の運転状態に基づいて締結状態と解放状態を切り替えられる。
電動機2はインバータ3を備え、メインバッテリ16から供給された電力により駆動するモータ機能と、内燃機関1の駆動力により駆動して発電する発電機能を有する。また、電動機2の発電機能を使用する際に、発電電圧を可変に制御することが可能である。
モータ機能と発電機能の切り換えは、エンジンコントロールモジュール(以下、ECMと称する)19が行う。モータ機能を使用するのは、主にアイドルストップからの復帰時と、加速時等におけるトルクアシスト実行時である。トルクアシストとは、加速時や登坂路走行時のように大きな出力が必要な場合に、電動機2のモータ機能を使用して、内燃機関1の出力の補助を行なうことをいう。トルクアシストの制御については後述する。
メインバッテリ16は、第1電気負荷群40へ電力を供給する。第1電気負荷群40はトルクアシスト実行時にいわゆる瞬低と呼ばれる瞬間的な電圧降下を許容し得る電装品群である。上記のECM19、スタータ9、インバータ3の他に、例えば、ヘッドライトやワイパ等が含まれる。
また、本システムではサブバッテリ15を備える。サブバッテリ15は第2電気負荷群30へ電力を供給する。第2電気負荷群30は、トルクアシスト時の瞬低が許容し得ない電装品群であり、例えばVDC、EPS等が含まれる。
メインバッテリ16とサブバッテリ15は、いずれも電動機2で発電された電力が充電される。ただし、サブバッテリ15と電動機2の間にはリレー17が介装されている。リレー17は、リレー17Aとリレー17Bの2つのリレーを備えており、いわゆる冗長系となっている。リレー17Aとリレー17Bの切り換えは、ECM19が行う。
ECM19は、アクセル開度センサ18、クランク角センサ12といった運転状態を検出するセンサの検出信号を読み込み、これらに基づいて一般的な燃料噴射量や点火時期等の制御や上述したリレー17の制御の他、後述するトルクアシスト制御等を行なう。ECM19は中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。ECM19を複数のマイクロコンピュータで構成することも可能である。
また、ECM19は、CVTコントローラ20、電動パワーステアリングコントローラ21、エアコンアンプ22、USM23、及び各メータ24とCANを形成している。
次に、電動機2のモータ機能と発電機能の切り換えと、リレー17の切り換えについて、運転シーン毎に説明する。
(A)システム停止状態、例えば車両運行終了から次回運行までの間は、リレー17A、リレー17BをいずれもOFFにする。
(B)運転者の操作により内燃機関1を始動する場合は、リレー17A、リレー17BはいずれもOFFのまま、メインバッテリ16からスタータ9へ電力供給し、スタータ9により内燃機関1を始動させる。内燃機関1が完爆した後、電動機2は発電を行ない、リレー17A、リレー17BのいずれかをONにする。ここでは、電動機2の目標発電電圧は14V、メインバッテリ16、サブバッテリ15は満充電状態で14Vとする。これにより、電動機2で発電された電力によりメインバッテリ16、サブバッテリ15の充電を完了させる。
(C)定常走行時やトルクアシストを伴わない程度の加速時は、始動時と同様にリレー17A、リレー17BのいずれかをONにした状態を維持する。そして、電動機2の目標発電電圧を、例えば12V程度まで低下させることで電動機2を無発電状態にする。これにより、内燃機関1の負荷が低減し、燃費性能が向上する。
(D)減速時は、始動時と同様にリレー17A、リレー17BのいずれかをONにした状態を維持する。そして、電動機2は目標発電電圧を14Vとして回生発電を行ない、メインバッテリ16、サブバッテリ15への充電を行なう。
(E)車両運行中にいわゆるアイドルストップを行なう場合は、リレー17A、リレー17BはいずれもOFFにし、システム停止状態にする。
(F)アイドルストップからの復帰時は、リレー17A、リレー17BはいずれもOFFのままにする。メインバッテリ16から電動機2へ電力を供給し、電動機2をモータとして機能させて内燃機関1を始動させる。すなわち、アイドルストップからの復帰時には、スタータ9は用いずに、電動機2のモータ機能により内燃機関1を再始動させる。
(G)再始動時の完爆後は、アイドルストップ前の運転中とは逆のリレー17をONにし、電動機2を発電機能に切り換える。
