JP4533830B2 - 着脱コネクタ及び着脱コネクタの着脱方法 - Google Patents
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Description
その一方で、コネクタの内容積がチューブに対して大きく、内部構造が複雑になると、流体の流れが乱れて測定値の変動が生じ、また滞留が発生して流体の置換時間が増加する。
現在、遠隔操作機器に対応する公知のワンタッチ式コネクタの提案がある(特許文献1)。
また、内部構造が複雑である場合や、内部の内容積が大きいと、流体中の汚れの付着面積も増大し、頻繁な内部洗浄や部品の交換が必要となる。
図1は、実施例1に係る着脱コネクタを示す概念図(装着前)である。
図2は、実施例1に係る着脱コネクタを示す概念図(装着後)である。
図1及び2に示すように、本実施例に係る着脱コネクタ10Aは、一端部にテーパ状の受け部11を有する送液チューブ12と、前記テーパ状の受け部11と略同一形状のテーパ状の凹部13と、該テーパ状の凹部13と連通し、送液チューブ12を挿入する挿入通路14と、前記挿入通路14と同一軸で送液チューブ21を有する固定側のプラグオス部22を螺合する螺合部15とを具備するソケット16と、軸心に送液チューブ21を有する固定側のプラグオス部22とからなり、且つ、前記ソケット16の外周には少なくとも1以上(本実施例では4本)の遠隔操作用のマニピュレータで操作されるハンドル部17を有してなると共に、前記ソケット16の外周で送液チューブ12と同一軸心であり、遠隔操作用のマニピュレータ25で把持される断面円形状の支持部18を有してなるものである。ここで、プラグオス部22については、図中白抜きで示している(以下、同様)。
ここで、マニピュレータ以外のものとしては、例えばトング等の遠隔操作用の治具を用いることができる。なお、固定側のプラグオス部22は壁に固定されているが、本発明は壁に固定されるものには限定されるものではなく、固定用治具を用いて固定されているものでもよい(以下、同様である)。
例えばフローインジェクション分析法等のように、直前に流したサンプル(標準液)が流路内に滞留すると次に流すサンプルと混合が生じ、チャート上でテーリング減少が生じることがあるが、本実施例によれば、滞留を防止するので、テーリング減少が解消される。
図4は、実施例2に係る着脱コネクタを示す概念図(装着前)である。図5はその斜視図である。図6は、実施例2に係る着脱コネクタを示す概念図(装着後)である。図7は、実施例2に係る着脱コネクタを示す概念図(脱着直後)である。
これらの図面に示すように、本実施例に係る着脱コネクタ10Bは、一端部にテーパ状の受け部11を有する送液チューブ12と、前記テーパ状の受け部11と略同一形状のテーパ状の凹部13と、該テーパ状の凹部13と連通し、送液チューブ12を挿入する挿入通路14と、前記挿入通路14と同一軸で送液チューブ21を有するプラグオス部22が係り止め装着される係止部31を有する装着部32とを具備するソケット33と、軸心に送液チューブ21を有する前記係止部31と係止する係止爪部23を有するプラグオス部22とからなり、且つ、前記ソケット33の外周には前記係止部31を開放する一対のハンドル部34−1、34−2を有してなるものである。また、樹脂製のソケット本体の測部はスリットが形成されており、前記一対のハンドル部34−1、34−2を押し付ける際に変形自在としている。
ここで、図14−1は、プラグオス部22が送液チューブ12の一端部に設けたテーパ状の受け部11に挿入する前の状態の概略図である。また、図14−2は、プラグオス部22が挿入した状態の概略図である。
先ず、ソケット33に形成された凹部13の先端側の開口Dは、プラグオス部22の先端の開口dよりも大きいものとしている。また、送液チューブ12の一端に設けたテーパ状の受け部11の開口角αは、プラグオス部22の先端の角度βよりも小さいものとしている。また、ソケット33の凹部13の開口角γは、プラグオス部22の先端の角度βと略同一か又はやや大きいものとしている。
この面接触の結果、両者の密着性が向上し、流体の液漏れを防止すると共に、送液チューブ12と送液チューブ21が直結され、流体の滞留を防止することができる。
この面接触の結果、両者の密着性が向上し、流体の液漏れを防止すると共に、送液チューブ12と送液チューブ21が直結され、流体の滞留を防止することができる。
なお、図14乃至図16に示すような接続時において、テーパ状の受け部の内面においてリング状の接触面を形成してなること及び弾性部材により密着性を向上させることについては、実施例1においても同様に適用することができる。
図8は、実施例3に係る着脱コネクタを示す概念図(装着前)である。図9は、実施例3に係る着脱コネクタを示す概念図(装着後)である。図10は抜き出す動作の様子を示している。
