JP6094926B2 - 集塵装置 - Google Patents
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Description
〔請求項1記載の発明〕
粉塵を捕捉するフィルタ手段と、このフィルタ手段を収納するケーシング体と、が備わる集塵装置であって、
前記フィルタ手段は、外周面が粉塵の捕捉面となる円筒状とされ、かつ軸心が横方向を向く配置とされ、
前記フィルタ手段を軸心回りに回転する回転手段と、前記フィルタ手段内において当該フィルタ手段の内周面に向けてガスパルスを発するガスパルス手段と、が備わり、
前記ケーシング体は、軸方向一端部に吸気口を有し、軸方向他端部に排気口を有し、
前記フィルタ手段の吸気側開口は、閉じられており、
前記吸気口から吸引された空気が、前記ケーシング体内であってフィルタ手段との間の間隙部に流れ込み、当該間隙部を吸気側から排気側に向かって流れつつ前記フィルタ手段を径方向外方から内方へ向かって通り抜け、前記フィルタ手段内を当該フィルタ手段の排気側開口に向かって流れ、当該排気側開口を通り抜けた後、前記排気口から排気される、
ことを特徴とする集塵装置。
フィルタ手段が円筒状とされ、かつ軸心が横方向を向く配置とされていると、トンネル等の坑内においても、フィルタ面積を広くすることができる。また、フィルタ手段を軸心回りに回転する回転手段と、フィルタ手段内において当該フィルタ手段の内周面に向けてガスパルスを発するガスパルス手段とが備わると、フィルタ手段の外周面において捕捉した粉塵の全てを払い落すことができ、継続的な集塵が可能となる。
前記回転手段としてラチェット機構及びエアシリンダが備わり、
前記エアシリンダを伸縮させると前記ラチェット機構が揺動し、この揺動に応じて前記フィルタ手段が一方に回転する構成とされている、
請求項1記載の集塵装置。
回転手段としてラチェット機構及びエアシリンダが備わり、このエアシリンダを伸縮させるとラチェット機構が揺動し、この揺動に応じてフィルタ手段が一方に回転する構成とされていると、エアの圧力のみによってフィルタ手段を回転することができ、防爆仕様とするのが容易である。
前記ガスパルス手段として軸心方向に延びるガスパイプが備わり、
このガスパイプには軸心方向に間隔をおいて複数のノズルが備わり、
この複数のノズルから前記フィルタ手段の内周面に向けて圧縮エアを発する構成とされている、
請求項1又は請求項2記載の集塵装置。
ガスパルス手段として軸心方向に延びるガスパイプが備わり、このガスパイプには軸心方向に間隔をおいて複数のノズルが備わり、この複数のノズルから前記フィルタ手段の内周面に向けて圧縮エアを発する構成とされていると、エアの圧力のみによってフィルタ手段の外周面において捕捉した粉塵を払い落すことができ、防爆仕様とするのが容易である。
前記エアシリンダ及び前記ガスパイプと繋がるエアタンクが備わり、
このエアタンクに圧縮エアを供給すると、この供給に応じて前記エアシリンダが伸長し、この伸長に応じて前記ラチェット機構が一方に揺動し、この揺動に応じて前記フィルタ手段が一方に回転し、
更に前記エアタンクに供給された圧縮エアを前記ガスパイプに放出し、このガスパイプを通して前記複数のノズルから発すると、前記エアタンクの内圧が低下するとともに前記エアシリンダにかかる圧力も低下して前記エアシリンダが収縮し、この収縮に応じて前記ラチェット機構が他方に揺動するも、前記フィルタ手段は他方に回転しない、構成とされている、
請求項3記載の集塵装置。
