JP6094284B2 - 移動状態検出装置 - Google Patents

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本発明は、両方向に回転または往復移動する移動部材の移動量を検出する移動状態検出装置に関する。
ジョグダイヤルやスライド操作部材等の操作部材の操作量(移動量)を検出する装置として、その操作量を符号化するエンコーダが従来より知られている(特許文献1参照)。例えば、この種のエンコーダは、ジョグダイヤルとともに回転するロータを備え、ロータには、回転方向に所定ピッチで複数並ぶスリットが形成されている。そして、発光素子からの出射光がスリットを透過して受光素子で検出された回数に基づき、ロータの回転量を算出することで、ジョグダイヤルの操作量を検出する。
特許第4804819号公報
ここで、本発明者は、検出対象の移動量に加えて移動方向についてもエンコーダで検出可能にするべく、発光素子および受光素子を2組備える構成を検討した。すなわち、2つの受光素子による検出タイミングの位相差に基づき、操作方向を検出する構成である。しかしながら、この構成では発光素子および受光素子を2組要するので、部品点数の増大を招く。
本発明は、上記問題を鑑みてなされたもので、その目的は、部品点数の増大を抑制しつつ、移動量に加えて移動方向をも検出可能にした、移動状態検出装置を提供することにある。
開示されたひとつの発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、開示された発明の技術的範囲を限定するものではない。
すなわち、上記発明のひとつは以下の構成を備える。すなわち、両方向に回転または往復移動する移動部材であって、その移動方向(Y1、Y2)に遮光部(11、12)および透光部(13、14)が交互に複数並ぶように形成された移動部材(10)を備える。遮光部の移動軌跡上の所定箇所に向けて光を出射する光源(21)を備える。光源から出射された光のうち、遮光部で反射した光または透光部を透過した光を検出する受光素子(22)を備える。受光素子の検出変化に基づき、移動部材の移動量を算出する移動量算出手段(32)を備える。
さらに上記発明は、透光部の移動方向の長さ(B、D)は隣り合う透光部で異なる寸法に設定され、かつ、遮光部の移動方向の長さ(A、C)は隣り合う遮光部で異なる寸法に設定されており、受光素子の検出変化パターンに基づき、移動部材の移動方向を判別する移動方向判別手段(33)を備える。
さらに上記発明は、受光素子の検出結果を所定の時間間隔で取得した場合の、検出結果が連続して同じであった回数を連続カウント数と呼ぶ場合において、前回の連続カウント数、前々回の連続カウント数および前々々回の連続カウント数の大小比較に基づき、各々の連続カウント数に対応する移動方向の長さを特定する長さ特定手段(34)を備える。移動量算出手段は、長さ特定手段により特定された連続カウント数に対応する長さを、検出結果が切り替わる毎に積算し、その積算値を移動量として算出する。
以上により、上記発明によれば、隣り合う透光部が異なる長さであり、かつ、隣り合う遮光部が異なる長さである。そのため、移動部材が一方に移動する場合と他方に移動する場合とで、受光素子の検出変化パターンが異なるようになる。よって、その検出変化パターンに基づき移動方向を判別する上記発明よれば、移動量を検出する1組の光源および受光素子で、移動方向をも検出できるようになる。したがって、上記発明によれば、部品点数の増大を抑制しつつ、移動量に加えて移動方向をも検出できる。
本発明の一実施形態にかかる、移動状態検出装置の全体を示す模式図。 図1のカウント手段によるサンプリング周期を示す図。 図1のロータが反時計方向に回転した場合における、カウント数の変化パターンを示す図。 図1のロータが時計方向に回転した場合における、カウント数の変化パターンを示す図。 図1のマイコンによる回転方向および回転量を算出する処理手順を示すフローチャート。
