JP6101367B2 - 少なくとも2つの部品から形成されたねじスピンドル式ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも2つの部品から形成されたねじスピンドル式ポンプに関する。
ねじスピンドル式ポンプはいわゆる排水ポンプであり、該ねじスピンドル式ポンプにおいて、回転する排水体は、スピンドルねじに類似している。ねじスピンドル式ポンプは、2つ以上の反転式ローターと、これらを取り囲んでいる1つのポンプハウジングからなる。ローターは、一定のねじ形の輪郭に形成されており、歯車のように互いに噛み合う。ローターは、ねじスピンドルとも称され、少なくとも1つの第1のシャフト部と、ねじ形でらせん状の輪郭を示す輪郭部とを有する。ポンプハウジング、第1のねじスピンドルおよび第2のねじスピンドルの3つの構成要素により形成されている空洞は、搬送媒体用の搬送室を形成する。ねじスピンドルが回転することで、搬送室は、機械方向へと移動してポンプハウジング内の媒体を吸込側(=入口)から圧縮側(=出口)に搬送する。
このような様式のポンプは、特に、圧縮不能かつ粘性の高い媒体や、高圧を生じさせるために特に適している。ねじスピンドル式ポンプは、単相液体の搬送と同様に、多相液体の搬送にも使用される。3スピンドル型のねじスピンドル式ポンプは、主として、研磨物質が含まれていない潤滑液体をくみ出すために用いられる。3スピンドル型のねじスピンドル式ポンプは、特に、160barまでの高い圧力を発生させることが可能なことを特徴とする。
3スピンドル型のねじスピンドル式ポンプの場合、3つの軸は、通常、中央に配置された1つの駆動スピンドル(主回転子ともいう)が、その横にある2つの副回転子スピンドルに噛み合って駆動するように配置されている。駆動スピンドル側には発動機が接続されており、この発動機は、電動機や内燃機関として実施されてもよい。駆動によって生じた回転モーメントは、従来技術によって公知の実施形態によって、駆動スピンドルから、スピンドルの輪郭を介して、駆動しているスピンドルへと伝達される。互いに噛み合うスピンドルの輪郭は閉じられた搬送室を作り出し、その中に搬送媒体が収容され、吸入側から圧縮側へと軸方向に搬送される。
主回転子に掛かる負荷を低減させるためには、ポンプハウジングにおいて、副回転子は主回転子の回転軸に対して180°の角度で配置されてもよく、これにより、主回転子に放射状に作用する力は相殺される。
従来技術として公知のポンプにおいては、搬送媒体は、位置が固定された液体吸入手段を介して、圧力による影響下、排出口に向かって搬送される。
そのようなポンプは、例えば、国際公開公報第2011/063870号(WO2011/063870A2)に開示されている。国際公開公報には、ポンプハウジングおよびフランジ部を備えたねじスピンドル式ポンプが開示されており、その際、フランジ部は、ポンプハウジングの固定された構成要素として形成されている。したがって、ポンプハウジングは、それ自体のフランジ部とともに、対応するカウンターフランジの位置に定められなければならない。
それゆえ、本発明の課題は、取付の可能性に関して、柔軟性を向上させることが可能なねじスピンドル式ポンプを実現することにある。
上記の課題は、請求項1に係る特徴を含むねじスピンドル式ポンプによって解決される。さらに好ましい実施形態は、下位の請求項によって説明される。
本発明は、少なくとも2つの部品から形成され、搬送媒体からポンプでくみ上げるためのねじスピンドル式ポンプに関する。より好ましい実施形態において、搬送媒体は、潤滑剤、水、懸濁液等の液体媒体から構成されている。本発明および本発明に係るねじスピンドル式ポンプと関連した「ポンプでくみ上げる」という概念は、搬送媒体が搬送されて圧縮される工程として理解される。
ねじスピンドル式ポンプの少なくとも2つの部品のうち、第1の部品は、ハウジングおよび該ハウジングの中に配置され、回転移動をするように駆動可能な少なくとも1つのスピンドルシステムを含む。スピンドルシステムは、主駆動スピンドルを含み、主駆動スピンドルは、主駆動スピンドルによって回転移動するように駆動可能な、1または複数の副スピンドルに連結されている。特に、主駆動スピンドルは、その時々の噛み合い方に従って、その都度、副スピンドルに連結されている。
