JP6099730B2 - 家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法および処理ライン - Google Patents

家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法および処理ライン Download PDF

Info

Publication number
JP6099730B2
JP6099730B2 JP2015249176A JP2015249176A JP6099730B2 JP 6099730 B2 JP6099730 B2 JP 6099730B2 JP 2015249176 A JP2015249176 A JP 2015249176A JP 2015249176 A JP2015249176 A JP 2015249176A JP 6099730 B2 JP6099730 B2 JP 6099730B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
poultry carcass
inspector
organ
group
poultry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015249176A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016116516A (ja
Inventor
ステイン、アロイジウス クリスティアヌス マリア ヴァン
ステイン、アロイジウス クリスティアヌス マリア ヴァン
シュトラーレン、リック セバスティアーン ヴァン
シュトラーレン、リック セバスティアーン ヴァン
フーフェ、ニルス テン
フーフェ、ニルス テン
Original Assignee
メイン フード プロセシング テクノロジー ベー.フェー.
メイン フード プロセシング テクノロジー ベー.フェー.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=52596572&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP6099730(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by メイン フード プロセシング テクノロジー ベー.フェー., メイン フード プロセシング テクノロジー ベー.フェー. filed Critical メイン フード プロセシング テクノロジー ベー.フェー.
Publication of JP2016116516A publication Critical patent/JP2016116516A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6099730B2 publication Critical patent/JP6099730B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C17/00Other devices for processing meat or bones
    • A22C17/0073Other devices for processing meat or bones using visual recognition, X-rays, ultrasounds, or other contactless means to determine quality or size of portioned meat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/0053Transferring or conveying devices for poultry
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry
    • A22C21/06Eviscerating devices for poultry
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A22BUTCHERING; MEAT TREATMENT; PROCESSING POULTRY OR FISH
    • A22CPROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
    • A22C21/00Processing poultry

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Processing Of Meat And Fish (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

