JP6097966B1 - 荷重検出器、及び荷重検出システム - Google Patents

荷重検出器、及び荷重検出システム Download PDF

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Abstract

【課題】検出対象物を容易に載置することができ且つ計測誤差の発生を抑制可能な荷重検出値を提供する。【解決手段】荷重検出器は、支持台上で片持ち支持されたビーム形ロードセルと、前記ビーム形ロードセルに連結された載置台とを備える。前記載置台は、被験体が載置される本体部と前記本体部に一端が連結され且つ前記被験体を前記本体部に導くためのスロープとを有し、前記スロープは前記スロープの他端が前記荷重検出器が設置される設置面に接触する第1位置と、前記他端が前記設置面から離間した第2位置との間で搖動可能である。【選択図】図3

Description

本発明は、搖動可能なスロープを含む載置台を備えた荷重検出器、及び該荷重検出器を含む荷重検出システムに関する。
病院や介護施設等におけるベッドに加えられる荷重を検出して、ベッド上に患者や入所者が存在しているか否かを判断する在床検知が知られている。荷重の検出は様々な位置に荷重検出器を配置して行うことができるが、その一例として、特許文献1は、ベッドを支持する支持脚の下に荷重検出器を配置することを開示している。
特開2005−300368号公報
ベッドの支持脚等、荷重検出対象の下方への荷重検出器の配置は、容易にできればできるほど望ましい。特許文献1には、ベッド等の重量物を荷重スケールの測定皿に載せることが記載されているが、配置の容易化は十分とはいえない。一方で、荷重検出器は、荷重検出時の計測誤差が抑制されていることが望ましい。
したがって本発明は、検出対象物を容易に載置することができ且つ計測誤差の発生を抑制可能な荷重検出器、及び該荷重検出器を含む荷重検出システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に従えば、
支持台上で片持ち支持されたビーム形ロードセルと、前記ビーム形ロードセルに連結された載置台とを備える荷重検出器であって、
前記載置台は、被験体が載置される本体部と前記本体部に一端が連結され且つ前記被験体を前記本体部に導くためのスロープとを有し、
前記スロープは前記スロープの他端が前記荷重検出器が設置される設置面に接触する第1位置と、前記他端が前記設置面から離間した第2位置との間で搖動可能である荷重検出器が提供される。
第1の態様の荷重検出器は、前記スロープの前記一端に接続され、前記本体部の上方に位置するレバーを更に含んでもよい。
第1の態様の荷重検出器において、前記レバーは、前記本体部上の前記被験体に押されて移動する接触部と、前記接触部と前記スロープとを接続する腕部とを有してもよい。
第1の態様の荷重検出器において、前記本体部の上面に、前記レバーを収容する凹部が設けられていてもよい。
第1の態様の荷重検出器において、前記レバーは、前記本体部に載置された前記被験体の移動を規制する移動規制部を有してもよい。
第1の態様の荷重検出器において、前記本体部は開口部を有してもよく、第1の態様の荷重検出器は、前記スロープの前記一端に接続され、前記本体部の下方に配置されて前記開口部を覆うレバーを更に含んでもよい。
第1の態様の荷重検出器は、前記他端を第2位置に向けて付勢する付勢部材を更に備えてもよい。
第1の態様の荷重検出器において、前記本体部は、荷重検出時に前記被験体を保持するプレート部と、前記プレート部上に設けられた壁部とを有してもよい。
第1の態様の荷重検出器において、前記ビーム形ロードセルは、第1支持台上で片持ち支持されることによって自由端を有する第1のビーム形ロードセルと、第1のビーム形ロードセルと対向して配置されて、第2支持台上で片持ち支持されることによって自由端を有する第2のビーム形ロードセルとを含んでもよく、前記載置台は、更に第1のビーム形ロードセルに連結される第1連結部と第2のビーム形ロードセルに連結される第2連結部とを有してもよく、第1のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの間に設けられていてもよく、第1のビーム形ロードセルが延在する方向において、第2のビーム形ロードセルの前記自由端は、第1のビーム形ロードセルの前記自由端とは反対側に位置していてもよく、前記載置台の第1連結部は、第1のビーム形ロードセルと第1のビーム形ロードセルの前記自由端側で連結されていてもよく、前記載置台の第2連結部は第2のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの前記自由端側で連結されていてもよい。
第1の態様の荷重検出器において、第1のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルとが平行に配置されていてもよい。
本発明の第2の態様に従えば、
ベッドの上の被験者の荷重を検出する荷重検出システムであって、
ベッドの脚の下に配置された、第1の態様の複数の荷重検出器と、
前記複数の荷重検出器に接続され、前記荷重検出器の出力に基づいて前記被験者の荷重を算出する制御部とを有する荷重検出システムが提供される。
本発明の荷重検出器は、検出対象物を容易に載置することができ且つ計測誤差の発生を抑制することができる。
図1は本発明の第1実施形態の荷重検出器の分解斜視図である。 図2は本発明の第1実施形態の荷重検出器の斜視図である。 図3は本発明の第1実施形態の荷重検出器に含まれる載置台の分解斜視図である。 図4は、載置台上にキャスターを載置する様子を示し、図4(a)は載置前の様子を、図4(b)は載置後の様子を示す。 図5は、載置台のロードセルへの取付位置と載置台上の検出対象物の好適な載置位置との関係を示す説明図である。 図6は、1本のビーム形ロードセルを用いる荷重検出器における、載置板上の検出対象物の載置位置を示す説明図である。 図7は、載置台上に載置された検出対象物の位置と載置台のロードセルへの取付位置との間の長手方向及び幅方向の距離を示す説明図である。 図8は本発明の第1変形例の載置台の分解斜視図である。 図9は、本発明の第1変形例の載置台上にキャスターを載置する様子を示し、図9(a)は載置前の様子を、図9(b)は載置後の様子を示す。 図10は本発明の第2実施形態の載置台の分解斜視図である。 図11は、本発明の第2実施形態の載置台上にキャスターを載置する様子を示し、図11(a)は載置前の様子を、図11(b)は載置後の様子を示す。 図12は本発明の第2変形例の載置台の分解斜視図である。 図13は、本発明の第2変形例の載置台上にキャスターを載置する様子を示し、図13(a)は載置前の様子を、図13(b)は載置後の様子を示す。 図14は本発明の第3変形例の載置台の斜視図である。 図15は、本発明の第3変形例の載置台上にキャスターを載置する様子を示し、図15(a)は載置前の様子を、図15(b)はキャスターがスロープ上に位置する様子を示す。 図16は、実施形態及び変形例の載置台の、第1連結部、第2連結部の変形態様を示す。なお、図16においては、各実施形態及び変形例において共通な形状である本体部の壁部のみを図示し、プレート部の図示は省略している。 図17は本発明の第3実施形態の荷重検出システムの構成を示す概略図である。