より好ましくは、主駆動スピンドルは、1または複数のアクチュエータによって駆動する。1または複数のアクチュエータは、例えば、電気モーターおよび/または燃焼モーターとして形成することができる。様々な実施形態において、主駆動スピンドルの回転頻度は、1または複数のアクチュエータによって予め設定することができ、必要に応じて、その時々の搬送媒体や望ましい搬送率に適合させることができる。
さらに、第1の部品は、スピンドルシステムの下流に配置された圧縮領域と、圧縮領域に接続された少なくとも1つの流出開口を有する。流出開口は、搬送媒体を上記圧縮領域から排出する。したがって、搬送媒体は、スピンドルシステムを介して、圧縮領域に運搬される。流出開口は、例えば、カバーにおける穴、および/またはハウジングにおける溝として形成されている。例えば、流出開口は、主駆動スピンドルの回転軸に対して角度をつけて形成してもよく、圧縮領域に合流する漏出穴をハウジングに形成してもよい。さらなる実施形態によれば、流出開口は、主駆動スピンドルの回転軸に対して垂直であり、圧縮領域に合流する漏出穴が形成されていてもよい。
さらに、ねじスピンドル式ポンプの第2の部品は、スピンドルシステムに予め配置された少なくとも1つの低圧室と、液体媒体が低圧室へ流れるための少なくとも1つの流入開口を有する。少なくとも1つの流出開口と、少なくとも1つの流入開口は、それらの口径が等しくなるように形成されていても、またはそれらの口径が異なるように形成されてもよい。第2の部品と第1の部品とは互いに密閉接続されていることが好ましい。これにより、搬送媒体がねじスピンドル式ポンプの低圧室から不意に漏出することがなくなる。
本発明によれば、ねじスピンドル式ポンプの第1の部品および第2の部品は、少なくとも2つの異なる相対位置をとるように、好ましくは回転移動するように、互いに連結されている。
例えば、流入開口および流出開口は、流入溝および流出溝として形成することも考えられる。このとき、第1の相対位置において、流入溝および流出溝は平行に延びるように形成される。さらには、第2の相対位置において、流入溝および流出溝が角度をつけて延びるように形成してもよい。
さらに、第1の部品および第2の部品は、その時々の相対位置において、互いに取り外し可能に接続されていてもよい。例えば、取り外し可能な接続は、ねじ接続等によって行うことが考えられる。また、ねじスピンドル式ポンプが作動している間、第1の部品および第2の部品を、例えば収縮および/または粘着および/または溶接によって接続することで、その時々の相対位置に維持してもよい。好ましい実施形態では、ねじスピンドル式ポンプが稼働している間、第1の部品および第2の部品は、それらのその時々の相対位置において、取り外し可能に互いに接続されている。
好ましい実施形態では、第1の部品および第2の部品は、回転移動するように互いに連結されている。例えば、ハウジングは少なくとも円柱形状の部分を有し、その円柱形状に形成されたハウジングまたはハウジング部分の長軸の周りにおいて、第1の部品および第2の部品が相対的に回転移動するように形成してもよい。
ねじスピンドル式ポンプの第2の部品は、第1の部品に対して回転移動するように被せられていてもよい。例えば、そのために2つの部品のうちの一方が連結手段を有し、2つの部品のうちの他方がそれに対応する被連結手段を有し、その際に、連結手段および被連結手段は、必要に応じて相互に噛み合っていてもよい。
また、スピンドルシステムの主駆動スピンドルの回転軸として形成された長軸の周りで、少なくとも2つの相対位置のうち第1の位置から、少なくとも2つの相対位置のうちの第2の位置に交替させてもよい。主駆動スピンドルは、前述したように、例えば電気モーターおよび/または燃料モーター等のアクチュエータを駆動させるためのスピンドルとして連結されていてもよい。あるいは、その他のスピンドルが回転軸の長軸として形成されていてもよい。
特に、実際の実施形態では、第2の部品の低圧室は、少なくともある領域において皿形状を有している。このような形状とすることで、ねじスピンドル式ポンプの第2の部品における搬送媒体の流れ方は改善される。