本発明は、家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法であって、前記家禽屠体および/または臓器群が処理ライン内で移動し、特定の家禽屠体および/または臓器群を不合格にするべきものとして選択する検査員によって検査が実行される方法に関するものである。
また本発明は、家禽の処理ラインであって、前記処理ライン内で移動する家禽屠体および/または臓器群を検査員が検査できるように検査設備と一体化した処理ラインにも関するものである。
このような方法および機器は特許文献1から知られている。
この既知の先行技術文献は非特許文献1について述べている。ユートピアを実現するための努力の一環として特許文献1は、カメラ列を用いて検査を実行でき、これにより検査の目的で検査員を雇用する必要がなくなる検査システムを提唱している。
ただし一般的に法律では家禽とその臓器群の検査を人間の介入なく完全に自動化して行うことは規制されている。そのため検査員がおらずカメラのみを用いた検査システムというものが実現されることはない。
さらに、特許文献1で提唱されているシステムでは、機械を用いたカメラベースの検査で人力検査を完全に置き換えきっているわけではない。この文献(図3および第10欄第38〜46行)によれば、1つ以上のボタンを押すことによって屠体または臓器塊の合格または不合格を決められる検査員によって検査が実行され得るものとなっているが、検査はカメラの補助を受けて実行できるようにもなっている。この文献の第11欄第54行〜第12欄第3行によれば、ボタンは、引き抜き部材から臓器を取り外す且つ/または文献の図5および図5Aを参照してより詳しく説明されている吊るし具から屠体を取り外すように構成されたコントロールシステムへ、排出信号を送信するのに用いられる。図5,図5A,図5Bを参照している続く記述によれば、実際の検査は家禽屠体に「接触する」検査員によって実行されるということになっている。特許文献1の第14欄第40〜56行は、少なくとも1度の検査は検査員によって、且つ/またはカメラの補助を受けて実行されることを述べている。臓器塊および/または屠体が不合格にされると、検査員はその臓器/屠体が残りの屠体の搬送経路内に存在しなくなるように、(当該の)屠体を自分のほうへ引き寄せる。屠体の搬送経路内で空いた箇所はセンサによって検出され、このセンサと接続されているコントロールシステムは当該の臓器塊用に排出信号を生成する。その後も、上述したようなボタンの押下が家禽屠体をそのフックから取り外すためになおも必要であることは明らかである。しかしながら不合格とするべき家禽の実際の選択は、特定の家禽屠体をその搬送経路から外へ手動で動かす検査員によって、当該の臓器塊または家禽屠体自体に不具合があったときに行われる。この作業方法では無視できない二次汚染のリスクが伴ってしまうことは明白である。
特許文献2は屠殺済家禽の検査法および検査プラントを開示しており、そこでは家禽屠体が脚で吊るされて第1のコンベヤを処理ライン内で移動させられ、臓器一式が抜き出されて第2のコンベヤから吊るされ、そして廃棄するべきまたは詳細に検査するべき特定の屠体を選択すると、自動的にその屠体および対応する臓器一式が降ろされる。屠体および臓器一式の検査はそれぞれ手作業や視覚的検査にて行われ、好ましくは屠体および臓器一式にそれぞれ接触することなく行われる。
欧州特許出願公開第1222858号明細書 国際公開第01/76378号
刊行物PPM(Poultry Processing and Marketing:家禽処理および取引)1978年1月号、ページ28〜33内の記事 デイビッド・アメイ著 「無干渉検査試験 処理業のユートピア」
本発明の課題の1つは、検査工程中の衛生性を向上することである。
本発明のもう1つの課題は、検査工程を制限要因とすることなく1時間内に6000以上の鶏肉を生産できるようにするという、近年における処理ラインの高い作業スピードの要請に応えることである。
本発明のその他の課題および利点は、1つ以上の補足クレームの特徴により少なくともある程度改善される。
本発明の家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法においては、不合格にするべき特定の家禽屠体および/または臓器群の選択は前記家禽屠体および/または臓器群に接触しない検査員によって行われ、特定の家禽屠体および/または臓器群が不合格にするべきものであるとする選択は、検査員の体部位の少なくとも1つおよび/または検査員の持つ指示器の位置および/または向きを示す信号を発信するように配設された非接触センサを作動させる前記検査員によって実行され、特定の家禽屠体および/または臓器群が不合格にするべきものであると決定する位置へと、検査員が当該の体部位および/または前記指示器を移動させるようになっている。
このため本発明の処理ラインは、前記処理ライン内で移動する家禽屠体および/または臓器群を検査員が検査できるようにする検査設備と一体化しており、検査設備は、不合格にするべき家禽屠体および/または臓器群の選択を前記家禽屠体および/または臓器群に検査員が触れることなく行えるようになっていて、検査設備は、特定の家禽屠体および/または臓器群が不合格にするべきものであると決定する検査員の少なくとも1つの体部位および/または検査員の持つ指示器の位置および/または向きを示す信号を発信するように配設された非接触センサを備えている。
具体的な実施形態の一例においては、センサまたはセンサ群が共に作動する超音波またはレーザー光の発生源を備えており、前記センサおよび超音波またはレーザー光の発生源は検査員の手の位置を測定するために共に作動するようになっている。これにより検査員はその手を特定の家禽屠体および/または臓器群が不合格にするべきものであると決定する位置へと移動させればよいことになる。
実施形態の別例においては、センサまたはセンサ群が手持ち機器に具備されており、センサまたはセンサは手持ち機器の位置および/または向きを測定するようになっており、これにより検査員が手持ち機器を、特定の家禽屠体および/または臓器群が不合格にするべきものであると決定する位置および/または向きへと移動させればよいようになっている。
