JP6095346B2 - ストレーナ - Google Patents

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本発明は、液体の流路となる配管経路に介在されたり、ろ過器などの各種機器に付設されたりして用いられる液体中の塵芥を捕集するストレーナに関する。
ストレーナは、例えば、特許文献1に示したように給水系の流路へ装着するために、ねじ嵌め式のフィルタ(スクリーン)を備え、前記フィルタを前記流路へ脱着するための頭部を有している。前記頭部を外すことによって、頭部と一体構造であるフィルタを取り外し、清掃可能としている。なお、前記頭部はレンチ等の工具に対応できる六角形のボルト形状になっている。さらに、前記頭部の外端面に溝が設けられており、前記溝に係合させるコインやドライバーによっても脱着できる構成である。
特開2002−168484号公報
特許文献1に示されたストレーナは、前述したようにフィルタ(スクリーン)が一体になっている頭部を外すことによって、フィルタを取り外し、清掃可能としたことを特徴としている。しかし、頭部を外すにはレンチやドライバーなどの工具、あるいは、コインが必要であり、それらがなければ簡単に取り外したりすることはできない。また、円筒形のフィルタが頭部と一体になっているため、フィルタの両面から通水して洗浄することが困難で、目詰まりした塵芥の除去を行いにくい。
また、ストレーナには、液体の逆流を防止するため、逆止弁機構を一体的に設けたものもある。逆止弁機構を一体に設けた場合、各部材間には液体のシール部材を設けたりする必要があり、それなりに複雑な構造となる。しかし、部品点数を少しでも減らして構造を簡素化し、低コスト化することが望ましいことはもとよりであり、それにより、ストレーナの小型化にも寄与できる。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、工具などが手元にない場合でも容易にスクリーンの取り外しを行うことができ、スクリーンの洗浄作業や交換作業が容易であり、また、スクリーンの洗浄をより確実に行うことができるストレーナを提供することを課題とする。また、逆止弁機構を一体的に設けた構造とする場合には、上記の課題に加え、さらに、部品点数をより少なくし、小型化に適したストレーナを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明のストレーナは、液体流路を有するボディー部と、液体中の異物を除去するスクリーンとを備えたストレーナであって、前記ボディー部は、周面の一部に被係合部が形成されており、断面略筒状で、前記ボディー部に装着可能であって、係合部を前記被係合部に係合させると前記ボディー部からの離脱が防止され、前記係合部と被係合部の係合を解除させると前記ボディー部から離脱可能となるキャップ部を有し、前記ボディー部とキャップ部との間に前記スクリーンが支持され、前記キャップ部を前記ボディー部に着脱させることにより、前記スクリーンを取り外し可能であることを特徴とする。
前記ボディー部は、周面の一部に前記被係合部となる段差部が形成されており、前記キャップ部の係合部は、その端縁に内方に突出するように形成された爪部からなり、前記キャップ部の爪部を、前記ボディー部の段差部を除く円弧部に対応する位置に合わせると、前記ボディー部に対する前記キャップ部の着脱操作が可能となり、前記円弧部に対応する位置から前記段差部に対応する位置まで所定角度回転させると、前記爪部が前記段差部に係合して係合状態となる構成であることが好ましい。前記ボディー部の周面の一部に平坦面が形成されており、この平坦面と、この平坦面に隣接する前記キャップが装着されている側の円弧部とにより、前記段差部が形成されていることが好ましい。
前記ボディー部の液体流路に逆止弁機構が設けられていることが好ましい。特に、前記ボディー部は、前記液体流路を構成する貫通部が形成されている共に、一端に前記キャップ部が連結され、他端側に突出する連結用の連結用外側筒部を有する第1ボディー部と、一端側に突出し、前記連結用外側筒部内に挿入されて前記第1ボディー部の貫通部と連通する液体流路を有する連結用内側筒部を備えた第2ボディー部とを有してなり、前記第1ボディー部の連結用外側筒部内の内底面に、貫通部を有すると共に、周縁にフランジ部を有する合成樹脂又はゴムから形成された、前記逆止弁機構の弁を受けるための弁座部材が配設され、前記弁座部材のフランジ部が、前記第2ボディー部の連結用内側筒部の内径よりも大きな外径で形成され、前記第2ボディー部の連結用内側筒部の端面が、前記第1ボディー部の連結用外側筒部内に挿入された際に、前記フランジ部に当接し得る長さ関係で形成され、前記第1ボディー部の連結用外側筒部内に、前記第2ボディー部の連結用内側筒部を挿入して両者を連結すると、前記連結用内側筒部の端面が、前記フランジ部を押圧し、前記第1ボディー部の連結用外側筒部と前記第2ボディー部の連結用内側筒部との間隙がシールされる構造であることが好ましい。