以下、本発明の移動状態検出装置を、ユーザにより回転操作されるダイヤルの回転量および回転方向を検出する装置に適用した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、移動状態検出装置は、以下に詳述するロータ10、センサ20およびマイクロコンピュータ(マイコン30)を備えて構成されている。マイコン30は、中央処理演算装置(CPU)およびメモリ(ROM、RAM)を有する周知の集積回路であり、センサ20の検出結果に基づきダイヤルの回転量(移動方向長さ)および回転方向(移動方向)を算出する。
ロータ10(移動部材)は、ダイヤルに取り付けられており、ダイヤルとともに回転する。なお、ロータ10の回転中心10aとダイヤルの回転中心とは一致する。ロータ10は、回転方向に所定ピッチで複数並ぶ第1遮光部11と、その所定ピッチと同じピッチで複数並ぶ第2遮光部12と、を備える。これらの遮光部11、12は、円板形状の本体部10bから回転中心10a方向に延びる形状である。第1遮光部11と第2遮光部12とは、回転方向に交互に並ぶ。第1遮光部11の回転方向長さAは、第2遮光部12の回転方向長さCよりも長い。
両遮光部11、12の間には、回転方向長さが異なる第1スリット13および第2スリット14が形成される。第1スリット13および第2スリット14は、回転方向に交互に並ぶ。第1スリット13の回転方向長さBは、第2スリット14の回転方向長さDよりも長い。要するに、これらの遮光部11、12およびスリット13、14は、第1遮光部11、第1スリット13、第2遮光部12、第2スリット14の順に回転方向に並ぶ。なお、これらのスリット13、14が特許請求の範囲に記載の「透光部」に相当する。また、第1スリット13の長さBと第2遮光部12の長さCは同じであり、かつ、第2スリット14の長さDと第1遮光部11の長さAは同じである。
センサ20は、発光素子21(光源)および受光素子22を備える。発光素子21は、遮光部11、12の回転軌跡上の所定箇所に向けて光を出射するように配置されている。受光素子22は発光素子21に対向して配置されている。ロータ10が回転して、発光素子21から受光素子22への入射経路に遮光部11、12が位置する時には、受光素子22への入射が遮光部11、12により遮られ、受光素子22は低電位信号Vloを出力する。一方、その入射経路にスリット13、14が位置する時には、受光素子22へ光が入射することに伴い、受光素子22は高電位信号Vhiを出力する。
そして、発光素子21は常時光を出射するものの、ロータ10が回転すると、間欠的に受光素子22は光を検出することとなる。具体的には、ロータ10が回転すると、低電位信号Vloと高電位信号Vhiを交互に繰り返すセンサ信号(図2参照)が、センサ20からマイコン30へ出力される。マイコン30は、所定の時間間隔(サンプリング周期)でセンサ信号をサンプリングし、サンプリングした値が連続して高電位信号Vhiであった回数(Hiカウント数)、および連続して低電位信号Vloであった回数(Loカウント数)をカウントする。このようにカウント処理している時のマイコン30を、カウント手段31と呼び(図1参照)、Hiカウント数およびLoカウント数は連続カウント数に相当する。
図2の実線はセンサ信号を示し、点線はサンプリングタイミングを示す。図2の例では、Hiカウント数10、Loカウント数9、Hiカウント数2、Loカウント数4、Hiカウント数8、Loカウント数8、Hiカウント数4の順にカウント数が変化している。サンプリング周期は一定であるため、回転速度が速いほどカウント数は少なくなる。
ダイヤルを反時計方向へ回転操作した場合には、発光素子21と受光素子22との間には、遮光部11、12およびスリット13、14が、第1遮光部11、第2スリット14、第2遮光部12、第1スリット13の順に通過する。そして、先述した各々の回転方向長さはA>B、C<Dに設定されている。したがって、図3に示すように、長さDに相当するHiカウント数(長)→長さAに相当するLoカウント数(長)→長さBに相当するHiカウント数(短)→長さCに相当するLoカウント数(短)の順に、カウント数は変化する筈である。つまり、A→B→C→D→A→B・・・といった検出変化パターンである。