好ましい実施形態の一例においては、センサが、検査員の体部位および/または検査員の持つ指示器の位置および/または向きを検出および測定するように配設されたカメラシステムであり、これにより検査員が当該の自分の体部位および/または前記指示器を、特定の家禽屠体および/または臓器群が不合格にするべきものであると決定する位置および/または向きへと移動させればよいようになっている。
検査員の体部位を検出しようとするこの好ましい実施形態例の好適な構成においては、検査員は例えばこうしたカメラシステムに備え付きの、検査員の眼球の少なくとも1つを検出することにより検査員(4)の視線を測定する眼鏡を装着するようになっており、これにより検査員は単に特定の家禽屠体および/または臓器群を目視することによりその特定の家禽屠体および/または臓器群が不合格にするべきものであると決定すればよいようになっている。
この好ましい実施形態例の、構築するのが最も適切な実現法と考えられる他の実装例においては、センサが検査員の手または検査員の手にある指示器の位置および/または向きを検出および測定する3−Dカメラシステムといったカメラシステムであり、これにより検査員は、特定の家禽屠体および/または臓器群が不合格にするべきものであると決定する位置および/または向きへと、その手および/または前記指示器を移動させればよいようになっている。
本発明のどの実施形態例においても、検査員の体部位または検査員の持つ指示器の位置を示す信号を発信するように配設されたセンサを検査員が作動させることに加えて、不合格にするべき家禽屠体および/または臓器群に対応して、検査員はさらに、そうしたセンサの作動を確認および完了するための確認手段を操作して、特定の家禽屠体および/または臓器群が不合格にするべきものであるという選択を確認および完了する。このため検査施設は、特定の家禽屠体および/または臓器群が不合格にするべきものであるという選択のためのセンサの作動を検査員が確認および完了することができるようにする確認手段を備えていることが望ましい。
こうした確認手段を実装する方法は様々であるが、好ましいのは、検査員が完全に手を使わずに操作することができるように、確認手段を音声制御式および/またはジェスチャー制御式および/または押しボタン制御式とすることである。ジェスチャー制御式の確認手段は、3−Dカメラシステムの一部として実装することが可能であり、これは検査員の特定のジェスチャーを認識して確認の合図とみなすことができる。
さらなる好ましい選択肢としては、家禽屠体および/または臓器群を不合格にする特定の原因または理由の選択と固有に関連付けを行う確認手段が用いられることである。特定の家禽屠体および/または臓器群の確認に伴い、なぜその家禽屠体および/または臓器群が不合格とされるのかの理由も知らされ、この理由はその不合格になった家禽屠体および/または臓器群について引き続いて行われる予定の工程において有用である。押しボタン制御式のシステムにおいては、押しボタンのそれぞれが考え得る原因や理由と関連付けられているのがよく、これにより特定の押しボタンを選択することで実際の不合格原因または不合格理由が指定される。ジェスチャー制御式のシステムおいては、考え得る原因や理由のライブラリをまとめて形成する一連のジェスチャー候補から、実際の不合格原因または不合格理由に最も適したジェスチャーを実際の検査員が選択すればよい。音声制御式のシステムはより安定して構築することができ、特定の音声コマンドを特定の既知の不合格理由と予め関連付けて定義しておけばよい。
本発明のどの実施形態例においても、不合格にするべきものとして検査員自身が選択した家禽屠体および/または臓器群に関する視覚的フィードバックを検査員が受けるようになっているのが好ましい。これについては様々な実装形式が考えられる。
一つの実装例においては、処理ラインに隣接して走光バーが設けられており、この走光バーは家禽屠体および/または臓器群の合格したものおよび不合格のものにそれぞれ対応して異なる色の光が並ぶようになっており、走光バーの光のそれぞれは対応する家禽屠体および/または臓器群と同期して移動するようになっている。
走光バーよりも配線が少なく済むより好ましい別の実装例においては、家禽屠体および/または臓器群の合格したものおよび不合格のものにそれぞれ対応して異なる色の光を照射する1つ以上の投光器を設け、投光器の光のそれぞれが、家禽屠体および/または臓器群への光の照射が当該家禽屠体および/または臓器群に関する合格および不合格と一致し続けるように対応する家禽屠体および/または臓器群と同期して移動するようになっている。
走光バーまたは投光器あるいは投光器群によって発せられる異なる色というのは不合格の原因または理由のそれぞれについて別々の色を取り決めておいてもよく、これにより検査員は、不合格になった家禽屠体および/または臓器群についてだけではなく、それらの不合格理由についての視覚的フィードバックを受けることになる。
以下、本発明に係る処理ラインの例示的実施形態の幾つかについての図面であって付属の特許請求の範囲について制限するものではない図面を参照して、本発明をさらに説明する。
各図において同じ参照符号が付されている場合、その符号は同じ部分を示す。
従来技術と本発明とで共通の検査設備を有する処理ラインの一部を示す図。 従来技術に係る構成および本発明に係る構成を有する検査設備を備えた処理ラインの概略を示す図。 本発明に係る検査設備を有する処理ラインの第1の実施形態を示す図。 本発明に係る検査設備を有する処理ラインの第2の実施形態を示す図。 本発明に係る検査設備を有する処理ラインの第3の実施形態を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図。
まず図1を参照すると、家禽2用の処理ライン1は、検査員4により家禽屠体2および/または臓器群5を検査できるようにする検査設備3と一体化されている、という概ね既知の状態が描写されている。図1に示す状態においては、臓器群5は処理ライン1のコンベヤフック6に脚を吊るされている家禽屠体2から完全に取り除けられている。取り除けられた臓器群5は処理ライン1の搬送方向Aに沿って家禽屠体2と同期して移動するトレイ7内に置かれている。これにより、フック6における家禽屠体2とその家禽屠体2から取り除かれた臓器群5との間の、1対1の関係の維持を確実化している。よって、検査員4が臓器群5または家禽屠体2のどちらかを不合格にすべきと気付いたときには、当該の特定の家禽屠体2およびその家禽屠体から取り出された対応する臓器群5の両方を、処理ライン1から取り除くことが可能となっている。