<第1実施形態>
図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態の荷重検出器100について説明する。第1実施形態においては、荷重検出器100は、ベッドの脚部BL(図4)の下方に配置されてベッド上の被験者(被験体)の荷重を検出する荷重検出器である。
図1、2に示す通り、荷重検出器100は、第1、第2基部11、12と、第1、第2基部11、12にそれぞれ連結されたビーム形の第1、第2ロードセル21、22と、第1、第2ロードセル21、22によって第1、第2ロードセル21、22の間に支持される載置台(載置部)30とを主に有する。以下の説明においては、ビーム形の第1、第2ロードセル21、22のビームの延在する方向を長手方向とする。また、荷重検出器100が設置される面を床面という。
第1基部11は、床面上に配置されて第1ロードセル21を片持ち支持する部材であり、平面形状が第1ロードセル21とほぼ同形の矩形である平板部11aと、平板部11aの一端から上方向に突出する支持台部11bとを有する。それゆえ、支持台部11bの頂面11btは平板部11aの頂面11atよりも上方に位置する。
支持台部11bの頂面11btには、2つのねじ穴Thが形成されている。支持台部11bには、ねじT及びねじ穴Thを介して第1ロードセル21が固定される。
第2基部12も第1基部11と同一の形状を有し、平板部12aと支持台部12bとを有する。第2基部12は第1基部11から所定距離だけ離間して、第1基部11と対向して(この例では平行に)配置されているが、第1基部11の支持台部11bは第2基部12bとは逆向きになるように配置されている。すなわち、第1基部11の平板部11aに支持台部11bが接続する位置と第2基部12の平板部12aに支持台部12bが接続する位置とは互いに反対側である。支持台部12bには、ねじT及び支持台部12bの頂面12btに形成されたねじ穴Thを介して、第2ロードセル22が固定される。
第1ロードセル21は、貫通孔hを有する角柱形状の起歪体21sと、起歪体21sに取り付けられたひずみゲージ21gとを有するビーム形のロードセルである。第1ロードセル21は、起歪体21sに生じたひずみをひずみゲージ21gの抵抗値の変化として検出し、これにより第1ロードセル21に加えられた荷重を検出する。
起歪体21sは、アルミニウムや鉄等の金属で形成された長尺の角柱である。起歪体21sの長手方向の中央部には幅方向に貫通する貫通孔hが形成されている。貫通孔hは、断面形状が円形である2つの円形孔hcと、2つの円形孔hcを長手方向に連結する、断面形状が略矩形である矩形孔hrとを有している。起歪体21sのうち、貫通孔hの上方及び下方に位置する部分には、貫通孔hの存在により上下方向の厚みが小さくなった薄肉部21thが画成されている。
起歪体21sの一端部21ss近傍には、上下方向に貫通する2つのねじ穴Thが形成されている。起歪体21の一端部21ssは、ねじT及びねじ穴Thを介して第1基部11の支持台部11bに固定されている。これにより起歪体21sは、一端部21ssを固定端、他端部21sfを自由端として、第1基部11(支持台部11b)に片持ち支持されている。
起歪体21sの他端部21sf近傍にも、上下方向に貫通する2つのねじ穴Thが形成されている。起歪体21sの他端部21sf近傍の下面21sdには、ねじT及びねじ穴Thを介して載置台30が固定されている。すなわち起歪体21s(第1ロードセル21)は、自由端である他端部21sf近傍において、載置台30を、上下方向に移動可能に支持している。
ひずみゲージ21gは、起歪体21sの薄肉部21thに2つ取り付けられている。より詳細には、ひずみゲージ21gは、起歪体21sの長手方向の略中央部において、起歪体21sの上面21st及び下面21sdにそれぞれ1つずつ取り付けられている。またひずみゲージ21gは不図示のリード線を介して、外部の制御部と接続されている。
第2ロードセル22は、第1ロードセル21と同一の構造を有し、中央部に幅方向に貫通する貫通孔hが形成された角柱形状の起歪体22sと、起歪体22sの薄肉部22thに取り付けられた2つのひずみゲージ22gとを有する。第2ロードセル22は、第1ロードセル21から所定距離だけ離間して、第1ロードセル21と対向して(この例では平行に)配置されている。
起歪体22sの一端部22ss近傍には、上下方向に貫通する2つのねじ穴Thが形成されている。起歪体22の一端部22ssは、ねじT及びねじ穴Thを介して第2基部12の支持台部12bに固定されている。これにより起歪体22sは、一端部22ssを固定端、他端部22sfを自由端として、第1基部12(支持台部12b)に片持ち支持されている。
起歪体22sの他端部22sf近傍にも、上下方向に貫通する2つのねじ穴Thが形成されている。起歪体22sの他端部22sf近傍の下面22sdには、ねじT及びねじ穴Thを介して載置台30が固定されている。すなわち起歪体22s(第2ロードセル22)は、自由端である他端部22sf近傍において、載置台30を、上下方向に移動可能に支持している。起歪体21sとの配置関係でみると、起歪体22sの一端部(固定端)22ss、他端部(自由端)22sfは、長手方向において、第1ロードセル21の起歪体21sの他端部(自由端)21sf、一端部(固定端)22ssとそれぞれ同じ位置にある。すなわち、起歪体21sと起歪体22sとは、互いに対向しつつ同方向に延在しているが、それらの固定端に対する自由端の向きは互いに逆である。また、起歪体21sを支持する支持台部11bと起歪体22sの他端部(自由端)22sfとは長手方向において略同じ位置にあり、起歪体22sを支持する支持台部12bと起歪体21sの他端部(自由端)21sfとは長手方向において略同じ位置にある。
