JP6894996B2 - 集塵装置用部材 - Google Patents

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Description

本発明は、集塵装置用部材に関する。
特許文献1(特開2016−153108号公報)には、除去した粉塵の回収作業を効率的に行える乾式集塵装置について開示されている。
特許文献1記載の穀類乾燥調製施設の乾式集塵装置は、外周面にフィルタが取り付けられ粉塵を除去する円筒ドラムと、該円筒ドラムのフィルタを通過した浄化空気を排出する浄化空気排出口と、フィルタに付着した粉塵を吸引する吸引ノズルと、該吸引ノズルで吸引した粉塵を除去する除塵装置と、回転ドラムの下方に落下する粉塵を集塵する集塵ホッパと、該集塵ホッパに排風を導入する排風導入口と、集塵ホッパで集塵した粉塵を搬送する搬送装置と、から構成される穀類乾燥調製施設の乾式集塵装置において、除塵装置における接続用排出口を搬送装置に接続したものである。
特許文献2(特許第4112441号公報)には、油分・水分を含有するミストや粉塵、油分を含有する溶接ヒューム粉塵類を高効率で捕集・回収する回収装置について開示されている。
特許文献2記載の粉塵類の回収装置は、油分・水分を含有するミストや粉塵を吸引する吸込みホースを備えたスクリーンタンクと、正逆切替運転可能な容積形ブロワとを機台に設置し、そのスクリーンタンクの排気側を該容積形ブロワの吸込側に連結し、その容積形ブロワの正転運転時に吸込みホースから吸引した空気中のミストや粉塵の捕集を行ない、逆転運転時に吸引した外気をスクリーンタンク内に吐出させることにより内部のフィルタを洗浄するように設け、その洗浄により沈降した粉塵類を回収する取り出し部をスクリーンタンクの底部に設けてなる粉塵類の回収装置において、スクリーンタンクについては、第1スクリーンタンクと第2スクリーンタンクとからなり、第1スクリーンタンクには、タンク本体内に底部に向かってラッパ形状に拡がるように形成されたサイクロンを設け、そのタンク本体の上部に設けられた吸込み管の出口部を当該タンク本体の胴部内周方向に配置すると共に当該吸込み管の入口部に吸込みホースを接続するように設け、第2スクリーンタンクには、フィルタとしてのデミスター材を収容するように設け、サイクロンの排気側を第2スクリーンタンクの吸気側に連結してなるものである。
特許文献3(特許第5827087号公報)には、フィルタの点検、洗浄、交換などのメンテナンスが容易な集塵機について開示されている。
特許文献3記載の集塵機は、吸込口および吐出口が設けられたハウジングと、ハウジング内に設置され、モータ駆動されるファンと、ファンが設置されたファン室と吸込口との間の空気吸引室に配されるメインフィルタと、ファンの外周を囲むようにファン室に設けられたドラム部材の外周面に取り付けられるドラムフィルタと、を備え、ファンが駆動されることにより吸込口からハウジング内に吸い込まれたオイルミスト混入気体をメインフィルタでろ過し、メインフィルタを通過した気体をドラムフィルタでろ過して吐出口から排出する集塵機において、メインフィルタは、空気吸引室から取り出し可能なボックス状のフィルタケースにフィルタを収納した構成とされ、空気吸引室に対してメインフィルタを出し入れするためのメインフィルタ取出口と、ファン室に対してドラムフィルタを出し入れするためのドラムフィルタ取出口とが、ハウジングの一側部に並設され、メインフィルタ取出口とドラムフィルタ取出口をともに塞ぐカバー部材を備えているものである。
特許文献4(特開2018−69196号公報)には、小型化可能な乾式集塵装置について開示されている。
特許文献4記載の乾式集塵装置は、フィルタに粉塵を含む排気風を通過させて、粉塵を捕捉する乾式集塵装置において、フィルタは気密室内に配置され、気密室の下部に沈降室が配置され、沈降室の下部の一端に、集塵口が設けられ、該集塵口に沈降物回収手段によって、沈降室の下部に堆積した沈降物を集め、回収するものである。
特許文献5(特開2017−104836号公報)には、乾式集塵装置において、排風からフィルタで捕集した粉塵が再び清浄化排風に混入しないようにする乾式集塵装置について開示されている。