本発明によれば、検査設備3は、不合格とするべき特定の家禽屠体2および/または臓器群5の選択を、検査員が家禽屠体と臓器群のどちらにも接触せずに、あるいは家禽屠体や臓器群が補助員に接触されることなく行えるようにする。大まかに言えば、本発明の実施形態のいずれにおいても、検査設備3は、特定の家禽屠体2および/または臓器群5を不合格にすべきものとして決定する検査員4の体部位の位置および/または向きを示す信号を発するように配設されたセンサを備えている。検査員4の体部位の位置および/または向きを取得する代わりに、不合格とされるべき家禽屠体および/または臓器群を選択するために検査員が持つ指示器の位置および/または向きを測定するようにしてもよい。以下、様々な方法で実装し得る色々な形態を、図2を参照しながら、具体例については図3〜図5を参照しながら、述べていくが、これらの図面では検査員が指示器を持っている形態については図示していない。当業者であれば検査員がそうした指示器を持ったり使ったりするやり方については熟知しているので、この後者の形態を示す必要はない。
図2はまず、従来技術のように処理ライン1内の家禽屠体2および/または臓器群5の経路に隣接する支持台9に配置されたセンサまたはセンサ群8を備えた検査設備3を有する実施形態を示しており、センサまたはセンサ群8は圧力または接触を検出するセンサとして実装されている。センサ群またはセンサ群8のうち少なくとも1つは、排除するべき1つ以上の家禽屠体2および/または1つ以上の臓器群5を選択するために、検査員4によって加圧または接触されることがある。
しかし従来技術と違う点として、図2はさらに検査設備3が確認手段10を備えていることを示しており、これは検査員4が加圧または接触されたセンサまたはセンサ群8の動作を確認および完了できるようになっている。この図示の実施形態においては、確認手段10は選択されたセンサまたはセンサ群8の動作を確認するための複数の押しボタン11を備えたリモートコントロール装置として実装されている。特定の押しボタンを選択することが検査員4による不合格の実際の原因や理由を表すこととなるように、押しボタン11のそれぞれは予想される不合格原因または不合格理由と関連付いているのがよい。これとは異なる形態として確認手段10を接触検知センサで実装することもできるし、本発明の様々な実施形態について以下説明するような方法で実装することもできる。例として、押しボタン11の代わりにジェスチャー制御式システムや音声制御式システムを、不合格とするべき家禽屠体2および/または臓器群5の選択を確認および完了するために適用することもできる。
処理ライン1内の家禽屠体2および/または臓器群5の経路に隣接して、支持台9が走光バー12を備えていてもよく、これは家禽屠体2および/または臓器群5の合格したものおよび不合格のものにそれぞれ対応して異なる色の光が並ぶようになっており、走光バー12の光のそれぞれが対応する家禽屠体2および/または臓器群5と同期かつ動きを合わせて移動するようになっている。これによれば合格または不合格になった家禽屠体2および臓器群5について検査員4は効果的な視覚的フィードバックを得ることができる。この視覚的フィードバックのシステムも異なる形態で実装することができ、例えば合格か不合格かに応じて特定の色の光を当該の家禽屠体2に投光する1つ以上の投光器で構成してもよい。こうした視覚的フィードバックについては本発明の別実施例の1つに関連してより詳しく後述する。
図3は検査設備3がセンサ8および超音波またはレーザー光の発生源13を備えた実施形態を示しており、この発生源は、検査員の手4’の位置(または検査員が持つ指示器の位置:非図示)を検出するために、そして特定の家禽屠体2および/または臓器群5を不合格とすべきものであると決定するために、既述のセンサと共に作動する。レーザー光の発生源の代わりに例えば超音波域の音波の発生源を適用することも可能である。検査員4がその手4’をレーザーや音波の発生源13とセンサ8との間に位置させたとき、センサ8が検出可能なレーザー光や音波の反射が引き起こされて、レーザー光や音波が発生源13を出発したときとセンサ8に到着したときとの間の時間差を測定することができ、この時間差は検査員4が自分の手4’をどこに位置させているかの指標として用いることができる。よって、不合格とするべきものとして選択される家禽屠体2および/または臓器群5の決定を正確に行うことができる。図2について述べた実施形態の場合と同様に、この実施形態においても、検査設備3は検査員4がセンサ8の作動を確認および完了できるようにする確認手段10を備えている。この確認手段10は例えば、反射したレーザー光または音波の受信によるセンサ8の作動を確認するための複数の押しボタン11を備えたリモコンとして実装される。特定の押しボタンを選択することが検査員4による不合格の実際の原因および理由を表すこととなるように、押しボタン11のそれぞれは予想される不合格原因や不合格理由と関連付いているのが好ましい。この実施形態においても、確認手段10を以下説明するような異なる形態として実装することができる。押しボタン11や接触検出センサの代わりに、ジェスチャー制御式のシステムや音声制御式のシステムを適用して、センサ8を用いて決定される不合格とするべき家禽屠体2および/または臓器群5の選択を確認および確定してもよい。
図2について述べた実施形態の場合と同様に、この図3の実施形態においても処理ライン1内の家禽屠体2および/または臓器群5の経路に隣接して支持台9があり、この支持台9は家禽屠体2および/または臓器群5の合格した(承認済みの)ものおよび不合格の(廃棄される)ものにそれぞれ対応して異なる色の光が並ぶ走光バー12を備えていてもよい。走光バー12の光のそれぞれは対応する家禽屠体2および/または臓器群5と同期かつ動きを合わせて移動するようになっており、これにより合格または不合格になった家禽屠体2および臓器群5について検査員4は効果的な視覚的フィードバックを得ることができる。この実施形態においても視覚的フィードバックのシステムは異なる形態で実装することができ、例えば合格か不合格かに応じて特定の色の光を当該の家禽屠体2に投光する1つ以上の投光器で構成してもよい。