(H)トルクアシスト実行時は、リレー17A、リレー17BをいずれもOFFにし、メインバッテリ16から電動機2へ電力を供給する。リレー17Aとリレー17BをいずれもOFFにすることで、サブバッテリ15と電動機2を電気的に切断する。これにより、トルクアシスト中もサブバッテリ15から第2電気負荷群30へ安定した電力供給を行なうことが可能となり、第2電気負荷群30の瞬低を防止できる。
(I)トルクアシスト終了後は、トルクアシスト実行前とは逆のリレー17をONにする。
次に、トルクアシストの制御内容について説明する。以下の説明における「アシストトルク」は、電動機2で出力を発生させることによって、クランクプーリ5に入力されることとなったトルクである。
トルクアシストは、CVT11のトルクコンバータがロックアップ状態になっていることを前提として、アクセル開度の変化速度等により運転者の加速意図を検知し、メインバッテリ16及びサブバッテリ15がトルクアシストを実行するのに十分な充電量である場合に実行する。なお、ロックアップ状態であることが前提となるのは、非ロックアップ状態ではトルクコンバータのスリップによりアシストトルクが吸収されてしまい、非効率的だからである。また、運転者の加速意図は、アクセル開度の変化速度に限られず、例えばアクセル開度そのものでもよい。
トルクアシストは、基本的には予め設定した時間、例えば数秒程度実行するものとし、トルクアシスト開始時はアシストトルクを徐々に増大させ、トルクアシスト終了時はアシストトルクを徐々に減少させる。開始時及び終了時にアシストトルクを徐々に変化させるのは、トルクアシストの開始及び終了に伴うトルクショック及びベルト8の張力の急変を抑制するためである。
ただし、トルクアシスト開始後にVDC等の電気負荷の作動要求があった場合には、たとえ途中であってもトルクアシストを終了する。この場合、トルクアシスト終了時のアシストトルク低減速度は、通常のトルクアシスト終了時に比べて大きくする。
上記の制御ルーチンについて、フローチャートを参照して説明する。
図2は、ECM19が実行する上記トルクアシストの制御ルーチンの内容を示すフローチャートである。本ルーチンは、例えば数ミリ秒程度の間隔で繰り返し実行される。
ステップS1000で、ECM19はイグニッションオン後の初回演算であるか否かを判定し、初回演算である場合はステップS1010でトルクアシスト許可フラグASSISTをゼロにし、初回演算でない場合はそのままステップS1020の処理を実行する。なお、トルクアシスト許可フラグASSISTは、トルクアシスト終了時にもゼロにする。
ステップS1020で、ECM19はトルクアシストの実行許可条件が成立しているか否かを判定する。具体的には、上述したように、CVT11のトルクコンバータがロックアップ状態であることを前提とし、アクセル開度変化速度等に基づいて運転者の加速意図を検出し、かつバッテリ充電量が十分である場合にトルクアシスト許可条件が成立する。
トルクアシスト許可条件が成立している場合はステップS1030でトルクアシスト許可フラグASSISTを1にしてから、不成立の場合はステップS1040でトルクアシスト許可フラグASSISTをゼロにしてから、それぞれステップS1050の処理を実行する。
ステップS1050で、ECM19はトルクアシスト許可フラグASSISTが1か否かを判定する。トルクアシスト許可フラグASSISTがゼロの場合はそのまま今回のルーチンを終了し、トルクアシスト許可フラグASSISTが1の場合はステップS1060の処理を実行する。
ステップS1060で、ECM19は電気負荷が所定値以上か否かを判定する。電気負荷が所定値以上の場合はステップS1070でトルクアシスト終了フラグTAIMMを1にしてから、電気負荷が所定値より小さい場合はステップS1080でトルクアシスト終了フラグTAIMMをゼロにしてから、それぞれステップS1090の処理を実行する。
トルクアシスト終了フラグTAIMMは、トルクアシストを予め設定した時間が経過する前に終了する場合が1、予め設定した時間が経過したために終了する場合がゼロである。
ステップS1060における判定は、VDCやEPSといった電気負荷の作動フラグに基づいて判定する。例えば、VDCまたはEPSの作動フラグが立った場合には電気負荷が所定値以上であると判定する。また、各電気負荷の大きさを数値化し、所定値もこれに基づいて設定しておき、作動フラグが立っている電気負荷の合計値に基づいて所定値以上か否かを判定するようにしてもよい。