特許文献5記載の乾式集塵装置は、回転する円筒ドラムの外周面にシート状のフィルタが取付け具で定着された集塵部を有し、フィルタに排風を通過させて排風中の粉塵を捕集する乾式集塵装置であって、集塵部に、捕集された粉塵をフィルタ表面から吸引して除去するノズル部材が、円筒ドラムの軸方向に配置されており、取付け具に吸引防止構造を設けてあるものである。
特許文献6(特開2018−69150号公報)には、揺動パイプ型の吸引ノズルを備えた乾式集塵装置において、フィルタの端部を定着する取付具を容易に取り付けることができるとともに、吸引ノズルのハンマー現象を防止し、浄化後の排風に捕集後の粉塵が混じることを防止することのできる乾式集塵装置について開示されている。
特許文献6記載の乾式集塵装置は、回転する円筒ドラムの外周面にシート状のフィルタが取付具により定着された集塵部を有し、フィルタに排風を通過させて排風中の粉塵を捕集する乾式集塵装置であって、集塵部に、捕集された粉塵をフィルタ表面から吸引して除去するノズル部材が、フィルタの粉塵捕集側の面に対して接触と離間可能に、かつ、フィルタの粉塵捕集側の面に向けて付勢された状態で配置されてなる乾式集塵装置において、円筒ドラムの外周面の軸方向に長溝を形成するとともに、長溝の幅方向両端部に嵌合することによってフィルタを定着する弾性取付具を設けたものである。
特許文献7(特開2014−233705号公報)には、十分な集塵能力を有しつつ、設備機器をコンパクトに構成することができて、コストを低くすることができる乾式集塵装置について開示されている。
特許文献7記載の乾式集塵装置及び乾式集塵システムにおいては、営農施設で発生する粉塵を含む排風に対してフィルタを通過させて粉塵を捕捉する乾式集塵装置において、フィルタが着脱可能に取付けられて内部へ清浄空気を流すフィルタ取付部材と、フィルタの表面に沿って移動しながら捕捉された粉塵を吸引する吸引ノズルとを備え、フィルタは、基布の表面に微細繊維が起毛した起毛布で構成されているものである。
特開2016−153108号公報 特許第4112441号公報 特許第5827087号公報 特開2018−69196号公報 特開2017−104836号公報 特開2018−69150号公報 特開2014−233705号公報
従来から集塵装置において、種々の研究開発が行われている。しかしながら、近年、回転体の一例である円筒ドラムの回動を支持するための支持部材が、破損、欠損または溶着することが多発し、メンテナンスが多大な労力となる問題が増加しつつある。
本発明の主な目的は、回転体の回動を経時的に支持することができる集塵装置用部材を提供することである。
本発明の他の目的は、水撃作用またはハンマー現象を抑制することができる集塵装置用部材を提供することである。
(1)
一局面に従う集塵装置用部材は、弾性部材と、弾性部材の少なくとも一端側に形成された金属部材と、弾性部材の他端側に形成された固定部材と、を含み、固定部材は、集塵装置の回転体の端部に取り付けられ、金属部材は、集塵装置の壁面に接するものである。
この場合、集塵装置用部材は、固定部材により回転体に固定される。回転体が回転する場合において、金属部材が壁面に接触し、回転体が回転しながら偏芯運動をした場合、弾性部材により変動を吸収することができる。
(2)
第2の発明にかかる集塵装置用部材は、一局面にかかる集塵装置用部材において、弾性部材は、ウレタン、ポリウレタン、ウレタン樹脂、ウレタンゴム、発泡樹脂、発泡プラスチックのいずれか1つからなってもよい。
この場合、回転体の内部と外部とでは、気圧の差が生じている。そのため、弾性部材は、ウレタン、ポリウレタン、ウレタン樹脂、ウレタンゴム、発泡樹脂、発泡プラスチックのいずれか1つを用いることで、気圧差を維持しつつ、回転体の偏芯または変動を吸収することができる。
(3)
第3の発明にかかる集塵装置用部材は、一局面または第2の発明にかかる集塵装置用部材において、金属部材は、1の金属部材により形成されてもよい。
この場合、金属部材が、1の金属部材により形成される。その結果、金属部材に凹凸を形成することなく、回転体とともに回動して、円滑に壁面に接触することができる。
(4)