図面中の各図で詳しくは示さない更なる実施例としては、手持ち機器を備え、かつ好ましくはセンサやセンサ群を設ける必要がないという検査設備が考えられる。先に述べた確認手段10は排除するべき家禽屠体および/または臓器群の選択を検査員4が確認および確定できるようにするが、これをこうした手持ち機器に一体化してもよいのである。こうした手持ち機器は検査員にとって扱いやすくて適切な選択を行うことができ、特に手持ち機器がその手持ち機器の位置および/または向きを測定するセンサまたはセンサ群を備えている場合には、手持ち機器を不合格とするべき特定の家禽屠体および/または臓器群の選択に用いることもできる。
図4および図5は本発明の更なる実施形態を示しており、ここでは検査設備のセンサがカメラシステムであり、これは検査員の体部位および/または検査員の持つ指示器の位置および/または向きを検出および測定するようになっていて、不合格とするべき特定の家禽屠体および/または臓器群を決定することに用いられるようになっている。
図4は検査員4が装着する眼鏡14を有する検査設備3の実施形態を示しており、この眼鏡14は、不合格とするべき特定の家禽屠体および/または臓器群を決定する検査員の眼球の少なくとも1つを検出するカメラシステム15を備えている。よって検査員4は特定の家禽屠体および/または臓器群をただ目視すればよく、カメラシステム15は検査員4の視線を測定して不合格とするべき家禽屠体および/または臓器群を特定するのに用いられる。この実施形態においても、確認手段10が複数の押しボタンを有するリモートコントロール装置として実装され、不合格にするものとして選択された家禽屠体2および/または臓器群5の決定を確認するのに用いることができる。この実施形態においてもなお確認手段の別実装形態を適用することが可能であり、例えば音声制御手段やジェスチャー制御手段を用いることができる。
図4の実施形態においては、検査員の視線を測定することによる特定の家禽屠体および/または臓器群の選択に映像フィードバックシステムが影響を与えることを防ぐために、合格(承認)か不合格(排除)かに応じて特定の色の光を当該の家禽屠体2に投光する1つ以上の投光器(図5(a)/図5(b)の実施形態に関連して後述)を用いるのが好ましい。ただし本実施形態においても、視覚的フィードバックの仕組みが、処理ライン1内の家禽屠体2および/または臓器群5の経路に隣接する支持台を用いて、支持台が家禽屠体2および/または臓器群5の合格したものおよび不合格のものにそれぞれ対応して異なる色の光が並ぶ走光バー12を備えたものとして構成されることは、除外されるものではない。
図5(a)/図5(b)は本発明の処理ライン1の最も好ましい実施形態を示しており、ここではセンサが3−Dカメラシステム(図5(b)参照)であり、これは特定の家禽屠体2および/または臓器群5を不合格にするべきものとして決定するために検査員の手4’の位置および/または向きを検出および測定するようになっている。ここでもこのシステムを、検査員の手4’の代わりに、検査員が保持する指示器(図示せず)の位置および/または向きを測定するように構成してもよい。
この実施形態においてもまた、検査設備3は確認手段10を備えており、これは廃棄するべき家禽屠体2および/または臓器群5の選択を検査員が確認および完了できるようにする。本明細書において述べてきた他の実施例と同じように、確認手段は音声制御式の確認手段、および/またはジェスチャー制御式の確認手段、および/または図5(a)で描写している押しボタン11制御式の確認手段などのグループから選択される。
確認手段10は好ましくは家禽屠体2および/または臓器群5を不合格にする特定の原因または理由の選択との固有の関連付けを与えるのが望ましく、これはそれぞれが異なる不合格原因や不合格理由を示す複数の押しボタン11を用いることで容易に実装することができる。既に上述したように、これら異なる不合格原因や不合格理由は音声制御式システムにおける特定の音声コマンドと関連付いていてもよいし、3−Dカメラシステム15が不合格とするべき家禽屠体2および/または臓器群5の決定の確認のためにも用いられる場合には、特定のジェスチャーと関連付いていてもよい。
図5(a)/図5(b)はさらに、不合格とするべきものとして選択された家禽屠体2および/または臓器群5についての視覚的フィードバック手段を備えた検査設備3を描き表している。こうした視覚的フィードバック手段は家禽屠体2および/または臓器群5の合格したものおよび不合格のものにそれぞれ対応して異なる色の光を照射する投光器16(または複数の投光器)を用いて実装されており、この投光器16は家禽屠体2および/または臓器群5への光の照射が当該家禽屠体2および/または臓器群5に関する合格および不合格と一致し続けるように、投光器16の光のそれぞれを対応する家禽屠体2および/または臓器群5と同期して移動させるようになっている。ただし述べてきたように、本実施形態においても検査員4への視覚的フィードバックとして走光バーを用いることは可能であり、この走光バーは処理ライン1内の家禽屠体および/または臓器群の経路に隣接して配置される。さらにまた本実施形態においても走光バーは、家禽屠体および/または臓器群の合格したものおよび不合格のものにそれぞれ対応して異なる色が用意されているのが好ましく、走光バーの光のそれぞれが、家禽屠体および/または臓器群の合格したものおよび不合格のもののそれぞれに同期してかつ動きを合わせて移動するようになっている。
上記においては、本発明の家禽の処理ラインの例示的実施形態を複数参照しながら本発明を解説してきたが、本発明はこれらの具体的な実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨から外れることなく様々に変形することが可能である。よって説明した例示的実施形態は、厳密にこの形態で以って添付の特許請求の範囲を解釈することに用いられるべきではない。この実施形態はむしろ、添付の特許請求の範囲の記載をこうした例示的実施形態に限定する意図なく説明することを目的としたものに過ぎない。よって本発明の保護範囲は、添付の特許請求の範囲のみに従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載に生じ得る曖昧性の解消のためにこうした例示的実施形態が用いられるものとする。