載置台30は、荷重検出器100を用いた荷重の検出時に検出対象物を載置するための台である。図3に示す通り、載置台30は、本体部30Mと、本体部30Mに回動可能又は枢動可能に取り付けられたガイド部30Gとを有する。
本体部30Mは、検出対象部が載置される矩形状のプレート部P30と、プレート部P30を3方向において囲む壁部Wと、壁部Wに設けられた第1連結部C1及び第2連結部C2とを備える。なお、プレートP30に対して後述する検出対象が載置される側を本体部30M、プレートP30の上側(上方)、その反対側を本体部30M、プレートP30の下側(下方)とする。
プレート部P30の上面には、平面視が略コ字形(略U字形)の凹部R30が設けられている。凹部R30は、平面視において、プレート部P30の長辺方向の一方側(壁部Wが存在しない側)にコの字(U字)の開口部が位置するように形成されている。
プレート部P30の一対の短辺のうち、壁部Wが設けられていない短辺には、中央部に直方体状の軸支持部Sが設けられている。軸支持部Sには、プレート部P30の短辺方向両側に突出するボスBが設けられている。
壁部Wは、プレート部P30に直交して設けられており、プレート部P30の一方の長辺に沿って延在する第1長壁部WL1と、プレート部P30の他方の長辺に沿って延在する第2長壁部WL2と、プレート部P30の一方の短辺に沿って延在し、第1長壁部WL1と第2長壁部WL2とを繋ぐ短壁部WSとを含む。
第1長壁部WL1と第2長壁部WL2の、短壁部WSと接続された端部とは反対側の端部はプレート部P30を超えて突出している。以下では、第1長壁部WL1の突出部を第1突出部WL1p、第2長壁部WL2の突出部を第2突出部WL2pと呼ぶ。第1突出部WL1pと第2突出部WL2pの互いに対向する内面は、プレート部P30の長辺方向において、プレート部P30から離間するにつれて内面間の距離が大きくなるようテーパ状に構成されている。
第1突出部WL1pの外面には、プレート部P30と平行な板状である第1連結部C1が設けられている。第1連結部C1は、平面視が略正方形であり、略中央部に2つのねじ穴Thが形成されている。第1連結部C1は、ねじT及びねじ穴Thを介して、第1ロードセル21の起歪体21sの他端部21sf(自由端)近傍において、起歪体21sの下面21sdに固定されている(図1、図2)。
短壁部WSの、プレート部P30の位置する側とは反対側を向く外面には、プレート部P30と平行な板状である第2連結部C2が設けられている。第2連結部C2は、短壁部WSの延在方向を長手方向とする矩形状であり、長手方向の一端部が第2長壁部WL2を超えて突出している。当該突出部には2つのねじ穴Thが形成されている。第2連結部C2は、ねじT及びねじ穴Thを介して第2ロードセル22の起歪体22sの他端部22sf(自由端)近傍において、起歪体22sの下面22sdに固定されている(図1、図2)。図2、図3に示すように、第1連結部C1のねじ穴Thと第2連結部C2のねじ穴Thとは、プレート部P30をその対角線方向において挟むように配置されている。
ガイド部30Gは、スロープ部SL30と、スロープ部SL30に一体に接続されたレバー部LV30とを有する板状部材である。
スロープ部SL30は、平面視で略矩形状であり、その上面が、キャスターCT等の転動体を床面から載置台30の上に移動させるための傾斜面(スロープ)を画成する。スロープ部SL30の、レバー部LV30が接続された長辺(一端)の中央部には、平面視が略矩形状の切欠部nが画成されており、切欠部nの短辺を画成する一対の対向面には、それぞれ凹孔cが設けられている。スロープ部SL30の厚みはレバー部LV30の厚みより厚く(図3、図4参照)、スロープ部SL30はその先端(前端。他端)SLTが細くなるように先細り状に形成されている。
レバー部LV30は、矩形状のスロープ部SL30の長辺にその両端部において接続された第1腕部AM1及び第2腕部AM2と、スロープ部SL30とは反対側において第1腕部AM1及び第2腕部AM2に接続された矩形部(接触部)RCとを有し、平面視が略コ字形(略U字形)である。
ガイド部30Gは、本体部30Mに対して、回動可能に取り付けられている。具体的には、プレート部P30の軸支持部SのボスBがスロープ部SL30の切欠部nの凹孔cに嵌合されることで、ガイド部30Gは、本体部30Mに対して、ボスBと凹孔cを結ぶ回動軸X30の周りに回動可能に連結される。ガイド部30Gは、前述のようにスロープ部SL30とレバー部LV30の厚みや構造が長さ方向に異なることにより、凹孔cより前側(スロープ部SL30の先端SLT側)の重量が後側(レバー部LV30側)の重量よりも重くなるように構成されている。それゆえ、レバー部LV30に荷重がかからない限りは、ガイド部30Gは、回動軸X30を中心として先端SLTが下方に下がる方向に回転して、先端SLTは床面に接している。なお、スロープ部SL30の先端SLT側の重量がレバー部LV30側の重量よりも重くなるよう構成することに代えて、バネやマグネット等により先端SLTを床面方向へ付勢する機構を設けても良い。
ここで、本体部30MのプレートP30に設けられた凹部R30の平面視形状と、ガイド部30Gのレバー部LV30の平面視形状とは略等しい。したがって、ガイド部30Gが本体部30Mに対して回動し、ガイド部30Gのレバー部LV30が本体部30Mのプレート部P30に接触するとき、レバー部LV30は凹部R30内に配置される(図4(b))。またこの時、レバー部LV30の上面がプレート部P30の上面と面一となってもよい。
次に、荷重検出器100の使用方法について、検出対象がベッド上の被験者であり、載置台30にはベッドの脚部BL(図4)の下端部に取り付けられた移動用のキャスターCTが載置される場合を例に挙げて説明する。なお、この場合は、キャスターCTも検出対象(被験体)である。
荷重検出器100を用いた荷重検出を行う場合は、まずキャスターCTを載置台30の本体部30Mのプレート部P30の上に載置する。プレート部P30にキャスターCTが載置されていない状態(図4(a))においては、スロープ部SL30の先端SLTは、スロープ部SL30の自重により床面Fに接触する第1位置にある。したがって、床面Fとスロープ部SL30には段差がないので、キャスターCTは容易にスロープ部SL30の上面(傾斜面)に沿って斜め上方に移動することができる。次いでキャスターCTは本体部30Mのプレート部P30の先端、即ち回動軸X30上に至ることができる。この時点までは、ガイド部30Gの姿勢に変化はない。