VDCやEPSといった電気負荷は、第2電気負荷群30に含まれ、基本的にはサブバッテリ15からの電力供給により作動するものである。しかし、VDC等は瞬低を許容しない電気負荷であること、また、VDC等は走行性能や操縦性に大きな影響を与える装置であり確実な作動を補償する必要があることから、リレー17を接続して、メインバッテリ16からも電力供給可能な状態にする必要がある。そこで、VDC等の作動要求がある場合には、メインバッテリ16の電力供給先を電動機2からVDC等に切り替え、トルクアシストを終了してリレー17を接続する。
ステップS1090で、ECM19はトルクアシスト終了フラグTAIMMが1か否かを判定し、1である場合はステップS1100の処理を実行し、ゼロである場合はステップS1110の処理を実行する。
ステップS1100、S1110のいずれでも、ECM19はトルクアシスト終了時のアシストトルクの減少速度を設定する。ただし、ステップS1100で設定する減少速度の方が、ステップS1110で設定する減少速度よりも大きい。すなわち、トルクアシストを途中で終了する場合には、予め設定した時間が経過したために終了する通常のトルクアシスト終了時よりも速やかにアシストトルクを減少させる。
ステップS1110で設定する通常のトルクアシスト終了時の減少速度は、運転者に対してトルクショックを感じさせないような減少速度である。具体的には本実施形態を適用する車両、電動機2の出力等によって異なるので、予め適合等により設定する。
一方、ステップS1100で設定する、トルクアシストを途中で終了する場合の減少速度は、運転者に対するトルクショックの低減よりもトルクアシストを速やかに終了させることを優先するものである。通常のトルクアシスト終了時の減少速度と同様に予め設定しておく。
ここで、上記のようなアシストトルクの減少速度を設定する理由を説明する。
トルクアシストを途中で終了するのは、上述したようにVDC等の作動要求に応じてメインバッテリ16の電力供給先を切り替える場合であり、すみやかにVDC等の電源を確保することが望ましい。このような場合に、トルクショックを低減するような減少速度で電動機2の出力を減少させると、減少させている期間中はVDC等の電源を十分確保できずにVDC等の作動が不安定になったり、これを避けるためにVDC等の作動を遅らせる必要がある。しかし、本実施形態のように減少速度を大きくすれば、トルクショックは発生するものの、VDC等の電源を速やかに確保することができるので、車両の運転性は向上する。
ECM19は、ステップS1100又はステップS1110でアシストトルクの減少速度を設定したら、ステップS1120でトルクアシスト制御を実行する。ステップS1120でのトルクアシスト制御は演算周期に応じて変化し、例えば、トルクアシスト実行許可後の最初の演算であれば、トルクアシストを開始し、かつタイマカウントを開始する。その後の演算では、カウンタ値に基づいてアシストトルクの大きさを制御する。すなわち、トルクアシストを途中で終了しない場合には、アシストトルクをトルクアシスト開始とともに所定トルクまで徐々に増大させ、所定トルクに達したらそれを維持し、トルクアシスト終了時にはステップS1110で設定した減少速度で減少させる。一方、トルクアシストを途中で終了する場合は、カウンタ値にかかわらず、ステップS1100で設定した減少速度でアシストトルクを減少させる。また、トルクアシストを途中で終了した場合には、アシストトルクがゼロになったタイミングまたはゼロになった後の所定のタイミングでトルクアシスト終了フラグTAIMMをゼロにする。
上記の制御ルーチンについてまとめると、次のようになる。トルクアシストの許可条件が成立したら、VDC等の電気負荷の作動要求の有無を判定し、作動要求がなければ予め設定したトルクアシスト制御を実行し、作動要求があれば直ちにトルクアシストを終了する。そして、電気負荷の作動要求に応じてトルクアシストを終了する場合は、通常のトルクアシスト終了時よりも速やかにアシストトルクを減少させる。
図3は本実施形態を実行した場合のタイミングチャートである。
図中の破線はトルクアシストを予め設定した所定時間実行する通常動作の場合を表し、実線はトルクアシストを途中で終了する場合を表わしている。なお、図中の「TAACT」は、トルクアシスト実行中フラグであり、トルクアシストの実行中は1、非実行中はゼロになる。
タイミングT1でトルクアシスト許可条件が成立してトルクアシスト許可フラグASSISTが1になり、タイミングT2でトルクアシストが開始されてトルクアシスト実行中フラグTAACTが1になる。なお、タイミングT1からタイミングT2までの時間は、電動機2の応答遅れ時間である。