エアシリンダ及びガスパイプと繋がるガスタンクが備わり、このガスタンクに圧縮エアを供給すると、この供給に応じてエアシリンダが伸長し、この伸長に応じてラチェット機構が一方に揺動し、この揺動に応じてフィルタ手段が一方に回転し、更にガスタンクに供給された圧縮エアをガスパイプに放出し、このガスパイプを通して複数のノズルから発すると、エアタンクの内圧が低下するとともに当該エアシリンダにかかる圧力も低下してエアシリンダが収縮し、この収縮に応じてラチェット機構が他方に揺動するも、フィルタ手段は他方に回転しない構成とされていると、ガスタンクへの圧縮エアの供給及び当該ガスタンクからの圧縮エアの放出、つまりガスパルスの実施に応じてフィルタ手段が自動的に回転することになる。したがって、フィルタ手段を回転するための動作指令を発する必要がなく、防爆仕様とするのが極めて容易である。
前記ケーシング体が筒状とされ、かつ粉塵を含む汚染空気の吸気口を有する吸気筒と、前記フィルタ手段を収納する本体筒と、粉塵が除去された清浄空気の排気口を有する排気筒と、に分解可能とされ、
前記排気筒には前記フィルタ手段の排気側開口と連通する連通口が備わり、この連通口の周縁部に前記フィルタ手段を軸支する軸支材が備わり、前記連通口においてのみ前記本体筒と前記排気筒とが連通する構成とされ、
更に前記吸気筒内には前記吸気口と対向する対向部材が備わり、この対向部材は、吸気側が山状に膨らみ、かつ前記フィルタ手段を排気側に押圧する構成とされている、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の集塵装置。
ケーシング体が筒状とされ、かつ粉塵を含む汚染空気の吸気口を有する吸気筒と、フィルタ手段を収納する本体筒と、粉塵が除去された清浄空気の排気口を有する排気筒とに分解可能とされ、排気筒にはフィルタ手段の排気側開口と連通する連通口が備わり、この連通口の周縁部にフィルタ手段を軸支する軸支材が備わり、前記連通口においてのみ本体筒と排気筒とが連通する構成とされ、更に吸気筒内には吸気口と対向する対向部材が備わり、この対向部材は、吸気側が山状に膨らみ、かつフィルタ手段を排気側に押圧する構成とされていると、トンネル等の坑内においても、フィルタ手段を容易に交換することができる。
前記本体筒の排気側底部に、開閉可能な粉塵排出口が備わる、
請求項5記載の集塵装置。
本発明の集塵装置においては、フィルタ手段の外周面から払い落された粉塵が、本体筒の排気側底部に堆積することになる。したがって、当該部位に開閉可能な粉塵排出口が備わると、ケーシング体内から粉塵を容易に排出することができる。
図1〜3に示すように、本形態の集塵装置1は、粉塵を捕捉するフィルタ手段10と、このフィルタ手段10を収納するケーシング体20とを有する。
本形態のフィルタ手段10は、ラチェット機構31を使用して回転するため、当該回転が連続的なものとはならず、不連続なものとなる。つまり、フィルタ手段10は、エアシリンダ36の伸縮速度や切欠き部32Aの離間距離等のさまざまな設計条件に応じて回転及び停止を繰り返すことになる。そこで、本形態においては、フィルタ手段10の回転が停止しているときにガスGを発する。
フィルタ手段10を取り付けるにあたっては、まず、図17の(1)に示すように、本体筒22から吸気筒21が取り外された状態にするとともに、本体筒22の吸気側にフィルタ手段10を用意する。
本形態の集塵装置1は、例えば、図16に示すように、金属や石炭等の搬送装置であるコンベアベルト91上に設置すると好適である。この形態によると、トンネル等の坑90の床面90aに設置されたコンベアベルト91上の空間が有効利用されることになる。しかも、粉塵排出口51から排出された粉塵が搬送ベルト91a上に落ちたうえで、当該搬送ベルト91aによって坑外に搬送されることになり、別途、粉塵の搬送装置等を設置する必要がない。しかも、本形態の集塵装置1は、集塵性能を高めるとしても側方に広がるものでもないため、側方の作業空間はそのまま確保することができ、例えば、従来通り、台車92等を通すことができる。
Claims (6)
- 粉塵を捕捉するフィルタ手段と、このフィルタ手段を収納するケーシング体と、が備わる集塵装置であって、