次に、プレート部P30の先端、即ち回動軸X30上に至ったキャスターCTが、回動軸X30を越えて短壁部WSに向かって移動すると、ガイド部30Gのレバー部LV30の矩形部RC上に乗り上げて、矩形部RCを下方に押圧する。これにより、ガイド部30Gが回動軸X30を中心に回動し、ガイド部30Gのレバー部LV30が本体部30Mのプレート部P30の凹部R30内に収まる(図4(b))。キャスターCTが短壁部WSに接した時点でキャスターCTは停止し、載置が完了する。
この状態においては、スロープ部SL30の先端SLTは床面から離間した第2位置に搖動しており、スロープ部SL30の先端SLTを含む全体が床面から離間した第2位置にある。また、プレート部P30とレバー部LV30の上面により平坦面が画成されており、キャスターCTは該平坦面上にあるため、プレート部P30の上面と矩形部RCの上面との間の段差によりキャスターCTの移動が生じ、計測誤差等が引き起こされるおそれがない。なお、キャスターCTを載置台30上に載置したのち、キャスターCTにロックをかけてキャスターCTの転動を防止してもよい。
また、本実施形態の載置台30は、図5に示す通り、壁部Wに接触してプレート部P30に載置されたキャスターCTの平面視における中心部が、平面視において、第1連結部C1と第1ロードセル21との連結位置と、第2連結部C2と第2ロードセル22との連結位置とを結ぶ線分L上又はその近傍に位置するよう構成されている。線分Lはプレート部P30の対角線に類似しているが同一ではない。線分Lとプレート部P30の対角線が同一であってもよい。
ベッドが有するその他の脚部に取り付けられたキャスターも、それぞれ同様にして、他の荷重検出器100の上に載置される。
ベッド上の被験者の荷重は、ベッドの脚部BL、キャスターCT、載置台30を介して、載置台30を支持する第1ロードセル21の起歪体21s及び第2ロードセル22の起歪体22sに伝達される。荷重が伝達された起歪体21s及び起歪体22sにはそれぞれひずみが生じ、ひずみゲージ21g、22gはこのひずみを抵抗値の変化として検出する。検出された抵抗値の変化は、リード線(不図示)を介して外部又は第1基部11又は第2基部12に設けられた制御部(不図示)に出力される。制御部において演算処理を施すことで、被験者の荷重を検出することができる。
ここで、本実施形態の荷重検出器100において、第1ロードセル21と第2ロードセル22とを用いて載置台30を2点支持する理由を説明する。
本実施形態の荷重検出器100においては、図5に示す通り、載置台30の本体部30Mは、第1連結部C1を介して第1ロードセル21の起歪体21sの他端部21sf近傍に上下移動可能に支持されており、第2連結部C2を介して第2ロードセル22の起歪体22sの他端部22sf近傍に上下移動可能に支持されている。
ここで、第1連結部C1の起歪体21sへの取り付けの中心点を取付中心A1とし、第2連結部C2の起歪体22sへの取り付けの中心点を取付中心A2とすると、載置台30の本体部30Mは、取付中心A1と取付中心A2とを最短距離で結ぶ線分L上において最もたわみにくい。したがって、線分L上にベッドのキャスターCTを配置することで、載置台30のたわみの影響を抑制した状態で、ベッド上の被験者の荷重を検出することができる。
上述の通り、本実施形態の荷重検出器100は、載置台30の本体部30Mは、短壁部WSに当接したキャスターCTが線分L上又はその近傍に位置するように構成されている。したがって、キャスターCTを線分L上又はその近傍に安定的に配置して、被験者の荷重を安定して正確に検出することができる。
また、本発明の荷重検出器100は、1本のビーム形ロードセルの端部に載置板を取り付けた荷重検出器(以下、単ロードセル形荷重検出器と呼ぶ)に比べて荷重を安定に正確に検出できる。その理由を図6に示す単ロードセル型荷重検出器900を参照しながら説明する。図6に示すように、ビーム形ロードセルLCの端部に載置板PTを取り付けた単ロードセル形荷重検出器900においては、偏置誤差は、検出対象の載置位置pnがビーム形ロードセルLCと載置板PTとの連結位置A0の近傍である場合は比較的小さいが、載置位置pnが連結位置A0から離れるにしたがって大きくなる。これは、載置位置pnがビーム形ロードセルLCの長手方向において連結位置A0から離間するに従って、ビーム形ロードセルLCの幅方向に延びる軸を中心とした、離間距離に応じた大きさの曲げモーメントがビーム形ロードセルLCの起歪体に作用し、この曲げモーメントによるひずみによってビーム形ロードセルLCのひずみゲージに偏置誤差が生じるためである。また載置位置pnがビーム形ロードセルLCの幅方向において連結位置A0から離間するに従って、ビーム形ロードセルLCの長手方向に延びる軸まわりの、離間距離に応じた大きさのねじりモーメントがビーム形ロードセルLCの起歪体に作用し、このねじりモーメントによるひずみによってビーム形ロードセルLCのひずみゲージに偏置誤差が生じるためである。
これに対して、本実施形態の荷重検出器100では、図7に示す通り、載置台30の本体部30Mのプレート部P30上に載置される検出対象の載置位置PNと取付中心A1との長手方向の距離をxP1、載置位置PNと取付中心A2との長手方向の距離をxP2とすると、xP1とxP2との合計は、本体部30Mのプレート部P30上の略全域において一定となる。したがって本実施形態の荷重検出器100においては、載置位置PNが前後方向に移動しても、第1ロードセル21に生じる曲げモーメントによる偏置誤差と第2ロードセル22に生じる曲げモーメントによる偏置誤差との合計は常に略一定となる。したがって、例えば制御部(不図示)において第1ロードセル21と第2ロードセル22の検出値を加算し、かつ偏置誤差として所定の一定値を減算することで、曲げモーメントに起因する偏置誤差の影響を実質的に取り除いた状態で、検出対象の荷重を安定的に検出することができる。
また、図7に示す通り、本体部30Mのプレート部P30上に載置される検出対象の載置位置PNと取付中心A1との幅方向の距離をyP1、載置位置PNと取付中心A2との幅方向の距離をyP2とすると、yP1とyP2との合計は、本体部30Mのプレート部P30上の略全域において一定となる。したがって本実施形態の荷重検出器100においては、載置位置PNが幅方向に移動しても、第1ロードセル21に生じるねじりモーメントによる偏置誤差と第2ロードセル22に生じるねじりモーメントによる偏置誤差との合計は常に略一定となる。したがって、例えば制御部(不図示)において第1ロードセル21と第2ロードセル22の検出結果を加算し、かつ偏置誤差として所定の一定値を減算することで、ねじりモーメントに起因する偏置誤差の影響を実質的に取り除いた状態で、計測対象の荷重を安定的に検出することができる。
