JP2018072132A - 荷重検出器、荷重検出用キット、及び荷重検出システム - Google Patents

荷重検出器、荷重検出用キット、及び荷重検出システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018072132A
JP2018072132A JP2016211494A JP2016211494A JP2018072132A JP 2018072132 A JP2018072132 A JP 2018072132A JP 2016211494 A JP2016211494 A JP 2016211494A JP 2016211494 A JP2016211494 A JP 2016211494A JP 2018072132 A JP2018072132 A JP 2018072132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load cell
load
free end
mounting portion
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016211494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6300883B1 (ja
Inventor
順 八町
Jun Yamachi
順 八町
敏男 黒岩
Toshio Kuroiwa
敏男 黒岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MinebeaMitsumi Inc
Original Assignee
MinebeaMitsumi Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MinebeaMitsumi Inc filed Critical MinebeaMitsumi Inc
Priority to JP2016211494A priority Critical patent/JP6300883B1/ja
Priority to CN201780066232.9A priority patent/CN109923382B/zh
Priority to EP17866225.0A priority patent/EP3534124B1/en
Priority to PCT/JP2017/037845 priority patent/WO2018079405A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6300883B1 publication Critical patent/JP6300883B1/ja
Publication of JP2018072132A publication Critical patent/JP2018072132A/ja
Priority to US16/394,460 priority patent/US10605650B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G21/00Details of weighing apparatus
    • G01G21/22Weigh pans or other weighing receptacles; Weighing platforms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G7/00Beds specially adapted for nursing; Devices for lifting patients or disabled persons
    • A61G7/05Parts, details or accessories of beds
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/02Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles
    • G01G19/025Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles wheel-load scales
    • G01G19/027Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing wheeled or rolling bodies, e.g. vehicles wheel-load scales using electrical weight-sensitive devices
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/44Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for weighing persons
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/52Weighing apparatus combined with other objects, e.g. furniture
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G21/00Details of weighing apparatus
    • G01G21/18Link connections between the beam and the weigh pan

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Abstract

【課題】様々な寸法のキャスターの載置部上への載置、及び載置部上からの移動を容易に行うことのできる荷重検出器を提供する。【解決手段】荷重検出器は、自由端を有する第1、第2のビーム形ロードセルと、転動体が載置される載置部であって、第1、第2のビーム形ロードセルに連結される第1、第2の連結部、及び一対の壁部を有し、第1、第2のビーム形ロードセルの間に設けられた載置部と、載置部の一対の壁部の一方に着脱可能に取り付けられた、転動体の載置部における姿勢を規制する規制部材とを備える。第1のビーム形ロードセルが延在する方向において、第2のビーム形ロードセルの自由端は、第1のビーム形ロードセルの自由端とは反対側を向いており、第1連結部は、第1のビーム形ロードセルと第1のビーム形ロードセルの自由端側で連結され、第2連結部は第2のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの自由端側で連結されている。【選択図】図1