さらに、流入開口の領域および/または排出開口の領域には、対応するカウンターフランジを固定するためのフランジ部が形成されることも考えらえる。したがって、流入開口の領域におけるフランジ部ないしは第2の部品のフランジ部は、第1の部品が第2の部品に対して相対的に回転移動することによって、第1の部品と共に回転することが好ましい。
圧縮領域において圧力が超過するのを制限するために、異なる実施形態では、第1の部品は少なくとも1つの逆流溝を含み、少なくとも1つの逆流溝は、圧縮領域と低圧室とを流動的に接続している。例えば、逆流溝は、圧縮領域から低圧室へと搬送媒体を搬送するために形成することも考えらえる。その他の実施形態では、例えばそのような逆流溝が複数あり、それらは場合によっては互いに平行に延びていてもよい。特に、実際の実施形態では、1または複数の逆流溝が、1または複数の駆動スピンドルの回転軸に対して平行となるように方向づけられていてもよい。さらには、逆流溝は、圧縮領域から低圧室の方向へと延びており、低圧室を示す方向の端で閉じられていてもよい。また、逆流溝は、例えば分岐部および/または迂回部を有し、こうした迂回部は、詳細については後述する1または複数の手段によって、予め定められた許容圧縮レベルを制限するために、圧縮領域に延びていてもよい。
ねじスピンドル式ポンプを製造している間に、ねじスピンドル式ポンプをできる限り簡単な様式や方法で組み入れられるようにするために、例えば、少なくとも1つの逆流溝を、ハウジング内の穴として形成してもよい。例えば、ハウジング内において、圧縮領域から低圧室まで延びる、少なくとも1つの逆流溝が穴として形成されている。
特に好ましい実施形態では、ねじスピンドル式ポンプは、1または複数の手段を有し、それらは、低圧室および圧縮領域に次のように作用するように接続されており、圧縮室において予め定められた圧縮レベルを超えると、1または複数の手段によって、圧縮室における予め定められた最大圧縮レベルに調節することができる。そのような手段は、低圧室の領域に配置されることが考えられる。さらには、そのような手段は、1または複数の超圧バルブを含むことも考えられる。
特に、上述した実施形態においては、少なくとも1つの逆流溝においては、手段によって低圧室および圧縮領域が作用するように接続されており、ねじスピンドル式ポンプの第2の部品の構成要素として形成してもよい。これにより、この実施形態においては、第1の部品および第2の部品を相対的に回転移動させることで、手段を第2の部品の構成要素のようにして第2の部品と共に動かすことができる。
例えば、上述した少なくとも1つの逆流溝は、分岐部を有しており、その際、分岐が、搬送媒体を1または複数の手段へと受け渡してもよい。
1または複数の手段は、空洞を有する基体と、基体内で正面側に配置された少なくとも1つの穴を備えていてもよく、空洞の中には、ピストンが、圧縮ばねの復元力に対してストローク移動するように設けられている。ピストンに連結されたボルトは、穴を通して、好ましくはピストンに対して同軸に、誘導され、その時々の搬送媒体と接触する。ボルトの最大断面積は、ピストンの最大断面面積よりも小さく形成されている。ボルトの最大断面面積は、ピストンの最小断面面積よりも小さく形成されていることが好ましい。
したがって、穴は基体の前方の蓋の構成要素として形成されていてもよく、蓋は、搬送媒体が基体の空洞に流入するための、1または複数の、より好ましくは穴の周りに放射状に配置された、突破口を備えることが好ましい。搬送媒体は、1または複数の穴を介して流入した後に、ピストンに直接、好ましくは後述するピストンのヘッド部と接触し、1または複数の穴から離れて、ばねの復元力に対して、ボルトを支持するようにして押し上げる。
ピストンが動くか、または、ピストンがストローク移動を行うと、搬送媒体は、ストローク移動によって開放された基体の空洞へと流れ込み、その結果、圧縮領域ないしは低圧室において圧力が低減する。