通常動作の場合、タイミングT2でトルクアシスト開始されると、アシストトルクが徐々に増大し、タイミングT3で所定のアシストトルクに到達したら、それをタイミングT6まで維持する。タイミングT2から所定の時間が経過してタイミングT6になったら、アシスト許可フラグASSISTはゼロになり、アシストトルクは徐々に減少してタイミングT7でゼロになる。そして、タイミングT7でトルクアシスト実行中フラグTAACTがゼロになる。
これに対して、トルクアシスト実行中のタイミングT4でVDC等の電気負荷の作動要求があると、トルクアシスト終了フラグTAIMMが1になり、トルクアシスト許可フラグASSISTがゼロになり、アシストトルクは通常動作の場合より速い減少速度で低下する。このとき、仮に通常動作時と同様の減少速度でアシストトルクを減少させると、図中の一点鎖線に示すように、アシストトルクがゼロにタイミングはT5となり、メインバッテリ16からVDC等へ電力供給可能な状態になるタイミングが本実施形態に比べて遅くなる。つまり、本実施形態のようにトルクアシストを途中で終了する場合には通常動作時より速い減少速度でアシストトルクを減少させることで、より速やかにVDC等の電力を確保することができる。
なお、図3では、通常動作の場合にアシストトルクがゼロになるタイミングT7でトルクアシスト終了フラグTAIMMをゼロに戻しているが、これに限られるわけではない。アシストトルクがゼロになっていればよく、例えばタイミングT5、T6等であってもよい。また、トルクアシストを途中で終了する場合、タイミングT4でアシストトルクがステップ的にゼロになっているが、これに限られるわけではなく、通常動作時より大きい減少速度であればよい。
以上説明した本実施形態によれば、次の効果が得られる。
ECM19は、予め設定した時間が経過したらトルクアシストを終了する通常動作の場合よりも、VDC等の電気負荷の作動要求に応じてトルクアシストを途中で終了する場合の方が、トルクアシスト終了時におけるアシストトルクの減少速度を速くする。これにより、速やかにリレー17を切り替えてメインバッテリ16とVDC等を接続することが可能となり、結果として、VDC等への供給電力を速やかに確保することができる。また、メインバッテリ16の過放電を防止することができる。
アシストトルクの減少速度を高くすると、トルクアシスト終了時のトルクショックは大きくなるが、トルクアシスト終了までの間VDC等の動作が不安定になることや、これを避けるためにVDC等の作動開始を制限する必要がなくなるので、車両の運転性は向上する。
なお、ステップS1100、S1110では「減少速度」を設定したが、アシストトルクを速やかに減少させることができるのであればこれに限られるわけではない。例えば、アシストトルクがゼロになるまでの時間を用いて、ステップS1110よりもステップS1100の方が短い時間を設定するようにしてもよい。このようにしても、結果的には途中でトルクアシストを終了する方が大きな減少速度でアシストトルクを減少させることになる。
参考例
参考例は、システム構成については第1実施形態と同じである。また、トルクアシストについての基本的な制御も第1実施形態と同じであるが、トルクアシストを途中で終了するか否かの判定が異なる。以下、第1実施形態とは異なる部分を中心に説明する。
図4は、ECM19が実行するトルクアシストの制御ルーチンの内容を示すフローチャートである。ステップS2000−S2050については図2のステップS1000−S1050と同様なので説明を省略する。
ステップS2060で、ECM19はメインバッテリ16の電圧(以下、電源電圧という)が所定値より小さいか否かを判定する。判定の結果、電源電圧が所定値より小さければステップS2070でトルクアシスト終了フラグTAIMMを1とし、所定値以上であればステップS2080でトルクアシスト終了フラグTAIMMをゼロにする。
ステップS2060で用いる所定値は、例えば、メインバッテリ16に接続されている電気負荷の最低保障電圧とする。
ステップS2090−S2120の処理は図2のステップS1090−S1120の処理を同様なので説明を省略する。
上記のように、トルクアシスト中に電源電圧がメインバッテリ16に接続されている電気負荷の最低保障電圧を下回った場合には、トルクアシストを途中で終了する。そして、途中で終了する場合には、通常動作におけるトルクアシスト終了時よりも速い減少速度でアシストトルクを減少させる。
図5は、図4の制御ルーチンを実行した場合のタイミングチャートである。図3との相違点は、図3の「Electric Load」に代えて「電源電圧」としたこと、及びトルクアシスト禁止フラグTAOFFTRPが追加されていることである。