Description

本発明は、規制部材を備える荷重検出器、該荷重検出器を有する荷重検出システム、及び荷重検出器と複数の規制部材とを含む荷重検出用キットに関する。
病院や介護施設等におけるベッドに加えられる荷重を検出して、ベッド上に患者や入所者が存在しているか否かを判断する在床検知が知られている。荷重の検出は様々な位置に荷重検出器を配置して行うことができ、その一例として、特許文献1は、ベッドを支持する支持脚の下に荷重検出器を配置することを開示している。
特開2005−300368号公報
ベッド等の重量物には移動用のキャスターが脚部に設けられているものがあり、キャスターの寸法は様々である。したがって例えば、キャスターの寸法が荷重検出器の載置部(計量皿)の寸法に比較して小さい場合は、キャスターが載置部の上で移動してしまい、キャスターを床面上に下す際にキャスターの進行方向を床面側に向けるのに手間がかかる等の不都合が生じている。
本発明は、様々な寸法のキャスターの載置部上への載置、及び載置部上から床面上への移動を容易に行うことのできる荷重検出器、荷重検出用キット、及び荷重検出システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に従えば、
第1支持台上で片持ち支持されることによって自由端を有する第1のビーム形ロードセルと、
第1のビーム形ロードセルと対向して配置され、第2支持台上で片持ち支持されることによって自由端を有する第2のビーム形ロードセルと、
転動体が載置される載置部であって、第1のビーム形ロードセルに連結される第1連結部、第2のビーム形ロードセルに連結される第2連結部、及び一対の壁部を有し、第1のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの間に設けられた載置部と、
前記載置部の前記一対の壁部の少なくとも一方に着脱可能に取り付けられた、前記転動体の前記載置部における姿勢を規制する規制部材とを備える荷重検出器であって、
第1のビーム形ロードセルが延在する方向において、第2のビーム形ロードセルの前記自由端は、第1のビーム形ロードセルの前記自由端とは反対側を向いており、
前記載置部の第1連結部は、第1のビーム形ロードセルと第1のビーム形ロードセルの前記自由端側で連結され、前記載置部の第2連結部は第2のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの前記自由端側で連結されている荷重検出器が提供される。
第1の態様の荷重検出器において、前記規制部材は一対の規制部を有してもよく、該一対の規制部は、それぞれ前記一対の壁部に着脱可能に取り付けられてもよい。
第1の態様の荷重検出器において、前記規制部材は前記転動体の姿勢を規制する規制面を有してもよい。
第1の態様の荷重検出器において、前記載置部は、前記転動体が載置される載置板と、前記転動体を前記載置板に導くためのスロープとを有してもよく、前記スロープは、所定の搖動軸を中心として、前記スロープの先端が前記荷重検出器が設置される設置面に接触する第1位置と、前記先端が前記設置面から離間した第2位置との間で搖動可能であってもよい。
第1の態様の荷重検出器は、前記スロープから前記スロープの前記搖動軸に対して前記先端とは反対側に延在するレバーを更に含んでもよい。
本発明の第2の態様に従えば、
転動体を含む被験体の荷重を検出する荷重検出器と、
前記転動体の幅に応じて選択的に使用される複数の規制部材とを含む荷重検出用キットであり、
前記荷重検出器は、
第1支持台上で片持ち支持されることによって自由端を有する第1のビーム形ロードセルと、
第1のビーム形ロードセルと対向して配置され、第2支持台上で片持ち支持されることによって自由端を有する第2のビーム形ロードセルと、
転動体が載置される載置部であって、第1のビーム形ロードセルに連結される第1連結部、第2のビーム形ロードセルに連結される第2連結部、及び一対の壁部を有し、第1のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの間に設けられた載置部とを備え、
第1のビーム形ロードセルが延在する方向において、第2のビーム形ロードセルの前記自由端は、第1のビーム形ロードセルの前記自由端とは反対側を向いており、
前記載置部の第1連結部は、第1のビーム形ロードセルと第1のビーム形ロードセルの前記自由端側で連結され、前記載置部の第2連結部は第2のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの前記自由端側で連結されており、
前記複数の規制部材は、第1の規制部材と第2の規制部材とを少なくとも含み、
第1の規制部材及び第2の規制部材の一方が前記載置部の前記一対の壁部の少なくとも一方に着脱可能に取り付けられて前記転動体の前記載置部における姿勢を規制する荷重検出用キットが提供される。
第2の態様の荷重検出用キットにおいて、第1の規制部材及び第2の規制部材はそれぞれ一対の規制部を有してもよく、該一対の規制部はそれぞれ前記一対の壁部に着脱可能に取り付けられてもよい。
本発明の第3の態様に従えば、
ベッドの上の被験者の荷重を検出する荷重検出システムであって、
ベッドの脚の下に配置された、第1の態様の複数の荷重検出器と、
前記複数の荷重検出器に接続され、前記荷重検出器の出力に基づいて前記被験者の荷重を算出する制御部とを有する荷重検出システムが提供される。
本発明の荷重検出器、荷重検出用キット、及び荷重検出システムによれば、様々な寸法のキャスターの載置部上への載置、及び載置部上から床面上への移動を容易に行うことができる。
図1は本発明の第1実施形態の荷重検出器の分解斜視図である。 図2は本発明の第1実施形態の荷重検出器の斜視図である。 図3は本発明の第1実施形態の荷重検出器に含まれる載置部の分解斜視図である。 図4は、載置部上にキャスターを載置する様子を示す側面図であり、図4(a)は載置前の様子を、図4(b)は載置後の様子を示す。 図5(a)、図5(b)は、規制部材の規制面の好ましい寸法を説明するための説明図である。 図6は、載置部上にキャスターを載置する様子を示す平面図であり、図6(a)は載置前の様子を、図6(b)は載置後の様子を示す。 図7は、載置部のロードセルへの取付位置と載置部上の被験体の好適な載置位置との関係を示す説明図である。 図8は、1本のビーム形ロードセルを用いる荷重検出器における、載置板上の被験体の載置位置を示す説明図である。 図9は、載置部上に載置された被験体の位置と載置部のロードセルへの取付位置との間の前後方向及び幅方向の距離を示す説明図である。 図10(a)、図10(b)、図10(c)はそれぞれ、変形例の規制部材を示す斜視図である。 図11(a)、図11(b)はそれぞれ、さらなる変形例の規制部材を示す平面図である。 図12は第1変形例の載置部の分解斜視図である。 図13は第2変形例の載置部の分解斜視図である。 図14は第3変形例の載置部の分解斜視図である。 図15は第4変形例の載置部の斜視図である。 図16は本発明の第2実施形態の荷重検出システムの構成を示す概略図である。
<第1実施形態>
図1〜図15を参照して、本発明の第1実施形態の規制部材41、42、及びこれを含む荷重検出器100について説明する。なお、以下では、ベッド上の被験者の荷重を検出すべくベッド(不図示)の4本の脚BL(図4(a))の下端に取り付けられたキャスターCTを載置部30(後述)の上に載置して検出を行う場合を例として説明する。キャスターCTは脚BLに対して回動可能に連結されており、脚BLと平行な垂直軸周りに回動してその進行方向を変更することができる。
図1、2に示す通り、荷重検出器100は、第1、第2基部11、12と、第1、第2基部11、12にそれぞれ連結されたビーム形の第1、第2ロードセル21、22と、第1、第2ロードセル21、22によって第1、第2ロードセル21、22の間に支持される載置部30と、載置部30に着脱可能に取り付けられた第1、第2規制部材41、42を主に有する。以下の説明においては、ビーム形の第1、第2ロードセル21、22のビームの延在する方向を前後方向とし、第1、第2規制部材41、42が設けられた側を前側とする。第1、第2ロードセル21、22が対向する方向を幅方向とする。また、荷重検出器100が設置される面を床面(設置面)という。
第1基部11は、床面上に配置されて第1ロードセル21を片持ち支持する部材であり、平面形状が第1ロードセル21とほぼ同形の矩形である平板部11aと、平板部11aの一端から上方向に突出する支持台部11bとを有する。それゆえ、支持台部11bの頂面11btは平板部11aの頂面11atよりも上方に位置する。
支持台部11bの頂面11btには、2つのねじ穴Thが形成されている。支持台部11bには、ねじT及びねじ穴Thを介して第1ロードセル21が固定される。
第2基部12も第1基部11と同一の形状を有し、平板部12aと支持台部12bとを有する。第2基部12は第1基部11から所定距離だけ離間して、第1基部11と対向して(この例では平行に)配置されているが、第1基部11の支持台部11bは第2基部12bとは逆向きになるように配置されている。すなわち、第1基部11の平板部11aに支持台部11bが接続する位置と第2基部12の平板部12aに支持台部12bが接続する位置とは互いに反対側である。支持台部12bには、ねじT及び支持台部12bの頂面12btに形成されたねじ穴Thを介して、第2ロードセル22が固定される。
