JP6095915B2 - 乾燥装置 - Google Patents

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Description

この発明は、炉内に収容されるワークを熱風加熱もしくは輻射加熱によって乾燥させる乾燥装置に関する。
上下開閉式の扉を採用した乾燥装置(例えば、特許文献1参照。)において、扉重量が大きい場合は扉開閉支援用にガスダンパーを使用するが、経年劣化等によりガス反力が弱くなり扉開閉が重くなる。
特開2007−208168号公報(図9参照。)
重量が重い扉の開閉に使用されるガスダンパーはガス反力が100 kg と強力であり、容易に伸縮させることができず、ガスダンパーを伸ばしきった状態で交換する必要があったため、ガスダンパーを交換する際には、複数の作業者による分担作業か、クレーン等の特殊な機材を使用して扉をつり上げた状態でないと交換が出来なかった。そのため、ガスダンパーの交換作業が難航したり、大掛かりな設備が必要となり、使用者に負担を強いることになっていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、特別な機材を用いることなく、容易にガスダンパーの交換作業を行える乾燥装置を提供することを目的とする。
乾燥装置は、炉内に塗工液が塗布されたワークを収容し乾燥させる装置である。このような乾燥装置において、本発明では、炉体、扉、ガスダンパー、および扉開度調整治具を有する。扉は炉体の側面を上下に開閉するものである。ガスダンパーは炉体と扉との間に連結され、扉の開度に応じて伸縮可能であり、伸張動作によって扉の閉姿勢から開姿勢への変位を促進するものである。扉開度調整治具は、炉体と扉との間に配設されて前記扉を一定の開度に保持可能であり、扉が前記一定の開度に保持された状態を基準として扉の開度を変更することにより前記ガスダンパーの伸張度合いを調整する。
この構成によると、扉開度調整治具により扉を一定の開度で保持しつつ扉の開度を調整し、ガスダンパーの伸張度合いも調整することができる。これにより、扉を開けて行う乾燥装置に対する各種の作業を行いやすい。
このような扉開度調整治具としては、長さ調整機構を有する棒状部材で構成することが出来る。この棒状の扉開度調整治具は、その両端がそれぞれ扉および炉体に取付けられる。具体的には、扉開度調整治具は、その一端で炉体で回動自在に支持され、その他端で扉に固定されるようにすることが考えられる。そして、この棒状の扉開度調整治具は、その長さを調整することで扉の開度の変更を可能とする長さ調整機構を備える。
扉開度調整治具の長さ調整機構は、扉の開度を、ガスダンパーが最大伸長状態に至っていない状態から最大伸張状態になるまで変更可能とする調整寸法が設定される。
扉は、水平方向に延びる軸の周りに回動可能に設けられる。そして、扉の軸に直交する側面には、軸側から回動端側へ延び、ガスダンパーの移動端を取付けるための取付用ベースが設けられる。取付用ベースは、長手方向に沿って前記ガスダンパーを取付けるための取付部が複数設けられ、当該複数の取付部のいずれかにガスダンパーの移動端が取付けられるようにされる。このため、長さ調整機構の調整寸法は、ガスダンパーの移動端が扉の軸側に最寄りとなる前記取付部に取付けられた状態で、ガスダンパーを最大伸張状態とする扉の開度に対応させて設定されることが望ましい。これにより、ガスダンパーを最大伸張状態とすることで、ガスダンパーを交換する作業を行いやすい。
扉には、扉の開閉操作のためのハンドルが設けられる。よって、このハンドルに係合突起を設けるとともに、棒状の扉開度調整治具の他端に、係合突起が係合される長孔を有するフックを設けることにより、扉の重量とガスダンパーの反力の力関係によらず、扉を一定の開度に保つことが可能となる。
本発明によると、特別な機材を用いることなく、容易にガスダンパーの交換作業を行える。
この発明の一実施形態に係る乾燥装置の概略構成図である。 上記乾燥装置の処理室の拡大図である。 ガスダンパーの固定部を、視点を変えて示す拡大図である。 ガスダンパー交換冶具の固定部を示す拡大図である。 扉開度調整治具が備える長さ調整機構の概略構成図である。