トルクアシスト禁止フラグTAOFFTRPは、トルクアシストを途中で終了した後は、そのトリップ中のトルクアシストを禁止するためのフラグである。トルクアシスト許可条件の判定では、バッテリ充電量についても判定しており、本来であればトルクアシストの途中で電源電圧が最低保障電圧を下回るような事態が生じ得ない。つまり、トルクアシストを途中で終了する場合には、バッテリ性能が許容限界を超えて低下しているおそれがある。つまり、バッテリが所望の性能を発揮することを前提としたトルクアシスト実行許可判定では、実際にトルクアシストを最後まで実行可能か否かを正確に判定することはできず、トルクアシストを途中で終了する機会が増加するおそれがある。トルクアシストを途中で終了すると、十分なアシスト効果が得られず、かえって燃費の悪化を招くおそれもある。そこで、トルクアシストを途中で終了した場合には、当該トリップ中のトルクアシストを禁止する。図4のフローチャートには記載していないが、例えばステップS1070でトルクアシスト終了フラグTAIMMを1にするのと同時にトルクアシスト禁止フラグTAOFFTRPを1にし、ステップS1120にてトルクアシスト禁止フラグTAOFFTRPが1の場合にはトルクアシストを禁止することとする。そして、トリップ終了時にトルクアシスト禁止フラグTAOFFTRPをリセットする。なお、バッテリ性能低下の許容限界は、初期性能、経年に伴う低下代、及びトルクアシストを最後まで実行するために必要な電力等を考慮して決定する。
タイミングT2でトルクアシストを開始すると、電動機2へ電力供給することによって電源電圧は徐々に低下する。そして、タイミングT4で電源電圧がメインバッテリ16に接続されている電気負荷の最低保障電圧を下回ると、トルクアシスト終了フラグTAIMMが1になり、トルクアシストを途中で終了する。このとき、第1実施形態と同様に、通常動作時における減少速度よりも速い減少速度でアシストトルクを減少させる。また、トルクアシスト禁止フラグTAOFFTRPが1になる。
トルクアシストを終了し、電動機2で発電することにより、電源電圧は上昇する。
トルクアシストを途中で終了する場合のアシストトルクの減少速度を、通常動作時と同じにすると、図中に一点鎖線で示したように、アシストトルクがゼロになるのはタイミングT5となり、本参考例に比べて遅れることになる。つまり、本参考例では、途中でトルクアシストを終了する際に、通常動作と同じ減少速度でアシストトルクを減少させる場合に比べて大幅に早いタイミングで電源電圧を回復させることができる。その結果、メインバッテリ16に接続される電気負荷へ供給する電力を速やかに確保することが可能となる。
以上説明したように、本参考例によっても第1実施形態と同様の効果が得られる。特に、本参考例ではトルクアシストを途中で終了するか否かの判定にメインバッテリ16の電圧を用いるので、メインバッテリ16の過放電を防止し易い。また、トルクアシストを途中で終了した場合は、その後、当該トリップ中のトルクアシストを禁止するので、トルクアシストを途中で終了することを繰り返すことによって、かえって燃費が悪化することを防止できる。
第2実施形態)
第2実施形態も、システム構成については第1実施形態と同じである。また、トルクアシストについての基本的な制御も第1実施形態と同じであるが、トルクアシストを途中で終了するか否かの判定が異なる。以下、第1実施形態とは異なる部分を中心に説明する。
図6は、ECM19が実行するトルクアシストの制御ルーチンの内容を示すフローチャートである。ステップS3000−S3050については図2のステップS1000−S1050と同様なので説明を省略する。
ステップS3052で、ECM19は電源電圧VBを読み込む。電圧は図示しない電圧センサ等を用いて検出する。
ステップS3054で、ECM19は電圧差DVBを算出する。具体的には、今回読み込んだ電源電圧VBから電源電圧前回値VBOLDを減算したものを電圧差DVBとする。
ステップS3060で、ECM19は電圧差DVBが所定値未満であるか否かを判定する。この判定はメインバッテリ16の劣化度合いを判定するものである。
ここで用いる所定値は、具体的には使用するバッテリの容量等に応じて異なるが、次のような考え方に基づいて予め設定する。バッテリは、劣化すると電気負荷の大きさに対する電圧降下量が大きくなり、同じ電気負荷を使用した場合でも電圧降下速度が速くなる。そこで、メインバッテリ16の性能が許容限界の状態でトルクアシストを実行した場合の電圧降下速度を調べ、これに基づいて演算周期毎の電圧降下量を算出し、これをステップS3060での所定値をする。