第1ロードセル21は、貫通孔hを有する角柱形状の起歪体21sと、起歪体21sに取り付けられたひずみゲージ21gとを有するビーム形のロードセルである。第1ロードセル21は、起歪体21sに生じたひずみをひずみゲージ21gの抵抗値の変化として検出し、これにより第1ロードセル21に加えられた荷重を検出する。
起歪体21sは、アルミニウムや鉄等の金属で形成された長尺の角柱である。起歪体21sの長手方向の中央部には幅方向に貫通する貫通孔hが形成されている。貫通孔hは、断面形状が円形である2つの円形孔hcと、2つの円形孔hcを長手方向に連結する、断面形状が略矩形である矩形孔hrとを有している。起歪体21sのうち、貫通孔hの上方及び下方に位置する部分には、貫通孔hの存在により上下方向の厚みが小さくなった薄肉部21thが画成されている。
起歪体21sの後端は、後端近傍に設けられたねじ穴Th及びねじTを介して第1基部11の支持台部11bに固定されている。これにより起歪体21sは、後端を固定端21s1、前端を自由端21s2として、第1基部11(支持台部11b)に片持ち支持されている。
起歪体21sの自由端21s2近傍の下面21sdには、ねじT及びねじ穴Thを介して載置部30が固定されている。すなわち起歪体21s(第1ロードセル21)は、自由端21s2近傍において、載置部30を、上下方向に移動可能に支持している。
ひずみゲージ21gは、起歪体21sの長手方向の略中央部において、起歪体21sの上面21st及び下面21sdにそれぞれ1つずつ取り付けられている。またひずみゲージ21gは不図示のリード線を介して、外部の制御部と接続されている。
第2ロードセル22は、第1ロードセル21と同一の構造を有し、中央部に幅方向に貫通する貫通孔hが形成された角柱形状の起歪体22sと、起歪体22sの薄肉部22thに取り付けられた2つのひずみゲージ22gとを有する。第2ロードセル22は、第1ロードセル21から所定距離だけ離間して、第1ロードセル21と対向して(この例では平行に)配置されている。
起歪体22の前端は、前端近傍に設けられたねじ穴Th及びねじTを介して第2基部12の支持台部12bに固定されている。これにより起歪体22sは、前端を固定端22s1、後端を自由端22s2として、第1基部12(支持台部12b)に片持ち支持されている。
起歪体22sの自由端22s2近傍にも、上下方向に貫通する2つのねじ穴Thが形成されている。起歪体22sの自由端22s2近傍の下面22sdには、ねじT及びねじ穴Thを介して載置部30が固定されている。すなわち起歪体22s(第2ロードセル22)は、自由端22s2近傍において、載置部30を、上下方向に移動可能に支持している。起歪体21sとの配置関係でみると、起歪体22sの固定端22s1、自由端22s2は、長手方向において、第1ロードセル21の起歪体21sの自由端21s2、固定端21s1とそれぞれ同じ位置にある。すなわち、起歪体21sと起歪体22sとは、互いに対向しつつ同方向に延在しているが、それらの固定端に対する自由端の向きは互いに逆である。また、起歪体21sを支持する支持台部11bと起歪体22sの自由端22s2とは前後方向において略同じ位置にあり、起歪体22sを支持する支持台部12bと起歪体21sの自由端21s2とは前後方向において略同じ位置にある。
載置部30は、荷重検出器100を用いた荷重の検出時にキャスターCT等の被験体を載置する計量皿である。図3に示す通り、載置部30は、本体部30Mと、本体部30Mに回動可能又は枢動可能に取り付けられたガイド部30Gとを有する。
本体部30Mは、被験体が載置される矩形状のプレート部P30と、プレート部P30を3方向において囲む壁部Wと、壁部Wに設けられた第1、第2連結部C1、C2とを備える。なお、プレート部P30に対して後述する被験体が載置される側を本体部30M、プレート部P30の上側(上方)、その反対側を本体部30M、プレートP30の下側(下方)とする。
プレート部P30の上面には、平面視が略コ字形(略U字形)の凹部R30が設けられている。凹部R30は、平面視において、プレート部P30の長辺方向の一方側(壁部Wが存在しない側)にコの字(U字)の開口部が位置するように形成されている。
プレート部P30の一対の短辺のうち、壁部Wが設けられていない短辺には、中央部に直方体状の軸支持部Sが設けられている。軸支持部Sには、プレート部P30の短辺方向両側に突出するボスBが設けられている。
壁部Wは、プレート部P30に直交して設けられており、プレート部P30の各長辺に沿って延在する第1、第2長壁WL1、WL2と、プレート部P30の一方の短辺に沿って延在し、第1、第2長壁WL1、WL2の後端を繋ぐ短壁WSとを含む。
第1、第2長壁WL1、WL2の前端はプレート部P30を超えて前方に突出している。以下では、第1、第2長壁WL1、WL2の突出部をそれぞれ第1、第2突出部WL1p、WL2pと呼ぶ。第1、第2突出部WL1p、WL2pの上面は、前端近傍において下方に窪んでおり、当該窪んだ領域内に、第1、第2規制部材41、42を取り付けるためのねじ穴(不図示)が設けられている。
第1突出部WL1pの外面には、プレート部P30と平行な板状である第1連結部C1が設けられている。第1連結部C1は、ねじT及びねじ穴Thを介して、第1ロードセル21の起歪体21sの自由端21s2近傍において、起歪体21sの下面21sdに固定されている(図1、図2)。
短壁WSの、プレート部P30の位置する側とは反対側を向く外面には、プレート部P30と平行な板状である第2連結部C2が設けられている。第2連結部C2は、短壁WSの延在方向を長手方向とする矩形状であり、長手方向の一端部が第2長壁WL2を超えて突出している。第2連結部C2は、当該突出部に設けられたねじ穴Th及びねじTを介して第2ロードセル22の起歪体22sの自由端22s2近傍において、起歪体22sの下面22sdに固定されている(図1、図2)。
短壁WSは、図7に示す通り、短壁WSに接触してプレート部P30に載置されたキャスターCT(図7におけるキャスターCTは回転軸を含む水平面による断面形状で示されている)の重心が、第1連結部C1の第1ロードセル21への連結の中心点A1と、第2連結部C2の第2ロードセル22への連結の中心点A2とを結ぶ線分L上又はその近傍に位置するよう配置されている。このように配置する理由は後述する。
ガイド部30Gは、スロープ部SL30と、スロープ部SL30に一体に接続されたレバー部LV30とを有する板状部材である。
スロープ部SL30は、平面視で略矩形状であり、その上面が、キャスターCT等の転動体を床面から載置部30の上に移動させるための傾斜面(スロープ)を画成する。スロープ部SL30の、レバー部LV30が接続された長辺(一端)の中央部には、平面視が略矩形状の切欠部nが画成されており、切欠部nの短辺を画成する一対の対向面には、それぞれ凹孔cが設けられている。スロープ部SL30の厚みはレバー部LV30の厚みより厚く(図3、図4参照)、スロープ部SL30はその先端(前端。他端)SLTが細くなるように先細り状に形成されている。
レバー部LV30は、矩形状のスロープ部SL30の長辺の両端部に接続された第1腕部AM1及び第2腕部AM2と、スロープ部SL30とは反対側において第1腕部AM1及び第2腕部AM2に接続された矩形部(接触部)RCとを有し、平面視が略コ字形(略U字形)である。
プレート部P30の軸支持部SのボスBがスロープ部SL30の切欠部nの凹孔cに嵌合されることで、ガイド部30Gは、本体部30Mに対して、ボスBと凹孔cを結ぶ回動軸X30の周りに回動可能に連結されている。ガイド部30Gは、前述のようにスロープ部SL30とレバー部LV30の厚みや構造が長さ方向に異なることにより、凹孔cより前側(スロープ部SL30の先端SLT側)の重量が後側(レバー部LV30側)の重量よりも重くなるように構成されている。それゆえ、レバー部LV30に荷重がかからない限りは、ガイド部30Gは、回動軸X30を中心として先端SLTが下方に下がる方向に回転して、先端SLTは床面に接している。なお、スロープ部SL30の先端SLT側の重量がレバー部LV30側の重量よりも重くなるよう構成することに代えて、バネやマグネット等により先端SLTを床面方向へ付勢する機構を設けても良い。
ここで、本体部30MのプレートP30に設けられた凹部R30の平面視形状と、ガイド部30Gのレバー部LV30の平面視形状とは略等しい。したがって、ガイド部30Gが本体部30Mに対して回動し、ガイド部30Gのレバー部LV30が本体部30Mのプレート部P30に接触するとき、レバー部LV30は凹部R30内に配置される(図4(b))。またこの時、レバー部LV30の上面がプレート部P30の上面と面一となってもよい。
第1、第2規制部材41、42(一対の規制部)は、載置部30に載置されたキャスターCT等の被験体の姿勢を規制する(即ち、被験体の垂直軸周りの回動(進行方向の変化)を規制する)樹脂部材である。第1、第2規制部材41、42はそれぞれ、長手の直方体形状を有する本体部411、421と、本体部411、421と一体の接続部412、422とを備える。