以下に、この発明の実施の形態に係る乾燥装置の構成を図1〜図5を参照して説明する。本実施の形態の乾燥装置100は、連続したフィルム、箔などの長尺の薄いシート(以下、ワークと称する。)Wを、搬送ローラ170によって搬送しながらワークWの表面を熱風ノズル162から吹き出す熱風によって乾燥させるものである。ワークWの一例としては、リチウムイオン電池に用いられる電極シートが挙げられる。
図1に示すように、本実施の形態の乾燥装置100は、炉体110、扉120、ガスダンパー130、扉固定具140、扉開度調整治具150、ノズルユニット160、搬送ローラ170、給気ダクト180、排気ダクト190、および給気用給送ダクト200等を備える。
炉体110の内部は、上下に区切られ、上段が処理室101、下段が送気室102となっている。耐熱性を有する金属製の炉体110の内面には保温のため断熱材(不図示。)が配設される。
処理室101には、ノズルユニット160、および搬送ローラ170が配設される。処理室101は上下開閉式の扉120を備える。具体的には、図2に示すように、扉120は炉体110の天面に取付けられたヒンジ121を中心に跳ね上げ(回動)可能であり、扉120を跳ね上げることで、処理室101の側面を大きく開いて開放させることが出来る。ヒンジ121の軸は水平方向に延びて、扉120はこの軸の周りに回動可能にされる。
扉120は、底面が開放されたボックス状を呈する。扉120は、回動中心となるヒンジ121から離れた、大きく回動する側に位置する側壁の外面に、ハンドル123が取付けられている。扉120を開閉するときは、ハンドル123を持って操作することで扉120の開閉を安全に行うことが出来る。扉120の開閉はガスダンパー130によって支援され、重い扉120であっても容易に開閉が可能となっている。
送気室102には、給気ダクト180および排気ダクト190が配管される。
給気ダクト180からノズルユニット160に熱風が供給される。処理室101から送気室102に排気された熱風は排気ダクト190を通って炉外に排気される。
給気ダクト180および排気ダクト190は、炉体110をワークWの搬送方向に貫通して配設される。給気ダクト180および排気ダクト190の断面形状は問わないが、一例として図1に示すように、扁平な長方形を採用することが出来る。このような形状によると、ダクトの高さ方向の寸法の増加を抑えて送気量を確保出来るため、配管スペースの省スペース化に寄与する。
給気ダクト180は炉体110の外部に設置される熱風供給装置(不図示。)に接続されている。熱風供給装置は、少なくとも加熱器、送風機およびダクト(いずれも不図示。)を備える。熱風供給装置は、加熱器により加熱された熱風を、送風機によりダクトを通して給気ダクト180に送り込む。
排気ダクト190は炉体110の外部に設置される熱風排出装置(不図示。)に接続されている。熱風排出装置は、少なくとも送風機およびダクト(いずれも不図示。)を備える。熱風排出装置は、処理室101に供給された後、送気室102に排出された熱風を排気ダクト190を通って装置外部に排出させるものである。
給気用給送ダクト200は、給気ダクト180の天面に接続され、処理室101内に立設される。給気用給送ダクト200は、給気ダクト180の天面からそびえ立つように設けられる。
複数の搬送ローラ170は、ワークWの搬送方向に等間隔で並んで配設される。処理室101の底面に、ワークWの搬送方向に直交する方向に対向するように、一対のフレーム板113A,113Bが立設されている。図2に示すように、各搬送ローラ170は、各々についての軸回りに回転自在となるようにこれらのフレーム板113A,113Bに支持されている。
なお、図示を省略しているが、ワークWは、炉体110の外部に配置された巻き取りローラおよび送り出しローラに巻付けられており、巻き取りローラを回転駆動することにより、ワークWが送り出しローラから連続的に送り出されながら搬送ローラ170上を搬送される。
ノズルユニット160は搬送ローラ170の上方に配置される。ノズルユニット160は、ワークWの搬送方向の位置に設けられる。図2に示すように、ノズルユニット160は熱風ボックス161および熱風ノズル162を備える。