一方、ダイヤルを時計方向へ回転操作した場合には、その逆の順に変化する筈である。すなわち、図4に示すように、Hiカウント数(長)→Loカウント数(短)→Hiカウント数(短)→Loカウント数(長)の順に、カウント数は変化する筈である。つまり、D→C→B→A→D→C・・・といった検出変化パターンである。
このような検出変化パターンに基づき、マイコン30はダイヤルの回転方向を算出する。このように回転方向を算出している時のマイコン30を、移動方向判別手段33と呼ぶ(図1参照)。さらにマイコン30は、低電位信号Vloと高電位信号Vhiとが切り替わった回数(切替回数)に基づきダイヤルの回転操作量を算出する。
但し、第1遮光部11がセンサ20を通過して2回切り替わった場合と、第2スリット14がセンサ20を通過して2回切り替わった場合とでは、切替回数が同じ2回であっても回転量は異なってくる。そこでマイコン30は、Hiカウント数が長さAおよびBのいずれに相当するものであるかを判別して、各々の連続カウント数に対応する回転量を特定する。そして、その特定結果および先述の切替回数に基づき回転量を算出する。このように回転量算出の処理している時のマイコン30を、移動量算出手段32と呼ぶ(図1参照)。
次に、図5を用いて、ダイヤルの回転方向および回転量をマイコン30が算出する処理の手順を説明する。なお、図5の処理は、マイコン30により所定周期で繰り返し実施される。先ず、図5のステップS10(カウント手段)において、センサ信号のサンプリング値が連続する回数、つまりHiカウント数およびLoカウント数をカウントする。
続くステップS11では、現在のセンサ信号のサンプリング値が、高電位信号Vhiおよび低電位信号Vloのいずれであるかを判定する。高電位信号Vhiと判定された場合には、ステップS12に進み、前回のHiカウント数と前回のLoカウント数との差を算出し、その算出値を引数Diff1に代入する。続くステップS13では、前回のHiカウント数と前々回のLoカウント数との差を算出し、その算出値を引数Diff2に代入する。
一方、ステップS11にて低電位信号Vloと判定された場合には、ステップS14に進み、前々回のHiカウント数と前回のLoカウント数との差を算出し、その算出値を引数Diff1に代入する。続くステップS15では、前回のHiカウント数と前回のLoカウント数との差を算出し、その算出値を引数Diff2に代入する。そして、続くステップS16では、引数Diff1の絶対値ABS(Diff1)と、引数Diff2の絶対値ABS(Diff2)とを大小比較する。
ここで、反時計方向に回転させた場合の大小比較結果について説明する。この場合、A→B→C→D→A→B・・・といった検出変化パターンになる。そのため、現在のセンサ信号がDに対応する高電位信号Vhiであれば、A→B→C→Dといった検出変化を表すよう、前々回のLoカウント数、前回のHiカウント数、および前回のLoカウント数の各々がA、B、Cに対応する値になる筈である。したがって、BCの差分はABの差分よりも小さくなるので、ABS(Diff1)<ABS(Diff2)となる。
また、現在のセンサ信号がBに対応する高電位信号Vhiであれば、C→D→A→Bといった検出変化を表すよう、前々回のLoカウント数、前回のHiカウント数、および前回のLoカウント数の各々は、C、D、Aに対応する値になる筈である。したがって、DAの差分はCDの差分よりも小さくなるので、ABS(Diff1)<ABS(Diff2)となる。
これらの点を鑑み、ステップS16にてABS(Diff1)<ABS(Diff2)と判定された場合には、ステップS17に進み、反時計回りであると回転方向を特定する。
次に、時計方向に回転させた場合の大小比較結果について説明する。この場合、D→C→B→A→D→C・・・といった検出変化パターンになる。そのため、現在のセンサ信号がAに対応する低電位信号Vhiであれば、D→C→B→Aといった検出変化を表すよう、前々回のHiカウント数、前回のLoカウント数、および前回のHiカウント数の各々がD、C、Bに対応する値になる筈である。したがって、DCの差分はCBの差分よりも大きくなるので、ABS(Diff1)>ABS(Diff2)となる。