第4の発明にかかる集塵装置用部材は、一局面または第2の発明にかかる集塵装置用部材において、金属部材は、複数の金属部材により形成され、一の金属部材の一端側の下に他の金属部材の他端側を重複して配置させてもよい。
この場合、金属部材の端部が、連続して重複して配置される。その結果、一の金属部材を製造するコストよりも低コスト化を実現することができる。また、連続して重複して設けられるので回転体に取り付けて回動させた場合、壁面に円滑に接触することができる。すなわち、引っ掛かりを無くした状態の金属部材を形成することができる。
(5)
第5の発明にかかる集塵装置用部材は、一局面から第4の発明にかかる集塵装置用部材において、ノズル装置をさらに含み、ノズル装置は、回転体に設けられたフィルタの集塵を吸引する吸引口と、吸引口に負圧を供給する供給装置と、供給装置と吸引口との間に設けられた開口部と、を含んでもよい。
この場合、供給装置と吸引口との間に、開口部を設けているので、吸引口が仮に封止された場合でも、ハンマー現象が生じることを防止することができる。すなわち、供給装置と吸引口との間に開口部を設けない場合、吸引口が何らかの原因で封止された場合、供給装置までの間において、空中浮遊していたゴミが落下し、配管内に蓄積されて配管が閉塞するという問題が生じる。これらを防止することができる。また、急激に吸引口が封止されることにより供給装置への負荷が加わり、供給装置の故障などの原因になり得る。それらを防止することができる。なお、供給装置は、吸引ファン等の機器を含む。
(6)
第6の発明にかかる集塵装置用部材は、第5の発明にかかる集塵装置用部材において、ノズル装置は、旋回軸部をさらに含み、旋回軸部は、吸引口における重心と所定の距離離間した領域に設けられてもよい。
この場合、ノズル装置は、旋回軸部を含み、吸引口における重心と所定の距離離間した領域に設けられるので、吸引口をフィルタに押し付けるように、配置させることができる。すなわち、吸引口における重心は、水平方向面内において、回転ドラムの半径以内にいることが好ましい。
また、旋回軸を設けることにより単にノズル装置を保持するだけでなく、回転体の真円度が低い場合にも、吸引口を回転体の周囲に従動させることができる。
さらに、ノズル装置の吸引口から旋回軸までの距離を大きくすることにより、回転ドラムの外周に対して、より垂直に近い角度(回転ドラムの軸から当該外周に対して放射方向)で吸引口を追従させることができる。
吸引口をより垂直に近い角度で追従させることで、吸引口(ノズル口)に設けられたスクレーパーが吸引口の角度に影響を受けない形で出来る限り、回転ドラムに沿った形で位置するようになる。その結果、集塵能力を安定させることができる。
なお、最もよい状態は、吸引口が、回転ドラムの外周に対して垂直で接触し、回転ドラムの真円度が良い箇所において集塵能力を安定して発揮させ、真円度が悪い箇所であっても吸引口が回転ドラムの法線方向へ出入りして追従し、集塵能力を安定して発揮させることができる状態である。
(7)
第7の発明にかかる集塵装置用部材は、一局面から第6の発明にかかる集塵装置用部材において、回転体は、軸部と、回転体形成部と、底板面と、を含み、軸部は、過負荷保護装置を有してもよい。
過負荷保護装置は、トルクリミッターまたはリミットスイッチ、その他の任意の装置であってもよい。
トルクリミッター等の機械式過負荷保護装置は、回転体に外部からの力が加わった場合においても、機械的に回転を抑制することができる。特に、重量が大きい回転体の場合、負荷がかかる軸に直接的に取り付けることができるため、急激に軸回転を停止させることによる衝撃を低減することができる。
すなわち、過負荷保護装置で空回転させることにより、衝撃を防止することができる。また、制御盤等に取り付ける必要がないため、安価で実施することができる。さらに、過負荷の原因が除去された場合、装置のみ止まった状態で、電動機は回転しているため、すぐに運転することができる。すなわち、自動復帰が可能であり、現場での調節も可能である。その他、緊急停止による軸部および軸部周辺への負荷を軽減することができる。
また、リミットスイッチ等の電流検知式過負荷保護装置は、電気式であるため、設定を数値で入力することができ、容易に設定し、安定した動作を得ることができる。また、後付けも容易に実施することができる。さらに、回転ドラムの駆動部も停止させるため、駆動部への過電流による負荷を抑止することができる。