熱風ボックス161は、ワークWの搬送方向に長い直方体形状を呈する。熱風ボックス161はその天面部で、処理室101の奥側面に取付けられたヒンジ115を用いて回動自在に設けられている。これにより、熱風ボックス161は、搬送ローラ170の軸方向一端側(図では左上。)を基点として他端側を跳ね上げ可能となる。また、熱風ボックス161を処理室101から着脱自在となる。
熱風ボックス161には、搬送ローラ170の軸方向一端側面に第1筒口1613が凸設されている。第1筒口1613の突出端には吸込口1611が開口している。
給気用給送ダクト200には、吸込口1611に対向する箇所に、第1筒口1613の突出端の吸込口1611よりも大きく開口した排気口2001が形成されている。排気口2001の全周には、排気口2001内に張り出すシート状のパッキン129が貼付されている。
給気用給送ダクト200から熱風ボックス161へ送風するにあたり、パッキン129および筒口1613を当接させて給気用給送ダクト200および熱風ボックス161間で気密を保ちつつ送風させることができる。これにより、給気用給送ダクト200および熱風ボックス161間を、例えば一つの配管で連結することで気密を保つような構成を採用する必要がない。これにより、熱風ボックス161を跳ね上げるだけで、吸込口1611を排気口2001から離脱させることに支障なく、メンテナンス等の作業を容易に行うこともできる。
パッキン129は、各種のゴムや樹脂により形成することが出来る。パッキン129の材質は、乾燥装置100を使用する条件に応じた、パッキン129が晒される環境に対応させて選択される。特に、耐熱性に優れたフッ素ゴムやシリコーンゴム、フッ素樹脂により形成するのが好ましい。
なお、パッキン129は第1筒口1611の突出端が押し当たることで給気用給送ダクト200側へ若干の撓みが発生するが、給気用給送ダクト200から送り込まれる熱風により給気用給送ダクト200内が熱風ボックス161内に比べて陽圧となるので、撓みを打ち消す方向の力が作用し、乾燥装置100の稼働時は接続部の気密性は維持される。
熱風ボックス161の下面には第2筒口1612が凸設されている。熱風ノズル162は、ワークWの搬送方向に直交する面の下部は先細りのテーパが形成されている。熱風ノズル162は、図示しないボルトとナットを用いて、熱風ボックス161の第2筒口1612に取付けられる。
熱風ノズル162の天面には、吸込口1621が開口している。熱風ノズル162の下端(すなわちテーパ部の先端。)には、搬送ローラ170の軸方向に延びるスリット状の吐出口1622が形成される。熱風ノズル162は、熱風ボックス161内に導入された熱風を、吸込口1621から取り込み、吐出口1622からワークWに向けて吹き出す。この熱風により、搬送ローラ170によって搬送されるワークWを乾燥させることが出来る。
ガスダンパー130は、炉体110と扉120との間に配設される。ガスダンパー130は、ガス反力を動力源とする伸縮構造を備える一般的なガスダンパーを使用出来る。扉120が閉じられたときは、前記伸縮構造に対して反力に抵抗する力が最大限に作用するのでガスダンパー130は短縮された状態にある。扉120を開くとその抵抗力が低減されていき、反力によってガスダンパー130は伸張される。ガスダンパー130の伸張度合いは、扉120の開度と相関を有する。ガスダンパー130は、伸張動作によって扉120の閉姿勢から開姿勢への変位を促進する。これによって、人が扉120を開閉する動作に対して補助力を与えて支援する。扉120の重量は一例として20kg程度であるため、ガスダンパー130は扉120の重量に十分に耐えられる仕様のものが選択される。
図4に示すように、ボックス状を呈する扉120のワークWの搬送方向の両端に位置する側壁は、回動軸に直交する扉120の側面を提供する。扉120の側面と炉体110の側面とは面一に設定される。