本実施形態の荷重検出器100の効果を以下にまとめる。
本実施形態の荷重検出器100が有する載置台30は、本体部30Mと本体部30Mに対して回動可能なガイド部30Gを有しており、検出対象であるキャスターCT等の転動体を本体部30M上に導入する際には、先端SLTが床面Fに接したスロープ部SL30を用いることができる。したがって、検出対象を容易に本体部30M上に載置することができる。
本実施形態の荷重検出器100が有する載置台30は、検出対象であるキャスターCT等の転動体を本体部30M上に移動する時に、ガイド部30Gのレバー部LV30を本体部30Mに向けて押圧してガイド部30Gを回動(揺動)させ、これによりスロープ部SL30の先端部SLTが床面Fから離される。そして、転動体が本体部30M上に存在する限り、スロープ部SL30が床面Fから離間した状態が維持される。したがって検出対象を本体部30Mの上に載置して行う荷重の検出において、ガイド部30Gと床面Fとの接触による計測誤差が生じることはない。
本実施形態の荷重検出器100が備える載置台30は、キャスターCT等の転動体からの荷重の大部分はプレートP30に加わっており、キャスターCT等の転動体からの荷重の一部のみがレバー部LV30の矩形部RCを介してガイド部30Gに加えられる。したがって、回動軸X30への経時的な負荷を避け、以てボスBや凹孔c等の部品破損を防止することができる。なお、凹部R30の深さ(凹部R30の底面に対するプレート部P30の上面の高さ)を、レバー部LV30の厚さよりも大きく設定することが望ましい。この場合には、レバー部LV30の下面と凹部R30の底面との間に隙間(遊び)が生じ、キャスターCT等の転動体からの荷重がプレートP30のみに加わることとなるため、回動軸X30への負荷をより低減することが可能である。
本実施形態の荷重検出器100においては、載置台30は、本体部30Mのプレート部P30の対角線方向の両側に第1連結部C1、第2連結部C2を有し、第1連結部C1、第2連結部C2を介して第1ロードセル21、第2ロードセル22に上下移動可能に支持されている。したがって、第1連結部C1と第1ロードセル21との連結部と、第2連結部C2と第2ロードセル22との連結部を結ぶ線分L(プレート部P30の対角線に類似又は等しい)上に検出対象を配置することで、プレート部P30のたわみの影響を受けることなく、良好に検出対象の荷重を検出することができる。
本実施形態の荷重検出器100においては、曲げモーメントに起因して第1、第2ロードセル21、22に生じる偏置誤差の合計値、及びねじりモーメントに起因して第1、第2ロードセル21、22に生じる偏置誤差の合計値は、それぞれ常に略一定である。したがって、第1ロードセル21の計測値と第2ロードセル22の計測値とを加算して略一定値である偏置誤差を減算することで、実質的に偏置誤差の影響を取り除き、正確且つ安定した荷重検出を行うことができる。
なお、第1実施形態の荷重検出器100において、載置台30のガイド部30Gのレバー部LV30の第1腕部AM1、第2腕部AM2は、スロープ部SL30の長手方向の中央近傍においてスロープ部SL30に接続されていてもよい。また、第1腕部AM1、第2腕部AM2のいずれか一方を省略してもよい。腕部の数及び配置は、載置する転動体が腕部を介して不要な荷重をガイド部30Gに付加しないよう、変更することができる。
<第1変形例>
次に図8、図9を参照して、荷重検出器100が備える載置台の第1変形例について説明する。第1変形例の載置台31は、ガイド部31Gのレバー部LV31が開口を有さない矩形平板である点、本体部31MのプレートP31に平面視略コ字形の凹部R30に代えて平面視矩形状の凹部R31が設けられている点、及びガイド部31Gが、スロープ部SL31に設けられたボスBを本体部31Mの壁部Wに設けられた凹孔cに嵌合させて本体部31Mに連結される点を除き、第1実施形態の載置台30と同一である。
図9(a)、図9(b)に示す通り、第1変形例の載置台31へのキャスターCT等の転動体の導入も、第1実施形態の荷重検出器100が備える載置台30への転動体の導入と同様に行うことができる。第1変形例においては、キャスターCTが回動軸X31を超えるとガイド部31Gのレバー部LV31上に乗り上げ、レバー部LV31を下方に押圧する。これにより、ガイド部31Gが回動軸X31を中心に回動し、ガイド部31Gのレバー部LV31が本体部31Mのプレート部P31の凹部R31内に収まり、スロープ部SL31の先端SLTを含む全体が床面から離間する。キャスターCTが短壁部WSに接した時点でキャスターCTは停止し、載置が完了する。
第1変形例の載置台31においては、回転軸X31を超えて短壁部WSに向かうキャスターCTは、平板状のレバー部LV31の上面のみを転動し、レバー部LV31の上面に載置される。レバー部LV31は平坦であり、開口や他の部材との境界による段差がないため、キャスターCTは載置台上のいずれの位置に停止した場合であっても平坦面上に載置されることとなる。よって、計測中にキャスターCTが段差の影響を受けることに起因する計測誤差の発生を防止できる。
<第2実施形態>
次に図10、図11を参照して、荷重検出器100が備える載置台の第2実施形態について説明する。第2実施形態の載置台32は、本体部32MのプレートP32の平面視矩形の凹部R32内にプレート部P32の短辺方向に延びる円弧状の溝G1が設けられており、ガイド部32Gのレバー部LV32に溝G1に対応する形状及び配置の、円弧状の溝(移動規制部)G2が設けられている点を除き、第1変形例の載置台31と同一である。
図11(a)、図11(b)に示す通り、第2実施形態の載置台32へのキャスターCT等の転動体の導入も、第1変形例の載置台31への転動体の導入と同様に行うことができる。第2実施形態においては、キャスターCTが回動軸X32を超えるとガイド部32Gのレバー部LV32上に乗り上げ、レバー部LV32を下方に押圧する。これにより、ガイド部32Gが回動軸X32を中心に回動し、ガイド部32Gのレバー部LV32が本体部32Mのプレート部P32の凹部R32内に収まり、レバー部LV32の溝G2が凹部R32の溝G1に収まる。この時、スロープ部SL32の先端SLTを含む全体が床面から離間する。回動軸X32を超えて短壁部WSに向かって移動するキャスターCTは、レバー部LV32上を移動し、溝G2内に収まり停止する(図11(b))。すなわち、溝G2は載置台32上でキャスターCTを適正な検査位置に位置決めする作用を有する。また、溝G2は、地震や不慮の接触、衝突によりキャスターCTに力が作用したとしても、キャスターCTを載置台32上に留める作用も有する。なお、溝G1、G2の形状は図示のものに限らず任意とし得る。