基本的に、1または複数の手段はバルブとして形成してもよく、その際に、バルブは、基体、ピストン、圧縮ばねおよびいわゆるパイロットシステムから組み立てられる。このとき、パイロットシステムは、最大圧縮レベルを超えると、バルブの開閉によって圧縮領域における圧力を低減させる。本実施形態では、制御ボルトに圧力をかけることで、バルブは開かれる。バルブの開口穴に圧力がかかる場合には、制御ボルトを介してバルブが開かれることで、圧縮領域における圧力の低減が達成される。このとき、制御ボルトは、上述したピストンに接続されており、また、好ましくは、ピストンよりも小さい断面積を有しており、これによりバルブを開いたときに補強効果が生じる。
圧縮領域における圧力が低減すると、上述の実施例では、ピストンは圧縮ばねの力によってバルブの位置に動かされ、圧縮開口が閉じられ、これにより制御ボルトが誘導される。同時に、基体の側面に配置された、低圧室と接続している突破口あるいは溝が開かれる。これにより、基体における圧縮レベルは、突破口あるいは溝を開くことによって低下して、低圧室の圧縮レベルに適合する。
したがって、場合によっては、1または複数の手段は空洞を有する基体を含み、その中には、ピストンが圧縮ばねの復元力に対してストローク移動するように置かれていてもよく、ピストンに接続されているボルトは、その最大断面面積が、ピストンの最大断面面積よりも小さく形成されており、予め定められた最大圧縮レベルを超えると、基体内においてストローク移動してもよい。好ましくは、このストローク移動の結果、基体の側面開口が開放されて、搬送媒体が圧縮領域から低圧室へと逆流する。
それゆえに、圧縮領域において最大圧縮レベルを超えない場合には、ピストンのヘッド部は、圧縮ばねによって位置に誘導され、基体の空洞は、基体の側面に形成された開口を介して低圧室と流動的に接続されることも考えらえる。これにより、基体の空洞における圧縮レベルを、実質的に低圧室の圧縮レベルと等しくすることができる。
また、1または複数の手段が第2の部品の構成要素として形成されていてもよく、1または複数のスクリュー結合によって取り外し可能な後方の蓋を備え、該後方の蓋は第2の部品の外側に配置されていてもよい。
また、1または複数の手段は、圧縮ばねの復元力を予め設定するために、外部から接近可能な、好ましくは工具で操作可能な、1または複数の調節手段を備えていてもよい。例えば、それは外部からの四角レンチ等である。このとき、外部から1または複数の調節手段を簡単に操作することによって、構成部分を交換する必要がなくなり、低圧室あるいは圧縮領域において最大圧縮レベルに適合される。
以下では、添付する図面に基づいて、本発明の実施例およびその利点を詳細に説明する。図中の個々の要素の大きさの比率は常に実際の大きさの比率に一致しているとは限らない。なぜなら、いくつかの形式では簡略化され、また他の形式では、より具体的に示すために、他の要素よりも比率を大きくして図解しているからである。
図1は、本発明に係るねじスピンドル式ポンプの一実施形態を示す模式的な斜視図である。 図2は、図1のねじスピンドル式ポンプの第2の部品を示す模式的な斜視図である。 図3は、図2の第2の部品の模式的な上面図及び模式的な側面図である。 図4は、図2および図3の第2の部品の模式的な正面図と、第2の部品の模式的な断面図とを示す。 図5は、図1のねじスピンドル式ポンプの圧縮領域において、最大圧縮レベルを調節するためのバルブを示す。 図6は、本発明に係るねじスピンドル式ポンプの一実施形態の第2の部品における、図5のバルブの配置可能性の一つを示す。
本発明において同じまたは同じく作用する要素には同じ関連記号を使用している。さらに、見やすさの観点から、各々の図では、そのときに図面の説明で必要な関連記号だけを示している。ここに示した実施形態は、本発明に係るねじスピンドル式ポンプをどのように構成できるかを示す単なる例に過ぎないのであって、これに限定されるものではない。