前記フィルタ手段は、外周面が粉塵の捕捉面となる円筒状とされ、かつ軸心が横方向を向く配置とされ、
前記フィルタ手段を軸心回りに回転する回転手段と、前記フィルタ手段内において当該フィルタ手段の内周面に向けてガスパルスを発するガスパルス手段と、が備わり、
前記ケーシング体は、軸方向一端部に吸気口を有し、軸方向他端部に排気口を有し、
前記フィルタ手段の吸気側開口は、閉じられており、
前記吸気口から吸引された空気が、前記ケーシング体内であってフィルタ手段との間の間隙部に流れ込み、当該間隙部を吸気側から排気側に向かって流れつつ前記フィルタ手段を径方向外方から内方へ向かって通り抜け、前記フィルタ手段内を当該フィルタ手段の排気側開口に向かって流れ、当該排気側開口を通り抜けた後、前記排気口から排気される、
ことを特徴とする集塵装置。 - 前記回転手段としてラチェット機構及びエアシリンダが備わり、
前記エアシリンダを伸縮させると前記ラチェット機構が揺動し、この揺動に応じて前記フィルタ手段が一方に回転する構成とされている、
請求項1記載の集塵装置。 - 前記ガスパルス手段として軸心方向に延びるガスパイプが備わり、
このガスパイプには軸心方向に間隔をおいて複数のノズルが備わり、
この複数のノズルから前記フィルタ手段の内周面に向けて圧縮エアを発する構成とされている、
請求項1又は請求項2記載の集塵装置。 - 前記エアシリンダ及び前記ガスパイプと繋がるエアタンクが備わり、
このエアタンクに圧縮エアを供給すると、この供給に応じて前記エアシリンダが伸長し、この伸長に応じて前記ラチェット機構が一方に揺動し、この揺動に応じて前記フィルタ手段が一方に回転し、
更に前記エアタンクに供給された圧縮エアを前記ガスパイプに放出し、このガスパイプを通して前記複数のノズルから発すると、前記エアタンクの内圧が低下するとともに前記エアシリンダにかかる圧力も低下して前記エアシリンダが収縮し、この収縮に応じて前記ラチェット機構が他方に揺動するも、前記フィルタ手段は他方に回転しない、構成とされている、
請求項3記載の集塵装置。 - 前記ケーシング体が筒状とされ、かつ粉塵を含む汚染空気の吸気口を有する吸気筒と、前記フィルタ手段を収納する本体筒と、粉塵が除去された清浄空気の排気口を有する排気筒と、に分解可能とされ、
前記排気筒には前記フィルタ手段の排気側開口と連通する連通口が備わり、この連通口の周縁部に前記フィルタ手段を軸支する軸支材が備わり、前記連通口においてのみ前記本体筒と前記排気筒とが連通する構成とされ、
更に前記吸気筒内には前記吸気口と対向する対向部材が備わり、この対向部材は、吸気側が山状に膨らみ、かつ前記フィルタ手段を排気側に押圧する構成とされている、
請求項1〜4のいずれか1項に記載の集塵装置。 - 前記本体筒の排気側底部に、開閉可能な粉塵排出口が備わる、
請求項5記載の集塵装置。
Priority Applications (1)
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JP2013058092A JP6094926B2 (ja) | 2013-03-21 | 2013-03-21 | 集塵装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013058092A JP6094926B2 (ja) | 2013-03-21 | 2013-03-21 | 集塵装置 |
Publications (2)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013058092A Active JP6094926B2 (ja) | 2013-03-21 | 2013-03-21 | 集塵装置 |
Country Status (1)
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