(8)
第8の発明にかかる集塵装置用部材は、一局面から第7の発明にかかる集塵装置用部材において、回転体は、軸部と、回転体形成部と、底板面と、を含み、回転体形成部は、菱形のエキスパンドメタルを含み、菱形の対角線の長い方向を回転ドラムの円周に沿った方向に配置させてもよい。
この場合、菱形のエキスパンドメタルの菱形の対角線の長い方向を回転ドラムの円周に沿った方向に配置させることにより、周方向への強度を維持することができる。すなわち、回転ドラム自体の剛性を高め、ドラム形状を維持するための補強部材を減らすことができる。その結果、回転ドラムの軽量化、またはコストダウンを実現することができる。
(9)
第9の発明にかかる集塵装置用部材は、一局面から第8の発明にかかる集塵装置用部材において、回転体は、第1軸部および第2軸部と、回転体形成部と、底板面と、対向面と、を含み、回転体は、円筒形状からなり、底部に底板面が形成され、底部に対向する蓋部に対向面が形成され、底板面と対向面との間に回転体形成部が形成され、底板面の中央部でかつ回転体形成部の延長方向に沿って第1軸部が形成され、対向面の中央部でかつ回転体形成部の延長方向に沿って第2軸部が形成され、第1軸部を延長させて仮想軸を形成した場合に、第2軸部に一致するものでもよい。
この場合、第1軸部と第2軸部との間の軸を省略することができる。その結果、回転体自体の軽量化を実現することができる。また、回転体自体のコストダウンを実現することができる。
本実施の形態にかかる乾式集塵装置の構造の一例を示す模式的斜視図である。 乾式集塵装置の構造の一例を示す模式的平面図である。 乾式集塵装置の回転ドラムおよびフィルタの一例を示す模式図である。 本実施の形態にかかるノズルの一例を示す模式図である。 従来の集塵装置用部材の一例を示す模式図である。 従来の集塵装置用部材の一例を示す模式図である。 集塵装置用部材の一例を示す模式図である。 集塵装置用部材の一例を示す模式図である。 集塵装置用部材の他の例を示す模式図である。 集塵装置用部材の他の例を示す模式図である。 集塵装置用部材のステンレス部材の配置の一例を示す模式図である。 乾式集塵装置の回転ドラムの他の例を示す模式図である。 図2に示した乾式集塵装置の構造の他の例を示す模式的平面図である。 本発明にかかるノズル500の一例を示す模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付す。また、同符号の場合には、それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さないものとする。
(乾式集塵装置200)
図1および図2は、乾式集塵装置200の一例を示す模式図である。図1は、乾式集塵装置200の構造の一例を示す模式的斜視図であり、図2は、乾式集塵装置200の構造の一例を示す模式的平面図である。
ここで、本実施の形態にかかる乾式集塵装置200は、収穫された米等の穀類を乾燥または調製処理する場合に発生する細かい粉塵を捕集して浄化処理する装置である。
図1および図2に示すように、乾式集塵装置200は、主に、本体室210およびクリーン室220からなる。
また、乾式集塵装置200の本体室210には、主に回転ドラム300、フィルタ400およびノズル500が設けられる。また、図2に示すように、コンプレッサ600は、本体室210の外に設置されている。
なお、本実施の形態に限定されず、コンプレッサ600を、本体室210内またはクリーン室220に設置してもよい。
(本体室210およびクリーン室220)
図1および図2に示すように、乾式集塵装置200の本体室210には、細かい粉塵を含む気体F1(図2参照)が送り込まれる。
一方、クリーン室220には、細かい粉塵を含む気体F1から粉塵を除去した気体、すなわち浄化された気体F3が排出される。
これらの本体室210およびクリーン室220は、主に後述する回転ドラム300およびフィルタ400と、本体室210の壁面211とで区分されている。