本体部411、421の長手方向に沿って延びる一面は、キャスターCTに接触してキャスターCTの姿勢を規制する規制面411s、421sである。規制面411s、421sは、第1、第2規制部材41、42が取り付けられた載置部30のプレート部P30にキャスターCTを載置した時に、規制面411s、421sがキャスターCTの側面の近傍に配置されるような寸法を有している。
図5(a)、図5(b)を参照してより具体的に説明すると、規制面421sの、載置部30に取付けた状態において前後方向と一致する方向(以下、単に前後方向と呼ぶ)の寸法は、規制面421sの前後方向の寸法をx、載置部30の第2長壁WL2の前後方向の寸法をa、短壁WSの高さをb、キャスターCTの直径をDとすると、次の条件を満たすことが望ましい。なお、規制面411sの前後方向の寸法xも、載置部30の第1長壁WL1の前後方向の寸法をaとして同じ式で表される。
(1)b<D/2の場合(図5(a))
Figure 2018072132
(2)b≧D/2の場合(図5(b))
Figure 2018072132
これは、規制面411s、421sの上下方向の寸法を任意に設定し得る第1、第2規制部材41、42を、規制面411s、421sの前端が第1、第2長壁WL1、WL2の前端に一致するように取り付けた場合に、規制面411s、421sの少なくとも一部分とプレート部P30に載置されたキャスターCTの側面とが対向するために最低限必要な規制面411s、421sの前後方向の寸法である。規制面411s、421sの後端近傍のわずかな部分がプレート部P30に載置されたキャスターCTの側面に対向するのみであっても、規制面411s、421sとキャスターCTとの間の隙間が小さい場合には、規制面411s、421sとキャスターCTの側面との接触により良好にキャスターCTの姿勢を規制できる。なお、寸法xの上限は特に限定されないが、第1、第2長壁WL1、WL2の寸法a以内とすることが好ましい。
接続部412、422はそれぞれ、本体部411、421の規制面411s、421sとは反対側の面にフランジ状に設けられている。接続部412、422には、それぞれねじ穴(不図示)が設けられている。
第1規制部材41は、載置部30の本体部30Mの第1突出部WL1pに設けられたねじ穴及び接続部412のねじ穴を用いてねじ留めすることにより、載置部30に着脱可能に取り付けられる。これにより、第1規制部材41は、接続部412の上面及び外面がそれぞれ、第1突出部WL1pの上面及び外面と面一となった状態(図1、図2参照)で載置部30に取り付けられる。第2規制部材42も同様にして、載置部3の第2突出部WL2pに着脱可能に取り付けられる。
また、本実施形態の荷重検出器100は、第1、第2規制部材41、42と略同一の形状を有し、本体部411、421の厚さ(規制面411s、421sと直交する方向の寸法)のみが異なる規制部材を、交換用の規制部材として備えている。第1、第2規制部材41、42及びこれらの交換用の規制部材により、一組の規制部材セット4が構成されている。
次に、荷重検出器100の使用方法を、図4、図6を参照して説明する。
本実施形態の荷重検出器100を用いてベッド上の被験者の荷重検出を行う場合には、まず、ベッドの4本の脚BLの下端に設けられた4つのキャスターCTの幅(水平な回転軸方向の寸法)に基づき、規制部材セット4の中から、最適な規制部材を選択する。最適な規制部材とは、これらを載置部30に取り付けた際に、対向する規制面の間に画成される隙間の幅が、キャスターCTの幅よりわずかに大きくなるような寸法を有する規制部材である。本明細書及び本発明においては、規制部材の間に画成される隙間の幅が、キャスターCTの幅よりわずかに大きく、載置部上に載置されたキャスターCTの進行方向を、キャスターCTを床面上に移動する際に都合のよい方向に保つことのできる程度の幅である場合に、この幅を「キャスターの幅に応じた幅」と呼ぶ。
以下では、最適な規制部材が図1〜図3に示す第1、第2規制部材41、42である場合を例として説明する。
荷重検出部100の載置部30に第1、第2規制部材41、42を取り付けた後、ベッドの4本の脚BLの下端に設けられた4つのキャスターCTを、それぞれ荷重検出器100の載置部30に載置する。具体的には、4つのキャスターCTの各々の近傍に荷重検出器100を配置し、4つのキャスターを略同時に、スロープ部SL30を介してプレート部P30の上に載置する。
プレート部P30にキャスターCTが載置されていない状態(図4(a)、図6(a))においては、スロープ部SL30の先端SLTは、スロープ部SL30の自重により床面Fに接触する第1位置にある。したがって、床面Fとスロープ部SL30には段差がないので、キャスターCTは容易にスロープ部SL30の上面(傾斜面)に沿って斜め上方に移動することができる。次いでキャスターCTは本体部30Mのプレート部P30の先端、即ち回動軸X30上に至ることができる。この時点までは、ガイド部30Gの姿勢に変化はない。
また、キャスターCTがスロープ部SL30上を移動する際には、キャスターCTの幅方向の両面に近接して、第1、第2規制部材41、42の規制面411s、421sが前後方向に延びている。したがってキャスターCTは、姿勢の変化、即ち垂直軸周りの回転(進行方向の変化)を生じることなく、前後方向に沿って直線的にスロープ部SL30を昇る。
次に、プレート部P30の先端、即ち回動軸X30上に至ったキャスターCTが、回動軸X30を越えて短壁WSに向かって移動すると、ガイド部30Gのレバー部LV30の矩形部RC上に乗り上げて、矩形部RCを下方に押圧する。これにより、ガイド部30Gが回動軸X30を中心に回動し、ガイド部30Gのレバー部LV30が本体部30Mのプレート部P30の凹部R30内に収まる(図4(b)、図6(b))。キャスターCTが短壁WSに接した時点でキャスターCTは停止し、載置が完了する。
この状態においては、スロープ部SL30の先端SLTは床面から離間した第2位置に搖動しており、スロープ部SL30の先端SLTを含む全体が床面から離間した第2位置にある。また、プレート部P30とレバー部LV30の上面により平坦面が画成されており、キャスターCTは該平坦面上にあるため、プレート部P30の上面と矩形部RCの上面との間の段差によりキャスターCTの移動が生じ、計測誤差等が引き起こされるおそれがない。
また、キャスターCTが短壁WSに接触してプレート部P30上に載置された状態においても、図4(b)、図6(b)に示す通り、キャスターCTのスロープ部SL30近傍に配置された一部分は、第1、第2規制部材41、42の規制面411s、421sとの間に画成される隙間に位置している。したがって、キャスターCTはプレート部P30上に載置された状態(即ち、荷重検出時の状態)においても姿勢が規制されており(即ち、垂直軸周りの回転が規制されており)、荷重検出後にキャスターCTを床面F上に下す際には、キャスターCTを容易に前方に移動させることができる。
なお、キャスターCTを載置部30上に載置したのち、キャスターCTにロックをかけてキャスターCTの水平軸周りの転動を防止してもよい。
ベッド上の被験者の荷重は、ベッドの脚部BL、キャスターCT、載置部30を介して、載置部30を支持する第1、第2ロードセル21、22の起歪体21s、22sに伝達される。荷重が伝達された起歪体21s、22sにはそれぞれひずみが生じ、ひずみゲージ21g、22gはこのひずみを抵抗値の変化として検出する。検出された抵抗値の変化は、リード線(不図示)を介して外部又は第1基部11又は第2基部12に設けられた制御部(不図示)に出力される。制御部において演算処理を施すことで、被験者の荷重を検出することができる。
ここで、本実施形態の荷重検出器100において、第1ロードセル21と第2ロードセル22とを用いて載置部30を2点支持する理由を説明する。
本実施形態の荷重検出器100においては、図7に示す通り、載置部30の本体部30Mは、第1、第2連結部C1、C2を介して第1、第2ロードセル21、22の起歪体21s、22sの自由端21s2、22s2近傍に上下移動可能に支持されており、載置部30の本体部30Mは、連結の中心点A1、A2を最短距離で結ぶ線分L上において最もたわみにくい。したがって、線分L上にベッドのキャスターCTを配置することで、載置部30のたわみの影響を抑制した状態で、ベッド上の被験者の荷重を検出することができる。
上述の通り、本実施形態の荷重検出器100では、載置部30の本体部30Mの短壁WSが、短壁部WSに当接したキャスターCTの重心が線分L上又はその近傍に位置するように配置されている。したがって、キャスターCTを線分L上又はその近傍に安定的に配置して、被験者の荷重を安定して正確に検出することができる。