図1は、本発明に係るねじスピンドル式ポンプ1の一実施形態の模式的な斜視図を示す。ねじスピンドル式ポンプ1は、第1の部品3および第2の部品5から形成されている。第1の部品3は、ハウジング7を含んでいる。ハウジング7の中には、主駆動スピンドル9およびその他の2つの副スピンドルから構成されたスピンドルシステム4が配置されており、図1では、そのうち副スピンドル10が識別される。第1の副スピンドル10およびその他の副スピンドルは、回転移動するように主駆動スピンドル9に連結されており、それらが主駆動スピンドルに作用するように接続されることで、搬送媒体を搬送方向FRに搬送するために移動する搬送室を形成している。主駆動スピンドル9は、第1の部品3のハウジング7から出た開放端11において、例えば電気モーター等のアクチュエータ駆動装置(図示せず)に連結されている。さらに、主駆動スピンドル9の回転軸Rを示す。
第1の部品3は、圧縮領域15と排出開口13とを含み、排出開口13は、圧縮領域15から排出された搬送媒体を圧縮領域15に接続している。したがって、搬送媒体は、圧縮領域15から、流出開口13を経て、第1の部品3のハウジング7の外に流出される。ここでは、圧縮領域15は、スピンドルシステム4から流出開口13へと搬送媒体を受け渡すための領域として定義される。その他の実施形態では、ねじスピンドル式ポンプ1は、流出開口13の上流に配置された、1または複数の圧縮室を有していてもよい。
図1の実施形態では、さらに、ねじスピンドル式ポンプ1の構成要素である逆流溝21が識別される。逆流溝21は第1の部品3のハウジング7を通って形成されており、ハウジング7の製造工程の間に、穴としてハウジング7に設けられる。ここではそのような逆流溝21を一つしか示していないが、その他の実施形態では、そのような逆流溝21がハウジング7の中に複数設けられていてもよい。
逆流溝21は、第1の部品3の圧縮領域15と第2の部品5の低圧室16とを接続しているものの、低圧室16の領域では閉鎖されている。これにより、圧縮領域15からの搬送媒体は、低圧室16に逆流することはない。後述の図6でより詳しく説明するように、搬送媒体は、逆流溝21を通ってリング溝として形成された圧縮室43あるいは43’に運ばれ、その際に、圧縮室43あるいは43’はバルブ2(図5を参照)に接続されている。
これに関して、図1の実施形態では、流出開口13は、流出溝として形成されており、その際、逆流溝21は、出口溝あるいは流出開口13に対して垂直方向を示し、流出開口13あるいは排出溝に接続されている。これにより、圧縮領域は、流出開口13あるいは流出溝へと延びている。逆流溝21は、穴として、主駆動スピンドル9の回転軸Rに対して平行に延びている。
さらに、ねじスピンドル式ポンプ1は、スピンドルシステム4の上流に配置された低圧室16を少なくとも1つ含んでおり、図1において低圧室16は皿状に形成されている。皿状に形成することで、体積流として低圧室16へ流入する搬送媒体の流れ方やスピンドルシステム4への搬送媒体の受け渡しが最適化される。
さらに、第2の部品5の流入開口14を示す。搬送媒体は、流入開口14を通って低圧室16へと流れ込む。流入開口14の領域および流出開口13の領域のそれぞれにおいて、フランジ部18あるいは19が、対応するカウンターフランジ(図示せず)を固定するために形成されている。
第1の部品3および第2の部品5は、2つの異なる相対位置をとるように、互いに回転可能に連結されている。ここでは、第2の部品5は、第1の部品3に被せられている。
図1に、第1の部品3および第2の部品5の、第1の相対位置を示す。この位置において、搬送媒体は、第1の流れ方向SR1において、流入開口14を通って低圧室16に流れ込み、また、第2の流れ方向SR2において、排出開口13を通って、第1の部品3のハウジング7から排出される。その際、第1の流れ方向SR1および第2の流れ方向SR2は、互いに平行に延びている。主駆動スピンドル9の回転軸Rは、回転軸Dと同様に、第1の部品3および第2の部品5を相対的にねじ曲げるために形成されている。したがって、第1の部品3のフランジ部18および第2の部品5のフランジ部19は、第1の部品3および第2の部品5の相対的なねじ曲げによって、対応するカウンターフランジの位置に合わせられる。この際、本発明に係るねじスピンドル式ポンプ1の高い柔軟性が保証される。