炉体110の側面に、ガスダンパー取付用ベース111(以下、単に「ベース」と称する。)が取り付けられる。ベース111には、ガスダンパー130の一端(固定端)が固定される。扉120の側面に、ガスダンパー取付用ベース124(以下、単に「ベース」と称する。)が取り付けられる。図1に示すように、ベース124は細長い形状を呈し、軸側(ヒンジ121側)から回動端側へ延びて設けられる。ベース124の長手方向に沿って、ガスダンパー130の他端(移動端)を固定するための取付部1241が複数設けられる。各取付部1241には、ボルトBが嵌合されるボルト孔が設けられる。複数の取付部1241のいずれかにガスダンパー130の前記他端がボルトBを用いて取り付けられる。
ベース124上のガスダンパー130が取付けられる位置と扉120の開度との関係では、ガスダンパー130の長さが同一であるとすると、ベース124上の図1に図示された状態におけるより中央側(ヒンジ121側)の位置にガスダンパー130が取付けられた場合が、ベース124上のより外側に取付けられた場合に比べて扉120の開度は大きくなる。
扉開度調整治具150は棒状を呈する。扉開度調整治具150は、その一端(固定端)で炉体110の側面に回動自在に吊下げ支持されている。そして、扉開度調整治具150は、前記一端を支点として他端(自由端)側を図1における矢印R1に示すように回動させて、扉120(厳密には、ハンドル123)に係留することが可能となっている。
図3に示すように、扉開度調整治具150の前記他端には、長孔1541を有するフック154が設けられる。フック154の長孔1541には、ハンドル123に取付けられたショルダーボルトSBが係合される。これにより、扉開度調整治具150が、扉120を一定の開度に保つ。扉120の重量がガスダンパー130の反力よりも強い場合、ハンドル123のショルダーボルトSBはフック154の長孔1541の下端に係合する。一方、ガスダンパー130の反力が扉120の重量より強い場合、ハンドル123のショルダーボルトSBはフック154の長孔1541の上端に係合する。ショルダーボルトSBは、係合突起の一例である。
扉120は、炉内に対する作業を行う場合、一定の開度に保たれることが望ましい。そして、扉開度調整治具150は、扉120の開度を前記一定の開度に保持可能であり、ガスダンパー130の交換を容易に行えるように、扉120が前記一定の開度に保持された状態を基準として扉120の開度を変更することが可能に構成されている。扉120の開度の調整は、以下に説明する扉開度調整治具150が備える長さ調整機構によって実現される。
図5に示すように、扉開度調整治具150の長さ調整機構は、ロックナット151、ボルト152、および棒材153から構成される。ボルト152は雄ネジ溝を有する。ロックナット151はボルト152に嵌合される。棒材153には、雌ネジ溝を有するネジ穴1531が軸方向に形成されている。ネジ穴1531にはボルト152が螺号される。ロックナット151は、棒材153におけるネジ穴1531が開口する端面に位置している。
この扉開度調整治具150の構成で、ロックナット151を図5における矢印R2のように回転させると、不動の棒材153とロックナット151を基準としてボルト152が矢印R3のように軸方向に移動する。これによって、扉120を保持している扉開度調整治具150が伸縮する。この扉開度調整治具150の伸縮幅は予め決まっている。これにより、扉120の開度を、ガスダンパー130が最大伸張状態に至っていない状態から最大伸張状態になるまで変更可能とする調整寸法が設定される。この調整寸法は、ガスダンパー130の交換のしやすさに考慮して設定されるのが望ましく、具体的には、ガスダンパー130の前記他端が扉120の軸側に最寄りとなる取付部1241に取り付けられた状態で、ガスダンパー130を最大伸張状態とする扉120の開度に対応させて設定される。
ガスダンパー130を交換する際、扉120が前記一定の開度に保たれた状態で、ガスダンパー130が縮んだ状態の場合(扉120の重量がガスダンパー130の反力より強い場合)、扉開度調整治具150の長さをより長く調整し、縮んでいるガスダンパー130を伸びた状態にする。即ち、扉開度調整治具150は、扉120の前記一定の開度に対応する長さから、ガスダンパー130が完全に伸ばされた状態における扉120の開度に対応する長さに調整することが出来る。これにより、ガスダンパー130の交換作業を容易に行うことが出来る。