また、本発明の荷重検出器100は、1本のビーム形ロードセルの端部に載置板を取り付けた荷重検出器(以下、単ロードセル形荷重検出器と呼ぶ)に比べて荷重を安定に正確に検出できる。その理由を図8に示す単ロードセル型荷重検出器900を参照しながら説明する。図8に示すように、ビーム形ロードセルLCの端部に載置板PTを取り付けた単ロードセル形荷重検出器900においては、偏置誤差は、検出対象の載置位置pnがビーム形ロードセルLCと載置板PTとの連結位置A0の近傍である場合は比較的小さいが、載置位置pnが連結位置A0から離れるにしたがって大きくなる。これは、載置位置pnがビーム形ロードセルLCの長手方向において連結位置A0から離間するに従って、ビーム形ロードセルLCの幅方向に延びる軸を中心とした、離間距離に応じた大きさの曲げモーメントがビーム形ロードセルLCの起歪体に作用し、この曲げモーメントによるひずみによってビーム形ロードセルLCのひずみゲージに偏置誤差が生じるためである。また載置位置pnがビーム形ロードセルLCの幅方向において連結位置A0から離間するに従って、ビーム形ロードセルLCの長手方向に延びる軸まわりの、離間距離に応じた大きさのねじりモーメントがビーム形ロードセルLCの起歪体に作用し、このねじりモーメントによるひずみによってビーム形ロードセルLCのひずみゲージに偏置誤差が生じるためである。
これに対して、本実施形態の荷重検出器100では、図9に示す通り、載置部30の本体部30Mのプレート部P30上に載置される検出対象の載置位置PNと連結の中心点A1との長手方向の距離をxP1、載置位置PNと連結の中心点A2との長手方向の距離をxP2とすると、xP1とxP2との合計は、本体部30Mのプレート部P30上の略全域において一定となる。したがって本実施形態の荷重検出器100においては、載置位置PNが前後方向に移動しても、第1ロードセル21に生じる曲げモーメントによる偏置誤差と第2ロードセル22に生じる曲げモーメントによる偏置誤差との合計は常に略一定となる。したがって、例えば制御部(不図示)において第1ロードセル21と第2ロードセル22の検出値を加算し、且つ検出値に対して一定の割合を有する値を偏置誤差として減算する等の処理を施すことで、曲げモーメントに起因する偏置誤差の影響を実質的に取り除いた状態で、検出対象の荷重を安定的に検出することができる。
また、図9に示す通り、本体部30Mのプレート部P30上に載置される検出対象の載置位置PNと連結の中心点A1との幅方向の距離をyP1、載置位置PNと連結の中心点A2との幅方向の距離をyP2とすると、yP1とyP2との合計は、本体部30Mのプレート部P30上の略全域において一定となる。したがって本実施形態の荷重検出器100においては、載置位置PNが幅方向に移動しても、第1ロードセル21に生じるねじりモーメントによる偏置誤差と第2ロードセル22に生じるねじりモーメントによる偏置誤差との合計は常に略一定となる。したがって、曲げモーメントの場合と同様の処理を施すことにより、ねじりモーメントに起因する偏置誤差の影響を実質的に取り除いた状態で、計測対象の荷重を安定的に検出することができる。
本実施形態の荷重検出器100の効果を以下にまとめる。
本実施形態の荷重検出器100が有する載置部30には、被験体であるキャスターCTの姿勢を規制する(即ち、キャスターCTの垂直軸周りの回転(進行方向の変化)を規制する)第1、第2規制部材41、42が取り付けられている。したがって、第1、第2規制部材41、42によりキャスターCTの進行方向を実質的に前後方向のみに制限し、キャスターCTの載置部30上への乗り上げ、及びキャスターCTの載置部30からの離脱を容易に行うことができる。
本実施形態の荷重検出器100は、規制面に直交する方向の厚みが様々である複数の規制部材を含む規制部材セット4を含み、この中から最適な規制部材を選択して、着脱可能に載置部30に取り付けている。従って、キャスターCTの幅に応じて規制部材を交換するだけで、様々な寸法を有するキャスターCTの姿勢を規制して、様々な寸法を有するキャスターCTの載置部30上への乗り上げ、及び載置部30からの離脱を容易に行うことができる。
本実施形態の荷重検出器100が有する載置部30は、本体部30Mと本体部30Mに対して回動可能なガイド部30Gを有しており、被験体であるキャスターCT等の転動体を本体部30M上に導入する際には、先端SLTが床面Fに接したスロープ部SL30を用いることができる。したがって、被験体を容易に本体部30M上に載置することができる。
本実施形態の荷重検出器100が有する載置部30は、被験体であるキャスターCT等の転動体を本体部30M上に移動する時に、ガイド部30Gのレバー部LV30を本体部30Mに向けて押圧してガイド部30Gを回動(揺動)させ、これによりスロープ部SL30の先端部SLTが床面Fから離される。そして、転動体が本体部30M上に存在する限り、スロープ部SL30が床面Fから離間した状態が維持される。したがって検出対象を本体部30Mの上に載置して行う荷重の検出において、ガイド部30Gと床面Fとの接触による計測誤差が生じることはない。
本実施形態の荷重検出器100が備える載置部30は、キャスターCT等の転動体からの荷重の大部分はプレートP30に加わっており、キャスターCT等の転動体からの荷重の一部のみがレバー部LV30の矩形部RCを介してガイド部30Gに加えられる。したがって、回動軸X30への経時的な負荷を避け、以てボスBや凹孔c等の部品破損を防止することができる。なお、凹部R30の深さ(凹部R30の底面に対するプレート部P30の上面の高さ)を、レバー部LV30の厚さよりも大きく設定することが望ましい。この場合には、レバー部LV30の下面と凹部R30の底面との間に隙間(遊び)が生じ、キャスターCT等の転動体からの荷重がプレートP30のみに加わることとなるため、回動軸X30への負荷をより低減することが可能である。
本実施形態の荷重検出器100においては、曲げモーメントに起因して第1、第2ロードセル21、22に生じる偏置誤差の合計値、及びねじりモーメントに起因して第1、第2ロードセル21、22に生じる偏置誤差の合計値は、それぞれ常に略一定である。したがって、第1ロードセル21の計測値と第2ロードセル22の計測値とを加算して所定の偏置誤差を減算することで、実質的に偏置誤差の影響を取り除き、正確且つ安定した荷重検出を行うことができる。
<変形例>
第1実施形態の荷重検出器100において、第1、第2規制部材41、42に代えて、次の形状を有する規制部材を使用することもできる。なお、以下では第2規制部材42、及び第2規制部材42が着脱可能に取り付けられる第2突出部WL2pの変形例について説明するが、同様の構成を有する第1規制部材41及び第1突出部WL1pを採用し得ることは言うまでもない。
第1変形例の第2規制部材42は、図10(a)に示すような角柱形状であってもよい。第1変形例の第2規制部材42は、その中心軸に沿って長手方向に延びる規制面42sを有する。第1変形例の第2規制部材42は、規制面42sと対向する面を含む略半分の領域を、第2突出部WL2pの内面に前後方向に沿って設けられた凹溝に嵌入することにより、載置部30に着脱可能に取り付けられる。
第2変形例の第2規制部材42は、図10(b)に示すように、規制面421sを有する矩形平板状の本体部421と、本体部421の規制面421sとは反対側の面において本体部421の長辺方向に延びる畝状の接続部422とを有する。第2変形例の第2規制部材42は、接続部422を、第2突出部WL2pの内面に前後方向に沿って設けられた凹溝に嵌入することにより、載置部30に着脱可能に取り付けられる。
第3変形例の第2規制部材42は、図10(c)に示すように、規制面421sを有する矩形平板状の本体部421と、本体部421の規制面421sとは反対側の面の上縁に設けられた接続部422とを有する。接続部422は、本体部421の長辺方向に延び、その断面形状は略L字である。第3変形例の第2規制部材42は、第2突出部WL2pの前端近傍の一段低く形成された上面に設けられた突出部prに引っかけることにより、載置部30に着脱可能に取り付けられる。
第1実施形態及び上記変形例の第1、第2規制部材41、42において、本体部411、421の厚さ(規制面411s、421sに直交する方向の寸法)は、長手方向において変化していてもよい。このような第1、第2規制部材41、42を載置部30の第1、第2突出部WL1p、WL2pに取り付けると、規制面411sと規制面421sとの間に画成される隙間の幅を前側において大きく、後方に向かうにしたがって小さくすることができる。換言すれば、載置部30の第1、第2長壁WL1、WL2の間に画成される開口部をテーパ状とすることができる。これにより、キャスターCTの載置をより容易としつつ、プレート部P30上のキャスターCTの姿勢を良好に規制することができる。
第1実施形態及び変形例の第1、第2規制部材41、42は、短壁WSに接触してプレート部P30上に載置されたキャスターCTの少なくとも一部が、第1、第2規制部材41、42の規制面の間に画成される隙間に位置してキャスターCTの姿勢が規制される限り、任意の寸法及び形状とすることができ、且つ任意の態様で載置部30に取り付けられる。例えば図11(a)に示すように、規制面411s、421sがプレート部P30の前端近傍にのみ存在するような寸法及び取付方法を採用してもよい。
また、図11(b)に示すように、第1、第2規制部材41、42を棒状としてその先端の規制点によりキャスターCTの進行方向の変化を規制してもよく、又は図10(a)に示す第2規制部材42の上下寸法を小さくして前後方向に延びる線状の規制線によりキャスターCTの進行方向の変化を規制してもよい。すなわち、第1、第2規制部材41、42は、点状、線状、及び面状のいずれの部分によってもキャスターCTの姿勢を規制できる。