また、現在のセンサ信号がCに対応する低電位信号Vloであれば、B→A→D→Cといった検出変化を表すよう、前々回のHiカウント数、前回のLoカウント数、および前回のHiカウント数の各々が、B、A、Dに対応する値になる筈である。したがって、ADの差分はBAの差分よりも小さくなるので、ABS(Diff1)>ABS(Diff2)となる。
これらの点を鑑み、ステップS16にてABS(Diff1)>ABS(Diff2)と判定された場合には、ステップS18に進み、時計回りであると回転方向を特定する。
要するに、ステップS11〜S18(移動方向判別手段)では、前回の連続カウント数および前々回の連続カウント数の差分の大きさと、前々回の連続カウント数および前々々回の連続カウント数の差分の大きさとの大小比較に基づき、いずれの回転方向に対応する検出変化パターンであるかを特定する。
その後、ステップS19(長さ特定手段)において、前回のカウント数、前々回のカウント数、前々々回のカウント数、つまり過去3回分のカウント数に基づき、各々のカウント数に対応する回転方向長さA、B、C、Dを特定する。具体的に説明すると、過去3回分のカウント数の1つは、他の2つに比べて大きく異なる値になる筈である。そのため、例えば1つの連続カウント数が他の2つに比べて大幅に小さい値になっている場合には、1つの連続カウント数に対応する回転長さはBまたはCであり、他の2つの連続カウント数に対応する回転長さはAおよびDであると特定できる。
続くステップS20(移動量算出手段)では、低電位信号Vloと高電位信号Vhiとが切り替わる毎に、ステップS19で特定した回転長さを積算し、その積算値をダイヤルの回転量として算出する。
以上により、本実施形態によれば、隣り合うスリット13、14が異なる長さB、Dであり、かつ、隣り合う遮光部11、12が異なる長さA、Cである。そのため、ロータ10が時計方向に回転する場合と反時計方向に回転する場合とで、センサ20で検出されるセンサ信号の変化パターンが異なるようになる。そして、その検出変化パターンに基づき回転方向を判別するので、回転量を検出する1組の発光素子21および受光素子22で、回転方向をも検出できるようになる。
ところで、本実施形態に反して以下の手法で回転方向を判別しようとすると、判別精度が悪くなる。すなわち、低電位信号Vloと高電位信号Vhiとが切り替わる毎に、前回カウント数と前々回カウント数との差分を算出し、算出した差分が閾値以上であれば、長さが異なるカウント数での切り替わり(つまりAB間またはCD間の切り替わり)であることが特定できる。したがって、長さが異なるカウント数間での切り替わりであるか否かを特定できるので、検出変化パターンを特定して回転方向を判別できる。
しかしながら、ロータ10の回転速度に応じてカウント数は変化するため、上述の如く前回カウント数と前々回カウント数との差分に基づき判別すると、判別誤差が懸念されるようになる。特に、回転速度を変化させながらダイヤル操作した場合には、その判定誤差の懸念が顕著になる。
この懸念に対し、本実施形態では、ステップS11〜S18(移動方向判別手段)において、前回の連続カウント数と前々回の連続カウント数との差分(Diff1)、および前々回の連続カウント数と前々々回の連続カウント数との差分(Diff2)を大小比較する。そして、その大小比較結果に基づき、検出変化パターンを特定して回転方向を判別する。そのため、3回分のカウント数の差分同士の比較で判別するので、差分が閾値以上であるか否かに基づき判別する場合に比べて、回転速度変化による誤判別の懸念を軽減できる。
ここで、本実施形態に反して、各々の連続カウント数に対応する長さの特定を実施せずに、4回分の連続カウント数に、A、B、C、Dのトータル長さを乗算した値を、低電位信号Vloと高電位信号Vhiとが4回切り替わる毎に積算すれば、回転量を算出できる。しかしこの手法の場合には、信号が4回切り替わる毎にしか回転量が更新されないので、更新直前に回転操作を停止させた場合には、大きな算出誤差が生じる。
この点を鑑み、本実施形態では、前回の連続カウント数、前々回の連続カウント数および前々々回の連続カウント数に基づき、各々の連続カウント数に対応する回転方向長さを特定し、その特定された長さおよび連続カウント数の積算値に基づきダイヤル回転量を算出する。具体的には、低電位信号Vloと高電位信号Vhiとが切り替わる毎に、特定した回転長さを積算して回転量を算出する。そのため、上述した算出誤差を低減できる。