すなわち、フィルタ400の上流側は、本体室210と呼ばれ、フィルタ400の下流側は、クリーン室220と呼ばれる。
また、本実施の形態にかかる本体室210は、200Paの環境下で設けられ、クリーン室220は、0Paの環境下で設けられている。すなわち、本体室210の圧力よりもクリーン室220の圧力が低くなるように設定されている。
なお、当該圧力については、気体の供給装置が乾式集塵装置200本体の上流側に配置されている場合、下流側に配置されている場合、のいずれかで異なる。すなわち、本体室210から気体の供給装置で気体を噴出し、圧力を出す方式、クリーン室220側から吸い込みファンによる気体の供給装置で圧力を吸い込む方式、の2つの実施例がある。その結果、必ずしもクリーン室220が0Paになるとは限らない。しかしながら、いずれもクリーン室220側の圧力が低く設定され、その圧力差は、50Pa以上800Pa以下の範囲のいずれかであってもよく、100Pa以上400Pa以下の範囲のいずれかであることがより好ましい。
(回転ドラム300)
次に、図3は、乾式集塵装置200の回転ドラム300およびフィルタ400の一例を示す模式図である。
図3に示す回転ドラム300は、1または複数の円筒形状からなる。本実施の形態における回転ドラム300は、円筒形状の一端側に底板面310を有し、その他の部分は、円筒シェル形状320からなる。すなわち、骨組みにより円筒形状が形成されている。
また、本実施の形態にかかる円筒シェル形状320に限定されず、円孔のパンチングメタル、菱形のパンチングメタル、菱形のエキスパンドメタル、その他の任意の形状で形成されてもよい。
本実施の形態においては、回転ドラム300の回転軸340は、水平方向に延びて形成されている。
さらに、本実施の形態にかかる回転ドラム300の直径は、1mから3mまでの範囲内で形成されている。また、本実施の形態にかかる回転ドラム300の回転軸340(図2参照)方向における長さは、1mから10mまでの範囲内で形成される。
なお、回転ドラム300の直径または回転軸340は、上記の例に限定されず、任意の数値で設けても良い。
また、図2に示すように、回転ドラム300の底板面310側には、モータ330が設けられている。モータ330は、回転ドラム300の回転軸340に接続されている。
また、モータ330と回転軸340の間には、過負荷保護装置として機械的観点から、トルクリミッター350が設けられている。
なお、トルクリミッター350の代わりに、電気的観点から、リミットスイッチ350、その他の任意の過負荷保護装置を用いても良い。トルクリミッター350は、回転軸340に負荷が加わり回転ドラム300が回転されずモータ330に負荷を与える場合、機械的にモータ330の回転を回転ドラム300に供給せず、空回りさせるものである。
すなわち、回転ドラム300が外部要因で回転しない場合でも、モータ330の回転に負荷を与えないようにトルクリミッター350を設けている。
(フィルタ400)
また、図3に示すように、フィルタ400は、基布410の表面に起毛させた微細繊維420を形成させたものである。フィルタ400は、回転ドラム300の骨組み部分に1枚または複数枚巻き付けられている。
また、図示していないが、フィルタ400は、回転ドラム300に対して取り付け部材により取り外し可能に固定されていることが望ましい。それにより、フィルタ400の交換を容易にすることができる。
回転ドラム300の円筒面にフィルタ400を用いることで、比較的多くの排風に対して粉塵を捕捉することができ、集塵効率を向上させることができる。
(ノズル500)
図4は、本実施の形態にかかるノズル500の一例を示す模式図である。
ノズル500は、ノズル500の主配管520、第1配管530および第2配管540を含む。第1配管530に3個のノズル口510が設けられている。第2配管540に3個のノズル口510が設けられている。
本実施の形態にかかるノズル500は、フィルタ400の微細繊維420に吸着された粉塵を吸引するための部材である。本実施の形態においてノズル500は、回転ドラム300の回転軸340に平行な方向に延在して形成された複数のノズル口510を有する。