Claims (22)

  1. 家禽屠体(2)および/または家禽屠体(2)から取り出された臓器群(5)を検査するための方法であって、前記家禽屠体(2)および/または臓器群(5)が処理ライン(1)内で移動し、特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)を不合格にするべきものとして選択する検査員(4)によって検査が実行され、不合格にするべき特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)の選択は前記家禽屠体(2)および/または臓器群(5)に接触することなく前記検査員(4)によって行われる方法において、
    特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)の選択は、検査員(4)の体部位(4’)および/または検査員の持つ指示器の位置および/または向きを示す信号を発信するように配設された非接触センサ(8,15)を前記検査員(4)が作動させることで実行され、前記特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)が不合格にするべきものであると決定する位置へと、検査員(4)が前記体部位(4’)および/または前記指示器を移動させること
    を特徴とする家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法。
  2. センサ(8)は、共に作動する超音波またはレーザーの発生源(13)を備えており、前記センサ(8)および超音波またはレーザーの発生源(13)は検査員の手(4’)および/または検査員の持つ指示器の位置を測定するために共に作動し、前記特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)が不合格にするべきものであると決定する位置へと前記検査員(4)がその手(4’)および/または前記指示器を移動させること
    を特徴とする請求項1に記載の家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法。
  3. 手持ち機器の位置および/または向きを測定するセンサまたはセンサ群を備える手持ち機器(10)を用いる方法であり、特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)が不合格にするべきものであると決定する位置および/または向きへと、検査員(4)が手持ち機器を移動させること
    を特徴とする請求項1に記載の家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法。
  4. センサが、検査員の体部位(4’)および/または検査員の持つ指示器の位置および/または向きを検出および測定する3−Dカメラシステム(15)といったカメラシステム(15)であり、前記特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)が不合格にするべきものであると決定する位置および/または向きへと前記検査員(4)がその体部位および/または前記指示器を移動させること
    を特徴とする請求項1に記載の家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法。
  5. 検査員(4)が、前記カメラシステム(15)に備え付きの、検査員の眼球の少なくとも1つを検出することにより検査員(4)の視線を測定する眼鏡(14)を装着して、検査員(4)が特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)を目視することによりその特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)が不合格にするべきものであると決定するこ
    を特徴とする請求項4に記載の家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法。
  6. 検査員の体部位(4’)および/または検査員の持つ指示器の位置を示す信号を発信するように配設されたセンサ(8,15)を検査員(4)が作動させるのに加えて、検査員(4)はさらに確認手段(10)を操作して特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)が不合格にするべきものであると決定するためにセンサ(8,15)の当該作動を確認および完了すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法。
  7. 音声制御式および/またはジェスチャー制御式および/または押しボタン制御式の確認手段(10)を検査員(4)が操作すること
    を特徴とする請求項6に記載の家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法。
  8. 家禽屠体(2)および/または臓器群(5)を不合格にする特定の原因または理由の選択と固有に関連付けを行う確認手段(10)を用いること
    を特徴とする請求項6または請求項7に記載の家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法。
  9. 不合格にするべきものとして選択された家禽屠体(2)および/または臓器群(5)に関する視覚的フィードバックを検査員(4)が受けること
    を特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載の家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法。
  10. 処理ライン(1)に隣接して、家禽屠体(2)および/または臓器群(5)の合格したものおよび不合格のものにそれぞれ対応して異なる色の光が並ぶ走光バー(12)を設け、走光バー(12)の光のそれぞれが対応する家禽屠体(2)および/または臓器群(5)と同期して移動すること
    を特徴とする請求項9に記載の家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法。