(他の実施形態)
本発明は上記実施形態の記載内容に限定されず、以下のように変更して実施してもよい。また、各実施形態の特徴的構成をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
・図1に示す実施形態では、ロータ10を移動部材として適用しており、回転方向と回転量を移動状態検出装置は検出する。これに対し、往復移動するスライド部材を移動部材として適用し、スライド部材の移動方向と移動量を検出するようにしてもよい。例えば、ユーザによりスライド操作されるノブにスライド部材を取り付け、このスライド部材に、長さの異なる遮光部および透光部を形成すればよい。
・図1に示す実施形態では、発光素子21から出射してスリット13、14を透過した光を受光素子22が検出する構成であるが、発光素子21から出射して第1遮光部11または第2遮光部12で反射した光を受光素子22が検出する構成であってもよい。
・図1に示すロータ10は、複数の遮光部11、12が本体部10bから回転軸方向に延びる形状であり、遮光部11、12間のスリット13、14を透光部として機能させている。これに対し、本体部10bに第1スリット13および第2スリット14を形成し、本体部10bのうちスリット13、14間に位置する部分を遮光部として機能させてもよい。
・透光性を有する材質でロータ10の本体部10bを形成し、本体部10bに遮光塗料を塗布することで、その塗布部分を遮光部として機能させ、遮光部間の非塗布部分を透光部として機能させてもよい。
10…ロータ(移動部材)、11…第1遮光部、12…第2遮光部、13…第1スリット(透光部)、14…第2スリット(透光部)、21…発光素子(光源)、22…受光素子、32…移動量算出手段、33…移動方向判別手段、A、C…遮光部の移動方向長さ、B、D…透光部の移動方向長さ)、Y1…時計回りの方向(移動方向)、Y2…反時計回りの方向(移動方向)。

Claims (2)

  1. 両方向に回転または往復移動する移動部材であって、その移動方向(Y1、Y2)に遮光部(11、12)および透光部(13、14)が交互に複数並ぶように形成された移動部材(10)と、
    前記遮光部の移動軌跡上の所定箇所に向けて光を出射する光源(21)と、
    前記光源から出射された光のうち、前記遮光部で反射した光または前記透光部を透過した光を検出する受光素子(22)と、
    前記受光素子の検出変化に基づき、前記移動部材の移動量を算出する移動量算出手段(32)と、を備え、
    前記透光部の前記移動方向の長さ(B、D)は隣り合う透光部で異なる寸法に設定され、かつ、前記遮光部の前記移動方向の長さ(A、C)は隣り合う遮光部で異なる寸法に設定されており、
    前記受光素子の検出変化パターンに基づき、前記移動部材の移動方向を判別する移動方向判別手段(33)を備え
    前記受光素子の検出結果を所定の時間間隔で取得した場合の、前記検出結果が連続して同じであった回数を連続カウント数と呼ぶ場合において、
    前回の連続カウント数、前々回の連続カウント数および前々々回の連続カウント数の大小比較に基づき、各々の連続カウント数に対応する前記移動方向の長さを特定する長さ特定手段(34)を備え、
    前記移動量算出手段は、前記長さ特定手段により特定された前記連続カウント数に対応する長さを、前記検出結果が切り替わる毎に積算し、その積算値を前記移動量として算出することを特徴とする移動状態検出装置。
  2. 前記受光素子の検出結果を所定の時間間隔で取得した場合の、前記検出結果が連続して同じであった回数を連続カウント数と呼ぶ場合において、
    前記移動方向判別手段は、前回の連続カウント数と前々回の連続カウント数との差分(Diff1)、および前々回の連続カウント数と前々々回の連続カウント数との差分(Diff2)の大小比較に基づき、前記検出変化パターンを特定して前記移動方向を判別することを特徴とする請求項1に記載の移動状態検出装置。
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