すなわち、ノズル口510は、回転ドラム300の回転軸340に平行な方向に延在して形成される。そのため、回転ドラム300を回転させることでフィルタ400の全面をノズル口510から吸引することができる。
また、第1配管530の端部には、孔531が形成されており、第2配管540の端部には、孔541が形成されている。孔531、孔541は、第1配管530の内部または第2配管540の内部と、ノズル500の外と、を連通可能にしている。
なお、本実施の形態においては、ノズル口510を回転ドラム300の回転軸340に平行な方向に延在させることとしているが、これに限定されない。例えば、ノズル口510を延在させず、回転ドラム300の回転軸340と平行な方向に往復移動させて、フィルタ400の全面を吸引させるようにしてもよい。この場合、往復移動の動力は、回転ドラム300の回転力を利用してもよく、別の動力を用いてもよい。
さらに、本実施の形態においては、孔531、孔541を形成することとしているが、これに限定されず、複数の箇所に、1または複数の孔を任意の位置に形成してもよい。その結果、一の孔が封止された場合でも、コンプレッサ600への負荷を低減することができる。さらに、第1配管530、第2配管540内の粉塵の蓄積を防止することができる。
(コンプレッサ600)
次に、コンプレッサ600は、ノズル500に負圧を供給する。負圧を供給することにより、ノズル500は、フィルタ400の粉塵をノズル口510から吸引することができる。さらに、図示していないが、コンプレッサ600には、粉塵を除去する遠心分離機またはフィルタを有していてもよい。その結果、ノズル500からの粉塵を適切に除去することができる。
(集塵装置用部材100)
図5および図6は、従来の集塵装置用部材900の一例を示す模式図であり、図7および図8は、本実施の形態にかかる集塵装置用部材100の一例を示す模式図である。
図5および図6に示すように、従来の集塵装置用部材900は、回転ドラム300に対してボルトBTで固定された弾性部材910である。弾性部材910は、ウレタン樹脂からなる。
図5および図6に示すように、弾性部材910は、本体室210の壁面211に押し付けられることにより、矢印Lの方向に広げられる。
従来の集塵装置用部材900においては、弾性部材910と壁面211との圧接および摩擦により、弾性部材910が壁面211に固着、または溶着するという問題が生じていた。
一方、図7および図8に示すように、本実施の形態にかかる集塵装置用部材100は、集塵装置用部材900の弾性部材910の内周部に、ステンレス部材120をさらに有する。
図7および図8に示すように、集塵装置用部材100は、ステンレス部材120と壁面211とを接触させる。その結果、弾性部材910が壁面211と直接接触することを防止することができる。
その結果、本体室210とクリーン室220との間の気圧差を維持することができる。また、弾性部材910が壁面211に固着、または溶着するという問題を防止することができる。すなわち、摩擦抵抗を低下させることができるため、回転ドラム300の回転を阻害することを防止できる。
次いで、図9および図10は、集塵装置用部材100の他の例を示す模式図である。
図9および図10に示すように、回転ドラム300の端部に、フランジ部140が設けられている。フランジ部140のフランジ面に対向してステンレス部材120が設けられ、フランジ部140とステンレス部材120との間に発泡部材130が設けられている。
この場合、ステンレス部材120とフランジ部140との間に発泡部材130を設けているので、本体室210とクリーン室220との間の気圧差を維持することができる。すなわち、発泡部材130は、連続または断続的な気泡体であるものの、気体を連通させるものではない。
また、弾性部材910を直接壁面211に圧接または接触させていないため、壁面211に固着、または溶着するという問題を防止することができる。
また、本実施の形態においては、ステンレス部材120を用いることとしているが、これに限定されず、壁面211よりも硬さの異なる金属部材、好ましくは壁面211よりも硬さの柔らかい金属部材、その他の任意の部材を用いてもよい。壁面211よりも硬さの柔らかい金属部材を用いることで、壁面211への損傷を抑制することができる。