図2は、図1のねじスピンドル式ポンプ1の第2の部品5の模式的な斜視図である。図2において、第2の部品5のフランジ部18および流入開口14を再度明確に識別することができる。さらに、同様に第2の部品5の構成要素として形成されたバルブ2が示されている。バルブ2は、後述する図5で詳細に理解されるであろう。第2の部品5に対して第1の部品3(図1を参照)を相対的に回転移動させることにより、バルブ2、流入開口14およびフランジ部18を、あたかも第2の部品5の構成要素のように、第2の部品5と共に回転させることができる。
図3は、図2の第2の部品5の模式的な上面図(図3A)および模式的な側面図(図3B)を示している。図3Aでは、第2の部品5のフランジ部18および流入開口14を再度示している。図3において、後方の蓋23と、図5で詳細に説明されるバルブ2の調節手段25を明確に識別することができる。後方の蓋23は、第2の部品5の外側に配置されており、その場において、場合によってはねじ等によって固定および/またはロックされることで、第2の部品5に設けられていてもよい。あるいは、外部から接近可能であり外側が四角に形成された調節手段25を介して、図5に示したバルブ2の圧縮ばね27の復元力を予め調節してもよい。
図4では、図4Aに、図2および図3における第2の部品5の模式的な正面図を示す。さらに、図4Bに、図4AでB−B線に沿った第2の部品5の断面図を示す。
図4Bの断面は、第2の部品5のバルブ2の配置を再度明確にしている。図4Bに示したように、低圧室16および搬送媒体を受け渡すためのバルブは互いに流動的に接続されている。搬送媒体は、例えば、逆流溝21(図1を参照)を通って、バルブ2へと受け渡される。
図5は、ねじスピンドル式ポンプ1の圧縮領域15において、最大圧縮レベルを調節するためのバルブ2を示している。バルブ2は、いわゆる超圧バルブもしくは安全バルブとして形成されている。バルブ2は、第2の部品5の構成要素である。第1の部品3および第2の部品5が相対的にねじ曲がることで、バルブ2は、第2の部品5と共に回転移動を行う。
バルブ2は、その機能に関して、圧縮領域15において、予め定められた圧縮レベルを超えると、バルブ2を介して、圧縮領域15における予め定められた最大圧縮レベルに調節できるように形成されている。
図5の実施例において、バルブ5は、空洞Hを備えた基体35を含んでいる。空洞Hにおいて、ピストン31は、圧縮ばね27の復元力に対してストローク移動を行うように置かれている。基体35の蓋41の手前には複数の穴44が設けられており、その際、蓋41を通って誘導された制御ボルト39は、正面にある穴を介してピストン31を同軸に誘導する。制御ボルト39は、蓋41において中央の穴44によって固定され、その際に、その他の複数の突破口あるいは穴44が、基体35の蓋41の中央の穴の周りに放射状に設けられている。
図5からもわかるように、その時々の長軸に対して垂直なボルト39の最大断面面積は、ピストン31の最大断面面積よりも小さく形成されている。
さらに、ピストン31は、穴44の方向に示される開放端にヘッド部33を含んでいる。ヘッド部33は、バルブ2あるいは超圧バルブと組み合わさった状態では、基体35の空洞Hにおいてあそびがないように設定されている。さらに、基体35には、ストローク移動によってピストン31のヘッド部33が通過する側面開口37が設けられている。
圧縮領域15において最大圧縮レベルに到達するまでは、ピストン31はストローク移動を行わない。その際、ヘッド部33は、圧縮ばね27の復元力によって、蓋41の手前の位置Sに配置される。例えば、蓋41の手前の位置Sでは、ヘッド部33は、位置Sにおいて実質的にあそびがないようにしてもよい。
搬送媒体は、側面開口37を通って流入することができる。その際、側面開口37から流入する搬送媒体の圧縮レベルは、常に、低圧室16ないしは圧縮領域15における第1の圧縮レベルと等しくなるように形成されている。最大圧縮レベルを超えることによってピストン31がストローク移動を行い、ピストン37のヘッド部33が位置Sを離れない限り、搬送媒体は、超過圧力によって、逆流溝21、穴44および放射状に取り付けられた制御ボルト39の開口に流れ込み、基体35の空洞Hにおいて、開口37を介して低圧室16へと続く経路を開放するために、圧縮ばね27の復元力に対するピストン31のストローク移動は補足的に促進される。