<第2変形例>
次に、第1実施形態の荷重検出器100が備える載置台30の第2変形例について、図12、図13を参照して説明する。第2変形例の載置台33は、主にガイド部33Gのレバー部LV33が本体部33Mの下方に配置される平面視矩形の部材である点、及び本体部33Mのプレート部P33が開口部OPを有する平板である点が第1実施形態の荷重検出器100が備える載置台30と異なっている。ガイド部33Gは、レバー部LV33に設けられた軸支持部Sから突出するボスBを、本体部33Mのプレート部P33に設けられた切欠部nの一対の凹孔cに嵌合することにより、本体部33Gに、回動軸X33を中心に回動可能に取り付けられ、レバー部LV33が開口部OPの下方に配置される。
図13(a)、図13(b)に示す通り、第2変形例の載置台33へのキャスターCT等の転動体の導入も、第1実施形態の荷重検出器100が備える載置台30への転動体の導入と同様に行うことができる。第2変形例においては、キャスターCTは、回動軸X33を超えると本体部33Mのプレート部P33の上に乗り上げ、プレート部P33上を短壁部WSに向かって移動する。その後、キャスターCTはプレート部P33の開口部OP内に収まり停止するとともに、ガイド部33Gのレバー部LV33を下方に押圧する。これにより、ガイド部33Gが回動軸X33を中心に回動し、スロープ部SL33の先端SLTを含む全体が床面Fから離間する。
第2変形例のプレートP33の開口部OPは、第2実施形態の溝G2と同様に、キャスターCTを適正な検査位置に位置決めし、不慮の外力によるキャスターCTの載置台33上からの落下を防止する作用を有する。また、第2変形例においては、キャスターCT等の転動体と開口部OPとの嵌合によりガイド部33Gが回動されスロープ部SL33が上方に移動されるため、載置時などに、スロープ部SL33の先端SLTが上方に移動していることを目視で確認するのみで、キャスターCT等の転動体が開口部OPに嵌合して適正な検査位置に位置決めされていることを確認することができる。
第2変形例の載置台33においては、キャスターCTが開口部OPに嵌合して適正な検査位置に位置決めされた状態においては、キャスターCTの全荷重が本体部33Mに加わっている。したがって回動軸X33への経時的な負荷を避け、以てボスBや凹孔c等の部品破損を防止することができる。
<第3変形例>
次に、第1実施形態の荷重検出器100が備える載置台30の第2変形例について、図14、図15を参照して説明する。第3変形例の載置台34は、ガイド部34Gがレバー部を有さない点、本体部34MのプレートP34の上面に凹部が形成されていない点、及びガイド部34Gの先端SLTを上方に付勢する付勢部材を有する点を除き、第1実施形態の荷重検出器100が備える載置台30と同一である。付勢部材は具体的には軸支持部Sから突出するボス(不図示)を囲んで配置されたねじりバネ(不図示)である。
なお第3変形例の載置台34は、ガイド部34Gの先端SLTが、キャスターCT等の転動体が載置台34上に載置されていない状態においても床面Fから離間した第2位置にあり、転動体がガイド部34G上に乗り上げている場合にのみ床面Fに接触する第1位置となるものであり、この点において、転動体が載置されていない状態においてスロープ部の先端SLTが床面Fに接した第1位置にある上記実施形態及び変形例の載置台30、31、32、33とは異なる。
キャスターCTを載置台34上に導入する際、まずキャスターCTが載置台34の近傍の床面F上に位置する状態(図15(a))においては、載置台34のガイド部34Gは、ねじりバネにより付勢されて、ガイド部G34の先端SLTは床面Fから離間した第2位置にある。
次いで、キャスターCTが載置台34に近づくとき、キャスターCTはガイド部34Gの先端SLT上に乗り上げて、ガイド部34Gを下方に押圧する。これにより、ガイド部34Gは回動軸X34を中心に回動し、先端SLTを床面Fに接触させる(図15(b))。したがって、キャスターCTはガイド部34Gの上面に画成されたスロープ上に乗り上げ、スロープ上を斜め上方に転動して本体部34M上に至ることができる。
キャスターCTが本体部34Mのプレート部P34上に載置された状態においては、ガイド部34Gには下方に向けた押圧力が加えられていないため、ガイド部34Gの先端SLTはねじりバネにより付勢されて床面Fから離間した第2位置に保持される。
第3変形例の載置台34では、回転軸X34を超えて短壁部WSに向かう転動体は、本体部34Mの平坦なプレート部P34の上面のみを転動し、プレート部P34上面に載置される。そのためキャスターCTが段差の影響を受けて計測誤差が生じることを防止することができる。
なお、第3変形例の載置台34は、ガイド部34Gの先端SLTを上方に付勢するためのねじりバネ等の構造を有さなくてもよい。この場合は、例えば、ガイド部34Gの本体部34Mへの取付けを、ガイド部34Gの上面がプレート部P34の上面に接触する位置まで回動可能な態様で行う。使用時には、使用者は手動でガイド部34Gを回動し、キャスターCT等の転動体の載置後にはガイド部34Gを、上面がプレート部P34の上面に接触した状態で、プレート部P34上に保持する。
上記の第1、第2実施形態、第1、第2、第3変形例において、次のような変形態様を採用することもできる。
上記実施形態及び変形例の載置台30、31、32、33、34の本体部30M、31M、32M、33M、34Mが有する第1連結部C1及び第2連結部C2は、図16に示すように構成し得る。即ち第1連結部C1は、第1長壁部WL1と平行に上方に延びる垂直部C1vと、垂直部C1vの上端部から、垂直部C1vに直交する水平方向に延びる水平部C1hとを有する。また、第2連結部C2は、短壁部WSから水平方向に延びる平面視矩形の第1水平部C2h1と、第1水平部C2h1の第2長壁部WL2側の短辺から上方に延びる垂直部C2vと、垂直部C2vの上端部から、垂直部C2vに直交する水平方向に延びる第2水平部C2h2とを有する。そして、第1連結部C1は、第1ロードセル21の起歪体21sの他端部21sf近傍において、起歪体21sの上面21stに結合され、第2連結部C2は、第2ロードセル22の起歪体22sの他端部22sf近傍において、起歪体22sの上面22stに結合される。
上記実施形態及び変形例の載置台30、31、32、33、34において、第1連結部C1を、第1長壁部WL1の突出部WL1pの先端に接続された、短壁部WSと平行な面とすることも可能である。この場合は、載置台の第1ロードセル21への取り付けは、当該面を第1ロードセル21の起歪体21sの長手方向の端面に固定して行う。第2連結部C2についても同様である。