前記弁座部材の貫通部は、前記第2ボディー部寄りの端部の口径が大きくなるテーパ状に形成されたテーパ状部を有し、前記逆止弁機構を構成する弁が、前記第2ボディー部の連結用内側筒部内に設けられたコイルスプリングに支持され、前記テーパ状部に当接可能なボール部材から形成されていることが好ましい。前記第1ボディー部の連結用外側筒部の内面と、前記第2ボディー部の連結用内側筒部の外面に、それぞれねじ部形成され、両者を螺合して連結可能に設けられていることが好ましい。
本発明によれば、ボディー部が被係合部を有し、キャップ部を回転させ、その係合部を被係合部に対応させれば、ボディー部から離脱できないように固定できる。両者の係合を解除するように回転させれば、キャップ部をボディー部から着脱できる構造である。そして、スクリーンは、キャップ部とボディー部との間に配設されている。従って、レンチやドライバー等の工具を用いることなく、キャップ部を手指で回転させれば容易に取り外しすることが可能である。また、キャップ部はスクリーンとは一体になっていないため、キャップ部をボディー部から取り外せば、スクリーンも簡単に取り外すことができ、交換作業や洗浄作業が容易である。しかも、スクリーンを単独で取り扱うことができるため、表裏面のいずれ側からも通水でき、洗浄をより確実に行うことができる。
また、ボディー部を、互いに着脱可能に設けた第1ボディー部と第2ボディー部で構成し、第1ボディー部と第2ボディー部との間に、柔軟な素材からなるフランジ部を有する弁座部材を設けて逆止弁機構を構成することが好ましい。これにより、第1ボディー部と第2ボディー部とを連結した際に、逆止弁機構に必要な弁座部材が第1ボディー部と第2ボディー部との間のシールとして機能させることができるため、逆止弁機構をより簡易な構造とすることができ、低コスト化を図ることができると共に、小型化(細径化)にも適している。
図1は、本発明の一の実施形態に係るストレーナの外観を示す斜視図である。 図2は、図1のストレーナの断面図である。 図3は第1ボディー部の構成を示した図であり、(a)は端面図、(b)は(a)の上方から視た平面図、(c)は(a)のIIIC−IIIC線断面図、(d)は斜視図である。 図4は第2ボディー部の構成を示した図であり、(a)は端面図、(b)は(a)の上方から視た平面図、(c)は(a)のIVC−IVC線断面図、(d)は斜視図である。 図5はキャップ部の構成を示した図であり、(a)は一端側の端面図、(b)は(a)の上方から視た平面図、(c)は(a)のVC−VC線断面図、(d)は他端側の端面図である。
以下、図面に示した実施形態に基づき本発明をさらに詳細に説明する。本実施形態のストレーナ10は、例えば、牧牛に給餌をする際に、牧牛に水やビタミンを供給する配管経路などに配設され、この配管経路を流通する液体に混入した塵芥を捕集するために使用される。
本実施形態のストレーナ10は、図1に示すようにボディー部20、キャップ部30及びスクリーン50を有して構成される。ボディー部20及びキャップ部30は液体流路を有しており、スクリーン50はボディー部20とキャップ部30との間に装着される。前記スクリーン50は、キャップ部30をボディー部20に着脱させることによって、取り外し可能に構成される。液体流路を流れる液体中の塵芥などの異物は、スクリーン50によって捕集される。
ボディー部20は、図2に示すように第1ボディー部21と第2ボディー部22とを有しており、前記第1ボディー部21と前記第2ボディー部22が互いに着脱可能な構成となっている。
第1ボディー部21は、図3(a),(c)に示すように、キャップ部30が装着されるキャップ装着部21gと、第2ボディー部22と連結される連結用外側筒部21aとを有する略筒状に形成されている。キャップ装着部21gは、その内部に、図2及び図3(c)の左側の開口端寄りほど径が大きくなるテーパ状の貫通部21bが形成されるような内壁部21hが設けられている。テーパ状の貫通部21bの開口端側には、塵芥などの異物を捕集するスクリーン50が設けられる。なお、連結用外側筒部21aの内面には後述の第2ボディー部22の連結用内側筒部22aの外面に形成したねじ部22cに螺合するねじ部21fが形成されている。