第1実施形態の荷重検出器100に、第1、第2規制部材41、42のいずれか一方のみを取り付けても良い。この場合は、載置部30に載置されたキャスターCTは、第1、第2規制部材41、42の一方と、第1、第2長壁WL1、WL2の一方との間に画成された隙間に位置し、第1、第2規制部材41、42の一方と、第1、第2長壁WL1、WL2の一方とにより姿勢が規制される。
なお、第1、第2規制部材41、42は樹脂製に限られず、金属等の他の材料で形成してもよい。第1、第2規制部材41、42を金属製とする場合には、キャスターCTの損傷を防止するため、キャスターCTに接触する部分には樹脂コーティング等を施すことが望ましい。
第1実施形態の荷重検出器100において、載置部30に代えて、次の形状を有する載置部を使用することもできる。
第1実施形態の荷重検出器100において、載置部30のガイド部30Gのレバー部LV30の第1腕部AM1、第2腕部AM2は、スロープ部SL30の長手方向の中央近傍においてスロープ部SL30に接続されていてもよい。また、第1腕部AM1、第2腕部AM2のいずれか一方を省略してもよい。腕部の数及び配置は、載置する転動体が腕部を介して不要な荷重をガイド部30Gに付加しないよう、変更することができる。
第1変形例の載置部31を図12に示す。第1変形例の載置部31は、ガイド部31Gのレバー部LV31が開口を有さない矩形平板である点、本体部31Mのプレート部P31に平面視略コ字形の凹部R30に代えて平面視矩形状の凹部R31が設けられている点、及びガイド部31Gが、スロープ部SL31に設けられたボスBを本体部31Mの壁部Wに設けられた凹孔cに嵌合させて本体部31Mに連結される点を除き、第1実施形態の載置部30と同一である。
第2変形例の載置部32を図13に示す。第2変形例の載置部32は、本体部32Mのプレート部P32の平面視矩形の凹部R32内にプレート部P32の短辺方向に延びる円弧状の溝G1が設けられており、ガイド部32Gのレバー部LV32に溝G1に対応する形状及び配置の、円弧状の溝(移動規制部)G2が設けられている点を除き、第1変形例の載置部31と同一である。プレート部P32上に載置されたキャスターCTは溝G2に嵌入して移動が規制される。
第3変形例の載置部33を図14に示す。第3変形例の載置部33は、主にガイド部33Gのレバー部LV33が本体部33Mの下方に配置される平面視矩形の部材である点、及び本体部33Mのプレート部P33が開口部OPを有する平板である点が載置部30と異なっている。ガイド部33Gは、レバー部LV33に設けられた軸支持部Sから突出するボスBを、本体部33Mのプレート部P33に設けられた切欠部nの一対の凹孔cに嵌合することにより、本体部33Gに、回動軸X33を中心に回動可能に取り付けられ、レバー部LV33が開口部OPの下方に配置される。プレート部P33上に載置されたキャスターCTは、開口部OPに嵌入してレバー部LV33を押し下げ、これによりスロープ部SL33の下端を床面Fから離間させる。
第4変形例の載置部34を図15に示す。第4変形例の載置部34は、ガイド部34Gがレバー部を有さない点、本体部34Mのプレート部P34の上面に凹部が形成されていない点、及びガイド部34Gの先端SLTを上方に付勢する付勢部材を有する点を除き、載置部30と同一である。付勢部材は具体的には軸支持部Sから突出するボス(不図示)を囲んで配置されたねじりバネ(不図示)である。キャスターCTをプレート部P34上に載置する際は、キャスターCTによりガイド部34Gの先端SLTを床面Fに押し下げる。
上記の実施形態及び各変形例において、次のような変形態様を採用することもできる。
上記実施形態及び変形例の載置部30、31、32、33、34において、第1連結部C1と第2連結部C2とは、プレート部P30、P31、P32、P33、P34を対角線方向に挟んで配置されていればよく、必ずしもプレート部P30、P31、P32、P33、P34の対角線上に配置されていなくてもよい。
上記実施形態及び変形例の載置部30、31、32、33、34が有する第1連結部C1は、必ずしも第1ロードセル21の起歪体21sの自由端21s2近傍に取り付けられる必要はない。第1連結部C1は、第1ロードセル21の起歪体21sの長手方向中央よりも自由端21s2側に取り付けれられていればよい。また、第1連結部C1を、第1ロードセル21の起歪体21sの薄肉部21thよりも自由端21s2側の任意の位置に取り付けることもできる。第2連結部C2の第2ロードセル22の起歪体22sへの取り付けも同様であり、第2ロードセル22の起歪体22sの長手方向中央よりも自由端22s2側に取り付けれられていればよい。
第1実施形態、第1変形例〜第3変形例の載置部30、31、32、33においては、ガイド部30G、31G、32G、33Gのスロープ部SL30、SL31、SL32、SL33を、その自重により床面Fと接する位置に移動させていたがこれには限られない。スロープ部SL30、SL31、SL32、SL33の先端SLTを下方に付勢する付勢部材(ねじりバネ、板ばね、マグネット等)を各載置部の本体部30M、31M、32M、33Mとガイド部30G、31G、32G、33Gとの間に設けても良い。あるいは、ガイド部30G、31G、32G、33Gのスロープ部SL30、SL31、SL32、SL33に重りを設けて、これによりスロープ部SL30、SL31、SL32、SL33の先端SLTを下方に移動させてもよい。
荷重検出器100においては、第1ロードセル21と第2ロードセル22とは平行に対向していたが、第1ロードセル21と第2ロードセル22とは、5°程度より小さい角度を有して対向していてもよい。
上記実施形態及び変形例の荷重検出器を、キャスターCTに代えて、任意の転動体に対して使用することもできる。
<第3実施形態>
第3実施形態の荷重検出システム500について、図16を参照して説明する。
荷重検出システム500は、4つの荷重検出器100と、制御器CONTを主に有する。4つの荷重検出器100と制御器CONTとは配線で接続されている。
荷重検出システム500を使用する際には、4つの荷重検出器100の載置部30の上に、ベッドBDの4本の脚に取り付けられたキャスターCTをそれぞれ載置する(図4(b))。これにより、4つの荷重検出器100の各々は、ベッドBDの脚を介して加えられるベッドBD上の被験者の荷重の一部を検出する。
4つの荷重検出器100に接続された制御器CONTは、各荷重検出器100の第1ロードセル21からの出力と第2ロードセル22からの出力とを加算し、偏置誤差に相当する所定値を減算する荷重算出処理と、各荷重検出器100により検出された荷重を加算する荷重合算処理とを行う。また制御器CONTによってその他の任意の処理を行ってもよい。
本実施形態の荷重検出システムは、第1実施形態の載置部30、及び第1、第2規制部材41、42を含む荷重検出器100を使用しているため、第1実施形態の載置部30、及び第1、第2規制部材41、42と同様の効果を得ることができる。特に、ベッドBDを一方向に移動させてベッドBDの4つのキャスターCTのそれぞれを転動させガイド部30Mのスロープ部SL30上を昇らせるだけでベッドBDを4つの載置部30の上に載置できるため、ベッドBDの荷重検出器100上への配置を手間なく行うことができるという効果を奏する。また、第1、第2規制部材41、42が、載置部3の上でのキャスターCTの姿勢を規制するため、キャスターCTを床面上に下す際にも、キャスターCTの進行方向が床面側を向くよう改めて調整する必要がない。
なお、本実施形態の荷重検出システムにおいて、荷重検出器100の数は4つには限られず、3つ以下でもよく、5つ以上でもよい。また荷重検出器100は、載置部30に代えて各変形例の載置部31、32、33、34を含んでもよい。
なお、本実施形態の荷重検出システムにおいて、荷重検出器100からの出力を、配線ではなく無線により制御器CONTに送信してもよい。また制御器CONTには、制御器CONTによって求められた荷重を表示するための表示器や、求められた荷重に基づいて所定の報知を行うための報知機が接続されていてもよい。
本発明の特徴を維持する限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の荷重検出器及び荷重検出システムによれば、キャスターの寸法に応じた規制部材を荷重検出器の載置部に着脱可能に取り付けるだけで、様々な寸法のキャスターを容易に載置し、且つ床面上に下すことができる。したがって、これを病院や介護施設等で使用した場合には、ベッドの荷重検出器上への配置、及びベッドの荷重検出器上からの離脱を少ない人員で容易に荷重検出器を配置することができ、医療や介護の効率の向上に貢献することができる。
11 第1基部、12 第2基部、21 第1ロードセル、22 第2ロードセル、30,31,32,33,34 載置部、4 規制部材セット、41 第1規制部材、42 第2規制部材、100 荷重検出器、500 荷重検出システム、BD ベッド、CT キャスター、SL30,SL31,SL32,SL33,SL34 スロープ部、LV30,LV31,LV32,LV33,LV34 レバー部、P30,31,32,33,34 プレート部、W 壁部