  11. 家禽屠体(2)および/または臓器群(5)の合格したものおよび不合格のものにそれぞれ対応して異なる色の光を照射する1つ以上の投光器(16)を設け、投光器(16)の光のそれぞれが、家禽屠体(2)および/または臓器群(5)への光の照射が当該家禽屠体(2)および/または臓器群(5)に関する合格および不合格と一致し続けるように対応する家禽屠体(2)および/または臓器群(5)と同期して移動すること
    を特徴とする請求項9に記載の家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法。
  12. 処理ライン(1)内で移動する家禽屠体(2)および/または臓器群(5)を検査員(4)が検査できるようにする検査設備(3)と一体化した家禽(2)の処理ライン(1)であって、検査設備(3)が、不合格にするべき家禽屠体(2)および/または臓器群(5)の選択を当該家禽屠体(2)および/または臓器群(5)に検査員(4)が触れることなく行えるようになっている処理ラインにおいて、
    検査設備(3)は、特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)が不合格にするべきものであると決定する検査員(4)の体部位(4’)および/または検査員の持つ指示器の位置および/または向きを示す信号を発信するように配設された非接触センサ(8,15)を備えること
    を特徴とする処理ライン。
  13. 検査設備(3)が、特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)が不合格にするべきものであると決定する検査員の手(4’)および/または検査員の持つ指示器の位置を測定するためにセンサ(8)と共に作動する超音波またはレーザーの発生源(13)を備えること
    を特徴とする請求項12に記載の処理ライン。
  14. 検査設備(3)が、特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)が不合格にするべきものであると決定する手持ち機器(10)の位置および/または向きを測定するセンサまたはセンサ群を有する手持ち機器(10)を備えること
    を特徴とする請求項12に記載の処理ライン。
  15. 検査設備(3)のセンサが、特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)が不合格にするべきものであると決定する検査員の体部位(4’)および/または検査員の持つ指示器の位置および/または向きを検出および測定する3−Dカメラシステムといったカメラシステム(15)であること
    を特徴とする請求項12に記載の処理ライン。
  16. 検査設備(3)が、検査員(4)に装着される眼鏡(14)を有しており、この眼鏡(14)は、特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)が不合格にするべきものであると決定する検査員の眼球の少なくとも1つを検出するために前記カメラシステム(15)に備え付けられていること
    を特徴とする請求項15に記載の処理ライン。
  17. 検査設備(3)が、特定の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)が不合格にするべきものであると決定するためのセンサ(8,15)の作動を検査員(4)が確認および完了できるようにする確認手段(10)を備えること
    を特徴とする請求項12ないし請求項16のいずれか1項に記載の処理ライン。
  18. 音声制御式の確認手段、ジェスチャー制御式の確認手段、押しボタン制御式の確認手段を含む群から確認手段(10)が選択されること
    を特徴とする請求項17に記載の処理ライン。
  19. 確認手段(10)が、家禽屠体(2)および/または臓器群(5)を不合格にする特定の原因または理由の選択と固有に関連付けを行うこと
    を特徴とする請求項17または請求項18に記載の処理ライン。
  20. 不合格にするべきものとして選択された家禽屠体(2)および/または臓器群(5)に関する視覚的フィードバック手段(12,16)が設けられていること
    を特徴とする請求項12ないし請求項19のいずれか1項に記載の処理ライン。
  21. 処理ライン(1)内の家禽屠体(2)および/または臓器群(5)の経路に隣接して、家禽屠体(2)および/または臓器群(5)の合格したものおよび不合格のものにそれぞれ対応して異なる色の光が並ぶ走光バー(12)が設けられており、走光バー(12)の光のそれぞれが、家禽屠体(2)および/または臓器群(5)の合格したものおよび不合格のもののそれぞれに同期して移動するようになっていること
    を特徴とする請求項20に記載の処理ライン。
  22. 家禽屠体(2)および/または臓器群(5)の合格したものおよび不合格のものにそれぞれ対応して異なる色の光を照射する1つ以上の投光器(16)が設けられており、投光器(16)は、家禽屠体(2)および/または臓器群(5)への光の照射が当該家禽屠体(2)および/または臓器群(5)に関する合格および不合格と一致し続けるように、投光器(16)の光のそれぞれを対応する家禽屠体(2)および/または臓器群(5)と同期して移動させるようになっていること
    を特徴とする請求項20に記載の処理ライン。
JP2015249176A 2014-12-22 2015-12-22 家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法および処理ライン Active JP6099730B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL2014037A NL2014037B1 (en) 2014-12-22 2014-12-22 Processing line and method for inspecting a poultry carcass and/or a viscera package taken out from the poultry carcass.
NL2014037 2014-12-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016116516A JP2016116516A (ja) 2016-06-30
JP6099730B2 true JP6099730B2 (ja) 2017-03-22