さらに、第1ボディー部21の周面の一部には、図3(d)に示すように前記キャップ部30に設けた係合部に係合する被係合部としての段差部21kが形成されているが、この段差部21kの詳細な構成についてはキャップ部30の説明と共に後述する。
第2ボディー部22は、図2及び図4(c)に示すように第1ボディー部21の連結用外側筒部21a内に挿入される連結用内側筒部22aを有する。第2ボディー部22の内部には軸方向に沿って貫通された液体流路22bが形成されており、両者を連結するとこの液体流路22bが第1ボディー部21の貫通部21bに連通する。連結用内側筒部22aの外面には、上記したようにねじ部22cが形成され、第1ボディー部21の連結用外側筒部21aの内面のねじ部21fと螺合して連結される。
また、図2に示すように、液体流路22bの中で、第2ボディー部22の連結用内側筒部22aを第1ボディー部21の連結用外側筒部21a内に挿入した際に、第1ボディー部21と第2ボディー部22の間に位置する部分に逆止弁機構40が設けられる。
逆止弁機構40は、弁座部材41、ボール部材42及びコイルスプリング43を有して構成される。第2ボディー部22内に形成された液体流路22bは、液体流路22bのうち、第1ボディー部21の貫通部21b寄りの部位が大径で、その反対側の部位が小径となっており、中途に段差部22dが形成されている。この段差部22dにコイルスプリング43の一端が支持され、コイルスプリング43の他端側(第1ボディー部21の貫通部21b側)に弁として機能するボール部材42が支持されている。
弁座部材41は、合成樹脂又はゴムから形成された筒状体からなり、第1ボディー部21のキャップ装着部21gの内壁部21hの壁面(内底面)に一端面が当接するように設けられる。より具体的には、内壁部21h寄りには、外方に突出するフランジ部41bが形成されており、このフランジ部41bが内壁部21hに当接して配設される。フランジ部41bは、第2ボディー部22の連結用内側筒部22aの内径よりも大きな外径で形成される。また、第2ボディー部22の連結用内側筒部22aは、その端面が、第1ボディー部21の連結用外側筒部21a内に挿入された際に、フランジ部41bに当接し得る長さ関係で形成される。
これにより、第2ボディー部22の連結用内側筒部22aを第1ボディー部21の連結用外側筒部21a内に挿入して両者を螺合連結すると、連結用内側筒部22aの先端面が、弁座部材41のフランジ部41bを押圧する。フランジ部41bは合成樹脂又はゴムから形成されているため、この押圧力により、外方に膨出するように僅かに変形し、第1ボディー部21の連結用外側筒部21aと第2ボディー部22の連結用内側筒部22aとの間隙をシールするシール部材として機能する。従って、本実施形態によれば、逆止弁機構40を備えた構成とするに当たって、第1ボディー部21と第2ボディー部22との間に、間隙をシールするシール部材を別途に配設する必要がなく、部品点数の低減、コストの低減に寄与する。また、部品点数が少なくなり、構造が簡素化されるため、小型化(細径化)に適しており、本実施形態によれば、第1ボディー部21、第2ボディー部22の外径で十数mm以下のものを容易に提供できる。
弁座部材41には軸方向に貫通し、液体流路となる貫通部41aが形成されている。弁座部材41は、この貫通部41aが、フランジ部41bを第1ボディー部21の内壁部21hに当接した際に、第1ボディー部21の貫通部21bと連通するように配設される。貫通部41aにおいて、第2ボディー部22寄りの端部は、図2に示したように、その口径が次第に大きくなるテーパ状に形成されており、このテーパ状部41cに、ボール部材42がコイルスプリング43の付勢力によって当接可能となっている。
キャップ部30は、図5(c)に示すように、底部に液体流路となる貫通部31が形成された、有底の断面略筒状に形成され、ボディー部20のうちの第1ボディー部21に装着可能になっている。キャップ部30における貫通部31とその軸方向反対側の筒部の端縁には、第1ボディー部21の周面の一部に設けた被係合部に係合する係合部としての爪部32が設けられている。本実施形態では、キャップ部30を構成する筒部の端縁において、180度対向する位置の2箇所に爪部32が形成されている。これにより、キャップ部30の筒部を第1ボディー部21のキャップ装着部21gの周囲に嵌め合わせ、キャップ部30を回転させて爪部32を第1ボディー部21の被係合部に係合させると、ボディー部20からの離脱が防止されるように装着される。その逆に、キャップ部30を回転させて爪部32と被係合部の係合を解除させると、第1ボディー部21から離脱可能となる。