Claims (8)

  1. 第1支持台上で片持ち支持されることによって自由端を有する第1のビーム形ロードセルと、
    第1のビーム形ロードセルと対向して配置され、第2支持台上で片持ち支持されることによって自由端を有する第2のビーム形ロードセルと、
    転動体が載置される載置部であって、第1のビーム形ロードセルに連結される第1連結部、第2のビーム形ロードセルに連結される第2連結部、及び一対の壁部を有し、第1のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの間に設けられた載置部と、
    前記載置部の前記一対の壁部の少なくとも一方に着脱可能に取り付けられた、前記転動体の前記載置部における姿勢を規制する規制部材とを備える荷重検出器であって、
    第1のビーム形ロードセルが延在する方向において、第2のビーム形ロードセルの前記自由端は、第1のビーム形ロードセルの前記自由端とは反対側を向いており、
    前記載置部の第1連結部は、第1のビーム形ロードセルと第1のビーム形ロードセルの前記自由端側で連結され、前記載置部の第2連結部は第2のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの前記自由端側で連結されている荷重検出器。
  2. 前記規制部材は一対の規制部を有し、
    該一対の規制部は、それぞれ前記一対の壁部に着脱可能に取り付けられる請求項1に記載の荷重検出器。
  3. 前記規制部材は前記転動体の姿勢を規制する規制面を有する請求項1又は2に記載の荷重検出器。
  4. 前記載置部は、前記転動体が載置される載置板と、前記転動体を前記載置板に導くためのスロープとを有し、
    前記スロープは、所定の搖動軸を中心として、前記スロープの先端が前記荷重検出器が設置される設置面に接触する第1位置と、前記先端が前記設置面から離間した第2位置との間で搖動可能である請求項1〜3のいずれか一項に記載の荷重検出器。
  5. 前記スロープから前記スロープの前記搖動軸に対して前記先端とは反対側に延在するレバーを更に含む請求項4に記載の荷重検出器。
  6. 転動体を含む被験体の荷重を検出する荷重検出器と、
    前記転動体の幅に応じて選択的に使用される複数の規制部材とを含む荷重検出用キットであり、
    前記荷重検出器は、
    第1支持台上で片持ち支持されることによって自由端を有する第1のビーム形ロードセルと、
    第1のビーム形ロードセルと対向して配置され、第2支持台上で片持ち支持されることによって自由端を有する第2のビーム形ロードセルと、
    転動体が載置される載置部であって、第1のビーム形ロードセルに連結される第1連結部、第2のビーム形ロードセルに連結される第2連結部、及び一対の壁部を有し、第1のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの間に設けられた載置部とを備え、
    第1のビーム形ロードセルが延在する方向において、第2のビーム形ロードセルの前記自由端は、第1のビーム形ロードセルの前記自由端とは反対側を向いており、
    前記載置部の第1連結部は、第1のビーム形ロードセルと第1のビーム形ロードセルの前記自由端側で連結され、前記載置部の第2連結部は第2のビーム形ロードセルと第2のビーム形ロードセルの前記自由端側で連結されており、
    前記複数の規制部材は、第1の規制部材と第2の規制部材とを少なくとも含み、
    第1の規制部材及び第2の規制部材の一方が前記載置部の前記一対の壁部の少なくとも一方に着脱可能に取り付けられて前記転動体の前記載置部における姿勢を規制する荷重検出用キット。
  7. 第1の規制部材及び第2の規制部材は、それぞれ一対の規制部を有し、
    該一対の規制部は、それぞれ前記一対の壁部に着脱可能に取り付けられる請求項6に記載の荷重検出用キット。
  8. ベッドの上の被験者の荷重を検出する荷重検出システムであって、
    ベッドの脚の下に配置された、請求項1〜5のいずれか一項に記載された複数の荷重検出器と、
    前記複数の荷重検出器に接続され、前記荷重検出器の出力に基づいて前記被験者の荷重を算出する制御部とを有する荷重検出システム。
JP2016211494A 2016-10-28 2016-10-28 荷重検出器、荷重検出用キット、及び荷重検出システム Active JP6300883B1 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016211494A JP6300883B1 (ja) 2016-10-28 2016-10-28 荷重検出器、荷重検出用キット、及び荷重検出システム
CN201780066232.9A CN109923382B (zh) 2016-10-28 2017-10-19 负载检测器、负载检测用套件、以及负载检测系统
EP17866225.0A EP3534124B1 (en) 2016-10-28 2017-10-19 Load detection device, load detection kit, and load detection system
PCT/JP2017/037845 WO2018079405A1 (ja) 2016-10-28 2017-10-19 荷重検出器、荷重検出用キット、及び荷重検出システム
US16/394,460 US10605650B2 (en) 2016-10-28 2019-04-25 Load detector, load detection kit, and load detection system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016211494A JP6300883B1 (ja) 2016-10-28 2016-10-28 荷重検出器、荷重検出用キット、及び荷重検出システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6300883B1 JP6300883B1 (ja) 2018-03-28
JP2018072132A true JP2018072132A (ja) 2018-05-10