前述し、また、図3および図4からもわかるように、後方の蓋23は、第2の部品5の外側に配置されている。調節手段25を介して、圧力ばね27の復元力を予め設定してもよい。
その他の図5に示した固定手段29(ここではねじ接続として形成されている)は、バルブ2の個々の成分を組み立てることができる。
図6は、図5の本発明に係るねじスピンドル式ポンプ1の一実施形態における、第2の部品5のバルブ2の配置の可能性を示している。
はじめに、図6Aは、矢印で示すことで、搬送媒体の流れの可能な選択を明らかにしている。搬送媒体は、体積流として流入開口14を通って第2の部品5の低圧室16に流れ込み、最終的には、矢印の方向にスピンドルシステム4を介して(図1を参照)、流出開口13に輸送される。
さらに、図6の実施形態では、2つの逆流溝21および21’を備えており、逆流溝21および21’は平行に延びている。逆流溝21および21’のそれぞれは、圧縮室43もしくは43’の方向に流れ、その際に、各々の圧縮室43、43’は、図5に例示したように、それぞれバルブ2に接続されている。
さらに、図6Bは、搬送媒体が、図5で示したバルブ2の開口37を通って第2の部品5の低圧室16に直接流入してもよいことを示している。さらには、バルブ2あるいは基体35の空洞Hは、開口37を介して、低圧室16に直接、流動的に接続されている。
本発明について、好ましい実施形態に関連づけて説明した。しかしながら、当業者であれば、以下の特許請求の範囲から離れることなく、本発明を少し変更したり、変化させることを考えられるであろう。
1 ねじスピンドル式ポンプ
2 バルブ
3 第1の部品
4 スピンドルシステム
5 第2の部品
7 ハウジング
9 主駆動スピンドル
10 副スピンドル
11 開放端
13 流出開口
14 流入開口
15 圧縮領域
16 低圧室
18 フランジ部
19 フランジ部
21 逆流溝
23 後方の蓋
25 調節手段
27 圧縮ばね
29 固定手段
31 ピストン
33 ヘッド部
35 基体
37 側面開口
39 制御ボルト
41 前方の蓋
43 圧縮室
44 穴
D 回転軸
FR 搬送方向
H 空洞
R 回転軸
S 位置
SR 流れ方向

Claims (13)

  1. 少なくとも2つの部品(3、5)から形成され、
    前記第1の部品(3)は、ハウジング(7)および該ハウジング(7)の中に配置されて回転移動するように駆動可能な少なくとも1つのスピンドルシステム(4)と、該スピンドルシステム(4)の下流に配置された圧縮領域(15)と、該圧縮領域(15)に接続され、該圧縮領域(15)からの搬送媒体を排出する少なくとも1つの流出開口(13)とを含み、
    前記第2の部品(5)は、前記スピンドルシステム(4)の上流に配置された少なくとも1つの低圧室(16)および該低圧室(16)への前記搬送媒体のための少なくとも1つの流入開口(14)を備えており、
    潤滑液体、水、懸濁液またはそのようなもの等の搬送媒体をくみ出すためのねじスピンドル式ポンプ(1)であって、
    前記第1の部品(3)および前記第2の部品(5)は、少なくとも2つの異なる相対位置をとるように、相互に連結され
    前記ねじスピンドル式ポンプ(1)は、1または複数の手段(2)を更に含み、それは、前記圧縮領域(15)において予め定められた圧縮レベルを超えると、該1または複数の手段(2)を介して前記圧縮領域(15)において予め定められた最大圧縮レベルに調節できるように、前記低圧室(16)および前記圧縮領域(15)に作用するようにして接続され、
    前記手段(2)は、前記ねじスピンドル式ポンプ(1)の前記第2の部品(5)の構成要素として形成されていることを特徴とする、ねじスピンドル式ポンプ(1)。
  2. 前記ねじスピンドル式ポンプ(1)の前記第2の部品(5)は、回転移動するようにして前記第1の部品(3)に被せられている、請求項1のねじスピンドル式ポンプ(1)。
  3. 前記少なくとも2つの相対位置のうちの第1の位置から、前記少なくとも2つの相対位置のうちの第2の位置への交替は、長軸(D)の周りで前記第1の部品(3)を前記第2の部品(5)に対して相対的に回転移動させることで行うことができ、該長軸は、前記スピンドルシステム(4)の主駆動スピンドル(9)の回転軸(R)として形成されている、請求項1または請求項2のねじスピンドル式ポンプ(1)。