ここで、キャップ部30の係合部である爪部32が係合する被係合部は、第1ボディー部21のキャップ装着部21gにおいて、その周面の一部に形成された段差部21kからなる。段差部21kは、円筒状のキャップ装着部21gの周面の一部(キャップ装着部21gにおいて、連結用外側筒部21a寄りの周面の一部)に平坦面21dを形成することによって、相対的に、該平坦面21dに隣接する側の円弧部21cが突出することにより形成される。段差部21k及び平坦面21dは、係合部である爪部32と同様に、本実施形態では180度対称に2箇所に設けられている。なお、このように平坦面21dを形成すると、爪部32が段差部21kに係合した状態から係合を解除するために回転させようとしたときに、爪部32の側部が平坦面21dに接するため所定の抵抗が生じる。これにより、所定以上の力を付与しないと係合が解除されないため、係合状態を確実に保持するのに役立つ。
また、キャップ部30の円筒中心から爪部32までの半径方向の距離が、第1ボディー部21の段差部21kに隣接する円弧部21cが形成されている部位の半径よりも若干小さく形成される。そのため、キャップ30をキャップ装着部21gの周面に嵌め合わせていく際に、まず、爪部32を、キャップ装着部21gの段差部21kが形成されていない位置の円弧部21eに対応するように位置合わせし、所定長さ挿入したならば、円周方向に回転させ、爪部32を平坦面21dに対応させるようにする。それにより、爪部32が段差部21kに引っ掛かり、軸方向に引っ張っても抜けないようになる。キャップ30を取り外す際には、キャップ装着部21gに対して回転させ、爪部32が平坦面21dに対応している範囲から円弧部21e上に至るまで移動させ、その後、軸方向に引き抜くことで取り外しが可能となる。
以上のことから、キャップ部30を回転させ、その爪部32(係合部)を第1ボディー部21の段差部(被係合部)21kに対応させれば、第1ボディー部21から軸方向に引っ張っても離脱できないように固定できる。両者の係合を解除するように回転させれば、キャップ部30を第1ボディー部21から着脱できる。そして、スクリーン50は、キャップ部30と第1ボディー部21との間に配設されている。従って、レンチやドライバー等の工具を用いることなく、キャップ部30を手指で回転させれば容易に取り外しすることが可能である。但し、上記のように、平坦部21dから爪部32を離脱さえて円弧部21e上に位置させるには回転方向に所定以上の力が必要となるため、通常使用時においてキャップ部30が容易に抜けてしまうことはない。
また、キャップ部30はスクリーン50とは一体になっていないため、キャップ部30を第1ボディー部21から取り外せば、スクリーン50も簡単に取り外すことができ、交換作業や洗浄作業が容易である。しかも、スクリーン50を単独で取り扱うことができるため、表裏面のいずれ側からも通水でき、洗浄をより確実に行うことができる。
また、本実施形態のストレーナ10は、第1ボディー部21と第2ボディー部22との間の液体流路中に、逆止弁機構40を構成する弁座部材41、ボール部材42及びコイルスプリング43を配設し、第2ボディー部22の連結用内側筒部22aを第1ボディー部21の連結用外側筒部21a内に挿入して、第1ボディー部21の連結用外側筒部21aの内面のねじ部21fと、第2ボディー部22連結用内側筒部22aの外面のねじ部22cとを螺合して連結する構成である。
これにより、第2ボディー部22の連結用内側筒部22aの端面が、合成樹脂又はゴムからなる弁座部材41のフランジ部41bに当接して第1ボディー部21の連結用外側筒部21a内の内壁部21hに押圧する。その結果、フランジ部41bが外方に僅かに膨出し、第1ボディー部21の連結用外側筒部21aと第2ボディー部22の連結用内側筒部22aとの間隙が別途のシール部材を要することなくシールされる。
本実施形態のストレーナ10は、例えば、牧牛に給餌をする際に、牧牛に水やビタミンを供給する配管経路に、キャップ部30の貫通部31側から液体が流入し、第2ボディー部22の液体流路22b側から流出するように配設される。キャップ部30の貫通部31から流入する液体は、スクリーン50を通過する際に塵芥等が捕集される。次いで、第1ボディー部20内の液体流路である貫通部21bを通過し、さらに、逆止弁機構40を構成する弁座部材41の貫通部41bを通過して、第2ボディー部22の液体流路22b内に流入しようとする。このとき、液体は、ボール部材42をコイルスプリング43が収縮する方向に押圧するため、ボール部材42と弁座部材41のテーパ状部41cとの間には隙間が生じ、その隙間を通じて第2ボディー部22の液体流路22bに流入し、さらにこの液体流路22bを経てストレーナ10から流出し、牧牛に供給される。逆止弁機構40を有するため、液体が逆流しようとしても、ボール部材42が弁座部材41のテーパ状部41cに圧接されるため、第1ボディー部21の貫通部21b側への逆流が防止される。