続いて、図11は、集塵装置用部材100のステンレス部材120の配置の一例を示す模式図である。すなわち、図9、図10においては、一の部材からなるフランジ部140、一のリング状部材からなる発泡部材130、一のリング状部材からなるステンレス部材120について説明している。しかし、以下においては、複数の部材でリング状を形成する発泡部材130、ステンレス部材120について説明を行う。
図11に示すように、ステンレス部材120は、複数の部材からなってもよい。また、発泡部材130も複数の部材からなってもよい。ステンレス部材120の一端側121と隣接するステンレス部材120の他端側122とが重複して設けられる。
また、発泡部材130は、ステンレス部材120の重複する部分と異なる部分において隣接する発泡部材130と配置されることが好ましい。
このように、図11のフランジ部140、複数の発泡部材130および複数のステンレス部材120が矢印Aの方向に移動する。その結果、壁面211との間で円滑に移動させることができる。すなわち、壁面211と、ステンレス部材120との間において、摺動方向に抵抗する段差の形成を防止することができる。
以上のように、1枚のリング状からなるステンレス部材120を用いる場合と比較して、複数のステンレス部材120でリング形状を形成する方が低コストにより製造することができる。
また、壁面211とステンレス部材120との摺動方向に対して凸部を形成させないよう、ステンレス部材120を重複させているので、円滑に移動させることができる。
以上のように、集塵装置用部材100は、ボルトBTにより回転ドラム300に固定される。回転ドラム300が回転する場合において、ステンレス部材120が壁面211に接触し、回転ドラム300が回転しながら偏芯運動をした場合、発泡部材130により変動を吸収することができる。
また、回転ドラム300の内部と外部とでは、気圧の差が生じている。そのため、発泡部材130は、気圧差を維持しつつ、回転ドラム300の回転における変動を吸収することができる。
ステンレス部材120が、1枚、または複数枚で形成される。回転ドラム300とともに回動して、円滑に壁面211に接触することができる。
また、コンプレッサ600とノズル口510との間に、孔531,541を設けているので、ノズル口510が仮に封止された場合でも、ハンマー現象が生じることを防止することができる。特に、ノズル口510が閉塞された場合、例えばフィルタ400に吸着した場合であっても、孔531、541から気体が吸引され、吸着が解除される。
また、回転ドラム300に外部からの力が加わった場合においても、トルクリミッター350で機械的に回転を抑制することができる。特に、重量が大きい回転ドラム300の場合、急激に軸回転を停止させることによる衝撃を低減することができる。
次に、図12は、回転ドラム300の他の例を示す模式図である。
図12に示す回転ドラム300は、図3と同様に、円筒形状からなる。
本実施の形態における回転ドラム300は、円筒形状の一端側に底板面310を有する。また、回転ドラム300は、円筒シェル形状320を用いるのではなく、パンチングメタル320により形成されている。
また、回転ドラム300の軸周りの方向(図中矢印)の方向に沿った方向にパンチングメタル320の菱形の長辺(図中D)が配置され、回転ドラム300の軸方向にパンチングメタル320の菱形の短辺(図中H)が配置される。
その結果、回転ドラム300の軸周りの方向(図中矢印)に対して強度を高めることができる。その結果、円筒シェル形状320を用いることなく回転ドラム300を形成した場合でも、剛性を維持することができる。
次いで、図13は、図2に示した乾式集塵装置200の構造の他の例を示す模式的平面図である。
図13に示すように、乾式集塵装置200は、図2と同様に回転ドラム300の底板面310側には、モータ330が設けられている。
本実施の形態において図13に示すように、回転ドラム300は、底板面310と、対向面390と、を有する。対向面390には、1または複数の孔が形成されている。それにより、回転ドラム300内の清浄な空気をクリーン室220へ供給することができる。