  4. 前記第2の部品(5)の前記低圧室(16)は、少なくともある領域において皿型の形状を有する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のねじスピンドル式ポンプ(1)。
  5. 前記流入開口(14)の領域および/または前記流出開口(13)の領域において、対応するカウンターフランジを固定するためのフランジ部(18,19)が形成されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のねじスピンドル式ポンプ(1)。
  6. 前記第1の部品(3)は、少なくとも一つの逆流溝(21)を含み、該逆流溝(21)は、前記圧縮領域(15)および前記低圧室(16)に流動的に接続されている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のねじスピンドル式ポンプ(1)。
  7. 前記少なくとも一つの逆流溝(21)は、前記第1の部品(3)の前記ハウジング(7)を通って延びている、請求項6に記載のねじスピンドル式ポンプ(1)。
  8. 前記少なくとも1つの逆流溝(21)は、前記スピンドルシステム(4)の1または複数のスピンドル(9、10)の回転軸(R)に対して平行に延びている、請求項6または請求項7に記載のねじスピンドル式ポンプ(1)。
  9. 前記1または複数の手段(2)は、空洞(H)を有する基体(35)と、ピストン(31)に接続されている少なくとも1つの制御ボルト(39)とを含み、該空洞の中には、圧縮ばね(27)の復元力に対してストローク移動をするピストン(31)が置かれており、該少なくとも1つの制御ボルト(39)は、その最大断面面積が前記ピストン(31)の最大断面面積よりも小さくなるように形成されており、前記圧縮領域(15)において予め定められた最大圧縮レベルを超えると、前記基体(35)の中において前記ピストン(31)を前記圧縮ばね(27)の復元力に対してストローク移動させ、その際に、ストローク移動の結果により、基体(35)の側面開口(37)は、搬送媒体を圧縮領域(15)から低圧室(16)へと逆流させるために開かれる、請求項に記載のねじスピンドル式ポンプ(1)。
  10. 記基体(35)の搬送方向(FR)の進行側の端部に配置される蓋(41)に、少なくとも1つの穴(44)が形成されており、該蓋(41)は、前記搬送媒体が前記基体(35)の前記空洞(H)へ流入するための、1または複数のその他の突破口を有する、請求項に記載のねじスピンドル式ポンプ(1)。
  11. 前記圧縮領域(15)において前記最大圧縮レベルを超えない場合には、前記ピストン(31)のヘッド部(33)は、前記圧縮ばね(27)によって位置(S)に誘導され、前記基体(35)の空洞(H)は、該基体(35)の側面に形成された開口(37)を介して、前記低圧室(16)に流動的に接続され、それにより、前記基体(35)の前記空洞(H)内における圧縮レベルは、実質的に前記低圧室(16)の圧縮レベルと等しくなるように形成されている、請求項または請求項10に記載のねじスピンドル式ポンプ(1)。
  12. 前記1または複数の手段(2)は、前記第2の部品(5)の構成要素として形成されており、前記1または複数の手段(2)は基体(35)を含み、前記基体(35)は、前記基体(35)の搬送方向(FR)の手前側の端部に配置され、1または複数のねじ接続を介して取り外し可能な蓋(23)を有し、該蓋(23)は、前記第2の部品(5)の外側に配置されている、請求項1、9、10又は11に記載のねじスピンドル式ポンプ(1)。
  13. 前記圧縮ばね(27)の復元力を予め設定するために、前記1または複数の手段(2)は外部から接近可能な調整手段(25)を含む、請求項から請求項12のいずれか1項に記載のねじスピンドル式ポンプ(1)。
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