これらの図面に示すように、本実施例に係る着脱コネクタ10Cは、一端部にテーパ状の受け部11を有する送液チューブ12と、前記テーパ状の受け部11と略同一形状のテーパ状の凹部13と、該テーパ状の凹部13と連通し、送液チューブ12を挿入する挿入通路14と、前記挿入通路14と同一軸で送液チューブ21を有するプラグオス部22が係り止め装着される係止部31を有する装着部32とを具備するソケット33と、
軸心に送液チューブ21を有する前記係止部31と係止する係止爪部23を有するプラグオス部22とからなり、且つ、前記プラグオス部22の係止爪部23の後方側に摺動自在であると共に、前記ソケット33の係止部31を開放する開放突部41を有する開放治具42とを有するものである。
図12は、開放治具42のフランジ部43−1、43−2から、ソケット33側に突部44−1、44−2を設けるとともに、ソケット33を抜き出す際において、係止部31の解除の動作を該突部44−1及び44−2により、より確実にしている。
図17に示すように、例えばフローインジェクション分析装置100における送液ポンプ101−1、101−2と、反応コイル102と、光学検出器103の各配管に、図1で示した着脱コネクタ10A―1〜10A―3取り付けたものである。各ユニット毎に遠隔操作機器による移動及び組立を行うようにしている。
液体クロマトグラフ装置においても、遠隔操作機器による組立・保守が容易に実施できる。
11 テーパ状の受け部
12 送液チューブ
13 テーパ状の凹部
15 螺合部
16、33 ソケット
17 ハンドル部
18 支持部
21 送液チューブ
22 プラグオス部
23 係止爪部
25 マニピュレータ
31 係止部
32 装着部
Claims (5)
- 一端部にテーパ状の受け部を有する送液チューブと、
前記テーパ状の受け部と略同一形状のテーパ状の凹部と、該テーパ状の凹部と連通し、送液チューブを挿入する挿入通路と、前記挿入通路と同一軸で送液チューブを有する固定側のプラグオス部を螺合する螺合部とを具備するソケットと、
軸心に送液チューブを有する固定側のプラグオス部とからなり、且つ、
前記ソケットの外周には少なくとも1以上の遠隔操作用のマニピュレータで操作されるハンドル部を有してなると共に、
前記ソケットの外周で送液チューブと同一軸心であり、前記マニピュレータで把持される断面円形状の支持部を有してなり、
前記ハンドル部の先端部に鍔部が設けられていることを特徴とする着脱コネクタ。 - 一端部にテーパ状の受け部を有する送液チューブと、
前記テーパ状の受け部と略同一形状のテーパ状の凹部と、該テーパ状の凹部と連通し、送液チューブを挿入する挿入通路と、前記挿入通路と同一軸で送液チューブを有するプラグオス部が係り止め装着される係止部を有する装着部とを具備するソケットと、
軸心に送液チューブを有する前記係止部と係止する係止爪部を有するプラグオス部とからなり、且つ、
前記装着部を挟んで前記ソケットの外周に配置され、遠隔操作用のマニピュレータの操作により前記係止部を開放する一対のハンドル部を有してなり、
前記一対の各ハンドル部は、
前記ソケットの外周において前記係止部よりもソケット後端側となる位置から、ソケット後端に向かう方向且つソケットから離れる方向に向かって延在する態様で設けられたものであり、
前記マニピュレータの操作により前記一対のハンドル部を前記ソケットの外周面に近づく方向に押し付けることにより、前記係止部を前記係止爪部と離脱する方向に移動させて、前記係止部を開放するように構成されたものであることを特徴とする着脱コネクタ。 - 請求項1又は2において、
前記プラグオス部の先端部が、接続時に前記ソケットのテーパ状の受け部の内面においてリング状の接触面を形成してなることを特徴とする着脱コネクタ。 - 請求項1乃至3のいずれか一つにおいて、
前記ソケットのテーパ状の凹部と、前記送液チューブの端部のテーパ状の受け部との間に弾性変形自在の弾性部材を介装してなることを特徴とする着脱コネクタ。 - 一端部にテーパ状の受け部を有する送液チューブと、
前記テーパ状の受け部と略同一形状のテーパ状の凹部と、該テーパ状の凹部と連通し、送液チューブを挿入する挿入通路と、前記挿入通路と同一軸で送液チューブを有する固定側のプラグオス部を螺合する螺合部とを具備するソケットと、
軸心に送液チューブを有する固定側のプラグオス部とからなり、且つ、
前記ソケットの外周には少なくとも1以上のマニピュレータで操作されるハンドル部を有してなると共に、
前記ソケットの外周で送液チューブと同一軸心であり、前記マニピュレータで把持される断面円形状の支持部を有してなり、
前記ハンドル部の先端部に鍔部が設けられてなる着脱コネクタを遠隔操作で着脱させる方法であって、
前記マニピュレータにより前記支持部を把持しつつ、前記マニピュレータにより前記ハンドル部を操作して前記ソケットを回転させることにより、前記ソケットの螺合部を前記プラグオス部に螺合させ、前記ソケットの前記受け部に前記プラグオス部の先端を装着させることを特徴とする着脱コネクタの着脱方法。
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