また、図13に示す回転軸340は、回転ドラム300の一端側から他端側まで連続して設けられたものではなく、回転ドラム300のモータ330側の底板面310に第1軸341が設けられており、モータ330側と逆側の対向面390に第2軸342が設けられている。
すなわち、第1軸341と第2軸342とは、図2の回転軸340と異なり、一直線で形成されたものではない。
続いて、図14は、本発明にかかるノズル500の一例を示す模式図である。
図14に示すように、ノズル口510は、第1配管530および第2配管540に設けられている。また、第1配管530および第2配管540の支持部材590には、旋回軸500RPが設けられる。
本実施の形態においては、図14に示すように、第1配管530および第2配管540と、ノズル口510との両者を合わせた場合の重心位置500Gよりも、旋回軸500RPが距離Rだけノズル口510側に設けられる。
その結果、ノズル口510が図中において右旋回(時計回り)する方向に移動しようとする力F50が生じる。したがって、ノズル口510が自然と自重によりフィルタ400に接触し、フィルタ400の塵埃を吸引することができる。
本発明においては、弾性部材910、または発泡部材130が、「弾性部材」に相当し、ステンレス部材120が、「金属部材」に相当し、ボルトBTおよび/またはフランジ部140が、「固定部材」に相当し、回転ドラム300が、「回転体」に相当し、壁面211が、「壁面」に相当し、集塵装置用部材100、および/またはノズル500、および/またはトルクリミッター350が、「集塵装置用部材」に相当する。また、ノズル500が、「ノズル装置」に相当し、フィルタ400が、「フィルタ」に相当し、ノズル口510が、「吸引口」に相当し、コンプレッサ600が、「供給装置」に相当し、孔531、541が、「開口部」に相当し、回転軸340が、「軸部」に相当し、円筒シェル形状320、パンチングメタル320が、「回転体形成部」に相当し、底板面310が、「底板部」に相当し、リミットスイッチ350が、「リミットスイッチ」に相当し、過負荷保護装置、トルクリミッター350が、「トルクリミッター、過負荷保護装置」に相当する。
本発明の好ましい一実施の形態は上記の通りであるが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の精神の範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
100 集塵装置用部材
120 ステンレス部材
130 発泡部材
140 フランジ部
211 壁面
300 回転ドラム
310 底板面
320 円筒シェル形状、パンチングメタル
340 回転軸
350 過負荷保護装置、トルクリミッター、リミットスイッチ
531、541 孔
400 フィルタ
500 ノズル
510 ノズル口
600 コンプレッサ
910 弾性部材
BT ボルト

Claims (5)

  1. 弾性部材と、
    前記弾性部材の少なくとも一端側に形成された金属部材と、
    前記弾性部材の他端側に形成された固定部材と、を含み、
    前記固定部材は、集塵装置の回転体の端部に取り付けられ、
    前記金属部材は、前記集塵装置の壁面に接する、集塵装置用部材。
  2. 前記弾性部材は、ウレタン樹脂、ウレタンゴム、発泡樹脂のいずれか1つからなる、請求項1記載の集塵装置用部材。
  3. 前記金属部材は、1の金属材により形成された、請求項1または2記載の集塵装置用部材。
  4. 前記金属部材は、複数の金属材により形成され、一の前記金属材の一端側の下に他の前記金属材の他端側を重複して配置させた、請求項1または2記載の集塵装置用部材。
  5. ノズル装置をさらに含み、
    前記ノズル装置は、
    前記回転体に設けられたフィルタの集塵を吸引する吸引口と、
    前記吸引口に負圧を供給する供給装置と、
    前記供給装置と前記吸引口との間に設けられた開口部と、を含む、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の集塵装置用部材。
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