所定期間使用し、スクリーン50に塵芥が溜まった場合には、上記のようにキャップ部30を回転させ、その爪部32(係合部)を第1ボディー部21の段差部(被係合部)21kに対応した係合位置からずらせば、キャップ部30を第1ボディー部21から容易に取り外すことができる。その後は、スクリーン50を取り外して洗浄し、あるいは交換し、再度スクリーン50及びキャップ部30を装着して使用する。
10 ストレーナ
20 ボディー部
21 第1ボディー部
21a 連結用外側筒部
21b 貫通部
21d 平坦面
21e 円弧部
21f ねじ部
21g キャップ装着部
21k 段差部(被係合部)
22 第2ボディー部
22a 連結用内側筒部
22b 液体流路
22c ねじ部
30 キャップ部
31 貫通部
32 爪部(係合部)
40 逆止弁機構
41 弁座部材
41a 貫通部
41b フランジ部
42 ボール部材(弁)
43 コイルスプリング
50 スクリーン

Claims (4)

  1. 液体流路を有するボディー部と、液体中の異物を除去するスクリーンとを備えたストレーナであって、
    前記ボディー部は、前記液体流路を構成する貫通部が内部に形成されていると共に、周面の一部に被係合部が形成されたキャップ装着部を一端側に有し、連結用外側筒部を他端側に有する第1ボディー部と、前記連結用外側筒部内に挿入されて前記第1ボディー部の前記貫通部に連通する液体流路を有する連結用内側筒部を備えた第2ボディー部とを有してなり、
    前記第2ボディー部の前記液体流路に配設される弁と、前記第1ボディー部の前記貫通部に連通する貫通部を有すると共に、周縁にフランジ部を有する合成樹脂又はゴムから形成され、前記第1ボディー部の連結用外側筒部内の内底面に支持される弁座部材とを有してなる逆止弁機構と、
    断面略筒状で、前記被係合部に係合する係合部を備え、前記被係合部に係合させると前記ボディー部からの離脱が防止され、前記係合部と被係合部の係合を解除させると前記ボディー部から離脱可能となり、前記ボディー部との間で前記スクリーンを取り外し可能に支持するキャップ部
    を備えており、
    前記弁座部材のフランジ部が、前記第2ボディー部の連結用内側筒部の内径よりも大きな外径で形成され、前記第2ボディー部の連結用内側筒部の端面が、前記第1ボディー部の連結用外側筒部内に挿入された際に、前記フランジ部に当接し得る長さ関係で形成され、前記第1ボディー部の連結用外側筒部内に、前記第2ボディー部の連結用内側筒部を挿入して両者を連結すると、前記連結用内側筒部の端面が、前記フランジ部を押圧し、前記第1ボディー部の連結用外側筒部と前記第2ボディー部の連結用内側筒部との間隙がシールされる構造であることを特徴とするストレーナ。
  2. 前記第1ボディー部の前記キャップ装着部の周面に、前記被係合部となる段差部が形成されており、
    前記キャップ部の係合部は、その端縁に内方に突出するように形成された爪部からなり、
    前記キャップ部の爪部を、前記第1ボディー部の段差部を除く円弧部に対応する位置に合わせると、前記第1ボディー部に対する前記キャップ部の着脱操作が可能となり、前記円弧部に対応する位置から前記段差部に対応する位置まで所定角度回転させると、前記爪部が前記段差部に係合して係合状態となる構成である請求項1記載のストレーナ。
  3. 前記弁座部材の貫通部は、前記第2ボディー部寄りの端部の口径が大きくなるテーパ状に形成されたテーパ状部を有し、前記逆止弁機構を構成する弁が、前記第2ボディー部の連結用内側筒部内に設けられたコイルスプリングに支持され、前記テーパ状部に当接可能なボール部材から形成されている請求項1又は2記載のストレーナ。
  4. 前記第1ボディー部の連結用外側筒部の内面と、前記第2ボディー部の連結用内側筒部の外面に、それぞれねじ部が形成され、両者を螺合して連結可能に設けられている請求項1、2又は3記載のストレーナ。
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