Family

ID=61756565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016211494A Active JP6300883B1 (ja) 2016-10-28 2016-10-28 荷重検出器、荷重検出用キット、及び荷重検出システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10605650B2 (ja)
EP (1) EP3534124B1 (ja)
JP (1) JP6300883B1 (ja)
CN (1) CN109923382B (ja)
WO (1) WO2018079405A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6320482B2 (ja) 2016-10-25 2018-05-09 ミネベアミツミ株式会社 荷重検出器、及び荷重検出システム
US11051086B1 (en) * 2018-07-11 2021-06-29 University Of South Florida Systems and methods for at-home monitoring of an individual

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5086856A (en) * 1990-11-20 1992-02-11 Flintab Ab Method and apparatus for weighing a wheel supported load
JP4002905B2 (ja) * 2004-04-13 2007-11-07 日本圧着端子製造株式会社 荷重スケール及びこれを用いた荷重スケールシステム
JP4109230B2 (ja) * 2004-08-17 2008-07-02 日本圧着端子製造株式会社 ロードセルセンサの検知出力処理方法及びこの方法を用いる電子秤
JP4120094B2 (ja) * 1999-05-25 2008-07-16 株式会社寺岡精工 計量装置
JP4879620B2 (ja) * 2005-03-24 2012-02-22 昭和電工株式会社 ベッドの荷重検出器
US20150122555A1 (en) * 2013-11-06 2015-05-07 Lilypad Scales, Inc. Portable and configurable low-profile scale
JP6082487B2 (ja) * 2015-06-12 2017-02-15 ミネベアミツミ株式会社 荷重検出器及び荷重検出システム
JP6097966B1 (ja) * 2016-03-16 2017-03-22 ミネベアミツミ株式会社 荷重検出器、及び荷重検出システム

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59225439A (ja) * 1983-06-06 1984-12-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 座標入力装置
JPS6151524A (ja) * 1984-08-20 1986-03-14 Tokyo Electric Co Ltd マルチレンジロ−ドセル秤
JPS6196422A (ja) * 1984-10-17 1986-05-15 Tokyo Electric Co Ltd マルチレンジロ−ドセル秤
US5367129A (en) * 1993-01-07 1994-11-22 Lahl Jr Clarence G Bowling ball total weight/top weight scale
US5414225A (en) * 1993-05-07 1995-05-09 Garfinkle; Moishe Mobility-disabled portable weighing device
US5646375A (en) * 1995-01-23 1997-07-08 Tedea-Huntleigh International Ltd. Symmetrical load cells for use in conjuction with rotary machines
US5994649A (en) * 1996-10-15 1999-11-30 Garfinkle; Moishe Portable weighing device for the mobility-disabled
US6380496B1 (en) * 2000-08-25 2002-04-30 Cardinal Scale Manufacturing Company Apparatus for weighing wheeled or wheel-supported loads
US6875932B2 (en) * 2002-09-11 2005-04-05 Millennium Medical Products, Inc. Portable patient weighing device
CN101147179A (zh) * 2005-03-24 2008-03-19 昭和电工株式会社 床负载检测器
US20090051549A1 (en) 2005-03-24 2009-02-26 Showa Denko K.K Bed load detector
JP5086996B2 (ja) 2006-06-19 2012-11-28 昭和電工株式会社 ベッドの在床状況検出方法
US7628410B2 (en) * 2007-05-04 2009-12-08 Innovative Product Achievements, Inc. Methods and apparatus for inserting a cart, such as a cart with one or more fixed wheels, into an enclosure
JP6265556B2 (ja) * 2013-04-26 2018-01-24 昭和電工株式会社 荷重検出機能付きベッド及びベッド用荷重検出器

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5086856A (en) * 1990-11-20 1992-02-11 Flintab Ab Method and apparatus for weighing a wheel supported load
JP4120094B2 (ja) * 1999-05-25 2008-07-16 株式会社寺岡精工 計量装置
JP4002905B2 (ja) * 2004-04-13 2007-11-07 日本圧着端子製造株式会社 荷重スケール及びこれを用いた荷重スケールシステム
JP4109230B2 (ja) * 2004-08-17 2008-07-02 日本圧着端子製造株式会社 ロードセルセンサの検知出力処理方法及びこの方法を用いる電子秤
JP4879620B2 (ja) * 2005-03-24 2012-02-22 昭和電工株式会社 ベッドの荷重検出器
US20150122555A1 (en) * 2013-11-06 2015-05-07 Lilypad Scales, Inc. Portable and configurable low-profile scale
JP6082487B2 (ja) * 2015-06-12 2017-02-15 ミネベアミツミ株式会社 荷重検出器及び荷重検出システム
JP6097966B1 (ja) * 2016-03-16 2017-03-22 ミネベアミツミ株式会社 荷重検出器、及び荷重検出システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN109923382B (zh) 2020-07-14
US20190250027A1 (en) 2019-08-15
US10605650B2 (en) 2020-03-31
WO2018079405A1 (ja) 2018-05-03
EP3534124A1 (en) 2019-09-04
CN109923382A (zh) 2019-06-21
EP3534124A4 (en) 2019-10-16
EP3534124B1 (en) 2020-12-30
JP6300883B1 (ja) 2018-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6082487B2 (ja) 荷重検出器及び荷重検出システム
WO2018079364A1 (ja) 荷重検出器、及び荷重検出システム
JP6097966B1 (ja) 荷重検出器、及び荷重検出システム
JP6655124B2 (ja) 荷重検出器、その製造方法、及び荷重検出システム
JP6300883B1 (ja) 荷重検出器、荷重検出用キット、及び荷重検出システム
JP6195953B1 (ja) 荷重検出器及び荷重検出システム
JP2018091751A (ja) 荷重検出器及び荷重検出システム
CN117387731A (zh) 载荷检测器和载荷检测系统
JP2018091673A (ja) 荷重検出器及び荷重検出システム
WO2018034303A1 (ja) 荷重検出器及び荷重検出システム
WO2018037978A1 (ja) 荷重検出器及び荷重検出システム
JP6189997B1 (ja) 荷重検出ユニット、ベッド及び荷重検出システム
JP2018044916A (ja) 荷重検出器及び荷重検出システム
JP2017198716A (ja) 荷重検出器及び荷重検出システム
JP2020067384A (ja) 荷重検出器、及び荷重検出器の較正装置
JP2018115991A (ja) 荷重検出器及び荷重検出システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180116

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180116

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6300883

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150