上記実施形態及び変形例の載置台30、31、32、33、34において、第1連結部C1と第2連結部C2とは、プレート部P30、P31、P32、P33、P34を対角線方向に挟んで配置されていればよく、必ずしもプレート部P30、P31、P32、P33、P34の対角線上に配置されていなくてもよい。
上記実施形態及び変形例の載置台30、31、32、33、34が有する第1連結部C1は、必ずしも第1ロードセル21の起歪体21sの他端部21sf近傍に取り付けられる必要はない。第1連結部C1は、第1ロードセル21の起歪体21sの長手方向中央よりも他端部21sf側(自由端側)に取り付けれられていればよい。また、第1連結部C1を、第1ロードセル21の起歪体21sの薄肉部21thよりも自由端側の任意の位置に取り付けることもできる。第2連結部C2の第2ロードセル22の起歪体22sへの取り付けも同様であり、第2ロードセル22の起歪体22sの長手方向中央よりも他端部22sf側(自由端側)に取り付けれられていればよい。
上記実施形態及び変形例の載置台30、31、32、33、34を、図6に示すような、単ロードセル型荷重検出器900の載置台として使用することもできる。この場合は例えば、載置台30、31、32、33、34の本体部30M、31M、32M、33M、34Mの第1連結部C1、第2連結部C2は不要であり、ロードセルLCの先端部を短壁部WSに固定的に接続する。また、上記実施形態及び変形例の載置台30、31、32、33、34を、特許文献1に示すような3つのロードセルセンサを有する荷重スケールの測定皿として使用することもできる。
上記実施形態及び変形例の載置台30、31、32、33、34は、それぞれ、壁部Wを有さなくてもよい。
上記実施形態及び変形例の載置台30、31、32、33、34において、本体部30M、31M、32M、33M、34Mとガイド部30G、31G、32G、33G、34Gとを回動可能に連結する方法は一例にすぎず任意の方法を用い得る。例えば、第1実施形態の載置台30で用いたボスBと凹部cとの位置を逆にしてもよく、ボスBに代えてガイド部にシャフトを貫通してもよい。
第1実施形態、第1変形例、第2実施形態、第2変形例の載置台30、31、32、33においては、ガイド部30G、31G、32G、33Gのスロープ部SL30、SL31、SL32、SL33を、その自重により床面Fと接する位置に移動させていたがこれには限られない。スロープ部SL30、SL31、SL32、SL33の先端SLTを下方に付勢する付勢部材(ねじりバネ、板ばね、マグネット等)を各載置台の本体部30M、31M、32M、33Mとガイド部30G、31G、32G、33Gとの間に設けても良い。あるいは、ガイド部30G、31G、32G、33Gのスロープ部SL30、SL31、SL32、SL33に重りを設けて、これによりスロープ部SL30、SL31、SL32、SL33の先端SLTを下方に移動させてもよい。
荷重検出器100においては、第1基部11と第2基部12とは互いに独立した別個の部品であったがこれには限られない。第1基部11と第2基部12とは一体であってよく、例えば平板部11aと平板部12aとは、載置台30、31、32、40、50の下方で延在する平板によって連結されていてもよい。
荷重検出器100においては、第1ロードセル21と第2ロードセル22とは平行に対向していたが、第1ロードセル21と第2ロードセル22とは、5°程度より小さい角度を有して対向していてもよい。
荷重検出器100においては、第1ロードセル21の起歪体21sにはひずみゲージ21gが2つ取り付けられており、第2ロードセル22の起歪体22sにはひずみゲージ22gが2つ取り付けられていた。しかしこれには限られず、起歪体21s、22sに取り付けられるひずみゲージ21g、22gの数は3つ以上であってもよい。
<第3実施形態>
第3実施形態の荷重検出システム500について、図17を参照して説明する。
荷重検出システム500は、4つの荷重検出器100と、制御器CONTを主に有する。4つの荷重検出器100と制御器CONTとは配線で接続されている。
荷重検出システム500を使用する際には、4つの荷重検出器100の載置台30の上に、ベッドBDの4本の脚に取り付けられたキャスターCTをそれぞれ載置する(図4(b))。これにより、4つの荷重検出器100の各々は、ベッドBDの脚を介して加えられるベッドBD上の被験者の荷重の一部を検出する。
4つの荷重検出器100に接続された制御器CONTは、各荷重検出器100の第1ロードセル21からの出力と第2ロードセル22からの出力とを加算し、偏置誤差に相当する所定値を減算する荷重算出処理と、各荷重検出器100により検出された荷重を加算する荷重合算処理とを行う。また制御器CONTによってその他の任意の処理を行ってもよい。
本実施形態の荷重検出システムは、第1実施形態の載置台30を含む荷重検出器100を使用しているため、第1実施形態の載置台30と同様の効果を得ることができる。特に、ベッドBDを一方向に移動させてベッドBDの4つのキャスターCTのそれぞれを転動させガイド部30Mのスロープ部SL30上を昇らせるだけでベッドBDを4つの載置台30の上に載置できるため、ベッドBDの荷重検出器100上への配置を手間なく行うことができるという効果を奏する。
なお、本実施形態の荷重検出システムにおいて、荷重検出器100の数は4つには限られず、3つ以下でもよく、5つ以上でもよい。また荷重検出器100は、載置台30に代えて第2実施形態及び各変形例の載置台31、32、33、34を含んでもよい。
なお、本実施形態の荷重検出システムにおいて、荷重検出器100からの出力を、配線ではなく無線により制御器CONTに送信してもよい。また制御器CONTには、制御器CONTによって求められた荷重を表示するための表示器や、求められた荷重に基づいて所定の報知を行うための報知機が接続されていてもよい。
本発明の特徴を維持する限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の荷重検出器及び荷重検出システムによれば、キャスター等の転動体をスロープにより容易に載置台上に載置し、且つスロープの存在に起因する誤差を生じることなく荷重検出を行うことができる。したがって、これを病院や介護施設等で使用した場合には、ベッド等の下に少ない人員で容易に荷重検出器を配置することができ、医療や介護の効率の向上に貢献することができる。
11 第1基部
12 第2基部
21 第1ロードセル