ステップS3060での判定の結果、電圧差DVBが所定値未満の場合、つまり前回演算時から今回演算時までの電圧降下量が、性能低下が許容限界の場合の電圧降下量よりも大きい場合には、メインバッテリ16が劣化しているのでステップS3070の処理を実行する。一方、電圧差DVBが所定値以上の場合、つまり前回演算時から今回演算時までの電圧降下量が許容範囲内の場合には、メインバッテリ16が正常なのでステップS3080の処理を実行する。
ステップS3070−S3210の処理は図2のステップS1070−S1210と同様なので説明を省略する。
ステップS3130で、ECM19はステップS3052で読み込んだ電源電圧VBを電源電圧前回値VBOLDに置き換える。
以上のように、本実施形態では、トルクアシスト開始後のメインバッテリ16の電圧降下量が、メインバッテリ16が許容限界を超えて劣化している場合の電圧降下量を超えている場合には、トルクアシストを途中で終了する。これにより、第1実施形態と同様の効果が得られる。
さらに、トルクアシストを途中で終了するか否かを電圧降下量で判断するので、第2実施形態のように電源電圧に基づいて判断するよりも早いタイミングでトルクアシストを終了することができる。例えば、図5のタイミングチャートでは、トルクアシスト開始直後に大きく電源電圧が低下するタイミングT2−T3あたりでトルクアシストを途中で終了することを決定できる。このため、より早いタイミングで電源電圧を回復させることができ、VDC等の作動要求があった場合に、速やかに電力を確保することができる。
なお、上述した第1−第2の実施形態では、変速機がロックアップ機構付きトルクコンバータを備えるCVTの場合について説明したが、ロックアップ状態と同様の状態になり得る構成においても、同様の作用効果を奏する。例えば、トルクコンバータに代えてクラッチ機構により内燃機関と変速機との間のトルクの断接を行なう構成でもよい。これらの構成では、クラッチが締結されるとトルクコンバータにおけるロックアップ状態と同様の状態になるからである。
また、本発明は上記の実施の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。
1 内燃機関
2 電動機
3 インバータ
5 クランクプーリ
6 電動機プーリ
8 ベルト
9 スタータ
15 サブバッテリ
16 メインバッテリ
17 リレー
19 エンジンコントロールモジュール(ECM)
30 第2電気負荷群
40 第1電気負荷群

Claims (3)

  1. 内燃機関の駆動軸に機械的に連結され、発電機能とモータ機能を併せもつ電動機と、
    前記内燃機関の出力補助としてのトルクアシストを実行するために前記電動機にトルクを発生させ、前記トルクアシスト終了時には前記電動機のトルクを徐々に低下させる電動機制御手段と、
    前記トルクアシスト実行中に前記電動機に電力を供給するバッテリと、
    を備える車両の駆動制御装置において、
    前記電動機制御手段は、予め設定した時間が経過したら前記トルクアシストを終了する通常動作の場合よりも、前記電動機以外の前記バッテリに接続される電気負荷の作動が要求されたことにより前記トルクアシストを途中で終了する場合の方が、前記トルクアシスト終了時における前記電動機のトルクの減少速度を速くする車両の駆動制御装置。
  2. 内燃機関の駆動軸に機械的に連結され、発電機能とモータ機能を併せもつ電動機と、
    前記内燃機関の出力補助としてのトルクアシストを実行するために前記電動機にトルクを発生させ、前記トルクアシスト終了時には前記電動機のトルクを徐々に低下させる電動機制御手段と、
    前記トルクアシスト実行中に前記電動機に電力を供給するバッテリと、
    を備える車両の駆動制御装置において、
    前記電動機制御手段は、前記バッテリの性能低下をトルクアシスト開始後のバッテリ電圧降下量に基づいて判断し、予め設定した時間が経過したら前記トルクアシストを終了する通常動作の場合よりも、前記バッテリの性能が許容限界を超えて低下したことにより前記トルクアシストを途中で終了する場合の方が、前記トルクアシスト終了時における前記電動機のトルクの減少速度を速くする車両の駆動制御装置。
  3. 請求項2に記載の車両の駆動制御装置において、
    前記バッテリの性能が許容限界を超えて低下したことにより前記トルクアシストを途中で終了した場合は、そのトリップを終了するまで前記トルクアシストを禁止する車両の駆動制御装置。
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