なお、扉開度調整治具150は、ガスダンパー130の交換時だけでなく、扉120を開けて行う乾燥装置1に対する各種の作業を行う場合にも利用することが可能である。また、扉開度調整治具150は、不使用時は、炉体110に付属するので紛失することがなく、保管場所にも困らない。
なお、上記の実施形態では、熱風加熱方式を採用した乾燥装置について説明したが、本発明は、輻射加熱方式を採用した乾燥装置にも適用可能である。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、この発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
W…ワーク
100…乾燥装置
101…処理室
102…送気室
110…炉体
120…扉
123…ハンドル
129…パッキン
130…ガスダンパー
140…扉固定具
150…扉開度調整治具
151…ロックナット
152…ボルト
153…棒材
160…ノズルユニット
161…熱風ボックス
162…熱風ノズル
170…搬送ローラ
180…給気ダクト
190…排気ダクト

Claims (8)

  1. 炉内に塗工液が塗布されたワークを収容して乾燥させる乾燥装置であって、
    炉体と、
    水平方向に延びる軸の周りに回動可能に設けられ、前記炉体の正面を上下に開閉する扉と、
    前記炉体と前記扉との間に連結され、前記扉の開度に応じて伸縮可能であり、伸張動作によって前記扉の閉姿勢から開姿勢への変位を促進するガスダンパーと、
    前記炉体と前記扉との間に配設されて前記扉を一定の開度に保持可能であり、前記扉が前記一定の開度に保持された状態を基準として前記扉の開度を変更することにより前記ガスダンパーの伸張度合いを調整する扉開度調整治具と、
    を備え、
    前記扉開度調整治具は、棒状を呈し、その両端がそれぞれ前記扉および前記炉体に取付けられると共に、その長さを調整することで前記扉の開度の変更を可能とする長さ調整機構を有し、
    前記扉開度調整治具は、前記扉の前記軸に対して、その軸方向と直交する水平方向において、ガスダンパーより離間した位置に配置されている、乾燥装置。
  2. 前記扉開度調整治具は、その両端が前記扉及び前記炉体のそれぞれに係合した状態で、前記扉の開度の変更が可能である、請求項1に記載の乾燥装置。
  3. 前記扉開度調整治具は、前記炉体側の一端が回動自在に前記炉体に支持され、前記扉側の他端が、前記扉の重量と前記ガスダンパーの反力との強さ関係に応じて前記扉との係合位置を変更することが可能となる様に構成されている、請求項2に記載の乾燥装置。
  4. 前記扉に、係合突起を有するハンドルが設けられ、
    前記扉開度調整治具の前記他端に、前記係合突起が係合される長孔を有するフックが設けられている、請求項に記載の乾燥装置。
  5. 前記扉開度調整治具の前記他端が、前記扉の前記軸方向と直交する水平方向における前記扉の端部に係合している、請求項3又は4に記載の乾燥装置。
  6. 前記長さ調整機構は、
    ロックナットと、
    前記ロックナットが回転可能に嵌合されるボルトと、
    雌ネジ溝を有するネジ穴が形成され、前記ネジ穴に前記ボルトが螺合される棒材と、
    を備え、
    前記ロックナットの回転に応じて前記ボルトが軸方向に移動することにより、前記扉開度調整治具の長さが調整される、請求項1〜5の何れか1つに記載の乾燥装置。
  7. 前記長さ調整機構には、前記扉の開度を、前記ガスダンパーが最大伸長状態に至っていない状態から最大伸張状態になるまで変更可能とする調整寸法が設定される、請求項1〜6の何れか1つに記載の乾燥装置。
  8. 前記扉の前記軸に直交する側面には、軸側から回動端側へ延び、前記ガスダンパーの移動端を取付けるための取付用ベースが設けられ、
    前記取付用ベースには、前記ガスダンパーを取付けるための取付部が複数設けられ、当該複数の取付部の何れかに前記ガスダンパーの前記移動端が取付けられる、請求項7に記載の乾燥装置。
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