22 第2ロードセル
30、31、32、40、50 載置台
30M、31M、32M、40M、50M 本体部
30G、31G、32G、40G、50G ガイド部
100 荷重検出器
500 荷重検出システム
BD ベッド
C1 第1連結部
C2 第2連結部
CT キャスター
SL30、SL31、SL32、SL33、SL34 スロープ部
LV30、LV31、LV32、LV33、LV34 レバー部
30、P31、P32、P33、P34 プレート部
W 壁部

Claims (11)

  1. 支持台上で片持ち支持されたビーム形ロードセルと、前記ビーム形ロードセルに連結された載置台とを備える荷重検出器であって、
    前記載置台は、被験体が載置される本体部と前記本体部に一端が連結され且つ前記被験体を前記本体部に導くためのスロープとを有し、
    前記スロープは前記スロープの他端が前記荷重検出器が設置される設置面に接触する第1位置と、前記他端が前記設置面から離間した第2位置との間で搖動可能であり、
    前記載置台は、更に、前記スロープの前記一端に接続され、前記本体部の上方に位置するレバーを含む荷重検出器。
  2. 前記レバーは、前記本体部上の前記被験体に押されて移動する接触部と、前記接触部と前記スロープとを接続する腕部とを有する請求項1に記載の荷重検出器。
  3. 前記本体部の上面に、前記レバーを収容する凹部が設けられている請求項1又は2に記載の荷重検出器。
  4. 前記レバーは、前記本体部に載置された前記被験体の移動を規制する移動規制部を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の荷重検出器。
  5. 支持台上で片持ち支持されたビーム形ロードセルと、前記ビーム形ロードセルに連結された載置台とを備える荷重検出器であって、
    前記載置台は、被験体が載置される本体部と前記本体部に一端が連結され且つ前記被験体を前記本体部に導くためのスロープとを有し、
    前記スロープは前記スロープの他端が前記荷重検出器が設置される設置面に接触する第1位置と、前記他端が前記設置面から離間した第2位置との間で搖動可能であり、
    前記本体部は開口部を有し、
    前記載置台は、更に、前記スロープの前記一端に接続され、前記本体部の下方に配置されて前記開口部を覆うレバーを含む荷重検出器。
  6. 支持台上で片持ち支持されたビーム形ロードセルと、前記ビーム形ロードセルに連結された載置台とを備える荷重検出器であって、
    前記載置台は、被験体が載置される本体部と前記本体部に一端が連結され且つ前記被験体を前記本体部に導くためのスロープとを有し、
    前記スロープは前記スロープの他端が前記荷重検出器が設置される設置面に接触する第1位置と、前記他端が前記設置面から離間した第2位置との間で搖動可能であり、
    更に、前記他端を第2位置に向けて付勢する付勢部材を備える荷重検出器。
  7. 前記本体部は、荷重検出時に前記被験体を保持するプレート部と、前記プレート部上に設けられた壁部とを有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の荷重検出器。
  8. 前記ビーム形ロードセルは、第1支持台上で片持ち支持されることによって自由端を有する第1のビーム形ロードセルと、第1のビーム形ロードセルと対向して配置され、第2支持台上で片持ち支持されることによって自由端を有する第2のビーム形ロードセルとを含み、
    前記載置台は、更に第1のビーム形ロードセルに連結される第1連結部と第2のビーム形ロードセルに連結される第2連結部とを有し、第1のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの間に設けられており、
    第1のビーム形ロードセルが延在する方向において、第2のビーム形ロードセルの前記自由端は、第1のビーム形ロードセルの前記自由端とは反対側に位置しており、
    前記載置台の第1連結部は、第1のビーム形ロードセルと第1のビーム形ロードセルの前記自由端側で連結され、前記載置台の第2連結部は第2のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの前記自由端側で連結されている請求項1〜7のいずれか一項に記載の荷重検出器。
  9. 支持台上で片持ち支持されたビーム形ロードセルと、前記ビーム形ロードセルに連結された載置台とを備える荷重検出器であって、
    前記載置台は、被験体が載置される本体部と前記本体部に一端が連結され且つ前記被験体を前記本体部に導くためのスロープとを有し、
    前記スロープは前記スロープの他端が前記荷重検出器が設置される設置面に接触する第1位置と、前記他端が前記設置面から離間した第2位置との間で搖動可能であり、
    前記ビーム形ロードセルは、第1支持台上で片持ち支持されることによって自由端を有する第1のビーム形ロードセルと、第1のビーム形ロードセルと対向して配置され、第2支持台上で片持ち支持されることによって自由端を有する第2のビーム形ロードセルとを含み、
    前記載置台は、更に第1のビーム形ロードセルに連結される第1連結部と第2のビーム形ロードセルに連結される第2連結部とを有し、第1のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの間に設けられており、
    第1のビーム形ロードセルが延在する方向において、第2のビーム形ロードセルの前記自由端は、第1のビーム形ロードセルの前記自由端とは反対側に位置しており、
    前記載置台の第1連結部は、第1のビーム形ロードセルと第1のビーム形ロードセルの前記自由端側で連結され、前記載置台の第2連結部は第2のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの前記自由端側で連結されている荷重検出器。
  10. 第1のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルとが平行に配置されている請求項8又は9に記載の荷重検出器。
  11. ベッドの上の被験者の荷重を検出する荷重検出システムであって、
    ベッドの脚の下に配置された、請求項1〜10のいずれか一項に記載された複数の荷重検出器と、
    前記複数の荷重検出器に接続され、前記荷重検出器の出力に基づいて前記被験者の荷重を算出する制御部とを有する荷重検出システム。
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