Family

ID=52596572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015249176A Active JP6099730B2 (ja) 2014-12-22 2015-12-22 家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法および処理ライン

Country Status (9)

Country Link
US (1) US9408402B2 (ja)
EP (1) EP3042564B2 (ja)
JP (1) JP6099730B2 (ja)
KR (1) KR101804234B1 (ja)
BR (1) BR102015032152A2 (ja)
DK (1) DK3042564T4 (ja)
MX (1) MX368252B (ja)
NL (1) NL2014037B1 (ja)
RU (1) RU2609981C1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL2017467B1 (en) * 2016-09-15 2018-03-22 Meyn Food Processing Tech Bv Processing line and method for inspecting poultry carcasses and/or viscera packages
WO2023208766A1 (en) * 2022-04-29 2023-11-02 Marel Poultry B.V. Running visual indicator
EP4302605A1 (de) * 2022-07-05 2024-01-10 Albert Handtmann Maschinenfabrik GmbH & Co. KG Vorrichtung zur produktion von nahrungsmitteln mit berührungsloser eingabeeinrichtung

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4616381A (en) * 1983-05-20 1986-10-14 The United States Of America As Represented By The Secretary Of Agriculture Ova harvesting system
US4570299A (en) * 1983-06-10 1986-02-18 Ellis Freddie T Ova collecting apparatus and method
US4627007A (en) 1984-02-29 1986-12-02 Swift & Company System for processing poultry carcasses
GB2219268A (en) 1988-04-30 1989-12-06 Autosystems Ltd Indicators associated with specific articles on a conveyor
NL1003647C2 (nl) * 1996-07-19 1998-01-21 Stork Pmt Werkwijze en inrichting voor het verwerken van een slachtdier of deel daarvan in een slachterij.
US6186881B1 (en) * 1996-09-20 2001-02-13 Foodcraft Equipment Co., Ltd. Method and apparatus for venting/opening, eviscerating/cropping, inspecting and cleaning of poultry
NL1010930C1 (nl) * 1998-12-31 2000-07-03 Stork Pmt Werkwijze en inrichting voor het verwerken van slachtproducten.
US7134956B2 (en) * 1999-12-23 2006-11-14 Georgia Tech Research Corporation Automated feet-gripping system
DK1278425T3 (da) * 2000-04-11 2006-09-25 Linco Food Systems As Fremgangsmåde og anlæg til inspektion af slagtet fjerkræ, navnlig kyllinger
NL1017100C2 (nl) * 2001-01-12 2002-07-22 Stork Pmt Werkwijze en inrichting voor het verwerken van een ingewandenpakket van een slachtdier.
ES2270065T3 (es) * 2002-03-18 2007-04-01 Scanvaegt International A/S Procedimiento y sistema para supervisar el procesamiento de articulos.
DK2356908T3 (en) * 2005-12-09 2021-09-20 Marel Stork Poultry Proc Bv Method and device for processing a carcass part of a slaughtered poultry
NL2000159C2 (nl) * 2006-07-24 2008-01-25 Stork Pmt Inrichting, werkwijze en productielijn voor het conditioneren van geslacht pluimvee.
CA2664277C (en) 2006-10-06 2012-01-03 Nordischer Maschinenbau Rud. Baader Gmbh + Co.Kg Method and device for processing fish, poultry, or other meat products transported in multitude along a processing line
NL2000489C2 (nl) * 2007-02-15 2008-08-18 Meyn Food Proc Technology Bv Werkwijze en inrichting voor het verwerken van in een transporthaak aan de poten hangend gevogelte.
JPWO2009093461A1 (ja) 2008-01-22 2011-05-26 新世代株式会社 撮像装置、オンラインゲームシステム、操作物、入力方法、画像解析装置、画像解析方法、及び記録媒体
US20090271004A1 (en) 2008-04-28 2009-10-29 Reese Zecchin Method and apparatus for ranging detection of gestures
JP4988016B2 (ja) 2009-08-27 2012-08-01 韓國電子通信研究院 指の動き検出装置およびその方法
WO2011036618A2 (en) 2009-09-22 2011-03-31 Pebblestech Ltd. Remote control of computer devices
US8717291B2 (en) 2009-10-07 2014-05-06 AFA Micro Co. Motion sensitive gesture device
US8582867B2 (en) 2010-09-16 2013-11-12 Primesense Ltd Learning-based pose estimation from depth maps
US8959013B2 (en) 2010-09-27 2015-02-17 Apple Inc. Virtual keyboard for a non-tactile three dimensional user interface
US20120095575A1 (en) 2010-10-14 2012-04-19 Cedes Safety & Automation Ag Time of flight (tof) human machine interface (hmi)
US9361530B2 (en) 2012-01-20 2016-06-07 Medivators Inc. Use of human input recognition to prevent contamination
US8878651B2 (en) * 2012-10-09 2014-11-04 Hana Micron America, Inc. Food source information transferring system and method for a livestock slaughterhouse
JP6155448B2 (ja) 2012-11-01 2017-07-05 アイカム エルエルシー 3d撮像し、マッピングし、ネットワーク化しおよびインタフェースするための無線手首コンピューティングおよびコントロールするデバイスおよび方法
DE102013200457B4 (de) 2013-01-15 2023-08-17 Preh Gmbh Bedienvorrichtung für ein Kraftfahrzeug mit einer Gestenüberwachungseinheit

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016116516A (ja) 2016-06-30
MX2015017497A (es) 2016-07-07
RU2609981C1 (ru) 2017-02-07
NL2014037B1 (en) 2016-10-12
KR20160076469A (ko) 2016-06-30
US20160174583A1 (en) 2016-06-23
BR102015032152A2 (pt) 2016-08-09
DK3042564T4 (da) 2020-12-07
EP3042564B2 (en) 2020-09-02
KR101804234B1 (ko) 2017-12-04
DK3042564T3 (en) 2018-02-26
MX368252B (es) 2019-09-26
EP3042564A1 (en) 2016-07-13
US9408402B2 (en) 2016-08-09
EP3042564B1 (en) 2017-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6099730B2 (ja) 家禽屠体および/または家禽屠体から取り出された臓器群を検査するための方法および処理ライン
CN103562712B (zh) 用于检测在飞机部件或燃气涡轮部件中的裂纹的方法和设备
JP2015135331A5 (ja)
KR20160054543A (ko) 표면 결함의 검출을 위한 검사 시스템을 테스트하기 위한 방법 및 장치
US20210255117A1 (en) Methods and plants for locating points on complex surfaces
EP2957973A1 (en) Light-based position monitoring of a workstation
JP2019196964A (ja) 分類器の学習支援システム、学習データの収集方法、検査システム
JP2016010657A5 (ja)
CN108453731A (zh) 机器人系统
WO2019131742A1 (ja) 検査処理装置、検査処理方法、およびプログラム
JP2019522213A5 (ja)
DK177704B1 (da) Fremgangsmåde og middel til kontrol af og mulighed for fjernelse af fremmedlegemer i fødevarer
WO2017118757A1 (en) A system and method for determining the presence and/or position of at least one bone in a meat piece
US8444461B2 (en) Systems and methods for the detection of anatomical structures and positions thereof
CN106900824B (zh) 家禽检验及从其中分离内脏包的流水线和方法
TW201425916A (zh) 檢測系統
CN109187593A (zh) 一种检测设备的控制方法及系统
JP2005134294A (ja) 円筒状部品の形状検査方法および形状検査装置
WO2020109210A1 (en) System for cutting and trimming meat cuts
DK180419B1 (en) System for cutting and trimming meat cuts
WO2009110320A1 (ja) X線検査装置
CN210426450U (zh) 活塞环岸、环槽检测装置
US12030670B2 (en) Aircraft inspection support device and aircraft inspection support method
CN106093063A (zh) 飞机目视检查探测镜及其光源控制方法和控制装置
EP3570727B1 (en) Calibration method for a camera-based measuring device for diagnosis of a human eye

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6099730

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250